長門「定期的にキスしなければ死んでしまう」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:しんのすけ「ハンター試験、だゾ」

ツイート

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 03:59:45.02 ID:3bjB40lI0

キョン「しかし寝てる間にお陀仏になるーなんて事はゴメンだぜ」

長門「その事についての心配はいらない 私は寝むらなくても生命を維持出来る」

キョン「そうなのか…悪いな」

長門「構わない」

キョン「しかし朝倉はなんでこんな回りくどい事を…しかもよりにもよってキスだなんて…」

長門「悪あがき」

キョン「朝倉の最後っ屁かよ…」

キョン(しかし面倒な事になった…)

長門「」チョンチョン

キョン「ん?背伸びなんかしてどうしたんだ?」

長門「屈んで」

キョン「ん?」屈む

長門「」チュッ

キョン「!?」

て感じでいけよ

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:17:18.93 ID:3bjB40lI0

キョン「い、いきなり何しやがる!!」

長門「時間」

キョン「は?」

長門「一時間前 正確には59分59秒42」

キョン「つまり早急にキスしなければならなかったと」

長門「」コクッ

キョン「キスして助けてくれたのは礼を言う」

キョン「だが悪いが長門 せめてキスする前に一言言ってくれ!俺の身がもたん!」

長門「」コクッ

キョン「ああ…分かってくれればそれでいいんだ」

キョン(しかしやっかいな事になった…もしこんな所誰かに見られたら…ましてやハルヒなんかに見られた日には俺の胃に穴が三つは空いちまう…)

???「あわわ」ガタッ

キョン「!?」

ダッダッダ ガバッ

キョン「…朝比奈さんいつからそこに?」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:24:31.48 ID:3bjB40lI0

朝比奈「ち、違います。あの…その今丁度来た所でその…」オロオロ

キョン(オロオロしてる朝比奈さんマジ天使!)

キョン(だがこの様子…)

キョン「見ましたね?」

朝比奈「へえ?! わわわたしは何も見てないです聞いてませんよキョン君!」

キョン「実はアレ長門の目に虫が入ったみたいだから俺が取ってあげてたんです」

朝比奈「え?虫…?私には長門さんから突然キスしたように」

キョン「嘘です」

朝比奈「えっ!」

キョン「はぁ…」

キョン(ある意味一番見られたくない人に見られてしまった…)

キョン(しょうがない角なる上は)

キョン「朝比奈さん実はこれには訳がーーー」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:36:31.24 ID:3bjB40lI0

長門「その必要はない」

キョン「あっ…長門?」

朝比奈「長門さん?」

長門「アレは事故 私が躓いた」

朝比奈「…え?でもそんな風には」

長門「アレは事故 私が躓いた」

朝比奈「うう! そ、そうですか…」

長門「そう」

キョン「…?」

キョン「おい長門…別に朝比奈さんに言っても言いんじゃないか?」ボソボソ

朝比奈「…」ジィー

キョン「今も疑いの目で俺たちを見てるぞ?」ボソボソ

長門「今この事を周りに話し広める事はナンセンス」ボソボソ

長門「もし朝比奈みくるにキスの事を説明すれば必ず力になろうとする」ボソボソ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:41:59.90 ID:3bjB40lI0

長門「その態度が不信な行動になり涼宮ハルヒに勘付かれる可能性が出てくる」ボソボソ

長門「今はまだ誰にも話すべきではない」ボソボソ

キョン「…そうか お前がそう言うならそうするか」ボソボソ

キョン(朝比奈さんとキス出来ないのは非常に残念だが…朝比奈さんの優しさを逆手に取る真似をするわけにもいかんし)

キョン(何よりハルヒにそんな面倒な事が伝われば何をし出すかわからん)

キョン「朝比奈さん」

朝比奈「は、はい!」

朝比奈「なんですか…?」

キョン「アレは事故です 他言無用ですよ?」

朝比奈「事故…ですか?」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:44:13.48 ID:3bjB40lI0

キョン「はい!」

朝比奈「……」

朝比奈「わかりました♪ 事故ですよね、事故」

キョン「そうです事故です! だから誰にも」

朝比奈「分かってます」

キョン(ウインクして人差し指を口の前に…可愛い)

キョン「じゃなかった 有難うございます」

キョン「後俺たち今日はもう帰るんでハルヒに伝えておいてください」

朝比奈「わ、分かりました」

キョン「お願いします」

キョン「長門、帰るぞ」

長門「」コクッ

キョン「それじゃあお先に」

バタン

朝比奈「…」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:50:09.10 ID:3bjB40lI0

キョン「ふう…」

キョン「何とか下校出来たな…」

長門「」クイクイ

キョン「…ん?何だ長門」

長門「時間」

キョン「もうアレから一時間経ってたのか…早いな…」

長門「」スクッ

キョン「…誰もいないよな?」キョロキョロ

長門「早く」

キョン「お、おお」

キョン(…改めてこう近くで見ると…なんというか)

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:53:49.06 ID:3bjB40lI0

キョン(長門も結構整った顔かしててなんと言うかこう…)

長門「時間がない」グィッ

キョン「うおっ!」グラ

キョン「」チュッ

キョン「…!」

キョン(…)

キョン(…

キョン「おい長門…」

長門「宣告はした」

キョン「まあしたがそんな無理矢理…」

キョン「いや、今回は俺が悪いか」

キョン(…)

キョン(ヤバイ…なんでこんなに心臓がバクバクしてんだ!童貞みてーじゃねーか!童貞だけど!)

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/20(土) 04:56:50.00 ID:3bjB40lI0

ここまで書いといてごめんもう限界 おやすみ



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:シンジ「絶対に笑ってはいけないネルフ旅館」