レッド「女性トレーナーを抱きしめて反応をみる」


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190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:04:45.88 ID:cef+5UXN0

カスミ書きたいけど話の繋がり完全無視しちゃうんだがいいかな

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:20:34.33 ID:SiNFNdkf0

ハナダジム

カスミ「……」 ハァ

ジムトレーナー1「カスミ様、最近めっきり元気がないですね」

ジムトレーナー2「ジョウトの一件以来急にね……一体どうしたのかしら」

ピンポーン バタン

レッド「よぉっ、カスミ!久しぶり!」

カスミ「レ、レッド!?」 ドキン

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:25:33.97 ID:SiNFNdkf0

カスミ「どうしてここに……?」

レッド「細かい事は後で話すよ。それよりちょっといいか?」

カスミ「なんなのよ……って、え!?」 ギュッ

レッド「うーん。しかしカスミの体、細いな」

カスミ「そ、それはだって……って、そうじゃなくて、な、何やってるのよ!」 カァァ

レッド「何って、カスミを抱きしめてるんだけど」

カスミ「だ、だからそれが……あ、あうあう」 ボッ




ジムトレーナー1「原因、よくわかりましたね……」

ジムトレーナー2「ええ、はっきりと疑いなく」

200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:31:55.22 ID:SiNFNdkf0

レッド「ふぅ。こうすればいいって言ってたけど余計に悪化した気がするな。顔真っ赤だし」

カスミ「と、突然こんなことされたら誰だって驚くでしょ!それより、言ってたって誰がよ」

レッド「エリカ」

カスミ「エリカが?」

レッド「ああ」

――――――

エリカ『レッドさん。カスミがどうにも自信をなくしているようですから、ハナダジムに寄って行ってもらえませんか?』

レッド『そりゃ別に構わないけど、俺が行って何かできることあるのか?』

エリカ『……それ、本気で言ってるんですわよね。彼女も大変ですわ』

レッド『どういうことだよ?』

エリカ『とにかく、カスミの所に伺ったら有無を言わさず抱きしめてあげてください。それできっと良くなります』

レッド『ふーん……?まあそれでカスミが元気になるなら安いもんだけど、ぶたれたりしないかな』

エリカ『……それはレッドさん次第ですわね。ふふっ』

――――――

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:38:47.33 ID:SiNFNdkf0

レッド「あとエリカが『カスミによろしくお伝えください。頑張って』ってさ。優しい人だよな」

カスミ「……ええ、本当に涙が出るくらい嬉しいわ」

レッド「そりゃよかった……って、あれ?まわり誰もいなくなってるんだけど」 ポツーン

カスミ「え、さっきまで彼女達がいたはずなのに……って、ポケギアに留守電?」

ピッ

ジムトレーナー1『カスミ様、がんばってください!』

ジムトレーナー2『カスミ様ならきっとできます!』

ピッ

レッド「なんだってさ?」

カスミ「……どうも急に急用が入ったみたいね」

レッド「そんな頭痛が痛いみたいな」

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:44:38.81 ID:SiNFNdkf0

カスミ「……これだけアシストされて、私が決めに行かないわけにはいかないものね」 ボソッ

レッド「ん?」

カスミ「ねえ、レッド。こっち向いて、目を瞑ってくれる?」

レッド「別にいいけど」 パチッ

カスミ「ありがとう……」 スッ

チュッ

レッド「……んぅ!?」 カッ

カスミ「んっ……ふっ……はぁ」

レッド「ぷはっ……カ、カスミ」

カスミ「今は何も言わないで。これからは全て私の独り言よ」

205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 01:52:22.25 ID:SiNFNdkf0

カスミ「ギャラちゃん、オムちゃん、そしてスイクン……私が触れ合ったポケモンは皆誰かの下で活躍をしていった」

カスミ「いいえ、ポケモンに限らず……私が好きになった人でさえも」

レッド「……」

カスミ「それが私の生まれてきた星だと諦めて身を引こうと思ったりもした。けど」

カスミ「その人の温もりが、そんな風に凍らせた私の思いを融かして抑えきれなくしてしまったわ」

レッド「カスミ……」

カスミ「あなたがイエローのことをどう思ってるかはわからない。けど、これは私なりのケジメよ」

カスミ「……好きよ、レッド。初めて会った時から、ずっと」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 02:01:07.09 ID:SiNFNdkf0

レッド「カスミ……俺は」

カスミ「何も言わないで。わかってるから……わかってるから……!」 ポロポロ

レッド「いや、何にもわかっちゃいねえよ、カスミは!」 ガシッ

カスミ「レ、レッド……」

レッド「どうせ俺の独りよがりだと思ってたから、ずっと黙ってたってのに……」 グッ

カスミ「……嘘よ。こんな私に気を使ってつい言っているだけ。本心じゃないのよ、それは」

レッド「そんなことないって――どうしたら、信じてもらえるんだ?」

カスミ「レッド。レッドから私に、もう一度してほしい。……ズルい女よね、私」

レッド「……わかった」

カスミ「あ……」

チュッ

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 02:11:47.64 ID:SiNFNdkf0

カスミ「あぅ……」 トロン

レッド「ギャラと対峙してるお前と会った時――はちょっと言いすぎだけど」

レッド「お嬢様なお前を見た時。天狗になってた俺のために泣いてくれた時。溺れ死にそうになった俺を助けてくれたとき」

レッド「そんな時にお前がいてくれたから俺はここにいるんだ――と、思う」

カスミ「……くすっ。レッドったら、似合わないセリフ吐いちゃって」

レッド「うっさいな。慣れてないんだよ、こういうの」

カスミ「……でも、すごく嬉しい。ありがと」

レッド「ああ、そうだ。肝心なこと言い忘れてたじゃん」

レッド「俺も、お前が好きだよ」

カスミ「……ばか。私の方が好きすぎて倍は前に泳いでるわよ」

レッド「へっ、すぐに追いついてみせるさ」

カスミ「そう。それじゃ、その――泳いで、いかない?2人っきりで、ね」

レッド「――っ///」



終わり

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/13(水) 02:14:22.82 ID:SiNFNdkf0

書いててカスミが結構めんどくさい女になってしまって猛省っ……
ナツメは前に割としっかり書いたからしばらくいいや
寝ます



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