涼 宮 春 日 の 憂 鬱 


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 21:58:16.59 ID:72w9xwqj0

春日「トゥース!この中に宇宙人、未来人、太った熟女がいたら
   カスガのとこまで来い!」

若林「え〜みなさん目を合わせると夢に出ますので」

春日「お前が宇宙人か!」

若林「初対面の人を名指しするんじゃねぇよ!」

春日「さっそく絡んできたということは・・・君は春日を名指ししたねw」

若林「意味が把握しかねるんですけども」

春日「ヘッ!!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:01:49.33 ID:72w9xwqj0

春日「春日も学生生活を勤しむために部活を作ろうと思う」

若林「お前が部活作れんのかよ、ちなみに何部よ」

春日「うるせぇ」

若林「だめだこいつ話通じねぇ」



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:07:32.76 ID:72w9xwqj0

春日「おい若林、部活を作るぞ」

若林「さっき破たんしたんじゃないかよ、それに人数は5人いないと設立できないぞ」

春日「大丈夫だ、確実に生徒諸君が興味を持つことをする団体にするからな」

若林「学生が興味を持つって何よ?」

春日「熟女SM部だよっ!」バン

若林「不健全だろ!誰も来やしねぇよ!」

春日「皆さん、春日はマイノリティーですねw」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:13:44.04 ID:72w9xwqj0

若林「やる内容を変えろよ!根本的に熟女は部活に入らないだろ!」

春日「PTAがいるだろうが!」

若林「退学確定だよ!いろんな意味でモンスターペアレント呼ぶ気か!」

春日「じゃあ、KSK団って言うのはどうだ?

若林「KSK?何の略だよ?」

春日「K か
   S すが
   K かっこいいとほめたたえるの団だよっ!」

若林「もっと悪いだろ!人数もあつまんねぇよ!」

春日「大丈夫だ、春日のファンが大量に入るからねw」

若林「お前にファンいるの?」

春日「いねぇよっ!」

若林「わかってるよ!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:21:03.81 ID:72w9xwqj0

若林「せめて部室だけでも確保しないとダメだろ」

春日「春日には当てはあるぞw」

若林「どこよ?」

春日「永福町だよっ!」

若林「俺のアパートじゃねぇか!ダメに決まってるだろ!」

春日「そうだな、屋根なしじゃ雨風しのげないからな」

若林「屋根はあるよ!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:28:04.76 ID:72w9xwqj0

文芸部部室前にて

春日「ここだ」

若林「文芸部?ここは文芸部が使っているんじゃないのか?」

春日「大丈夫、春日に良い考えがある。春日は胸筋だけでなく教養も豊富だ、
   なぜなら文学にも精通しているからねぇ。文芸部希望者のふりをして春日ワールド
   に引き込めばこちらの部室は春日のものだ」

若林「へぇ〜お前が文学って意外だな。どんなん読んでるんだ?」

春日「快楽天だよっ!」

若林「エロ本じゃねぇか!文章の羅列した本は読んでないのかよ!」

春日「失楽園だよっ!」

若林「結局エロ本じゃねぇか!」

春日「春日は三十路からがストライクゾーンですねw」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:36:27.63 ID:72w9xwqj0

バタン!

春日「トゥース!」

若林「あれ?誰も・・・ってひとりいたか」

中尾「おいおい・・騒がしいねぇ」

春日「おい、さっそくだがお前の妻を俺の愛人にさせてくれ!」

若林「なにとんでもないこと頼んでんだ!すみません・・・こいつウンコで固めたような男でして」

春日「へっ!それより部室をよこせ!」

中尾「まぁ、焦るなよ。この部室くらいやるよ。」

若林「本当ですか?こんなテクノカットに部室を?」

春日「おい。しのびねぇな。」

中尾「構わんよ。」



43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:42:57.56 ID:72w9xwqj0

中尾「どうせ文芸部員は俺だけだからねぇ。あってもなくてもいいんだよ。」

春日「アリガトゥース!ちなみにKSK団にも入らないか?」

中尾「粋だねぇ。やらせてもらうよ。」

若林「え・・・やめたほうがいいですよこんな団体に入るの」

春日「おい、お前それは春日のカリスマ性に何か欠陥があると言っているのか?」

若林「欠陥どころか故障だよ!じゃあお前のカリスマ性ってなんだよ?言ってみろよ」

春日「・・・」

若林「アドリブ利かねえな!」


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:49:32.10 ID:72w9xwqj0

春日「とにかく部室は手に入れた。あとは部員を集めるだけだな」

若林「とはいってもそうかんたんには集まらないぞ」

春日「なに、ちょっとその辺にいる人をスカウトすればすぐにあつまる。
   ではスカウトしてくる」

若林「本当に大丈夫か・・・?」

〜2分後〜

春日「ただいま」

若林「早いな!で、隣にいる人は?」

大林「私は・・・神だ・・・」


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:51:55.59 ID:72w9xwqj0

若林「お前どうやってこんな人を捕まえられたんだよ!」

春日「簡単だ。春日のカリスマ性をアピールしたまでだ」

若林「とか言って、金でも握らせたんじゃないの?」

春日「そうだよっ!」

若林「そうなのかよ!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 22:58:15.89 ID:72w9xwqj0

若林「お前いくら握らせたんだよ、お前は自他ともに認める貧乏だろ!」

春日「50億ジンバブエドルだよっ!」

若林「お前ら両方だめじゃねぇか!」

春日「皆さん、春日は金に汚いですねw」

若林「とはいえ人が来たってことは・・・」

春日「おいさっきウンコで固めたような男ってやつは!」

若林「そのくだりもう終わっただろ!」



54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:01:01.89 ID:72w9xwqj0

春日「春日は神をも連れてくるほどの選球眼、相方選びにも成功していますねw」

若林「俺は大失敗だと思ってるがな」

春日「オイ。それは本気で言っているのか?」

若林「本気で言うほどお前のこと嫌いじゃねぇよ」

オードリー「へへへへへへへっwwwwwww」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:03:22.74 ID:72w9xwqj0

春日「よし、この調子でもう一人スカウトしてくるぞ!バーイ!」バタン

若林「どうすんだよこのあとのこと・・・」

大林「・・・」

中尾「・・・」

大林「お前は・・・メンフィスではないのか?」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:06:26.10 ID:72w9xwqj0

中尾「ん・・・違うねぇ。私は中尾だよ」

大林「そのメビウスのねじれマフラーはメンフィスのものだ・・・」

中尾「いや身に覚えがないねぇ・・・人違いではないのかい」

大林「違ったか・・・」

バサッ

西森「私だ。」

大林「お前だったのか。」

西森「まただまされたなメンフェンティス。」

大林「騙されては・・・おらぬ。」

西森「暇を持て余した」

大林「神々の」

モンエン「遊び。」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:08:33.48 ID:72w9xwqj0

若林「(もうやだこの部屋)」

春日「ただいま。また良い逸材を連れてきてしまった」

若林「で最後の一人は誰よ?」

松本「いや〜・・・ホンマなんなんですかねぇ〜この展開」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:11:43.80 ID:72w9xwqj0

若林「なにベテラン連れてきてるんだよ!」

春日「春日と同じ匂いを感じたからねw」

若林「同じって?」

春日「ドMだよっ!」

若林「失礼だろ!」

松本「あの〜・・・いっそ僕も叩いてもらったほうが楽なんですけど」

若林「あんたもベテランらしくしてなさい!」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:22:18.85 ID:72w9xwqj0

春日「さて、5人そろったところで活動内容を発表したいと思う。」

若林「これ以上この面子に何を求める気だよ・・・」

春日「漫才日本一を決めるM−1グランプリ2008を行う!」

若林「急にこんな少ない人数で出来るわけないだろ!」

春日「おい若林、俺たちは物事をあきらめを前提にやっているのか?
   自信を持ってやってみなくちゃわからないだろう。」

若林「そんなお前はどうなんだよ?」

春日「自信がなかったらこの場に立ってませんよ。」








こうしてオードリー、モンスターエンジンはM−1グランプリ2008の
決勝に出場、松本は審査員として参加することとなった。
これがM−1グランプリ2008の全貌である。
春日の最終決戦で言い放ったあのセリフが
こんな経緯を経ているとはだれもが知るはずもなかった。

                          終わり

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:25:15.55 ID:72w9xwqj0

春日「おい、さっきからだれに話しかけてるんだよっ!」

若林「vipperのやつらだよ!」

春日「バーイ!」

1です。読んでくれた方ありがとうございました。
何分初めてSSを書いたもので読み苦しい点もあったかと思います。
オードリーのキャラの扱いやすさに助けられました。
また書く機会があればいろんな作品でオードリーをいじれたらと思います。
では。バーイ!

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/29(月) 23:33:39.04 ID:72w9xwqj0

>>76 いかんせんハルヒを読み込んでないもので・・・

ローゼンとかでやりたかったんですが思いつかずこちらになりました。
風邪をひいているってこともあり続行できませんでした。すみません。
続きが思いついたらまたスレ立てますので・・・



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