キョン「ウェイク・アァァップ!!」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 18:48:21.81 ID:eympwGlE0

キョン「ダークネス!ムーンブレイク!!」

ドゴォォォン

キョン「……はっ? 俺は何をやっていたんだ?」

長門「ファンガイアと戦っていた」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 18:49:32.62 ID:eympwGlE0

キョン「ふぁんがいあ?何だそれ」
長門「テレビ番組『仮面ライダーキバ』に登場する敵」
キョン「お前にしては分かりやすい説明だな。で、なんで俺がそんなことに」
長門「……おそらく、涼宮ハルヒの影響」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 18:51:47.83 ID:eympwGlE0

キョン「ハルヒが?一体何を……」
古泉「おそらく涼宮さんは、『仮面ライダーがいて欲しい』と思ったのですよ」
キョン「うおっ古泉!お前いつからそこに」
古泉「僕も先ほど、奇妙な力を授かったところです」
キョン「何?お得意の超能力とは別にか」
長門「一時間ほど前から私の中にも、規定のプログラムにない特殊な能力が突如として発生している」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:10:07.98 ID:eympwGlE0

みくる「ふぇぇ〜!助けてくだしゃい〜!」

キョン「! どうしたんですか朝比奈さん」
みくる「何か怖いのが追いかけてくるんですぅー」
古泉「あれは…?」
長門「……アンノウン、ワーム、ファンガイア」
キョン「頼むから俺にわかる言葉で喋ってくれ」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:11:27.46 ID:eympwGlE0

古泉「どうやら……やるしかないようですね!」
キョン「?」
古泉「変身!」
キョン「うおっ!?」
長門「仮面ライダーアギト。同名のテレビ番組に登場するヒーロー」
キョン「いや、って、おい!古泉」
古泉『トォォォーッ!!』

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:13:32.90 ID:eympwGlE0

みくる「ひぇぇ〜、何でしゅか、あれ〜!」
キョン「わかりませんよ!俺にも!」
長門「変身、して」
キョン「は?」
長門「大丈夫。さっきもしていた」
キョン「何を!」
長門「あなたにもその力がある」
キョン「! うお、何だこれ! 変なベルトが勝手に」
長門「……(コク)」
キョン「……くっそぉぉ!変身!!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:16:37.75 ID:eympwGlE0

キョン『おぉ!?何だこの姿!?』
長門「仮面ライダーキバ。さっきもなっていた」
キョン『……戦えってのか?これで』
長門「戦い方は分かっているはず」
キョン『!』

キョン(何なんだ……戦い方が、分かる……)

長門「(コク)」

キョン『……うおぉぉぉぉ!!』

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:22:08.21 ID:eympwGlE0

キョン(なんだ、なんだ!? どうしてこんなことになってるんだ!?)

キョン『うおっ!あぶねっ!』

敵「ウオオオ!!」

キョン『ちょ、ちょっ、待っ』

敵「死ネエエエエ!!」

キョン『――!!!』

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:23:42.36 ID:eympwGlE0

カブトゼクター『クロックアップ』

キョン『!?』

カブトゼクター『クロックオーバー』

敵「グアアア!!」

キョン『???』

仮面ライダーカブト『これで大丈夫』

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:25:00.32 ID:eympwGlE0

キョン『な…長門か!?』
カブト『敵の戦力を大幅に削った。戦って』
キョン『……お、おう』

敵「グオオオオ!」

キョン『……うらぁぁあ!!』

キョン『行くぞ! ウェイク・アップ!!』

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:26:51.18 ID:eympwGlE0

キョン(何をすれば良いか分かる――)

キョン『ダークネス!ムーンブレイク!!』

敵「ガアアァァアアア!!」


古泉『グランドフォ――ム!!ライダー・キ―――ック!!』

長門『ライダー……キック……』
カブトゼクター『ライダーキック!』


ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:29:30.64 ID:eympwGlE0

キョン「……ハァ、ハァ……」

古泉「どうやら片付きましたね」
キョン「……で、どうなってるんだ、これは」
長門「涼宮ハルヒの願望が生み出した現象。……朝比奈みくる、あなたにも何か異変が起きている筈」
みくる「……あ、あの……これ、さっき拾ったんですけど……」
長門「……ライダーパス。TPDDとは別理論の時間平面移動媒体」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:33:35.20 ID:eympwGlE0

みくる「ひぇぇっ!?じゃああたしも戦うんでしゅかっ!?」
キョン「朝比奈さん……」

古泉「! この気配は」
キョン「どうした古泉」
古泉「何物かが戦っています」
キョン「どこで!」
古泉「……わかりません……この近くなのは間違いないんですが……」

長門「鏡の中」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:36:21.45 ID:eympwGlE0

キョン「鏡の……中ぁ?」
長門「ミラーワールド。そこで仮面ライダー龍騎の力を得た者が戦っている」
古泉「なるほど……」

キョン(わけがわからんぞ。お前らはそれで納得できるのかもしれんが、俺と朝比奈さんは――)
みくる「キョンくんーこわいでしゅー」

長門「……終わった。お出まし」
古泉「おお、鏡面から人が」

キョン「! >>27じゃないか!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:43:14.08 ID:MFyANUQz0

谷口

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:47:52.87 ID:eympwGlE0

キョン「! 谷口じゃないか!」
谷口「!! お、お前ら、いいところで出会った! 助けてくれよ!」
キョン「?」
谷口「ワケわかんねー内に、鏡の中に引き込まれたと思ったら、変な格好になるわ、変な怪物は出てくるわ……!」

古泉「彼は事態を把握できていないようですね」
長門「心配ない。説明する」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:50:41.94 ID:eympwGlE0

長門「(略)」
谷口「…わ、悪いがあんたの説明は専門用語が多すぎて俺には何がなんだか」
古泉「つまり、こういうわけですよ。あなたも我々も、突如として『仮面ライダー』に変身する能力を得た。
    あなたが得たのは、鏡の中の世界に入り込み、そこにいるモンスターと戦う能力というわけです」
谷口「冗談だろ!? なんで、そんなことに……」
キョン「谷口……諦めろ。俺達みんな被害者なんだよ」

キョン「(バラさないほうがいいんだろうな、こいつにはハルヒの力のことは……)

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:52:13.40 ID:eympwGlE0

古泉「とにかくこうなった以上、力をあわせて戦うしか――」
谷口「や、やだね、こんな訳わかんねーこと……」
古泉「そうですか? しかし、やってみると案外いいものかもしれませんよ。
    モンスターから人々を守るヒーロー。さぞや女性にモテるでしょうね」
谷口「やります!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 19:58:35.49 ID:eympwGlE0

『ウェエエェェェ(0w0)――――イ!!』


キョン「何だ、あの声は!?」
古泉「あっちですね」
谷口「よし、行ってみようぜ!いたいけな女子が俺の助けを求めてるかもしれねー!」
長門「……」
みくる「置いてかないでくだしゃ〜い!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:00:29.59 ID:eympwGlE0

仮面ライダーブレイド『オンドゥルルラギッタンディスカー!ウゾダドンドコドーン!!』

キョン「長門、あれは何だ」
長門「仮面ライダーブレイド。アンデッドと交戦している」

ブレイラウザー「キック、サンダー、ライトニングブラスト」
仮面ライダーブレイド「ウェ――――(0w0)――――イ!!」

敵「グギャアアアアア」

ドゴオオオオオオオオオン

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:03:01.67 ID:eympwGlE0

古泉「ブレイドが変身を解きますよ」
谷口「一体どんなヤツが変身してたんだ?」


鶴屋さん「やあっ諸君! 元気ディスカー?」

みくる「つ、鶴屋さん!?」

鶴屋さん「あっはっはっ、まいったねー! なんか仮面ライダーになっちゃったディスよー」


キョン「しゃ、喋り方がおかしい……いや、いつもおかしいけど、なんか、おかし方が違う」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:08:50.11 ID:eympwGlE0

鶴屋さん「みんなも仮面ライダーになっちゃったって!? みくるも!? あっはっはっ! 傑作だドンドコドーン」

谷口「朝比奈さん、あなたはこの仮面ライダー龍騎こと谷口が守るっス! 安心して俺の後ろで震えてて下さい」
みくる「ふぇ? あ、あの〜」


古泉「それにしても不思議ですね……」
キョン「何がだ。変身したことなら十分すぎるほど不思議だが」
古泉「そうではないんですよ。各ライダーにこの人選、かなり作為的なものを感じます」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:13:11.13 ID:eympwGlE0

キョン「? どういうことだ」
古泉「いいですか? まず僕が変身したのは、超能力者が覚醒するといわれる仮面ライダーアギトです。
    地球外の技術で作られたとされる仮面ライダーカブトは長門さん、
    時の列車を駆る仮面ライダー電王は朝比奈さんに割り当てられました」
キョン「なるほどな……って、ちょっと待て、じゃあ俺は何なんだよ。俺は普通の人間だって言ってたじゃないか」

長門「声」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:16:43.17 ID:eympwGlE0

キョン「は……?」
長門「いい。考える必要はない」

古泉(……谷口君は『異空間への扉を開く能力』、鶴屋さんは『変な喋り方』といったところでしょうか)

キョン「まあ、何かよくわからんが、ハルヒがやったんだろ? どうせ文化祭の映画の配役を意識して……
     っておい、そういえばそのハルヒはどこに居るんだよ。こんな状況を作り上げた張本人は」

長門「涼宮ハルヒは……>>50

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:17:28.19 ID:2+XvekvG0

555

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:19:51.84 ID:eympwGlE0

長門「涼宮ハルヒは……仮面ライダーファイズになった」

キョン「……わからん。そうじゃなくて、ハルヒが今どこにいるのかを教えて欲しかったんだが……」
長門「そう」
古泉「涼宮さんの居場所なら大体想像がつきますよ?」
キョン「なに、本当か古泉」
古泉「ええ」

古泉「涼宮さんが居るのは……>>55ですね。そうでしょう、長門さん?」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/25(金) 20:21:37.63 ID:LpS71Q5X0

体育館トイレ

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:25:14.38 ID:eympwGlE0

古泉「涼宮さんが居るのは……体育館のトイレですね。そうでしょう、長門さん?」
長門「そう」
キョン「……はあぁぁあ!?」

長門「正確には、数時間前まで体育館のトイレだった場所」
キョン「なんだ、どういうことだ」
長門「北高校を中心に大規模な情報崩壊が起こっている」
古泉「閉鎖空間……とも、違うようですね」
キョン「わかるように説明してくれよ」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:32:37.84 ID:eympwGlE0

長門「何者かが涼宮ハルヒの能力を利用して時空断裂を開いた」
キョン「……」
古泉「涼宮さんの居場所を中心として、巨大な時空のトンネルが開いているわけですね」
長門「私達が交戦したファンガイア、ワーム、アンノウン、ミラーモンスター、アンデッドはその時空断裂を介して別次元から来た」
キョン「……待てよ、どういうことだ? そんなの全部テレビの中の作り話なんだろ」
古泉「僕達の世界では、ね。ところが、それらが現実に存在している世界もあったということです」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:40:15.07 ID:eympwGlE0

キョン「そ、それでハルヒは。ハルヒもライダーに変身して戦ってるのか!?」
長門「涼宮ハルヒは……高次元的な力の干渉を受け、囚われている。時空断裂を維持するために」
キョン「何!?」
長門「……グロンギ怪人、オルフェノク、魔化魍、イマジンの存在も感知した。
    敵は、無尽蔵ともいえる涼宮ハルヒの能力を最大限に利用し、この世界に全勢力を集結させる算段と思われる」
古泉「なんと……これは由々しき事態ですね。そんなことになれば、この地球は……」
長門「地球だけではない。この銀河ぜn

キョン「うるせえ!」
長門・古泉「!」
キョン「地球だと、銀河だと!? そんなの知ったことか! ハルヒだよ! ハルヒがヤバい目に遭ってんだろ!?
     助けに行くぜ、俺は!」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:45:08.26 ID:eympwGlE0

長門「もちろん、私達もそのつもり」
古泉「行きましょう!」

鶴屋さん「あの〜、なんか3人だけで盛り上がってるみたいだけどー」
みくる「あ、あたしも行きますよ、あたしでもお役に立てるなら……」
谷口「能力がどうこうってのはよく分かんねーけど、涼宮に恩を売っとくのも悪くないからな」

キョン「おまえら……」


キョン「よし、行くぞ!」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:48:36.31 ID:eympwGlE0

キョン「ブロン・ブースターッ!!」

古泉「マシントルネイダー!」

長門「……カブト…エクステンダー」

みくる「ま、マシンデンバードッ!」

谷口「ライドシューター!!」

鶴屋さん「ブルースペイダー! ウェ―――(0w0)―――イ!!」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:51:25.63 ID:eympwGlE0

ドルルルルルルルル……

キョン「このまま突っ走るぞ! 学校はこの坂の上だ!」
長門「……無い」
キョン「? 長門、何か言ったか?」

ルルルルル……キィィィィッ

キョン「!!」


キョン「俺達の学校が……無くなってやがる……」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:54:07.31 ID:eympwGlE0

谷口「な、なんだこれ!? いつから北高は砂漠になったんだよ!?」
みくる「時の砂……です」
古泉「これはまた派手にやられましたね……」

鶴屋さん「! み、みんな、あの上を見るディス(0w0)!」

キョン「――ハルヒ!!」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 20:56:30.19 ID:eympwGlE0

みくる「あ、あんな十字架に……」
谷口「何てことしやがる!」
古泉「あれは……眠らされているんでしょうか」
長門「生命活動を停止している」
キョン「!?」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:00:49.38 ID:eympwGlE0

キョン「そ、それってまさか――」
長門「一時的なもの。正確に言えば、涼宮ハルヒの時間は止まっている。敵がそうした」
古泉「……その状態を解く方法は?」
長門「不明。だが涼宮ハルヒはこの状況を十分承知して私達に仮面ライダーの力を与えたものと思われる」
キョン「どういうことだよ!?」
長門「涼宮ハルヒが彼女自身に与えた仮面ライダーファイズの力は、一度生命活動を停止して蘇った者に発現する力」
古泉「なるほど……つまり涼宮さんはこう言いたいのですね。『この状態から蘇ることさえできれば、私は戦える』」
長門「そう。そして――」

キョン「『だからあんた達、あたしを救い出しなさい』――か」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:08:36.29 ID:eympwGlE0

長門「お出まし」

グロンギ怪人・アンノウン・ミラーモンスター・オルフェノク・アンデッド・魔化魍・ワーム・イマジン・ファンガイア軍団「オオォォォ!!」

谷口「うわあぁぁっ、何だよあの量!?」
鶴屋さん「あっはは、こりゃー流石のあたしでもビビっちゃうかなー……」
古泉「まさかこれほどの大軍勢とは……」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:12:09.75 ID:eympwGlE0

みくる「こ、こここ怖いでしゅー」

キョン「怯むな! それでも俺達なら出来るってハルヒが言ってんだよ!」

みくる「!」
鶴屋さん「……そうだねっ、ハルにゃんがあたし達を信じて力を託したなら、やるしかないディス(0w0)!」
谷口「……ああ、意外とホイホイ片付くかもしれねーな」
古泉「僕達がどうにかしなければ、間違いなくこの世界は崩壊するんです」

長門「……今、戦う時」

キョン「行くぜ!」


「「「「「「変身!!」」」」」」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:13:14.91 ID:eympwGlE0

ここでキャラ安価

クウガの中の人 >>88
響鬼の中の人 >>90

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:15:45.56 ID:HPnSWMj30



90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:16:22.55 ID:HPnSWMj30

国木田

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:23:08.46 ID:eympwGlE0

古泉『フレイムセイバー! ふぅぅんもっふぅぅぅっ!!』
アンノウン「ギャアアアッ」


ドラグバイザー「ストライクベント」
谷口『WAWAWA……ドラグクロー・ファイヤーッ!!』
ミラーモンスター「グオオォォォッ」


ブレイラウザー「サンダー、スラッシュ、ライトニングスラッシュ」
鶴屋さん『行くよっ! ウェ―――(0w0)―――イ!!』
アンデッド「グオオオオ」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:26:09.58 ID:eympwGlE0

カブトゼクター「1、2、3」
長門『ライダー……キック』
カブトゼクター「ルァイダー・キック!!」
長門『……情報結合を解除する』
ワーム「アアァァアアァッ!」


デンオウベルト「フルチャージ」
みくる『み、み、みくるの必殺技〜っ!!』
イマジン「ウガアアァァッ!!」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:29:54.45 ID:eympwGlE0

ファンガイア「ガアアアッ!!」
オルフェノク「フハハハハァ!!」
魔化魍「ガオオオオッ!!」
グロンギ怪人「オオォォォッ!!」

キョン『く……! 多勢に無勢、でもこんなところで負けるわけには……!』

仮面ライダークウガ『待たせたわね』
仮面ライダー響鬼『僕も戦うよ』

キョン『お前たちは!?』

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:34:10.79 ID:eympwGlE0

国木田『プロデューサーが違うから僕達だけ遅くなってしまったよ』
キョン『……国木田か?』
国木田『ああ、谷口だけにいいカッコさせるわけにはいかないからね。朝比奈さんともお近づきになっておきたいし』

橘『ここは私達が引き受けるから、涼宮さんを助けに行ってあげてください』
キョン『国木田はわかるが、なんでお前が!』
橘『涼宮さんの力が失われてしまえば、その力が本来の持ち主である佐々木さんに戻ることも二度となくなる。
   あなた達に手を貸したいわけじゃないのよ』
キョン『……何でもいい、礼を言うぜ!』

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:36:01.41 ID:eympwGlE0

国木田『はあぁぁあっ!! 音撃打! 爆裂強打の型あっ!!』
魔化魍「ギャアアアッ」


橘『……はっ! マイティキ―――ック!!』
グロンギ怪人「ウワアァァァッ!!」


キョン『ハルヒ……今行くぞ!』

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:38:25.26 ID:eympwGlE0

キョン『ハルヒ! おい起きろハルヒ!』
ハルヒ「――――」
キョン(くっ……光の十字架でがんじがらめかよ。攻撃したらハルヒを巻き込んじまうし――どうする!?)


こうするんだ>>102

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:42:39.56 ID:mrYTprrzO

>>99

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:40:04.21 ID:mrYTprrzO

sleeping beautyですね、わかります

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:44:51.06 ID:eympwGlE0

キョン『どうする……?』


     朝比奈さん「白雪姫って知ってます?」

     YUKI.N > sleeping beauty


キョン『……やれやれ』

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:47:23.34 ID:eympwGlE0

ハルヒ「――――」
キョン『……バカだな、お前……助けてほしいからってこんな滅茶苦茶な力なんか与えやがって』

ハルヒ「――――」
キョン『この“仮面”をつけたままじゃ、お前を助けてやれないだろ……』


キョン「ハルヒ――――」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 21:54:01.26 ID:eympwGlE0

ハルヒ「!!」

キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「……あたし、どうなって……どこ?ここ」

オルフェノク「……生き返ったか……」

キョン「!」
ハルヒ「!? ――――そうだ、思い出したわ! どきなさいキョン!」
キョン「うおっ」

オルフェノク軍団「……」
ハルヒ「そういや、あんた達……随分といじめてくれたっけね!」

ファイズフォン「standing by!」

ハルヒ「今度はあたしの番よ! ――変身!!」

ファイズフォン「complete!!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:03:09.54 ID:eympwGlE0

ファイズポインター「ready」
ファイズアクセル「complete」

ハルヒ『アクセルフォ―――ム!!』

キョン「……っ!?」



「exeed charge」

『クリムゾン――』

『――スマッシュ!!』

「グギャアアアアアア」

「3...2...1...」

「time out」


「reformation」

ハルヒ『……ふぅ、やっとスカッとしたわ』
キョン「やっぱりお前にゃ付いていけねー……」


109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:08:33.59 ID:eympwGlE0

ドゴォオォオオォォォオン


古泉「……あらかた、片付きました、ね……」
谷口「マジで疲れたぁー……」
みくる「終わったんですか??終わったんですか??」


謎 の 声 「 お の れ … … ! 」


橘「!……誰!?」
国木田「あの時空の穴から聞こえるよ!」
鶴屋さん「なんか、凄まじい覇気を感じるねっ」

長門「……高次元存在……」

キョン「……あの声の主が全ての元凶か!?」
ハルヒ「何?何?なんかすごくワクワクしてきたっ」
キョン(こいつは……)

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:19:10.77 ID:eympwGlE0

謎の声「紛い物の分際で、よくも我が計画を邪魔してくれたな……」

キョン「胡散臭いな、誰だお前は! そんな変な渦の中に隠れてねえで出て来い!」
長門「その説得は無意味。あれには、この世界で言うところの『姿』といった概念は無い」
キョン「そうか、ありゃなんだ長門、お前の情報統合ナントカのお仲間か!?」
長門「違う。しかし、とてもよく似た存在」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:21:37.51 ID:eympwGlE0

ハルヒ「アンタ、何なの!? 宇宙からの侵略者!? 時空犯罪者!?」
キョン(やれやれ、ハルヒの奴、あれだけ酷い目に合わされたくせに目を輝かせてやがる)

謎の声「私か。私は――人類を支配する者だ」

キョン「何?」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:24:25.33 ID:eympwGlE0

ハルヒ「アンタ、何なの!? 宇宙からの侵略者!? 時空犯罪者!?」
キョン(やれやれ、ハルヒの奴、あれだけ酷い目に合わされたくせに目を輝かせてやがる)

謎の声「私か。私は――人類を支配する者だ」

キョン「何?」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:27:09.03 ID:eympwGlE0

謎の声「遠い昔、私がこの星に来た時に、私が持つ軍団の一つ『フォッグ』を使い、そこに居た恐竜を絶滅させ他の生物達に改造を施した」
キョン「……それも何かのテレビの話か?」
国木田「仮面ライダーJ、だね」
谷口「知ってるのかよ!」
国木田「子供の頃、映画を見に行ったんだ」

謎の声「このとき改造した生物の王国が『ゴルゴム』であり、その王として作られたのが『創世王』だ」
古泉「僕が昔見た仮面ライダーBLACKの物語も、どこかの世界で現実に……」

謎の声「そして怪人達の数がある程度増えた後、各種族の長に再改造を施し、不死の能力を与え戦い合わせた」
橘「! それは、まさか……」
謎の声「君達の言い方を借りれば『バトルファイト』だな。この星の中で最も強い種を見つけるための」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:30:41.97 ID:eympwGlE0

謎の声「その後、勝ち残った種族、人類には栄光が与えられた。私の僕となる栄光が」
鶴屋さん「か、勝手なこと言うんじゃないディス(0w0)!」
謎の声「人類にはその守護者として『光と闇の存在』を作り出し、『ロード』まで作り守ってやったのだ、当然の義務だと思うが」
古泉「それで……『ゴルゴム』の怪人達はどうしたんです」
謎の声「最後の『創世王』をこの私に倒され、ロード怪人との戦いに敗れた怪人達の多くは異次元に追放して残してやった。保険としてな。
     そして私は『光と闇の存在』に人類の管理を任せ、眠りについた。しかしその間に面白いことがおきてね」
古泉「面白いこと?」
謎の声「人類の管理を任せたの『光と闇の存在』の内、『光の存在』が人類に力を与えた。私に対する反逆の力それが『アギトの力』だ」
古泉「反逆の力……」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:35:57.20 ID:eympwGlE0

謎の声「そして『闇の存在』は『アギトの力』に目覚めた人間と戦う力を整える為に眠りについた。
     もう一つの面白い事に、私がこの星に来たせいで陰と陽のバランスが崩れ、この星の邪気が具現化した魔物『魔化魍』が生まれた事だ。
     しかし人間の中には『魔化魍』に対抗するため肉体の鍛錬によって『アギトの力』を目覚めさせた人間も現れた」
国木田「それが、鬼だね」

キョン「なんか話が全然わからんのだが……」

謎の声「そして私は目覚め、人類を僕にする為に、かつての私の体のコピーを作らせる事にしたのだ」
長門「それであなたは、『ショッカー』をはじめとする12の組織を作り上げた」
謎の声「仮面ライダーの活躍のお陰で全て台無しになったがな……次の器を作る時は保険として残していた『創世王』に目を付けた。
     『闇の存在』からの追撃を恐れ眠りについていた怪人たちを目覚めさせ、活動を再開させ次の『創世王』を作り出そうとしたのだが、これも失敗した」

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:38:20.36 ID:eympwGlE0

謎の声「次に私は、保険として異次元に追放した『ゴルゴム』の怪人達が異次元で築いた帝国を操った。
     それが『クライシス』だ。しかしこれも仮面ライダーに敗れた……」

キョン「……何なんだ? つまりテレビの仮面ライダーの話が実は全部どっかの世界で繋がってたって話をしてるのか?」

謎の声「「新しい器を作ろうと、『財団』に『改造兵士』を経て作らせた『ネオ生命体』もライダーどもに倒された」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:42:03.24 ID:eympwGlE0

謎の声「『クライシス』が破れ、『怪魔界』が消滅したときに次元に小さな歪みが生じた。
     私はその歪みを使って新たな世界を作り上げた。虚像の世界『ミラーワールド』を……」
谷口「なに!? あのケッタイな世界もお前が作ったものだったのか!」
謎の声「他にも九郎ヶ岳の発掘を進めさせ、『グロンギ』共を蘇らせた事もあった。
      霊石『アマダム』は『キングストーン』に極めて近い性質を持つため、『創世王』と同じように二人を戦い合わせて
      勝ち残った方を私の器にしようと思い、二人が『究極の力』を持つように成長させるため『グロンギ』共に『ゲゲル』をさせた」
橘「テレビで見た仮面ライダークウガの物語は実はそういうことだったのね……」

キョン「何がなんだかよくわからん……」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:46:16.53 ID:eympwGlE0

謎の声「今度は私の力で進化を早ませた人類『オルフェノク』を作り出した。『オルフェノク』王の体を奪う為にね」
キョン「勝手なもんだな」
謎の声「だが、茶番ももう終わる。人類が僕となる時の下準備として『ワーム』を呼び寄せたのだ」
長門「あなたが『ワーム』をこの星に呼んだ……?」
謎の声「その通りだ。その時にこの星のエネルギーを使った反動で、邪気を浄化する力が弱まってしまった。
     『魔化魍』の大量発生『オロチ現象』は、それが原因だ。もっとも私が少し手助けしたがね」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 22:54:06.69 ID:eympwGlE0

謎の声「そして、時空侵攻の下準備として『イマジン』どもに時間移動をさせ、現在そして過去で暴れさせた。
      その副作用として、22年前に大量発生は収まったはずの『ファンガイア』が再び現代で猛威を振るうことになったが」
みくる「時間移動をそんな悪いことに使うなんて……許せません!」
謎の声「そして今、その人間――『涼宮ハルヒ』の能力を使い、時空の扉は開かれた!
      お前達にとってはテレビの中の作り話に過ぎなかった悪夢が、今、現実となるのだ!」

古泉「そんなことになれば……この世界は確実に崩壊する!」
谷口「話が壮大すぎて俺にはわかんねーけど……コイツをどうにかしなきゃならねーのはわかるぜ!」
橘「もう、涼宮さんがどうとか佐々木さんがどうとか言ってる場合じゃないわね」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:02:10.58 ID:eympwGlE0

国木田「でも、どうするのさ!? 敵は時空を超えて襲ってくるようなヤツなんだよ!?」
鶴屋さん「あっはっはっ、そう心配することもないよっ」
古泉「ええ。敵は涼宮さんがどういった存在か、少々理解が足りないようです」

謎の声「なんだと……?」

長門「たった今、情報統合思念体から指示を受けた。あなたを消せと」
みくる「……そ、そうですっ! 私も時空駐在員として、あなたを許しておくわけには行きませんっ!」

谷口「ジョーホートーゴ……ジクーチューザイ……?」
鶴屋さん(やっぱりねっ、そんなこったろうとは思ってたんだよ)

キョン「そうだ。俺だって許せねえ!
     ……ハルヒ、さっきからずっと黙ってないでお前も何か言ったらどうなんだ」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:05:55.56 ID:eympwGlE0

ハルヒ「あたしは……」

ハルヒ「……あの時空野郎の御託を聞いてる間、ずっとワクワクしてたわ。
     あたしの知らない世界で、そんな凄いことが起きてたなんて」

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「宇宙の侵略者! 悪の秘密組織! こんなに心躍ることなんて今までにない。
     これが夢なら、いつまでも醒めないでほしいってくらい」

キョン「ハルヒ、お前……」

ハルヒ「でも」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:10:04.15 ID:eympwGlE0

ハルヒ「でも……あたしはね、そんな夢より何より」

ハルヒ「……この世界を守りたいの。
     有希がいて、みくるちゃんがいて、古泉君や鶴屋さんがいて――
     アホの谷口を含めてもいいわ」

谷口「アホっておい」

ハルヒ「……そしてもちろん、キョン、あんたもいる――
     この世界を! この日常を! 何より守りたいのよ!」

謎の声「涼宮ハルヒ……貴様……!」

キョン「……ふっ、お前の口からそんな言葉が出るなんてな」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:14:53.40 ID:eympwGlE0

ハルヒ「あんた達! 谷口も国木田も、そっちのよくわかんないコも、今だけ一時的に準団員にしてあげるわ!
     SOS団の総力を挙げて、あいつをぶっ潰すわよ!!」


謎の声「フ……フフフ……ぶっ潰す……だと?」


謎の声「……フハハハハハ!! いいだろう、この世界の仮面ライダーの諸君!! これが最後の戦いだ!!
     私こそが『ゴルゴムの創世神』、『クライシスの真の皇帝』、『財団の支配者』、 『究極なる闇』、『人を作りし者』、
     『ミラーワールドを開いた者』、『オルフェノクの王』、『バトルファイトの統制者』、『オロチ』、 『ワームの支配者』、
     『イマジンの首領』、『ファンガイアの王』――
     そして仮面ライダー諸君にはこの名が一番相応しいだろう、私の名は『 大 首 領 』 なり」


ハルヒ「団長命令よ! 全軍、突撃!!」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:21:08.07 ID:eympwGlE0

「「「「「「「「「ウオオォォォォォオオオォォッ!!!」」」」」」」」」


橘「変身ッ!! 『凄まじき戦士』!!」

古泉「変身!! シャイニングフォ―――ム!!」

谷口「変身!!」
ドラグバイザーツバイ「サバイブ」

ラウズアブゾーバー「アブゾーブクイーン」
鶴屋さん「変身!!」
ラウズアブゾーバー「エボリューションキング!」

国木田「響鬼、装甲!! アァァアアアァ……タアァァァアアァッ!!」

カブトゼクター「ヘンシン」
長門「ハイパーキャストオフ」
ハイパーゼクター「ハイパー・キャストオフ!」

ケータロス「モモ、ウラ、キン、リュウ――」
みくる「変身!!」
ケータロス「クライマックスフォーム」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:25:41.64 ID:eympwGlE0

ファイズブラスター「standing by」


ハルヒ「ねえキョン……これって、夢なのかな」
キョン「さあな……」


タツロット「さあ、行きますよ!」


キョン「……夢だとして、また、一緒に戻ろうぜ」
ハルヒ「……当たり前じゃない!」


ファイズブラスター「awakening」
タツロット「ヘンシン!」


ハルヒ&キョン「「変身!!」」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:34:43.51 ID:eympwGlE0

アントロート軍団「キシャアアアア!!」
ハイドラグーン軍団「グゥゥゥゥウウゥウウン」
ライオトルーパー軍団「ヤアァァッ!!」
ダークローチ軍団「グオオオオォォォッ」
魔化魍軍団「キィィィィイイィィィ」
サナギワーム軍団「オオオオォォォ」
モールイマジン軍団「ヒャヒャヒャヒャ!!」

橘『行くわよ! アルティメット・ブラストペガサス!!』
古泉『シャイニングカリバー! シャイニングクラッシュ!!』
谷口『ドラグランザー! メテオ・バレットォォォッ!!』
鶴屋さん『受けてみなっ! ストレート・フラァアアッシュ!!』
国木田『アームドセイバー・烈火剣! はあぁぁっ!!』
長門『マキシマム・ハイパー・サイクロン……』
みくる『え、えと、……ボイスターズ・シャウト!!』

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:39:32.48 ID:eympwGlE0

大首領「……馬鹿な! 我が手駒どもが、いとも簡単に――」
キョン『まだ分からねえのか』
大首領「何?」
キョン『おまえは、来る世界を間違えたんだよ! この世界にはハルヒが居て、俺達が居る。
     異次元人だろうが何だろうが、俺達の世界は壊させねえ!!』
大首領「に、人間ごときが……!」

ハルヒ『何よキョン、ヒラ団員のあんたばっかりオイシイとこ持ってくんじゃないわよ!
     ……ファイズブラスター、ブレイカーモード!』
ファイズブラスター「faiz blaster, take off!」
ハルヒ『フォトン! ブレイカ―――ッ!!』

敵軍団「ギャアアアアアアアアアッ!!」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:47:32.91 ID:eympwGlE0

ハルヒ『地上の敵は一掃したわ! あんた達、全員あたしに続きなさいっ!!』
ファイズブラスター「exeed charge」

みくる『ひゃっひゃいっ! えーとえーと……ボイスターズキック!』
ケータロス「charge and up」

ハイパーゼクター「maximum rider power」
長門『……ハイパー、キック』
ハイパーゼクター「1, 2, 3! rider kick!!」

国木田『鬼神、覚声! はあっぁあぁあぁああああ…………』

キングラウザー「スペード10、ジャック、クイーン、キング、エース!」
鶴屋さん『アァァアア……』
キングラウザー「ロイヤルストレートフラッシュ!」

ドラグバイザーツバイ「ファイナルベント」
谷口『行くぜ、ドラゴンファイヤーストーム』
ドラグランザー「ガオオオォォォォオッ!!」

古泉『シャイニング・ライダーキック! はあぁあぁぁぁ……』

橘『アルティメットキック! すぅぅ……はあぁぁぁぁっ!!』


キョン『やれやれ、ハルヒはいつでもハルヒだな……』
タツロット「ウェイクアップ・フィーバーッ!!」
キョン『……よし、エンペラー・ムーンブレイク! 行くぞ!』

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:54:37.25 ID:eympwGlE0

ハルヒ『ヤアアァァァアァアッ!!』

大首領「フ、フフ……フハハハ! 人間ども! 無駄だ無駄だ!!」

みくる『とっ、とやああぁぁぁあ――っ!!』

大首領「私は倒れぬ!! 私こそが無敵なのだァァァ!!」

長門『―――ハアァァアッ!!』

大首領「この世界は滅ぶ!! 何もかもが消滅する!!」

国木田『ああぁああああぁぁあぁあっ!!』

大首領「人間ども、貴様らに未来は無いィィィィ」

鶴屋さん『アアァァァァアアッ!!』

大首領「死ぬ! 死ぬ! 死に絶える!!」

谷口『―――オオォォォッ!!』

大首領「一人も残らないィィィィィ」

古泉『たあぁぁあああ――っ!!』

大首領「ィィイィイィィィイィ―――!!」

橘『とぉぉぉりゃあぁあああ――っ!!』

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/25(金) 23:55:53.83 ID:eympwGlE0

大首領「アハハハハ……ハハハハハハアァァァアア!!」

キョン『これで……終わりだああぁぁぁあああっ!!』

大首領「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


ドオォォォォォォオオオオオオオオオオォォォオォオォン

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:01:00.70 ID:rNoWv1IR0

長門「……消滅した」
キョン「やっと終わったのか……」
長門「わからない。この次元から消滅したことは確か。それ以上のことは私にも探知できない」

みくる「あ、あの、あたし達の力も、消えてますっ」
古泉「おそらく、戻ったんでしょう……本来の持ち主のもとへ」
キョン「本来の持ち主? なんだそりゃ」
古泉「決まってるでしょう? ブラウン管の向こうのヒーロー達、ですよ」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:06:20.01 ID:rNoWv1IR0

            *

                  *
        *

ハルヒ「今日のSOS団不思議探しは! ズバリ、仮面ライダーを見つけるわよ!」
キョン「……はぁ? 俺にわかるようにもう一度言ってくれ?」
ハルヒ「仮面ライダーよ、仮面ライダー! あれだけ沢山の種類がいるんだから
     一日中歩き回ってれば一人くらい戦ってる場面に出くわすわよ!」
キョン「……あのなハルヒ、確かに仮面ライダーは沢山いるかもしれないけど全部テレビの作り話なんだぞ」
ハルヒ「そんなのわかんないわよ! テレビが取り上げるくらいだから現実にいたっておかしくないわ」

古泉「ええ、涼宮さんの言うことも一理ありますね」
キョン「古泉! またお前はそんな……」
みくる「かめんらいだー……って……何でしゅかー?」

長門「………………………………………………………ウェーイ」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:10:01.49 ID:rNoWv1IR0

古泉「印無しの組は、僕と長門さんと朝比奈さん、ですか」
ハルヒ「いい!? マジで探すのよ! 戦いの痕跡の一つも見つけなかったら死刑だからね!」

            *

                  *
        *

ハルヒ「このへんなんか怪しいんじゃない? 怪人が通りがかりそうな景色だわ」
キョン「おいハルヒ。なんだって今日は仮面ライダーなんだ? あれは作られたキャラクターだろ。
     宇宙人や異世界人の方がまだ現実味があるぜ」
ハルヒ「……変な夢を見たからよ」
キョン「夢?」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:16:25.55 ID:rNoWv1IR0

ハルヒ「あたしとした事が、夢とはいえ情けないわ。団員のあんたに助けられるなんて」
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「何よ」
キョン「……また、無事に帰って来れたな」
ハルヒ「……何言ってんの、夢だって言ってるでしょ」
キョン「そうだな……」


キョン(ライダー達は、今日もどこかで戦ってるんだろうか。
     皆の笑顔を、居場所を、夢を、命を守るため、どこかの青い空の下で――)


            *

                  *
        *


キバット「キバって、行くぜ!」


                                             ― 完 ―

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:17:36.34 ID:rNoWv1IR0

ようやく終わっす。
ここまで読んでくれてありがとうございました。

何かリクエストがあればハルヒとライダーを絡めた小ネタでも書こうかなw

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/26(土) 00:19:53.74 ID:K8FbuXWfO

>>153


今度555やってくれよ

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:28:09.86 ID:rNoWv1IR0

>>155

ハルヒ「み・く・る・ちゃ〜ん♪」
みくる「ひゃっひゃいっ」
ハルヒ「今日はこれ着てみよっかー!」
キョン「やれやれ、また始まったか」
古泉「では僕達はしばし退散します」


「そーれ、脱いじゃえ脱いじゃえー」
「ちょ、ちょっとまっ、だから自分でっ」
「似合うかなー?」
「すすす涼宮さん、すすすスカートの丈がっ」
「戦うウェイトレスの服とそう変わりゃしないわよ!」
「あひゃあっ」


ハルヒ「入っていいわよー」
古泉「うわっ。目に眩しいですね」
キョン「なんだ? このケッタイなコスプレは」
ハルヒ「じゃんじゃじゃーん! スマートレディよ!」
みくる「ひぇ〜ん、恥ずかしいですー」

キョン(い……いい! よくお似合いですよ朝比奈さん!)


長門「……………………………………………………でも中の人は島田奈々子」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:23:24.93 ID:zsuenAqJ0

こんどこそ昭和ライダーが見たいぜ

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:31:43.12 ID:rNoWv1IR0

>>158

キョン「長門、マンガも読むようになったのか」
長門「仮面ライダーSPIRITS」
キョン「……あ、ああ、そうか……面白いのか?」
長門「燃える」
キョン「そうか……」


ペラ……


長門「…………………………………………私の作戦目的とIDは」
キョン「……はい?」
長門「なんでもない」


ペラ……


長門「…………………………………………正義。長門有希」
キョン「……はい?」
長門「なんでもない」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:40:03.15 ID:rNoWv1IR0

リクエストがあれば小ネタ書くよw

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/07/26(土) 00:41:41.51 ID:K8FbuXWfO

>>162
おとやんとキョン妹の絡み頼む

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:50:20.83 ID:rNoWv1IR0

音也「俺の名は紅音也! こないだ時を越えて息子の渡に憑依しちまったと思ったら、
    今度はキバットと同じ声を持つ少年に乗り移ってしまった。憑依グセが付いてしまったのか?
    やたらと説明口調な独り言は、俺を目当てにSSを読んでいる読者のみんなへのサービスだ……ありがたく受けt」
妹「キョンくんーハサミー」
音也「うおっ、あーははー、どうしたーお嬢ちゃん、ノックもしないで」
妹「ハサミ貸してー」
音也「ハサミか? いいぞいいぞ。何に使うんだ?」
妹「学校の工作ー」
音也「そうかそうか。貸してやるのもやぶさかではないが、俺が代わりに工作をしてあげたほうが良いんじゃないのか?」
妹「?」
音也「さあ工作を持ってくるんだ小さなレディー。わくわくさんに勝るとも劣らぬ俺の天才的な工作の技術で」
妹「キョンくんー、なんかおかしいー」
音也「あっ……」

音也「おかしい……か。そういえばこの少年はどんな喋り方をしていたんだろうなあ、はっはっは」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 00:59:00.95 ID:rNoWv1IR0

名護「あの犯罪者め……! あいつを捕まえるためなら俺はどこへだって行ってやる……
    関東を離れるくらいかまうものか! そんなこんなで兵庫県まで来てしまった」

名護「むっ、俺とイクサリオンの素晴らしき走りを邪魔するとはけしからん赤信号だ」

みくる「あっ、かっこいいバイク」
キョン「どれどれ? うぅーむ……俺は正直微妙だと思いますけどね」
ハルヒ「ていうかみくるちゃん、バイクになんか興味あったのね。意外だわ」

ガッシャーン!

キョン「?」
名護「君! いま私とイクサリオンを馬鹿にしましたね!」
キョン「はい?」
ハルヒ「ちょっと、何よあんた」
名護「俺は名護だぞお! バウンティハンターの名護だぞおぉぉぉ」
ハルヒ「……バカじゃないの? 行きましょ、キョン、みくるちゃん」
名護「うおぉぉおーーー俺は名護だぞーーーーーーー」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 01:12:51.81 ID:rNoWv1IR0

キバット「渡のやつ、こないだ知り合った女と神戸でデートするなんて言うから心配で付いてきたが……
      『ちょっとどっか行ってて』だって? まったく、気ィ悪いぜ」


ハルヒ「あー、ノド渇いたわねー。キョン、飲み物買ってきてよ」
キョン「……へいへい、団長様っと」

ガシャコン、ガシャコン

キョン「ふぅ……。ん? 何だあれ」

キバット(! あれ、アイツ俺が見えてるのか? 一応今は姿消してるはずなのに)

キョン(……何が飛んでるんだ? ラジコンか? ……うわっこっち来るっ)
キバット「よう」
キョン「うおぉっ!?」
キバット「そう驚くなよ。お前さんも同類だろ?」
キョン「……お、俺と同じ声……」
キバット「ありゃ? お前、人間か?」
キョン「……は?」
キバット「……それにしちゃ妙だな……なんか、普通じゃないものとか相手にしてないか?」
キョン「……な、何のことだか……っていうかお前何だよ」
キバット「俺か? 俺は……っと、マズイ。呼ばれた。ファンガイアだ」
キョン「? ……おっと、ケータイ」
ハルヒ『お・そ・い! 早く戻ってきなさい! 喉カラカラなんだから!』
キバット「……じゃな、今見たことは忘れろよ。それと……」
キョン「何だよ」
キバット「お互い大変そうだが、キバっていこうぜ」
キョン「……あ、ああ」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/26(土) 01:25:37.35 ID:rNoWv1IR0

そろそろ寝ないとヤバイんでボチボチ落ちるかなー
もし朝までスレが残ってたらまた何か書くよ。
みんなありがとう



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