ハルヒ「男女で一緒に遊ぶなんて…恥ずかしいわ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 12:55:35.66 ID:9wfNzZlN0

キョン「どういうこった? ハルヒ?」

ハルヒ「ちょ、ちょっと! 名前で呼ばないでよ恥ずかしいわね!」

キョン「む? まぁ構わんが、でだ。改めて急にどしたんだ、涼宮?」

ハルヒ「どうしたもこうしたも無いわ。女は女同士、男は男同士で遊ぶのがあたりまえなの! それが普通なの!」

キョン「お前が普通とかあたりまえとか、どうしちまってんだ、今までだってさんざ5人で一緒にいたじゃないか」

ハルヒ「あーもぅ! 今思い出しただけでも悶えるわ! 何でそんな恥ずかしい事平気で出来ていたのかしら! 信じられない!!!」

キョン「意味がわからん。別に恥ずかしい事でもなんでもないだろ。健全で普遍的象徴的一般的男子高校生代表として言わせてもらうが」

ハルヒ「言わなくていい! とにかく、今日の団活は終了! 明日からあなたは来なくていいから! それと古泉君」

古泉「はい、何でしょう?」

ハルヒ「悪いんだけど、古泉君も明日から休んでほしいの。あ、でも安心して。SOS団は勿論守るわ。みくるちゃんに有希もいるし、何とかするわ!」

古泉「わかりました。さて、それでは今日は失礼させて頂きます」

ハルヒ「ありがとう古泉君。これからもSOS団副団長として、頑張っていきましょうね」

古泉「えぇ、勿論です」

キョン「お、おい古泉? 何がどうしたってんだ」

古泉「あ、ちょっとお話があるので、どうです? 男同士で。ついてきてください」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:00:12.58 ID:9wfNzZlN0

キョン「おい古泉、ハルヒはいきなりどうしたって言うんだ?」

古泉「ふふ、涼宮さんと離れるのがそんなに寂しいですか?」

キョン「ふざけるな。俺は朝日奈さんから離れるのが身を切る思いだぜ」

古泉「いいんですよ、男同士の会話なんです。嘘も牽制もいりませんよ」

キョン「顔が近い言動が気持ち悪いいいから離れろ暑苦しい」

古泉「これは手厳しい」

キョン「それで、何で俺らは部室から追い出さなければならないんだ? ハルヒの様子もおかしかったし」

古泉「それでは説明いたしましょう、といっても仮説でしかありませんが」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:08:58.34 ID:9wfNzZlN0

古泉「まず状況を整理しましょう。僕達は突然涼宮さんによって部室を追放された。その理由は男女で一緒に遊ぶ、若しくは共に時間を共有するのは恥ずかしいから。ここまではいいですね」

古泉「では一昨日の団活の時はいかがでしたか? いつもの様に不思議探検を行い、いつもの様に2組に分かれて。そういえば午後は珍しく貴方と涼宮さんのペアでしたね」

古泉「それまで涼宮さんにおかしい所は見受けられません。しかし今日になってあまりにも突然態度が変わってしまった」

古泉「それも僕を巻き込んでです」

古泉「貴方だけの場合でしたら、それは単なる照れ隠しであると判断できるのですが、今回はそうではない」

古泉「不自然すぎるほどに態度が変わっている。それも男女が一緒にいるそれ自体を恥ずかしがるという、今までの行動からは想像もできないことです」

古泉「ならばこう考えるのが自然でしょう」

古泉「涼宮さんがそう望んだから。男女が共に時間を共有するのは、恥ずかしいという世界に書き換えたから」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:15:19.60 ID:9wfNzZlN0

キョン「中学生かあいつは」

古泉「まさしくその通り。異性を妙に意識する辺り、一般的中学生の心情を見事に反映していると思います」

キョン「はぁ。ったく、まーた変なことになっちまったんだな」

古泉「ふふ、他人事の様に振る舞っていますが、今回のこの事象、貴方に原因が無いとは言い切れませんよ?」

キョン「どういうこったそれは」

古泉「一昨日の昼下がり、僕たちの目が無いからって随分と甘酸っぱいことをしていましたね」

キョン「うおい!!! 古泉お前、何故知っている!」

古泉「んふ、機関の力、とでも言っておきましょうか」

キョン「お前の機関はストーキングでもしているのかこんちくしょう。今すぐ解散しろ崩壊しろ消滅しろ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:25:02.35 ID:9wfNzZlN0

古泉「いいですねぇ、まるで恋愛ドラマのワンシーンでしたよ」

古泉「人気のない静かな公園をお二人でのんびり散歩して」

古泉「二人の時は涼宮さん、貴方に対する扱いを変えるみたいですね、いやはや何とも羨ましい」

古泉「いつもの様に口論紛いな事になるわけでもなく、貴方は隣にいる涼宮さんに見入りました」

古泉「その視線に気づいた彼女は、頬を染めながらもぶっきらぼうに、何よとつぶやいて」

古泉「そして貴方の口から零れた言葉が、静かにしてるとかわいいもんだ、ですか」

古泉「んっふ、これには僕も赤面しましたよ。無論、涼宮さんもわかりやすいくらい赤くなってましたね」

古泉「照れて嬉しくて慌てる涼宮さんは、とてもチャーミングですね。恥ずかしがって内心大慌てで、嬉しかったんでしょう」

古泉「そうしたら貴方まで照れた。まぁ気持ちは分かりますが、とにかく貴方も照れた。そうして呟いた言葉がこれです」

古泉「俺は何て恥ずかしことを言っているんだ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:31:58.84 ID:9wfNzZlN0

キョン「お前間違いなく覗いていただろう!!!」

古泉「ちなみに監視していたのは僕と長門さんと朝日奈さんですよ。長門さんの情報操作をフルに活用しました」

キョン「長門さん!?」

古泉「貴方のあの発言。あれが一種の鍵になってしまった。あの呟きは涼宮さんの耳に届いてしまった」

キョン「それがどうしたってんだ」

古泉「そして彼女は思ったんです。やっぱり男女で一緒にいるのは恥ずかしいと。ふふっ、可愛らしいですね」

キョン「そ、そんな理由で世界を変えちまったのかよあのバカは!」

古泉「理由なんて人それぞれですよ。ですが世界が変わったとしても、彼女の心は随分落ち着いています。今のところ神人の確認はできていません」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:41:44.59 ID:9wfNzZlN0

古泉「この傾向は昨日の段階でも確認できました。機関の方で話し合った結果、取り合えず現状を静観することになっています」

キョン「ずいぶんとのんびりとしているもんだな」

古泉「それに既に長門さんとも話はついています。今回の件で僕ができることは殆どありませんので、後は女性に託すといいた所です」

キョン「役に立たない超能力者もいたもんだ。で、この状況はどうすれば打破できるんだ」

古泉「長門さんがどういったことをするかは分かりませんが、一つ確実かつ簡単に解決する方法がありますよ」

キョン「なんだそれは」

古泉「貴方が涼宮さんの耳元で、アイラビューと囁けばいいんです」

キョン「却下だ。特に問題も無さそうなら、のんびりと構えればいい。それに要はハルヒが落ち着くまでは女に近づかなければいいんだろ。久しぶりに谷口達とつるめばいい。何の問題もない」

古泉「んっふ。ですがまさしくその通りです」

キョン「ならそれでいい。俺はもう帰るぞ」

古泉「あ、待って下さい。それに関して、個人的に貴方に相談があるんです」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:45:28.02 ID:9wfNzZlN0

キョン「なんだ? 俺に個人的なって、ちょっと気味が悪いな」

古泉「そんなことを仰らずに。お願いですから」

キョン「ふむ、それでどうしたってんだ。簡潔に頼むぞ」

古泉「わ、わかりました……けど、お願いですけど、引かないで下さいよ」

キョン「引くようなことなのか? ともかく、何だよ?」

古泉「……僕に友達を紹介してくれませんか……」

キョン「うわぁ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:49:54.46 ID:9wfNzZlN0

古泉「ちょ、ちょっと! 引かない約束じゃないですか!」

キョン「そんな約束はしてないが……それにしても」

古泉「仕方ないじゃないですか! 毎日毎日SOS団に顔だして、機関の方も忙しくて、いつ友達を作れって言うんですか!」

キョン「そんなの、休み時間とか昼休みでいいじゃないか」

古泉「そんな簡単にいったらこんな相談していません!」

キョン「じゃあお前はその時間何をしているんだ? ぼっち飯でも食っているのか?」

古泉「いえ、いつもは女性と一緒に行動しています。誘われて断るのも何ですし」

キョン「よし、帰れ」

古泉「冷たいこと言わないで下さい! 真剣に悩んでいるんですよ!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 13:54:26.97 ID:9wfNzZlN0

キョン「とは言ってもなぁ……」

古泉「女友達は沢山いるんです! だけど何故か男友達は、それこそ貴方しかいないんです!」

キョン「む? 俺は友達なのか?」

古泉「なっ!!! ………そ、そうじゃ……ないんです……か?」

キョン「頼むからそんな目で見るな、冗談だ」

古泉「よ、よかったぁ……そうですよね、今までもSOS団のメンバーとして一緒にいましたからね。所謂心の友、という奴ですか?」

キョン「お前もう帰れ気色悪い」

古泉「何でそんなこというんですかー!!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:01:45.06 ID:9wfNzZlN0

古泉「うぅ、何故なのでしょうか、クラスでも別に浮いているわけでも無いのに、どうして僕には男友達がいないのでしょうか」

キョン「そりゃなぁ。お前のクラスの男子たちの気持ちを考えれば、なぁ」

古泉「僕としてはそつなく接しているつもりなんです」

キョン「ほぅ、例えば」

古泉「例えばも何も、いつも笑顔で丁寧な言葉使いを心がけて、会話して親睦を深めた量に比例して対人距離を短くして接しています」

キョン「お前友達作る気無いだろ」

古泉「ですが女性の方々はとても喜んで下さいますよ!? だから僕は昼ごはんも一緒に食べようと誘われるんです!」

キョン「女にだろ?」

古泉「ええ。不思議ですが」

キョン「やべぇこいつぶん殴りてぇ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:12:49.39 ID:9wfNzZlN0

キョン「それで。友達ができない原因はSOS団じゃなくて間違いなくお前にあるわけだが、お前はどうしたいんだ?」

古泉「おっと、僕としたことが取り乱してしまいました。そうですね、ところで貴方は明日の放課後はどうするつもりでしょうか?」

キョン「俺か? そうだな、さっきも言ったが久しぶりに谷口とか国木田でも誘ってー、っておい」

古泉「察しがよくて助かります。どうでしょう?」

キョン「断る」

古泉「お願いします」

キョン「拒否権を発動する。大体何でわざわざお前の友達作りに付き合わなければならない。少しの間がまんすればいいじゃないか」

古泉「お願いします。えらく本気です」

キョン「……たく、仕方ないな。わかった、放課後俺のクラスに来い」

古泉「あ、ありがとうございます! これで何とかなりそうです! んっふ、おめでとうございます。貴方は僕の中で親友にランクアップしました」

キョン「やっぱり来るな」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:20:41.09 ID:9wfNzZlN0

次の日 放課後

谷口「うぃーす、それでキョン、今日はどうするんだ? お前が誘ってきたんだから何処か当てがあるんだろう?」

国木田「それにしても珍しいよ。キョンが僕らを誘ってくれる何てね」

キョン「いやなに、今日はハルヒの気まぐれで俺ら男子組は参加できないからな」

谷口「…苗字で呼べよ、ったく」

国木田「そうだね、聞いている僕達も照れくさくなっちゃうよ」

谷口「大体SOS団ってのは、かー! お前ら高校生にもなって男女で遊ぶとか、神経一体どうなってやがる」

国木田「それは言い過ぎだよ谷口。だけどよかった。キョンも涼宮さんもやっと自分が恥ずかしいことをしていたって気づいたんだね」

キョン「お、おぅ…そうだな、今思うと恥ずかしいよな、はは」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:27:13.84 ID:9wfNzZlN0

谷口「夏休みだって噂になってるぞ、5人で浴衣着て祭りにいきやがったとか」

国木田「プールで見たって人もいたよ。居るに居れなくなって早々に退散したとか」

谷口「駅前の喫茶店とか、お前らの所為で北校の人間は行き辛い雰囲気だしよ」

国木田「文化祭で撮影が合った時は、本当に恥ずかしかったよ」

谷口「ちげぇねぇ。SOS団に関わるとほんとろくなことになったもんじゃねぇ」

国木田「だから僕は安心したな。キョンがまともになってくれて」

キョン(こ、これは……)

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:38:36.18 ID:9wfNzZlN0

キョン(つまり俺らがやった活動は、所謂黒歴史としてみんなの記憶に残っている、ということか)

キョン(ていうか俺まで恥ずかしい人間として認定されちまってやがる。恨むぜ、ハルヒ)

谷口「それにしてももう一人の男、なんつったけ、あぁ古泉か」

キョン「あ、あぁ、そうだが」

谷口「あいつはもっと酷いぜ。あそこまで行くと恥ずかしいとかそういう感情はないんじゃないか?」

国木田「案外言えているかも。普通の人じゃないとは思うしね」

谷口「それに知ってるか? 9組の奴に聞いたらあの野郎、休み時間も昼も女と一緒にいるらしいぜ」

国木田「え、それは彼女とってわけじゃなくて?」

谷口「ちっちっち、聞いた話じゃ色んな女をとっかえひっかえらしいぜ」

国木田「それはスゴイね」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:44:04.74 ID:9wfNzZlN0

キョン「ちょ、ちょっとまてまて! 古泉は別にそういうわけじゃないんだぞ」

谷口「そうかぁ? まぁ庇いたくなる気持ちもわかるが、キョンよ、友達としていわせてもらう」

キョン「なんだ?」

谷口「やめとけ。古泉と一緒にいるとこっちまでダメージが来るぞ」

キョン「ム・・・そういうわけにはいかん。どんな奴であろうと古泉は同じSOS団のメンバーだ」

国木田「でもそのSOS団は追い出されたわけでしょ?」

キョン「そうは言ってもはいそうですかと言うわけにはいかない。それに谷口、見損なったぞ。お前は古泉の何を知っているんだ」

谷口「だがなぁ、映画の時も一切こっちに関わろうとしなかったしなぁ」

国木田「噂でしか知らないけど……そうだなぁ、古泉君かぁ。実際どんな感じなの?」

キョン「それは本人に聞いた方が早いな」

谷口「どういうこっちゃ?」

古泉「遅れて申し訳ございません。HRが長引きまして」

谷木田『!!!』

古泉「谷口さんと国木田さんですね。お久しぶりです。今日はよろしくお願いします」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 14:56:12.32 ID:9wfNzZlN0

キョン「遅かったな。まぁそこ座れよ」

古泉「それでは失礼して、いやぁ! こういうのもいいものですね! まさかこんな機会が僕に訪れる何て夢にも思いませんでしたよ!」

谷口「おいおいおいおい、ちょっと待て!」

国木田「えっと、古泉君だよね、久しぶりだね」

古泉「えぇ覚えていてくれて幸いです。初めてですがよろしくお願いします」

国木田「え、えっと……ところで一つ聞いていいかな、キョン?」

キョン「あぁ、なに、簡単なことだ。今日はこの4人で遊ぼうと思う」

谷口「かぁー! おいキョン! お前俺の話聞いてなかったのかよ!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:00:30.93 ID:9wfNzZlN0

谷口「古泉だぞ古泉! 一緒にいるとこ見られたら俺らまで変な目で見られるじゃねぇか!」

国木田「谷口、本人を前にその言い方は流石に失礼だよ」

谷口「う、お、おう」

国木田「古泉君、谷口のいう事は気にしないでね。ごめんね、こんな奴で」

古泉「いえ、いいんですよ。ええ、いいんですよ。気にしてません。はい、全く気にしていませんよ。えぇえぇ大丈夫です。気にしてm」

キョン「お前メンタル弱いなー」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:17:39.25 ID:9wfNzZlN0

キョン「まぁ谷口、お前の言いたいこともわからんでもない。が、今日はちょっとお前らに頼みがあるんだ」

国木田「僕はいいよ。噂に引っ張りまわされるのは個人的に愚か者だと思うし」

谷口「ぐぐぐっ・・・・・・そ、そうだな。噂は噂だもんな、ちげぇねぇ」

キョン「助かるよ。それで頼みなんだが、今日は4人で遊ぶというより、古泉で遊んでみようと思う」

古泉「それは、所謂ウホッな展開ですか? やれやれ、貴方は女性が好みだと思ってばかりいましたが。成程だから涼宮さんのことに真剣になれないのですね」

谷口「あ、すまん俺今日裏の家の猫と決闘しなくちゃいけないんだった」

国木田「ごめんね。僕今から屋上で昼寝をしなくちゃいけないんだった」

キョン「ええい、早とちりするな! 古泉、お前も黙ってろ!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:26:28.39 ID:9wfNzZlN0

古泉「んっふ、冗談ですよ。僕は至って正常です。女性には欲情しますが男性には反応しません」

キョン「だからお前黙れって! あぁ二人とも待ってくれ!」

古泉「おかしいですね、この本には会話をする時は冗談を交え、隠し事をせずに正直にぶつかるべしとあるのですが」

キョン「『これで一発! 友達作りの完全マニュアル!』ってお前は何を読んでるんだ!」

古泉「それに男子高校生は下ネタを振れば大体食いつくとも記述があります。はて、僕はどう間違えたのでしょうか?」

キョン「知るか! 捨てろ、そんな本、今すぐに」

古泉「あぁ、僕のバイブルが! これはイジメですよ! 残念ですが貴方は親友から心の友にランクダウンですね」

キョン「どうせ下げるならもっと下げろお願いだ」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:33:19.56 ID:9wfNzZlN0

谷口「……で、だ。どういうことだよ。こいつで遊ぶって」

国木田「その言い方は誤解しか招かないし、別の意味があるとしても言い回しとしては下の下だね」

キョン「はぁ、つまりだな。お前らもこいつを見て、何となくこいつの問題が分かると思う」

谷口「まぁな。正直ご退場願いたいぜ」

国木田「申し訳ないけど、僕もそれには同意だね」

キョン「言い方が悪かったのは訂正する。つまり俺はダメ出し大会を行いたいと思うんだ」

古泉「それは、僕のですか? ははっ、御冗談を。止めて下さいよ。そうです、止めましょうよ。ほらお二人も難しい顔をしていますよ」

キョン「な、むかつくだろ? ちょっと性格を矯正したくもなるだろ?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:40:19.85 ID:9wfNzZlN0

キョン「古泉に少しでも関わりがあるのはお前らだけなんだ。頼む協力してくれ」

谷口「でもよぉ、実際俺らには関係ない話だぜ?」

キョン「頼む谷口。俺の事を助ける為だと思ってくれ」

谷口「とは言ってもよぉ」

キョン「重ねて頼む。こんなこと頼めるの、お前らしかいないんだ」

谷口「そ、そうだけどよ」

国木田「僕はいいよ」

谷口「おい、マジかよ!」

キョン「おお、国木田! ありがとう!」

国木田「だって、キョンがこんなこと頼むなんて初めてだし、苦労しているみたいだしさ。何たって、僕はキョンの友達だからね」

谷口「俺だってそうだ! よーしわかったキョン、ここは俺らに任せておけ! 俺のプライドに掛けても古泉を矯正してやる!」

キョン「おお! 助かるぞ谷口!」

谷口「いいってことよ。お前も大変だしな。それに、俺ら友達だろ?」

キョン「うぉー! 何だか谷口がかっこよく見えるぜ!」

古泉「何でしょう。無性に疎外感を感じますね」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:44:11.87 ID:9wfNzZlN0

キョン「で、だ。じゃあ今日はよろしく頼む」

谷口「今日と言わず明日も明後日もいいぜ」

国木田「そうだよ、どうせ僕らは帰宅部だし。それにちょっと面白いしね。育成ゲームみたいで」

キョン「俺もどっちかというとそのイメージだな」

谷口「じゃあ目標は何だ? ゲームにはボスが必要じゃねぇのか」

国木田「だったら古泉君が僕ら以外の友達を作るのがゴールってのはどうかな

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:51:08.42 ID:9wfNzZlN0

キョン「いいなそれ。友達も9組でっていう制限を作るのがいいかもしれん」

谷口「だけどよぉ、9組の連中の話を聞くと、それはそうとう難しいぜ」

古泉「あ、あのー」

キョン「ん? どうした?」

古泉「いえあの、さっきから気になっていたのですが、その9組、つまり僕のクラスですが、僕はどんな風に言われているんですか?」

谷口「………………」

古泉「え、ちょっとあの! そこで黙らないで下さいよ! 気になるじゃないですか! あ、わかりました、褒めることになるから恥ずかしいんですね、全く、男性同士で恥じらう必要なんて ありませんよ」

国木田「目標高すぎない?」

キョン「ヌルゲーよりはましだろ」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 15:58:48.16 ID:9wfNzZlN0

谷口「まぁ、お前がいいなら言うが、後悔するなよ?」

古泉「んっふ、大丈夫です。自分でいうのも何ですが、自分のキャラはしっかり把握しているつもりです」

谷口「じゃあ一番この意見が多いんだが、とにかくうざい」

古泉「何を言うんですか、いつもにこやか丁寧な物腰、爽やかイケメンとうざがられる要素が認められません」

谷口「だぁらな! その言い方がダメなんだって!」

古泉「おや? そうなのですか?」

谷口「そうだ! 後その敬語! それも聞いてて反吐が出るぜ!」

古泉「それは困りましたねぇ。敬語は僕のアイデンティティー。無くすわけにはいきません」

谷口「ていうか自分でイケメンってどういう事だ! 俺の方が100倍イケイケだぜ!」

キョン「安心しろ。それはない」

国木田「それだけはないよ、谷口」

谷口「うるせぇ外野は黙ってろ!」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:05:09.46 ID:9wfNzZlN0

国木田「あといつもにこやか、ってそれもどちらかというと、いつもニヤニヤ何を考えているんだって思われてるよ」

古泉「何を考えているかって、それはともかく、笑顔を浮かべている方がいいじゃないですか」

谷木田キョン『笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙を剥く行為が原点である』

古泉「じゃあどうしろって言うんですか!」

キョン「つーか笑顔で抗議するとか器用な真似はよしてくれ」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:14:30.83 ID:9wfNzZlN0

谷口「話すときの距離も近いって、男子には不評だぞ。まぁ恥知らずな女はそれを喜んでいるみたいだが」

古泉「ですが親しい人間同士は自ずから距離も近くなるはずです」

谷口「そうは言っても男同士だ、気味が悪いぜ」

古泉「そんなことはありませんよ。現に今、谷口さんと僕の距離は先ほどより詰まってますが、貴方は別に嫌がっていませんよね?」

谷口「あ、やっぱり近づいてるよな? これ以上近づくなよ、いいか、わかったな?」

古泉「大丈夫です。今貴方は会話を重ねることによって知り合いから友達にランクアップしたばかりです。友達との対人距離はこの程度だと把握しています」

国木田「そのランクっていうのが果てしなく嫌だね」

キョン「悪いが谷口には犠牲になってもらおう」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:20:21.38 ID:9wfNzZlN0

キョン「いいか古泉。お前のもっともダメなところは、自分に自信がありすぎるところだ」

古泉「そんなことありませんよ?」

国木田「まだちょっとしか話してないけど、それは間違いないと思うな」

キョン「まずな、お前は自分の考えが常に正解という考えを捨てろ。人のアドバイスを聞け」

国木田「そうだね。そうじゃないと何もできないしね」

古泉「い、いやですねぇ、僕もそこまで傲慢なつもりはありません。訂正を要求します」

キョン「ほら」

国木田「ほら」

古泉「え、え、えっ?」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:33:13.09 ID:9wfNzZlN0

キョン「そういう風に直ぐ否定したり、自分の意見を押したりするところが気に入らん」

国木田「そこがつまり、うざがられる原点だろうね」

古泉「そんな! 僕はただ自分の意見を言っているだけです! それn」

キョン「ちょっと黙れ」

国木田「それとさっきも言ったけど、その笑顔と敬語。それと距離。これを直せばましになると思う」

キョン「笑顔浮かべながら至近距離で敬語を使って話しかける同い年の男って、想像以上に気持ち悪いぞ」

国木田「ここを直せば、少なくともスタートラインには立てるとおもうよ」

谷口「あとランク付け、これは止めちまいな。聞いてて嫌な気分になるぜ」

キョン「お前がいうかそれ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:41:31.93 ID:9wfNzZlN0

古泉「う、いや、いえ、その、え、ほんと……本心でしょうか?」

キョン「認めろ」

古泉「しかしですね、女性には好評じゃないですか、ほら、女性の友達はいるんですよ?」

キョン「だが今は状況が変わっただろ。それはむしろ恥ずべきことと認識されちまっている」

古泉「だ、だったらどうすればいいんでっすか! 敬語は僕のアイデンティティーとさっき言いましたよね?」

キョン「そのアイデンティティーって言い方がまずうざい」

古泉「ぐ、ぐぅ! そんなこと言ってもですね!」

国木田「まぁまずは口調から変える。妥当な所だね」

谷口「お前その敬語止めてみろよ。普段からそれって疲れねぇか?」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:44:21.90 ID:9wfNzZlN0

古泉「とは言いましても、僕はこの喋り方に慣れてしまいましたし」

国木田「だけどその喋り方じゃ友達は作りにくいんじゃない

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:47:35.36 ID:9wfNzZlN0

古泉「とは言いましても、僕はこの喋り方に慣れてしまいましたし」

国木田「だけどその喋り方じゃ友達は作りにくいんじゃない?」

キョン「何だか距離を感じてしまうからな」

古泉「だからこうやって話すときの距離は近いんじゃないですか」

キョン「バカ野郎引っ付くな暑苦しい」

谷口「で、どうなんだ、取りあえず俺か、キョンか、国木田の喋り方を真似するとかしてみたらどうだよ?」

古泉「そ、そうですね……それでは、頑張って…みる…だぜ…」

国木田「これは誰の真似をしているか、わけがわからないよ」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 16:53:06.23 ID:9wfNzZlN0

古泉「あぁ、駄目です! いくらなんでもこれはハードルが高すぎます!」

キョン「いいから、じゃあ俺の真似してみろよ」

国木田「いいねそれ。折角だからSOS団の時のキョンの真似をしてくれないかな?」

谷口「おお! それは是非聞いてみたいな! A−の長門とどんな話をしているかも気になるぜ!」

キョン「おいやっぱやめろ」

古泉「えぇそれではご期待に応えることにしましょう」

キョン「おい、どうしてこういう時だけノリノリなんだよ! おい!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:05:32.81 ID:9wfNzZlN0

古泉「あ、朝比奈さん、今日も美しいmy sweet angel 貴女がいれてくれたお茶さえあれば僕はもう何もいりませんよ」

谷口「うっわwww マイスウィートエンジェルってwww」

古泉「長門、お前は変わったよ。初めて会った時と比べて格段に感情っていうものが芽生えてきた。俺にはわかるんだ」

国木田「へぇー、キョンってあの長門さんの感情を理解することができるんだwww」

古泉「ハルヒ、この映画、絶対成功させるぞ。途中退場は許さない、だってお前はよ、監督なんだろ?」

谷口「何だこのキャラwwwwww キョン、お前www」

国木田「いやぁ、交際してもいない女子と一緒にいるだけでも恥ずかしいのに、こんなセリフ、恥ずかしいよwww」

古泉「ハルヒ、俺、ポニーテール萌えなんだ。ハルヒ、似合ってるぞ。何だハルヒ、静かにしているとかわいいもんだな」

谷口「いやーwwwwww 恥ずかしすぎるwwwwww やめろやめろ! 死んでしまうわwww」

国木田「あー、暑い、暑いよキョンwww」

キョン「え、ちょ、何この流れ」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:16:27.53 ID:9wfNzZlN0

古泉「んっふ、いかがでしたか? 細かいセリフは覚えていませんが、真似は出来ていたでしょうか?」

谷口「中々スジはいいと思うぜ! そんな感じの方が敬語よりはよっぽどいいな!」

古泉「そうですか、それではこのような喋り方を練習してみます」

国木田「ごめん冗談だよ、この喋り方は真似しちゃいけないよ」

古泉「おや、そうだったんですか。しかしなるほど、これが冗談という奴なのですね」

谷口「そうそう、友達って言うのはこんな感じで会話するもんなんだ。どれ、折角だからもうちょっとキョンの真似を聞かせてくれねぇか?」

キョン「おい止まれ、待て、止めろ! それと俺はそんなこと断じて言っていないぞ!」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:26:52.01 ID:9wfNzZlN0

国木田「いやいや、それにしても古泉君。そんな感じで敬語をつかわなければいいんだよ」

谷口「だからってキョンの真似はダメだなwww」

キョン「谷口、お前は帰れ」

古泉「そうですか、少々骨が折れそうですけど、頑張ってみます」

谷口「そうやって人の話を聞くってのは大事だな。よし、俺は気に入ったぞ!」

古泉「はて、どういう事でしょうか?」

谷口「いいか、俺は責任をもってお前をまともな男子高校生にしてやる。9組の男子も俺に任せな、悪い噂を吹き飛ばしてやるぜ!」

国木田「僕も冗談じゃなくて、協力するよ。古泉君はちょっと問題があるし、うざいし、気持ち悪いけど、多分悪い人じゃないし」

キョン「国木田、それは褒めてるのかけなしているのかどっちだ?」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:33:19.33 ID:9wfNzZlN0

古泉「それはそれは、何とも嬉しいですね。どうでしょうお二人共、本来ならばこういう事はしないのですが、貴方方は2階級特進で心の友と認識します」

谷口「うぜー!! そんで距離ちけーよバカwww」

国木田「喜んで辞退させてもらうよwww」

古泉「おっと失礼。こういうランクもいけなかったのでしたね。それではどうでしょう、単に友達になってしまいますが、よろしいですか?」

谷口「それが丁度いいな! さーて、今日はもう遅いから帰ろうぜ!」

国木田「そうだね。古泉君も駅までは一緒だよね? 行こうか」

古泉「はい、参りましょう」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:37:15.85 ID:9wfNzZlN0

キョン「何だか知らんが、これはいい流れなのか…?」

古泉「貴方には感謝していますよ、お礼を言わせてください」

キョン「だから近いんだ、ふざけるな手を握るな」

古泉「それは失礼。ですが貴方は私の大親友です。特別扱いさせていただきますよ」

キョン「こ、これは、どうしたもんだ」



終わる

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:39:58.57 ID:9wfNzZlN0

適当に書いてたら方向見失っちゃったよ。
古泉は頑張って欲しいよ。
ハルヒはどうせ高慢ちきだから友達できないまま困って泣いて、結局古泉を困らせるんだよ
古泉頑張れ。超頑張れ。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:48:13.02 ID:7L6qMw270


こういうのも斬新で面白かった

しかしハルヒの方の問題が置き去りになってるのが残念

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 17:51:52.29 ID:9wfNzZlN0

>>84
乙あり

きっとハルヒはハルヒ好きなのっとりさんが頑張ってくれるって
上の方でも誰か書いてくれたし。ストーリーはおまけです。エライ人にはそれがわからんのです



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