みくる「禁則事項……じゃない!?」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「みくるちゃんそれ何?」

ツイート

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 00:14:47.92 ID:7+8eUYny0

もったいないので何か書かせてもらう


みくる「え……大丈夫なんだ」

キョン「それより朝比奈さん、さっき言ったことは本当なんですか!?」

みくる「あ、はい。わたしは五十二才で三人の子供がいます」

キョン「ごじゅうに、さい、こども、さんにん……」

みくる「まあ、未来では寿命も延びて三百才ほど生きられるんですけどね」

キョン「こども……さんにん……」

みくる「上の子は三十九才で、同じ職場なんですけど役職は上なんですよね」

キョン「さんじゅ……って十三才の時の子なんですか!?」

みくる「ええ。未来では珍しくないんですよ。六才から出産が認められます」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 00:20:44.89 ID:7+8eUYny0

キョン「ろくさい……オーケィ、落ち着け俺。そうか、人工授精&人工子宮とかが普及してるんですね」

みくる「そんなSFじゃないんですから。おかしなキョンくん」

キョン「ってえ事は、つまりそのう……」

みくる「セックスですよ。未来では五才から合法なんです」

キョン「……そんな! じゃあ、朝比奈さんも!?」

みくる「はい。経験人数は二百八十三人です」

キョン「……このビッチが」

みくる「はい?」

キョン「このビッチが! よくも俺の純情なハートを騙したな!」

みくる「……ゴメンなさい。でも、禁則事項だから言えなくて」

キョン「関係ないですよ! お詫びにヤらせてくださいよ!」

みくる「いいですよー」

キョン「この尻軽女めがあああああっ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 00:27:14.18 ID:7+8eUYny0

みくる「キョンくん、そんなに興奮しないで」

キョン「軽い、軽すぎますよ朝比奈さん! あなたはそんな人じゃないはずだ!」

みくる「そう言われても……じゃあしないんですか?」

キョン「します。したいです。させてくださいお願いしますこの通り」

みくる「ど、土下座なんかしなくてもセックスくらい構いませんよ!」

キョン「じゃ、じゃあ……」

みくる「さ、どうぞ」

キョン「初体験がバック、朝比奈さんのお尻、ケツ毛バーガー、……ケツ毛バーガー?」

みくる「どうかしましたか?」

キョン「幻滅だよ! なんでこんなにもっさり生えてるんですか!」

みくる「未来にいる夫の好みなんです」

キョン「聞かなきゃ良かった俺の馬鹿!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 00:45:30.45 ID:7+8eUYny0

キョン「何だか早くも萎えてきた」

みくる「えー、mikuruhuフォルダとか作ってオナペットにしてたくせに」

キョン「五十二才の毛だらけまんまんに興奮できる男子高校生なんていませんよ!」

みくる「酷い……妄想で散々犯したくせに!」

キョン「確かに犯しましたよ! けど、あなたには幻滅です!」

みくる「五十二才子持ちの、どこが悪いんですか!?」

キョン「全部ですよ! 俺の母親より年上じゃないですか!」

みくる「……見損ないました。もうセックスさせてあげません!」

キョン「それはこっちのセリフです!」


古泉「話は聞かせてもらいました」

キョン「古泉!」

みくる「古泉くん!」

古泉「ふふ、やっとこう呼べますね……お母さん」

キョン「おい」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 01:01:25.83 ID:7+8eUYny0

みくる「いっくん……」

古泉「ふふ、何だか照れますね」

キョン「ちょっと待て古泉。お前は朝比奈さんの子供なのか?」

古泉「ええ。末っ子です」

みくる「いっくんは今でもおっぱい吸ってるんですもんね」

古泉「ちょっ、お母さんそれは言わないで下さい! 恥ずかしいですよ!」

キョン「羨ましがるところなのか、微妙なところだ」

古泉「まあ五十二才ですし」

キョン「だよなー。五十二才は流石に守備範囲から遠い」

古泉「僕は充分に守備範囲内ですが」

キョン「お前は駄目だろ」

古泉「何故です?」

キョン「いや、近親相姦だろ」

古泉「そうですが何か!?」

キョン「何で俺がキレられてんの!?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 01:07:42.05 ID:7+8eUYny0

古泉「愛した人が、たまたまお母さんだった! ただそれだけの事じゃないですか!」

キョン「落ち着け。別に全否定はしていない」

古泉「そうなんですか?」

キョン「プラトニックならぎりオーケィだろう」

古泉「僕の童貞はお母さんに捧げましたが」

みくる「息子の息子は美味しかったです♪」

キョン「駄目だろ! なんだこの親子! いや、未来じゃ近親相姦オーケィなのか!?」

古泉「そんなわけないでしょう」

みくる「第二級犯罪ですよ。問答無用で実刑です」

キョン「だったらなんでヤっちゃうんですか!?」

古泉「あそこに穴があったから……」

みくる「あそこに棒があったから……」

キョン「登山家みたいな事言ってんじゃねえ!」

古泉「まあまあ。あなたもお母さんとセックスしてみては如何です」

キョン「お前が出てきた穴に入れたくはないし、お前と穴兄弟にもなりたくはない」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 01:15:34.23 ID:7+8eUYny0

古泉「ふむ。どうやら意味が通じていなかったようですね」

キョン「どういう事だ?」

古泉「僕は、あなたのお母さんとセックスしてみたら……と提案したのですよ」

キョン「もうなんなんだよ! 近親相姦を進めるなよ! 馬鹿かお前!」

古泉「温故知新。古き膣内を暖めて新しき珍宝を得る。素敵な事だと思いますが」

キョン「うるさいよ! ちょっと朝比奈さん! あなたの息子、何とかしてください!」

みくる「……キョンくんゴメンなさい。産まれそうです」

キョン「お腹大きいと思ってたら妊娠してたんですか!?」

みくる「ひっひっふー、ひっひっふー」

古泉「お母さん! お母さん!」

キョン「……お前の子か?」

古泉「いえ……多分、一番上の兄さんの子でしょう」

キョン「お前ら未来人は頭おかしいよ!」

古泉「失礼な事を言わないで下さい! おかしいのは僕ら家族だけです!」

キョン「理解してるなら自重しろよ!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 01:21:56.91 ID:7+8eUYny0

岡部「お母さん!」

キョン「……古泉、もしかして」

古泉「ええ。兄さん、お母さんが、出産します」

岡部「ちゃんとゴムつけてたのになあ」

古泉「兄さんそれは輪ゴムです」

岡部「なぁんだ、がはははは!」

キョン「……じゃあ、俺は帰りますね。家族水入らずでごゆっくり」

岡部「まあ、待つんだ」

キョン「帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい」

古泉「あなたには重要な役があります」

みくる「ひっふー、んににににに……!」

キョン「頭、出てきてるじゃねえか! もう帰らせて!」

岡部「お前には、この子の名付け親になってもらう」

古泉「これは規定事項ですのでお願いします」

キョン「長門助けてー!」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 01:42:06.74 ID:7+8eUYny0

長門「呼んだ?」

キョン「うん、確かに呼んだ。呼んだんだが……」

古泉「何か不都合でも?」

キョン「何故、長門が朝比奈さんの股から顔を出しているんだ……」

岡部「俺の子だからな」

古泉「あなたは、この子に『長門』と名づけたのです。言霊は奥深いものです。兄さんの子は、長門さんになったのです」

長門「その解釈で大まかには合っている」

みくる「さあ、ゆきちゃん、へその緒切りましょうね」

古泉「これで家族が増えました」

キョン「やったねいっちゃん! って馬鹿! 馬鹿! 馬鹿! 阿呆!」

古泉「ひっ、酷いです! よりによってそんな事を言うなんて!」

長門「鬼畜」

みくる「そうです! いっちゃんじゃなくていっくんです!」

キョン「よーし、オーケィ。正気を保て、俺」

古泉「訂正してください。でないとこちらにも考えがあります」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 02:05:15.59 ID:7+8eUYny0

キョン「訂正は構わんが……考えというのを聞きたいな」

古泉「あなたの出生の秘密を暴くつもりでした」

キョン「俺の出生の秘密? おい、教えろいっちゃん」

古泉「またいっちゃんと呼びましたね! お母さんにも呼ばれた事ないのに!」

キョン「まあ、聞かせろよ。俺の秘密とやらを」

みくる「それはわたしからお話します」

キョン「朝比奈(五十二才)さん……」

みくる「わたしの二番目の子供。それがキョンくん、あなたなんです」

キョン「……ハハッ、ワロス」

古泉「笑い事ではなく本当の事実なんですよ」

みくる「あなたが産まれてすぐ、涼宮さんの鍵となる子だと判明して、この時代へ送られたんです」

古泉「あなたの両親は、実は幾ばくかのお金……五万円ほどを受け取り、あなたの育ての親となったのです」

キョン「……そんな、そんな話があるものか! 馬鹿も休み休み言え!」

長門「現実、を、見て。 あなた、は、古泉、一樹、と、岡部、教諭、と、私、と兄弟。そして、朝比奈、みくる、が、母親」

キョン「本当に休み休み言わんでもいい」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 02:14:36.37 ID:7+8eUYny0

キョン「じゃあ何か? 俺は実の母親でオナニーを繰り返していたというのか!?」

古泉「悲観することはありませんよ。僕はお母さん(みくる五十二才)とセックスしてましたし」

岡部「俺に至ってはお母さんに子供を産ませてしまったからな」

長門「その子供が私」

キョン「くっ……あは、あははは、あはははははははは!」

みくる「キョンくん……」

古泉「分かってくれましたか」

岡部「これからは親子水入らずで暮らそうな」

長門「私はあなたと古泉一樹の子供を産みたい」

キョン「あはははははは! ひっーひっひっ……畜生、畜生! いっそ狂ってしまえればどんなに楽か!」

ハルヒ「……キョン。しっかりしなさいよ」

キョン「ハルヒ? いつのまに?」

ハルヒ「最初からいたわよ。……大変なことだけれど、家庭の事情じゃ、いくらわたしにもどうにもならないし」

キョン「いや、ハルヒ! 頼む、願ってくれ! これまでの事、全てが無かった事になるようにと! 頼む!」

ハルヒ「え? え? 願うくらいならしてあげるけど……」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 02:23:22.86 ID:7+8eUYny0

キョン「ふはははは! 勝った! 第三部、完ッ!」

ハルヒ「これまでの事が無かった事に……ブツブツ……無かった事に……」

古泉「やめてください! 僕らは、家族なんですよ!」

岡部「弟よ! お母さんの気持ちも考えるんだ!」

長門「ほんとうにそう」

みくる「……いえ、いいんです、これで」

古泉「お母さん……?」

みくる「キョンくんが、わたしの子が、苦しんでるのを見たくはありませんから……」

岡部「お母さん(みくる五十二才)……」

古泉「お母さん(みくる五十二才)……」

長門「ママン(みくる五十二才・淫乱団地妻)……」

みくる「キョンくん、一つだけ、お願い」

キョン「……何ですか」

みくる「お母さん、って、呼んでくれませんか……?」

キョン「……。
     ……オカア、サン……お母、さん。……お母さーん!」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/22(火) 02:42:36.06 ID:7+8eUYny0

――――

キョン「……ここは……そうか」

みくる「あら? キョンくんだけですか?」

キョン「ええ。……そうみたいです」

みくる「そうですか、良かった、涼宮さんより早く来れて」

キョン「掃除当番か何かでしたか?」

みくる「いえ、未来に連絡を取ってました。年金関係の書類に不備があったとかで」

キョン「年……金……?」

みくる「あれ? 禁則事項……じゃない!?」

キョン「あ、朝比奈さん……本当の年齢と家族構成を教えてもらえますか?」

みくる「あ、はい。わたしは五十二才で三人の子供がいます」

キョン「は、ははは……ハルヒのやつ、時間だけ戻しやがったなこん畜生!」

みくる「キョンくん? ……そう、もう知ってるのね」

キョン「ええ、朝比奈さ……いや、お母さん。セックスさせてください」

・終わり



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:タラオ「わーいお年玉でニンテンドーDS勝ったデス♪」ウキウキ