夜空「隣人部部長三日月夜空」ハルヒ「SOS団団長涼宮ハルヒ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:25:42.54 ID:XumsuSG80

夜空「…」

ハルヒ「…」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:26:34.49 ID:XumsuSG80

ハルヒ「ふーん、『隣人部』、ねぇ…」

ハルヒ「…何する部なの?」

夜空「ふ、我々はとある崇高な目的の為に結成された部だ、そう易々と活動内容を他人に教えるわけにはいかないな」

夜空「それに…」チラ

ハルヒ「?」

夜空「そもそも『お前ら』には入部資格はなさそうだし、ますますもって教えるわけにはいかんな…」

ハルヒ「…何それ」

ハルヒ「興味も沸かないうえに名前で活動内容が判らないとか致命的だわ、改名したほうがいいんじゃないのかしら?」

キョン「…」

夜空「その言葉、そっくりお前に返してやる…SOS団だと?なんの集まりなんだ?」

夜空「人生詰んで遭難状態、なので救助希望します☆…自殺でも止めて欲しいのかお前たちは?ぷ、とてもそうには見えないが…?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:28:48.76 ID:XumsuSG80

ハルヒ「…」ぴくぴく

ハルヒ「ふ…フッフーン…ま、凡人には判らないわよね、内容を説明したところで理解できる脳ミソがあるとも思えないし」

夜空&星奈「あ゛あ゛!?」

ハルヒ「何よ!?このSOS団にはただの人間は入れないの!我がSOS団に入れるのはこの私に選ばれた特別な人間…」

ハルヒ「あんたたちみたいなどこにでもいる凡人は入れないし興味もないの!内容も教えないわ、というより教える義務がないし!」

夜空「…さっきから人を凡人凡人と…」ギリギリ

星奈「私は凡人じゃないわよ!?」

夜空「…」

夜空「…そこまでいうんだ、あなたがたSOS団(笑)の方々はさぞかし『特別』な人間…」

夜空「それはそれはもう、我々凡人とは違う優れた何かをお持ちなんでしょうなあ…?」ニヤァ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:31:23.34 ID:XumsuSG80

ハルヒ「あ、当たり前じゃない…」

夜空「ほう…ではどう優れているのか我々凡人に見せて頂きたいですなあ…ぷぷ」

ハルヒ「…」

ハルヒ「な、なんであんたたちなんかに見せなきゃいけないのよ、SOS団は見世物小屋じゃないのよ?」

ハルヒ「そんなに見たけりゃ…そうね、土下座でもして頼むのが筋ってもんじゃない?」

夜空「ふざけるな…貴様らみたいなリア充集団に土下座なんて死んでも出来るか調子にのるなよ…!!」

小鷹「…」

ハルヒ「じゃあ無理ね、残念だけど私たちのスゴさも見せれないし…」

ハルヒ「あんたたちもそのまま凡人集団の集まりってことで…」

夜空「ぐ…ぎ…が…」ぴくぴく

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:43:32.36 ID:XumsuSG80

夜空「…」

夜空「…しょうがないな、肉」

星奈「?」

夜空「土下座だ」

星奈「はあ!?」

夜空「はあじゃない…先方が要求してきてる以上我々としてもそれに応えなければ勝負にならんのだ」

星奈「いやだからって何で私が!アンタがここまで引っ張ったんだからアンタが土下座しなさいよ!」

夜空「…そうか、肉…ではお前は自分が凡人であるということを認めるんだな?」

星奈「はあ!?私は凡人じゃないってさっきから言ってるでしょ…?」

夜空「悪いな…涼宮…えーと、ハルピン?だったか…?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 15:55:01.99 ID:XumsuSG80

ハルヒ「ハルヒよ!あんたわざといってるでしょ!?何この女?こんな性格の悪い人間は初めてみたわ…」ギリギリ

夜空「ふん、どっちでもいい…どうやら我々が凡人であるということを認めざるをえないようだ…」

夜空「私としては認めたくはないのだが…こちらの凡人代表柏崎お肉さまがどうしても自分を凡人扱いしてくれと仰せられてな…」

星奈「ちょ、ちょっと!なんでそんなこと認めなきゃなんないのよ!夜空はともかく!私は特別な存在なの!」

ハルヒ「それを証明したければ土下座しろって言ってるの」

星奈「…」

星奈「あ、あんたたちのスゴさを見せて下さいお願いします」ペコ

ハルヒ&夜空「よし」

キョン&小鷹(ええええええええ…)

古泉「これは…」ゴクリ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 16:09:52.35 ID:XumsuSG80

ハルヒ「しょうがないわね…そうだ、ただ私たちのスゴさを見せるだけってのも面白くないし…」

ハルヒ「ここは勝負ね!」

夜空「…ほう、勝負?」

ハルヒ「ちょうど人数が同じじゃない?それぞれ一人づつメンバーを出してそれぞれ違う内容で勝負するの」

ハルヒ「勝負の内容はそっちが決めていいわよ丁度いいハンデにもなるし、まあそれに何やってもどうせウチが勝つことになるんだけど」

ハルヒ「凡人どもの相手をするにはこれくらいしなきゃね」

夜空「…」

夜空「断る」

ハルヒ「はあ!?」

夜空「なんで私たちがそんな勝負をしなければならんのだ、お前たちはただ自分たちのスゴいところを私たちに教えてくれればいいだけだろ?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 16:19:13.98 ID:XumsuSG80

夜空「勝負とか…メンドくさいだけだ、どうしても勝負がしたいというなら…そうだな、土下座でもして貰おうか?」

ハルヒ「…なんで私があんたたちなんかに土下座しなきゃなんないのよ!?」

夜空「じゃあ勝負はしない、はやく見せて下さいよぅあなたたちのちゅごいところぅ(笑)」

ハルヒ「ぎ…ぐ…ぐ…」ギリギリ

キョン(いや勝負しなけりゃいい話じゃないのか!?)

ハルヒ「…」

ハルヒ「…しょうがないわね、キョン」

キョン「言っとくが俺は土下座しないぞ」

ハルヒ「な…ちょっと!今の話聞いてたの?アンタが土下座しないと我がSOS団の神聖なる宣戦布告がこの凡人どもに無視されちゃうのよ!?」

キョン「知るか、それに何で俺なんだ?話の流れでいえばお前がするべきだろう?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 16:31:40.07 ID:XumsuSG80

ハルヒ「なんで団長である私がそんなことしなきゃいけないのよ!あんた私に恥をかかせる気!?」

夜空「オ〜ゥ…涼宮さまはずいぶん統率力がおありのようで…はやくも特別なところを見せつけられましたなあ」

小鷹(…すごい顔して挑発してんな…)

ハルヒ「…!!、もういいわバカキョン!!!…みくるちゃん!!」

みくる「ふえぇ…!?」びくっ

キョン「お、おい…!?お前まさか朝比奈さんに土下座をさせる気なのか?」

ハルヒ「しょうがないでしょ!アンタがやんないんだったらみくるちゃんに頼むしかないじゃない!」

キョン「…お前なあ…」

みくる「…わ…私…土下座しますぅ、…それで、勝負していただけるなら…」グス

小鷹&星奈(ええええええええ…)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 16:41:48.16 ID:XumsuSG80

スツ

長門「…」ペコ

キョン「な、長門!?」

ハルヒ「ちょ…有希!?」

夜空「?」

ハルヒ「有希が土下座する必要はないのよ!?ほらはやく立って!…ああ、もう!キョンがしないから有希が土下座しちゃったじゃない!!」

長門「…」

長門「…勝負」

夜空「え…?あ、ああ…勝負な…ま、まあ仕方がない、受けてやってもいいぞ…」

ハルヒ「…!覚えてなさいあんたたち!有希にこんなことさせておいてタダで済むと思わないことね!!」キッ

幸村(…信長公)

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 16:51:01.14 ID:XumsuSG80

小鷹「…ん?」

小鷹「ながと…ゆき…?」

小鷹「な、なあお前ら、あの娘どっかで見たことないか?ほらあのさっき土下座したメガネの…」ヒソヒソ

星奈「はあ?見たことないけど?」

夜空「ふん私もないな…どうせアイツもリア充だろう?そんなヤツの顔なんぞ覚えるわけがない」

小鷹「そ、そうか…名前もどっかで聞いた気がするんだけどなあ…」

星奈「私に覚えて貰える女なんてそうそうこの世界にはいないわよ?この世界にはね」

ハルヒ「ちょっと!何コソコソ話してんのよ!さっさと勝負についての話をするわよ!」

夜空「ふん」

ハルヒ「いい?ルールはさっきも言ったとおり各チームそれぞれ一人ずつ出し合って勝負をするわ!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:02:13.82 ID:XumsuSG80

夜空「勝負の内容はこっちが決めていいんだな?」

ハルヒ「そ、そうよ…ってまだ私が話してる途中なんだけど!」

夜空「(無視)よしこちらの1番手は誰にしようか?」

ハルヒ「こ…こ、こ、この女…!!」ぷるぷる

ハルヒみ、「みくるちゃん!先陣を切るのはみくるちゃんよ!!このバカどもに格の違いってものを教えてやりなさい!!」

みくる「ふえぇ…わ、私が一番ですかぁ…」

夜空「…ほう、あちらの生贄1匹目は肉2号か…、ではこちらも1号を放つしかないな…いけ肉」

星奈「肉肉うるさいわよバカ夜空…言われなくても常にトップをきるのは私…全員蹴散らしてやるわ」

理科「いえ星奈先輩…勝負は一人だけですから」


星奈vsみくる

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:11:35.30 ID:XumsuSG80

キョン「…」

小鷹「…」

キョン&小鷹(それにしてもすごいな…)ゴクリ

スパーン

キョン&小鷹「あ痛っ!?」

ハルヒ「何鼻の下伸ばしてんのよバカキョン!」

夜空「デレデレするな小鷹の変態!」

古泉(…おやおや、んふっ)

星奈「…で?何するの?私は何でもいいわよ?言っておくけど私は勝負事では手加減というものを知らないからね」

みくる「あうぅ…ううぅ…」ガタガタ

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:28:45.31 ID:XumsuSG80

ハルヒ「その心意気やよしっ!殴り合いね!キャットファイトよみくるちゃんやっちゃいなさい!!古泉くんカメラ回して!」

夜空「おいちょっと待て!」

ハルヒ「何よ?」

夜空「『何よ』じゃない!何勝手に勝負内容を貴様が決めてるんだ、コッチが決めるとさっき自分で言っただろうが」

ハルヒ「チッ」

夜空「まったく…何なのだ貴様は…」

理科「でもどうしましょうか…コチラが得意なことでもいいんですよね?あちらの方たちには悪いですがこの際ルールに甘えちゃいましょう」

夜空「ふむ…肉の得意なことか…」

夜空「…天才チンパンジーア○ちゃんが餌を自分で取れなかったときのモノマネは上手だったな」

星奈「なんでよ!?一度もやったことないわよ!!」

夜空「…ふん」

小鷹「>>55なんてどうだ?」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:32:43.01 ID:njUk1BWW0

オナニー早イキ

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:39:48.66 ID:XumsuSG80

夜空「…」

理科「うわあ…」(ドン引き)

幸村「あにき…」

小鷹「ちょ、ちょっと待ってくれ!?何か勝手に…勝手に口をついて出たんだ!」

理科「余計ひきますよソレ…」

夜空「お前が小鷹じゃなければ今すぐにでも警察につき出してこの勝負もこちらの欠員不戦敗を受け入れるとこだぞ…」

夜空「だがしょうがない!安価(私は何を言ってるんだ?)は絶対なのだ!!」

『オナニー早イキ』

星奈&みくる「!?」

ハルヒ「ふぇっ!?」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 17:47:31.57 ID:XumsuSG80

ハルヒ「あ、あんたち頭おかしいんじゃないの!?(変な声でちゃったじゃない!)」

夜空「…?何が不満なのだ…?」

星奈「不満に決まってるでしょ!?バカなんじゃないのアンタ?な、なんで私たちが、お、お…オ…しなきゃなんないのよ…」ゴニョゴニョ

夜空「私に言われても困る、小鷹が言い出したんだからな」

星奈「…!!」ギロッ

小鷹「う…はい…実はそうです…」

みくる「あ…あのぅ…(禁則事項)って何ですかぁ…?」

星奈「え…ええ?それ私に聞いてるの…?」

ハルヒ「み…みくるちゃん…」

夜空「肉…教えてやれ」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 18:15:01.34 ID:XumsuSG80

安価してくれた人ごめんなさいね>>55は無理やりなしの方向で進めます

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 18:25:41.26 ID:XumsuSG80

星奈「え、えーとね///つまり…ね…」

みくる「?」

星奈「つまり…その…って、あああああああああ、もう!何でこんなこと説明しなきゃなんないのよ!」

星奈「小鷹!もうちょっとマシなこと言えなかったの!?別の内容考えなさいよ!!」

小鷹「う…」

夜空「ち…肉の分際で監督の采配にケチをつけるとはいい身分だ」

夜空「大体何を恥ずかしがる必要がある?お前がいつもやってるゲームと同じことをすればいいだけだろうが」

星奈「だからってアンタたちの前でやんないわよ!!」

みくる「??」

古泉「あの〜少しよろしいでしょうか?」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 18:34:21.85 ID:XumsuSG80

夜空「何だ?」

古泉「僕たちとしましてもまだ学生の身分ですのであまり過激な内容はちょっと…」

古泉「それにあなたがたにも同じことはいえると思いますので…どうかその辺をご理解していただきたいのですが」

夜空「…ふん、至極もっともな意見だ」

古泉「そこで提案なのですが…勝負の内容は当事者同士が決めるというのはどうでしょうか?」

古泉「本人たちが決めるのでしたらあまり無茶な内容にはなりませんので先ほどのようなことも起こりえませんし…」

古泉「自分たちで決めた勝負なのですから勝っても負けても不満が起こるということもありません…いかがでしょうか?」

夜空「…」

夜空「…まあいいだろう、だが1つだけ納得いかないことがある」

古泉「伺いましょう」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 18:47:27.55 ID:XumsuSG80

夜空「私はさっき勝負の内容をコチラが決めてもいいという条件込みで勝負を受けたんだ」

長門「…」

夜空「さらに理由はどうであれそのルールの変更をそちらから申し出る…これでは筋が通らんだろう」

古泉「…ではどうすればよいのでしょう?」

夜空「土下座しろ」

小鷹(どんだけ土下座にこだわるんだコイツは!?)

古泉「…わかりました」スッ

長門「ルール変更の原因を作ったのはそっち」

夜空「!?」

長門「最初に決められた条件のもとそちらが勝負内容を提示、でもそれを先に拒否したのはそちらのメンバー」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 18:58:07.80 ID:XumsuSG80

夜空「う…」

長門「私たちは先ほど提示された内容を拒否してはいないつまり筋を通してないのはそちら」

長門「筋を通すというのならまず試合条件の撤回をあなたちがお願いするべき」

夜空「う…ぐ…」

ハルヒ「ふふーんださっすが有希ね、正論だわ、正論過ぎるわ、ほらあんたたちがお願いしなさいよ?」

ハルヒ「『さっきのは無しにしてください』って…土下座してね!」

夜空「お…ぐ…、お、おい肉!さっきの内容で勝負しろ!!」

星奈「嫌よ!」

ハルヒ「あはは、何よさっきはえらそうなこと言ってくれちゃってアンタ部長のくせに部員一人説得することもできないの?」

夜空「あが…ぎぎ…ぐぎ…がが…」ピクピク

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 19:09:17.56 ID:XumsuSG80

夜空「…ぐ…」

夜空「ふ、ふん仕方ない…さっきの当事者同士のルールを受け入れてやろうじゃないか、これでイーブンだろう?」

古泉「お聞き入れくださりありがとうござます…長門さんもありがとうございました」

長門「…」

ハルヒ「最初っから素直に聞いとけばいいのよ凡人のクセに、ばーか」

夜空「…」プチ

夜空「…だ」ボソ

小鷹「…え?」

夜空「上等だゴルァああああああぁああああ!!!!!!!」

星奈「夜空!?」ギョッ

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 19:19:27.77 ID:XumsuSG80

夜空「○してやる…○してやるぞこの×××がぁっ!!!」

ハルヒ「な、何ですって!や、やれるもんならやってみなさいよ!」

小鷹「お、おい!?落ち着け夜空!!おい幸村おさえろ!」

幸村「夜空のあねご…申し訳ございません…」

ガッ

夜空「ぁふん」ガクン

ドサッ

夜空「…」

小鷹「…しばらくコイツは退場だな」

理科「…ですね」

キョン&古泉「…!」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 19:35:42.75 ID:XumsuSG80

ハルヒ「はぁ…はぁっ…ちょっと!大丈夫なわけアンタたちの部長!その女頭おかしいわよ!?」

キョン「…」

小鷹「…」

ハルヒ「まさか私の相手この女じゃないでしょうね、冗談じゃないわ…ずっとそのまま寝かしててちょうだいね」

古泉(…もしかするとそれでも人数は合うかもしれませんよ涼宮さん…僕の携帯が鳴りっぱなしです…)

星奈「…ていうかアンタたち!いつまでこの私を放置してんのよ!!」

小鷹「ああそうだったスマン…どうやら勝負内容は自分たちで決めることになったみたいだぞ?」

星奈「聞いてたわよ!っていうかもう決めたわさっき二人で」

キョン「朝比奈さん、どんな勝負になったんですか?」

みくる「えーと、えーと、メイドさんの勝負になりました〜」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/09(金) 19:53:57.53 ID:XumsuSG80

小鷹&キョン「メイドさん!?」

星奈「正確に言うとメイドのコスプレ勝負ってことね」

星奈「お互いメイドのコスプレをして…まあこの子はすでに着ちゃってるけど…どちらがより本物のメイドになりきれてるかっていう勝負よ!」

古泉「ほう…なかなか面白そうではありますが、…ですがその判断は誰がするのでしょうか?我々では多少判官びいきになる嫌いがありますが」

みくる「えっと…それもお話したんですけど、やっぱり専門家の方に決めてもらったほうがいいということになって…」

星奈「あそこよ!」ビシッ

小鷹「?…メイド喫茶?」

星奈「そう!今からあの店で1時間働くわ!どちらが良かったかを客に決めてもらうってわけ!」

小鷹「待て待て!専門家じゃないから!…っていうか働くって、いきなり働かせてくれる訳ないだろ?」

星奈「え?なんで?」

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 09:48:21.34 ID:r95p0NJh0

需要ないかもしれんが落ちたから立てた

【前回までのあらすじ】
隣人部vsSOS団の勝負が始まった
ルールは各チーム一人ずつのバトル勝負内容は当事者同士で決めることに
夜空一時退場
一回戦は星奈vsみくるの肉対決、内容はメイド喫茶でのコスプレ勝負!

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 09:49:31.02 ID:r95p0NJh0

小鷹「いや何でって…お前本気で言ってるのか…?」

古泉「いえ可能かもしれませんよ?」

小鷹「え!?」

キョン「どういうことだ古泉?まさか…」

古泉「んふっ、そのまさかです、実はあちらの店は僕の古い知り合いが経営している店でして…」

古泉「事情を説明すれば1時間くらいならお二人を働かせてくれると思いますよ?」

星奈「へえ、丁度いいじゃない、じゃあ決まりね!」

理科「でも大丈夫なんですか?その…こういっては何ですが、そちらのお知り合いだとすると多少ひいきとかが…」

古泉「その点は大丈夫です、お二人には1時間、他のスタッフ抜きで二人だけで接客にあたってもらいますし…」

古泉「それに仕込みをするにしても審判員はお客さんですからね、今からでは間に合いませんよ」ニコ

理科「…うーん、確かに、そうかもしれませんね…」

星奈「あはは♪細かいことはいいのよ!それに八百長があったって私が負けるなんてありえないわ!客は全員ワタシにひれ伏すことになるんだもん!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 09:57:12.09 ID:r95p0NJh0

みくる「ひぇぇ…メイドさんにひれ伏すんですかぁ…?」ガタガタ

キョン「…おい古泉」ヒソヒソ

古泉「はい、何です?」

キョン「本当に仕込みとかはないんだろうな?」

古泉「…ありますよ当然?」

キョン「な!?」

古泉「これは勝負ですからね、当然コチラが勝つための仕込みはあります、先ほどの当事者が内容を決めるというルールもそのために提案したのですから」

古泉「お忘れですか?涼宮さんが勝負事において何よりも負けを嫌うということを…それにただでさえ多大なるストレスを感じている状況です…」

古泉「正直その最大の原因であるあの三日月さんという女性が気を失ってくれてホッとしている所です…」

キョン「…」

古泉「その必要があれば長門さんのお力も借りる準備があります、もう一度言いますが我々に負けは許されないのです、それはあの隣人部方々の為でもあるのですから」

長門「…」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 09:59:12.30 ID:r95p0NJh0

キョン「いや、今回はそういうのはナシにしよう」

古泉「…そのために世界が滅びても…ですか?」

キョン「…確かにアイツは今ストレスを感じているかもしれん…だが今までと違ってそれは新しいストレスだ」

キョン「今までアイツと対等、いやそれ以上に上からの態度で口を聞いたヤツがいたか?」

古泉「…いませんね、確かに…」

キョン「そういう経験、人に出会うことはハルヒの為にもなるんだ…それにな、俺から見てあいつら二人はなんていうか…結構お似合い、この先仲良くやっていけると思うぞ?」

古泉「…あなたがそう仰るのでしたら僕はそれに従うしかありません…ふふ、しかしやはりあなたは涼宮さんのことを良く理解してらっしゃる」

キョン「…長門も判ってくれるな?」

長門「…」コク

ハルヒ「ちょっとあんたたち!何してんのさっさと店に行くわよ!!」

星奈「さ〜て、何をやらせても超一流!この柏崎星奈さまのメイドっぷりに全員酔いしれなさい!!」

理科「星奈先輩、頑張ってください!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 10:02:12.35 ID:r95p0NJh0

『メイド喫茶 ぱしろへんだす』

森「…事情は判りました、ではお二人にはこの後1時間ホールで接客にあたってもらいます」

新川「来店されたお客様には当店舗のイベントとしてお二人のどちらが良かったかをお帰りの際に投票して頂くことにしました」

古泉「ご迷惑をおかけします」ペコ

幸村「…」じぃ〜

小鷹「…?どうしたんだ幸村?」

幸村「いえ、あにき…わたくしもめいどのしんずいをこの機会に学ばせていただこうかと思いまして…」

小鷹「そ、そうか…」

ハルヒ「じゃあちゃっちゃと始めるわよ!準備はいい二人とも?それじゃあ…スタート!!」

カランコロ〜ン

星奈&みくる「おかえりなさいませご主人様☆」

鶴屋「あっはっは!たっだいま〜♪いや〜二人とも可愛いねっよく似合ってるよっ!!」

谷口「うっひょおおおお久々に朝比奈さんのメイド姿!…!!??こ、こっちの人もレベル高い!?…初めまして、谷口といいます」

国木田「やあキョン、面白そうなことしてるみたいだね」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 10:12:25.65 ID:r95p0NJh0

キョン「古泉いいいいいっ!!」

古泉「ちょ…お、落ち着いてください僕ではありません!」

ハルヒ「ふふふ…あいつらもこういうときだけは役に立つわね〜話を振ったら尻尾ふって飛びついてきたわ♪」

キョン「お、お前かハルヒ!…お前なあ…!」

ハルヒ「何よ!こういう人員動かす力も勝負の世界では必要なのよ!?あいつらみたいなパンピーたちには絶対出来ないことね、私の威光よ文句は言わせないわ」

キョン「…」

古泉「…まあ幸いなことに彼らで良かったじゃいですか、結構公平なジャッジを下してくれると思いますよ?それに客は彼らだけではありませんし…」

キョン「…はあ、仕方ない…ったくハルヒのヤツめ…」

星奈「おかえりなさいませご主人様♪今日はお疲れだったでしょう?どうぞこちらへ、お荷物はお預かりしますわ☆」

谷口「は…はい、そうです!お疲れです!///」デレデレ

みくる「ふぇぇ…す、すごいですぅ…」

小鷹「うお、星奈のヤツ相変わらずすごいな…まだこういうとこに入り浸ってんのか…?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 10:36:52.37 ID:r95p0NJh0

星奈「お疲れでさぞかしお腹も空いてることでしょうご主人様、ご注文をお伺いいたしますわ♪」

鶴屋「うんうん、完璧だね〜、私はこのホットケーキ〜従者の愛の証入り〜にしようかなっ」

国木田「じゃあ僕も同じヤツを」

谷口「お、俺も同じヤツでお願いします!」

星奈「かしこまりましたご主人様、すこし寂しいですが…セナはご主人様のためにお料理を用意して参りますねグスン」

みくる「ふぇぇ…す、すごいですぅ…」

理科「…先輩…ホンモノですか…?」

小鷹(…だが夜空が起きてなくてよかった…)

客A「おーいこっちも注文いいかなぁ?」

みくる「あ、はいぃ…今行きますぅ…」タタッ

客「んもう…ワタクシを待たせるなんて、ドジッ娘だなあ…お仕置きだぞぅグフフ」

客「おいおいヴィッペル氏自重WWW」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 10:52:16.52 ID:r95p0NJh0

ハルヒ「なにこの空間…きもち悪」

キョン&古泉「…」

客「ミクルちゃんミクルちゃん!しゃ、写真をお願いしてもいいかなっ…ハァはぁ」

みくる「は、はぃぃ…ご主人様…どうぞぉ…」

客「ぐふふ…もうちょっと近くに寄ってぇ…」ガシッ

みくる「ひぇぇ…」ブルブル

キョン&ハルヒ 「!?」ガタッ

星奈「ちょっと!!!!」

客「!?」

キョン&ハルヒ「!?」

星奈「あんたたち何やってるわけ!?その子はウチの大事なメイドよ?汚い手で気安く触るんじゃないわよ!おさわり禁止の表示も読めないわけ?」

客「な…な…」

客「ぼ、僕たちは客だぞぅ!ご主人様だぞぅ!メイドがそんな口利いても…い、いいのかっ!?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 11:03:36.69 ID:r95p0NJh0

星奈「はあ?ご主人様?主人は私に決まってんじゃないこの貧民ども!」

客「え…え…?」

森&新川「…!」

星奈「クズどものくせに汚い顔わざわざ見せに来てんじゃないわよ、ひざまずきなさい?その卑しい顔を踏んであげるから」

客「お…お…」

客「お願いしますご主人様!」

全員(えええええええええええええ!!!???)

星奈「ふん!…大丈夫なのアンタ?変なことされてない?」

みくる「ふぇっ…あ、はい大丈夫です…あ、あのっ…えっと…ありがとうございました」

星奈「ふ、ふん、あんたの為じゃないわ…私はね、私以外のヤツが偉そうにしてるのを見るのが嫌いなの…!///」

みくる「…は…はい…ありがとうございます…」

星奈「…///」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 11:18:50.47 ID:r95p0NJh0

(他の客たち) パチパチ ひゅ〜ひゅ〜

古泉「…これはこれは…」

キョン「う〜ん、勝負の内容とはちと違うが…今回はあちらさんに持ってかれたな」

ハルヒ「むー…」

理科「さすが星奈先輩、その傍若無人な振る舞いのなかにもさりげなく萌え要素を隠している…完璧、完璧なメイドさんやでぇ…!」

客「あああ…もっと…もっと踏んでくださいい!」

星奈「さ、気を取り直して…お待たせいたしましたご主人様〜☆ご注文のホットケーキ〜セナの愛の証入り〜でございます♪」

鶴屋「お、待ってたにょろ!うんうん、おいしそうだね〜」

国木田「愛の証入りっていうのは…このシロップで描かれた絵のことなのかな…?」

星奈「ふふ…それもそうなのですが、少々召し上がるのをお待ちください…今からセナがもっとおいしくなる魔法の愛の呪文を注入しますね♪」

谷口「あ、愛の呪文…!?」ワクワク

小鷹&理科「げ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 11:22:33.75 ID:r95p0NJh0




星奈「おいしくな〜れ♪もえもえきゅんきゅん☆」




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 11:23:33.40 ID:r95p0NJh0

あそうですかスイマセンじゃあ止めます



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