みくる「ハルヒ、お茶買ってきなさい」


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804 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 21:31:06.65 ID:7vvKqkPm0

ぴり…ぴりぴり…
なぜだろう。今日は部室に異様な殺気が漂っている気がする。俺の勘違いか?
キョン「なあ?今日この部室、違和感を感じないか?」
古泉「…はは。いきなりなんです?気味がわるいですよ。」
朝比奈「…うふふ。キョン君。おもしろいですね。」
長門「………」
ハルヒ「キョン…まさかあんたもなの?」
ん?ハルヒも何か感じるのか?それに比べて勘が鋭そうな古泉や長門が何も感じないとはなにがあったんだ?
古泉「多分、疲れているんでしょう。今日は帰ったらどうです?」
なんだ古泉。まるで俺達に帰ってもらいたい言い方だな。気に食わん。
古泉「いえ…そんなつもりは…」
ハルヒ「古泉君。気遣いありがとね。大丈夫よ。」
古泉「そうですか…」
なんか古泉の様子がおかしい。俺が古泉に理由を聞こうと思ったその時だった。
   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ハルヒ「な、何!?地震?は、早く机の下に!!」ガタガタ
キョン「わわわわわ。おおお前らも速く!」ガタガタ
古泉「来ましたね…」
朝比奈「ああ…」
長門「…」
キョン「な、何をいってるんだ!速くつ…あれ?おさまった?」
ハルヒ「なんだったのよ…結構大きかったわね…」
朝比奈「ハルヒ、お茶買ってきなさい。」
ハルヒ「え?な、何?みくるちゃんいきなり…」
朝比奈「いいから。先輩の命令よ。」
ハルヒ「わ、わかったわ…いってくる…」バタンッ タタタタタ…
古泉「行きましたね…」
朝比奈「さぁ、いい加減でてきなさい。」
な、なんだこれは朝比奈さんが急変したぞ…うおっ!突如窓が割れて何者かが入ってきた!!なんだお前らは!
???「……」                         ふぅ、何書いてんだろ俺…

809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 21:57:30.06 ID:7vvKqkPm0

朝比奈「あなた達ね…いい加減諦めたらどうなの?」
朝比奈さんが窓から入ってきた阿呆どもにたずねた。というかこいつら知ってるぞ確か…
藤原「しょうがないさ。僕は上からの命令で涼宮ハルヒを消せといわれている。まぁ、毎回君に邪魔されるんだけどね。」
朝比奈「ふ…あれでも私の可愛い後輩だからね。殺したかったらいつものように私を倒してからにしなさい。」
そうだ!藤原だ!朝比奈さんと同じ未来人で俺の同級生、佐々木を神と思ってるいけすかない野朗だ!しかも、藤原の隣にいるのは…
周防「――――――」
長門「………」
確か…周防…九曜…だったか?なんだ?こいつもハルヒをねらってるのか?長門とにらめっこしてるが会話してるのか?あ、しかも古泉の前にすぐいるのが…
橘「こんにちわ。古泉さん。いつみてもかっこいいわね。そんな人とまた戦うなんて私、やだな。」
古泉「僕もあなたのような可憐な女性を傷つけるような真似はしたくないですよ。」
なんだよ。何ほめあってんだよ二人して。つうか、この三人はハルヒを殺しにきたってのは本当なのか?んで、それを毎回こっちの三人は阻止してるのか?初めてしったぞおい。」
藤原「まぁ、なんださっそくやろうか。場所は…」
朝比奈「そうね。屋上が空いてるわ。いきましょ。」シュピンッ
おいおい、二人ともワープ(?)したぞ!?なにそれ!?あんた達そんなことできるの?!
周防「――――――」シュピンッ
長門「………」スピンッ
いや…こっちは予想できたけどさ…んで、何?古泉達もワープするわけ?
古泉「いえ、僕たちは閉鎖空間の中でしか能力がつかえないわけですし…」
橘「ええ。今日はここで勝負しましょう。」
ああ、そうかい。勝手にやれ。くれぐれも部室を壊すなよ。
古泉「ええ。大丈夫です。さて、涼宮さんがお茶をかってくるまで…」
屋上
朝日奈「10分といったところかしら。それまでに…」ス・・・
校庭
長門「…決着をつける…」

812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 22:15:20.08 ID:7vvKqkPm0

なんだよこのカオスな展開。二分前はいつもの平和な部室だったんだぞ。
古泉「さて、今日はなんの勝負にしましょうか。」
橘「そうね…ここには色々道具があるし…」
古泉「そうですね。では…これを…」
そ、それは!かつてこの部室で一回だけやって永久に封印された『叩いてかぶってジャンケンぽん』のヘルメットとピコピコハンマーじゃないか!長門が強すぎて誰も勝てなかったな…っていうか、勝負地味だな。おい。
橘「それでいいわ。さっそく始めましょう。」
それでいいのかよ。

屋上
藤原「げぼぉっ!!」
朝比奈「ふふ。あなた、いつも弱までたっても弱いわね。それでよく勝負が申し込めるわ。」
藤原「くそ…バカにすんなよ…僕はこれでも修行したんだ!絶対に!絶対にお前に勝ってやる!」
朝比奈「私に膝をつかせるぐらいに成長してからいいなさい。そんなこと。」バキッ
藤原「うごっ…くそ、みせてやる…僕の必殺技をぉ!」ピカッ
朝比奈「あら、一著前に必殺技なんか作っちゃって…」
藤原「くらえ!朝比奈ミクルゥ!」
ゴッテューザ様「なら、私も本気出そうかしら…」
   ズドォォォォォン…

814 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 22:25:54.78 ID:7vvKqkPm0

部室
古泉「…ハァ…ハァ…やりますね…」
橘「そっちこそ…ハァ…」
状況を説明しよう。このゲームが始まって三分。三本先取で勝者がきまるがお互いすでに二点ずつ。次のゲームで決着が決まる。見ててこれはおもしろい。
橘「じゃ…いくわよ…ハァ…叩いて!」
古泉「かぶって!」
橘・古泉「じゃんけんぽい!」
おお!橘が勝った!古泉、お前負けてるぞ!早くヘルメットを…!
   バチコーン!
古泉「なっ…」
橘「ふふ…遅いわよ…古泉君…なにもかもが…」
古泉「な…僕が…負けるなんて…」バタッ
なんこった。古泉が気を失っちまったぞ。ちくしょう。負けたのか。
橘「ふふ…涼宮さんの命はもらったわね。」
橘が部室からでていこうとする。待て、お前何ピコピコハンマー持ってんだよ。それで殺すつもりか。
キョン「待て。」
橘「…何?」
俺は無意識に橘を呼び止めていた。
キョン「橘。俺と勝負だ。」
古泉。仇はとるぜ。

817 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 22:33:17.40 ID:7vvKqkPm0

橘「いいの?負けたら死んじゃうかもしれないのよ?」
死ぬか、バカ。
キョン「ああ、覚悟はできている。ハルヒに手をだすな。」
橘「ふふ。そこまで言うなら仕方ないわね。受けて立つわ。」
そう言って、橘は席に座った。
橘「いい?三本先取よ?ルールは…」
キョン「いい。知ってる。さっさとやろうぜ。」
橘「む…あなた、後悔するわよ。」
キョン「叩いて!」
橘「かぶって!」
橘・キ「ジャンケンぽん!」
   シュッバチコーン!
橘「い…った…」
キョン「叩いて!」
橘「なっ!ちょっとまって!」
キョン「かぶってジャンケンぽん!」
橘「はやっ…
キョン「遅い!」
  シュッバチコーン!
橘「っつ〜…ちょっと!まちな…
キョン「叩いてかぶってジャンケンぽん!」
      シュッバチコーン!
橘「ずる…い…」バタッ
キョン「古泉、仇はとったぜ。」

820 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 22:44:42.16 ID:7vvKqkPm0

キョン「おい…古泉…おいったら…」
古泉「ん…あいたたたた…」
キョン「お、起きたか。大丈夫か?」
古泉「まぁ…なんとか…っは!橘さんは!?」
キョン「安心しろ。俺が倒しといた。」
古泉「な…橘さんを倒すなんて…さすがですね、ありがとうございます。」
キョン「まぁ、いいさ。それより長門の様子をこれから見て来る。さっきから校庭で大きな物音がするんだ。ハルヒにばれてなきゃいいけど…」
古泉「え…ええ。気をつけてください。僕は橘さんを処理しときます。」
キョン「まかせたぞ。」

屋上
新・藤原「なぜだ!なぜ勝てないんだ!」
ゴットゥーザ様「なぜって…それはあんたが弱いからでしょ。」
新・藤原「あんなに…あんなに…修行をしたのにぃぃぃ!!…ぐはっ!」
ゴットゥーザ様「さっきからやかましいんだよ!叫んでりゃ強くなれんのか!?ああ!?だったら誰も世話しねえよ!!」ドスッドスッドスッ
新・藤原「グハッ!げほっ!ごほっ!」
ゴットゥーザ様「はぁ…もういいわあんた。どうせもう立てないでしょ?あたしの勝ちね。あーあ、つまんない。あたし帰るからここ片付けてから帰りないさいよ。」シュピンッ
新・藤原「ちくしょう…ちくしょう…」

825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 22:57:46.77 ID:7vvKqkPm0

校庭
長門「………」
周防「―――――」
   ズドンッドンッバンッドーンッ
長門「………」
周防「―――――」
   ボーンッダンッズババババッ
えーと、この状況を説明すると。この校庭にかつての面影はないといっても過言ではないだろう。グラウンドはデコボコで花壇はぐちゃぐちゃ。長門さん、ハルヒが見たらどうするんです。
長門「※※※※」ボーンッ
うわっ周防の足元が爆発したぞ。大丈夫か?…あ、生きてた。
周防「――――」クルッ
え?何?何俺の方みてんの?え?まさか…
周防「※※※※」
キョン「うわおっ!」ズドーン
なんだあいつ!俺を攻撃してきやがった!やばいやばい!俺の方来てる!
     ズアッ!!
キョン「!!長門!」
長門「…げほっ…」
説明しよう。要するに長門は俺の方へ向かってくる日本刀を構えた周防を俺から護るため自分から刺されにいったのだ。お前…日本刀って…
キョン「長門!!大丈夫か!」
長門「ゲボッ!!グバッ!!おえっ…」ボタボタッ
あ、無理そうですね。

828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 23:09:24.32 ID:7vvKqkPm0

キョン「長門!しっかりしろ!意識を保て!」
長門「ゲホッ…だいじょう…ぶ…」ボタボタッ
腹や口から血をだしといて平気そうに見えませんが…
周防「――――――後は、あなただけ。」
しまった。忘れてた!殺されっ…
周防「っ!!――――」
な、なんだ。日本刀を構えたまんま固まってるぞ。何、見てんだ?」
長門「あなたの…ガハッ…お尻のポケット…」ボタボタッ
わかったからもうしゃべるな。というか、俺の尻ポケット?一体何が…あ、忘れてた。ピコピコハンマーを待ってきてた。
周防「!!」
周防は俺が尻ポケットから出したピコピコハンマーを熱心に見ている。
キョン「なんだ…?ほしいのか?なら、やるよ。」
俺は周防にピコピコハンマーを素直に渡した。
周防「――――――」シュピンッ
周防はワープした。
キョン「か、帰りやがった。」
長門「このグラウンドと私の体を再構成する。」
とたんにグラウンドは土煙をあげてもとの形に戻った。おし、長門の体も治ってるな。そして、長門の体を起こそうとした時だった。
谷口「WAWAWA忘れ物〜。おうわっ!」
キョン「……」
長門「………」
谷口「すまん。ごゆっくりぃ!」
待て、お前校庭に何忘れたんだよ。明らか狙ったろ。
長門「ユニーク。」
一言でまとめんな。

830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/04/02(水) 23:14:20.64 ID:7vvKqkPm0

長門と俺が部室に戻った時はすでに朝比奈さんがいた。
朝比奈「あ、キョンくぅん。大丈夫でしたぁ?」
よかった。元に戻ったんですね。本当によかった。
キョン「橘は?」
古泉「大丈夫です。ロッカーに入れときました。」
大丈夫じゃねえだろ。
古泉「さ、元の位置に戻りましょう。涼宮さんが戻ってくる前に。」
そういって朝比奈さんはお茶の用意を。俺は長門をイスに座らせ、俺と古泉はゲーム盤にもどった瞬間だった。
ハルヒ「たっだいま〜♪みくるちゃん買ってきたわよ!ありがたく飲みなさい!」
朝比奈「あ、ありがとうございます〜♪」
それは、たった十分間の騒動だった。
                    END



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