キョン「スーパービーダマンとは懐かしいな」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:41:13.47 ID:lKbq6TOk0

キョン「こんなもん何処から掘り出してきた」

古泉「掃除中に偶然、保管していたのを見つけまして」

キョン「よくもまあ、後生大事に取っておいたもんだ」

古泉「物持ちが良いんですよ。貧乏性とも言いますが。貴方はどれを使っていましたか?」

キョン「俺はバトルフェニックスだ」

古泉「かっこいいですよね、キャノンサス」

キョン「やっぱりフェニックスにはサスがないと」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:44:14.43 ID:lKbq6TOk0

長門「……そういう貴方の愛機は?」

古泉「僕はライトイーグルとレフトレオンを好んで使っていました」

キョン「二刀流か」

長門「機関の連射王、風のイツキン」

古泉「え?」

キョン「って、長門。ビーダマン分かるのか」

長門「実物を見るのは初めて。しかし、コミックスは全巻読破済み」

古泉「なんと」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:47:58.57 ID:lKbq6TOk0

長門「ワイのワイルドワイバーンや」

キョン「実のところ、そんな台詞は無いんだけどな」

古泉「ネタが一人歩きしてますよね」

長門「ホールドパーツの締めすぎで、指の骨が折れとる」

キョン「伊集院か。小学生ながらに噴いた覚えがある」

古泉「そうですか? 僕は熱くて好きなシーンの一つですが」

キョン「だってお前、ビーダマンが壊れるより先に骨が折れるって」

古泉「そこは気にしたら駄目ですよ」

長門「ユニーク」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:51:00.60 ID:lKbq6TOk0

古泉「長門さんはどれがお好きで?」

長門「スタッグケルベロス」

キョン「ほう、ケルベロスか。意外だな」

長門「強力な二点射(ダブルバースト)が素晴らしい。曲がる玉も面白い」

古泉「曲がる玉は当時、凄く楽しかった覚えがあります」

長門「見た目も格好良い」

キョン「ホールドパーツのところとか凝ってるよなあ」

古泉「バネの締め付け機構ですね。まさしく機能美です」

長門「ゆきりん・ザ・ウィザードと呼んでほしい」キリッ

キョン「お、おう」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:54:07.28 ID:lKbq6TOk0

みくる「こんにちはぁ」ガチャ

キョン「こんにちは、朝比奈さん」

みくる「何ですか、このいっぱいあるロボットみたいなの」

古泉「これはビーダマンと言いまして、あれこれしかじかというものです」

みくる「へえ、かくかくうまうまなんですかぁ」

長門「ワイのワイルドワイバーンや」

みくる「え?」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 19:57:14.62 ID:lKbq6TOk0

古泉「やってみます?」

みくる「良いんですか?」

古泉「ビーダマンは、とりあえずX-01で良いでしょう」

キョン「的は定番の空き缶だな」

古泉「スタンダードな両手撃ちは、こう持って……そう、親指でトリガを」

みくる「えっと……えいっ」ドシュ

スカッ

みくる「外れちゃいました……」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:00:14.42 ID:lKbq6TOk0

長門「朝比奈みくる。こっちを使うと良い」

みくる「あれっ、これ、中に鏡が入ってますね」

古泉「なるほど、ハンティングリンクスですか」

キョン「この鏡で照準を合わせると、狙いが正確になるんですよ」

みくる「こう……ですね……えいっ」ドシュ

カアァン

みくる「やった! 当たりましたよ!」

古泉「おめでとうございます」

キョン「うーん、ビー玉で空き缶をヒットした時の音も懐かしいもんだ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:03:28.64 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「おっまたせー!」ドーン

キョン「もうちょっと静かに入れんのか」

ハルヒ「元気なのは良い事よ。……あれ? 何でビーダマンがあるのよ、懐かしい」

古泉「あれこれしかじか」

ハルヒ「かくかくうまうま」

キョン「お前もビーダマン分かるのな」

ハルヒ「これでも昔はスナイパーハルヒって、近所で有名なビー玉戦士(ビーダー)だったのよ」

キョン「スナイパーって事は……」

ハルヒ「ワイのワイルドワイバーンや!」

長門「それはもうやった」

ハルヒ「あらそう」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:06:23.40 ID:lKbq6TOk0


キョン「有名な、って、上手かったのか?」

長門「興味深い」

みくる「ビーダマンが上手って、どういう感じなんですか? 見てみたいです」

ハルヒ「そうねぇ……古泉君、バリアントワイバーン借りるわね。キョン! 的を並べなさい!」

古泉「勿論です。どうぞ」

キョン「へいへい、っと」

ハルヒ「見てなさいよー」

ハルヒ「……はあっ!」ドドドドドシュッ

カカカカカァン

キョン「おおっ! 瞬く間にして全ての的を!」

みくる「涼宮さん凄いですぅ!」

ハルヒ「我ながら素晴らしい腕前だわ! まだまだ現役でいけるわね」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:09:20.41 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「何だかうずうずしてきたわ。バトルしましょう!」

キョン「お前はタマゴか」

みくる「バトル……ですか? も、もしかして撃ち合うんですか!?」

ハルヒ「何言ってるのよみくるちゃん。ビーダマンは人に向けて撃ったらいけないのよ」

長門「ビーダーの掟。ダメ、絶対」

古泉「漫画ではシャドウボムという自分の分身を引き連れて、それを撃ち合うんですよ」

みくる「そうなんですかぁ」

キョン「現実にそんな便利な道具は無いんですけどね」

ハルヒ「自律ターゲットとしてのシャドウボムなら売ってたんだけどねえ」

キョン「あったなそんなもん」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:12:31.46 ID:lKbq6TOk0

古泉「こんな事もあろうかと」

キョン「ん?」

古泉「知り合いが開発したシャドウボムを用意してあります」ジャーン

ハルヒ「でかしたわ古泉君!」

キョン「知り合いってお前……」ヒソヒソ

古泉「機関の開発部門の技術力を惜しみなく注ぎ込みました」ヒソヒソ

キョン(何やってんだ機関)

ハルヒ「SOS団は五人なんだし、やっぱりチーム戦よね」

キョン「チームって、相手はどうするんだよ」

ハルヒ「そうねえ……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:15:18.47 ID:lKbq6TOk0

佐々木「で、僕達が招集されたというわけか」

キョン「すまんな、休日に」

橘「ビーダマンですか、懐かしいです」

周防「――叫べ――ビーファイト――もっと奇跡――掴めるまで――」

※ 藤原は乗ってきませんでした



鶴屋「腕が鳴るね!」←人数合わせその1

キョン「すいません鶴屋さん、こんな事にお付き合い頂いて」

鶴屋「いやいや! 面白そうだったから二つ返事させて貰ったよー!」




朝倉「え、私、こっち側のチームなんだ」←人数合わせその2

キョン「長門ォー! いたらいけない奴がいるんだけどォー!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:18:17.45 ID:lKbq6TOk0

長門「人数が足りないから再構成した」

キョン「だからってカナダに行ったはずの奴がいたら駄目だろ」

長門「その辺りの情報操作は済んでいる」



ハルヒ「朝倉もビーダマンやってたの?」

朝倉「そういうわけじゃないんだけど、長門さんから漫画を借りて読んだ事があるわ」

ハルヒ「あのホビー漫画ならではの雰囲気って馬鹿に出来ないわよねー」



キョン「……当然のように会話してやがる」

長門「勿論、危険因子は除去してある。情報操作にも制限を掛けている。問題無い」

キョン「なら良いか……」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:21:22.79 ID:lKbq6TOk0

新川「では今回のバトルの説明をいたします」

キョン(新川さんが審判なのか)

フィールド
札月兄弟がいそうな廃屋(二階建て)

ルール
・ビーダーは全員目隠しをして、バラバラに散らされた状態からスタートする。
・ビーダーはシャドウボムを連れて行動する。
・シャドウボムはビー玉が一発でもヒットすると爆発する。
 シャドウボムが爆発したビーダーは失格となり、バトルに参加出来なくなる。
・先に相手チームを全滅させた方の勝利となる。

古泉「因みに新川さんはモニタルームから、いたるところに仕掛けたカメラでバトルを見守ります」

キョン「機関怖いな。何がってビーダマンバトルのためにここまでやるのが怖い」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:24:31.14 ID:lKbq6TOk0

新川(モニタルーム)『では皆さん、目隠しを取って結構です』

キョン「っしょ、と……ここはどの辺りだろうな。窓の風景からすると、二階か?」

キョン「ここからスタートして、味方と合流したり敵を迎撃したりすりゃ良いわけだな」

新川『準備が整ったようですね。では』

新川『レディ――』



ハルヒ「絶対勝つわ!」

長門「……」チャキッ

みくる「一人だと不安だなあ……」

古泉「ふふっ、わくわくしますね」

キョン「やれやれ、ちったあ頑張りますか」



新川『ビーファイトォォォォ!』

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:27:27.42 ID:lKbq6TOk0

キョン「さて、ひとまず移動するか」

キョン「敵に遭遇する前に、味方と合流したいところだが」

コッ……コッ……

キョン(……誰か来るな)

キョン(敵か味方か……ひとまず隠れよう)サッ

コッ……コッ……

キョン(……)

コッ……コッ……

キョン(……)チャキッ



みくる「あのー……だ、誰かいませんかー?」オロオロ

キョン「朝比奈さんか」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:30:18.81 ID:lKbq6TOk0

キョン「朝比奈さん、こっちです」

みくる「あっ、キョン君! 良かったぁ、一人じゃ心細くって」

キョン「分かります。でも、声を出して探すのはどうかと思いますよ。敵に位置を教えているようなもんですから」

みくる「あう、そ、そうだね」

キョン「とりあえず、一緒に行動しましょう」

みくる「はいっ」



キョン「……静かだ」

みくる「まだみんな一人なのかなあ」

キョン「何処かでバトルしているような気配は無いですね」



?「……」チャキッ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:33:16.20 ID:lKbq6TOk0

ドドドドドドォン

キョン「! 朝比奈さん、下がって!」バッ

みくる「ひぃえっ!?」

ビシィッ

キョン「そこだ!」ドゴォン

?「おっと!」ドドドドドドォン ビシッ

キョン「フェニックスのパワーショットを連射で……」



鶴屋「うーん、よく避けたねっ」ザッ

キョン「鶴屋さん。なるほど、ノーチラスポセイドンか」

鶴屋「まだまだいっちゃうよ!」チャキッ

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:36:25.66 ID:lKbq6TOk0

ドドォ……ドドォ……

長門「……何処かでバトルが勃発」

長門「私達も……バトルを」



周防「ワイのワイルドワイバーンや――」

長門「違う。あなたのそれはホーリーケルベロス」

周防「――そういうあなたも――ケルベロス――」

長門「……」チャキッ

周防「――」チャキッ

ドドォン ビシィッ

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:39:23.65 ID:lKbq6TOk0

みくる「え、えーい!」ドォン

鶴屋「にゃははっ! みくる、何処狙ってるんだい!」ドドドドドォッ

キョン「朝比奈さん、落ち着いて!」ビシィッ ドゴォン

みくる「ふえぇ、そんな事言われても……」オロオロ

鶴屋「ほらほら、こっちからも撃っちゃうよ!」ドドドドドォッ

みくる「ひえぇー!」

キョン「うおぉっ!」ドゴォッ バチィッ

鶴屋「おおっ、連射をまとめて弾き飛ばすなんで、凄いパワーショットだね!」

キョン(くっ、鶴屋さん、上手い……一度に二人を相手にしながらこの立ち回り……!)

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:42:18.12 ID:lKbq6TOk0

ドドォ……

古泉「さて、何処かでバトルが始まったようですが」

古泉「僕はまだ誰にも遭遇しませんね」

古泉「二階に上がってみましょうか」コッコッ



橘「うーん、他の人はバトルしてるみたいですけど」

橘「私は誰にも会ってません」

橘「一階に下りてみましょう」トトトッ



古泉「あ」

橘「あ」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:45:27.31 ID:lKbq6TOk0

橘「先手必勝!」ドゴォン

古泉「おっと!」バッ ビシッ

橘「ぬぬぬ、素晴らしい反射神経です」

古泉「機関の超能力者は訓練されていますからね」チャッ チャッ

橘「こちらだって負けませんよ」チャキッ

古泉「……マスター攻略王スペシャルIIIってマニアックすぎませんか」

橘「マスターを馬鹿にするなー!」ドゴォン

古泉「ふんっ」ドシュッ ビシッ

古泉(階段では足場が悪い、一旦下りよう)トトトッ

橘「待つのです!」トトトッ

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:48:10.48 ID:lKbq6TOk0

鶴屋「そろそろ仕留めちゃうよー!」ドバババァッ

キョン「ぐ、このままじゃやられるっ」ドゴォン

みくる「キョン君! え、えーい」ドォン

鶴屋「みくるー! そっちは誰もいないよー!」

みくる「はうぅぅ、また外れたぁ!」

キョン「うおぉっ!」

みくる(どうしよう、このままじゃ……)キラ

みくる(え? ビーダマンで何か光って――)

みくる(鏡……)

みくる「あっ!」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:51:31.91 ID:lKbq6TOk0

鶴屋「観念するんだね、キョン君!」

キョン「も、もう駄目か……」

みくる「キョン君!」ドォン

鶴屋「!」

ギュオォ

鶴屋(これは当たる! でも間に合わ……)

バァン!

新川『鶴屋選手、失格です』

鶴屋「にょろーっ!」

キョン「あ、朝比奈さん!」

みくる「当たった……良かったですぅ……」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:54:43.57 ID:lKbq6TOk0

鶴屋「あちゃー、やられちゃったよ! まさかここでちゃんと狙ってくるなんてね」

キョン「どうしたんです急に、バッチリ決まってましたよ」

みくる「えへへ、キョン君が教えてくれた事を思い出したから……」

キョン「俺が?」

みくる「ハンティングリンクスの使い方です」



キョン『この鏡で照準を合わせると、狙いが正確になるんですよ』



みくる「私、すっかり忘れちゃってて……覚えてたら、もっと早く助けられたのに。ごめんなさい」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 20:57:53.23 ID:lKbq6TOk0

鶴屋「いやいや、終わりよければ全てよしだよ」

みくる「鶴屋さん」

鶴屋「みくるは私を倒した! それが全てさ。ねっ、キョン君」

キョン「そうですよ。助かりました、ありがとうございます」

みくる「え、えへへ……」

鶴屋「じゃあ私は外で待ってるよっ。二人とも頑張ってね!」

みくる「はいっ!」



SOS団チーム:残り5人 vs. 佐々木チーム:残り4人

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:00:22.09 ID:lKbq6TOk0

古泉「こちらが1勝あげたようですね。良い滑り出しです」

古泉「僕も続きたかったところですが……」

古泉「彼女、追ってきませんねえ。別に逃げていたわけでもなかったのに」



橘「み、見失っちゃった……」ショボン



古泉「仕方がありません、索敵といきましょう」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:03:05.26 ID:lKbq6TOk0

周防「スタッグモード――カーブショット」ドシュッ  ギュワアァァ

長門 ドシュ ビシッ

朝倉「ハンマーショット!」ドゴォ

長門「……」バッ ビシィ

朝倉「うーん、私達二人相手によく持つわね」

朝倉「バーニングアトラスの三点射(トリプルバースト)なんて、なかなかの火力だと思うんだけど」

周防「――ただ――防御で手一杯――」

朝倉「ふふっ。そうね。そろそろ降参したらどう、長門さん?」

長門「違う」

朝倉「え?」

長門「ゆきりん・ザ・ウィザード」キリッ

朝倉「なにこのこめんどくさい」」

周防「――くーちゃん・ザ・ウィザード」キリッ

朝倉「やだこのこもめんどくさい」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:06:32.49 ID:lKbq6TOk0

朝倉「もう、ウィザードでも何でもいいわ。倒しちゃうから!」ドゴォ

長門 バッ ビシッ

周防 ドシュドシュッ ギュワアッ

長門(周防九曜の放つカーブショットが厄介)ドシュ ビシッ

朝倉「ほら、そっちに気を取られてると、私がいくわよ!」ドゴォン

長門(ハンマーショットは強力。こちらからも注意を逸らせない)バッ ビシィッ

長門(……)ダッ

周防「あ――逃げる――」

朝倉「逃がさないわよ!」ダッ

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:09:16.15 ID:lKbq6TOk0

長門 タッタッタッ

長門 ザッ

周防「――鬼ごっこは――おしまい? ここ――廊下よ――」ザッ

長門「……そう。ここでバトルを行う」

周防「――」チャキッ

朝倉「ねえ周防さん。私、貴女の髪の毛しか見えないんだけど。ちょっとどいてくれない?」

周防「え――そんな事――言われても――」

朝倉(そうか! こう廊下が狭くては……)

朝倉「って、それ以上に周防さんの髪の量が多いのよっ! 視界真っ黒!」ガーン

長門「……ひとりずつ相手になる」チャキッ

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:12:18.21 ID:lKbq6TOk0

古泉「おや、涼宮さん」

ハルヒ「あら古泉君。良かったわ合流出来て」

古泉「調子はどうです?」

ハルヒ「まだ誰にも会ってないのよ。早くバトルしたいのに!」プンスカ

古泉「では一緒に索敵してみましょう」

ハルヒ「そうね。二人なら隙も減るし。連射王コンビで行きましょう!」

橘「あっ! やっと見つけましたよ! さあ覚悟を……」バッ

ハルヒ「……」

古泉「……」

橘「一人増えてる!」ガーン

ハルヒ「おりゃー!」ドドドドドドドドォン

古泉「ふっ!」ドドドドドドドォン

橘「容赦無い弾幕がー!」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:15:13.09 ID:lKbq6TOk0

新川『橘選手、失格です』



佐々木「またこちらのチームがやられたみたいだ」

佐々木「これで3対5……旗色が悪い」

佐々木「残る三人、何とか合流して、各個撃破するしかないか」

佐々木「……ん? あれは」



キョン「一階に下りてみましょう。俺が先に行きますから、朝比奈さんは後ろを警戒して下さい」

みくる「分かりました」チャキッ



佐々木「……」ダッ

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:18:15.62 ID:lKbq6TOk0

ドドォ……

キョン「やっぱり一階の方が騒がしい。みんなこっちみたいです」

みくる「助けに行きましょう!」

キョン「はい。こっちはまだ全員います、数で押せば……」

ドシュドシュッ

キョン「!」

みくる「えっ?」

バァン!

みくる「ふぇ!?」

新川『朝比奈選手、失格です』

キョン「朝比奈さん!」

キョン「くそっ、後ろか!」ドゴォ

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:21:21.84 ID:lKbq6TOk0

佐々木「はっ」ドシュドシュドシュ ビシッ

キョン「佐々木!」

キョン(バリアントワイバーン……ハルヒと一緒か)

佐々木「悪いね、キョン。こちらは劣勢なんだ、背後からでもためらい無く撃たせてもらうよ」

佐々木「そして今、君と正面からやりあうつもりもない」

佐々木「後でゆっくりバトルしようじゃないか。じゃあね」ダッ

キョン「待っ……くっ、もう行っちまった」

みくる「キョン君、ごめんなさいぃ……後ろは私が警戒してなきゃいけなかったのに」

キョン「いえ、しょうがないですよ、完全に不意を突かれました」

みくる「失格になっちゃったから、私は外で待ってるね」

キョン「分かりました。必ず勝ちますから、待ってて下さい」

みくる「頑張ってね! 応援してるから!」



SOS団チーム:残り4人  vs.  佐々木チーム:残り3人

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:24:40.15 ID:lKbq6TOk0

長門 ドシュッ

周防 ドシュッ ビシッ ドシュッ

長門 ドシュッ ビシッ ドシュッ

朝倉「……見えないけど、何が起きてるのか想像つくわ」

朝倉「狭いから必然的に足場を固めての打ち合い」

朝倉「ビーダマンは同じケルベロス同士で差が無い」

朝倉「ビーダーの実力も……まあ、恐らく同じくらい」

朝倉「そりゃあこう着状態にもなるわよね」

朝倉「私が加勢出来たら良いんだけど、見えないし……」

朝倉「どうしましょう?」

コッ……コッ……コッ……

朝倉(……誰か来る?)

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:27:26.00 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「みくるちゃんがやられたみたいね」

古泉「ええ。しかしまだこちらの数的有利は変わりません」

ハルヒ「このまま一気に決めてしまいましょう!」



朝倉「周防さん、向こうの角から敵が来てるわ」ヒソ

朝倉「このままじゃ挟まれる。ここは一旦、離脱しましょう」ヒソ

周防「――了解」

朝倉「行くわよ?……走って!」ダッ

周防 ダッ

長門「……!」ダッ

周防「来ないで――」ドォン

長門「!」バッ ビシィッ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:30:27.24 ID:lKbq6TOk0

バッ

ハルヒ「うわっ! びっくりした!」

古泉「! 涼宮さん、敵です!」チャキッ

朝倉「悪いけどバトルはまた後でね!」ドォン

古泉「ふんっ」ドシュドシュドシュ ビシッ

周防「――ばいばい」

ハルヒ「追うわよ、古泉君!」ダッ

古泉「了解です!」ダッ



長門 バッ

長門「……見失った……」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:33:39.35 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「待ちなさい!」ドドドドシュッ

朝倉「くっ!」ドシュドシュドシュッ ビシィッ

周防「――しつこい」ドォン ビシィッ

朝倉「一旦、撒きたいところだけど……」

?「……」チラッ

朝倉(ん……今、角にいたのは……)



ハルヒ「逃がさないんだからー!」

ドシュドシュドシュッ

ハルヒ「!?」バッ ビシィッ

古泉「涼宮さん! 今のは、増援……?」

周防「貴方はこっち――」ドォン

古泉「おっと!」バッ ビシィッ

ハルヒ「古泉く……うわっ!」ビシビシィッ

古泉(しまった、バラバラにされた!)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:36:33.21 ID:lKbq6TOk0

朝倉「分断させちゃえばこっちのものよね」

周防「――2対1」

古泉「……!」

朝倉「はあっ!」ドゴォッ

周防 ドォン

古泉「ぬうっ!」ドドドドドシュッ



ハルヒ「古泉君が……!」

ドシュドシュッ

ハルヒ「くっ」バッ ビシィッ

佐々木「援護には行かせないわ」

ハルヒ「……!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:39:18.19 ID:lKbq6TOk0

キョン「長門!」

長門「……」

キョン「無事だったか。ハルヒと古泉には会ってないか?」

長門「二人は、私とのバトルから離脱した朝倉涼子、周防九曜を追跡した。恐らく交戦中」

長門「私も追跡を試みたが、見失った」

キョン「そうか。俺は佐々木と会った。朝比奈さんを倒された後に、逃げられちまってな」

長門「朝倉涼子らと合流している可能性がある」

キョン「だとしたら、ハルヒ達が危ないか……俺たちも合流しよう。二人を探すんだ」

長門 コクッ

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:42:50.69 ID:lKbq6TOk0

古泉「はあぁっ!」ドドドドシュッ

朝倉「流石に二刀流、二人相手によくやるわ!」ドゴォン

周防「――素晴らしい連射」ドォン

古泉「機関の連射王、風のイツキンですからね!」ドドドシュッ

朝倉「えっ、なにそれ」

古泉(長門さーん! やっぱりこのあだ名は駄目です!)

周防「――風のイツキン――かっこいい」

古泉「えっ」

朝倉「えっ」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:45:52.03 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「そこをどきなさい!」ドドドドドシュッ

佐々木「そうはいかないわ」ドドドドドシュッ ビシィッ

ハルヒ「私と同じくらいの連射……やるわね!」

佐々木「これでも昔はスナイパー佐々木って呼ばれていたの」

ハルヒ「へえ、私も!」

佐々木「あっ、そうなの? 奇遇ね」

ハルヒ「ねー」

ハルヒ「って、スナイパーは一人で十分よ!」ドドドドドシュッ

佐々木「こちらの台詞だわ!」ドドドドドシュッ

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:48:26.19 ID:lKbq6TOk0

古泉「おおぉぉぉ!」ドドドドドシュッ

朝倉「長門さんといい貴方といい、持つわねえ。凄いわ」ドゴォン

周防「――」カチャカチャ



ドドォ……ォォ……

キョン「! 長門、こっちだ!」

長門「……」コクッ

キョン「待ってろよハルヒ、古泉!」ダッ

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:51:34.75 ID:lKbq6TOk0

キョン「いた……! 古泉ー!」タッタッタッ



古泉「! 来て下さいましたか!」

朝倉「しまった!……長門さんもいる、まずいわ」

周防「大丈夫、これで――決める」ドドシュッ

古泉「んっ、何処を狙って……」

ビシッ ギュワァッ

古泉「ビー玉が壁で跳ねた!?」

バァン!

新川『古泉選手、失格です』

キョン「こ、古泉!」

ハルヒ「古泉君!」

長門「……!」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:54:25.59 ID:lKbq6TOk0

古泉「今のは……そうかケルベロスは……」

周防「イングリッシュボールというんだ――覚えておきたまえ――」

朝倉「ナイスよ周防さん。さあ、離脱よ!」ダッ

周防「――了解」ダッ



佐々木「というわけだから、私も一旦、下がるわね」

ハルヒ「そうはいかな……」

朝倉「佐々木さん、行くわよ!」ドゴォン

ハルヒ「っ!」バッ ビシィッ

佐々木「スナイパー対決はまた後で……それじゃあ」ダッ

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 21:57:33.40 ID:lKbq6TOk0

キョン「古泉!」

ハルヒ「古泉君!」

長門「……」

古泉「すいません、やられてしまいました」

キョン「1対2じゃな……くそっ、俺がもう少し早く駆けつけていれば」

古泉「いえ、僕の力不足ですよ」

古泉「それに、全体ではまだ3対3。ゲームが振り出しに戻っただけです」

古泉「これはチーム戦……最後に一人でも残っていれば、それで勝利なのですから」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:01:11.04 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「……そうね。古泉君のかたきはきっちり取るわ」

キョン「朝比奈さんの分もだ」

ハルヒ「勿論よ!」

古泉「ふふっ、期待していますよ。……では、僕は退場するとします」

長門「必ず勝利を持ち帰る。待っていて……朝比奈みくると一緒に」

古泉「ええ。お待ちしております」

キョン「じゃあな」

古泉「また後ほど」



SOS団チーム:残り3人 vs. 佐々木チーム:残り3人

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:05:45.52 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「お互いに残った全員が合流したわけね」

キョン「純粋な3対3だ。混戦になるかもな」

長門「全方位に警戒を。何処から来るか分からない」

ハルヒ「そうね。じゃあ、三角フォーメーションで行くわよ」

ハルヒ「キョンは右側、有希は左側をお願い」

キョン「分かった」

長門 コクッ



ハルヒ「……」じり

キョン「……」じり

長門「……」じり

ハルヒ「こっちに行ってみましょう」

キョン「おう」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:09:19.26 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「……攻めてこないし出会わないわね」

キョン「ああ。もしかしたら、あっちも俺達みたいに警戒しながら進んでるのかも」

長門「長期戦も考えられる」

ハルヒ「ここにきてちょっとじれったくもあるけど……」



ドドォン

長門「敵襲」ドドシュッ ビシィ

キョン「左かっ」バッ

ドゴォン

キョン「うおっ!」バッ ビシィッ

ハルヒ「キョン!」

キョン「右からも……挟み撃ちか!」ドォン

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:12:26.88 ID:lKbq6TOk0

周防「――」ドドシュッ

長門「……」ドドォン ビシッ


朝倉「ハンマーショット!」ドゴォン

キョン「くっ!」バッ ビシィッ

ハルヒ「おりゃー!」ドドドドドッ

朝倉「はあっ」ドゴォン ビシッ



佐々木「……」スッ

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:18:24.31 ID:lKbq6TOk0

長門(……一人、いない。不意打ちが考えられる)

長門(何処に……?)

佐々木「……」チャキ

長門(……! 発見)

長門(しかし遠すぎる。これではお互いに狙いをつけられない)

長門(彼女は囮……でも、ない。一体、何のつもり)

佐々木「……」グッ

長門(……発射体勢?)

佐々木「はっ!」ドォォン



ギュゥゥゥッ



ハルヒ「やるわね朝倉……!」ドドドシュ

長門「!」バッ

バァン!

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:21:16.54 ID:lKbq6TOk0

新川『長門選手、失格です』

ハルヒ「……有希!?」

キョン「長門っ! お前、ハルヒをかばって……」

ハルヒ「何処から狙って……あ、あんなところ?」



佐々木「スナイパーの名は伊達じゃないのよ? 涼宮さん」ニコッ



ハルヒ「……!」

長門「離脱を。囲まれている」

キョン「そうだっ、ハルヒ!」

朝倉「そうはさせないわ!」ドゴォン

周防「逃がさない――」ドドォン

キョン「ぐうっ」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:24:43.20 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「……キョン、先導しなさい! 私が後ろを守るわ!」

キョン「ハルヒ、何を!?」

ハルヒ「たかだか二人の弾幕くらい、私が全部撃ち落とす。あんたはとにかく走りなさい!」

キョン「……よし、行くぞっ!」ダッ

朝倉「なめられたものだわ、行くわよ周防さん」ドゴォン

周防「了解――」ドドォン

ハルヒ「はああぁぁぁぁ!」ドドドドドドドッ ビシビシィッ

朝倉「くっ、大口叩くだけあるわね!」ダッ

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:27:28.56 ID:lKbq6TOk0

佐々木「二人とも、深追いしなくて良いよ」タッタッタッ

朝倉「佐々木さん? でも、一気にケリをつけられると思うわ」

周防「有利なのは――こちら――」

佐々木「だからこそ、ここで私達が勝負を焦る必要は無いわ」

佐々木「じっくり行きましょう。相手はもう半分を割ったのだし」

朝倉「……それもそうね。残りはあの二人だけ。うふふっ」

周防「――絶体絶命――ぴーんち」



SOS団チーム:残り2人 vs. 佐々木チーム:残り3人

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:30:38.46 ID:lKbq6TOk0

キョン「……追ってこなかったな」

ハルヒ「……そうね」

キョン「もう俺達だけか」

キョン「どうするかね。トリプルバースト、変幻自在の玉、そしてスナイパーと来た」

ハルヒ「フン、スナイパーなら私だって。それにこっちにはパワーシューターがいる」

キョン「俺の事か? 確かにフェニックスのパワーショットは強力だが……」

ハルヒ「とっておきの必殺技があるでしょ」

キョン「……必殺技?」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:33:28.13 ID:lKbq6TOk0

朝倉「何処に隠れたのかな?」

周防「もう――いいかい――?」

佐々木「周防さんったら、かくれんぼじゃないんだから」



ハルヒ「来たわ。準備して」

キョン「ああ。お前も気をつけてな」

ハルヒ「……もし私がしくじったら、終わりね」

キョン「らしくないな、失敗した時の事を考えるなんて」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:36:35.47 ID:lKbq6TOk0

キョン「忘れるなよ。お前が何かやろうってんなら、俺達は」

キョン「……俺は、いつだってお前の傍にいる」

ハルヒ「キョン……」

キョン「進めないんなら押してやる」

キョン「倒れそうなら支えてやる」

キョン「見えないんなら手を引いてやる」

キョン「お前の行きたいところ、何処までだってついていってやるさ」



キョン「ハルヒとなら、地獄にだって付き合うぜ」

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:39:56.99 ID:lKbq6TOk0

バッ

佐々木「!」

ハルヒ「えい!」ドドドシュッ

佐々木「来たわね!」ドドドッ ビシィッ

朝倉「涼宮さん一人?」

周防「怪しい――何処かから彼が来る――?」

ハルヒ「ほら、こっちよ!」ダッ

朝倉「……隠す気なんか無いわね。何かありますって言ってるようなもの」

佐々木「良いんじゃない? 手の内は分かっている。他にはキョンしかいないんだから」

周防「じゃあ――追う?」

佐々木「ええ、乗ってあげましょう」ダッ

佐々木「彼女が私達を罠まで誘い込むのが先か」

朝倉「私達が彼女を仕留めてしまうのが先か……って事ね。うふふっ」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:43:21.31 ID:lKbq6TOk0

佐々木「はあっ!」ドドドシュッ

朝倉「ていっ!」ドゴォン

周防「――」ドドシュッ

ハルヒ「おりゃあぁーっ!」ドドドドドドドドッ ビシィッ

朝倉「呆れた。何であんな連射が出来るのかしら」

周防「二刀流のイツキンより凄い――」

佐々木「ん、イツ……えっ、誰って?」

朝倉「気にしないで」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:46:20.41 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ(このT字を右に曲がって……)ダッ

ハルヒ(後は……!)チラ

朝倉 バッ

佐々木 バッ

周防 バッ

ハルヒ(……今だっ)

ハルヒ「キョンッ!」

佐々木「!」



キョン「……うおおおぉぉ!」ドゴォン!

佐々木「後ろ!」バッ

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:48:56.14 ID:lKbq6TOk0

ギュワァァッ!

周防「――これは――無理――」

バァン!

朝倉「周防さん!」

周防「やら――れた――」

佐々木「このパワーショットは……!」

キョン「おおおぉぉぉ!」ドゴォン!

佐々木「足を使った締め撃ち……大砲撃ち(キャノンショット)!」

ギュオォッォ!

朝倉「はっ!」ドゴォッ

バチィッ

朝倉「ハンマーショットが木の葉のように吹き飛んだ!?」バッ

ドゴォォォッ!

朝倉「なんて威力……!」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:51:54.35 ID:lKbq6TOk0

朝倉「でもその姿勢なら、こちらの攻撃が避けられない!」バッ

ハルヒ「こっちよ朝倉!」チャキッ

朝倉「! しまった、涼宮さんが……」チャ……

ハルヒ「遅い!」ドドドシュッ

バァン!

佐々木「朝倉さん!」

朝倉「あー……ごめんなさい、やられちゃったわ」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:54:26.85 ID:lKbq6TOk0

佐々木(……この廊下、キャノンショットには絶好の場所)

佐々木(涼宮さんを狙えばキョンが、キョンを狙えば涼宮さんが、撃ってくる……)

佐々木(来た道を戻ろうとしても、恐らくその前にどちらかに仕留められる)

佐々木(……ちょっと、調子に乗ってしまったな)

ハルヒ「さあ観念しなさい」

佐々木「やれやれ……これは決着も同然ね」

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 22:57:30.69 ID:lKbq6TOk0

佐々木「だけど、はいどうぞ、と撃たれてあげるわけにはいかない」

佐々木「ビーダーの端くれとして、ビー魂なるものを持っているからね」チャキッ

ハルヒ「フン、そっちの方が助かるわ。無抵抗の相手を撃つなんて、出来やしないもの」チャキッ

キョン「そうだな。最後まで堂々と戦い抜こうぜ」チャキッ

佐々木「くっくっ、二人とも流石だよ。……では」

佐々木「レディ……」



キョン/ハルヒ/佐々木「ビーファイト!」









バァン!

新川『佐々木選手、失格です』

新川『佐々木チームの全滅により、SOS団チームの勝利です』

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:00:28.51 ID:lKbq6TOk0

鶴屋「いやあ、楽しかったね! またやる時は誘っておくれ」

キョン「勿論、鶴屋さんさえ良ければ、いつでも」

鶴屋「みくるっ、その時はリベンジさせてもらうからね!」

みくる「ふえぇ!? そんな、あれはまぐれです!」

キョン「そんな事は無いですよ。見事な一撃でした」

みくる「キョン君までぇ。うぅ、練習しておこうかなぁ……」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:03:26.70 ID:lKbq6TOk0

橘「酷いです! 二人がかりであんな弾幕張らなくても!」

キョン「おいおい、どうしたんだ」

橘「涼宮さんと古泉さんから酷い連射を受けたのです」

古泉「勝負とは常に非情なものですから」

橘「お陰で私の見せ場がこれっぽちも無かったです」

キョン「おお、そういえば橘はビーダマン、何使ってたんだ?」

橘「マスター攻略王スペシャルIIIです」エヘン

キョン「またマニアックな」

橘「マスターを馬鹿にするなー!」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:06:20.86 ID:lKbq6TOk0

周防「――良い――バトルだったわ――」

キョン「おう。お前もなかなかの腕前だな」

長門「……またバトルを」

キョン「そうだな。俺も久々に燃えたよ、またやりたいな」

周防「――その時は――ウィザード決定戦を」

長門「勿論。負けない」

周防「こちらこそ負けない――」

キョン「ん? 決定戦って何だ」

長門「……ゆきりん・ザ・ウィザードと」

周防「――くーちゃん・ザ・ウィザードの」

長門/周防「ウィザード決定戦」キリッ

キョン「お、おう」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:09:32.85 ID:lKbq6TOk0

朝倉「全くキョン君ったら、女の子に向けてあんなショット撃つのね。酷い人」

キョン「おいおい、男も女も無いだろう?」

朝倉「ふふっ。冗談よ」

キョン「ったく。……で? お前はこれからどうするんだ」

朝倉「普通に学校に通うわ。転校なんか無かった事になってるし」

キョン「そうか。まあ、何だ、良かったな」

朝倉「ありがと。またバトルしましょうね?」

キョン「勿論だ。いつでもオーケーだぜ」

朝倉「次のバトルまでには、特注の八点射バーニングアトラスを用意しておくわ!」

キョン「うわそれ見てえ」

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:12:41.03 ID:lKbq6TOk0

佐々木「くっくっ、今回はやられたよ。調子に乗りすぎてしまったみたいだね」

キョン「お前らしくないな。あんな見え見えの誘いに乗ってくるなんて」

佐々木「何、僕とした事が、ちょっと熱くなってしまったのさ」

キョン「ほう。そりゃまたどうして」

佐々木「同じスナイパーを名乗る者が相手だったからね」

キョン「お前がそういう肩書きにこだわるタイプだったとは知らなかった」

佐々木「肩書き……とは、ちょっと違うかな」

キョン「どういう事だ?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:15:24.17 ID:lKbq6TOk0

佐々木「君も知っているだろう? 戸坂玉悟と西部丸馬は、無二の親友なんだよ」

キョン「ああ」

佐々木「それを鑑みると、スナイパーの座はそうそう明け渡せないというわけさ」

キョン「……登場人物の関係性と今の話に、どういう繋がりがあるんだ?」

佐々木「分からないかい? まあ、それならそれで構わないよ。ねえ、涼宮さん」

ハルヒ「し、知らないわよ!」プイッ

佐々木「くっくっくっ……」

キョン「全く、なんなんだか」

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:18:32.87 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「あんたにしては、なかなかの働きぶりだったわ」

キョン「へいへい。ありがとうございますよ」

ハルヒ「さて、次のバトルはどうしましょうね」

キョン「もう企画するのか? 今、終わったばかりなのに」

ハルヒ「だからよ! 熱く燃えたビー魂は、そうそう冷めやしないんだから」

ハルヒ「この思いの丈をぶつける先は、そう! バトルよ!」

キョン「タマゴばりのバトル好きになっちまってるじゃねえか」

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:21:45.73 ID:lKbq6TOk0

ハルヒ「何言ってるのよ。私はスナイパーよ? 立ち位置で言うとガンマじゃない」

キョン「じゃあ、そうなると俺がタマゴか……」

ハルヒ「不満? 私の相棒的ポジションなのよ」

ハルヒ「私が背中を預けられるのはあんただけって事」

キョン「別に不満は無いさ」

ハルヒ「よろしい。誇りを胸についてくる事ね!」

キョン「やれやれ……了解だ」

ハルヒ「じゃあ、次のバトルに向けてえぇ……」



ハルヒ「ビーファイト!」



おわり

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:24:51.25 ID:lKbq6TOk0

以下ビーダマン&ネタ解説。
分かんなかった&覚えてなかった人は参考になる……と思う。

・バトルフェニックス
フェニックスシリーズの二作目。PIビーダマン。
フェニックスの最大の特徴と言うべきキャノンサスを初めて採用。
ホールドパーツのローラーが壊れるとまともに撃てなくなる……。

・ライトイーグル/レフトレオン
グリフォンシリーズの一作目。PIビーダマン。
いかにも片手撃ちがしやすそうなグリップがついているが、実際は接続部が貧弱なのでまともに撃てない。
それぞれをバラバラにしてくっつけると一つのビーダマン「ブラストグリフォン」になる。

・機関の連射王、風のイツキン
元ネタは「東の連射王、風のビリー」。本名は風間美利。
ビーダマンを右手と左手それぞれに持つ二刀流スタイルにより、凄まじい連射が可能。
それ以上に早撃ちの方が凄い気もするが。

141 名前: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/05/26(土) 23:26:24.10 ID:YHMG6eO30


PI好きなのか

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:29:02.09 ID:lKbq6TOk0

・「ワイのワイルドワイバーンや」
ネットでスパビーというとこのネタが一番有名?
実際は「目覚めろ! ワイの守護神、ワイルドワイバーン!」という台詞。
因みにこの台詞の後、ガンマはワイバーンの解説(自慢)をしたが、
タマゴ、サラー、Dr.タマノはスタッグスフィンクスの開発に取り組んでいて無視された。

・「ホールドパーツの締めすぎで、指の骨が折れとる」
タマゴとの最後のバトルの最中に伊集院の指の骨が折れるというアクシデント。
でも実は、ケーニッヒケルベロスは構造的に締め撃ちが出来ない!

・スタッグケルベロス
ケルベロスシリーズの二作目。PIビーダマン。
文字通りケーニッヒケルベロスとスタッグスフィンクスを足して2で割ったようなビーダマン。
スタッグモードの時にツノの向きを変える意味は無い。

>>141
いやPI-EXか〜Rくらいが好き。
人気絶頂がOS〜PIかと思って、PIが分かりやすいかなと。機体も豊富だし。
思ったよりみんなネタ覚えてたみたいだけどね。

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:32:20.29 ID:lKbq6TOk0

・ゆきりん・ザ・ウィザード
元ネタは「サラー・ザ・ウィザード」。そういえばサラーのファミリーネームって知らないな。
バーグラーズ戦、対大倉でのトリックプレイは凄まじいの一言。

・ハンティングリンクス
飛田猫丸のPIビーダマン。
スコープヘッドを備え、正確な狙いをつける事が可能。ホールドパーツを締める機構も独特。
そういえば猫丸はパワーインフレが凄まじい中、最後までこのビーダマンで戦ったのか……。

・スナイパーハルヒ
元ネタは「スナイパーガンマ」。
風のビリーと対にすると「西の連射王、スナイパーガンマ」という事になる。
でも作中では「西のスナイパー」とか「西の殺し屋」とかブレまくり。

・ビー玉戦士
本当に最初の頃(コミックス1巻とか)ビーダーはこういう表記だった。

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:35:17.15 ID:lKbq6TOk0

・バリアントワイバーン
ワイバーンシリーズの二作目。PIビーダマン。
片手でパワーショットを撃てる機構を備え、ガンマの欠点(パワー不足)を克服。
女の子(小野寺マリ)に貸して撃たせた事がある。

・シャドウボム
撃ち合いの競技をするためのターゲット。
初出の時(チームガッツ vs. キングビーダーズ)はシャドウボムを使うためにビーダーが発信機をつけていたのに、
気付いたら勝手に追尾するしビーダマンとの接触でビーダーの交代を認識するし壁に吸いつくし空を飛ぶしで超高性能になっていた。

・ノーチラスポセイドン
瀬戸内バイキング(海人、真鈴、太洋)のPIビーダマン。
ロータリードライブシステムという超高速連射が可能な機構を備える。
でも俺が作ったNPのロータリードライブシステムは上手く動かなかったぞチクショー!

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:38:42.94 ID:lKbq6TOk0

・ホーリーケルベロス
スタッグケルベロスの色違い。
漫画ではシャイニングウォリアーズ戦でしか出ていない。

・マスター攻略王スペシャルIII
PIビーダマン。
漫画では、札月鋭一に奪われたバトルフェニックスを取り戻すため、かけるが使用。
ブローバックドライブシステムというドライブショットを撃つための機構を備える。

・バーニングアトラス
ヴァンクイッシャーズのPIビーダマン。
バーティカルショットシステムを備える。トリガーを拳で叩く「ハンマーショット」は強力。
漫画では機体への負担が大きいからと回数制限があったが、実際にはハンマーショット以外で撃つ事など不可能!

151 名前: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/05/26(土) 23:41:03.26 ID:YHMG6eO30

バーニングアトラスは手のひらで押さえて打つのが正解のはず

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:41:51.97 ID:lKbq6TOk0

・「イングリッシュボールというんだ――覚えておきたまえ――」
ケルベロスシリーズはホールドパーツを回転させる事でドライブを掛ける方向を自在に変えられる。
そのため、ビー玉に横方向の回転を与え、壁に当てた時の反射角度を変える事が出来る。
ずっと「英語玉」って何のこっちゃ! と思ってたけど、ビリヤードの用語だってね。

・三角フォーメーション
基本的なフォーメーションらしい。ヴァンクイッシャーズ・近輪曰く「あらゆる方向にムラなく攻撃出来る」とか。
ガンマはバーグラーズ戦でビリーを警戒するあまり戦力を分散させてしまうが、
気力を取り戻してからは三角フォーメーションに戻した。

・佐々木の超ロングショット
元ネタはバーグラーズ戦でのガンマの超ロングショット。
流石はスナイパー。

>>151
なるほど。
まあ言いたかったのは、漫画みたいに親指で撃てねーよwwwって事で。

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:45:53.16 ID:lKbq6TOk0

・「ハルヒとなら、地獄にだって付き合うぜ」
チームガッツはヴァンクイッシャーズ戦においてサラー、猫丸、ビリーが倒される。
2対5という超絶望的な状況において、ガンマは妙案を思い付き、乗るかどうかをタマゴに問う。
それに対するタマゴの返事が「ガンマとなら、地獄にだって付き合うぜ!」である。
作中ダントツの名台詞だと思っている。

・大砲撃ち(キャノンショット)
当初は単に「足を使った締め撃ち」と言っていたのだが、バーグラーズ戦でガンマが何の前フリもなく名前をつけた。
一本道はキャノンショットで迎え撃つのに最適、また機動力に欠けるのが欠点(シャイニングウォリアーズ戦、対命)。

・「ハンマーショットが木の葉のように吹き飛んだ!?」
コンバットフェニックスパーフェクトモードのショットはバーニングアトラスのハンマーショットをも凌ぐ。
それに対しトキオが「目の錯覚か?」と驚き、このように表現した。

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 23:47:56.66 ID:jaWIDNj/0

乙。
でもPIビーダマンとEXビーダマンは別物じゃね?

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:50:15.07 ID:lKbq6TOk0

・「〜。無抵抗の相手を撃つなんて、出来やしないもの」
シャイニングウォリアーズ戦において命の追撃から離脱したタマゴは光に出会う。
バトルを申し込むも、「もうビーダマンを使えない」と光はシャドウボムを差し出してくる。それに対しタマゴが撃てないと言った。
光かわいかったのに……もうちょっと出してほしかった……。

・特注の八点射バーニングアトラス
大根(だいこんではない)が使うバーニングアトラス。
バーティカルショットシステムを延長・強化し、大型のタンク、グリップを装備。それをカメラの三脚に固定している。
ノーマルのバーニングアトラスが軽機関銃なら、これは重機関銃らしい。

・ビー魂
ビーダーなら標準装備! 燃え上がれ俺達の熱きビー魂!

解説は以上。みんな意外とネタ覚えてるね!

>>156
PIシリーズ、PI-EXシリーズね。PIの発展型がPI-EXシリーズ。
別物だけどほぼ完全な上位互換だよ。

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:48:54.45 ID:ZhXdOx5F0

一応ケルベロスは締め撃ち出来るっしょ、中のリングが締める感じの構造で

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:52:38.51 ID:lKbq6TOk0

>>157
ケーニッヒケルベロスのリングは確かにパワーショットを撃つための機構だけど締め撃ちは出来ないよ。
スタッグケルベロスもパワーショットのための機構があるけど締め撃ちは出来ない。
伊集院もサラーも何処に力を掛けてたんだ……。

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/26(土) 23:58:13.10 ID:lKbq6TOk0

他にツッコミとか無ければ終わるよ。
あの頃はミニ四駆とかベイブレードとか、コロコロ発祥の神ホビーがいっぱいだったけど、俺はビーダマンが一番好きだ!

じゃあね。



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