カスミ「おうい!サトシィ!」サトシ「あ?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「キョン! ……頭撫でなさいよ……」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:14:50.48 ID:KUiLLZZk0

カスミ「え…どうしたの…?サトシ…」
サトシ「何が」
カスミ「え?」
サトシ「だから何が」
カスミ「いや…機嫌が悪いのかな〜って、あはは、あははは」
サトシ「何笑ってんの」
カスミ「…えっと……あの…」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:18:31.53 ID:KUiLLZZk0

サトシ「『あの』?何?」
カスミ「いや…ごめん…なんか…えへへ、」
サトシ「だから何笑ってんだって。ふざけてんじゃねえぞ?」
カスミ「え…ちょっと…どうしたのサトシ?変だよ?」
サトシ「変なのは貴様だろーがよ。突然呼んだかと思いきや何も言わねえで笑いやがって。頭おかしいんじゃねえの?」
カスミ「…ごめん……グスッ」
タケシ「おおおおおおい!!どうしたんだサトシィ!!」
サトシ「うるせーよこの国籍不明野郎」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:22:44.36 ID:KUiLLZZk0

タケシ「こく…国籍?どうしたんだ〜?サトシィ。はは〜ん、何か嫌なことでもあったんだな?さては…女の子にふられたんだろ!」
サトシ「はい?頭大丈夫?ずっと君たちと一緒にいたし、女の子に知り会う機会無かったよね?何言ってんの?マジで大丈夫?」
タケシ「いや……どうしたんだ?サトシ?大丈夫…か?」
カスミ「タケシィ…グスッ…サトシが…サトシが変なの…」
タケシ「う〜む、確かに変だなあ?これは…ジョーイさんに見てもらわないとな!」
サトシ「あ?頭湧いてんのか?女のことばっか考えてんじゃねーよ糞」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:24:47.72 ID:KUiLLZZk0

タケシ「ううむ…すまん…」
カスミ「ちょっとどうしちゃったのぉ、サトシィ」
サトシ「だからどうもしねてえだろ。どうかしてんのは貴様だろうが」
カスミ「エーーーーーン!!!!!」
サトシ「うるせぇ!!だまれ糞尼!」
カスミ「!?………グスッ……」
タケシ「………」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:28:14.44 ID:KUiLLZZk0

サトシ「なーんてな!!あはは!わりいなカスミ!タケシ!冗談だよー!あははは!」
カスミ「!?ちょっとーーー!!どういうつもり??冗談にしてもこんなのって!」
タケシ「そうだぞ〜サトシ!冗談と言ってもな、人を傷つける冗談は駄目だぞ〜?何か悩みがあるんだろ?な?」
サトシ「……」
カスミ「うんうん、きっと悩みがあってあんなことしたんでしょ?ほら、私たちに言ってみて!」
サトシ「無ぇ」
タケシ「あっはっは〜また強がって〜。強がるのはお前の」
サトシ「『悪い癖だぞ』だろ?聞き飽きたっつーの。同じこと何回も言ってんじゃねえよ池沼」
カスミ・タケシ「…!?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:31:09.97 ID:KUiLLZZk0

カスミ「ちょっとサトシ!また冗談なの!?いい加減にしたらどうn」
サトシ「冗談じゃねえ。うるせえなキャーキャー大声出してんじゃねえよ」
タケシ「おいおいサトシ〜。そういう言い方はないだろ?」
サトシ「そういう言い方?じゃあ貴様もそういう目は無えだろ。取り替えて来い」
タケシ「なっ…身体的特徴を馬鹿にするのは最もいけないことなんだぞ!サトシ!」
サトシ「へ〜。それで?」
タケシ「そ、それでって…」
カスミ「ちょっとサトシ!タケシに謝りなさいよ!」
サトシ「はいはいごめんぷー」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:33:55.73 ID:KUiLLZZk0

タケシ「うぬぬぬ…黙って聞いてりゃ…よしサトシ!ポケモン勝負だ!お前の根性を叩き直してやる!」
サトシ「(ククク…自ら乗って来やがった…!)」
カスミ「私も相手になるからね!」
サトシ「ああ、良いよ(クククク…!)」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:39:53.89 ID:KUiLLZZk0

タケシ「試合はトーナメント形式で行う!第一ラウンドは俺と勝負だ!」
サトシ「(ニヤリ)」
タケシ「いくぞサトシ!行けっ!イワーク!!」
イワーク「イワーーーーーーーク!!!ギョホオ!!」
サトシ「来い。ルシファー」

ジリ…

ジリ…ジリ…バチッ…バチッ…

ズオオオオオオオオオオォォォォォォォォン!!!

シュウウウウ……

カスミ「な…こ…これって…」

タケシ「な!なんだ!このポケモンは!見たことも聞いたこともないぞ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:42:56.10 ID:KUiLLZZk0

サトシ「『見たことも聞いたことも無い』か。クク。こいつはルシファー。冥界の王さ」
カスミ「タケシ!きっとサトシはこいつに操られてるんだわ!」
タケシ「ああ…ピンときたぜ。こいつを倒さねえとサトシは乗っ取られちまう…いやそれどころか…この世界が危ないぜ」
カスミ「頑張って!タケシ!イワーク!」
タケシ「行けるな!イワーク!」
イワーク「イワアアアアアアアアアアア!!」
サトシ「………フフ」
ルシファー「…………」
タケシ「イワーク!『締め付ける』だ!」
イワーク「イワアアアアアアアアアク!!!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:46:36.87 ID:KUiLLZZk0

サトシ「ルシファー。『フレア』」
ルシファー「……承知した」

ゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォオ!!!!!

イワーク「イワアアアアアアアアアアアアア!!!」
シュッ……
タケシ「ああ!イワーク」
カスミ「イ、イワークが……イワークが…灰に…!」
タケシ「な…なんてことを…なんてことを……許さないぞ、サトシ!!」
サトシ「へ〜。そうなんだ。ルシファー、『メテオ』だ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:50:36.91 ID:KUiLLZZk0

……ゴゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

バシュウウウウウウウウウウ…

タケシ「う、うわあああああああああ」
カスミ「タケシが……タケシが…」
サトシ「安心しな。こいつは魂まで破壊する。苦しむことも無い」
カスミ「……よ、よくもっ!よくもタケシをやったわね!!」
サトシ「ふーん。戦う気、あるんだ」
カスミ「あったりまえでしょ!(助けてあげるからね、サトシ)」
サトシ「じゃあかかっておいで」
カスミ「行けっ!スターミー!タケシの敵を取るのよ!」
スターミー「ジュワッ!!」
サトシ「ルシファー、破壊しろ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 00:56:35.06 ID:KUiLLZZk0

スターミー「ジュワッ!!」
ザアアアアアアアアアアン…プシュウウウウウゥゥゥ…
カスミ「ス、スターミー!!いい、い、行けっ!トゲピー!!」
トゲピー「チュルルルルルルッキイイイwwwwww」
サトシ「ルシファー、お前の好きな卵だ。食って良いぞ」
バクウウウッ!!
ガリッ
ボギィ…
ギャアアアアアア
ジュルッ…

カスミ「そ……そんなあ…」
サトシ「まだ戦う気、ある?」
カスミ「(こいつとまともに戦っても殺されるだけだわ…よし、ここは…)」
カスミ「無いわ、サトシ。降参よ」
サトシ「ふ〜ん、良いの?皆死んじゃったのに?」
カスミ「え、ええ…」
サトシ「そっか。楽しかったよ、カスミ」
カスミ「………え?」
サトシ「ルシファー。この女も食って良いよ」
カスミ「……………!?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 01:02:59.50 ID:KUiLLZZk0

ルシファー「有り難く頂戴する」
カスミ「サ…サトシ…冗談でしょ?冗談よね?私たち一緒に旅をして来た仲間でしょ?ね?サ、サトシ」
サトシ「うるさいなあ、ルシファー、食え」
カスミ「や、やだ、やめて、お願いサトシ、やめてよ、サ、ササ、やめて、サトシ、おねg」
ゴリィイ!
カスミ「ギャアアアアアアアア!!!!!!」
サトシ「………」
カスミ「ザド…ゴボォ……なん……なん…で」
サトシ「気付かなかったお前らが悪いんだよ、初めからこのつもりだったさ」
ゴギィィィイ!!どろ…
カスミ「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」
ボリッ、グシュッ…
カスミ「ウ…ウソ…ウソ」
ゴキィイィィィ
カスミ「ゴビェエ!」
グチュウ…
サトシ「ルシファー。美味かったか?」
ルシファー「不味かった」
サトシ「はは、そうか。それは悪かったな」


……………………………END

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/12(木) 01:18:39.48 ID:KUiLLZZk0

辛うじて魂までは破壊されなかったカスミが冥界で力を付けてサトシに立ち向かう第二部書こうと思ったけど疲れてもうた…
読んでくれてありがとう



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