アスカ「今日排卵日だしバカシンジのために赤マムシを買ってきたわ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:こなた「ねえみんな、麻雀しようよ!」

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2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:25:26.30 ID:GyadOuep0

シンジ「は?何言ってんの?」

アスカ「え・・・・?い、いやだから・・・・中に出しても大丈夫よって、言わせないでよ!」

シンジ「・・・?」スタスタ


アスカ「え、どういうこと・・・・?こっちから誘ってあげんのに・・・・」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:26:53.94 ID:GyadOuep0

アスカ「ちょっとシンジ、待ちなさいよ。」ガラッ

シンジ「おい、ノックくらいしろ。着替え中だ。」


アスカ「あっ、えっと・・・ごめんなさい・・・・・・・////」

アスカ「あぁもう!なによこのやりきれない気持ちわ!!」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:28:43.79 ID:GyadOuep0

アスカ「うぅ・・・・シンジぃ・・・・・」

シンジ「呼んだ?」

アスカ「えっ!い、いつのまに真横で寝てんのよ!!」

シンジ「さぁ?」

アスカ「とりあえず・・・・これ飲んで・・・・・・////」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:35:43.07 ID:GyadOuep0

シンジ「やだ」

アスカ「え?」
アスカ「じゃ、じゃあなんでここにいんのよ・・・」

シンジ「ちょっと相談ごとがあってな」

アスカ「な、なんでも言いなさいよ・・・・(何かしら気になるわ)」


シンジ「俺さ・・・・好きになっちゃったんだよ」

アスカ「(き、来た!!)」



シンジ「レイのこと」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:37:46.07 ID:GyadOuep0

アスカ「・・・・・・・・・・」

シンジ「どうしたら振り向いてくれるかな?」

シンジ「レイってすんげぇタイプなんだよ」

シンジ「父さんとばっかり仲がよ、ぐへっ」

アスカ「知らないわよ!さっさとでてけぇ!!」

シンジ「んだよ、ったく。はいはい・・・・」スタスタ



アスカ「私はシンジを振り向かせたいわ・・・」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:44:08.80 ID:GyadOuep0

リツコ「アスカ、シンクロ率が落ちてるわよ。」

アスカ「・・・・・」


リツコ「ミサト、何か知らない?あなた保護者でしょ?」

ミサト「あぁ・・・ちょっちあったみたいよ・・・・シンジ君にふられたみたい・・・。」

リツコ「恋愛ごとは、女性の大敵ね・・・。どうにかしないと・・・・」

ミサト「どうにもできないんじゃない?個人の問題だし・・・・」

リツコ「・・・・・ちょっと調べて頂戴。」

ミサト「えぇ!私が!?」

リツコ「あなた以外誰もできないことよ?」

ミサト「・・・・・特別手当出してよね。」

リツコ「司令にかけあってあげるわ。期待はしないで。」

ミサト「ビールでもいいわよ!よっろしくーっ!」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:49:28.66 ID:GyadOuep0

冬月「これはまた・・・・どうしたものか」

ゲンドウ「判断は冬月に任せる。私は忙しい。」

冬月「・・・わかった。」

リツコ「・・・・・どうでしょうか。」

冬月「特別手当か・・・基本給の10%でどうだ」

リツコ「彼女は大喜びでしょう。」

冬月「では、よろしく頼む」

リツコ「はい。」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:54:05.33 ID:GyadOuep0

リツコ「はい、特別給与の書類よ。」

ミサト「10%!?任せて!大船に乗ったつもりで」

リツコ「えぇ、期待には応えて頂戴。」



ミサト「ねぇ、アスカ。今日のシンクロ率なんだけど。」
アスカ「・・・・・・・」

ミサト「何かあったの・・・・?誰にも言わないから、話してみてくれない?」
アスカ「シ、シンジが・・・・最近私に冷たいの・・・・・」

ミサト「そう・・・・シンちゃんのこと好きなんだ、アスカは。」
アスカ「・・・・・・・・・ねぇ、ミサト」

ミサト「?」
アスカ「シンジはどうしたら振り向いてくれるの?!あのファーストのことが好きだって言って私の話聞いてくれないの!」




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 21:59:03.08 ID:GyadOuep0

ミサト「(お、重い・・・・シンクロ率に影響が出る理由がわかったわ・・・・・)」
アスカ「ミサト、何かアドバイスして?私よりミサトの方がシンジのことよく知ってるでしょ!?私より長く一緒に住んでたんだから」

ミサト「そ、そう言われてもねぇ・・・・。正直、シンちゃんって自分から何か話すタイプじゃないし。」
ミサト「言葉のキャッチボールもまま成らなかったのよ、初めは・・・・。」
アスカ「そ、そう・・・・・・」シュン

ミサト「そうだ!シンちゃんが、レイに嫌われたらどうなるかしら!」
アスカ「そ、そうなると・・・・ファーストを諦めて・・・・・・私のところに!!」

ミサト「計画を練るわよ!さぁ、車に乗りなさい!」
アスカ「わかったわ!早く行きましょう!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:03:44.13 ID:GyadOuep0

ピンポーン

ガチャッ

レイ「・・・・なに?」
ミサト「ちょっといいかな、レイ?」
アスカ「・・・・・」

レイ「大丈夫」

ミサト「一緒にご飯食べに行かない?車で送るから」

レイ「わかった。ちょっと待ってて」

ぬぎぬぎ

レイ「準備できた」
ミサト「じゃあ行きましょう!」
アスカ「(なんかすっごくイライラする・・・・恋敵に嫉妬するってこんな感じなのかしら!)」

ブォーン・・・・

ミサト「ファミレスでいいかしら?」
レイ「・・・」こくり
アスカ「いいわよ。」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:09:10.37 ID:GyadOuep0

ミサト「・・・・ってわけなの。で、シンちゃんがレイのことを嫌・・・い・・・・に・・・・・・(レイ、なんで頬を赤らめてるの!?」

レイ「そ、そう・・・・シンジ君が、私を・・・・・・・・////」おどおど

アスカ「(ミサトぉぉぉおお!!)」ガン見
ミサト「(うわあああアスカ怖い怖いぃいい)」

レイ「それで、用件は終わり・・・?」チラッ

ミサト「う、うん・・・・(ここは一旦引いたほうが得策)」

アスカ「(体勢を立て直すわよ、ミサト)」アイコンタクト
ミサト「・・・・」こくり

ミサト「じゃあ、家まで送るわ」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:14:38.20 ID:GyadOuep0

レイ「送ってくれてありがとう」

ミサト「いいのよいいのよ、じゃあまたねぇ!」
アスカ「・・・・・」

ブォーン
アスカ「ねぇ・・・・ミサト・・・・・・状況悪化したんだけど」
ミサト「そ、そう?わ、私からみたら改善された・・・わよ?あははっあはっ・・・・」



リツコ「・・・・で、レイのシンクロ率が異常なほど上がって、アスカのシンクロ率は更に下がった、と。」
ミサト「本当にごめんなさい!許して!でも情報は手に入ったから特別給与だけは、ね?ね?」

リツコ「ミサト・・・・シンクロ率に影響が出るようなことをしておいて、特別給与を上が出すと思う?恐らく取り消しよ。」
ミサト「うぅ・・・・」

リツコ「それに私だって処分される可能性もあるのよ?あなたを推薦したんだから、ほんとやってくれたわね・・・」
ミサト「本当にごめんねぇ・・・・」

リツコ「はぁ・・・・でもどうしようかしら・・・・・・・」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:19:44.17 ID:GyadOuep0

ミサト「(10%が・・・・今から挽回すれば、なんとかできるはず!もう、どうにでもなれ!)」

ピンポーン

レイ「・・・はい。」

ミサト「ちょっち大事な話があるんだけどいいかしら?」

レイ「!?」

レイ「だ、だい・・・じょう・・・ぶ・・・・・・////」 おどおど

ミサト「単刀直入に言うわ。シンちゃんを嫌いになって。それもものすごぉぉく!顔をみたらビンタするレベルで!」
レイ「・・・・よく意味が分からない」

ミサト「アスカのシンクロ率が異常に低下しているの、これをみて。」
レイ「・・・・・起動ギリギリライン。」

ミサト「原因は、シンちゃんと・・・・レイ、あなたなのよ!!」ビシッ
レイ「・・・・・心当たりが無い。」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:23:24.74 ID:GyadOuep0

ミサト「レイ!あなた、シンちゃんのこと好きでしょ!」

レイ「!?」ズキューン

レイ「そ、そんなこと・・・・ない・・・・・・・///」キョロキョロ

ミサト「その仕草で一発、まる分かりよ・・・・。」

ミサト「それでね、実はアスカもシンちゃんのこと好きなの。」

レイ「それは前から雰囲気で分かってた。」
レイ「だから、碇君には近づかないようにしてた。」

ミサト「えっ、そうなの!?」

レイ「・・・・・」こくり

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:27:52.90 ID:GyadOuep0

ミサト「じゃあ協力して欲しいの・・・・シンちゃんがアスカを好きになるようにすれば、アスカのシンクロ率は元に戻るはず。」
レイ「・・・・・わかった。でも、本当にビンタしていいの?」

ミサト「目があったら、『こっちみないでよ、気持ち悪い』って言ってビンタして良いわ!作戦参謀の私が許可するわ!」
レイ「・・・・わかった。やってみる。」

ミサト「ありがとう、レイ。これ食べて。佐賀県産よ?」
レイ「・・・・みかん」

ミサト「じゃあ、よろしくね!」
レイ「・・・・」こくり

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:32:44.83 ID:GyadOuep0


マヤ「パターン青、使徒です!!」


『使徒襲来、総員第一種戦闘配備 使徒襲来、総員第一種戦闘配備』


ミサト「(このタイミングで・・・・・!)」

ミサト「司令、エヴァ零号機、初号機での迎撃を提案します。弐号機はシンクロ率低下のため起動できません。」

碇「ダミープラグを使え」

冬月「碇、あれは危険だ。切り札として残しておくべきだ」

碇「・・・わかった。では零号機、初号機での迎撃を行え。」

ミサト「はい!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:36:47.48 ID:GyadOuep0

シンジ「ふぅ・・・・練習通り、今まで通りにやれば大丈夫・・・・。」
レイ「・・・・・・」

青葉「零号機及び初号機、配置につきました。使徒との接触まであと30秒」

シンジ「(レイはどうしてるかな・・・・)」

グググググググ

初号機「ジー」

レイ「・・・見られた。」

バシンッ!!

ネルフ本部・シンジ「!?」

シンジ「何をするんだ、レイ・・・」


レイ「こっちみないでよ、気持ち悪い(棒読み」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:41:58.75 ID:GyadOuep0

シンジ「・・・・・・・・・・」

レイ「・・・・・・・・」おどおど

マヤ「き、緊急事態です!!零号機、初号機ともにシンクロ率が急降下!共に起動ラインを割りました!!」

ミサト「(やっちゃったぁ・・・・・)」

碇「どういうことだ、レイ。」

レイ「葛城一佐の・・・指示だから・・・・・・」

ミサト「お、終わった・・・・・」


アスカ「収拾つかないわよ、これ・・・・」


冬月「碇・・・・」
碇「分かってる。弐号機をダミープラグで出せ。零号機と初号機は回収。パイロット両名と葛城一佐はブリーフィングルームへ来るように」

ミサト「・・・・・」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:47:15.49 ID:GyadOuep0

ダミープラグでの使徒殲滅後


碇「ふむ、大体事情は分かった。処分は、軽くしておく。結果はどうあれ使徒殲滅のための行動だったということに変わりは無い。」

ミサト「ありがとうございます!ありがとうございます!」ぺこぺこ


シンジ「(レ、レイが僕のこと好きなんて・・・・)ジー」
レイ「・・・・・(叩いていいの?」



ミサト「っというわけなのぉ・・・」
アスカ「ほとんど振り出しに戻ってるわね。」

ミサト「わかったわ・・・最後の手段よ!!もう寝取っちゃいなさい!!」
アスカ「は、はぁ!?」

ミサト「シンちゃんの飲みものの中に眠剤を入れるわ!それで眠らせて・・・あとは、わかるわね?」
アスカ「・・・・・・・あんまりスマートじゃないけど、やってみるわ!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:52:14.23 ID:GyadOuep0

シンジ「・・・・もぐもぐ・・・・・ごくごく・・・・もぐもぐ・・・・」

ミサト「(アスカ、15分ほどで効果が出るわよ)」ぼそぼそ
アスカ「(わかったわ、覚悟は決めてるわ!)」ぼそぼそ


シンジ「・・・・?」


シンジ「ん・・・・あれ・・・・・・なんで、意識が・・・・・・み、みさと・・さ・・・ん・・・・」
ミサト「大丈夫、シンちゃん?疲れがたまってるんじゃない?(棒読み」
アスカ「大変、早く部屋に運ばなくちゃ、ミサトも肩貸して(棒読み」

シンジ「う・・・うん・・・・・・・・」

ぽすっ

シンジ「す、すごく・・・・・・眠い・・・・・・・・」すぅすぅ

ミサト「アスカ、がんばっ!私は2時間ほどドライブ行ってくるわ!」
アスカ「気が利くわね!ミサト、借りは必ず返すわ!」



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:55:09.26 ID:GyadOuep0

アスカ「シンジ?起きてる?」

シンジ「う、うぅ・・・・ね、ねむいぃ・・・・」すぅすぅ

アスカ「ふふふふふ」すりすりすりすり

シンジ「ア、アスカ・・・何をして・・・・・。」

アスカ「さぁさぁ・・・気持ちよくなりなさいよぉ・・・・」すりすりすりすり

シンジ「うぅ・・・・・・・」

アスカ「・・・・・・?」すりすりすりすり


アスカ「・・・・・・・・」すり・・・・すり・・・・・・・

アスカ「一向に・・・変化が無い・・・・!!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/26(月) 22:59:15.70 ID:GyadOuep0

アスカ「えぇい仕方無い!」ジー

アスカ「直接攻撃でどうだ!」すりすりすりすり

アスカ「ど、どうして・・・・・・」

シンジ「すぅすぅ・・・・・・・・・」

アスカ「あ、あんた・・・・まさか、寝たら立たないタイプ!?」





ミサト「たっだいまぁ・・・・・・」
ミサト「アスカ、どうしたの?」

アスカ「何も出来なかった・・・・」

ミサト「えっ・・・・」

アスカ「シンジ熟睡しちゃって・・・・」
ミサト「(こりゃお手上げだ・・・・・)」

シンジ「うぅん・・・レイ・・・・好きだぁ・・・・そこはだめだよぉ・・・・・すぅすぅ・・・・・・」


お     わ      り



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