コナン「やべぇー!?組織が攻め込んでくるぞ!!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「最後の団長命令よ…私達五人全員で助かること、いいわね?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:07:07.62 ID:cMKkcZtsI

某時刻、阿笠邸にて

灰原「彼らに私がここにいるとついにバレてしまったようね…」

コナン「落ち込んでる場合じゃねーぞ、灰原!」

灰原「く、工藤君…」

コナン「いいか、灰原!前に約束したよな?俺がおめーを守るってよ!」

灰原「…ありがとう、工藤君。でも、元はと言えば私のせい…。あなたや博士にまで迷惑はかけられないわ…」

コナン「お、おめー、まさか!?」

灰原「ええ…私が彼らの下に行けb」

コナン「ふざけんじゃねー!!!」

灰原「えっ!?」

コナン「これはおめーだけの問題じゃねーんだ!俺がどうにかすっから…だから、諦めんじゃねー!!」

灰原「く、工藤君…」グス

ガチャ!

阿笠「ふぅ…おー、新一!どうした、ワシに何かようか?」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:11:10.83 ID:cMKkcZtsI

コナン「どうしたもなにも…組織の連中にこの家の周りを囲まれたんだよ!」

阿笠「そうか。」

コナン「そうかじゃねーよ!なんでそんなに落ち着いてんだよ?」

灰原「そうよ、博士!私たち殺されるかもしれないのよ!?」

阿笠「ところで…敵は何人じゃ?」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:16:07.55 ID:cMKkcZtsI

コナン「窓越しに見た限り…ジンとウォッカの二人だけみたいだ。」

阿笠「なんじゃ、それしかおらんのか?少し騒ぎすぎじゃないかのぅ?」

灰原「何を悠長なこと言ってるのよ!?彼らは殺しのプロよ!それにあのスナイパー二人も待ち構えてる可能性があるのよ!?」

阿笠「それなら、返り討ちにすればよかろう!」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:21:23.78 ID:cMKkcZtsI

コナン「か、返り討ちって!?そんなこと出来たらこんなに騒いでねーよ!」

灰原「工藤君の麻酔銃やシューズを使ってもたかが知れてるわ!それなのにどうやって返り討ちなんか…」

阿笠「なぁに…ワシに任せとくんじゃ!」

コナン「は、博士に!?博士なんかに何が出来んだよ!?」

灰原「そうよ!こんなメタボっ腹のハゲに何が出来るって言うの!」

阿笠「言いすぎじゃよ、哀君…」


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:25:33.01 ID:cMKkcZtsI

灰原「ご、ごめんなさい…つい本音が…」

阿笠「ワシのことをそう思ってたんじゃな…残念じゃ…」

コナン「とにかく、何か策を考えるんだ!」

阿笠「じゃから、ワシが彼らと話して彼らを説得するわい!」

灰原「そんなこと出来るわけないでしょう…」

コナン「はぁ…博士、そんなに死にてーのかよ…」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:31:05.11 ID:cMKkcZtsI

阿笠「なぁに、この老いぼれ一つの命で若い命が救えるなら死んでもかまわんわい!」

コナン「ほ、本気なのか、博士?」

阿笠「ワシはいつでも本気じゃ!」

ドォーン!!!!

灰原「きゃ、きゃー!?」

コナン「くそー!どうやら玄関を破壊されたようだな!」

阿笠「新一!哀君を連れて地下室へ行くんじゃ!」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:35:11.36 ID:cMKkcZtsI

コナン「は、博士はどうすんだよ!?ま、まさか!?」

阿笠「そのまさかじゃよ…ワシが奴らを止める。」

灰原「は、博士…」

阿笠「時間がない!さっさと行くんじゃ!」

コナン「わ、わかった…は、博士…頼むから生きててくれよ!」

阿笠「ああ…新一も哀君を頼む…」

コナン「ああ!よし、行くぞ、灰原!」グイ

灰原「え、ええ…」

タタタタタタター!!

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:39:49.41 ID:cMKkcZtsI

破壊された玄関に煙が立ち込む…

ガラガラ…

阿笠「…さっさと姿を現すんじゃ。ここにはワシしかおらんぞ!」

ジン「クックック…久しぶりだな、『アガサ』!」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:43:58.58 ID:cMKkcZtsI

ウォッカ「へへっ…お前一人か、『アガサ』?」

阿笠「そうじゃ。お前らの目当てはここにはおらん!」

ジン「下手な嘘をつくんじゃね…シェリーがここにいることは知っているんだ。さぁ、シェリーを連れてこい!」

阿笠「それは出来ん相談だな、ジン!」

ウォッカ「なにを…この老いぼれが!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:47:42.94 ID:cMKkcZtsI

ジン「シェリーと同じく組織を裏切った貴様もシェリーと同じ目にあいてーみてーだな…」ニヤニヤ

阿笠「死ぬ覚悟なら出来てるわい…」

ウォッカ「なら、ヤっちまいましょう、兄貴!」カチャ!

ジン「まぁ、待てウォッカ。…死を覚悟している奴を殺しても面白くね…」

ウォッカ「な、なら、どうしやすか、兄貴?」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 02:54:21.99 ID:cMKkcZtsI

ジン「取引といこうじゃねーか『アガサ』」

阿笠「取引じゃと?」

ジン「ああ…もし、大人しくシェリーを引き渡すならシェリーの命は助けよう…」

阿笠「…じゃが、ワシを殺すんじゃろ?」

ジン「当たり前だ…貴様まで助ける理由はない。…さて、どうする『アガサ』?」ニヤニヤ

ウォッカ「くっくっく…」

阿笠「…断る。…哀君はこのワシが命をかけて守る!貴様らに指一本も触れさせんぞ!!!!!!!」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:02:34.31 ID:cMKkcZtsI

ウォッカ「そうか…なら、交渉決裂ということで…」カチャ!

ジン「待て、ウォッカ!…『アガサ』、なぜ貴様がそこまでシェリーを…」

阿笠「彼女の父親の宮野厚司君と約束したんじゃ…娘のことを頼むとな…」

ジン「…」

ウォッカ「相変わらず、お人好しだな、てめーは…」

阿笠「その志保君が貴様らの元を逃れワシの所に来た時は驚いた…そして、志保君を守ることが死んだ厚司君の願いならば、それがワシの使命と思ったんじゃ…」


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:10:16.90 ID:cMKkcZtsI

ジン「ほぅ…使命か…」

阿笠「ワシは元々は貴様ら側の人間じゃったが、貴様らの行動には以前から嫌気がさしておったから辞めたんじゃ!」

ウォッカ「今更何を言いやがる…」ニヤニヤ

阿笠「…志保君は、貴様らに明美君を殺され、両親もいない…そんな、彼女をワシは実の娘のように可愛がっておる…いくら頑張っても彼女の父親にはなれないことはわかっておるがな…」

ジン「お涙頂戴か…くっくっく…組織を裏切ったんだ…当然に死が待ってる…」

阿笠「女…子供に手を出すとは…貴様らの血は何色じゃー!!!!!」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:15:08.53 ID:cMKkcZtsI

ウォッカ「こ、この老いぼれが!黙ってりゃ調子に乗りやがって!」

ジン「落ち着け、ウォッカ!…この老いぼれがそこまでシェリーのことを思っていたとは驚いた…だが、それだけシェリーを殺すだけの価値はあるな…」

阿笠「…貴様らには手出しはせんぞ!」

ジン「ウォッカ!やつを蜂の巣にしろ!」

ウォッカ「へい!」

ジン「ウォッカはな…2丁拳銃のウォッカという異名があるんだ…」



30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:19:34.15 ID:cMKkcZtsI

阿笠「それなら知っておるが…ワシにそれが通用しないくらい知っておろう?」

ウォッカ「な、なに?」

ジン「……出まかせだ、ウォッカ。気にするな。さっさと奴を殺せ。」

ウォッカ「へい!…くっくっく…あの世でシェリーと仲良く暮らすことだな!」

パンパンパンパンパンパン!

阿笠「…甘いわ。きぇ〜い!!」シュン!



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:24:57.70 ID:cMKkcZtsI

ウォッカ「な、なんだ!?消えた!?奴は何処に!?」クルクル

阿笠「ワシならここじゃよ。…覚悟、ウォッカ!」バリバリバリバリ!

阿笠の手からは無数の青白い光が放たれた!

ウォッカ「ぐ、ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」バリバリバリバリ!

阿笠「無限のパワー!!!」バリバリバリバリ!

ウォッカ「うっ…くっ…あぁ…」バタン!


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:29:33.59 ID:cMKkcZtsI

ジン「腕は衰えてないようだな…『アガサ』。」ニヤニヤ

阿笠「貴様の方はどうかな、かつてのパダワンよ。」スッ

阿笠は白衣の内側ポケットからライトセーバーを取り出した!

阿笠「久しぶりに使うのぅ…」ビューン!



42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:34:11.06 ID:cMKkcZtsI

ジン「いつまでもマスター面しないことだな…」スッ

ジンも同じくライトセーバーを取り出す!

ジン「…ついにこの時が来たようだな!」ビューン!

阿笠「赤色のライトセーバー…やはり、暗黒面に堕ちておったか…」

ジン「…悪こそこの世の全て。行くぞ、『アガサ』!」シュン

阿笠「こちらとて手加減はせんわい!」シュン!




43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:36:35.88 ID:cMKkcZtsI

二人の壮絶な戦いは米花町を壊滅状態にした…

阿笠邸も地上部分は消え去り、地下だけが残った…



46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:42:40.89 ID:cMKkcZtsI

戦いは阿笠優勢で進み、窮地に陥ったジンは援軍を呼んだが、覚醒した阿笠の前には歯が立たず全滅…

そして、ついに…

ジン「く、くっ…こ、ここまでか…」

阿笠「はぁはぁ…これでお終いじゃ、ジン!」ビューン!

ジンに向かいライトセーバーを振り下ろす阿笠!

???「…」グサッ!

阿笠「な…な、なんじゃと…」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:48:25.37 ID:cMKkcZtsI

ジン「あ、「あの方」…!?」

阿笠「な、なんじゃと…ま、まさか…き、貴様が…ぐっ…」バタン!

???「…」フッ

ジン「た、助かりました…」

???「…」カチャ!

ジン「な、なんの真似です!?ま、まさか…」

ドンドンドン!!!

ジン「…ぐっ…ぐっわ…」バタン!

???「…」スタスタ


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 03:51:42.73 ID:cMKkcZtsI

???「これで、よかったんだよな…シェリー…」カチャ!

???「あばよ…」

パン!

???「…」バタン!













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