キョン「…鶏ガラ?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン妹「ねぇキョンくん、オナニーってなぁに?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:16:19.79 ID:c+PG+giQ0

長門「…食べて」

キョン「ラーメン作ったのか…どれどれ」ズズー

キョン「…うまい!」パーパッパラー!

長門「…嬉しい」

キョン「これはいいダシが出てる!どんなのを使ったんだ」

長門「…私、」

キョン「ん?なんか言ったか?」

長門「何でもない」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:22:15.21 ID:c+PG+giQ0

キョン「ふぅ…美味しかったぜ、長門」

長門「別に良い」

キョン「またあとで食べさせてくれよ」

長門「構わない。けど5日以上待って欲しい」

キョン「ん?そんなに前から下準備しないといけないのか?ずいぶん手が込んでるんだな」

長門「そう…5日間風呂に入らないといいダシが出ない」

キョン「風呂?」

長門「でないと良い鶏ガラが出ない」

キョン「あ、ああ、そうなのか」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:31:10.76 ID:c+PG+giQ0

5日後――

キョン「最近長門の姿を見てないな――」

キョン「もしかしたら本当に俺のために作ってくれているのだろうか?」

ガラッ

長門「…」

キョン「おお、長門来たか。…手に持っているそれは…?」

長門「あなたのために作った。食べて」

キョン「今度はスープかまさか俺のために5日間も?」

長門「そう。体がふやけてしまった」

キョン「?」

長門「鳥のこと、気にしないで」

キョン「そ、そうか」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:37:12.54 ID:c+PG+giQ0

キョン「このスープもなかなか美味いぞ!」

長門「作った甲斐があった」

キョン「でもな、わざわざ俺のために何日もかけて作らなくて良いからな」

長門「…そう、でも私はあたたまる」

キョン「?嬉しくて心が暖まるってことか?」

長門「そう考えてもらっても差し支え無い」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:43:14.01 ID:c+PG+giQ0

長門「今度はカレーをつくってみた」

キョン「隠し味として鶏ガラを使ったわけだ。お前の大好物だもんな。どれどれ…」パクッ

長門「どう?」

キョン「う、美味いぞ長門!食べて鳥肌がたったぞ!」

長門「ユニーク」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:48:55.73 ID:c+PG+giQ0

キョン「しかしだな長門」

長門「…?」

キョン「いつもおいしい料理をふるまってくれるのは嬉しいんだがな」

キョン「なんでいつも鶏ガラでだしをとってるんだ?好きなのか?」

長門「…安かったから、とても」

キョン「何だそういうことだったのか」

長門「…鶏ガラは苦手?」

キョン「いやそんなことないぞ、引き締まっているというかなんというか、あっさりとしてておいしいぞ」

長門「そう、嬉しい」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:54:33.34 ID:c+PG+giQ0

みくる「あれぇ、キョンくん何食べてるんでしゅかぁ?」

長門「…」

キョン「あぁ、朝比奈さん。長門が作ってきてくれた料理を試食しているんですよ」

みくる「へぇ、長門さんが…」チラッ

長門「…」

みくる「それならとおっっっても美味しい鶏ガラのダシが出るんでしょうねwww」

長門「…!」

キョン「エェ、そうなんですよね。今日のカレーにも隠し味で入れてくれたんですよ!」

みくる「カレーwww隠し味wwwwwそうでしゅかwwwwwwwwwwwwwwwwww」

長門「……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 20:59:51.91 ID:c+PG+giQ0

みくる「ちょっと私にも食べさせてくださいwwww」

キョン「えぇ、良いですよ、どうz」

ガシ

長門「いい」

キョン「え?」

長門「このカレーはもはや賞味期限を過ぎた。食べたら腹を下す」

みくる「賞味期限wwwwwwww」

キョン「…長門、このカレーはいつ頃作った」

長門「え…昨日の夕方」

キョン「ならまだ食べられるじゃないか。はい、朝比奈さんどうぞ」

みくる「ありがとうwwwwキョンくんwwwwwwwww」

長門「……」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:04:11.17 ID:c+PG+giQ0

みくる「でもごめんなさいキョンくん。このカレーは食べられないの」

キョン「え?どうしてですか?朝比奈さん?」

みくる「だってこのカレーwwなんだか貧しい香りがするんですものwwwwww」

長門「!」

キョン「え!?ま、貧しい香りですか!?」

長門「あなたも繰り返さなくて良い」

キョン「わ、悪い長門」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:14:37.09 ID:c+PG+giQ0

キョン「(あ、朝比奈さん。そんなこと行っちゃいけませんよ)」

みくる「あれぇ…キョンくん、そんなにこの鶏ガラカレーが美味しかったんでしゅかぁ…?」ウルウル

キョン「(うっ)」

長門「…」

みくる「私…そんなに味覚おかしかったんでしゅかぁ…?」

キョン「うっ」

みくる「もしかして、私って変だったんでしゅかね…キョンくんに嫌われちゃった…」

キョン「いやいや朝比奈さんとんでもない!」

キョン「このカレーは!貧相な味がしました!」

長門「!!」

みくる「ヒック、ヒッ…ほ、本当でしゅかぁ? 本当に、『貧相』な味がしましたか…?」ニヤリ

長門「!!!!」

みくる「良かったですぅ。キョンくんだいしゅきでしゅう・・・」



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:21:25.84 ID:c+PG+giQ0

ギュ

キョン「あ、朝比奈さん…///」

みくる「キョンくぅん…」クスクス

長門「…パーソナルデータ、朝比奈みくるを適正と判だn」

キョン「おい長門!どうしたんだお前!なんで朝比奈さんを!」

長門「止めないで、彼女は私を間接的に否定した…」

キョン「たかがカレーごときで何言ってるんだ!お前のカレーは別にまずくはなかっただろ!」

長門・みくる「!!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:28:08.83 ID:c+PG+giQ0

みくる「え、でもキョンくん、さっき美味しくないって,言ってたじゃないでしゅか…?」

長門「そう…あなたは朝比奈みくるの発言に対し、私の料理を否定する発言を行った…」プルプル

キョン「え、あぁ、まぁ、そうなんだったんだが…えぇとなんて言うか…」

キョン「俺はお前の料理を貧相とは言ったが、それは別に美味しくないと言うわけではなく…えぇと」

みくる「…」

長門「…」

キョン「お前の料理は…素朴な田舎の味だと言う意味で言ったんだよ!」

長門「…!」

みくる「(何…だと!?)」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:36:30.21 ID:c+PG+giQ0

キョン「そうだろう長門?お前は懐かしの味を俺に思い出させるために鶏ガラの料理をいつも作ってくれていたんだろう?」

長門「そう…」

みくる「…キ、キョンくん!」

キョン「今わかった…鶏ガラの大切さ、なくてはならない存在だって言うことを。お前は、それを俺に気づかせてくれた」

長門「そんな…ことはない…///」

みくる「キョンくん!ダメでしゅ!そんなまな板の言うことなんて聞いちゃいけましぇん!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:40:32.38 ID:c+PG+giQ0

長門「だから…」

キョン「…?」

長門「これからも貴方のために、鶏ガラを出していきたい…」

長門「…」

キョン「…」

長門「…」



キョン「…よしっ、やっちまえ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:49:39.49 ID:c+PG+giQ0

あれ以来俺の昼飯は長門の手作り弁当と決まってしまった。

谷口「まぁた愛妻弁当かよ!かぁっ、これだからモテ男はっ!」

こら谷口、別に俺はモテ男でもなんでもないぞ。ただ同じ部のやつが弁当持ってきてくれるだけだろう。

国木田「いくら同じ部活だからってそんなにマメな人はいないと思うけどなぁ」

お前まで言うか。おまえらは何が言いたいんだ。

谷口「かあぁ!言ってくれるねこのフラクラ野郎!」

うるさい谷口、お前は少し黙ってろ。

ハルヒ「キョン!いいダシが手に入ったの!ちょっと味見してみなさい!」


 ――おしまい――

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 21:54:09.62 ID:c+PG+giQ0

終わりです。実は初めてのSSだったワケですが、結構勢いとノリで乗り切れたのかなぁと思います。
たった銃数レスですが楽しく書くことができました。ではでは以上です。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 22:22:37.45 ID:c+PG+giQ0

こんなSS面白いわけねーだろwwwww
ながとが「鶏ガラ」っていわれて喜ぶ信者がいる訳でもねーしww
たとえば俺が「長門LOVE!」とか言えばこんなSS書かなかったと思うがな。
済まないが俺は長門が好きなわけじゃねぇんだ…まぁ嫌いだってわけじゃないが。
気にしないでくれ。どうせこんなのは便所の落書きなんだ…。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 22:52:42.34 ID:c+PG+giQ0

え?何書いて欲しいの?
なら適当に

?「キョン〜朝だよ〜」

キョン「ん?妹…じゃないな…って、誰だ、お前」

?「誰って〜ヒドイなキョンは〜隣に住んでいるこなた様を忘れたとは言わせないよ〜」

キョン「は?こなた様?隣???」

こなた「ホッホッホ〜♪」

っていうのだったら書くけど

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 22:58:54.80 ID:c+PG+giQ0

仕方ない、じゃあ寝落ちなかったら書くわ。

キョン「(またハルヒの能力か…にしてもなんでこんなことに)」

こなた「ほらーキョンはやくぅー。学校遅れちゃうヨォー」

キョン「お、おぉ、わかった、今着替えるから部屋から出てけ」

こなた「ほぉお、キョンももうお年ごろになったっということですねぇ」ニヤニヤ

キョン「わかったからさっさと出てけよ!」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:05:29.49 ID:c+PG+giQ0

キョン「(ったく、いったい誰なんだよこいつは…)」

こなた「やっぱり妹ちゃんみたいにキョンにはダイブ!しないといけないかなぁ?」

キョン「そんなやつが二人もいてたまるか」

こなた「チェ、キョンのいけずぅ」

キョン「当たり前だろ、妹で手一杯なんだ。それがお前みたいなたかが隣人にそんな起こされ方されたら困るからな」

こなた「BUUU------」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:12:45.63 ID:c+PG+giQ0

キョン(見慣れた通学路、こなた、とか言ったっけか、こいつの疑いの無い足並み)

キョン「なぁ、俺らの通ってる高校っていうのは北高でいいんだよな」

こなた「ん?そりゃそうでしょ?どしたの?まさか記憶喪失になったってことはないよね」

キョン「んなアホな」

こなた「わかった!じゃあキョンは異世界に飛ばされたんだ!」

キョン「(ドキッ、って、ある意味そういうことになるのかな…?)」

キョン「ってんな事ないだろ常識的に考えて」

こなた「アハハ、そうだよね」

キョン(まぁ非常識な自体が今現在進行形で進んでいるわけなんだけどな)

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:17:00.03 ID:c+PG+giQ0

?「あ、こなちゃん」

キョン「ん?」

こなた「やぁつかさにかがみん、久しぶりぃ」

?「久しぶりってアンタ、昨日も学校であったばっかでしょうが」

こなた「いやぁそんなこと言ってもねぇ、ネトゲの時間で言えば5年ぶりぐらいだし」

かがみ「…あんたの時間間隔と私たちの時間間隔を一緒にするな」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:28:33.48 ID:c+PG+giQ0

かがみ「それにしても、アンタらは相も変わらず、仲良し夫婦でよろしいことで…」

キョン「だ、だれが仲良し夫婦だ。お前」

こなた「あぁ、キョンは私のことを嫌いになってしまったのね。そう、それは仕方のないこと…だって私とキョンの間には越えられない身分の差があーるのだーかーるうわぁああああ」

キョン「何だそのヘタな演技は。いつまでそんなこと続けてもボロが出るだけだからやめとけ」

こなた「ちっちっち、キョンはわかってないなぁ、このユーモアあふれたたから○かもびっくりの演技力を」

かがみ「ほぉ、なら今度の文化祭の出し物は変更してこなたのひとりたか○づかにしましょうか」ニヤニヤ

こなた「う゛、それだけはかんべんしていただきたい」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:36:12.61 ID:c+PG+giQ0

キーンコーンカーンコーン

つかさ「あ、学校遅れちゃうよ、おねぇちゃん。こなちゃんたちも早く、行こ?」

かがみ「そうね。こんなムダ話で遅刻扱いされちゃあ迷惑だものね」

こなた「むむ、その言葉にはなにやらわたくしに対する異論があるようにうかがえたのですが…」

かがみ「ほらキョンも、そんなとこでぼっとしてるとこなたと一緒に怒られるわよ」

キョン「はぁ、やれやれ」

キョン「(あれ?俺もしかして馴染んでる…?)」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:40:42.74 ID:c+PG+giQ0

キョン「はぁ、どうにか間に合ったな」

?「キョン、遅かったじゃないの」

キョン「あ?何だ、ハルヒか…」

ハルヒ「何だとは何よ、わざわざ団長直々に団員を気遣ってやってるっていうのにその言い草は何なの?」

キョン「はいはい、申し訳ありませんでした、団長様」

ハルヒ「全くキョンは、これだから何時まで経っても雑用のままなのよ。そうよね、こなた」

こなた「うん!まったくもってそのとおり!」

キョン「ちょっと待て、なんでお前がここまでついてくる」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:45:58.33 ID:c+PG+giQ0

ハルヒ「何言ってるのキョン、幼なじみのこなたのことを忘れたの?」

キョン「いや、そういうわけじゃないが…(そういえばそういう設定だったな)」

こなた「キョン…朝も感じたけど…もしかして私のこと…」ウルウル

キョン「ウッ、なぁに言ってるんだお前は。わかってるよ!お前は隣りに住んでる泉こなたでいいんだろ?だから泣くなって、な?」

こなた「そうそう!それでいいんだよキョンは!」

ハルヒ「ハハハっ、いつ見てもアンタたち二人は面白いわね!」

キョン「…うるせェやい」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/10(日) 23:52:47.20 ID:c+PG+giQ0

担任「ほらァいつまでもしゃべってへんで、いい加減席につけぇな」

こなた「へぇい、でもななこセンセぇ、キョンがひどいんですよぉ」

ななこ「そんな夫婦漫才何時までも続けぇへんで、さっさと席付けぇ、HRはじめるでぇ。ほら、キョンも」

キョン「は、はい、すいません…」

キョン(てか岡部じゃねぇ!誰あいつ!?ナナコせんせいとか言ったな?)

ななこ「さ、HR始めるでぇ」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:03:15.83 ID:NCKV0VWB0

 〜HR終了〜〜放課後!

キョン(これまでにわかったことは、特にないな)

キョン(こなた…とあと柊つかさ…だっけか?この二人が何故か俺と同じクラスだってこと)

キョン(朝、柊つかさと一緒にいた柊かがみという奴はそれぞれ姉妹だということ、そして二人は双子の姉妹らしい、ということか)

キョン(そして、こなたやハルヒ、俺と一緒に昼飯を食いに来るっていうことくらいか…)

キョン(ハルヒによって改変された世界がおれの人生を狂わせるってわけじゃァないんだが)

キョン(これは明らかに異常なことだ)

キョン(長門に、相談してみるべきなのかもしれないな)

ハルヒ「ほらキョン、何ボケッとしてるのよ、さっさと団活に行くわよ」

キョン「へいへい」

こなた「フフン、キョンは何時まで経ってもノロマさんなんだからね」

キョン「ってお前も行くのか!」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:12:00.45 ID:NCKV0VWB0

 ガラガラ

ハルヒ「やっほー!ってまだ誰も来てないじゃないのよ!」

こなた「おやおや?これは、『団員にあるまじき行為だわ!!』ですねぇ」

キョン「たまたま掃除当番が重なったんだろう。っておまえ、ハルヒのモノマネ上手だな」

こなた「そう?まぁよく言われるんけど、別に意識してるわけじゃないしね」

ハルヒ「まぁいいわ、私はとても寛大なの。キョン、10秒以内にお茶をついで頂戴」

こなた「あ、私はミルクティーがいいな」

キョン「何処か寛大だよ!それにこなた!さすがにここには牛乳なんておいてないぞ!」

こなた「しょうがないキョンだなぁ。ンー、じゃあハルにゃんと同じでいいよ。」

キョン「はぁ、全くこいつときたら…」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:19:21.52 ID:NCKV0VWB0

 ガラガラ

?「すいましぇーん、おそくなってもうしわけありましぇーん」

キョン「ん?この声は、あいつだな」

こなた「やっ、みゆきさん遅かったねー」

みゆき「しゅいません。私のクラスのHRが長引いてしまったもので」

ハルヒ「全っ然、問題ないわよ!さぁキョン、みゆきが着替えるんだからあんたはいつものように外に出てなさい」

キョン「わかりましたよ。やれやれ」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:24:49.00 ID:NCKV0VWB0

それから俺は朝比奈さんが着替するときと同様に部室の外へ追い出されることとなった。

ハルヒ『今日はこの服を来てみようかしら』

こなた『おぉ、ハルにゃんぐっどせれくちょんだよ。ほらみゆきさんもそんなに恥ずかしがってないでさ』

みゆき『そんなこと言われましても…私、どうもこういう服装は苦手で…』

ハルヒ『だぁ、つべこべ言わずにさっさと着替える!』

みゆき『ふぇええ〜』

朝比奈さんではないけれど、あのメガネも、ストライクです。どうもごちそうさまでした。

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:31:58.15 ID:NCKV0VWB0

騒音がやんだ。多分もう着替え終わったのだろう

コンコン

キョン「もういいか?」

こなた『はいよ!』

こなたの返事とともに俺は強く扉を開けた。…目に飛び込んできたのは、紛れもない、メガネっ子の天使であった。

みゆき「うぅ、恥ずかしいですぅ」

短い裾を引っ張りながらもじもじしているその子を見た俺は不覚にも卒倒しそうな程の後光を浴びせかけられた気持ちになった。

キョン「あ、朝比奈さん…」

みゆき「ふぇ?」

キョン「その、なんというか、とても、輝いています…」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:42:21.46 ID:NCKV0VWB0

みゆき「ふふっありがとう、キョンくん」

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン、何言ってるのこんなところで!」

こなた「ヒューヒュー、熱いねぇ」

キョン「な、そんなこと…」

 コンコン

これほどノックの音に救われたこともない気がするな。

ハルヒ「はぁい、どうぞ」

 ガチャ

?「…」

キョン「おぉ、長t…ってちがったな」

こなた「やほーみなみん」

みなみ「…」コクン

俺が長門と間違えた奴はどうやらみなみという名前らしい。部室に入るなりトテトテと窓際へ歩いていき、さもそこが自分の指定位置であるかのようにいつも長門が座っている椅子に腰をおろした。

こなた「相変わらずみなみんはおとなしいねぇ」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 00:55:47.58 ID:NCKV0VWB0

その後は、いつものように団活が始まった。

いや、いつもどうりというと少し語弊が生じるな。
ハルヒはパソコンに釘付けで何をやってるか知らんが、朝比奈さんの代わりにみゆきさんがお茶を入れ、
長門の代わりにみなみという子が本を読みふけっている。
俺の暇つぶしの相手はというと、古泉の代わりにこなたがボードゲームをやっていた。

こなた「っしゃぁーまた私の勝ち!」

キョン「くっ、なぜだ、今日だけでで32戦32敗だと…!?」

こなた「ふふん。キョンはわかってないね、ゲームが何たるかを、いっくら普段トーシローに勝っていたってここぞ!というときに勝てるだけの実力を持っていないとダメだのだよ」

キョン「くそっ、もう一回だ!」

みなみ「…」パタン

ハルヒ「あら?もう終わりの時間ね。じゃあ今日はここまで!ちゃんと家まで帰るまでが団活なのよ!そのことを忘れるんじゃないわよ!キョン!」

キョン「はいはい…やれやれ」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:06:32.30 ID:/YgZGrLm0

俺が帰る支度をして荷物をまとめている時だ。

みゆき「あの、キョンくん、でいいんですよね…」

彼女、高良みゆきさんが俺に声をかけてきた。

みゆき「あの、申し上げにくいことがあるのですけど。…ハルヒさんが帰宅なさったあとに少しお時間をよろしいでしょうか」

キョン「?…はぁ」

なんだろう?高良さんから俺に話すこと?それにしてもあなたのそのメイド服はとても似合ってますね。特に、いろいろなところが。

みゆき「フフッ、ありがとうございます」

みなみ「…」ペタペタ

ハルヒ「それじゃあ、私は先に帰るわね。キョン、最後は鍵をちゃんとかけるのよ!」

キョン「な!わかってるって!」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:12:51.63 ID:/YgZGrLm0

あ、ID変わってる


ハルヒ「じゃあ、あとはよろしくね!」

バタン

キョン「…さて、台風は過ぎ去ったわけだが」

高良さん、いったい私に何のようなんでしょうかね?

みゆき「そんな高良さんなんて、よそよそしく言わないでくださぁい」

キョン「…は?」

みゆき「いつも言ってるじゃあないですか…呼び捨てで読んでくれていいんですよぉ」

キョン「へ?」

みゆき「ねぇ、キョンくぅーん…」

え、あの、みゆきさん、どうしたんですか?その、上目遣いっていうのは破壊力がありすぎていろいろと困るんですが…。

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:21:42.78 ID:/YgZGrLm0

こなた「いやぁふたりとも熱々で困りますなぁ」

キョン「ってうをあ!お前いつからココにいた!」

こなた「いつからってひっどいなぁ。最初っからいたっていうのに、私のことはないがしろだもんねぇ」

こなた「まぁ、立ってたフラグを折ってやったから良しとしようか、ふふふ…」

キョン「はぁ、なにいってんだお前、ナニを意味のわからないことを…」

こなた「そんなんだから未だにハルにゃんの起こした異変に気付けないんだよ、キョンくんは」

キョン「そ、そんなこと…ってえ?」

こなた「ん〜? なんのことかな、フフフ…」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:28:08.81 ID:/YgZGrLm0

キョン「こなた、お前、なんて言ったんだ?」

こなた「おっと、ここからは私からいうべきじゃあないね。ここからは博識高いみwikiさんからお言葉をいただかなければならないんだねぇ」

キョン「え?高良さん?いったい、何のことですか?」

みゆき「もぉ、キョンくんったら、いつまでその呼び方でいうつもりなんですかぁ」

みゆき「いつものように読んでくださいよぉ。キョンくぅーん」

みゆき「どうぞ『みくる』って呼んでくださぁい」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:35:36.01 ID:/YgZGrLm0

キョン「え?あ、朝比奈さん…?」

みゆき「そうですよ。気づきませんでしたか?」

キョン「な、なんで…?」

みゆき「私もびっくりしましたよ。朝起きたら豪邸の一室だったんですから」

キョン「高良みゆきは、朝比奈さんだった…?」

こなた「そぉしてぇ!」

みなみ「…長門有希」

キョン「お、おまえもか、長門…」

みなみ「そう」

キョン「もう何がなにやら…」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:43:49.91 ID:/YgZGrLm0

こなた「さぁさぁキョンよ。これで自分のおかれた立場がわかっただろう?そうだろう?」

キョン「そ、そうだな、やっぱりここはハルヒによって改変された世界だった。そして朝比奈さんや長門は別の人間の体に入れ替わってしまった。とそういうことだ」

キョン「ん?といことは古泉はどうなるんだ?ポジションとしてはこなた、お前ということに…」

 ガラッ

白石「チィーっす、WAWAWA忘れ物ーって私そんなキャラじゃないんですけどね。でも便宜上そういうポジションで出てくれってスタッフかr」

 ピシャッ

キョン「…おい、さっきのってこいz」

みなみ「いい、わすれて」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 01:57:56.21 ID:/YgZGrLm0

キョン「やっぱり、ここは今までとは違う世界なのか…」

こなた「そうだって言ってるじゃん?キョンはここに居るべき人間じゃn」

キョン「じゃあお前はなんなんだ。ここがハルヒの作り出した世界で、お前もここの世界の住人だっていうなら俺のことなんて知らないはずだろう」

キョン「どうして俺たちの真実を知ってる?どうして俺らが元の世界を取り戻すための手伝いをしてる?どうしてなんだ?」

こなた「…」

こなた「それは、私がチートな存在だからだよ」

キョン「?」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 02:10:40.74 ID:/YgZGrLm0

こなた「その気になればサンダガだってベホマズンだって何だって使えるのに!でもそんなものは使いたくない!わかる!?」

キョン「はぁ?なにいってんだよお前」

こなた「所詮二次元は二次元でしかないのさ。そして二次元の中の二次元にもやっぱり大きな壁がある…」

キョン「だからお前は何を言って…」

こなた「やっぱり私たちは交わるべきじゃなかったんだね!いくら幻想にあこがれをいだいても!初戦は夢でしかないってことなんだね!」

キョン「おい、意味がわからん、どういう事なんだ」

こなた「キョン、君はもういいんだ。所詮私の偽りの世界、空想でしかなかったんだよ」

こなた「だから、キョン、さようなら」


チュ

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 02:19:52.66 ID:/YgZGrLm0

 ゴツッ

キョン「…?」

ここは…家?

アレは…夢?

また俺はあんな下らねぇ夢をみちまったのか!俺の隣人に幼なじみなんていないのに!あんな取ってつけたような配役にふりまわされるなんて!

ふざけんなハルヒ、お前の都合で世界なんて変えんじゃねぇよ。

どうせなら俺はおまえの…

お前のチャンとしたポニーテール姿を拝みたいんだよ!

 ――おしまい――

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/11(月) 02:26:37.94 ID:/YgZGrLm0

もう書かねぇ。誰も読ん出ねぇし。書いててもうだめだなって思いながら書いてたからもう書かねぇ。
うんこつまんねぇSSをなんでこんなに書いてしまったのか// 穴があったら入りたい。
やっぱり俺は文才なかったからこれからはまたSSのROMに徹することにするわ。
ダメな俺に付き合ってくれた人も・・・まぁいないだろうけどありがとう。もう二度と書かないから。

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:23:23.14 ID:zuLBxCpv0

キョン「ハムッハフハフッハフッ!!う、旨いぞ長門!!」

ハルヒ(…キョンのやつまた有希の持ってきたお弁当…というか…ラーメンね。
 馬鹿面して嬉しそうに食べちゃってまあ…そんなに…美味しいの?
 団長のあたしが購買で焼きそばパン買い逃してコッペパンで我慢してるっていうのに…平団員にあるまじき態度だわ)

長門「そう」ふらっ

ハルヒ(…やっぱりこの頃有希って…相当疲れてるみたいだけど…あのバカ、食べるのに夢中で気付いてないの?)

朝倉「ふふっ。こんな物陰から覗き見なんて、涼宮さんらし…いのかしら」

ハルヒ「!?涼子?」

朝倉「でも…さすがは涼宮さんね。長門さんの様子に気付くなんて。手間が省けて結構だわ」

ハルヒ「…手間って、どういういこと? 有希の事、何か知ってるの?」

朝倉「…実は、長門さんの事で相談したいことがあるの。お察しの通り、ラーメン…というか、出汁の件ね」

ハルヒ「出汁?」

朝倉「見てほしいものがあるの。それを見ればわかる…今夜、あたし達のマンションの近くに来てほしいの」

ハルヒ「ふぅん。…まあ意地汚い雑用係はともかく、貴重な無口キャラの危機とあっては団長として放っておけないわ」

朝倉「お願い。タイミングを見て携帯で呼び出すわ。中に入れるようにしておくから…あとはその時、ね」

ハルヒ(…そういえば涼子も顔色が悪いわね…)

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:24:09.15 ID:zuLBxCpv0

ハルヒ「…そんなわけで有希たちのマンションへとようやく入って来れたのだ」

朝倉「はぁはぁ…ご、ごめんなさい。待たせちゃったわね」

ハルヒ「お風呂上がり? …なんだか動くのが酷く辛そうなんだけど…大丈夫?」

朝倉「…あたしはもう終わったから…もう平気なの。…それよりここから中を見てもらえる?」

ハルヒ「ここって…お風呂の窓? まるで覗きね。まるっきり変態じゃないの。…ちゃんと見張って…な、なにこれ?」

朝倉「しっ。声が高いわ」

ハルヒ「だ、だだだだって…あの…浴槽の上に裸で逆さに吊るされてるのって…2年の喜緑さんだっけ?
 有希は有希で隣でやっぱり裸で鞭持って変な機械を動かしてるし…あっ…喜緑さんが沈んでく!?
 だ、大丈夫なのかしら!?」

朝倉「…死にはしないわ」

ハルヒ「でででも!? って、喜緑さんぐったりしてる!? 有希…鞭なんて打っちゃ駄目よ!?」

朝倉「気つけよ。あれで目が醒めるわ」

ハルヒ「な、なんなのこれ? SMとかそういうプレイ? あんたたちってそんな趣味があったりするの?」

朝倉「…それよりこれを見て。こいつをどう思う?」ばっ

ハルヒ「な、ななな何よ涼子!? バスローブをはだけさせ…あたしにそんな趣味な!?
 ……すごく…熱そうです。
 お腹のそれ、火傷の…跡?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:25:49.03 ID:zuLBxCpv0

朝倉「…喜緑さんと同じよ。あの人は水に漬けられて汁を垂れ流し、あたしは炙られて汁を垂れ流すの」

ハルヒ「汁ってそれ…もしかして…出汁ってこと!?」

朝倉「ぴんぽーん!正解者の涼宮さんには特別賞としてこれをプレゼントしちゃいます」

ハルヒ「明るく言わないでよ…狂ってるわね。…これ、何よ。飲み物?」

朝倉「飲んで」

ハルヒ「匂いは…悪くないわね。むしろ美味しそう…いや…これは…なにか…たまらなくこう…」ごくり

朝倉「…どう?」

ハルヒ「…な、なんなのこれ…こんな味…飲んだ事無い…」

朝倉「長門さんって普段はロクに料理なんてしないくせに、凝りだしたら止まらないの。
 出汁に凝って行き着いた先が…これよ」

ハルヒ「あのバカキョン、団長のあたしを差し置いてこんな凄い出汁で作ったスープを食べてるっていうの!?」

朝倉「この出汁にはまだ仕上げがあるわ。長門さんの汁よ」

ハルヒ「…有希の?」

朝倉「最初長門さんは五日間じっくりと湯につかることで出た汁を使ってたわ。でも時間もかかるということで、
 さっきのこの…あたしたちの汁に、長門さんの貧…無駄のない胸からこすり出されるエキス…
 鶏ガラをも越えた究極のまな板汁を加えることで、それを上回る素晴らしい出汁が完成するのよ」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:28:47.14 ID:zuLBxCpv0

ハルヒ「そんな…さらに上の味があるなんて。…でも、有希たちはそのためにあそこまでして…」

朝倉「問題はそこなの。長門さんは究極の出汁の探求に夢中で気付いてないのよ。
 喜緑さんは責められて喜んでる変態だから良いとして…この調子であんなことしてたら、みんな倒れてしまうわ」

ハルヒ「有希が…!? で、でもどうすれば!?」

朝倉「長門さんに究極の出汁の探求を諦めてもらうのよ。いまのあたしたちに作れる最高のこの出汁よりも
 美味しい出汁…それを他の誰かが作る事ができれば、元来ずぼらなあの長門さんの事だからあっさり諦めて
 今度はFFあたりに嵌まるに決まってる」

ハルヒ「…ひょっとして…その出汁ってやつ…あたしがつくるとかいうんじゃないでしょうね?」

朝倉「…お願い!」

ハルヒ「ちょ、ちょっとまってよ!? あたし縛られたりとかそういう趣味ないから!?」

朝倉「その必要はないわ。むしろ逆よ」

ハルヒ「逆?…ひゃっ!? りょ、涼子!? と、突然胸とかお尻とか触って…そっちの趣味もないわよ!?」

朝倉「思った通りの身体だわ。…涼宮さん、この肉体をたっぷりと動かして汁を出せば、素晴らしい出汁になる。保証するわ」

ハルヒ「う、運動? 走ったりとか?」

朝倉「ふふっ。お風呂場だからそういうのは無理かな。飛んだり跳ねたり、投げたり殴ったり蹴っ飛ばしたり…そんなとこかな」

ハルヒ「ふーん。ま、まあ縛られるのに比べたら…後半はちょっと聞かなかった事にしたいけど…で、どうするの?」

朝倉「実は助っ人を手配してあるの」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:30:37.07 ID:zuLBxCpv0

鶴屋「あっはっはっ。さー頑張っていってみようかっ」

ハルヒ「…助っ人って…鶴屋さん?」

鶴屋「話はぜーんぶ聞いてるにょろ! 有希んこが大変なんだってねっ。
 ここは一つこの名誉顧問の鶴にゃんも文字どおり一肌脱ごうってわけさっ」

ハルヒ「はあ…。団員の危機に名誉顧問の鶴屋さんまで脱いでるんだから、あたしも脱がないわけにゃいかないか…。
 よし! 覚悟完了! それじゃ行くわよ! で、まず何をすればいいの?」

鶴屋「うーん、とりあえず軽ーく正拳を千本くらい突いてから組手でもやってみようかっ」

ハルヒ「ふっ。負けないわよ! この大浴槽をあたしたちの血と汗と涙で一杯にして最高の出し汁を作ってやるんだから!」

鶴屋「ハルにゃんその意気やよしにょろ!」

みくる「な、長門さんだけかと思ったら涼宮さんまで…これは大変なことになってきましゅた…」こそこそ


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:31:57.88 ID:zuLBxCpv0

古泉「というわけで数日後なのです」

キョン「谷口うるさ…って古泉おまえなんでここに!?」

ハルヒ「キョン!いいダシが手に入ったの!ちょっと味見してみなさい!」

キョン「は? いや俺は今から昼飯をだな」

鶴屋「まあまあキョンくんっ! 料理対決の青春もいいじゃないかっ!」

キョン「鶴屋さん? 意味がわからないのですが…」

長門「…負けない」

朝倉「ふふふっ」

森「それでは始まりました第一回チキチキ!女だらけのラーメン対決!ポロリもあるよ!司会の森園生です」

古泉「解説を勤めます汁評論家の古泉です」

森「さて今回の出汁対決ですが古泉さん、勝敗のポイントはどこにあるとみていますか?」

古泉「やはり鍵は唯一の審査員である彼でしょうね。味のレベルもですが、いかに彼を満足させられるかでしょう」

森「鍵だけにということですね」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:33:06.94 ID:zuLBxCpv0

古泉「気になるのはここのところ毎日のように食されている長門選手の出汁がどう影響するかということです」

森「飽きが来ないかということですか?」

古泉「もちろんそれもあるのですが、長門選手は非常に研究熱心でして、常に新しい味を追い求め
 同じ味は一つとしてないと聞いていますから問題ないでしょう。それよりも審査員を知りつくしていることが強いと思います」

森「ぶっつけ本番の涼宮選手に比べて一日以上の長があるということですね」

古泉「ええ。しかし『旨い』以外の語彙に乏しい彼の事ですから、それがどこまで有効かは未知数といえるでしょう」

森「なるほど。おおっとここで早くも長門選手の出汁が登場です。スペシャル鶏ガラ海苔若布ラーメンです!」

古泉「最近おなじみの海鮮風ですね。濃厚な旨みの効いたむせ返るような女の匂いですね。これはたまりません」

森「長門選手によると海苔若布とのことですが、これは一体どういう出汁なのでしょうか?」

古泉「鼻水に涎…それに愛液ですね。水責め責め苦に喘ぐ中でどこか恍惚とする淫靡な雌の姿が浮かぶようです」

森「しっとりとした中にほのかな香ばしさ…これは陰毛の焦げでしょうか?」

古泉「はい。吊るした上で下から火で炙っていますね。長門選手…まさに鬼です。
 流れ落ちる苦悶の脂汗が本来スッキリしているであろう鶏ガラに絶妙のアクセントを加えているといっていいでしょう」

森「炎の料理人の面目躍如といったところですね。さて試食です」

キョン「ハムッハフハフッハフッ!!う、旨いぞ長門!!」

長門「そう」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:34:02.45 ID:zuLBxCpv0

森「あいかわらず彼は語彙に乏しいようです。この反応をどうみますか?」

古泉「まずまずだと思いますが、やはり涼宮選手の出汁の試食次第でしょう。おっとこちらも準備が早い」

ハルヒ「お次ぎはこれよっ!」

鶴屋「名付けて青春げんこつ醤油ラーメンにょろっ!」

森「こ…この香りは…」

古泉「これは…我々機関員にとっては…脳天を打ち砕かれるような高貴な香りですね。
 すっきりとしてかつ凛とした力強さがある…汗に涙…それに何と言っても血、ですね」

森「血、ですか」

古泉「ええ。ややもすれば下品になってしまいがちなのですが、そこを青臭い汗と涙でうまくまとめて来ている」

森「まさに青春の味ということですか」

古泉「青春と言えば性です。かすかに残るこの年代の女性特有のフェロモンのようなかぐわしさが全体を支えている。
 長門選手は苦悶や淫靡さで押して来ましたが、そういうストレートなエロスではなくさわやかなエロスというものです」

森「これは好みがわかれるところでしょうか。さて注目の試食ですが…」

キョン「う…うまい!」

鶴屋「本当かいっ!?」

古泉「ここに注目です!」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:35:17.16 ID:zuLBxCpv0

ハルヒ「べ、別にあんたのために作った分けじゃないんだからねっ」

キョン「はぁ?」

ハルヒ「有希が出汁づくりに嵌まっちゃって大変そうだから、しかたなく…」

森「今のやりとりでしょうか?」

古泉「おそろしい…ああまでナチュラルにツンデレるとはさすが涼宮選手。これが決まれば勝負なんて関係ないといえるでしょう」

森「愛情は最高のスパイスというやつですね」

古泉「ええ。しかし問題があります。肝心の審査員にどこまでツンデレ属性があるかということなのですが」

森「おおっと」

みくる「わ、わたしのラーメンも食べてくだしゃーいっ!?」

古泉「なんとまさかの乳牛乱入です」

森「これは勝負の行方がわからなくなって来ましたが…この匂いは?」

古泉「こってり系ですね。しかしくどさはあまり無いようです。汗というか…もしかして…乳?」

森「朝比奈選手ですからね。ありえない話ではありません。
 妊娠していなくとも乳腺はありますから、発達していれば僅かながら分泌はされると思います」

古泉「なるほど…しかしそれだけでは説明のつかないものが…」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:36:20.64 ID:zuLBxCpv0

キョン「あ、朝比奈さん?」

みくる「きょ、キョンくん…わたし…がんばってラーメン…つくってきましたぁ…。よかったら…た、たたたべてくだしゃーぃっ」

長門「やめたほうが賢明。安牛肉は固くて不味いと決まっている」

みくる「なっ!? お、おねがいしますぅ…キョンくぅん…。こくまろみるく味噌ラーメン…食・べ・て☆」

キョン「お、おい長門…せっかく朝比奈さんが作ってくれたんだからさ…もぐもぐ…ん、こ、これは…!?」

森「この匂い…どこかで…」

みくる(勝った!この日の為にバストマッサージで絞り取ったわたしのおっぱいみるく、長門さんの鶏ガラボディには
 到底無理な芸当ですぅ! もちろん朝倉さんや涼宮さんにだって無理無理無理!
 キョンくんがわたしのおっぱいの虜なのは先刻承知なんですよぅ! それに…)

森「まさか…これは…!?」

古泉「森さん?」

森くる(…経血!)

古泉「なんですって!? あの伝説の…確かに最強の調味料の一つと言えるでしょう。しかし…!?」

森「…タイミング、ですね。天は朝比奈選手に味方したようです」

古泉「…なんてことでしょう。それに経血は味噌はもちろん、同じ血液由来であるおっぱいみるくには非常によく合います。
 それ以前に月経周期で味が左右されると評価する美食家も多いのです。…朝比奈選手の自身に満ちたあの表情…
 どうやら入念にチェックをして最高の状態で出して来たもののようですね」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:37:56.38 ID:zuLBxCpv0

森「となると、これは…」

古泉「彼の評価待ちですが…おそらく…」

キョン「う、うんまーい!!!」

みくる「えへへ、やったぁ!」

長門「くっ」

キョン「ふぅ…しかしこんだけ喰うと流石にもたれるな」

ハルヒ「きょ、キョン! 答えなさい! 誰のラーメンが一番美味しかったの!?」

キョン「はぁ? …そうだなー」

みくる「!」

長門「…」

古泉「…」

キョン「その前に何かさっぱりしたもんが喰いたいな。旨いのは旨いんだがこってり味ばっかりでな」

ハルヒ「え!?」

佐々木「くつくつくつ。その言葉を待ってたよ、キョン」

キョン「佐々木!?」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:38:42.24 ID:zuLBxCpv0

佐々木「シメにさっぱりとした塩ラーメンはどうかな」

キョン「お、いいねえ」

森「な!? こ、ここでまさかの! 再度の乱入です!」

古泉「塩ラーメン…しかしこの匂いは…なんて複雑な匂いなんでしょうか。単純でいてしっかりと熟成された
 深みを感じさせる素晴らしさですね。どこか懐かしさのある素朴さが堪らない魅力をたたえています」

キョン「おおっ。これが一番旨いな。俺やっぱこういうシンプルなのが好きだわ」

ハルヒ「ちょっ!? きょ、キョン!?」

みくる「ふぇぇ!? そ、そんにゃぁぁぁ!?」

長門「がーん」

朝倉(目的は達したけど…何か複雑な気分ね)

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:40:06.64 ID:JRYSpe4b0

森「優勝おめでとうございます佐々木さん。勝利の決め手は何だったんでしょうか?」

佐々木「くつくつくつ。やはりシンプルイズベスト、かな。原点にかえって鶏ガラで行ってみたんだよ」

古泉「鶏ガラ…ですか。しかし、それだけではあのような複雑玄妙な味がでるとは到底…」

佐々木「もちろん素材は厳選したよ。不肖この僕と橘さん、そして彼の妹」

古泉「彼の妹…なるほど。あえて彼に近しいあなたや彼の妹さんを使う事で彼の郷愁感を引き出した、というわけですね」

佐々木「それだけじゃない。仕上げにあえて火入れを行わず一週間乾燥だけで濃縮させるという手間暇をかけてみたんだ」

古泉「そんな手法が!? たしかに…それだと風味を飛ばさずに熟成ができそうですね…すばらしいです」

佐々木「いや、全ては美食への探求心の故というものさ。協力してくれた彼の妹に感謝したいよ」

森「以上、優勝者はチームメイトへの配慮も怠らない、心の料理人佐々木さんでした。皆さんありがとうございました!」

わーわー ぱちぱち

古泉(しかし…一週間入り続けたお湯を火を入れずに濃縮…?)


キョンが食中毒で緊急入院したのはしばらくたった時のことであった。

fin.


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/01/11(月) 03:43:46.84 ID:JRYSpe4b0

お、ID変わってたか?



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