キョン「橘…頼みがある」


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2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 20:09:47.92 ID:f28dl5uY0

橘「なんですか?」

キョン「パンツ見せてくれ」

橘「お断りします」

キョン「たのむ」

橘「嫌です」

キョン「そこをなんとか」

橘「頭イカれたですか?」

キョン「橘」

橘「はい」

キョン「俺は本気だ」

橘「う…」

キョン「さあ!」

橘「見せるの前提ですか…」

キョン「え?ダメなの?」

橘「あたりまえでしょ…」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/20(日) 20:12:32.22 ID:f28dl5uY0

キョン「どうして?」

橘「可愛く言ってもダメです」

キョン「じゃあ代わりになんかするから」

橘「死んでください。井戸の縁に頭ぶつけて死んでください」

キョン「わかった。さあパンツみせろ」

橘「はあ?」

キョン「そしたら死ぬ。井戸を墓標とする」

橘「うぐ…」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:17:19.12 ID:f28dl5uY0

キョン「約束は守る!俺を信じろ!!」

橘「カッコよく言ってもダメです」

キョン「どうしてもダメか…?」

橘「言われなきゃわからないですか?」

キョン「橘…」

橘「なんですか…」

キョン「パンツ見せてください」

橘「あーもー」

キョン「頼む」

橘「帰ります」

キョン「待ってくれ橘!!」ガシ

橘「なんなんですかもう…」

キョン「たちばなああああッ!!!お願いだぁアアアアア!!」

橘「!!!」ビクッ

キョン「パンツ見せてくれぇええええええ!!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:21:26.19 ID:f28dl5uY0

橘「ちょ、声が大きい…」

キョン「パンツ見たいよぉおおおおお!!ぱんつぱんつゥウウウウウウ!!」

通行人「ネエチャンぱんつくれーみせたりーなー」

橘「うううウルサイですヨッパライ!!」

キョン「ぱーんーつー!!また見たいよおおおおお!!」

橘「いつ誰がみせたですか!!」

キョン「ねええええええ!!!みたいよおおおお」

通行人A「やだ、痴話喧嘩かしら…」

通行人B「若いっていいわねえ」

橘「ちがっ…もおおおおおお!!!」

キョン「たーのーむー!」

橘「わかりましたです!!!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:26:47.11 ID:f28dl5uY0

キョン「では」正座

橘「こ、コイツ…」

キョン「ひとつたのむ」

橘「くううう〜〜っ」チラッ

キョン「おおお〜!!」

橘「はいっ!見えたですか!!?もういいですね!!?」

キョン「…」

橘「くうう〜」

キョン「もっと」

橘「はああ!!?」

キョン「もっとみたいいいいい!!!み〜た〜いいいい!!」

橘「…あっお巡りさん!!おま…」

キョン捕まる→佐々木悲しむ→もう顔見せないで

橘「…」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:31:36.95 ID:f28dl5uY0

キョン「ぱんつぱんつ!!スウウウウウウウ」

キョンはおおきくいきをすいこんだ!

橘「…」

キョン捕まる→涼宮ナニガシ暴走→よく解らんがエライことに→組織で吊るしあげ

キョン「ぱ

橘「わかりましたです!!」

キョン「そうか」

橘「ちっくしょお〜〜…」

キョン「ほら、はやく☆」

橘「殺したい…」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:35:46.85 ID:f28dl5uY0

橘「でも…ここじゃ…いやです…」

キョン「わかってる。場所変えようか。じっくりパンツをみたい!!」

お巡りさん「ん?君今何て言った…」

橘「ひいい〜身内!身内なんですう!!ほら行きますですよ!!」

お巡りさん「青春…だねえ…」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:40:25.23 ID:f28dl5uY0

橘「人気のないとこ…人気のないとこ…」ズンズン

キョン「ねえまだ?」

橘「何様ですか貴様は!!」

キョン「はやく見たいぜ…」

橘「なんで私がこんな目に…」

キョン「橘のパンツはどんなかな〜」

橘「…」ピタ

キョン「どうした?」

橘(今日どんなぱんつ穿いたっけ…)

キョン「橘?」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:48:53.41 ID:f28dl5uY0

橘(なんだっけ…どんなだっけ…ヤバイ…ヤバイ)

キョン「どうしたんだ?」

橘(昨日は…たしか虎さんパンツ…)

キョン「問題でもあるのか?」

橘(そうだ思いだしてきた…佐々木さんから貰った「干支おぱんつシリーズ」…)

キョン「橘?」

橘「えと、あの…」
橘(やっべええええ!!今日はうさぎさんぱんつです!!)

橘「えっと、そのう…」

キョン「俺はお前がどんなパンツを履いてても笑ったりしないさ」

橘「…!」
橘(何この人かっこいい…)

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:51:49.35 ID:f28dl5uY0

橘(いい歳したレディがうさぎさんぱんつ…さすがにちょっと…)

キョン「早く行こうぜ」

橘「あの、一回家に帰っちゃダメですか?」

キョン「近いのか?」

橘「ええ、まあ…」

キョン「じゃあそこで見る」

橘(ぬかったわあああああッ!!!)

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 20:57:03.43 ID:f28dl5uY0

キョン「〜♪」ラッタラッタ

橘「……」トボトボ

キョン「おい元気出せよ!!」

橘「なんであたしがこんなめに…」トボトボ

キョン「ほら!日が暮れちゃうぞ☆」ギュ

橘「わあってて、手…」////

キョン「橘んちへレッツゴー!!」

橘「あの、手、手を〜」////

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:02:51.85 ID:f28dl5uY0

キョン「へえ〜ここがきょこちゃんちかぁ〜」

橘「あの、今お茶だしますから…」(はやく着替えなきゃ…)

キョン「ん、いらない」

橘「え」

キョン「見せてくれ…」

橘「〜〜〜〜ッ!!」

キョン「今」

キョン「俺は」

キョン「ここで」

キョン「君のパンツを見る」

橘「うっく…ひぐ…ゲームオーバーですか…」

キョン「さあ」

キョン「みせろ♪」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:07:42.50 ID:f28dl5uY0

橘(わたし、いま、おとこのひとにっ、ぱんつ見せるために、スカートに手をかけてる…)

橘(いまさらだけど、は、はずかしい!!)

橘「い、いきますよ…?」

キョン「ウン★」

橘「これっきりですよお…」

キョン「約束は守る」キリッ

橘「…………っく////」ペラ…

キョン「うさぎさんか…うむ…これは…まだだぞ…まだまだ…」

橘(はやくして〜〜〜〜ッ!!)

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:12:21.53 ID:f28dl5uY0

橘(みてるっみられてるぅううううう)

橘(もう、頭おかしくなりそうです…)

橘(わたしいまおとこのひとにぱんつみせてるんですね…)

キョン「ほっほ〜う…これはまた…なんとも…」

橘「…まっ…まだですか…」

キョン「まだだ…もう少しで…何か掴めそうな気がするんだ…」

橘(はーやーくーしーてー!!)

キョン「…ふうむ…よし、いいぞ」

キョン「

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:15:37.61 ID:f28dl5uY0

橘「うっうっ…」メソメソ

キョン「なかなかだった」

橘「バカ…バカ…」メソメソ

キョン「じゃあ次いこうか」

橘「えっ」

キョン「裏側も見ないとパンツじゃない」

橘「……」
橘(うらがわもみないとぱんつじゃない?ぶんぽうおかしいですなにいってるですかこいつは)

キョン「脱げってことさ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:19:32.20 ID:f28dl5uY0

橘「はあああああ!?」

キョン「裏側も見ないとパンツじゃない」

橘「なっ…なっ…」

キョン「ほらはやく」

橘「じゃあ最初から…脱いでれば…」

キョン「まあ手間は省けたな」

橘「また泣けてきました」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:24:50.60 ID:f28dl5uY0

橘(わたしこんどはおとこのひとのまえでぱんつぬいでます…!)
橘(はずかしいっ…さっきよりもっとはずかしい…ッ)

橘「…ぬっ…ぬぎ…ました…」

キョン「貸せ」

橘「もう好きにしてください…はいどーぞ」メソメソ

キョン「橘」

橘「こんどはなんですか…」

キョン「あったかい☆」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:31:41.03 ID:f28dl5uY0

キョン「これが橘のぱんつかあ〜」

橘(下半身がスースーしますね…)
橘(……)
橘(わたし…いまぱんつはいてないんだ…)
橘(だってわたしがはいてたぱんつ…そこにあるもん)
橘(さっきから…なんかうるさいとおもったら…)
橘(わたしの…しんぞうが…どきどきしっぱなしでした…)
橘(これからどうなるんでしょうか…)
橘(ぱんつみおわって)
橘(はいさようならなんでしょうか)
橘(なにかおこりそうなきがします…)
橘(わたしの…すべてをかえてしまうような…)

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:39:05.78 ID:f28dl5uY0

キョン「橘…」

橘(かれは…なんのつもりだったんでしょうか…)
橘(なんでわたしなんでしょうか…)
橘(ほかにも…おんなのひとははくさんいるのに…)
橘(きれいなひとがたくさんいるのに…)

キョン「おい橘」

橘(どういうつもりなんですか?)
橘(なぜわたしなんですか?)
橘(わたしでよかったんですか?)
橘(わたしをえらんだということなのですか?)

キョン「?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:48:58.32 ID:f28dl5uY0

キョン「ふう…ありがとう、堪能させていただいた」

橘「…」

キョン「じゃあ俺はこれで」

橘「……?」

キョン「ここらに景色がよくて井戸があるとこないかな」

橘「…え」

キョン「約束…しただろ?」

橘「…ッ ま、まってください!!」

キョン「ありがとう、橘」

橘「あのっそのっえ?ちょ、え?」

キョン「そうそう無いよな…じゃ、探しに行くわ」

橘「まって!まってください!」ガシ

キョン「離してくれ橘」

橘「まってください!まって!」グイグイ

キョン「約束…うおっ」バタッ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 21:55:36.31 ID:f28dl5uY0

キョン「いたた…あ、悪い…」

橘「…」

キョン「た…橘…?もう行くから離してくれ」

橘「はなしません」

キョン「約束しただろ?」

橘「いやですはなしません!」

キョン「いい加減にしてくれ…」

橘「どっちがですか!」

キョン「橘…」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 22:02:07.04 ID:f28dl5uY0

橘「嘘です…」

キョン「嘘?」

橘「あの約束は嘘なんです!」

キョン「なんだよ今更…」

橘「あなたが死んでいいわけないじゃないですか…」

キョン「それは…ハルヒや佐々木のことでか…?」

橘「バカぁ!なんで…なんで解らないですか…?なんでそんなこと言うですか…」

キョン「すまん…」

橘「もう…お願いだから死ぬなんて言わないでください…」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 22:11:54.50 ID:f28dl5uY0

橘「それに…もうあんな恥ずかしいのは御免です」

キョン「そうか…悪かった」

橘「あんな恥ずかしいこと、もう他の人に見られたくないです!!」

キョン「ああ…許してくれ…」

橘「……〜ですからね…」

キョン「え…?」

橘「あんなの見せるの、キョンさんだけなんですからねっ!!」

キョン「…橘…」

橘「これから見せるのも!キョンさんだけなんですからねッ!!」ガバッ

キョン「お、おい橘…」

橘「…京子です…これから…いえ、今だけは…京子って呼んでください…」

キョン「た…京子…」

橘「電気…消して下さい…」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 22:22:30.12 ID:f28dl5uY0

キョン「朝…か…」

橘「すや…すや…」

キョン「ふう…」

キョン「朝日が眩しい…」

キョン「…意外といけるなあ…」

キョン「ダダッコ作戦…」

キョン「正直こんなうまくいくとは思わんかった…」

キョン「さて…」

キョン「最難関の一角である橘を落とした…」

キョン「これなら長門・みくる・ハルヒあたりは余裕かもしれん」

キョン「うん」

終わり

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 22:25:59.33 ID:f28dl5uY0

橘好きには申し訳ないことをしたと思う

誰か森さんあたりで書いてくれるとうれしい

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:03:04.70 ID:f28dl5uY0

森「お話って何でしょうか?」

キョン「ええ…いや、まあ大したことじゃないんですが…」

森「私に出来る事ならなんでもどうぞ?」

キョン「その…言いにくいんですが…」

森「?」

キョン「耳を…ナメさせてくれませんか?」









キョン「思っクソぶん殴られた…」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:09:53.09 ID:f28dl5uY0

キョン「アゴがバカみてーになったぜ…」

キョン「流石に森さんは早かったか…」

キョン「ダダこねる前にぶん殴られちまった…」

キョン「喫茶店の窓ブチ割って吹っ飛んだからなあ…」

キョン「もうあの喫茶店行けないな…」

キョン「やれやれ…」










森「キョン君…なんであんなことを…からかわれたのかな…」ドキドキ

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:14:13.94 ID:f28dl5uY0

森「…」ガタガタ

森「………・」ガサゴソ

森「…ふー…」

森「もうこんな時間…」

森「5時間も部屋の掃除してしまいました…」

森「……」

森「…何か…落ち着かない…」ウロウロ

森「…やっぱ…あれですかね…」ドキドキ







キョン「朝比奈さんの指…ナメさせて戴けませんか…?」

みくる「ふええ…」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:19:39.66 ID:f28dl5uY0

森「…」

古泉「どうかしましたか?」

森「…」ぼー

古泉「森さんてば」

森「…えっ?」

古泉「どうかしたんですか?ぼーっとして」

森「い、いや…なんでも…ない」

古泉「…」
古泉(これは…森さんが恋を…!?)




キョン「ちゅぱちゅぱしたいいいいいいい!!おーねーがーいー!!!」

みくる「ひいいっ!ひいいいいい〜」

キョン「朝比奈さんのゆびぃいいいい!!舐めたい舐めたいのおおおおお!!」

みくる「ひいいっひいいいい〜」ダッ

キョン「あさひ…クソ…何という落とし穴…」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:30:04.17 ID:f28dl5uY0

キョン「ていうか朝比奈さんなら普通に頼めば…」ブツブツ

森「あの…キョン君?」

キョン「こりゃ見込み違いかも…」ブツ

森「キョン君!」

キョン「ハルヒにやってたら殺されて…ん」

森「こんにちは。キョン君」

キョン「うわっ…うわああああ!!森さん!?御免なさい御免なさい!!」

森「い、いえ、あの時は突然でしたので…」

キョン「すいませんもうしませんゴメンナサイゴメンナサイ殴らないで!!」

森「いや、あの…」

キョン「いやああああぶたないでぶたないで!!」

森「……」

キョン「もうしませんもう
森「ふっ!!」ドボッ
キョン「はお゛っ」クタッ

森「…」キョロキョロ
ガチャ グイ バタン ガチャ バタン ブロロロロロロロ……

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:39:53.90 ID:f28dl5uY0

森「キョン君、キョン君?大丈夫ですか?」

キョン「う…ここは…?」

森「キョン君、いきなり倒れて…覚えてませんか?」

キョン「森さん…ハッ!そそそソノセツハホントウニ…」

森「いいんですよ?思春期の若者は暴走するものですから」

キョン「はあ…いや、すみませんでした…ところでここは…?」

森「あの…緊急事態でしたので…////」つライター

キョン「ライター?ん…ホテル…チュパカブラ…」

森「すみませんでした…いくら緊急事態とはいえ…」

キョン「え?え?ここって、え?」

森「緊急事態でしたので…近くに…ここしか…なかったんです…でも…緊急事態でしたから…」ポ

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/20(日) 23:49:10.35 ID:f28dl5uY0

キョン「はあ…そうですか…」
キョン(これ…チャンスじゃね?)
キョン(でもな…やっぱ怖い…)

キョン「森さん、俺はもう大丈夫ですから、もう行きましょうか」

森「えっ」

キョン「特に異常は無いみたいですし…」

森「い、いけません!!」

キョン「え」

森「内臓のダメージが抜けてないかもしれません!宿泊コースですから安心して…」

キョン「内臓?」

森「あっいや、その…とにかく大事を取って休んでてください!!」

キョン「はあ…」

森(あっぶねー)
キョン(森さん優しいな…これいけるかな…)

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:00:53.41 ID:O7QmQwR20

キョン「………………」

森「…………………」

キョン(なんか変な空気だな…)

森「……あの、キョン君…」

キョン「は、はい?」

森「どうして…あんなこと言ったんですか…?」

キョン「いえ…あれは…忘れてください…」

森「そんな……気に…なります……」

キョン(考えろ…)
キョン「森さんて…毎日組織で働いてて…ハルヒの…いや、俺のせいでもあるんですが…」

森「…」

キョン(いけそうだ)
キョン「不定期に出る閉鎖空間へ対応するために…休む暇もないのかと…だから…」

森「だから…?」

キョン「少しでも…森さんが肩の力抜けるようにと…はは、お節介でしたが…」

森「きょ、キョン君…」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:15:38.48 ID:O7QmQwR20

キョン「すいませんでした…ちょっと冗談が過ぎました…」

森「そんな…いやだ…それなのに私ったら…なんてことを…」

キョン「いえ、いいんです…」
キョン(とりあえずこれでいい…)

森「いーえ!よくありません!」

キョン「いや、ほんとに」
キョン(そうですよね)

森「私ったらもういい歳なのに、キョン君の心遣いにも気づかないで…」

キョン「気にしないでくださいよ森さん…俺だって簡単に森さんの耳ナメれるなんて思ってませんから」

森「……あの…私の…いえ、男の人は女性の耳を舐めたがるモノなんでしょうか…」
森「恥ずかしながら、任務任務の毎日で…そういったことは…不慣れなもので…」

キョン「え…そりゃまあ…森さんの耳なんか特に…ッじゃなくて!いや、今のは忘れてください」

森「キョン君…」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:31:37.69 ID:O7QmQwR20

キョン(さて…どう出るか…)
キョン「うわ…何言ってんだ俺は…ホント忘れてください…」

森「キョン君…私、キョン君にお詫びしなければなりません」

キョン「だから気にしちゃいませんて」

森「私が気にするんです!年下の子の気持ちを無碍にした挙句…叩いたり…ボディブローまで…」

キョン「森さん…」
キョン(ぼでぃぶろー?)

森さん「あの…もし、キョン君が良ければ…良ければ…なんですけど…」

キョン「は、はい…」

森さん「私の耳…舐めていただいて…結構です…」カー

キョン「え…それは…」

森さん「す、すみません!こんな年増の耳舐めたって、楽しく…ないですよね…?」

キョン「森さんは年増なんかじゃありませんよ。若くて綺麗で、みんなの憧れです」

森さん「そんな…嘘です…」カーー

キョン「うそなもんですか」
キョン「森さん、こっちに来て、後ろ向いてください」
キョン(また一つ壁を破った…)

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:37:13.75 ID:O7QmQwR20

森「ここ、こうですか…?」正座
森(耳たぶが熱い…)

キョン「いいんですね」ポン

森「やっ…やっぱちょっとまって…」
森(肩に!肩に手が!)

キョン「はい」

森「はあ、はあ、ど、どうぞ…」

キョン「では」ペロ

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:43:10.78 ID:O7QmQwR20

森「〜〜〜〜〜っ!!ッ!!」ゾワゾワ

キョン「…はっ…ふっ…」ナメナメ

森「〜〜〜っ!あっ…や…く…」ゾクゾク

キョン「ふっ…ふっ…」レロレロ

森「だめっ…座って…られ…ない…」フラフラ

キョン「寝転がっていいですよ…」

森「耳だけですからね…?耳だけだからね…?」ポテ

キョン「わかってますて」チュッチュ

森「はふう…ッ!は、は、はうう〜」

森「きょ、キョン君…もう…ココ…ダメ…恥ずかしい…明かりを…明かり…消して…」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:47:40.11 ID:O7QmQwR20

キョン「う…朝か…」

シュボ チリリ

キョン「プふぅ――――――――――…」

森「すう…すう…キョンくん…すう…」

キョン「朝日…目にしみるな…」

キョン「まいったな…」

キョン「俺凄いぞ…」

キョン「なんか…」

キョン「流石だわ」

キョン「俺」

キョン「うん…」

おし まい

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 00:50:28.34 ID:O7QmQwR20

キョン「森さん…」

キョン「大人大人言ってたけど…」

キョン「大人じゃなかった…」

キョン「何を言ってるかわからねーと思うが…」

キョン「…」

キョン「………」

キョン「まあ…」

キョン「そういうことだ……」

おし まい

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 01:22:35.12 ID:O7QmQwR20

キョン「ハルヒ…」

ハルヒ「なーにー?」

キョン「お前…最近弛んでんじゃないのか…?」

ハルヒ「アンタがそれ言う…?」

キョン「いや…生活態度とかじゃなくて…」

ハルヒ「はぁん?」

キョン「腹が…」










キョン「くそ…膝蹴り食らってから憶えてねえ…」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 01:38:06.37 ID:O7QmQwR20

キョン「あの暴力女…どうしてくれようか…」

キョン「またおぱんつ作戦…いや、下手打ったら…死ぬ…殺害される…」

キョン「森さんを使えば…駄目だ…刺される気がする…なんとなくだけど…」

キョン「それに俺のポリシーに反する…」


ハルヒ「ったく…なんなのよ…あの…バカぁ…」腹筋中

ハルヒ「ふう、ふう、でも…今は温水プールとかあるし…」

ハルヒ「ふぅ、ふ、まあ、やっといて、損は…ないわよね…」

ハルヒ「…」プニ

ハルヒ「……」

ハルヒ「もう1セットやるか…」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 01:50:12.25 ID:O7QmQwR20

みくる「お菓子つくってきましたあ〜」

キョン「ほお…こりゃまたえらく気合いが入ってますね…」

古泉「いい香りですねえ」

みくる「がんばっちゃいました♪」

ハルヒ「え…ちょ」

みくる「はい♪涼宮さんのは団長サイズですよ♪」

ハルヒ「はうぅ…」ジュルリ

キョン「あー…」

キョン「あめー…」

古泉「甘味の運動会ですね…」

長門「……」モリモリ

ハルヒ「……っ…っ」

キョン「どしたハルヒ俺とお菓子交互に見て」

ハルヒ「はわ…はう…はう…」

みくる「どうしたんですか?涙目ですけど…?」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 01:54:47.38 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「…有希…」

長門「…なに」

ハルヒ「…なんでも…ない…」

長門「…」

ハルヒ「………」

ハルヒ「有希…」

長門「……なに」

ハルヒ「あう…」

長門「…?」

ハルヒ「…あたしの…ぶん…食べる…?」ウルウル

長門「頂く」

みくる「お口にあいませんでしたか…?」

ハルヒ「ちがうのよみくるちゃん…ちがうの…」

キョン(ほっほ〜う…これはこれは)

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:05:40.07 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「…今日は…もう…帰るわ…」ヨロ…

古泉「大丈夫ですか?顔色が…」

ハルヒ「うん…ちょっとね…体調が…」

みくる「ふええ〜しっかり栄養とって、あったかくして寝てください〜」

ハルヒ「あ゛?」

みくる「ぴいぃ!?」

ハルヒ「ううん…ごめん…じゃ…」フラフラ

みくる「大丈夫なんでしょうか…」

古泉「心配ですね…」

長門「…」もぐもぐ

キョン「ま、じき治るでしょ。朝比奈さんお茶戴けますか」

みくる「あっ はあ〜い」





その夜 ハルヒは 泣いた…

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:11:28.24 ID:O7QmQwR20

キョン「オイーッス…ん…お前だけか…」

ハルヒ「ふっふっふ…」

キョン「なんだよ…」

ハルヒ「……キョン!」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「……」

キョン「なんだよ」

ハルヒ「…何か気付かないの?」

キョン「ああん?なんだ?」
キョン(こいつダイエットしたこと言い出せないのか…可愛い奴)

ハルヒ「…っもういいわ!!」

キョン「なんなんだよ…」

ハルヒ「…」

キョン「…」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:23:14.52 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「…あ〜、さ、最近食が細くてさ〜」

キョン(ブフっwいきなり不自然すぎるだろwww)

ハルヒ「そういやこないだアンタ、あたしのお腹がどうとか言ったじゃない」

キョン「いったっけ?」

ハルヒ「なによ!!言ったじゃない!!」

キョン「うーん…」ガサガサ

ハルヒ「まあそれはいいんだけどさあ〜秋だってのにここんとこ体重落ちるわ落ちるわ」

キョン「ふーん…」ペラ

ハルヒ「やっぱアレねえ…出来る女ってのは体重管理も…聞いてる!?」

キョン「聞いてるよ…ダイエット成功したんだろ…?」ペラ

ハルヒ「そう!大変だった…って、アンタ憶えてるんじゃない!」

キョン「ははは…で、お腹はスッキリしたのか?」ペラ

ハルヒ「バッチリよ!」

キョン「はっ…どーだかね…」ペラ

ハルヒ「なによ!!」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:29:55.20 ID:O7QmQwR20

キョン「口で出来た出来た言われてもな…」ペラ

ハルヒ「なによ、見たいっての?」

キョン「いんや…べつに…」パタン

ハルヒ「あんたに見せるほど安くないわよーだ」

キョン「そーかい…でも確かめる方法はほかにもあるぜ…?」

ハルヒ「え…キョン?」

キョン「触ればいい」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:35:50.63 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「あ…やだ、本気で言ってるの?キョン?」

キョン「確かめさせろよ。それともやっぱ口だけだったか?」

ハルヒ「うぐっ…お、おなかだけだからね!変なとこ触ったら大声出すわよ!」

キョン「そりゃ困るな…慎重にいかにゃあ」

ハルヒ「ほ…ほら…触ればいいじゃない」

キョン「そんな仁王立ちしてたら触りにくいな…こっちこい」

ハルヒ「こっち…って」

キョン「膝に座れよ、なに、遠慮はいらんぜ」

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:45:00.62 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「失礼します…」

キョン「なんだそりゃ」

ハルヒ「なんかそんな感じだったの!!さっさと済ませて!!」

キョン「ではこちらも失礼して…ほお…」

ハルヒ「…く…ふ…くすぐったい…」

キョン「我慢しろ…これは…確かに引き締まったな…」

ハルヒ「あったりまえよ!くっ…ふふっ…」

キョン「俺のためにダイエットとは、光栄だねえ」

ハルヒ「バカ…言ってんじゃ…ないわよ…」

キョン「このままじゃ何か癪だな…どこかに肉残ってないかな?」

ハルヒ「はぁ、はぁ、あるわけ…ないでしょ…はぁ…エロキョン…手が…上すぎ…っ」

キョン「おっと、あぶないあぶない…」

ハルヒ「バカバカバカッ!今度は下すぎぃ!!もう、いいでしょ…?」

キョン「いーや、必ず見つけてみせるさ…」

ハルヒ「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 02:51:36.44 ID:O7QmQwR20

キョン「ここはどうだ…?」

ハルヒ「う、うえすぎ…」

キョン「ここは…?」

ハルヒ「したすぎ…よ…」

キョン「加減が難しいんだ…」

ハルヒ「はあ、はあ……………」

キョン「ハルヒ…」

ハルヒ「はあ、んっ…なによう…」

キョン「何故身体を下にずらすんだ…?心当たりのあるとこでもあるのか?」

ハルヒ「〜〜〜〜〜っ!!」

キョン「ないのか…」

ハルヒ「……っと……ぇ」

キョン「何か言ったか?」

ハルヒ「もっと…うえのほうに…あるかも…」

キョン「ほら、あるじゃないか…ハルヒ…」むにっ

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 03:00:11.54 ID:O7QmQwR20

ハルヒ「はうっ〜〜〜!!くふっ……!」

キョン「しっかり残ってるじゃないか…はっはっは」モニモニ

ハルヒ「ひんっ…ひいっ…キョン…キョン…」ガクガク

センセーサヨナラー       カイモノイコーヨー
              スモークチーズハアルカイ
   メシクッテコーゼー

キョン「確かにあるぞ?ここに」

ハルヒ「あひっ…ひい…キョン…キョン…」

キョン「おかしいな…じゃあ下には何があると言うんだ?」

ハルヒ「あふっ…は…はう…」

キョン「拒否しないってことは確認していいんだな…」

ハルヒ「キョ…きょ…」

キョン「なんだ?やっぱやめるか?」

ハルヒ「やめ…ないで…でも…部屋の鍵…かぎ…しめて…」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 03:04:09.54 ID:O7QmQwR20

キョン「部室で朝を迎えるとは…」

ハルヒ「むにゃ…きょーんー…くう…」

キョン「昨日はバレないかと内心焦ってたが…」

キョン「…」ズズ…

キョン「なんとかなるもんだ…」ズズ…

キョン「インスタントもけっこういけるな…」

キョン「流石に少し眠いな…」

キョン「俺も少し寝るか…」

キョン「こりゃ起きるのは昼かもな…」

キョン「うん…」

おし まい

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/21(月) 03:10:20.23 ID:O7QmQwR20

もうむりです
けむりもでねえ



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