シンジ「アスカ・・大好きだったよ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:24:01.90 ID:EJDe/yXQ0

シンジ「ごめん・・・ごめんアスカ・・・ううぅ・・」トントン

ミサト「・・シンジくん、そろそろ」

シンジ「ううぅ・・アスカぁぁぁ・・」トボトボ

          ・
          ・
          ・

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:27:10.26 ID:EJDe/yXQ0

パチュンパチュンパチュン

レイ「あっ、あっ、あっ・・・アッ///」ピュッピュピュ
ネチャネチャ
シンジ「ハア、ハア・・綾波・・」ギュッ

シンジ「僕のせいでアスカは死んでしまった・・だけど僕はあの時怖くてどうしようもなかったんだ・・」

レイ「シンジくん・・でも、あれは仕方がなかったとおm」 ドン!

シンジ「綾波に何がわかるんだよ!!!!あの時僕が逃げさえしなければ今もアスカは・・」

レイ「ごめんなさい。こういう時どんな顔をすればいいのかわからないの」

シンジ「知らないよそんなの」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:29:27.73 ID:EJDe/yXQ0

ガチャガチャ、カチッ
ミサト「シンジくん、おかえりなさい」

シンジ「ただいま、ミサトさん」

ミサト「あのね、シンジくん。この前の使徒のことだけど・・」

ミサト「シンジくんにはあの時話しそびれたけど、第19の使徒は2号機を溶解、そして吸収したあと」

シンジ「えっ?」

ミサト「突然、獣型から人型へと変形して強い光を発した後どこかへ消えたわ」

ミサト「シンジくんには死んだとは伝えたけど本当は吸収されてそのまま行方不明」

ミサト「だけどあのまま2号機もろとも吸収されたと仮定すると今の技術ではサルベージはほぼ不可能よ」

シンジ「そんな・・そんなことってないよミサトさん!!!!!」

ミサト「シンジくん・・ごめんね・・」バタンカチッ

ミサト(ショックでしょうね・・なんだかんだで一番あの子がそばにいたから・・)

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:33:16.66 ID:EJDe/yXQ0

ボフッ

シンジ「アスカ・・僕はどうすれば・・」

フワッ、トン

カヲル「君は何を悩んでいるのかな?」

ガバッ

シンジ「誰?!鍵はちゃんと閉めてあるのに!どこから入ってきた・・?」

カヲル「そうして自分の殻に閉じこもってたんだね」

シンジ「・・うるさい!君に僕の何がわかるっていうんだ!」

カヲル「僕にはわかるよ。君も本当は気づいてるんじゃないのかな?」

シンジ「???君が何を言ってるのかわからないよ」

カヲル「そうか。まだ目覚めてないんだね。だけど時が来れば君も選ばなければならない。」

カヲル「・・過去を受け入れ、未来に生きるか。・・未来を拒絶し過去を求むか。あるいは・・」

シンジ「さっきからよくわからないことを言って・・いいから早く出ていけよ!!!!」パッ

シンジ「あれ?電気が・・・・・パッ・・・あれ?さっきのあの子はどこへ・・」

シンジ「何だったんだ一体。もう今日は寝よう、疲れてるんだきっと・・」グウグウ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:35:54.22 ID:EJDe/yXQ0

ブゥゥゥウウウンブゥゥゥウウウン「緊急事態発生!緊急事態発生!直ちに職員はNERV本部へ急行してください!繰り返します・・」


シンジ「来た・・!」


ブゥゥゥウウウンブゥゥゥウウウン


日向「セントラルドグマに、A.T.フィールドの発生を確認!」「パターン青!間違いありません、使徒です!」


ゲンドウ「来たな・・」 冬月「ああ・・」


ゲンドウ「直ちに0号機及び、初号機を出撃。及び迎撃の体制に入れ」


ミサト「了解!シンジくん、レイ聞いた通りよ。0号機は初号機の後方から援護、初号機は・・シンジくん聞いてる?」


シンジ「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ!」ギギギ、ガン!バシュッ


ミサト「え?命令を無視して強制発進・・!?シンジくん!!どうしたの!!」


ドォォォオオオン

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:37:28.71 ID:EJDe/yXQ0

シンジ「アスカ待ってて・・今助けるから」 ミサト「シンジくん!命令を聞きなさい今は様子を見つつ・・」


ガシンガシンガシン


マヤ「これは・・大変ですエヴァ初号機のシンクロ率が150%を超えています!!!」


リツコ「シンジくん今はとりあえず退きなさい!!このままじゃあなた人間に戻れなくなるわよ!!」


ミサト「シンジくん!!」


シンジ(ここは・・どこ?そうか、僕は初号機に溶け込んでいるんだ・・)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:38:07.70 ID:EJDe/yXQ0

シンジ(・・・・・カヲルくんは選ばなければならないと言った。過去か未来を。)


シンジ(過去・・それは僕の過ち・・未来の拒絶・・?・・未来・・それは過ちを受け入れ未来を歩む・・)


シンジ(アスカのいない世界・・僕のいない世界・・そんなの間違ってるよ!!!!!!!!)


シンジ「もう間違えない・・二度とそんな世界はごめんだあああああああああああああ!!!!!!」


シンジ「アスカを・・返せえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」ドッカアアアアアアン


ビッシャアアアアアアアアアアアア ブチブチブチブチブチ ドッバアアアアアアアアアアアアアアアアア


マヤ「シンクロ率400%!!こんなことは考えられません・・なにがおこってるの・・?」


リツコ「人が神に等しい存在へと進化する・・これからまたあの悲劇が起ころうとしている・・」ガクガクブルブル


ミサト「・・サードインパクトが・・またあの悪夢が蘇るのね・・・・・・・・・・シンジくん・・」



ドッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 17:38:54.83 ID:EJDe/yXQ0

ザザーン、ザザーン


シンジ「・・ここは・・赤い・・海・・何もない・・」


シンジ「そうだアスカはどうなったんだろう」ガバッ


アスカ「・・」


シンジ「アスカ!!!もとに戻ったんだね!!!アスカ!!アスカ!!アスカ!!」


ザザーン、ザザーン

            ・
            ・
            ・

アスカ「・・・・・・・・・シンジ・・・・・・・・・・ありがとう」チュッ(´ε` )



FIN

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/15(土) 18:09:49.31 ID:EJDe/yXQ0

また書くから!じゃあね!



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