キョン「…ゴキブリ?」梓「ゴキブリじゃないですっ!」


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1 名前:[sage] 投稿日:2011/07/01(金) 16:43:26.45 ID:I/qchNKAO

ハルヒ×けいおんのクロスオーバースレです。

SS書くのは初めてなんでちょっと文章がおかしいと思います。

2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/01(金) 16:47:04.03 ID:I/qchNKAO

「はぁ…あれからもう3年か…」

高校に入ってからの事である。

俺はいつも通り平凡に暮らして終わりだろうと思っていた…のだが

「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら私のところに来なさい!」

涼宮ハルヒという人物に出会ってから俺の平凡で過ごそうであろう人生がなんと一転したのである。

ある奴にはいきなり世界の「鍵」と言われて

ある奴にはいきなり「死んで♪」…っと殺されかけたり…。

ある奴にはいきなりハルヒは神と言われたり…っと

ハルヒがいきなりSOS団とかいう訳のわからない部活を作った挙げ句、強制的に入れられたり…

ハルヒとのいざこざがあったり

ろくな高校時代じゃなかった…。が

一年立って二年になった俺は高校生になって初めて恋というものを覚えた。

「どうしたの?ため息なんてついちゃってさ?」

青春…なんてものはすぐ思い出に変わる。

「いや…昔の事を思い出してな。」

だから断言できるーーー

「やめてよっ!?恥ずかしいじゃん!」


最高の高校生活だったと―ーーー




4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/01(金) 16:54:58.35 ID:I/qchNKAO

卒業生を見送って桜が散り…

春風が靡いてまた新たな入学生をお祝いするこの時期。

俺はなんとか二年に上がる事が出来て

一年前と同じ場所に並んでいる。

ハルヒ「ねぇ、キョン!」

キョン「…何だ騒々しい。」

ハルヒ「今から入ってくる入学生の中に不思議そうな子がいたら」

ハルヒ「即捕まえてSOS団に出迎えてあげるのよ!」

お前の場合、拉致って弱み握って

強制的に入部届けを書かせる気だろ…とは口で言わない事にした。

キョン「ああ、そうだな。いたらな。」



5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/01(金) 16:59:33.44 ID:I/qchNKAO

ハルヒ「何その反応!?アンタ部員の自覚あんの!?これだから平部員は…」

キョン「…。」

ハルヒよ…周り静まりかえってるから

黙ってくれ…頼むから。

でないとセンコウに…。

教員「コラァ!涼宮!静かにせんか!!」

ほら、怒られたよ…。

ハルヒ「チッ…仕方ないわね!」フンス!

お前が悪いのに何で上から目線なんだ…。

と呆けていると生徒会からアナウンスが入る。

和「「えーこれから入学生が入場しますので、拍手で迎えてあげてください。」」

音楽が流れ、パチパチと拍手で迎える。

一人そんな事もしないでキョロキョロと入ってくる入学生の見ている奴もいるが…。

ハルヒ「何よ!どれも普通じゃない!あ〜あ期待して損したわ!」

キョン「…はぁ」

もはや何も言うことはなかった。

拍手が終わり、着席すると生徒会のアナウンスが入る。

和「「これからけいおん部の方々が入学生を出迎えてくれます。」」

和「「放課後ティータイムです。」」

部隊のカーテンが開くとそこには今年卒業したENOZの後輩バンドである

放課後ティータイムの姿だった。

唯「「入学生の皆様!入学おめでとうございます!」」

唯「「放課後ティータイムのギターヴォーカルの平沢唯です!」」



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/01(金) 17:02:18.11 ID:I/qchNKAO

ジャーンと音と共にそれぞれの自己紹介が入る。

それに合わせて会場が大いに盛り上がった。

唯「「では聴いてください!『私の恋はホッチキッス』!」」

曲が入り演奏が始まる…ちなみに去年の文化際の件で

SOS団と放課後ティータイムは仲が凄まじく最悪である。(主にハルヒとの仲が)

唯「「キラキラ光る〜♪」」

去年ENOZのメンバーの一部が体調を崩して

最後の文化祭に出れないかもしれないという話を聞いたハルヒは

「あたしがサポメンやるわ!」といって長門とけいおん部に向かい…そして問題が起こった。

どうやら長門の話によると

ハルヒは本来関係ないのに

HTメンツより自分の方がENOZに相応しいと挑発(ENOZのみなさんの意見もガン無視)

そこでイラだった田井中が出した提案により決着がついたらしい。

その提案ってのが…「どっちがうまく演奏できるか」。

そんなもん長門がいる限りたかが知れてる…と思ったがハルヒも始めたばっかとは思えない腕だった。

まだまとまりがないHTはプレッシャー感じて演奏したがやはりgdgdでハルヒと長門が圧倒的差をつけて圧勝したという…。

結局、約束通り

ハルヒと長門がサポメンをやるという最悪な結果になったという。

それ以来ずっと、念願の夢だったENOZとの共演が出来なかった時を思い

ハルヒには敵意をむき出しな状態である。

ハルヒ「あの子達やっぱりいまいち演奏と歌がねぇ…。」

そりゃあお前と比べたらあれだが

あれでも一般のけいおん部よりはレベルは高いと思う…。と過小評価をしていると演奏が終わり

いつの間にか入学式も終わりに近付いていた。


いつも通り教室に戻り、見慣れた面子と挨拶し

いつも通り放課後になりハルヒが掃除当番らしいので

俺は一人でSOS団に向かっていた。



7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/01(金) 17:03:05.29 ID:I/qchNKAO

何気なく歩いている時にそれは起こった。

???「けいおん部!けいおん部は?っと…きゃっ!」ドン

俺はこの時、まだわかっていなかった。ーー

キョン「いてて…大丈夫ですか?」スッ

???「はい…ありがとうございます!」スッ

これが人生を左右する出会いになる事をーーー



16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 23:45:24.24 ID:NOYa9mlAO

キョン「すまんな…ちゃんと前を見てなくて」

???「こちらこそ走っててすいません…あっ!」

ペコペコと謝る少女。

おそらく新入生であろう。

頭はツインテールで目には赤みが掛かっている。

俺はポニテ派だが、こういうツインテの子も悪くない…いやどうでもいいか。

???「あの〜度々すいません、けいおん部の部室ってどこですか?」

キョン「けいおん部?それなら案内するよ」

???「本当ですか!?ありがとうございます!」

キョン「ああ、詫びだと思ってくれ。それじゃあ行こうか」

???「はいっ!」



17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 23:46:53.12 ID:NOYa9mlAO

元気に挨拶してくれる少女を横に

俺達はけいおん部に向かった。

キョン「ちなみに名前は何て言うんだ?」

???「そういえば名乗ってなかったですね私は…」

彼女がこちらを向いて笑顔で俺を見上げる。そんな絶好なポジションに俺は見とれてた

18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 23:50:06.08 ID:NOYa9mlAO

梓「今年、新入してきた一年の中野梓っていいます」

梓「先輩、これからもよろしくお願いします。」

彼女はセールスマンみたいに頭を下げている。

何も正直そこまで気配る必要はないと思うんだが

これも中野なりの流儀なんだな…と自分に言い聞かせた。

キョン「ああ、中野って言うのか…よろしくな」

梓「はいっ!あっ先輩はなんて言うんですか?」

キョン「おれは〜…キョンとでも呼んでくれ」

梓「キョン…!?あだ名か何かですか?」

キョン「あぁどうせそう呼ばれるだろうしな。そういう事にしてくれ。」

梓「は、はぁ…。」

あぁ…こういう事を言うと改めて恥ずかしいという事を思い知った。

だって中野がすごい困惑した顔でこっち見てるんだもん。

キョン「ま、まぁそうそう訳だ。」

梓「はっ…はい。それと私の事は梓でいいです」

梓「何か上の名前で呼ばれるのあまり好きじゃないんで…。」

なん…だと!?

キョン「いや、いきなり下の名前ってのも…。」

梓「お願いします!」

何か嫌な思い出でもあるんだろうか…。

しかし、ハルヒはともかく

いきなり今知った子を下の名前で呼ぶのにはな…。

キョン「わかったよ「梓」」



19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/04(月) 23:51:03.22 ID:NOYa9mlAO

梓「ありがとうございますキョンさん!」

いやキョンさんって…まぁいいか。

キョン「そういや梓は何でけいおん部に入ろうと思ったんだ?」

梓「さっきの演奏見て私もあの中でギターをやりたいなって思ったんです!」

キョン「ギターやってんだな。唯とは仲良くやれそうだな。」

梓「はい!あの平沢先輩のギタースタイルで招かれました!」

梓「平沢先輩って美人だしギター上手ですし、高貴な方なんでしょうねぇ〜…。」

キョン「…。」

唯よ

お前、今めっちゃ輝いてるんだぜ?

お前は人をこんなにもキラキラさせる事ができるんだ。

唯「あれキョン君、部室の前でなにやってんの?」

ああ、いつの間にいたのか。

キョン「よぉ唯!今日はけいおん部に新入部員が来るぞ!」

律「え?マジか!?キョン!新入部員ってこいつか!」ツンツン

梓「にゃあっ!いきなり何するんですか!」

律「よ〜し!新入部員様連行だぁ〜!」

唯「おお!りっちゃん隊員!行きましょうか!」

梓「ちょ、ちょっと!キョ、キョン先輩たすけ…いやぁぁぁぁあ!」

キョン「…。」

キョン「さて案内したし行くか」

この後、部室に戻ったら

地獄が待っていましたとさ(ハルヒ的な意味で)

27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/09(土) 11:34:43.62 ID:FrHXE4/AO

梓を無事けいおん部の部室に送り

俺も憂鬱な気分で持ち場に戻ると

またもや問題が発生したようだ。

キョン「オレと梓が一緒にいる所を見られただと?」

古泉「はい。涼宮さんはそれ見てしまい、腹を立てて帰ってしまいました。」

古泉「ちなみにバイトの方ですが…そんなに大規模じゃなかったので僕ひとりで大丈夫でした。」

キョン「…。」

たかが、後輩と顔合わせただけで閉鎖空間…?

馬鹿げてやがる。

キョン「たったそんだけの事で閉鎖空間…?」

長門「それだけではない」

長門「貴方の発言にも問題がある。」

キョン「俺の発言に?何の事だ?」

古泉「はぁ…あなたは彼女の事を何と呼んでいますか?」

キョン「梓と呼んでくれと言われたから梓って呼んでいるが?」

長門「それに問題がある。」

はぁ…全然わかりません…。

どんだけ頭をフル回転させてもおっしゃりたい意味がわかりません…。という顔していると

古泉がまたため息を吐いて、長門が悲しいものを見るような目をしている…。

なんだって言うんだよ…。全く。

長門「中野梓が異性と仲良くなったのは貴方が初めて。」

キョン「はっ!?」



28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/07/09(土) 11:37:18.88 ID:FrHXE4/AO

はぁ?何その設定?…全く笑えないぜ長門よ。

異性と話すのが初めてでこんなにハキハキと喋れるか?普通。

あんまり人をからかわないでもらいたいな。

古泉「長門さんの言うことは本当です。」

古泉「中野さんは今まで男性と話す事を避けていました…が」

そういえばぶつかって俺を見たときに少し小刻みに震えてたような。

古泉「貴方を見て瞬間、安心…というのでしょうか?とにかく親しい何かを感じ取ったのです。」

長門「それと彼女は簡単には下の名前で呼ばせない。」

長門「これも貴方にそういう感情を持ったから。」

キョン「…。」

言いたい事が全くわからん。

出会い頭にそんなことってあるのか?

仮に男性恐怖症でもそう簡単に心が変わるわけ

長門「変わる。」

キョン「うお!いきなり人の思考を読むなよ…。」

古泉「貴方には人を癒す能力がありますからねぇ…朝比奈さんも長門さんも涼宮さんも」

長門「…古泉一樹」

古泉「んっふ☆口が滑りましてすいません長門さん。」

長門「…」

結局、どういう感情なのかしらんが

俺を見て安心…?したのか?

訳がわからん。明日にでも梓に聞いてみるか。

あとハルヒの機嫌とりもしないとな。


31 名前:追加[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 18:19:26.30 ID:FrHXE4/AO

長門「…フラグ王」

古泉「いえ、立てて壊すタイプなのでフラグクラッシャーでしょう☆」

キョン「お前らが何言ってるのかはわからんが」

キョン「とりあえずハルヒの前では出来るだけ会わなければいいんだろう?」

古泉「それでよろしくお願いします。」

たくっ…。

ハルヒの奴と関わってからプライベートというものがないな…。

まぁしかし梓は後輩だし

教室の階も違うから会うことも少ないか。

古泉「それでは今日は涼宮さんが帰ってしまったので解散です。」

長門がパタンと本を閉じ終わりの合図を告げて

いつも通り帰宅した。




32 名前:追加[sage] 投稿日:2011/07/09(土) 18:20:48.85 ID:FrHXE4/AO

〜一方、梓家では〜

梓「んもう!ありえないっ!あの部活!」

梓「練習しないわ…お茶してるだけだわ…人を…もう…!」

梓「…」

(梓って呼んでください)

梓「私…何であんな事言ったんだろう…。」

(ああ、わかったよ「梓」)

梓「/////」フルフル

梓「キョンさんかぁ…また明日、声をかけてみよ…。」

59 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/21(木) 22:47:40.33 ID:+nS8rNPAO

〜次の日〜

妹「キョンくん起きてぇ〜!」ボフッ

キョン「…。」

いつも通り妹に盛大にダイブされ目を覚ます。

こういつもこんな風にやられて

よく骨の一本や二本が折れないものだな。

妹「キョンくん?」

キョン「ああ、今起きたから先に下へ行きなさい。」


は〜い♪と言って一階へ駆け出す妹。

朝から相変わらず元気だなっと思いながら着替えて俺も一階へ向かった。




60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/21(木) 22:48:19.98 ID:+nS8rNPAO

キョン「相変わらず坂がキツイ!」

何回も登った坂…だが

毎回、夏になる度にキツくなってる気がするぞ。

そんな汗だらだらな時に思わぬ人物に会う。

梓「あれ?キョンさん?」

後ろ振りかえると見知った顔に出会う。

キョン「よ…よぉ梓か。」

梓「は、はい//おはようございます!///」

今はあまり会いたくなかったんだが…。

まぁ声をかけられた以上、仕方ないか。

梓の顔が何か紅いけど暑いんだなきっと。

キョン「そういえば、けいおん部は思い通りに行ったか?」

梓「それ何か知ってるような言い方ですね…。」



61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage] 投稿日:2011/07/21(木) 22:49:53.51 ID:+nS8rNPAO

キョン「あぁ一応、同じクラスだしな(伊達に一年間あいつらを見てきた訳じゃないしな。)」

梓「はぁ…あんなお茶だけで過ごした部活初めてです。」

キョン「バンド名通りの部活なんだよ。そう拗ねるなって。」

キョン「ちゃんとやる時はやるって」

梓「やる気の意思を感じられなかったです…特に唯先輩と律先輩は…!」

キョン「でもなんやかんやであいつらに引き込れたんだろう?」

梓「んなっ?////どどどうしてそれを?/////」

あーやっぱりな。

不思議とどんどん招かれるんだよな。

なんだろう…こう…例えるならガ○ダムOOのMS的な感じだな。

一期ならエ○シアとかイ○クトやら。

最初はダサいと思うが

回が増す事にかっこよくなってくるんだよな。

…まぁわかる奴にはわかるはずだ!


77 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:13:53.64 ID:rARcWOBN0

キョン「楽しんでるなら問題ないじゃないか梓」

梓「むぅっ…。」

頬を膨らませてだんまりする梓…正直、たまりません。

梓「あっそういえば先輩」

キョン「なんだ?」

梓「メアドとか教えてもらっていいですか?」

俺はこの日、一人の女の子からメアドをゲットした。

テンションは言うまでもなく…最高潮だったぜ。


78 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:15:38.06 ID:rARcWOBN0

昼休み

キョン「さて、今日は買い弁だ」

めずらしくお袋が寝坊して金を貰っている。

国木田「珍しいねキョン」

キョン「ああ、珍しくお袋が寝坊してな」

谷口「キョン、学食は遅れを取ると痛い目見るぞ!」

谷口の言う通りだ。

学食は修羅場であり、勝者しかいい思いがしないのだ。

だからここでgdgdしていると最悪、没メニューしか食えないので

俺は学食へ向かった。


キョン「…。」

相変わらず容赦がないという所か。

来たときには時すでに遅し、券売機の周辺には

人の列でいっぱいであった。

キョン「はぁ…。」

この待つ時間が非常にダルい…ダルすぎる。

諦めて購買にするかなんて考えてると

ある人物に声を掛けられた。

梓「キョン先輩」

不思議そうに俺を呼ぶのは

入学式の時に出会った中野梓もとい梓だった。

相変わらず二本の触角が可愛い奴だ。

キョン「よぉ。梓も学食か?」

梓「はい。ちょっとお弁当作るのを忘れてしまって…。」

キョン「へー自分で弁当作ったりするんだな」

梓「はい。親が海外出張中なんで」

そうだったのか。

親が海外出張中とは初耳だぜ。

キョン「偉いなー梓は。親御さんも海外で喜んでるぜきっと。」

梓「そ、そんな事にゃいですっ!///」

キョン「あっ噛んだ。」

梓「」

キョン「にゃいです♪」

梓「んもう!ばかばかばかばか!バカ先輩!///」ポカポカポカポカポカ


79 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:16:50.43 ID:rARcWOBN0

案外いじりやすい奴だった。

よほど恥ずかしかったのか梓は顔真っ赤にして叩いてくる(全く痛くねぇし)

キョン「あーわかったわかった。忘れる忘れるから。」

梓「うぅ…ほんとですよ?」

そんな上目遣いで…悪い子だな…。

キョン「あぁそれより回ってきたから食券買って席に行かないか?」

梓「え?それってキョンさんと一緒に…。」

キョン「いやせっかくだと思ってな。嫌なら別にいいぞ」

梓「い、嫌じゃないですっ!是非ご一緒させていただきます!///」

今日の昼食は賑やかだった。

キョン「ふぅやっと座れたな」

梓「はい、何かもう足疲れちゃいました。」

キョン「そんなに疲れてるなら俺が足首マッサージしてやろうか?」

梓「いいです////それより早く食べましょうよ先輩」

そうだな。

せっかく頼んだしょうが焼き定食が冷めちまうし。

早めに食うことにした。

ちなみに梓はカレーうどんをチュルチュル食っている…。

キョン「カレーうどんとかヘビーなもんをよく食うなお前」

梓「失礼な!カレーうどんぐらい女の子でも食べます!」



80 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:17:20.27 ID:rARcWOBN0

キョン「そうなのか」

梓「そうです!」チュルル

さっきからチュルチュル可愛いなぁ。

キョン「口元にカレーついてんぞ」

梓「へっ…?」

俺はハンカチを取り出して梓の口を拭いてやる。

梓「んっ…っていいいきなり何をっ!?///」

キョン「いぁカレーで汚れてたから」

梓「…」プルプル

キョン「なんだ?」

梓「キョン先輩はバカです!大馬鹿者です!」

キョン「いきなり何だよ?」

梓「そそそうやっていつもおお乙女心を弄んで////」ボソホソ

顔真っ赤にして何を言ってんのか全くわからんかったが

とりあえず口元を拭かれるのがめちゃくちゃ嫌だったんだな。覚えておこう。

キョン「あぁ…何か悪かったな梓」゙

梓「もう…。」

ついこういう場面になると悪い癖がでちまうな…。



81 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:18:03.39 ID:rARcWOBN0

梓「…ふふ」

キョン「ん?」

梓「キョンさんって何だかお兄さんみたいで優しいですね。」

キョン「まぁ実際、妹いるしな。今のはその癖でやっちまったもんなんだ」

梓「え…それって私が妹みたいな…」ボソボソ

キョン「?」

梓「やっぱりそういう風にしか…」ボソボソ

キョン「梓?」

梓「い、いや何でもありません!そろそろ昼休み終わるんで教室戻りましょうか。」

82 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/28(日) 02:19:14.73 ID:rARcWOBN0

それからの事。

ハルヒは閉鎖空間を起こす事なく平和に毎日が続いていた。

梓も平沢さん達に慣れてきたらしく

仲良くやっているそうだ。

梓との関係も良好で

俺と梓の距離はどんどん縮まって行った。
そして数ヶ月後の夏休みの時である。

梓から一通のメールが来る。

「「8月○日、一緒に夏祭り行きませんか?」」

この一通のメールで俺のテンションは最高潮に…だったんだが。

キョン「なんだと…!?この日はSOS団で夏祭り行く予定なんだが…。」

俺はどうしようか迷っていた。

嘘ついて梓を選ぶか…世界を選ぶか…

キョン「梓…っ!!」

んなもん考えなくてもすでに決まっていた。

さっそく俺は嘘を口実を考えていた。

キョン「適当に野暮用ができて行けなくなった…これでいいだろう。」

まぁ数秒後、当然の返事がきた訳だが。

「「行けない理由をいいなさい。」」

キョン「やれやれ…お前は俺の親か何かか…。」

行けない理由を適当に上げていったら。

ハルヒは納得したらしく諦めてくれた。

「いやぁったぁぁぁぁ!!!!」と普段出さない声で叫んでいたらお袋に怒られたorz

とりあえず俺は梓に返信を送って待つ事10秒・・・梓から返信が来た。

「「本当ですか!?では19時に公園で合流しましょう!!」」

いや返信早すぎだろ・・・。という突っ込みなしで

俺は素直に喜んでいた。遂に俺にも春が来たのかと考えると胸の興奮が止まらなかった。

そんな俺の興奮もお構いなしに古泉から電話が来て

ものすごい萎えた気分で出るといつも通りの警告が来た。いちいち言わなくてもわかってる。

ものすごい不機嫌な気分ながら祭りの日を楽しみにして俺はそのまま眠りについた。

89 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:35:12.15 ID:3AYSY+Ku0

夏祭り当日〜待ち合わせの公園にて〜

公園は今日の祭りと花火大会のためかカップルで溢れている。

俺は約束の30分前に来たが・・・あまり周りを見ないことにした。いや、見たくなかっt(ry

梓「キョンさん?」ヒョコ

キョン「ぅおおおおいっ!?」

梓「ひゃっ!」ドテン

キョン「あああ梓よ・・・いたのか」

梓「いてて・・・今来たところですよ」

キョン「ああ、そりゃ悪い事したな。立てるか?」スッ

梓「全くです・・・いきなり人の顔見るなり雄叫び上げて…あっありがとうございま…す///(キョンさんが手を誘うなんて…こんなに積極的に///」スゥ

キョン「黒い浴衣似合ってるな梓。髪型のポニーテールもいい感じ…だな(正直たまりません)」パッ

梓「あっ…はいありがとうございます…。」(手を離されちゃった…。)

キョン「?」

また梓が不機嫌な表情を浮かべていた。

さっきの事そんなに気にしてんのか?とにかく機嫌を直してやろうと

俺たちは祭り会場に向かった。


90 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:37:28.00 ID:3AYSY+Ku0

〜祭り会場〜

祭りの夜はやはり・・・

キョン「人が多いな・・・。」

梓「当たり前じゃないですか・・・人混みダメなんですか?」

梓が心配そうに呟いてくる。

お前のその気持ちだけで俺は元気になれるさ。

キョン「ちょっと苦手でな・・・おっ梓あそこの射的やらないか?」

梓「射的ですか?私、下手ですけど・・・(いや待てよ?・・・ここはキョンさんが私の後ろで・・・)」

〜以下、梓の妄想〜

梓(う〜・・・なかなか当たらないです・・・。)

キョン(まず姿勢が悪いな。こうやって撃つんだぞ)ギュ

キョンが優しく梓の体を抱きしめて支える。

梓(あっ・・・。)

キョン(次は・・・梓のここに撃ちたいな)チュ

梓(ひゃあっ!?///きょきょキョンしゃんそこはー!!////)


梓「///」ボフン

キョン「梓!?おい?大丈夫か!?おい!?」

梓「うへへ///キョンしゃんちょっと暑さでのぼせたようでしゅ・・・///」ハァハァ

キョン「こんなに顔真っ赤にして・・・ちょっと水買ってくるからそこの公園のベンチで待ってろ!」タッタッタ

梓「・・・」

梓「はぁ〜・・・馬鹿だ私・・・何考えてるんだろう・・・。超ありえないんですけどっ!?」

梓「はぁ〜・・・。」

不良A「あれ?梓じゃん!?」


91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:38:06.80 ID:3AYSY+Ku0

梓「へっ・・・あっ・・・」

その声を聞いて梓のトラウマが一気に蘇る・・・。

(いやぁっやめてっ!)

(あはは!ここをこんなに濡らして何言ってんのこいつ?)

不良B「お〜ヤリマン女の梓ちゃんじゃん!?どうしたの?彼氏待ち?」

不良C「こんなヤリマンに男なんているわけねえだろwwwwwあっ性奴隷の間違いかwwww」

不良A「うはははwwwうけるwwwなぁ梓wここで出会えたのも奇跡だしちょっとあっちで俺たちと久々にいい事しようぜwww」グイグイ

梓「あっ・・・いやぁっ!!離して!!離せぇっ!!」

A「ちょっ・・・てめぇ暴れんな!!ちょっとお前ら手伝えよ!!」

C「任せろwww今、援護するぜwwww」

B「俺も加勢するぜwwwww」

男と女じゃ力差があり

梓はあっさり力負けして圧倒される。

(こいつすっげぇ腰振ってんぞ!相当、気持ちいいんだろwwww)

しつこく過去のトラウマがフラッシュバッグされる。

梓「いやぁ・・・キョンさん・・・キョンさん助けて・・・」

A「あwwwキョンさんって誰だよwww誰だが知らないが来るはずねぇだろwwwwおらwwwww」

梓「!?」

Aの手が梓の胸元まで近づく

梓(昔と何も変わらないー何もかもー変わってないー)

梓(またーあの時と同じようにー)

梓はとっくに腰が抜けて

まともに逃げれる状態ではなかった。

A「やっと大人しくなったかwwwwじゃぁみんなで久々の乱交ぱーてx」

キョン「おい・・・何やってやがるんだ・・・?」

92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:38:38.88 ID:3AYSY+Ku0

B「あぁ?何だてめぇ?」

梓「キョンさん・・・」

A「こいつがキョンって奴かwwお前らちょっとやっちまえww」

そういうとBとCはバッドやらナイフを取り出しはじめた。

こっちには武器などない・・・でもキョンは思った「やれる」気がすると。

こいつらを圧倒するだけの力が沸いてくると・・・。

そして何故かキョンの左目が赤で右目が蒼に輝いていた。

キョン「おら来いよ・・・雑魚共」

B、C「あぁ?なめやがってコラぁっ!!」

キョン(何だこの力は?)

キョンには敵の動きがすごく遅く見えていたのだ。

Bがバッド振りかざしてきたがひらりと左にステップし

B「何っ!?」

キョンが大きく腕を構える。

キョン「ヘルズ・・・」

そしてBの鳩尾に思いっきりぶち込む。

キョン「ファングっ!」

B「ぐはぁああっ!?」

Bが思いっきり公衆便所の壁まで突き飛ばされる。

おそらく全身骨折はしただろう。

93 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:39:04.59 ID:3AYSY+Ku0

キョン(何だ?今のは・・・?)

C「て、てめぇ・・・調子に乗ってんじゃねえっ!!」

Cがナイフで特攻をしかけてくるがキョンはそれをジャンプしてかわして。

キョン「ガントレット・・・」

空中で頭上からパンチで相手を地面に叩きつけて

C「がはっ!?」

キョン「ハーデス!!」

そして蹴りで思いっきり追い打ちを掛ける。

Cも同じく公衆便所に吹き飛ばされた。

キョン「おいアンタ・・・まだやる気か?こっちは出来るだけ応戦したくないんだけどな」

A「ち、畜生!覚えてろよっ!」

仲間をおいて逃げ出すA。


94 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:41:06.80 ID:3AYSY+Ku0

キョン「梓?おい大丈夫か?」

キョンは慌てて梓に近寄り抱きしめる。

抱きしめた梓の体は今にも壊れそうなぐらい細くて冷たかった。

梓「あっ・・・キョンさん・・・。」

キョン「もう大丈夫だ。あいつらここにはいないからさ(そこで倒れてるけど)」

梓「うっ・・・うっ・・・」

梓はもう限界であったー



95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:42:26.60 ID:3AYSY+Ku0

それから1時間後。

梓は気持ちが落ち着き、全てを話してくれた。

今絡んでいた不良達は梓の中学時代の同級生であり

梓をいじめて不登校・・・消えない傷を作った張本人でもあった。

正直その消えない傷の話を聞いた時はキョンの怒りが最高潮に達していた。

中学生のいじめの度を明らかに過ぎているからだ。

殴る、蹴るだけの制裁じゃ足りなかったと心底思った。だけど今はそんな事を思う時ではない。

梓を安心させなければならない。

次は大勢で来ると予想される。

そしてキョンは決意する。

キョン「梓・・・お前は俺が守る。」

96 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:44:26.87 ID:3AYSY+Ku0

梓「キョンさん・・・」

梓がまたポロポロと涙を流す。

キョンはそれを手で拭う。

その後、梓は数時間に渡ってキョンの胸で大泣きをしていた。



97 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:45:41.42 ID:3AYSY+Ku0

以上です。

寒い展開ですいません。

どうしても書きたくてしょうがなかったのです・・・。

98 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/08/29(月) 05:48:29.79 ID:3AYSY+Ku0

そして戦闘描写のあれは皆さんお察しの通り中の人繋がりです。

116 名前:1[sage] 投稿日:2011/08/30(火) 01:49:43.82 ID:vZ1DyUQAO

何か勘違いしてる方が多いようですが…。
これは乗っ取りでも何でもなく

1こと私の書き込みです。

いろいろリアルさを表現したくて路線を変えてみたりしたんですが

どうやら不評のようなので再構成しようかなと考えております。



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