かがみ「あ、あんたが悪いんだからねっ!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:07:34.36 ID:RHVQbrUTO

かがみ「人の気も知らないで……いつもベタベタくっついて来て……」

かがみ「絶対……絶対謝らない……謝ってなんかやんないからっ!」

こなた「……………」

かがみ「もう帰る……じゃあね……」

こなた「あ……かがみ………」

こなた「…………行っちゃったよ、かがみ……逃げることないじゃん……」

こなた「……キス……されちゃった……」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:12:46.28 ID:RHVQbrUTO

つかさ「あ、こなちゃん。待ってたんだよ、お姉ちゃんは一緒じゃない?」
こなた「かがみは先に帰ったよ」
つかさ「そっかぁ、じゃあ今日は二人で帰ろうか」
こなた「ん……そだね」
つかさ「こなちゃんさ……もしかして、お姉ちゃんと何かあった?」
こなた「え?」
つかさ「だってこなちゃん、いつもならお姉ちゃんが先に帰っちゃうと、薄情者〜とか、かがみは冷たいねぇ…とか言ってるのに……」
こなた「あ……そっか……かがみは冷たいねぇ……泣いてやる……」
つかさ「こなちゃん、ホントに言わなくても…」
こなた「だ、だよね、私ちょっと変だね」
つかさ「こなちゃんが変なのはいつもだよ〜」
こなた「あはは……そっか……」
つかさ「でもね……本当に何かあったら、ちゃんと言ってね、お姉ちゃんの事じゃなくても」
こなた「うん、ありがと、つかさ」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:17:47.42 ID:RHVQbrUTO

〜帰り道〜

つかさ「〜〜〜だよね?それで……こなちゃん?」
こなた「…………」
つかさ「こなちゃ〜〜ん?」
こなた「あ……ごめん……ちょっとぼ〜っとしてて……」
つかさ「こなちゃん、大丈夫?」
こなた「大丈夫だよ」
つかさ「ならいいけど……」
こなた「あのさ、つかさ」
つかさ「うん」
こなた「本当は、大丈夫じゃないかもで、つかさには話さなきゃなんだけど……えと……」
つかさ「大丈夫、聞いてるから、落ち着いて、ね?」
こなた「う、うん……でもやっぱりね、今日は言えないから……かがみにも、今日私と何があったとか、聞かないで欲しいんだ……」
つかさ「やっぱり、お姉ちゃんの事だったんだ……」
こなた「別にケンカとかじゃないんだけど……ただ……えっと……」
つかさ「わかった、こなちゃん、わかったよ」
こなた「え?」
つかさ「今日はそこまででいいよ、残りはこなちゃんが話したくなったら、ね?」
こなた「つかさ………ごめんね……ありがと……」
つかさ「ううん、でも、私が何かあった時も、こなちゃんには相談するね」
こなた「任せてよ!つかさが困ったら何でも相談してよ!」
つかさ「よかった、こなちゃん元気出たみたいだね」
こなた「えへへ……」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:21:54.96 ID:RHVQbrUTO

〜こなた自室〜

こなた「はぁ………」
こなた「かがみんめ……そっちの気があったとは……」
こなた「よりによって何で私かなぁ……みゆきさんは美人だし、つかさは料理上手でかわいいし、一つ屋根の下だよ?これほどのシチュエーションで手を出さないなんてねぇ……」
こなた「はぁ…………」
こなた「呼び止めて、なんて言うつもりだったんだっけ……やっぱ……」

こなた「もっかい………かな……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:25:59.61 ID:RHVQbrUTO

〜かがみ自室〜

かがみ「はぁ………」
かがみ「やっちゃった……やっちゃったよ……」
かがみ「大体、何であいつなのよ……みゆきは頭良くて美人で優しいし、私にはつかさっていうかわいい妹が居るじゃない。なのに何で、こなたなのよ……」
かがみ「変な奴だし、オタクだし、宿題自分でやらないし、女同士だからってやたらくっついて来るし……それから……」
かがみ「そんなこなたが好きなんだ……私も相当変な奴って事ね」
かがみ「でも……そんなの……言えないよ……」

かがみ「キス……したくせに……私の意気地無し……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:29:54.63 ID:RHVQbrUTO

〜次の日〜
つかさ「こなちゃん、そろそろ来る頃かなぁ」
かがみ「え……こなた?!どこ?……って、居ないじゃない……////」
つかさ「お姉ちゃん……?」(ええっ!?なんで赤くなるの?!昨日何があったの?!)
かがみ「大丈夫……大丈夫だからねっ?!」
つかさ「う……うん、でも、お姉ちゃん……?」
かがみ「な、何よ……?何かおかしい?」
つかさ「えっと……私まだ何も言ってないよ?」
かがみ「そ、そうだったっけ……あはははは……」
つかさ「お姉ちゃんもこなちゃんも、昨日から何かヘン……」
かがみ「失礼なっ!あいつと一緒にしないでよっ……もうっ……////」
つかさ(また……なんで赤くなるのっ?!)

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:32:59.33 ID:RHVQbrUTO

こなた「二人ともおはよー、今日は寒いねえ」
つかさ「こなちゃんおはよー」
かがみ「きゃっ……////」
つかさ(きゃっ……て?お姉ちゃん!?)
かがみ「お、おっす……こなた……////なんか今日は暑いわねえ……」
こなた「おはよ、かがみ、暑いならコートは……」
つかさ「お姉ちゃん、コート脱ぐならカバン、持ってようか?」
こなた「じゃ、私はコート持っててあげるよ」
かがみ「い、いいわよ……」
こなた「ちっ……かがみんの温もりの込もっったコートと通学しよう作戦が……」
かがみ「な……どんな作戦よ!またそんな事を人前で……」
つかさ(なんだーお姉ちゃん厚着してて暑かったんだぁ…こなちゃんともいつも通りだし…安心安心)

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:40:32.85 ID:RHVQbrUTO

〜放課後〜
つかさ「お姉ちゃん、今日も先に帰っちゃったね……」
こなた「うん……寂しいなあ……かがみん……」
つかさ「でも良かったぁ、お姉ちゃんとこなちゃんいつも通りで」
こなた「つかさ……その事なんだけど……」
つかさ「あ……大丈夫!お姉ちゃんには何も言ってないよー」
こなた「うん……でもね、つかさにはちゃんと言わなきゃなって……みゆきさんにも……」
つかさ「こなちゃん……無理しなくていいからね……?」
こなた「大丈夫だよ、本当はさ、結構嬉しい話だったりするんだ」
つかさ「そうだったんだ〜」
こなた「まぁ、ちょっとびっくりするとは思うけどねぇ……」
つかさ「早く聞きたいなぁ」
こなた「みゆきさんにも声かけたから、一緒にね」
つかさ「うん!」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:45:47.03 ID:RHVQbrUTO

つかさ「キスされたって……こなちゃん……それ、本当……?」
みゆき「かがみさん……大胆ですねぇ……何だか聞いている私の方が……////」
つかさ「こなちゃん……こなちゃんはそれでいいの……?」
こなた「そりゃ私も……はじめてだから……びっくりしたけど……」
つかさ「うん……」
こなた「うちに帰ってさ、一人で色々考えたワケよ、なんで私ー?とか色々……」

こなた「そしたら……」
つかさ「そしたら?」
こなた「もっかい……かがみと……キスしたいなぁ……って……変かなぁ?」
つかさ「変じゃない!変じゃないよこなちゃん!私、応援するよ!ゆきちゃんも応援してくれるよ!ね?!」
みゆき「あ……その……ごめんなさい……私……何だか聞いているだけで恥ずかしくなってしまいました……////」
こなた(あーもう……!この人はいちいちリアクションがずるいなぁ……)

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 04:54:17.40 ID:RHVQbrUTO

みゆき「えぇと……ありきたりな言い方になってしまうのですが……こなたさんと、かがみさんが好き合っているのでしたら、及ばずながら協力させていただきます……////」
こなた「んー……好き合ってる……のかなぁ……?」
つかさ「え?」
こなた「いやー、かがみはさぁ……好きって言ってくれなかったんだよねぇ……キスはされたけど……」
つかさ「好きじゃなかったら、キスはしないんじゃないかな……?」
みゆき「こなたさんは、不安になっているのではないでしょうか……?」
つかさ「不安に……?」
みゆき「こなたさんは、かがみさんの事が好きなんですよね」
こなた「う、うん……私もキスされるまでは気付いてなかったけど……」
みゆき「だから、キスだけじゃ不安なんですよ、きっと」
こなた「そだね……私、かがみに好きって言ってほしいよ……このままじゃ……つらいよ……」
みゆき「大丈夫ですよ!少なくともかがみさんは、友達同士ふざけてキスなんて……できないと思いますよ?」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:02:32.08 ID:RHVQbrUTO

こなた「だといいけどねぇ……それにしても、私のどこにキスしたい要素があるんだろうねぇ……」
みゆき「こなたさんは個性的で運動神経も良くて、素敵だと思いますが……」
つかさ「うんうん!それにお姉ちゃん、寂しがり屋だから、こなちゃんぐらい手がかかる子の方がいいんじゃないかなぁ」
こなた「それは……つかさにだけは言われたくないなぁ……」
つかさ「あはは……こなちゃん、ちょっとひどい」
みゆき「と、とにかく……こなたさんとかがみさんは普段から仲良しですし、お似合いだと思うのですが」
つかさ「こなちゃんはお姉ちゃんに告白とかするの?」
こなた「告白かぁ……」
つかさ「待ってればお姉ちゃんから言うと思うけど、こなちゃんが言ってあげないと、お姉ちゃんはなかなか言えないと思う……」
こなた「だよねえ……私にキスしたのもほとんど勢いだろうし……」
みゆき「私はそういう事は経験がないので……うまく言えないのですが、きっと言うべきタイミングが来たら、言えるようになると思いますよ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:08:59.82 ID:RHVQbrUTO

こなた「タイミングかぁ……」
つかさ「酔っ払った勢いとかかなぁ……」
こなた「それじゃ二十歳まで告白お預けって事じゃん……」
つかさ「お姉ちゃんに任せたらそうなるかも……」
みゆき「あはは……確かに、かがみさんらしいかも知れませんねえ」
こなた「う゛〜〜〜……」
つかさ「なんとか19歳までに告白できるといいねえ」
こなた「それもまた気の長い話だね」
つかさ「こなちゃん、お手紙とかは?」
みゆき「それも一つの方法ですねぇ」
こなた「手紙かぁ……考えておくよ」
つかさ「そうだ!こなちゃん明日お姉ちゃんと二人にしてあげるよ」
こなた「かがみと二人に……?」
つかさ「うん!二人きりになれば、こなちゃんもお姉ちゃんも言いやすいかなぁ…って」
こなた「そう簡単になれるかなぁ……」
つかさ「大丈夫っ!私が何とかする!ゆきちゃんにも協力してもらう事になるけど……」
みゆき「そういう事でしたら、私のできる事であれば」
つかさ「じゃあ、決まりだね!こなちゃん、頑張って!」
こなた「う、うん!頑張るよ!ありがと……つかさ、みゆきさん」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/07(火) 05:23:16.02 ID:RHVQbrUTO

つかさ「でもね……こなちゃん……」
つかさ「こなちゃんとお姉ちゃんが付き合う事になっても、ちゃんと私やゆきちゃんとも遊んでね……?」
こなた「もちろんだよ、かがみもだけど、二人は私の数少ない友達だからね」
つかさ「こなちゃん……数少ないって……」
こなた「えっへん!」
みゆき「あはは……話が話だけに少し心配だったのですが……こなたさんがその調子でしたら、余計な心配だったみたいですね」
こなた「二人のおかげだよ!みゆきさん、つかさ、本当にありがと……」 つかさ「もー、そんなのいいよぉ……ねぇ、ゆきちゃん?」
みゆき「そうですねえ、私はどんな形であれ、皆さんと仲良くできれば、それで幸せですから」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:28:22.64 ID:RHVQbrUTO

〜翌朝〜

つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん、今日は天気いいからみんなで屋上でご飯食べようよ」
かがみ「え〜っ…?この寒いのに?」
こなた「じゃ、かがみは自分のクラスで食べれば?私達は仲良く屋上で食べるよ」
かがみ「う……わ、わかったわよ、私も一緒に屋上でご飯食べたいです……」
こなた「かがみんはツンデレだなぁ」
かがみ「だ、誰がよ!私は仲間外れが嫌なだけよっ!」
つかさ「あはは……作戦成功だね!こなちゃん」
こなた「ちょ……つかささん?」
つかさ「あ……ごめ〜ん」
かがみ「作戦…?ま、あんた達の事だから、どうせしょうもない事なんでしょ?引っ掛かってあげるわよ」
つかさ(お姉ちゃん、こなちゃん……私に出来るのはここまでだから……後は二人の気持ち次第だよっ!頑張れっ!)

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:35:50.95 ID:RHVQbrUTO

〜昼休み〜

かがみ「おっす、こなた、あれ?あんただけ?」
こなた「つかさとみゆきさんはまだだよ、先に食べてようよ、お腹空いた〜」
かがみ「しょうがないわねぇ……しかし……この広い中に二人って、異様に寒く感じるわね」
こなた「じゃ、もっとこっち来なよ」
かがみ「こ、これ以上どうやって寄れって言うのよ……////」
こなた「ほら、こうすれば寒くないよ?」
かがみ「ちょ……こなた……あんたくっつきすぎだってば……////」
こなた「嫌……?」
かがみ「や……じゃないけど……////」
こなた「えへへ」
かがみ「しょうがないわねぇ……つかさとみゆきが来るまでだからねっ////」

こなた「わかってるよぉ、か〜がみんっ♪」
かがみ「な、何よぅ……」
こなた「呼んだだけ〜」
かがみ「もう……あんたって奴はっ////」
こなた「ねえねえ、かがみ」
かがみ「はいはい、今度は何?」
こなた「私ね……かがみに言いたい事あるんだ……」
かがみ「わ、私も……あんたに言わなきゃいけない事が……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:38:19.90 ID:RHVQbrUTO

つかさ「ゆきちゃん、二人ともいい感じだね」
みゆき「そうですねぇ……それでは、邪魔者はそろそろ退散いたしましょうか」
つかさ「う〜〜もうちょっと見たいよぉ」
みゆき「つかささん……?」
つかさ「わ、わかったよぅ、ゆきちゃん……後でお姉ちゃんとこなちゃんから聞こう……」


こなた「か、かがみからでいいよ」
かがみ「え……いや、こなたが先に言ったんだから、こなたが先でいいわよ……」
こなた「いやいや、ここはかがみさまが……」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:40:32.52 ID:RHVQbrUTO

こなた「うう……結局昼休みが終わってしまった」
つかさ「こなちゃん……どうだった?」
こなた「それがさぁ………」
つかさ「あはは……なんか、こなちゃんとお姉ちゃんらしいねぇ……」
こなた「でもでもっ!今日の夜かがみと約束したよっ!」
つかさ「おー!さすがこなちゃん」
こなた「私今日はバイトあるからさ、その後会うんだぁ」
つかさ「こなちゃん……」
こなた「ん?」
つかさ「ふぁいと!だよ」
こなた「つかさ……それ……ゲーム違うよ……」
つかさ「あはは……」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:44:47.62 ID:RHVQbrUTO

こなた「すっかり遅くなっちゃった……かがみ、待ってるだろうなぁ……」
かがみ「こなた……」
こなた「えっ!?かがみ……なんで……遅くなるからってメールしたじゃん……」
かがみ「そんなの見てない……見る余裕ないわよ……こなたに……会いたかったから……」
こなた「かがみ……」

こなた「大丈夫……?寒かったよね……」
かがみ「平気よ……これぐらい」
こなた「かがみ?嬉しいけどさ……今度からあんまり無理しないでよ?かがみに何かあったら……」
かがみ「ごめん……私ってば……こなたの事になると……無茶ばっか……」
こなた「かがみってば、謝らないんじゃなかったの?」
かがみ「な……こ、これは……その……あんたに心配かけた分だから、ノーカンよ、ノーカン」
こなた「素直になりきれないかがみん萌え〜」
かがみ「萌えとか言うなっ!もうっ……ムードないなぁ……」
こなた「ごめーん」
かがみ「そうねぇ……じゃ……手、繋いでくれたら、許してあげないでもないけど?」
こなた「ん……」
かがみ「っ……////」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:49:20.58 ID:RHVQbrUTO

こなた「どうでもいいけどさ、かがみ?」
かがみ「何?」
こなた「手繋ぐ前って、何故か周り見てからしない?」
かがみ「何よ……あんた誰かと外で手繋いだ事あるわけ?」
こなた「ないよ?それよりかがみ、今のはヤキモチかな?」
かがみ「う、うるさいっ……////手繋いだって、そんな事言うと許してやんないからねっ////」
こなた「はぁ……早くも尻に敷かれそうだよ……」
かがみ「冬は体重落ちにくいからねえ……重いわよ〜?」
こなた「かがみの重みなら、幸せかも〜なんてね」
かがみ「な、何言ってんのよ……////あんたちっこいから、潰れちゃうわよ?」
こなた「潰れるほど愛して〜かがみさま〜」
かがみ「バカッ……////」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 05:53:15.78 ID:RHVQbrUTO

かがみ「まー……順序は逆になっちゃったし、誰かさんのせいでムードの欠片もないけど……」
こなた「うん」
かがみ「私……こなたの事好きだから……友達としても……そうだけど……もっと本気で……好き……」
こなた「かがみ……もっかい……」
かがみ「好き……」
こなた「そうじゃなくて……」
かがみ「え……?」
こなた「私ね、ほら、かがみとはじめてキスした日」
かがみ「うん……////」
こなた「もっかいして欲しいなぁって、思ったんだ……でも、かがみってば、そのまま逃げちゃうし……」
かがみ「だ、だって……あれは……その……」
こなた「まったく、逃げ出したいのは私の方だよ、あんないきなり……思い出しただけで恥ずかしくて死にそうだよ」
かがみ「うぅ……////」
こなた「でもね、かがみ、すごく……嬉しかった……」
かがみ「こなた……」
こなた「かがみも、いっぱい悩んで、それでも、抑えられなくて……それで……私にキスしたんだろうなぁって思ったら」

こなた「私もかがみの事、好きになってた」

こなた「だから……かがみ……」

こなた「もっかい……キスして……?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:01:23.46 ID:RHVQbrUTO

〜柊家〜

つかさ「あ、お姉ちゃん、おかえり〜」
かがみ「んーー……」
つかさ「お姉ちゃん……?」
かがみ「あ……た、ただいまっ!」
つかさ「お姉ちゃんがぼーっとしてるなんて、珍しいねぇ」
かがみ「わ、私だってたまにはそういう事もあるわよ……」
つかさ「お姉ちゃん、いい事あったんでしょ?」
かがみ「わかる……?」
つかさ「お姉ちゃん、おめでと」
かがみ「え?私まだ何も言ってないわよ?」
つかさ「私が知らないわけないよぉ、あんな大事な事、こなちゃんが私に隠しておくと思う?」
かがみ「そりゃ……つかさやみゆきには伝わってると思ったけど……ていうか……いつから……?」
つかさ「全部知ったのは昨日だよ、だけどお姉ちゃんなら、自分で何とか出来ると思って、私とゆきちゃんは黙ってたの」
かがみ「そっか……ありがと……つかさ」
つかさ「いいよぉ……そんなの、お姉ちゃんにはいつも色々してもらってるし……」
かがみ「そんなの当然じゃない、つかさは私の大事な妹なんだから……」
つかさ「ありがと……でも、お姉ちゃん」
かがみ「うん?」
つかさ「これからはこなちゃんを一番大事にしてあげてね」
かがみ「つかさ……」
つかさ「それよりお姉ちゃん、私、これから、色々聞きたい事あるんだ、覚悟してね」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:12:03.90 ID:RHVQbrUTO

かがみ「はいはい、何でも聞いて下さいな」
つかさ「何でも?じゃー、どっちが好きって言ったの?」
かがみ「え……と一応私かな……」
つかさ「言ったんだぁ!えらいねぇ」
かがみ「ま、まぁね……そりゃかなりテンパったけど……////」
つかさ「じゃあ……もう一回キスした?」
かがみ「し、した……二回した……////」
つかさ「二回も?」
かがみ「一回は私から……二回目はこなたがしたいって言ったから、かがんでてあげたら……」
つかさ「じゃあ、その先は……?さすがにまだだよねえ?」
かがみ「ちょ……つかさ……あんたねぇ……////」
つかさ「えへへ……」
かがみ「えぇい!そんな事聞く奴わっ!」
つかさ「きゃ……お姉ちゃん……くすぐったい……助けて……」
かがみ「参った?」
つかさ「参ったぁ……参ったから……」
かがみ「よし!これでもうあんまり変な事は聞けないわね!」
つかさ「やっぱ、お姉ちゃんにはかなわないや」
かがみ「10年早い!」
つかさ「じゃあ、10年後、りべんじ!」
かがみ「待ってるわよ?かかってきなさいっ」
つかさ「あはは……鍛えておくね〜」
かがみ「ふふ……のぞむところよ」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:16:30.10 ID:RHVQbrUTO

〜翌朝〜

かがみ「おっす……こなた////」
こなた「おはよう、かがみん、今日も綺麗だよ」
かがみ「そういう挨拶は、どうなんだ?まぁ……嬉しいけど……」
こなた「照れない照れない」
かがみ「照れてないわよっ……それに……あんただってかわいいわよっ……////」
こなた「またまた……ところで今日つかさは?」
かがみ「私達に気遣って先に行ったわよ、本当なら私達が先に行くべきなんだけど、誰かさんはいつもギリギリな上に、早起きなんて出来っこないからね」
こなた「私だって、愛するかがみんのためなら早起きぐらいっ!」
かがみ「へぇ……頼もしいじゃない?それじゃ、明日からあんたの愛とやらを見せてもらいましょうか」
こなた「毎日徹夜でかがみん家の前に並ぶよ」
かがみ「なるほど……あんたの愛はそういうのだったわね……」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:19:46.38 ID:RHVQbrUTO

こなた「ところでさ、かがみ」
かがみ「んー?」
こなた「かがみは私のどこに惚れたの?」
かがみ「どこに……って私にもわからないなぁ……あんた基本的に変な奴だし」
こなた「かがみん……それ、地味に傷付く……」
かがみ「気にしてたんだ、あんたてっきり、周りとずれてる事を誇りに思ってるタイプの人間だと思ってた」
こなた「そりゃ……ちょっとはあるけど……好きな人に言われるとさぁ……私だって……」
かがみ「あはは、悪かったってば、そうねぇ……どこがってより……気付いたら……かな」
こなた「ほうほう……」
かがみ「ホント、オタクだし、変な奴だし、世話焼けるし、時々、っていうかしょっちゅうめんどくせーって思うけど……」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:23:14.53 ID:RHVQbrUTO

こなた「かがみん……?それはツンだよね?これからデレを期待していいのかな?」
かがみ「もうっ!黙って聞いてなさいよっ////」
こなた「へいへい……わかりましたよ、かがみさま」
かがみ「そんな奴だけど……いつの間にか……つかさより……みゆきより……他の誰よりも……一緒に居たいって……思ってて////」
こなた「かがみ……」
かがみ「理屈じゃないのよね……もう、ここまで来たら……とにかく、私はこなたが好き……理由なんて……いらないわよ……」
こなた「かがみんっ!愛してるっ!!」
かがみ「こ、こら!こんなトコでくっつくなってば!」
こなた「かがみんがかわいいからだよっ」
かがみ「もうっ……なんか、軽いなぁ……別にいいけど」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:28:59.19 ID:RHVQbrUTO

こなた「かがみ」
かがみ「ん……?」
こなた「嬉しいよ、かがみと一緒に居れて」
かがみ「わ、私だって……嬉しい……わよ……////」
こなた「かがみは本当にかわいいなぁ……私、変な気起こしそうだよ……ハァハァ……」
かがみ「だ、だめだったら……こ、これから学校でしょっ!」
こなた「もういいよかがみん!今日はもうサボるっ!今決めたっ!」
かがみ「な……ダメよ!ダメに決まってるじゃないっ!」
こなた「やだやだやだ〜っ!今日はかがみと一緒に居る〜!」
つかさ「こなちゃんっ!だめっ!!ちゃんと学校来なきゃダメだよ!」
かがみ「あれ?つかさ……?」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 06:53:12.83 ID:RHVQbrUTO

つかさ「えへへ……やっぱり一人で学校行くの寂しくて……」
こなた「まぁ、そんな事だろうと思ったけどさ……いつ出て来るかなぁって思ってたよ」
つかさ「ごめ〜ん、ホントはすぐに出て来ようと思ったんだけど、こなちゃんとお姉ちゃんがらぶらぶだから……」
かがみ「らぶらぶって……あんたいつから見てたのよ……」
つかさ「内緒っ」
こなた「いいじゃん、見せつけてやろうよ、かがみんっ」
かがみ「わ、私はいやよ……見せつけるなんて、バカップルじゃあるまいし……////」
こなた「う〜ん……まだデレデレまでは遠いかなぁ……」
かがみ「もー……あんたはすぐそうやって茶化して……」
つかさ「なんか、二人とも、こうして見てると付き合う前とあんまり変わらないねえ」
こなた「まぁ、私達はこれぐらいがちょうどいいよ」
かがみ「そうかもね」つかさ「うん、その方がこなちゃんとお姉ちゃんらしいよ」


こなた「でも、かがみん、たまには愛してくれなきゃやだよ?」
かがみ「そ、それはこっちのセリフよっ////」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 07:03:24.85 ID:RHVQbrUTO

これで第一部的な部分はとりあえず終了です。
こんな何の捻りもないただの百合話を支援してくれた皆さんありがとう。
仮にスレ残ってればエロまで進める努力はします。
そのために今回はオチなしって事で……

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 07:11:06.90 ID:RHVQbrUTO

よし、じゃあこうしよう

ぼくのかんがえたらきほしすた 第一部 全年齢対象編 完

本当にね、出してやれなかったキャラとかも居るんでね、ゆる展開と百合展開のバランスをもうちょいどうにかせんとね。
重ね重ねありがとうございました

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/07(火) 17:52:06.14 ID:RHVQbrUTO

こなた「お父さん、私に彼氏できたらどうする?」
泉父「許さん!ぶん殴る!…と言いたいところだけど……そんな事してこなたが口利いてくれなくなったりでもしたら寂しくて死んじゃうから……心の整理がつくまで連れて来るのはやめて欲しいなぁ……」
こなた「じゃあ彼女は?」
泉父「今すぐ連れて来なさい!明日にでも連れて来なさい!」
こなた「じゃ、明日はどうかわからないけど、近い内に連れてくるよ」
泉父「そうか〜楽しみだな〜…………って、こなた?!連れて来るって……まさか、聞き間違いだよな……ははは」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 21:34:32.64 ID:RHVQbrUTO

かがみ(こなたとは上手く行ってるつもり……かと言って周りのみんなをないがしろにしてるわけでもない、理想的なお付き合いってやつは、出来てると思うんだけど……)

かがみ(それでも、やっぱりもっと二人の時間が欲しいなって、思ってしまう私が居て……)

かがみ(そんな時、私は無意識にこなたの目を覗き込む癖があるみたい……)

かがみ(こなたがすまなそうに私に返す視線を見ると……たまらなくなる……)

かがみ(私が寂しいの、知ってるんだ……こなたに心配はかけたくないけど、わがままと思われるのはいや……)

かがみ(ねぇ……こなた?近くに居ても切ない事って、あるんだね……)

かがみ(だから、こなた、あんたが誘ってくれた時、嬉しいってより、安心しちゃったんだ……)

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 21:36:17.69 ID:RHVQbrUTO

こなた(かがみは表に出さないようにしてるみたいだけど、やっぱり寂しいんだね)

こなた(もっと二人の時間、欲しいよね?かがみの気持ち……わかり過ぎて苦しいよ……)

こなた(かがみと付き合う事になってから、自分でもやばいって思うくらい、かがみの事、好きになってる……)

こなた(ちっこい私のちっこい心臓は、かがみへの想いで一杯なんだよ?)

こなた(だから……かがみ……そんなに寂しそうな目、しないでよ……)

こなた(……って、思ってるだけじゃ、始まらないし、決めたんだ)

こなた(クリスマスはかがみと一緒に過ごそう、二人きりで)

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/07(火) 21:41:17.57 ID:RHVQbrUTO

一応第二部(18禁百合地獄編)プロローグ的なのと思っといて下さい。
1.5部?忘れて下さい。
エロ有だけどエロエロより甘々で行くつもりです。

138 名前:1 ◆YW/a98HiuA [] 投稿日:2008/10/08(水) 01:12:12.44 ID:FfAOS8UPO

こなた「と言うわけでさ、今年のクリスマスは二人でお祝いしようよ」
かがみ「どういうワケよ?まぁ、誘ってくれるのは嬉しいけど……」
こなた「かがみが毎日寂しくて死ぬ寸前のウサギみたいな目で見てくるからさ、たまには二人の時間作らないとな〜なんて思ったんだよ」
かがみ「な……寂しくて死ぬ寸前のウサギってあんた……そりゃ……時々寂しいなって思うけど……毎日そんな顔してないわよ……」
こなた「あんな寂しそう目……一度見るのも……毎日見るのも一緒だよ……」
かがみ「ごめん……私……心配かけてるわよね……わがまま言わないように気をつけてるつもりなんだけど……」
こなた「かがみの心配ならいくらだってするよ?二人の時はいくらでもわがまま言っていいんだよ?」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 01:27:14.01 ID:FfAOS8UPO

かがみ「こなた……」
こなた「だからさ、かがみ、謝ったりしないでよ、楽しいクリスマスにしようよ、ね?」
かがみ「うん……ありがと……嬉しい、ホントに嬉しいよ、こなた」
こなた「ところでかがみん」
かがみ「ん…?」
こなた「私まだどこ行くか決めてないんだ」
かがみ「しっかりしてよ、もうっ……」
こなた「ごめん、でもかがみ、私最近ね、かがみのためなら何でもできる気がするんだよ」
かがみ「へ〜、そう言う割には早起きは一週間も続かなかったじゃない?」
こなた「3日続いただけでも褒めてくれたっていいのに〜……」
かがみ「何でもって言うくらいなら毎日してくれたってねぇ?」
こなた「う゛……でもかがみ、私が起きれないのはかがみにも責任があるんだよ?」
かがみ「え?なんでよ?」
こなた「かがみの事思うと眠れなくて〜」
かがみ「ば、ばかっ……ごまかしてもだめなんだからっ」
こなた「半分はホントだよ」
かがみ「半分は……てもうっ……あんたはっ////」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 01:55:14.07 ID:FfAOS8UPO

こなた「ねえ、かがみ?半分でも嬉しいんでしょ?そうなんでしょ?」
かがみ「知らないっ……嬉しくないっ////」
こなた「かがみ」
かがみ「んー?」
こなた「もうあんまり時間ないから、帰って色々調べておくからさ、当日までにメールとかでデートの予定決めよ?」
かがみ「うん、楽しみにしてる、ちゃんとメール見ろよ?」
こなた「わかってるよ、私だってやる時はやるんだから」
かがみ「そうね……やっぱ、こなたはすごいよ……」
こなた「どしたの?急に」
かがみ「私は……一緒に居たいって思ってるだけで、今日も誘ってもらうだけで……何も出来なかった……」
こなた「そんな事ないよ?」
かがみ「あるわよ……」
こなた「私だってかがみが相手じゃなかったらきっと何もしないよ、だから、私にここまでする気にさせた、かがみだって、すごいんだよ?」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 02:05:14.74 ID:FfAOS8UPO

かがみ(その時は、誘われた事が嬉しくて、先の事なんて、ちっとも考えてなかった)

かがみ(こなたとどこに行こうか、何を着てこうか、考えるだけで幸せだったし)

かがみ(だから、そんな事、ほんのちょっとだって考えなかった)

かがみ(もしかしたら……って心の片隅にはあったのかも知れないけど)

かがみ(だって、あんなの……夢だと思ってたから……)

かがみ(クリスマスの夜……こなたと……結ばれる事になるなんて……)

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 02:25:47.18 ID:FfAOS8UPO

かがみ「ねえ、どこ行くか決めた〜?」
こなた「大体はね、今年のクリスマスは平日だから、午後から行けるトコって言うと限られちゃうけどさ」
かがみ「ちゃんと……考えててくれたんだ……嬉しい……」
こなた「かがみんってば……そんなすぐに感激して、当日の分の感激、とっといてよ?」
かがみ「な、何よぅ……嬉しい事なんて、いくらあったって困らないじゃないっ」
こなた「そだね、それだけ簡単に感激してくれると私もやりやすいよ」
かがみ「も〜っ……喜ばせたりからかったり、ホントかわいくないんだから……」
こなた「嫌いになった?」
かがみ「な……なるわけないじゃないっ////言葉のアヤってやつよ!」
こなた「わかってるよぉ」
かがみ「ホントに〜?」
こなた「ホントだよ……かがみ、愛してるよ」
かがみ「またそんな恥ずかしい事……////」
こなた「私をそんな恥ずかしい気持ちにさせたのはかがみだよ」
かがみ「私だって……あんたのせいで恥ずかしい気持ちになったんだから……」
こなた「じゃあかがみ明日、学校でね」
かがみ「うん、おやすみ、こなた」
こなた「おやすみ」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 03:04:56.89 ID:FfAOS8UPO

こなた(おやすみって言ったけど、正直、眠れる気はしなかったよ)

こなた(当日までこんなんだったらどうしよーって思ったんだけどさ、気付いちゃった)

こなた(夢の中でかがみに会えるかもって思うと、気持ち良く眠れたんだよ)

こなた(本当にかがみの夢見た日は、目が覚めてちょっと寂しかったけど……)

こなた(学校に行けばかがみに会えるけど、たったそれだけの時間も寂しく感じるほど、かがみの事好きで……どうしようもなくて……)

こなた(かがみも、そんな風に思ってくれてたら、嬉しいな)

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 03:12:24.21 ID:FfAOS8UPO

かがみ(いつからか、クリスマスって苦手だったな)

かがみ(たいした理由じゃないんだけどね、サンタなんて居ないってわかった時からかな?)

かがみ(恋してない私には、なんとなく家族でお祝いする日、それだけだった)

かがみ(でも、今年は違うんだ……一番好きな人と一緒に過ごせる……大切な日)

かがみ(こなた、期待してるんだから……最高のクリスマスにしてよねっ)

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 03:21:55.06 ID:FfAOS8UPO

〜決戦当日〜

こなた「じゃ、かがみ、一度帰って着替えてから駅前ね!」
かがみ「わかった!」
こなた「かがみ、あんまり慌てないでよ?待ってる時間もデートの内、だよ」
かがみ「あんたこそ!……って、その漫画見た事ある……」
こなた「かがみんもオタクだからね」
かがみ「だ、誰がオタクよっ!」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 03:36:18.32 ID:FfAOS8UPO

こなた「お待たせ〜」
かがみ「別に待ってないわよ?」
こなた「本当は待ちこがれてたくせにっ」
かがみ「そんな事ないわよー?」
こなた「見てたんだけどなぁ…そのかわいい時計何度も見てるかがみの事」
かがみ「ちょ……来てたなら早く言いなさいよっ////」
こなた「へ〜、かがみは時計何度も見てたんだぁ……かわいいねぇ」
かがみ「あっ……////違うったら……この時計気に入ってるから眺めてただけなんだからっ////もうっ……」

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 03:55:41.91 ID:FfAOS8UPO

こなた「ちょっと歩こうよ、かがみ、そろそろイルミネーションが見れるはずだからさ」
かがみ「そういえば、何か準備してたみたいね」
こなた「イルミネーションがついたらさ、みんな上を見るはずだから、堂々と手繋げるよ」
かがみ「今でもあんたは小学生の妹って事にすれば平気なんじゃない?」
こなた「だめだよ、かがみはすぐ顔に出るから、迷子の小学生を連れ回す誘拐犯に見えるよ」
かがみ「し、失礼なっ!」
こなた「先に言ったのはかがみだよっ」
かがみ「うるさいっ!連れてくぞっ!」
こなた「連れてって、お姉ちゃん?」
かがみ「いいの?本当に連れてっちゃうからね……?」
こなた「いいよ、ほら、かがみ」
かがみ「じゃ、じゃあちょっとだけ……」
こなた「かがみの手、あったかいよ」
かがみ「あんたの手が冷たいのよ……」
こなた「かがみが暖めてくれるから、いいんだよ、冷たくて」
かがみ「それじゃあ私が冬の間ずっと一緒に居てあげなきゃいけないじゃない……」
こなた「いや?」
かがみ「嫌じゃないわよ……出来るなら……ずっと一緒に居たい……春になっても……」
こなた「じゃあ、ずっと一緒に居てよ、約束だよ?」
かがみ「うん……約束……」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 04:22:04.27 ID:FfAOS8UPO

こなた「あ、そろそろだよっ!かがみっ」
かがみ「う、うん……」


かがみ「綺麗……」
こなた「かがみの横顔がね」
かがみ「ちょ……どこ見てるのよ……ちゃんと見なさいよ……」
こなた「見てるよ、私は今日イルミネーションに照らされたかがみが見たくて来たんだよ」
かがみ「わ、私はこなたの目に映るイルミネーションを見るんだから……」
こなた「そんな恥ずかしいセリフ、よく言えるね」
かがみ「あんたもねっ」
こなた「幸せだよ……かがみ」
かがみ「私の方が幸せよ、こなた」
こなた「いや、絶対私の方が幸せだよ、ほらっ」
かがみ「……んっ////」
こなた「ね?かがみとキスできたんだから、私の方が幸せでしょ?」
かがみ「それを言うなら私だって、今こなたとキスしたわよ////」

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 04:47:38.44 ID:FfAOS8UPO

こなた「ホントはさ、かがみを夜景の見えるレストランにでも連れてってあげたかったんだけど」
かがみ「いいわよ……気持ちだけで……」
こなた「じゃあ、それはまたいつかって事で」
かがみ「期待してるからね」
こなた「今日ね、お父さんもゆうちゃんも、ゆい姉さん達と食事に行ってるから、うち誰も居ないんだ」
かがみ「そ、そうなんだ……」
こなた「今日はどこも混むだろうし、私、ちょっとだけどごちそう用意したんだよ」
かがみ「えっと……それって……」
こなた「大丈夫だよ、夜遅くなればお父さん達も帰って来るし、あんまり遅くなる前にかがみはちゃんと帰すから、連れ込んで変な事とか、しないよ」
かがみ「じゃあ、こなたを信じてご馳走になろうかしら」
こなた「まんざらでもないって顔だね、かがみん?」
かがみ「な……だめに決まってるじゃないっ私達、まだ高校生なんだから……」
こなた「わかってるよ、今日はそんなつもりじゃないから」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 04:53:18.64 ID:FfAOS8UPO

かがみ「お邪魔しまーすっ」
こなた「ま、私以外誰も居ないけどね、ちょっとここ座って待っててよ」
かがみ「うん」


こなた「お待たせ〜」
かがみ「ちょ……何よその格好」
こなた「サンタさんだよ、着てこうか迷ったんだけど、かがみはやめろって言うと思ってさ、どう?似合う?」
かがみ「似合ってるわよ……すごく……」
こなた「かわいい?」
かがみ「かわいい////」
こなた「よかった、今日はこれをかがみに見せたかったんだ」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 05:02:29.27 ID:FfAOS8UPO

こなた「はい、かがみ、好きなだけ食べてよ」
かがみ「うん……しかしこれ……二人分にしちゃ……」
こなた「かがみを呼ぼうって思ったらつい気合い入っちゃって……頼りにしてるよっ!かがみんっ!」
かがみ「半分はあんたが食べるのよ?」
こなた「せめて7:3いや…6:4で……体の大きさ的にも……」
かがみ「そーゆー時だけちっこいの利用してー、でも、こなたが作ってくれたんだから……たくさん食べてくわよ」
こなた「そうこなくっちゃ!それじゃ、いただきますっ!」
かがみ「いただきますっ」

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 05:08:44.91 ID:FfAOS8UPO

こなた「かがみ、シャンパン飲む?」
かがみ「え?それ、お酒じゃない……」
こなた「でも、みんなお正月はおとそ飲むでしょ?それと一緒だよ」
かがみ「そう言われればそうだけど……」
こなた「私もあんまり飲んだ事ないから、おいしいかはわからないけど、一杯だけ飲んでみようよ」
かがみ「そうね、一杯だけなら、ね」


かがみ「これ……結構おいしい……」
こなた「そだね……かがみ、もう一杯飲む?」
かがみ「そうね、もう一杯だけなら……」
こなた「じゃ、私ももう一杯……」

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 05:20:44.26 ID:FfAOS8UPO

こなた「ねえ、かがみ?」
かがみ「ん……?」
こなた「私、いい気分になってきたよ……」
かがみ「私も……」
こなた「何杯飲んだっけ?」
かがみ「知らない……」
こなた「もうビンが空っぽなんだけど……」
かがみ「やば……」
こなた「酔っ払ってるかな……?」
かがみ「かもしんない……」
こなた「かがみは平気……?」
かがみ「ちょっと、ぼーっとするけど、多分平気よ」
こなた「冷たい水飲めば治るって言うよね……」
かがみ「聞いた事あるわね……」
こなた「ちょっと持ってくる……なんか……足元が……変だなぁ……」
かがみ「ちょ……気をつけてよ?」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 05:38:46.44 ID:FfAOS8UPO

こなた「ふぅ……やばかったぁ……」
かがみ「何とか醒めてきたみたいね……」
こなた「ごめんね、かがみ」
かがみ「いいわよ、私だってつい飲みすぎちゃったし、結構楽しかったし……」
こなた「もうこんな時間だよ……かがみ、送ってくよ」
かがみ「大丈夫よ、歩けるから、あんたの帰りの方が心配よ」
こなた「せめて駅まで送らせてよ、飲ませたのは私だから、それに……最後の方、酔っ払っちゃってたし、もうちょっとかがみと一緒に居たいよ」
かがみ「ん……わかった////」


こなた「ねえ、かがみ……」
かがみ「ん……?」
こなた「雪だよ」
かがみ「え?」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 05:47:44.14 ID:FfAOS8UPO

こなた「ホワイトクリスマスっていうんだっけ?」
かがみ「そうね」
こなた「静かだね」
かがみ「うん……」
こなた「結構積もっちゃってるけど、電車は……」
かがみ「大丈夫よ」


かがみ(その大丈夫の意味……どっちだったんだろう……)

かがみ(電車はちゃんと動いてるはずだから、大丈夫?それとも、電車がなくて泊まる事になっても大丈夫?)
かがみ(今となっては、この雪に感謝してるけど……)

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 06:00:40.35 ID:FfAOS8UPO

こなた「あ……電話、お父さんからだ……うん……今、かがみと一緒だよ……うん……わかった……」


かがみ「どうしたの?」
こなた「かがみ、戻ろう」
かがみ「え?」
こなた「雪で電車、止まったって、だから、泊まってってよ」
かがみ「そういう事なら……しょうがないか……ちょっとうちに電話するね」


かがみ(私、この時、もう覚悟決めてた……)

かがみ(もう、こうなる運命だったんだって……)

かがみ(雪が降るほど寒かったから、お酒はもうほとんど残ってなかったと思う、はっきりした意識で、そう思った)

かがみ(こなたの家に戻る途中、やけにはしゃいでるこなたを見て、きっとこなたも同じ気持ちなんだな……って思った……私は、ドキドキしてはしゃぐどころじゃなかったけど……)

194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 06:13:03.86 ID:FfAOS8UPO

こなた「やっぱ、かがみは髪ほどいてもかわいいね……」
かがみ「あんまり見ないでよ……恥ずかしい////」
こなた「今更恥ずかしがる事ないじゃん」
かがみ「そうだけど……」
こなた「もっとかがみの顔見せてよ」
かがみ「もう……恥ずかしいったらぁ……そろそろ電気消してよ……」


こなた「あ、そだね……かがみは明るいと眠れないんだっけ?」
かがみ「え?あんた寝る時電気消さないの?」
こなた「消すけど、徹夜でネトゲやって朝寝ると、電気消しても明るいから」
かがみ「なるほど……」
こなた「じゃあ、おやすみ、かがみ」
かがみ「おやすみ、こなた」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 06:23:22.31 ID:FfAOS8UPO

かがみ(電気消したからって……眠れるわけないじゃない……)

かがみ(あんたが隣に居るのよ……?大好きなあんたが……)

かがみ(絶対……誘ってる……私が動いたら……こなたも……)

かがみ(そう思ったら……先に動いたら負けな気がして……)

かがみ(無防備な寝顔を装おってるこなたを……眺めてた……)

かがみ(なんで……?あいつ……目閉じてるのに……全部見られてる気がする……)

かがみ(呼吸の音……高鳴る心臓の音……全部聞かれてるような気がする……)

かがみ(そっか……私、裸なんだ……こなたの前じゃ……)

かがみ(悔しいけど……こなたには全部見せちゃってる……)

かがみ(もう……耐えられない……キブアップよ……)

199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 06:37:03.04 ID:FfAOS8UPO

こなた「ん……かがみ……?」
かがみ「わ、私の負けよっ!待ってたんでしょ?私が……我慢できなくなるの……////」
こなた「そこまで気付いててキスしたの?」
かがみ「私がしたかったからっ……私がこなたとキスしたかったのよ////」
こなた「かがみ……お返しっ……」
かがみ「ちょ……こなた……激しいよ……」
こなた「かがみ?苦しい?」
かがみ「息……つまりそう……でも……もっと……」
こなた「大丈夫、もっとしてあげるから、落ち着いて……ね?」
かがみ「嫌……息が止まっちゃうか……舌が擦りきれるまでして……」
こなた「しょうがないなぁ……」
かがみ「あ……////」
こなた「私の胸ぺったんこだから、心臓の音よく聞こえるでしょ?」
かがみ「うん……」
こなた「私もかがみと一緒だよ……ドキドキしてるんだよ?」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 06:48:04.58 ID:FfAOS8UPO

こなた「落ち着いた……?」
かがみ「ちょっと……ドキドキしてるけど……」
こなた「ゆっくりでいいよ、ゆっくりしよう……?私達のペースでさ、大丈夫だよ、居なくなったりしないよ」
かがみ「うん……居なくなったりしたら……許さないからね……」
こなた「かがみもだよ……?」
かがみ「当たり前じゃない……頼んだって、居なくなったりしてやんないから////」
こなた「嬉しいよ、かがみ……」
かがみ「ん……」

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 07:08:22.34 ID:FfAOS8UPO

こなた「かがみに触れてる指先が痺れて、上手く動かないよ……」
かがみ「大丈夫……気持ちいいから……」
こなた「かがみってさ……着痩せする……?」
かがみ「何よぉ……太ってるって言いたいの?」
こなた「違うよ……おっぱい……結構あるなぁ……って」
かがみ「べ、別に普通よっ……エッチ////」こなた「かがみだってエッチじゃん……ほら……」
かがみ「んっ……ちょ……ちょっと……下着汚れるから……////」
こなた「脱がすよ……?」
かがみ「うん……////」
こなた「触っていい……?」
かがみ「優しく……してよね……」
こなた「痛かったら言ってね?」
かがみ「あっ……ん……大丈夫……続けて……」
こなた「かがみ、気持ちいい……?」
かがみ「気持ちいいよぉ……あっ……なんか……そこっ……」
こなた「ここ?」
かがみ「そこ……こなたの触ってるそこ……なんか……心臓と繋がってるみたいにドキドキするっ……あ……もうだめっ……ちょ……ストップ……」

204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 07:30:58.17 ID:FfAOS8UPO

かがみ「あっ……だめっ……こなた……も……いっ…ちゃう…////」

かがみ「〜〜〜〜〜っ……」
こなた「ちょ……かがみ……そんなにギュッてしたら……苦しいよ……」
かがみ「はぁ……はぁ……ごめん……なんか……力抜けた……」
こなた「イッちゃったんだ?」
かがみ「ちょ……言うなぁ////」
こなた「気持ちよかった?」
かがみ「っ………よかった////」
こなた「かがみん………私も……」
かがみ「うん……」
こなた「あ……かがみっ……」
かがみ「こなた……大丈夫……?今、ビクッてしたけど……」
こなた「大丈夫だよ……ちょっと……敏感になってるだけ……」

207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 07:54:55.03 ID:FfAOS8UPO

かがみ「こなた……どう……?」
こなた「んっ……気持ちいいよ……」
かがみ「震えてるけど……平気?」
こなた「平気だよ……かがみ……ギュッてしていい……?」
かがみ「いいけど……そうしたら、私、こなたの触ってあげれないわよ?」
こなた「も……イクから……イク時に……ギュッて……しないと私イけないんだよ……」
かがみ「じゃ、じゃあ……いいわよ……ギュッてして……////」
こなた「ありがと……かがみっ……イク……イクよ……かがみっっっ」
かがみ「っ……////」
こなた「かがみ……気持ちよかった……」
かがみ「なんか、その時……に名前呼ばれるの、照れる////」
こなた「また濡れてきちゃう?」
かがみ「ん……ちょっとだけど……////」

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 08:06:03.81 ID:FfAOS8UPO

こなた「ちょっとでこれ……?かがみのエッチ」
かがみ「な……あんたがかわいい声で鳴くからそうなっちゃったのよ////」
こなた「かがみだって、随分かわいい声で鳴いてたよ?押し殺しちゃって、かわいいなあ」
かがみ「だって……そんな大きな声出したらみっともないじゃない////」
こなた「私にはすぐ怒って大きな声出すくせに」
かがみ「もうっ……ちょっとぐらい余韻に浸らせてよ……まったく」
こなた「だめだよ、かがみ」
かがみ「え?」
こなた「今日は疲れて寝ちゃうまでするんだから、余韻に浸る暇なんてないんだよっ」
かがみ「ちょ……待ちなさいよ……あんっ……だめ……だめだってばぁ……」
こなた「かがみ……大好きだよ……」
かがみ「んっ……もうっ……こなたのばかっ……私も大好き……」

212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 08:20:09.55 ID:FfAOS8UPO

かがみ「こなた、ほら、起きなさいよこなたってば!」
こなた「ん……かがみ……あっ!ずるっ……一人だけ服着てっ」
かがみ「あんたにも着せといてあげればよかったかしら?」
こなた「んー……裸のまま沿い寝してくれてるんじゃなきゃいいや」
かがみ「あんたがさっさと起きないのが悪いんでしょ?」
こなた「う〜……眠い……」
かがみ「ほら、今日は終業式でしょ!早く起きて行くわよっ!」
こなた「そか……かがみは一旦家に寄って制服に着替えなきゃだね」
かがみ「そうねえ、この格好で行くわけにも行かないし」
こなた「ちょっと待ってて、準備するから、一緒に行こ」
かがみ「最初からそのつもりよ」

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 08:36:09.86 ID:FfAOS8UPO

こなた「私だけ制服って変な感じだね」
かがみ「そうね」
こなた「ていうか寒いね……昨日雪降ったから余計に」
かがみ「こうすれば暖かいんじゃない?」
こなた「かがみ、それ、まんま朝帰りのカップルだよ、ま、事実だけどね」
かがみ「な……////」
こなた「あれー?かがみん、昨日の事思い出して恥ずかしくなってるのかな?」
かがみ「べ、別に今更恥ずかしがるほどの事でもないでしょっ……付き合ってるんだから……当然よ////」
こなた「当然って事は、またしてもいいって事?」
かがみ「い、いいわよ……何回でも////」
こなた「かがみんのエッチ」
かがみ「ど、どっちがよっ////」

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 08:47:22.15 ID:FfAOS8UPO

こなた「かがみ、来年のクリスマスはホテル行こうよ」
かがみ「な……いきなり何を言い出すのよあんたは////」
こなた「ホテルは行けたらでいいけど、来年もかがみと一緒に過ごしたいなぁって」
かがみ「来年だけでいいの?」
こなた「もちろん再来年も、その先もずっとだよ?」
かがみ「絶対だからね……」
こなた「うん、絶対だよっ!」

第二部
18禁百合地獄編
\(^O^)/

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/08(水) 09:15:29.42 ID:FfAOS8UPO

今のとこ、構想にあった部分についてはこれで終了です。
二部に至っては計画も何もない状態で、エロはやらなきゃなという漠然としたイメージで行き当たりばったり進める事になってしまい、結局終わっているだろうと思った八時を過ぎてなお投下する始末。
読んで下さった方々には本当にご迷惑をおかけしました。
読んでくれた皆さん、保守して下さった皆さん、本当にありがとう。
自分の準備不足でギリギリの状態で書き続ける事になってしまいましたが、本当に楽しかったです。



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