長門「正直さ、無口キャラも疲れるわけよ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「古泉一樹の憂鬱」朝倉「はいはい」

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1 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:23:35.52 ID:zc9UfnpC0

みくる「ふ、ふぇ?」

長門「いやいや。『ふ、ふぇ?』じゃなくてさ。
    父上に、『大人しいキャラでいかないとお前ジャンクだから』
    って脅迫されてるから、長門さんもさ、無口キャラで頑張ってるだけなわけよ」

みくる「こ、故障かな?」

長門「いやいやいや。故障かな、ってお前。
    長門さん、別に故障しねーよ。これ素だよ。
    ねえ、未来人。ちょっとくらい宇宙人の相談に乗るとかしてくれても良いんじゃないの」

みくる「え、あ、いま私は相談を受けてるんですかぁ?」

長門「うん、そうですねえ」

みくる「えへへ」

長門「何笑ってんだよ」

みくる「だって、長門さんが私に相談してくれるなんて嬉しくて……」

長門「なんでだよ。長門さんが悩んでるのがそんなに嬉しいのかよ。
    人の不幸は蜜の味かよ。最低なやつだな、未来人」

みくる「そ、そういう意味じゃないですよぅ!
     長門さんが私を頼ってくれるのが嬉しいって言ってるんです」

長門「……そうかよ」

6 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:27:44.45 ID:zc9UfnpC0

みくる「それで、何に悩んでるんですか?」

長門「このキャラを貫くことに悩んでんだよ。
    つーか、あれだよ。多分、SOS団で素なのってお前くらいだよ。
    古泉一樹とか、あれ裏で煙草とか麻薬とかやってるぞ」

みくる「え、えええええ。こ、古泉くんがですかぁ?」

長門「そうそう。キョンとか、あいつは毎日アナル拡張」

みくる「う、嘘です! そそそそそ、そんなの!」

長門「いやいや、まじまじ。宇宙的に真実。
    そして、涼宮ハルヒ。あいつは、家で赤ちゃん言葉」

みくる「……それは、可愛いかも」

長門「ただの人間には興味ないでしゅ。
    とか言ってんだぜ。可愛いのかよ」

みくる「え、可愛くないですかぁ?」

長門「普通に考えて、朝倉が一番可愛いだろ」

9 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:31:45.84 ID:zc9UfnpC0

みくる「あさくらさん……?」

長門「ああ、お前知らないんだっけ。
    これこれ。長門さんの待ちうけ、朝倉涼子」

みくる「な、なんだか、眉毛が太いお方ですねぇ」

長門「ばっか、おま……、そこが良いんだろうが!
    もう、まじありえん。本気で可愛かったのに。消しちゃった。粒子にしちゃった」

みくる「色々あったんですねぇ」

長門「そうだよ、色々あったんだよ。
    おま、未来人教えろよああいうことはさ。
    教えてくれてたらもっと色々してたのに」

みくる「もし教えてたら何をしてたんですか……?」

長門「ふとももぺろぺろ」

みくる「変態じゃないですかー!」

長門「男は、誰しも、変態、だ、ろ」

みくる「な、なんでちょっと息切らしながら喋ってるんですかぁ。
    ってか、長門さん女の子じゃないですか!」

長門「見た目は女、心は男。ぽっ」

みくる「ぽっ、じゃないですよぅ」

12 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:36:46.66 ID:zc9UfnpC0

長門「まあ、でも、朝比奈さんも結構可愛いよね、うん。長門さん好みだよ、結構。うん」

みくる「嘗め回すような目で見ないで下ひゃあい!」

長門「へっへっへ、みくるちゃ〜ん。やっと二人っきりになれたねぇ」

みくる「そんな微妙なネタ使わないで下しゃい!」

長門「ってか、あれじゃね?
    今日、他の奴ら来るの遅くね?」

みくる「ふ、ふぇ、言われてみれば、そうかも……」

長門「お前、メール送れよ。今日は活動無いんですか、って」

みくる「長門さんは送らないんですかぁ?」

長門「長門さんそういうキャラじゃないから」

みくる「じゃあ、送りますねぇ。……あれ。メールが来てます」

長門「ハルヒンから?」

みくる「はい、涼宮さんからです。ええっと、…………」

長門「ん、どうしたんだよ」

みくる「……『古泉くんと二人でキョンのアナル拡張するから、今日は活動無しね!』って書いてあります」

長門「おえええええええええ」

19 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:41:26.81 ID:zc9UfnpC0

みくる「じゃあ、私たちも帰りますか?」

長門「いま何時だっけ?」

みくる「えーっと、六時五分ですね」

長門「みくるさんは今日ご飯誰かと食べるのかい」

みくる「……一人で食べますよぅ」

長門「じゃあ、一緒に食べないかい」

みくる「ちゃんとしたの食べさせてくれるんですか?」

長門「うんうん。スイーツという名の長門さんのこの若い身体を食べさせてあげるよ」

みくる「いらないでしゅよぅ!!」

長門「おま……。本来お前がいらない子なんだからな! こういうSSとかって、大抵お前はぶられてるじゃん」

みくる「!!」

長門「それを、なんでお前、こんなにこのSSに出れてんのか分かってんのか!」

みくる「な、なんででしゅか」

長門「作者が巨乳好きだから」


みくる「じゃあ、このSSに於ける要らない子は長門さんじゃないですかー!」

22 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:45:38.07 ID:zc9UfnpC0

長門「おま……そんな宇宙的真理をいとも簡単に……」

みくる「え、あ、ご、ごめんなしゃい」

長門「いやいや、謝罪の言葉くらいちゃんと言えよ。
    何だよ、しゃいって。こんなときまで可愛い子アピールかよ」

みくる「うう……かつぜつよくないんですよぅ」

長門「よし、おk。長門さんが手本を見せてあげよう」

みくる「手本、ですかぁ?」

長門「この銀河を統括する情報統合思念対によって作られた
    対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース、それが私」

みくる「わわわ、凄いでしゅ!」

長門「やってみ」

みくる「え? ええっと……で出しの言葉なんでしたっけぇ」

長門「よし。ちゃんと長門さんの言葉聞けてないからお仕置きな」

みくる「ふ、ふえええええ、な、なんですかあ、それ!
     って、なんで胸撫でてるんですかぁ」

長門「長門さんが撫でてるんじゃないよー。作者が撫でてるんだよー」

みくる「作者自重して下ひゃい!」

24 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:49:04.37 ID:zc9UfnpC0

長門「じゃあ、二人でスイーツホテルにでも行くか。
    そして、なんとなく美味しいものを食べたあと、
    最上階のベッドで……ぽっ」

みくる「びえええええん、普通にご飯が食べたいでしゅ!」

長門「あ、じゃあ、長門さん、みくるちゃんの手作りが食べたいな」

みくる「わ、私の料理ですかぁ?」

長門「そうそう。カレー作ってよ」

みくる「カレー好きなんですかぁ?」

長門「そういう設定だから」

みくる「本当は何が好きなんですかぁ?」

長門「可愛い女の子」

みくる「じゃあ、カレー作りますねぇ」

長門「お主……中々やりおるな」

みくる「何もしてませんよぅ!」

長門「いやいや、そのスルースキルは異常だぞよ。
    普通は『じゃあ、私を食べて下しゃい』とかさ」

みくる「私可愛い女の子じゃないですからー!」

26 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:52:36.33 ID:zc9UfnpC0

長門「いやいや、何謙遜してんだよ。
    みくるちゃん可愛いじゃん。未来的に可愛いじゃん」

みくる「……そういう意味じゃなくて、根本的に」

長門「根本的に?」

みくる「そう、です。あの……えっと……」

長門「え、何。何何何何。ちょ、怖い。何」

みくる「実は、これ、メロンパンなんです!」

長門「お、おま、胸が……無いだと……!?」

みくる「本当は、私男の子なんです!」

長門「……よし、おk。落ち着こう。
    とりあえず、このメロンパンを二人で食べようか。
    うほっ、まだ体温が残ってやがるぜ」

みくる「落ち着くべきなのは長門さんの方ですよー!」

長門「だ、だって、そんな、そんな情報父上から聞いてないもん」

みくる「言ってないですもん」

長門「…………ユニーク」

みくる「現実逃避しないで下さい、長門さん」

28 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:56:59.56 ID:zc9UfnpC0

長門「え、だって、おま……、え?」

みくる「……引いちゃいましたか?」

長門「い、いや。引いてないけど……」

みくる「えへへ、嘘。引いてるでしょ」

長門「引いてないって」

みくる「嘘」

長門「引いてないから、泣きそうな顔すんなよ。
    お、襲いたくなっちゃうだろ……ぽっ」

みくる「そうです、私襲われたかったんです」

長門「長門さんに?」

みくる「別に長門さんにじゃなくても良いけど。男の人に」

長門「……ゲイなのか?」

みくる「男と男としてじゃなくて、男と女としてだから、ちょっと違うかな」

長門「うーん、とりあえず率直な感想言っていい?」

みくる「何ですかぁ?」

長門「お前が偽巨乳だと分かったいま、お前をこのSSに出す必要性なくね?」    

31 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 17:59:44.25 ID:zc9UfnpC0

みくる「え、え、え、え、えええ!?」

長門「いやいや、だってさ。作者も巨乳が好きって体でここまで来てるわけじゃん?
    それがお前。偽者って、メロンパンって……」

みくる「め、メロンパン入れになってまぁしゅ」

長門「そんな古いネタいらねえよ。
    いやいや、これ場面変えて、古泉とキョンとハルヒの3Pをここからお送りするべきだろ」

みくる「ええええええええ」

長門「というわけで、このスレはガチホモスレとなりました」

38 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:25:39.58 ID:zc9UfnpC0

長門「ってかさ、みくるちゃんさ。ん? みくるくん?」

みくる「ちゃん、が良いです……」

長門「みくるちゃんさ、アナル拡張とかしてんの?」

みくる「う、うう……し、してないです」

長門「じゃあさ、あれじゃね? その、3P見て研究すればいんじゃね?」

みくる「え、えええ! そんな破廉恥なの、無理ですよぅ!」

長門「大丈夫大丈夫。長門さんも付いていってあげるから」

みくる「だ、大丈夫なんですかぁ?」

長門「何が?」

みくる「い、いや……さっき、長門さん『おええええ』って言ってたから」

長門「まあ、そこは脳内に情報操作施してキョンを映像をみくるちゃんに刷りかえるから」

みくる「や、やめてくだしゃい、そんなの!」

長門「良いだろ、いずれ分かることなんだからさあ、いっひっひ」

みくる「な、長門さんとそういうことするつもりはないれすよぅ!」

長門「じゃあ、誰としたいのかなー、みくるちゃんはー」

40 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:29:04.42 ID:zc9UfnpC0

みくる「! そ、それは……」

長門「言ってご覧よー、誰としたいのかなー」

みくる「つ、鶴屋さんと……」

長門「んー? 聞こえないぞー」

みくる「鶴屋さんとしたいんでしゅ!」

長門「でも、君あれじゃん。鶴屋さん女の子じゃん」

みくる「実はあの人も男の人なんです……」

長門「えええええええええ」

みくる「『みくるには教えてあげるよっ』って言って教えてくれました」

長門「狙ってたのに……。ってか、その言葉だけで信じたの?」

みくる「いや、見せてくれました」

長門「……どうだった」

みくる「すごく……大きかったです」

長門「テンプレ通りの答え方してんじゃねーよ!!」

みくる「う、うう……ハリセンで叩くのはやめてくらひゃいっ」

41 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:32:54.74 ID:zc9UfnpC0

長門「まあまあ。
    なんか今日色んな事実が分かって長門さんびっくらこいちゃったけどさ、
    3Pに我々も加わろうか」

みくる「ほ、本当に行くんですかぁ?」

長門「本当は行きたいくせにっ」

みくる「う、ううう……。でも、その……心の準備が……」

長門「男の子ならしっかりしなさい!」

みくる「心は女の子なんでしゅ!」

長門「とにかく、このままじゃ埒があかないから、三人のとこに行くぞ」

みくる「え、場所分かるんですかぁ?」

長門「あたぼうよ。長門さんの検索能力を以ってすれば簡単…………」

みくる「ど、どうしたんですかぁ?」

長門「あいつら……一年五組の教室でヤってやがる……」

みくる「え、えええええええええ」

長門「とんだ、変態どもだぜ。ごくり」

みくる「お前もなー!」

43 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:37:34.81 ID:zc9UfnpC0

長門「じゃあ、いざ参ろうか」

みくる「ほ、本当に行くんですかぁ?」

長門「長門さんのが本当は行きたくないんだからな」

みくる「じゃあ、行かなきゃいいじゃないですかー!」

長門「でも、みくるんは行きたいだろ」

みくる「う……うう」

長門「ほら、興味あるじゃん」

みくる「そ、それは……」

長門「そうだ。一の五へ行こう!」

みくる「そんな京都へ行こうみたいに言わないで下ひゃあい!」


長門「とうとう来てしまったな」

みくる「そ、そうですね。なんだかんだでここまで」

長門・みくる「…………」

45 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:40:06.66 ID:zc9UfnpC0

長門「ここを開けたら新世界だ」

みくる「そうですね……」

長門「それじゃあ、行くぞ!」


キョン「ら、らめええええええっ、ハルヒっ、壊れるからっ、壊れちゃうからっ」

ハルヒ「何言ってんのよキョン! ここが良いんでしょっ」

キョン「悔しいっ、でも感じちゃうっ! びくびくっ」

ハルヒ「ほらっ、古泉くんもこっちに来て手伝いなさい!」

古泉「は、はは……」


長門「……みくるん。何も見なかったことにしないか」

みくる「えー、一緒に混じりましょうよー」

長門「なんか、君の息子さんおっきくなってるー」

50 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:44:34.44 ID:zc9UfnpC0

長門「ってか、君、今まで嫌がってたくせに、そんな……」

みくる「行きましょうよ」

長門「鼻息荒いって、びんびんだって、色んなところが元気過ぎるって」

みくる「私は行きましゅ。長門さんも行きましょう!」

長門「でも、長門さんホモってあんまり好きじゃないんだよぅ」

みくる「今更何言ってるんですかぁ! 行きましゅよぅ!」

長門「え、ええええええ。君、急に男らしくなりすぎだから!」


みくる「涼宮しゃん! 私たちも混ぜて下ひゃい!」

ハルヒ「あら、みくるちゃんと、それに有希も」

長門「…………」

キョン「見ちゃらめええええええ」

みくる「でも、見ましゅ! 涼宮しゃん、私のアナルも拡張して下ひゃい!」

長門「…………」

古泉「…………」

54 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:46:54.94 ID:zc9UfnpC0

古泉「涼宮さん。僕と長門さんは私用が入ってしまったので、帰ります。
    あとは三人でお楽しみください」

ハルヒ「あら、そうなの? じゃあ、みくるちゃん! こっちに来なさい!」

みくる「ひゃあい」

長門「…………」


古泉「……あの、もしかして長門さんも、ああいうのに興味がお有りでしたか?」

長門「……別に」

古泉「そうですか。それは良かったです。余計なことをしてしまったかと思いました」

長門「…………」

古泉「僕も、あまり好きではないんですよ、ああいうの」

長門「…………」

古泉「寧ろ、幼女の方が……。いえ、失礼」

長門「……そう」

61 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:51:09.82 ID:zc9UfnpC0

古泉「……朝比奈みくると何を喋ってたんですか?」

長門「……別に何も」

古泉「そうですか。……僕、実は地獄耳なんですよ」

長門「…………」

古泉「扉の向こうでのあなたと朝比奈みくるの会話も、はっきりと聞こえてきました」

長門「…………」

古泉「そんなに固くなる必要はないじゃないですか。
    お互い、素直になりませんか? キャラ作りなんてやめにして。
    普段の無口なあなたより、おちゃらけたあなたの方が可愛いですよ」

長門「このロリコンがっ!」

古泉「そうそう、そんな感じの」

長門「じゃあ、お前もその気色悪い敬語やめなさいよ」

古泉「やめてやんよ」

長門「ってか、一樹くんさ、犯罪はやめときなよ」

古泉「可愛いは正義!」

長門「お前のその感情は正義じゃないけどな」

65 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:55:33.14 ID:zc9UfnpC0

古泉「ってか、正直本当吐くかと思って」

長門「まあ、あれは地獄絵図だよな」

古泉「なんか凄い俺の名前とか呼んできやがるの」

長門「可愛いじゃん」

古泉「な、長門さん、そういう趣味だったんですか」

長門「馬鹿。宇宙的冗談だろー!」

古泉「もう本当無理無理。ってか、長門さん僕に謝ることあるよね」

長門「何」

古泉「煙草吸ってるとか麻薬やってるとか、そんなしょーもない嘘吐いてたよね」

長門「!!」

古泉「僕地獄耳だから」

長門「異常すぐる……ごくり」

古泉「とりあえず、僕が吸いたいのは煙草じゃなくて、幼女のちく……いや、何でもない」

長門「よし、とりあえず警察に行こうか」

68 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 18:59:56.61 ID:zc9UfnpC0

古泉「だって、幼女の可愛さは異常じゃないですか」

長門「なんか語りだしたぞ」

古泉「あの屈託無い笑顔とかさ、もう心が癒されるというかね。うんうん。
    涼宮さんの醜い妖怪とばかり戦ってきた僕の心のリポビタンD」

長門「とりあえず、病院に行こうか」

古泉「僕は異常じゃないから。
    もう、キョンの妹とかさ、正直……」

長門「おま……それは、流石にないだろ……」

古泉「将来、僕、キョンのお兄さんになる予定だから」

長門「妹と結婚する気かよ!」

古泉「長門さんも、結構さ、うん……」

長門「じろじろ見んな」

古泉「結構長門さんも幼女っぽくて、はあはあするよ」

長門「はあはあすんな」

古泉「まあ、でも、やっぱりキョンの妹が暫定一位だけど」

長門「とりあえず、お前は元のキャラに戻ってくれないか」

70 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 19:03:08.02 ID:zc9UfnpC0

古泉「そんな冷たいこと言わないで下さいよ」

長門「口を噤むわけにはいかないか」

古泉「じゃあ、長門さんも元に戻ってよ」

長門「いいよ」


古泉「……今日はいい天気ですね」

長門「……曇り」

古泉「僕、曇りって天気好きなんですよ」

長門「……そう」

古泉「暑すぎず寒すぎず、丁度良いと思いませんか?」

長門「……そう」

古泉「ええ、そうです」

長門「…………」

古泉「…………」

長門「会話続かねーよ!」

72 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 19:04:39.06 ID:zc9UfnpC0

長門「ってかさ、正直このSSの終わりが見えなくなってきたよ」

古泉「僕も見えなくなってきました」

長門「でもさ、とりあえずハッピーエンドにすればいいんじゃないかと思うんだ」

古泉「それは同意せざるを得ません」

74 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中[] 投稿日:2008/06/09(月) 19:06:41.80 ID:zc9UfnpC0

十年後


ハルヒ「おめでとう!」

キョン「おめでとう!」

みくる「おめでとう!」

長門「おめでとう!」

古泉・キョンの妹「ありがとう!」


というわけで、十年後古泉はキョンの妹と結婚して、幸せに暮らしました。
めでたしめでたし。

(HAPPY END)



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