キョン「佐々木と付き合って佐々木の出方をみる」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「佐々木って俺の事好きなのか?」佐々木「は?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 12:39:05.70 ID:6B25vO28O

古泉「……おや?」

キョン「どうした古泉」

古泉「あなたも妙なことを言いますね。いや、僕の聞き間違いでしょうか?」

キョン「佐々木と付き合って佐々木の出方をみることのどこが妙だってんだ?」

古泉「どうやら僕の耳は正常だったようですね。治療費が浮いて気分がいいです」

キョン「やれやれ、妙なのは古泉、お前のほうだな。さてと、佐々木に電話するか」

古泉「待ってください」

キョン「なんだよ」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 12:45:08.67 ID:6B25vO28O

古泉「もしかして、あなたはただ佐々木さんと交際したいだけなのでは」

キョン「……おいおい、冗談キツいぜ」

古泉「おや、外れでしたか。そうですよね、あなたには涼宮さんという―――」

キョン「お前らはいつから他人の思考を読む力を手に入れたんだ?そう、俺はただ佐々木とイチャイチャしたいだけなんだ」

古泉「当たりでしたか」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 12:52:28.13 ID:6B25vO28O

キョン「止めても無駄だぜ?俺はもうお前らの都合に振り回されるのは御免だ。疲れるんだよ」

古泉「……」

キョン「悪いな、古泉」

古泉「……らめぇ」

キョン「ん?なんだよ?」

古泉「キョンくんらめぇ!いかないれぇ!」

キョン「ッ!?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 12:56:34.83 ID:6B25vO28O

古泉「キョンく〜ん」スリスリスリ

キョン「お、おい!古泉!離れろこの野郎!」

古泉「ふぇ……」グスッ

キョン(気持ち悪い……)

古泉「ふぇええええええん!」

キョン(うるせぇ……)

国木田「あー、遅かったみたいだね」

キョン「国木田!?」

国木田「古泉くんがこんなことになったのは僕のせいなんだ」

キョン「そんなことはどうでもいいからやらせろよ」

国木田「キョンはせっかちだなぁ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 13:06:27.51 ID:6B25vO28O

キョン「よう」

佐々木「集合時間10分前。キョンは相変わらず律儀だね」

キョン「お前もな。何時ごろにきたんだ?」

佐々木「キョンを待ち続けて、かれこれ1時間になるかな」

キョン「1時間て……久しぶりに遊ぶからってテンション上がりすぎじゃないか?らしくないぞ」

佐々木「くっくっ、それを言われると困ってしまうな。理由はいいづらいから勘弁してもらえると嬉しい」

キョン「まぁ、無理していう必要はないけどよ……。んじゃ、行くか」

佐々木「うん」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 13:16:25.40 ID:6B25vO28O

佐々木「人が沢山いるね」

キョン「休日だからな」

佐々木「くっくっ、この状況ではぐれでもしたら面倒なことになるね」

キョン「そうだな」

佐々木「ならばキョン、そうなるのを未然に防ぐためにも対策を施す必要があるとは思わないかい?」スッ

キョン「ん?その手はなんだよ?」

佐々木「手を繋ごう」

キョン「なんともお手軽な対策だな」

佐々木「……嫌かい?」

キョン「さてな」ギュッ

佐々木「くっくっ、照れているのかい?」

キョン「さてな」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 13:24:44.00 ID:6B25vO28O

佐々木「早速はぐれてしまったよ。やれやれ」

佐々木「おっと、これはキョンの口癖だった」

佐々木「全く、僕を1人にするとは、いい度胸をしているね、キョン。なかなか心細いじゃないか」

佐々木「キョン……どこ?」

キョン「後ろだ」

佐々木「キョン!?いたのかい?」

キョン「久しぶりに佐々木の困った顔を拝められたぜ。今日はついてる」

佐々木「お仕置きが必要みたいだね」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/27(水) 13:35:00.57 ID:6B25vO28O

佐々木「さてと……覚悟はいいかい?」

キョン「さ、佐々木、冗談だよな?」

佐々木「僕はふざけてるつもりはないが?」

キョン「頼む、許してくれ。手を離したのは故意でした。佐々木の困った顔がみたかったんだ。それだけなんだ」

佐々木「くっくっ、それが事実だとしても、もう遅い」

国木田「……」ギンギン

佐々木「もう臨戦態勢のようだ。こうなったら僕にも止められないよ」

キョン「嫌だあああああああああああ!」



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