キョン「マスオさんの声を思い浮かべてくれ」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン(30)「おっ!涼宮じゃないか!久しぶりだな!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 12:59:59.15 ID:XulnvCI90

佐々木「君にしてはなにやら突拍子もないことを言い出すもんだね」

キョン「聞こえる…聞こえるぞ…」

佐々木「何がだい?」

キョン「いや、こっちの話だ。続けて話してくれ」

佐々木「話題の共有なしにただ話せとは君もなかなか厄介な要求をするもんだね」

キョン「いいぞ、聞こえる」

佐々木「ふぅ、こちらの話を聞いているのかもさっぱりだ。つれないなぁ君は」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:03:48.20 ID:hKDITDFOO

キョン「しかしまぁ、いつも同じ喫茶店というのもなかなか飽きるもんだな」

佐々木「僕は飽きないさ、君がこうして目の前にいるんだからね」

キョン「そりゃ光栄なことだ」

佐々木「で、さっきの君の話が云々と言っていたな。聞かせてくれないかい?」

キョン「間違いなくお前は憤慨する。だからあの話は言わないぞ俺は」

佐々木「聞かせてくれなくても憤慨するかもしれないよ?」

キョン「なぁにとるに足らない憤慨だ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:07:24.82 ID:hKDITDFOO

キョン「マスオさん、そろそろ喫茶店を出て適当にぶらつかないか?」

佐々木「マスオさん?僕のことかい?」

キョン「おっと、お前は佐々木だ。そう、佐々木だ」ポムポム

佐々木「どうしたんだい?昨夜サイコな映画でも見たのかい?」

キョン「いや俺にとって今の状況はどんな映画でも表せないサイコな状態だ」

佐々木「時々君はなにやら咀嚼しがたいことを言うね」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:12:21.70 ID:hKDITDFOO

キョン「しかしまぁ、中学のときよりも俺たちの行動範囲は広くなってんだか狭くなったんだか」

マスオ「あの子のことかい?」

キョン「あぁ、こうして休日にお前に会う機械がそれはもう面白いくらいに縮小されてな」

マスオ「僕だって似たようなものさ」

キョン「なぁ佐々木」

マスオ「なんだい?」

キョン「お前、佐々木だよな?」

マスオ「君もおかしなことを言うね、そうだ、映画でも観に行くかい?最近流行りのサイコな映画をね」

キョン「毒をもって毒を制すか、いいだろう」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:17:59.64 ID:hKDITDFOO



佐々木「うん、よくもわるくも最近の映画だったね」

キョン「まぁあんなもんだろ。俺も少し落ち着いてきた」

佐々木「それはなによりだ、ところで聞いてくれないかいキョン」

キョン「今の俺ならなんでも聞いてやれるぞ、さぁ吐いた吐いた」

佐々木「僕の隣に若いカップルがいてね、手を握りあっていたんだよ」

キョン「珍しくもないだろ」

佐々木「えぇっ君も経験済みだったのかい?」

キョン「…すまん、少し風にあたってくる」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:24:15.18 ID:hKDITDFOO

キョン「くそっ…なんてこった…」

キョン「佐々木の声がマスオさんにしか聞こえない、なんだこれは」

キョン「またハルヒの奴か?いや、こんなことになる原因がわからん」

佐々木「水を持ってきたよ、君もなかなか大変だね」

キョン「あ、あぁ…」

佐々木「かくいう僕もたまに水を飲みたくなるんだよ」

キョン「波平と会社帰りに飲みすぎた時にか?」

佐々木「なんの話をしてるのかい?」

キョン「あーやばい、そろそろやばい」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:29:58.50 ID:hKDITDFOO

キョン「すまんな佐々木、俺は少し具合が悪いようだ」

佐々木「おや、映画の影響かい?」

キョン「お前の影響だ」

佐々木「僕かい?申し訳ない話だが僕はどんな事をして君を不快にさせたのか皆目見当もつかないよ。重ねて詫びよう」

キョン「いやお前のせいだけどお前のせいじゃないんだ」

佐々木「僕が送ろうか?君が僕に不快感を持つとは、いやはやなかなかどうして戸惑いを隠せないよ」

キョン「佐々木、口調を…いや、お前はそっちの方がお前らしい」

佐々木「君は一人で自分の中で殴り合いをしてるみたいだね。悩みでもあるのかい?」

キョン「悩みなんかいくらでもあるさ、内申やら小遣いやらな」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/07(水) 13:33:18.12 ID:hKDITDFOO

キョン「帰ったぞー」

妹「キョン君おかえりー!」

キョン「あぁそうか、今日は日曜だったな」
キョン「ちびまるこちゃんか、どれ一つ童心に帰って鑑賞へと洒落こむか」

『佐々木「まるちゃんや、どこに行くんだい?」』

キョン「うわぁあああああああああああああ」


終わり



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