レイ「心が…キュンキュンする…」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:カイジ「まどかマギカ・・・?何それ・・・?」

ツイート

1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/13(水) 22:18:05.76 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜シンクロテスト中〜〜〜〜

リツコ「アスカとシンジ君は絶好調よ、記録更新だわ」

リツコ「ただ、レイの調子が悪いのよ…シンクロ率が不安定ね」

ミサト「どうしたのかしら…」

リツコ「ちょっと調べましょうか…」



ミサト「OKよ、みんな揚がって」


アスカ「どうだった?」

リツコ「アスカが一番よ、シンジ君も記録更新したわ」

アスカ「このくらいあったりまえよ!
     それにバカシンジもバカシンジの割りには良く頑張ったじゃない」

アスカ「ま、あたしには遠く及ばないようですけどぉ」

シンジ「ははは…アスカには叶わないよ…」

アスカ「優等生はどうだったのよ?」

リツコ「あまり良くなかったわ」

アスカ「ちっ、しっかりしなさいよねぇ〜戦闘中あたしの足引っ張ったら許さないから!」

2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:22:15.03 ID:HRmT6YzRo



レイ「…」

アスカ「〜〜っ!なんとか言いなさいよ、この鉄仮面女!!」

アスカ「エヴァを巧く動かせなくて、作戦が失敗したらあんたのせいよ!!」

アスカ「だ〜いたいあんたは、碇司令に贔屓されてるからって調子に乗りすぎなのよ!!」

シンジ「アスカ!言い過ぎだよ!やめなよっ」

アスカ「あんたは黙ってなさい!!」



レイ「ごめんなさい…」

アスカ「ふん!もういいわ、帰るわよバカシンジ!」


シンジ「綾波…ごめん!アスカも本心から言ってる訳じゃ無いと思うんだ、だかr 「こらぁ〜!バカシンジっ!もたもたすんな!」

シンジ「あわわ…じゃ、またね綾波!」

アスカ「さっさと帰ってハンバーグ作りなさいよ!」

シンジ「え〜…またかよ…」

アスカ「なんか文句あんの?あんたはあたしの専属料理人なんだから、黙って言うこと聞いてればいいの!!」

シンジ「わ、わかったよ…しょうがないな…」

アスカ「そーそー、聞き分け良いのが一番よ!」ナデナデ

シンジ「や、やめろよアスカ〜」

ミサト「さあさあ帰るわよ二人とも」




レイ「……」ヂリッ


リツコ「レイは残って、話があるわ」

レイ「はい…」





3 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:23:53.26 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜


レイ「赤木博士…」

リツコ「最近調子が悪いわね、どうしたの?」


レイ「心が…」

リツコ「?」

レイ「何故か心がヂリヂリする…」

レイ「碇くんが弐号機パイロットと一緒に居るのを見ると…ヂリヂリする」


リツコ「う〜ん…多分それは嫉妬ね(最近シンクロ率が不安定なのはこれか…)」


レイ「嫉妬?」

リツコ「シンジ君とアスカが仲良くしてると、嫌な気分になるんでしょう?」


レイ「はい…」

リツコ「あなた、シンジ君が好きなのね」


レイ「好き…」

レイ「わからない…でも碇くんの事を考えると、心がポカポカする」

リツコ「それが好きって事になるわね」

リツコ「私も特定の男性の事を考えるとポカポカするわよ?」


レイ「そう……博士も…」

レイ「どうすればこのヂリヂリ…消えますか?
    ポカポカだけにするには…どうすれば良いですか?」


リツコ「シンジ君と恋人同士になれば良いわ」


レイ「こ、恋人…同士」ドキッ

レイ「恋人同士、どうすれば…なれますか?」


リツコ「先ずはレイの想いをシンジ君に伝える事ね」


レイ「想いを…伝える」

レイ「どうすれば良いのかわからない…」

リツコ「二人きりの時、あなたが好きですって言うのよ、簡単な事ね」


レイ「!?」

リツコ「少なからずシンジ君もレイの事は気になってるはずよ」



レイ「わかりました…やってみます」


リツコ「頑張りなさい」


4 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:26:32.68 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜

リツコ「…」ピッ

プルルルルル…プッ

ミサト『はい、ミサトの携帯よん♪』

リツコ「レイの不調の原因が分かったわ」

ミサト『なんだったわけ?』

リツコ「恋の病ね」

ミサト『マジで?』

リツコ「ええ」

ミサト『もしかして』

リツコ「相手はシンジ君よ」

ミサト『やっぱし…』

リツコ「なので告白させる事にしたから」

ミサト『なっ!?』

リツコ「このままじゃ作戦運用にも支障が出かね無いわ、告白して白黒付けた方が良いと判断したの」

ミサト『うわ〜…ちょっちややこしい事になりそうね〜』

リツコ「問題はアスカね、ミサトがなんとかしなさいよ」

ミサト『ええ〜!?嫌よめんどくさい!』

リツコ「パイロットが一人減ったら大変よ?」

ミサト『くっ…分かったわよ、何か考えとくわ、じゃ…』ピッ

〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト(下手したらパイロット二人使い物にならなくなりそうじゃん…)

アスカ「どしたのミサト?」

ミサト「いえ、何でもないわ、おほほ…」

シンジ「ミサトさん、スーパー寄ってくださいね!」

ミサト「はいは〜い」

5 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:29:07.51 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜

レイ「わたしは…碇くんが好き…」キュン…

レイ「今度はポカポカじゃなく…心が…キュンキュンする…」

レイ「ポカポカより…強い気持ち…」


レイ「そう…これが好きって気持ちなのね…」

レイ「碇くん…」キュン…


レイ「明日…言おう…」キュンキュン




〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト「は〜食べた食べた…満腹ね〜」

アスカ「ビールもたらふく飲んで、そんなに食べたらビア樽みたいな体になるわよ」

ミサト「大丈夫よ〜鍛えてるから〜」

ミサト「毎日腹筋200回やってるし〜」

アスカ「へ〜そんなにやってるんだ?意外だわ」


シンジ「アスカ〜お風呂入っちゃってよ」

アスカ「わかったー」



6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:30:53.85 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト「ふ〜…」

ミサト「ねぇシンちゃん」

シンジ「何ですか?」

ミサト「レイの事、どう思う?」

シンジ「あ〜、調子が悪い事ですか?」

ミサト「ううん、じゃなくて、異性としてどう思ってるかなって」

シンジ「ど、どうって聞かれたって…返答に困るよ…」

ミサト「でしょうね〜…」

シンジ「何でそんなこと聞くんです?」

ミサト(言っちゃった方が、心の準備が出来そうね…)

ミサト「実はね、レイがシンちゃんの事が好きらしいのよ」

シンジ「ええっ!!まさか!?」ガタッ

シンジ「うそですよね!?なんで僕なんか!//」カァッ

ミサト「ところがそのまさかなのよねぇ〜」

シンジ「あ、綾波が…僕なんかを…//」



アスカ「あ〜良いお湯だった〜」スタスタ

ガタタッ!

アスカ「ん?何やってんのよ」

シンジ「な、何でもないよ!」
ミサト「な、何でもないわ!」

アスカ「ふ〜ん…なんか怪しいわね…」

アスカ「あたしに隠れて…アイスとか食べたんでしょ!?」

シンジ「そ!そうなんだ!アイス食べちゃったんだよ!」オタオタ

ミサト「さ〜て、腹筋しよ〜っと!」スタスタ

シンジ「み、ミサトさ〜ん…」

アスカ「バカシンジ!どうでも良いけど、あたしの分あるんでしょうね!?」

シンジ「あ、あるよ!ちゃんとあるからっ!」

アスカ「さっさと出しなさいよね、グズシンジ!」


シンジ(バカとかグズとか…一々付けないでよ……無口だけど綾波の方が全然優しいや…)


7 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:35:38.01 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト(アスカになんて言おうかしら…)

ミサト「あ〜〜もう、めんどくさい!直球勝負よ!」



〜〜〜〜〜〜〜〜
コンコン

ミサト「アスカ〜起きてる〜?」

アスカ「何?起きてるわよ」

ミサト「ちょっち話があるんだけど」

ガラッ

アスカ「何、話って?」





8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/13(水) 22:36:04.75 ID:HRmT6YzRo

〜〜〜〜〜〜〜〜


ミサト「アスカはシンちゃんの事、どう思ってる?」

アスカ「はぁ?別に何とも思ってないわよ!強いて言うなら下僕ね!下僕!」

ミサト「じゃあ好きとかそう言うのは無いの?」

アスカ「あ、あ、あるわけ無いでしょ!そんな気持ち!!///」カァッ

アスカ「大体下僕を好きになる主人が、どこの世界に居るのよ!?///」フンッ


ミサト「………そっか…(こりゃアスカも好きだわ…)」

ミサト(こうなりゃヤケよ!)


ミサト「あのね、レイの不調の原因が分かったの」

アスカ「なんでそこでエコヒイキが出てくるのよ?」

ミサト「まあ聞いて」

ミサト「レイはね、シンちゃんの事が好きらしいのよ」

アスカ「えっ!?」

ミサト「それであなた達が一緒に居るところを見ると、焼きもちで居ても立ってもいられないって訳」

ミサト「心の乱れがシンクロ率に影響を及ぼしてるのよ」


アスカ「そ、そんなの知らないわよ!エコヒイキが勝手に…」

ミサト「恐らく明日辺り、シンちゃんに告白するかも知れない」


アスカ「………」


アスカ「か、勝手にすれば良いじゃない!シンジなんてくれてやるわ!」

アスカ「あたしはシンジなんて何とも思って無いし!!」

アスカ「告白するなら勝手にすれば良いのよ!」


ミサト「あなた平気なのね?」

アスカ「ははん!平気も平気!ぜ〜んぜん影響無し!あたしの心は常に平常心で安定よ!」

アスカ「だいたいシンジなんて暗いし弱っちぃし、あいつら暗い者同士でイチャついてれば良いのよ!」


ミサト「分かったわ、その言葉しかと受け止めたわよ」

アスカ「分かったらさっさと出てって、あたし寝るんだから!」


ミサト「おやすみなさい、アスカ…」

16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:12:34.68 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜アスカの部屋〜〜〜〜

アスカ(エコヒイキがバカシンジを…)


アスカ(ふん、あたしには関係無いわ、勝手にしろウルトラバカ!)





アスカ(…シンジ……)


アスカ(シンジはエコヒイキと付き合うのかな…)


アスカ(……なんか…やだな…)

アスカ(エコヒイキなんかに…シンジを盗られたくない…)


アスカ(え?あたしはシンジが好きなの?…)


アスカ(そんな事ない…あんな冴えないやつ、あたしが好きになるわけ無いじゃない…)

アスカ(でもなんで?…胸が苦しい…)


アスカ(…ワケわかんなくなってきた…)


アスカ(…………)

アスカ(…………)


アスカ「zzz…」





17 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:15:33.25 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜翌日〜〜〜〜

シンジ「アスカ!朝だよ起きてよ!」


アスカ「……うっさいわね…朝から大声出さないでよ…」

シンジ「早くしないと遅刻するよ!さっさとご飯食べちゃってよ!」

アスカ「わかってるっつーの、あたしに命令しないで…」


シンジ「なんか元気無いね、大丈夫?」

アスカ「なんでもない、ほっといて」

シンジ「風邪でもひいた?」

アスカ「うっさい!!ほっといてって言ったでしょ!!」バンッ!

シンジ「うっ…わかったよ…」

シンジ(何キレてんだよ…)




18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:17:39.66 ID:oRTwsAtDO


シンジ「はいこれお弁当、僕日直だから先行くから…」

アスカ「……」シッシッ



シンジ(なんだよあの態度…せっかく弁当作ってやってんのに…)

ミサト「シンチャン、チョット…」ヒソヒソ

シンジ「何ですか?」

ミサト「実はさ、夕べアスカに話しちゃったの、レイの事」

シンジ「え?」

ミサト「だから機嫌が悪いのよ…」

シンジ「どうしてアスカが機嫌悪くなるんですか?関係無いじゃないですか…」

ミサト(ホントに鈍いわねこの子)

アスカ「アスカもシンちゃんの事、好きっぽいのよね」

シンジ「ええっ!!?」

ミサト「し〜、声がでかい」

アスカ「あんた達何話してんのよ!!バカシンジはさっさと消えろ!!」バンッ!

シンジ「あわわ…とりあえず学校行きます…」

ミサト「あ、うん いってらっしゃい…」





19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:18:47.61 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜登校中〜〜〜〜

シンジ「なんだよ…アスカまで…」


シンジ「きっと何かの間違いだよな、いつも罵倒するし暴力的だし、奴隷のようにコキ使うし…」

シンジ「そんなアスカが、僕の事好きなはず無いよ…」


シンジ「綾波…逢いたいな…」





20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:20:15.46 ID:oRTwsAtDO


〜〜〜〜教室〜〜〜〜

シンジ「ふぅ、机も並べたし綺麗に拭いた…後は」

レイ「碇くん」

シンジ「あ、綾波!?」ドキッ

シンジ「ずいぶん早いじゃないか」ドキドキ

レイ「わたしも日直」

レイ「遅れてごめんなさい…」

シンジ「あ、そうだっけ…」

レイ「日直の仕事…終わったの?」

シンジ「あ、後は花瓶の水取り換えるだけだよ」

レイ「わかった…わたしが換えてくる」


レイ「…」ジャー



レイ「終わった…」コトッ

レイ「碇くんに殆どやらせて、ごめんなさい」

シンジ「気にしなくていいよ!僕が早く来すぎただけだから」ニコッ

レイ「そう…」キュン…

シンジ「後はみんなが来るのを待つだけか」


レイ(今がチャンス…)





21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:23:26.96 ID:oRTwsAtDO



レイ「碇くん」

シンジ「はひっ!?」ドキッ!


レイ「碇くんに…聞いてもらいたい事があるの…」

シンジ「な、なにかな?(キタ〜〜〜!)」ドキドキ


レイ「わたし…」

シンジ「ゴクリ…」


レイ「碇くんがs」「ちょっと待ったあぁぁぁ!!」ガラッ!

シンジ「うわあぁぁぁぁぁぁ!!」ガタタッ

アスカ「エコヒイキ!その言葉!待ってもらうわ!!」

シンジ「あ、あ、アスカ!?なんで!?」

レイ「弐号機パイロット…あなた何故ここに…?」

アスカ「ふん!なんだっていいじゃない…」

アスカ「それよりエコヒイキ!あんたあたしの下僕たるシンジに何を言う気!?」

レイ「想いを伝えるだけ」

アスカ(くっ…やっぱり…)



22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:25:44.46 ID:oRTwsAtDO

アスカ「あたしは認めないわ!シンジはあたしだけの下僕なんだからっ!」

レイ「碇くんは下僕じゃない」

アスカ「うるさい!生意気よエコヒイキのクセに!」ガシッ

レイ「離して…痛いわ」グイッ

シンジ「止めろよ二人とも…」オロオロ…

アスカ「シンジは黙ってろ!」
レイ「あなたは黙ってて…」

シンジ「うぅ…(どうしよう…そろそろみんなが来るよ…)」オロオロ


アスカ「あんたなんかにシンジはやらないわ!シンジはあたしの物よ!」

レイ「碇くんは物じゃない、わたしの大切な人」グッ

アスカ「黙れ!!」パーン!
シンジ「アスカっ何を!?」

レイ「っ!」

レイ「あなた…」キッ

レイ「おかえし」パーン!

アスカ「きゃっ!」

アスカ「やったわね…このっ…」キッ

シンジ「ちょっ!止めろよ二人とも!もうみんな来るよ!」

ガヤガヤ



23 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:28:59.67 ID:oRTwsAtDO

ガラッ

トウジ「おはよーさん!今朝も元気に糞が2キロは出たでぇ〜」

ケンスケ「朝から何言ってんだよ」ゲラゲラ

ヒカリ(は、恥ずかしい…鈴原のバカっ)


トウジ「ん?なんやセンセ、嫁二人とも顔腫らしてどないしたんや?」

アスカ「なんでもない!!」ダダダダダ

ヒカリ「あ、アスカ!」


レイ「………」ガタッ

ヒカリ「あの、綾波…さん?」

レイ「何?」

ヒカリ「アスカとどうしたの?何か有ったの?」

レイ「何でもないわ」


ヒカリ「そ、そう…」

ヒカリ(こうなったら碇君に聞くしかないか…)


ヒカリ「ちょっと碇君!何が有ったか説明して!」

シンジ「えっ!え〜と…ぼ、僕の口からは何とも言えないよ…」

トウジ「さては、嫁1号2号がセンセの取り合いでケンカでもしとったんちゃうか?」

シンジ「ち、違うよ!!そんなんじゃ…無いよ…///」

ケンスケ(それか…)

トウジ(それやんか…)

ヒカリ(それなのね…)



レイ「……」




24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:30:20.85 ID:oRTwsAtDO


〜〜〜〜〜〜〜〜

トウジ「なぁいいんちょ…何とかならんのんかいな」

トウジ「空気が重とうてかなわんわ〜」


アスカ「……」

レイ「……」


ヒカリ「困ったなぁ…」



ヒカリ「ねぇアスカ…」

アスカ「何?…」

ヒカリ「碇くn」「ほっといて!」

アスカ「ヒカリごめん…ほっといて欲しいの…」

アスカ「自分で答えを見つけるまで…」

ヒカリ「…わかった、アスカが納得行くまで考えて…」




25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:32:11.53 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜葛城邸〜〜〜〜

シンジ「……」カチャカチャ


アスカ「……」

アスカ「ごちそうさま…」ガタッ

シンジ「……」フキフキ



アスカ(シカトか…)

アスカ(あんなことしちゃったし、無理もないか…)




〜〜〜〜アスカの部屋〜〜〜〜

ゴロン…


アスカ「はぁ…」

アスカ(シンジなんか好きでも何でも無いはずなのに…)

アスカ(あたし何ムキになってんだろ…バカみたい…)

アスカ(でも、エコヒイキだけには絶対負けたくない…)






26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:34:32.60 ID:oRTwsAtDO


〜〜〜〜レイのアパート〜〜〜〜

レイ「碇くん…」

レイ「言いそびれてしまった…」

ピロリン♪

レイ「…メール?」パカッ

レイ「碇くん?」


from 碇くん

subject ゴメンね
============
今朝あんな事になってゴメン、
まさかアスカがビンタまでするとは思わなかったよ。
痛くなかった?ホントにゴメンね。

それに、あの時
大切な人って言ってくれて嬉しかったよ。

ありがとう(*^.^*)

============


レイ「碇くん…」キュン…

ポチポチポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪

シンジ「返ってきた!」パカッ

名前 綾波

件名 大丈夫
============
何とも無いわ、心配しないで。
大切な人って言ったのはわたしの本心、
わたしは碇くんが好き。
碇くんと恋人同士になりたい。

============

シンジ「ぶっーーー!!」

シンジ「あ、綾波!直球過ぎるよ!」ポチポチポチポチ…ピッ




27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:46:42.34 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪

レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject 嬉しいよ!
============
綾波の気持ち、確かに受け取ったよ!
僕も綾波が大好きだ!
ずっと一緒に居たいよ!
(^ε^)-☆Chu!!
============

レイ「……///」キュンキュン…
ポチポチポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪

シンジ「!」パカッ


名前 綾波

件名 わたしも嬉しい
============
直接言えなかったのは残念だった、
でもメールで気持ちが伝わって良かった。
こう言う手段も有ったのね、
メールって便利。
============


シンジ「うんうん、そうだね♪」ポチポチポチ…ピッ




28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:47:22.66 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪

レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject これからも
============
メールしても良いかな?
直接逢って話とかしてると、
また誰かさんに邪魔されるかもだし、
メールだと素直に表現出来そうだしね!

============

レイ「……」ポチポチ…ピッ

〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪

シンジ「……」パカッ


名前 綾波

件名 もちろん
============
わたしからもお願いするわ、

メールだとあまり恥ずかしく無いのね。
碇くん好きよ[ハート]

============

シンジ「にへっ///」ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪

レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject 僕も
============
綾波が好きだよ[ハート]
それじゃそろそろ寝るね、
おやすみ(^ε^)-☆Chu!![ハート][ハート]
============

レイ「碇くん///」キュンキュン

ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜
チャラリロン♪

シンジ「……」パカッ

名前 綾波

件名 件名無し
============
おやすみなさい[ハート][ハート]
============

シンジ(ふふっ♪)


29 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:49:00.94 ID:oRTwsAtDO


〜〜〜〜シンクロテスト中〜〜〜〜

リツコ「凄いわ、レイとシンジ君のシンクロ率が上がってる」

ミサト「上手くいったみたいねあの二人」

ミサト「で、アスカはどうなってる?」

リツコ「それが、変わり無いのよ」

ミサト「そうなんだ…てっきりメンタルズタボロだと思ったのに」

ミサト「シンジ君の事好きじゃ無かったのかしら…」

リツコ「もしかしてアスカ…怒りで集中力が増してるのかも…」




30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:50:47.92 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

アスカ「負けてたまるか、負けてたまるか、負けてたまるか、
   負けてたまるか、負けてたまるか、負けてたまるか…」メラメラ

アスカ「コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる、
   コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる…」メラメラ


〜〜〜〜〜〜〜〜

リツコ「このグラフ見て」

ミサト「こ、これは?」

リツコ「ぶちギレ状態ね、これじゃエヴァに乗せたら暴走しかねないわ」

ミサト「まずいわね…」





31 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 17:56:15.74 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「綾波!はいミネラルウォーター」

レイ「ありがと」ニコッ


アスカ「……何よ…いちゃついちゃってさ」

シンジ「べ、別にいちゃついてる訳じゃないよ…」

シンジ「普通に飲み物渡しただけじゃないか」

アスカ「だったらあたしにも奢りなさいよね」

シンジ「わ、分かったよ…」

ガタン

シンジ「はい、いつもの…」

アスカ「あんがと…」プシュ


アスカ「何黙ってんのよ、あんたら付き合ってんならおしゃべりしたら?」

シンジ「うるさいな!アスカには関係無いだろ!放っといてくれよ!」

アスカ(っ…)イラッ!

アスカ「あら、あたしがお邪魔みたいねぇ〜」

レイ「ええ」

アスカ「」ムカッ!

アスカ「ふんっ!根暗同士せいぜい仲良くしてなさいよ!」ズカズカ!


シンジ「……(また殴りあいになるかと思った…)」ドキドキ

レイ「……」



アスカ(あの場に居たら、また掴みかかる所だったわ…)ズカズカ

アスカ(あーもう!ムカムカする!)




32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:08:08.02 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜葛城邸〜〜〜〜

アスカ「もうこんなとこ居られない!」


ミサト「ちょ!アスカ!荷物なんかまとめてどうするの!?」

アスカ「出てく!バカシンジと同じ屋根の下なんかで暮らせないわ!」

ミサト「落ち着いてアスカ!それなんだけど…」


〜〜〜〜〜〜〜〜

アスカ「え?シンジがここから出る?」

ミサト「ええ、シンちゃんはネルフの宿舎に引っ越しよ」


アスカ「そ、そう…」

アスカ「でもなんで?」
ミサト「あの二人がああなってしまったら、シンちゃんと顔合わせ辛いでしょ?」

ミサト「公私共にライバル視してるレイに、便利な家政夫シンちゃん取られちゃったし…
    だから引っ越ししてって、シンちゃんに頼んだの」

アスカ「別に…ライバル視なんてしてないわよ、エコヒイキなんか…」

アスカ「確かに便利な家政夫持ってかれたのは悔しいけど…」

アスカ「でも、あたしなんかが残っちゃって、いいの?」

ミサト「あたしはあなたの味方よ、安心して」ニコッ


アスカ「ミサト…」ウルッ


アスカ「し、仕方ないわね!そこまで言うなら居てあげるわ!」

ミサト「そうよ、その調子!それでこそアスカよ!」

ミサト(こうでもしないと、この子壊れてしまう…)





33 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:10:29.14 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜数日後〜〜〜〜

シンジ「それじゃ、お世話になりました」ペコリ

ミサト「元気でね、って本部で顔会わすもんね、別にサヨナラするわけじゃないか」フフッ

アスカ「………」

ミサト「荷物は宿舎に送ってあるからね」

シンジ「ありがとうございます、じゃ行きますね」


アスカ「バカシンジ…」

シンジ「ん?何」

アスカ「た、たまには顔出しなさいよね…ここに…」

アスカ「ほ、ほら…多分食生活がガタガタで栄養偏ると思うからさっ」


アスカ「たまにはシンジのハンバーグ…食べたいじゃない…」

シンジ「はは、分かったよ、肝に命じとくよ!」

シンジ「じゃまた!ネルフ本部で!」




ミサト「行っちゃったわね…」

アスカ「………」ジワッ


ミサト「さ、おやつにしましょ!ケーキ買ってきたんだ♪」

アスカ「……」コクン



34 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:13:54.69 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト「ん〜美味しい〜♪」

ミサト「ほらアスカも食べなさいよ〜」


アスカ「………」


アスカ「……シイ…」ジワッ

アスカ「…サビシイヨ…ミサト…」ポロポロ


ミサト「アスカ…」ギュッ…

アスカ「グスッ…ウック…うぇぇぇ……シンジが居なくなったぁ〜…なんでよぉ〜…」ボロボロ

ミサト「〜〜〜〜〜!」

ミサト「大丈夫よ、二人で頑張りましょ…」ギュ〜…



〜〜〜〜〜〜〜〜

アスカ「はぁ…」ゴシゴシ

ミサト「スッキリした?」

アスカ「うん…びどじぎり泣いだらズッギリじだ…」チーン!


ミサト「そう…」


アスカ「さーて、家事分担表書き直さないとね!」

ミサト「ええ」ニコッ






35 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:17:10.61 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜ネルフ宿舎〜〜〜〜

シンジ「A棟106号…ここか…」

ピッ  プシュー

シンジ「お じ ゃ ま し ま〜す…」

???「遅かったな…シンジ…」

シンジ「うわああああ!!だ、誰っ!?」ガタタッ!


ゲンドウ「私だ…」クイッ

シンジ「父さん!どうしてここに!?」


ゲンドウ「…引っ越しの、手助けだ…」

シンジ「え?あ、ありが…とう…ござい…ます」



ゲンドウ「これは…何処に置くのだ?」

シンジ「それはその辺に置いててよ、先ず机とかベッドとか設置しないと」

ゲンドウ「そうか…」



〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「よし!大体収まったぞ、父さんのお陰でだいぶ早く終わったよ!」ニコッ

ゲンドウ「あ、あぁ… 問題無い…」クイッ


ゲンドウ「本部に…戻る」

シンジ「あ、うん…ありがとう父さん…」

ピタ

ゲンドウ「一つ言い忘れた事が有る…」

シンジ「なに?」

ゲンドウ「レイを頼む…」

シンジ「へっ?あ、はいっ!」





36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:20:46.60 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「なんで父さん…綾波との事知ってるんだよ…」

ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪

レイ「メール…」パカッ


from 碇くん

subject まいったよ…
============
今日引っ越ししたんだけど、
部屋に父さんが待ち構えてたんだ。
ビックリしたよ(´・ω・`)
まあ、荷物とか色々手伝ってくれたから
すごく助かったけどね(笑)
でも来るなら来るって
連絡くれたら良かったのに。
寿命が3日ほど縮まったよ〜

============

レイ「……」ポチポチ…ピッ



37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:22:09.49 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪

シンジ「……」パカッ


名前 綾波

件名 ごめんなさい
============
わたしが報告したの。
迷惑だった?

============

シンジ「……」ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪


レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject ううん
============
迷惑なんて思ってないよ!
ただビックリしただけ(笑)
僕らの事も知ってて二度ビックリだよ(爆)

============

レイ「……」ポチポチ…ピッ




38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:25:01.34 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪

シンジ「……」パカッ


名前 綾波

件名 ごめんなさい
============
それも合わせて報告したの、
言わない方が良かった?

============

シンジ「……」ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪

レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject いいよ(笑)
============
いずれ分かることだし、
あまり怒ってる様子も無いし、
ちょっとホッとした(笑)

============

レイ「……」ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪


シンジ「……」パカッ


名前 綾波

件名 件名無し
============
そう、わたしが報告したときも、
最初驚いてたけど、
しばらく黙ってて、
最後に 良かったな…レイ
って言ってくれた。
嬉しかった。

============

シンジ「そうだったんだ」ニコ

ポチポチ…ピッ




39 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:27:13.87 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪


レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject そっか
============
父さんが僕らの事、認めてくれたんだ。
なんだか嬉しいや♪

あ、そうだ。
今度ウチに来なよ!
一緒に料理して食事しよう!

============

レイ「碇くん…」キュン…

ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

チャラリロン♪


シンジ「……」パカッ


名前 綾波

件名 うん
============
行く。
楽しみにしてる。
じゃ、おやすみなさい
碇くん大好き
[ハート][ハート]

============

シンジ「やった♪」ポチポチ…ピッ


〜〜〜〜〜〜〜〜

ピロリン♪


レイ「……」パカッ


from 碇くん

subject 件名無し
============
おやすみ綾波!
愛してるよ!
(^ε^)-☆Chu!!
[ハート][ハート][ハート]

============

レイ「ウフッ…」キュンキュン






40 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:45:53.78 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜シンクロテスト中〜〜〜〜

リツコ「レイもシンジ君も安定してて良い感じね」

ミサト「アスカは?」

リツコ「聞いてビックリ見てビックリ、今日のトップよ」

ミサト「そう…よかった」ホッ

リツコ「グラフもアングリーな部分が無く、すこぶる良好」

リツコ「ミサト、あなたどんな魔法使ったの?」

ミサト「うふふ、ちょっちね〜♪」




〜〜〜〜昨夜・葛城邸〜〜〜〜

アスカ「シンジのばっきゃろー!!」

ミサト「そーだそーだ〜!」

アスカ「エコヒイキのブスぅ〜〜〜〜!!」

ミサト「そーだそーだ〜!」

アスカ「シンジのつまようじ野郎〜〜!!」

ミサト「そーだそーだ!恥ずかしい〜!!」

アスカ「エコヒイキの冷酷鉄仮面女〜〜〜!!」

ミサト「そーだそーだ!冷酷だ〜!!」

アスカ「あたしは天才美少女アスカ様よ!庶民共ひれ伏しなさ〜〜〜〜い!!」

ミサト「そーだそーだ!美少女だ〜!イカす、しびれる、カッコいい〜!!」

アスカ「はぁはぁ…スッキリしたぁ〜」

アスカ「ミサト!ビールもう一本!!」

ミサト「はいは〜い、おまた〜ん♪」

カシュッ! グビッ!グビッ!グビッ! ダンッ!

アスカ「ぷはぁぁ〜」ゲフゥッ

ミサト「いよっ!良い飲みっぷりっ!!いい女!!」


41 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 18:57:37.85 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

リツコ「アスカにお酒飲ませて、あらんかぎりの罵詈雑言を吐き出させたですって!?」

ミサト「そうなの、あたしもムシャクシャしたとき、よくやるし〜」

ミサト「スッキリするのよね〜♪」

リツコ「それは分かるけど、アスカはまだ中学生よ?良いと思ってるの?」

ミサト「良いじゃな〜い、バレなきゃなんでも良いのよ〜♪」


リツコ「……呆れた……あなたもしかして、晩酌相手が出来て喜んでるんじゃないの?」

ミサト「実はそう♪」テヘペロ

リツコ「はぁ〜…なんてこと…」

ミサト「それでお願いがあるのよ」

リツコ「何よ?」

ミサト「アルコール中毒にならないような薬無いかしら?」

リツコ「いい加減にして!」バキッ!

ミサト「あべしっ!」





42 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 19:17:43.21 ID:oRTwsAtDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

アスカ「ミサト〜〜!」

アスカ「結果どうだった?」

ミサト「アスカがトップよ!」

アスカ「やりぃ!」

アスカ「どーよあんたたち!やっぱり天才美少女アスカ様には敵わないでしょ!?」

シンジ「う、うん…さすがアスカだよ!ははは…」

レイ「あなたには…とても勝てる気がしないわ…さすがね…」

アスカ「ふっふーん、どんなもんよ!あ〜気分爽快!きんもちいい〜♪」

シンジ「…ははは…」
レイ「…うふふ…」


リツコ「あの二人の様子…なんかおかしくない?」

ミサト「実はね、アスカの機嫌を損ねないように、口裏合わせてたのよ」ヒソヒソ

ミサト「名付けて、アスカアゲアゲ大作戦!」

リツコ「呆れを通り越して泣けてきたわ…」

リツコ「まさかこれ、ずっと続ける気?」

ミサト「もっちろ〜ん♪」


アスカ「ミサト〜〜今夜もアレやろうね〜〜♪」

ミサト「ええ!思いっきしやりましょ♪」

シンジ「一体なにするんだよ…?」

アスカ「へへ〜ん、あたしはあんたたちより先に大人の階段昇ったのよ!」

シンジ「な、なんだよそれ!///」

アスカ「バカシンジ!あんた変な事考えたでしょ!このエロシンジ!!」

シンジ「ええっ!ち、違うよ!そんなこと考えてないよ!」

アスカ「ウソおっしゃい!あんたのその冴えないショボくれ顔に書いてあるわ!」

シンジ「なんだよ〜そんなの書いてるわけ無いじゃないか〜」

レイ「碇くん…書いてあるわ」

シンジ「マジで!?ウソ!?」

レイ「ウソ」プッ

アスカ「あははは!レイ、あんたもやるじゃない!」ケラケラ

シンジ「酷いや綾波まで…」




43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/15(金) 20:07:31.76 ID:oRTwsAtDO

アスカ「そうだ、今度ウチに来なさいよ!久しぶりにハンバーグ食べたいわ!」

シンジ「う、うん…良いけど…」

アスカ「レイ!あんたも来るのよ!」

レイ「わかった」



リツコ「驚いた…作戦が効いてる見たいね…あの子達、丸く収まってるわ」

ミサト「でしょ〜」

リツコ「さすが奇跡の作戦成功率を誇るミサト様ね」フフッ



ミサト「さ〜あなた達!今度と言わず、今日ハンバーグパーティーするわよ!」

アスカ「可決!」
シンジ「否決」
レイ「条件付き可決」

アスカ「条件ってなによ?」

レイ「碇くんの調理の手伝いをわたしにやらせること」

アスカ「なんだ、そんなことか…もちろんOKよ」

ミサト「じゃ決まりね!」

シンジ「」

47 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 17:04:32.11 ID:C5qICKKDO

〜〜〜〜葛城邸〜〜〜〜

シンジ「綾波、サラダ盛りつけて」

レイ「わかった」


アスカ「お腹減った〜!早く〜」

シンジ「もう少しだから待ってよ!」

ミサト「久しぶりね〜シンジ君の料理♪」


〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「さぁ出来たよ!」

アスカ「きゃっほ〜い♪いっただきま〜す!」

モグモグ…

アスカ「う、美味い…美味すぎる…」ダクダク

ミサト「普段レトルトやコンビニ物ばっかしだったから、感動的だわ〜」モグモグ

シンジ「そんなのばかり食べてたら身体壊しますよ」

シンジ「以前アスカにカニ玉教えたじゃないか」

アスカ「だってめんどくさいんだも〜ん」

シンジ「はぁ…ダメだこりゃ…」


レイ「美味しい…」モグモグ

アスカ「あれ?あんた肉ダメじゃなかったっけ?」

レイ「麻婆豆腐で克服したわ」

レイ「しっかり火が通ってたら大丈夫…血が滴るようなステーキはダメ…」

アスカ「あれが美味しいのに…」

ミサト「シンちゃんビールお願い」

シンジ「あ、はい」





48 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 17:06:46.81 ID:C5qICKKDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「じゃあ僕ら帰りますね」

ミサト「今日はありがとね、お陰さまで堪能したわ♪」

アスカ「また作りに来なさいよね」

シンジ「はは、わかったよ」

レイ「それじゃ」




〜〜〜〜〜〜〜〜

ミサト「さてと…アレやりましょうか」

アスカ「OK〜♪」


アスカ「シンジの薄ら馬鹿〜〜!!」

ミサト「そーだそーだ!馬鹿野郎だ〜!」

アスカ「エコヒイキの赤目はおかしいぞ〜〜!お前はウサギかっつーの!!」

ミサト「そーだそーだ!おかしいぞ〜!」

アスカ「はぁはぁ…スッキリしたぁ〜」

ミサト「後はお風呂でサッパリしてきなさい♪」

アスカ「らじゃ!」



ミサト(すっかり良くなったわね、もう大丈夫かな…)





49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 17:33:40.56 ID:C5qICKKDO

〜〜〜〜シンジの宿舎〜〜〜〜

シンジ「は〜…えらいめにあったよ…」

レイ「大丈夫?」

シンジ「うん、平気だよ」

シンジ「綾波は?疲れてない?」

レイ「平気」

レイ「碇くんほど疲れてない…座って少し休んで」

シンジ「うん、綾波は優しいな」ニコッ


レイ「ねぇ碇くん」

シンジ「なに?」

レイ「そろそろ名前で呼んで欲しい…」

シンジ「え?あ、そう?」

レイ「わたしも名前で呼ぶ」


シンジ「わかった、名前で呼ぶよ」



シンジ「レイ…」

レイ「シンジ…」



シンジ「なんか照れ臭いね//」

レイ「うん//」


レイ「でも…なんかイイ」

シンジ「そうだね」ニコッ


レイ「ねぇシンジ…」

シンジ「ん?」

レイ「明日買い物付き合って」

シンジ「いいよ、何買うの?」

レイ「お泊まりセット」

シンジ「ぶっーーー!」

シンジ「お、お泊まりセット?」


レイ「ええ、それとパジャマ」

シンジ「パ、パジャマ?」

レイ「それとコップとかペアの食器類」

シンジ「そ、そんなに?」

レイ「ええ」





50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 17:37:47.62 ID:C5qICKKDO


レイ「彼氏が独り暮らしを始めたら、そう言うの買って置くものだって」

レイ「赤木博士が言ってた」


シンジ「リツコさんか…」


シンジ「わかったよ、一緒に買いに行こう」

レイ「ありがと」





51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 17:50:38.50 ID:C5qICKKDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「あ、これなんかどう?」

レイ「いいかも」

レイ「これにする」


シンジ「歯ブラシも同じのにする?」

レイ「もちろん」

レイ「シンジも新しくしたらいいわ」

シンジ「うん、そろそろ換え時だと思ってたからちょうどいいよ」

レイ「次…パジャマ」



〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「もしかして…パジャマもおそろい?」

レイ「もちろん」


レイ「この水玉模様がいい」

シンジ「青い水玉と黒の水玉があるね」

レイ「これがいいわ」

シンジ「レイって買い物悩まないんだね」

レイ「買い物に悩むなんて不合理よ」

シンジ「そ、そっか」

シンジ「その方がこっちも助かるよ」





52 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/16(土) 18:00:27.49 ID:C5qICKKDO

〜〜〜〜〜〜〜〜

シンジ「さ、大体揃ったから帰ろうか」

レイ「うん」

シンジ「荷物は僕が持つよ」

レイ「ありがと」




シンジ「……」

レイ「……」ソッ

シンジ「!?」

レイ「手」キュッ

レイ「繋いで歩きましょう」

シンジ「う、うん//」ギュッ




シンジ「今夜は何食べようか?」

レイ「シンジの作るものなら何でもいい」

シンジ「じゃ今夜はシチューにしよう」ニコッ

レイ「うん、わたしも手伝う」ニコッ




おしまい


53 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/16(土) 20:46:41.80 ID:C5qICKKDO

ご清読ありがとうございました(*_ _)ペコリ

携帯で書きまくってたら腱鞘炎みたくなりました(´・ω・`)

54 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/16(土) 21:03:40.59 ID:4b/Z5wqAO

乙乙
もっと読みたかったけど二人が幸せそうで何より

55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/16(土) 21:13:03.37 ID:C5qICKKDO

>>54
これ以上書いたらエロ展開になりそうだったので、
この辺で止めときましたww



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:スネ夫「安価でドラえもんから道具奪おう!」