ハルヒ「…」カタカタ


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:04:46.64 ID:1C+zNGhL0

ハルヒ「…」カタカタ

ハルヒ「…」カタカタ…ッターン!

ハルヒ「…フヒヒ」

ハルヒ「……ふぁ〜あ」カタカタ

ハルヒ「…」モソモソ

ハルヒ「…」ゴロッ

ハルヒ「zzz」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:07:04.11 ID:1C+zNGhL0

15:00

ハルヒ「…」ムクッ

ハルヒ「…」ボリボリ

ガチャ

ハルヒ母『今日も遅くなります。お昼はチンしてたべてください』

チン

ハルヒ「…」モグモグ

ハルヒ「…まずい」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:11:00.39 ID:1C+zNGhL0

18:00

ハルヒ「…」カタカタ

ハルヒ「…このオンゲーも飽きたわね」ハァ

ハルヒ「……暇だわ」

ハルヒ「寝ようかしら」ゴロッ

ピンポーン

ハルヒ「…!」

ハルヒ「めんどくさ…」ノタノタ

ピンポーン

ハルヒ「今出るわよ…うるさいわね…」

キョン「ハルヒー!」

ハルヒ「え」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:13:45.83 ID:1C+zNGhL0

キョン「いないのかー?」オーイ

ハルヒ「な、なに玄関の前ででかい声出してるのよあいつ…」

ピンポーン

ハルヒ「うっ…」

ハルヒ「無理…」ノタノタ




キョン「留守か」

キョン「どうしてこうなっちまったかね」ヤレヤレ

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:17:01.32 ID:1C+zNGhL0

ハルヒ「バカキョン…なんで今頃…」

ハルヒ「無理…もう無理よ…」シクシク

ハルヒ「…」

ハルヒ「zzz」



キョン「ただいま」

キョン妹「キョン君おかえりー!どうだったー?」

キョン「ああ…留守だったみたいだ」

キョン妹「ハルにゃん心配だねえ」ショボン

キョン「そうだな」

キョン妹「またみんなで遊びたいね」

キョン「……そうだな」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:23:13.95 ID:1C+zNGhL0

学校

谷口「ようキョン!」バン

キョン「…なんだ谷口か」

谷口「なんだとはなんだ!昨日はどうだったんだよ!」

キョン「お前には関係ないだろ」

谷口「馬鹿いえ。俺もあのアホな団体には結構な迷惑をかけられたんだ」

国木田「おはようキョン。谷口は涼宮さんが心配なんだって」

谷口「ばっ…!そんなんじゃねえやい!」

キョン「…」

国木田「勿論僕も心配だよ。よかったら近況を教えてくれないかな」

キョン「いや、すまん 俺も全くハルヒに会えてないんだよ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:29:35.36 ID:1C+zNGhL0

国木田「全くって…いつ頃から?」

キョン「お前らと一緒だよ。あいつが学校に来なくなった日からだ」

国木田「…1ヶ月以上前じゃないか」

谷口「その間一度も見舞いに行かなかったのかお前!」

キョン「ああ、あいつにも心の整理が必要だと思ってな」

国木田「…」

谷口「…」

キョン「ま、しばらく通ってみるさ」

国木田「キョンも辛いだろうけど…涼宮さんが戻ってくるにはキョンが必要だと思うよ」

キョン「わかってるさ」



ハルヒ「…ヒヒ」カタカタ

ハルヒ「…もう朝か。寝よ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:36:58.14 ID:1C+zNGhL0

17:30

ハルヒ「…」ソワソワ

ハルヒ「昨日はもうちょい遅かったっけ」ソワソワ

ハルヒ「…」ソワソワ

ピンポーン

ハルヒ「!」ドタドタ

除き穴
キョン「今日もいないのか?」ヤレヤレ

ハルヒ「キタ…」プルプル

ピンポーン

ハルヒ「はっ……は……」



キョン「次はもうちょい遅くに来てみるか」スタスタ

ハルヒ「…あ……」

ハルヒ「声が出なかった…」

ハルヒ「…」ポロポロ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:43:44.23 ID:1C+zNGhL0

20:00

ハルヒ「なによ…あいつもう諦めたの?」

ハルヒ「なによなによなによなによなによなによー!」ドンドン

ピンポーン

ハルヒ「…!?」バッ

ハルヒ「きゃっ…」ズテン

ハルヒ母「はーい」ガチャ

ハルヒ「あ…」

ハルヒ母「あら?どちら様かしら」

キョン「あ…はじめまして。俺、涼宮さんのクラスメイトで…」

ハルヒ母「あら。もしかしてキョン君?」

キョン「え?……あ、ああはい…」

ハルヒ母「はじめまして!ふふ…ハルヒからよく名前は聞いているわ」ニコニコ

ハルヒ「〜〜〜〜〜っ」ダンダン

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:50:38.63 ID:1C+zNGhL0

キョン「はい。あのハル、涼宮さんは…(俺はこの人からもこの名前で…)」

ハルヒ母「うふふ いつも通りでいいのよ?とりあえずあがっていって?」

キョン「すみませんこんな時間に。お邪魔します」

ハルヒ「やば…」サッ



ハルヒ母「ひとまず…ハルヒがいつもお世話になっています」ペコリ

キョン「あ、や、こちらこそ」ペコリ

ハルヒ母「高校生になってから、いやあなたに出会ってからかしら?」

ハルヒ母「あのこは本当に変わったわ」

キョン「いえそんな…」

ハルヒ母「中学生のころのあのこはね、本当に手がつけられなかったの!」ニコニコ

キョン「なんとなくわかります」

ハルヒ母「うん。でも高校生になってからは毎日が楽しそうでね」

ハルヒ母「あなたたちのおかげよ」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:54:41.06 ID:1C+zNGhL0

キョン「はい、でももう…」

ハルヒ母「なんとなくわかってるわ」

キョン「でも俺…」

ハルヒ「…」

ハルヒ母「ハルヒを迎えに来てくれてありがとう、キョン君」

ハルヒ母「よかったらあのこにも会っていってあげて?」

ハルヒ「!!?」ドタドタドタドタガチャバタン

キョン「!」

ハルヒ母「あらあら。構わないわ!行っちゃいなさい!部屋は二階にあがってすぐよ!」

キョン「は、はい」スッ

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 10:57:17.85 ID:1C+zNGhL0

ハルヒの部屋前

キョン「おいハルヒ」コンコン

ハルヒ「…」

キョン「無視か」

ハルヒ「…」

キョン「おい、開けるぞ」

ハルヒ「…」

キョン「開けるからな」ガチ

ハルヒ「…」

キョン「おい」

ハルヒ「…」

キョン「鍵をあけろ」ガチガチ

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:01:04.18 ID:1C+zNGhL0

ハルヒ「なにしに来たのよ」 ボソボソ

キョン「!…お見舞いだよ。体の調子、よくないのか?」

ハルヒ「よくない。帰って」

キョン「いつ頃元気になりそうだ?」

ハルヒ「ならない。帰って」

キョン「またきてもいいか?」

ハルヒ「……帰って」

キョン「なあハルヒ。こうしててもあいつらは帰って」

ハルヒ「うるさい!!」

キョン「…また来るよ」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:05:11.35 ID:1C+zNGhL0

数週間後

キョン「で、今日は鶴屋さんが久しぶりに学校にきてさ」

ハルヒ「…」

キョン「イギリスでも楽しくやってるみたいだ」

ハルヒ「…」

キョン「お前のこと、心配してたぞ」

ハルヒ「…」

キョン「今日はもう帰るな」



ハルヒ母「キョン君、毎日ごめんね。ありがとう」

キョン「いえいえ。また来ます」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:08:14.56 ID:1C+zNGhL0

帰り道

キョン「ちょっとアプローチを変えなきゃ駄目か」

キョン「未だに部屋にすら入れてもらえないからな」

キョン「ちょっと甘く見てたか」

キョン「今度ばかりは俺だけでなんとかしないとな」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:13:48.58 ID:1C+zNGhL0

キョン「やれやれ」ハァ

古泉「ため息をつくと幸せが逃げていきますよ」

キョン「…!…は、幸せなんて溜め込んでないから問題ねえよ」

古泉「おや、あまり驚かないんですね」

キョン「死ぬほど癪だからな」

古泉「あなたらしい」

キョン「……おい」

古泉「すみません。元機関の人間として、もうあなたたちとは接触出来ないと言いましたね」

キョン「…」

古泉「だから今回はあなたの友人として」

キョン「…は?」

古泉「…冗談です。一切の接触は禁じられていますが…あまりに見てられなかったので」

キョン「ならハルヒに」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:23:35.50 ID:1C+zNGhL0

古泉「『次』は二度とないでしょう。そんな状態で彼女に会っても解決にはなりません」

キョン「だから俺に忠告にきたってか」

古泉「そんな偉そうなものではありません…ただあなたと涼宮さんのために…必要ないですか?」

キョン「今回は俺一人で…と言いたいところだが……頼む」

古泉「んっふ。では拙いですが…」ゴニョゴニョ

キョン「…真面目に言ってるのか?」

古泉「大真面目ですよ。ではそろそろ。こうしているのもかなりギリギリなので」

キョン「まってくれ、古泉。お前はなんで消えたんだ?」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:24:07.51 ID:1C+zNGhL0

古泉「…涼宮さんにはもう普通の生活を送ってほしかった」

古泉「だから二度と彼女および周囲に機関の接触、観察はあってはいけない、と」

古泉「機関の創設者として命令を出しました」

古泉「その僕がこうして破っているのは馬鹿な話ですが…」

古泉「あなたたちのために、一度だけ機関を裏切るという約束がありましたのでね…それでは」

キョン「古泉」

古泉「…なんでしょう?」

キョン「お前とは一生親友でいたいな」

古泉「僕もです…では」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 11:26:05.86 ID:1C+zNGhL0

俺「こうしているのもかなりギリギリなんです…では」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 15:39:13.06 ID:/xetB8YHi

翌日

キョン「来たぞー」コンコン

ハルヒ「ん」

キョン「そろそろここ、開けてくれないか」ガチガチ

ハルヒ「や」

キョン「やれやれ」

ハルヒ「…あんた、あたしに愛想つかさないの?」

キョン「尽かさないさ。SOS団員は団長に鉄の忠誠を誓っているからな」

ハルヒ「もうSOS団はないじゃない」

キョン「まあいいじゃないか」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 15:44:22.71 ID:/xetB8YHi

キョン「なあハルヒ。どうしたらここ開けてくれるんだ?」

ハルヒ「いやよ…こんなあたし、あんたに見せたくない」

キョン「俺は久しぶりに見たいんだけどな、お前のこと」

ハルヒ「…」

キョン「…(昨日、古泉にもらった策を使うか…)」

キョン「なあハルヒ、どこかに出掛けないか?」

ハルヒ「…はあ?」

キョン「その、なんだ。学校じゃなくてもいいんだ。まあいわゆるデートをだな…」ポッ

ハルヒ「……………………」

キョン(沈黙が長い…猛烈に恥ずかしいぞ)

キョン(思えば、古泉がハルヒがらみで俺にまともなアドバイスをしたことなんてなかったじゃないか!)

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 15:47:44.86 ID:/xetB8YHi

ハルヒ「どこに行くのよ」

キョン「え?」

ハルヒ「あんたが誘ったんでしょ!どこに行くの!」

キョン「え、あ、おう 考えとくからちょっと待っててくれ。またメールする」

ハルヒ「どこに行くか考えずに誘ったの?あんた」

キョン「いや、OKが出るとは思わなかったぜ」

ハルヒ「あんたらしいわ」クスッ

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 15:52:28.56 ID:/xetB8YHi

次の日

キョン「よう」コンコン

ハルヒ「…メールは?」

キョン「や、すまん。こういうのは直接言うもんだと思い直してな」

ハルヒ「バカッ!そうならそうとメールで伝えなさい!」

キョン「す、すまん」

ハルヒ「ハァ…で、どうするの」

キョン「土曜日、駅前で10:00に待ち合わせしよう」

ハルヒ「どこに行くの?」

キョン「いろいろ、な」

ハルヒ「ふーん…ま、いいわ。あんたに任せる」

キョン「おう」


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:01:43.44 ID:/xetB8YHi

9:00

ハルヒ「…」スタスタ

ハルヒ「さすがにまだ来てないか」

キョン「おう」

ハルヒ「!」ビクッ

キョン「さすが、早いな」

ハルヒ「…」プルプル

キョン「ん?どうしたお前」

ハルヒ「」プイッ

キョン「なんだなんだ。腹でも痛いのか?」

ハルヒ「お……おは…」

キョン「?」

ハルヒ「…おはよ」

キョン「おう。久しぶりだな、ハルヒ。おはよう」

ハルヒ「…」ウルッ

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:13:14.20 ID:/xetB8YHi

キョン「どうした?」

ハルヒ「な、なんでもない…」ゴシゴシ

キョン「ちょっと髪伸びたか」

ハルヒ「2ヶ月もたてば伸びるわよ」

キョン「そりゃそうだ。じゃ、行くか」

ハルヒ「どこに?」

キョン「いつもの喫茶店だ」

ハルヒ「いや!!」

キョン「いや、行かなきゃ駄目なんだよ。俺達は」

ハルヒ「ひどい…わかってるくせに…キョンならわかってるくせに!」

キョン「わかってるさ。だから行かないと駄目なんだよ」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:26:14.79 ID:Ea+NHSavi

キョン「なあハルヒ。聞いてくれ」

ハルヒ「いやっ、もう帰る!」

キョン「聞け」ガシッ

ハルヒ「」ビクッ

キョン「お前があいつらとのおもいでの場所に行きたくないのはわかる」

キョン「だから学校に来なくなったんだよな」

キョン「俺もそうだ。いまだに旧校舎を見ると胸がちぎれそうなんだ」

キョン「習慣ってのは恐ろしくてな」

キョン「放課後、部室に勝手に足が向かうんだ」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:30:58.12 ID:Ea+NHSavi

キョン「部室をノックをして」

キョン「ボケーっと返事を待ってたこともある」

キョン「あのときはさすがに涙が出そうだったぜ」

キョン「お前が辛いのはわかってるんだ」

キョン「だがな、乗り越えなきゃならない」

キョン「じゃないと、俺達は前に進めない。違うか」

ハルヒ「進まなくていい。SOS団がない前なんて行きたくない」

キョン「…そっか」


134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:39:04.51 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「はなして」パッ

キョン「…」

ハルヒ「じゃあね。もう家にも来ないで」クル

キョン「…やなこった」

ハルヒ「もうあんたに迷惑かけるのはイヤなの!わかってよ!」

キョン「うるせえ!だったら早く立ち直りやがれ!」

ハルヒ「無理っ…無理なのよ…」ポロポロ

キョン「ハルヒ…」

ハルヒ「あたしだってわかってる…みんなとも約束した…ちゃんとするって…」

キョン「ああ…」

ハルヒ「でも、どこに行っても思い出がつきまとうの…ずっと縛られたままよ…」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:42:27.72 ID:Ea+NHSavi

キョン「そうだな…」

ハルヒ「ねえキョン…どうしちゃったのかな…」

キョン「…」

ハルヒ「あたし、みくるちゃんが卒業してから、なにかおかしいの」

キョン「…」

ハルヒ「昔、どんな顔してたかも思い出せないのよ」

キョン「…ハルヒ、どうしても行きたい場所があるんだよ。頼む」


140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:46:31.74 ID:Ea+NHSavi

鶴屋さんの山

ハルヒ「ここ…」

キョン「嫌か?」

ハルヒ「嫌よ。当然じゃない」

キョン「俺にとってはな、ここは大切な場所だ。それこそ部室の次にな」

ハルヒ「ここが…?」

キョン「なんせここは俺が初めて好きな女の子からバレンタインのチョコレートをもらった場所だからな」

ハルヒ「…」

キョン「さ、行くか」ギュッ

ハルヒ「あ、ちょっと…」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:51:52.31 ID:Ea+NHSavi

頂上

キョン「あー…疲れた」

ハルヒ「つ、つかれた…」ゼエゼエ

キョン「運動不足がたたったな。あのお前が」

ハルヒ「う…るさ…いバカ…つかれた…」

キョン「ここで、お前らからバレンタインのチョコをもらったよな」

ハルヒ「……うん」

キョン「あのときは嬉しかったぜ、ありがとな」

ハルヒ「なによ、今ごろ」

キョン「二年の時は何ももらえなかったからな」ハハ

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:56:34.28 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「二年のときは気を使ったのよ。みくるちゃんの卒業が近かったし…」

キョン「は?朝比奈さん?」

ハルヒ「え?」

キョン「なにを言ってるんだお前は」

ハルヒ「なにって…あんたみくるちゃんからチョコレートもらわなかったの?」

キョン「なんで俺が朝比奈さんからチョコレートをもらう」

ハルヒ「なんでって…あんたら両思いなんじゃ…」

キョン「なにを勘違いしてるんだ」

ハルヒ「だって傍目にはどう見ても…え?」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 16:59:49.44 ID:Ea+NHSavi

キョン「朝比奈さんが俺ごときを好きになるわけがないだろが」

ハルヒ「じゃ、じゃああんたの片思い…?」

キョン「朝比奈さんのことは好きだが、恋愛感情を抱いたことはないぞ」

ハルヒ「じゃああんた、有希のことが好きだったの!?」

キョン「違う!なんでそうなる!いや長門のことは好きだけど!」

ハルヒ「だ、だってさっき…」

キョン「は?…あー…」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:05:13.22 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「え?…え?」

キョン「察しろよ…」

ハルヒ「ほ、ほんとに…?」

キョン「ただの忠誠心で、毎日通いつめるか?」

ハルヒ「ちょ…ちょっと待って…」カアッ

キョン「ハルヒ」ギュッ

ハルヒ「待ってってば…あたし、まだ何も乗り越えてない…」

キョン「時間をかけてゆっくり乗り越えればいいさ」

ハルヒ「…見守っててくれるの?」

キョン「当たり前だろ。好きなんだよ、お前のことが」ギュッ

ハルヒ「あたしも…ずっと好きだった……ずーっとずっと」ポロポロ

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:05:56.80 ID:Ea+NHSavi

good end or bad end

>>150

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:07:05.22 ID:pw9PMdm50

kskst

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:07:09.96 ID:e7At09Em0

good

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:12:48.02 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「…」ギューッ

キョン「…なあ、いつまでこうしてるか」

ハルヒ「うるさい!もう少し!」

キョン「なあハルヒ…キスしてもいい?」

ハルヒ「こんのエロキョン!何回言わせるのよ!まだそういうのはダメ!」

キョン「やれやれ」

ハルヒ「…キョン、明後日から学校に行ってみるわ」

キョン「無理しないでもいいんだぞ」ナデナデ

ハルヒ「なによ、来い来い来い来いいってたくせに…」

キョン「焦んなくてもいいさ。ただ、俺がお前の部屋に行ったらドアの鍵は開けてくれ」

ハルヒ「このエロキョン!」

キョン「なんでだよ!」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:24:27.25 ID:Ea+NHSavi

月曜日
17:00

キョン「よう」コンコン

ハルヒ「!」ビクッ

キョン「気にすんなよ」

ハルヒ「なによ!そんな簡単には立ち直れないわよ!」

キョン「なにも言ってないだろ」

ハルヒ「ぐぬぬ」

キョン「おいここあけろ」ガチガチ

ハルヒ「いや…ちょっと待ちなさい」

キョン「はーっ。使いたくなかったがさいごの手段だ」ガチャリ

ハルヒ「え?」

キョン「合鍵はお前の母親からもらってるのさ、初めからな」キィ

ハルヒ「…」プルプル

キョン「…なんでお前…」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:27:42.67 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「こ、この…大エロキョン…」

キョン「いや、知らなかったんだ。ほんとに。落ち着け」

ハルヒ「うっさいこのバカ!!パジャマで会えるわけないでしょ!」

キョン「着替えてるなら着替えてるって言えこの馬鹿!」

ハルヒ「なによ逆ギレ!?」ボカッ

キョン「いてえ!やめろ!」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:31:29.46 ID:Ea+NHSavi

キョン「なあハルヒ…機嫌直せって」

ハルヒ「…」プイッ

キョン「悪かったよほんと」

ハルヒ「うるさい。帰れ、もう来んな」

キョン「わかった」

ハルヒ「…」

ハルヒ「え?」

キョン「お前が嫌がるならもう来ない。じゃあな」スッ

ハルヒ「ちょ……まって…」グイッ

キョン「なんだ?」ニヤニヤ

ハルヒ「!〜〜っこのバカ!」ボカッ

キョン「いてて…」

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 17:35:58.24 ID:Ea+NHSavi

ハルヒ「ふーっふーっ」

キョン「そんだけ元気ならもう大丈夫じゃないか?」

ハルヒ「うるさい!まだ心が元気じゃないの!」

キョン「やれやれ」

ハルヒ「いい?キョン!これからも毎日来てあたしを慰めなさい!」

ハルヒ「これは…団長命令よ!」

キョン「!…へいへい」

ハルヒ「返事は一回!いい?来ないと、死刑だから!」ビシッ

キョン「わかったよ」

キョン「死刑は嫌だからな」クスッ


おしり

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/01(日) 18:21:01.77 ID:Ea+NHSavi

すいません
途中IDが変わったりしましたが書いたのは>>1です
他のSOS団メンバーにはあえてあまり詳細に触れませんでした
廃人なハルヒを書きたかったのですが、全然駄目でした
ごめんなさい



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