鶴屋さん「あは?なんだい、これ…えっ、痴漢…んっ!」」


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296 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 20:49:36.69 ID:fYE8hylsO

「……!?」

尻を触られた

(痴漢……?)

私がそう思ううちにも一撫で、二撫で
尻の割れ目の内側を、揉み込むようにしてゆっくりと

「にょ、ろっ……!」

すぐに叫んで助けを求めようと思った
が、上手い
気持ちがいい
止めたくない
普通ならこんな事にはなりはしない、いやさせない
触る前にとっちめる
けど、それが出来ない
何故か
欲求不満なのだ
私は数日前から仕事のために自慰を出来ていなかった
そのせいで溜まっていたのだ
それ故、

「あっ」

感度も上がっていた

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/13(金) 20:59:19.12 ID:fYE8hylsO

「っくぅ」

尻が、痴漢に更に強く揉み込まれる
目の前に火花が散る

「は、ぁ」

これは、久しぶりに

(めがっさ、やばいかな)

軽く回らなくなった頭で、そう思った

304 名前:ごめん、かなり投下がおそくなる[] 投稿日:2010/08/13(金) 21:26:46.88 ID:fYE8hylsO

痴漢の手は相変わらず私の尻を揉んで来る
その手は痴漢のくせに無駄に繊細で、無駄に気持ちが良い
ぼお、っとした頭でそんな事を考えていると

「ふあ」

痴漢の手が、奥に入ってきて
そのままパンツ越しにアナルに触れた

「くあぁぁぁ……?!」

回転が止まり始めていた頭が、その刺激を受けてまた回り始める
痴漢の手は止まらず、そのままアナルを弄り始めた
パンツ越しに、ゆっくりゆっくりアナルを責める痴漢の手
いつもよりも敏感になっている私にそれは止められない
むしろ、迎え入れていた


306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 21:40:44.38 ID:fYE8hylsO

頭は回っているのに体は言うことを聞かない
抵抗しようとしても出来ない
恐らく、このままならば私の頭も、私の体と同じくこの痴漢の手に堕ちてしまうだろう
そんなのは嫌だ、と頭は思うのだが
体は動かず痴漢から与えられる快感に身を委ねている
頭の考えと体の思いとが矛盾し、頭の中に隙間ができる
体の思いはその隙間を見逃さずに、割って入っていく
頭の考えは、たったそれだけで簡単に陥落し
私の中は、体の思いで一杯になった

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 21:51:54.73 ID:fYE8hylsO

「ふあああぁぁぁ……!」

そうなれば後に残った道は1つだけ
快感を享受するのみ

頭の考えという制限が無くなり体の思いだけが私を支配する
それは同時に痴漢が私に与える快感に私の全てを委ねる事
それはとても気持ちがいい事
もっと、もっとと私の全部で快感を求める事

感じている快感が、何倍にも高まるという事

「あっ――――」

ああ、

気持ちいい

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 22:07:29.04 ID:fYE8hylsO

軽く達した
どこの誰とも預かり知らぬ痴漢に、尻とアナルを愛撫されただけで
いつもの私であれば――まあ、もしそうなら、まずこうならないだろうが――私自身を嫌悪していただろう
だが今は違う
私は全て体に支配されているのだ

「はぁ……ん、もっとぉ……」

更に行為を求めるのは、多分、当然の事だった

すると、痴漢の手は応えるようにして、胸と股間とに伸びて行く
私の体は歓喜に震える、これ以上の快楽が与えられるのか、と


316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 22:21:06.16 ID:fYE8hylsO

そして、期待していた快楽はすぐに与えられた
一つは胸から、服と下着越しに乳首を摘み上げられた事で
もう一つは股間から、こちらは下着を無視され直接女性器の入り口を撫でられたことによって
それぞれ別種の快感が乳首と下の入り口とからやって来る

「くっ、はぁぁん」
それだけで軽く達しそうになるが、敢えて我慢する
体が、軽く何回も達するよりも大きく数回達したほうが気持ちがいいと覚えているのだ
それを知ってか知らずか、痴漢の手もゆっくりゆっくり私を高めるようにして愛撫を繰り返す

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 22:33:21.11 ID:fYE8hylsO

徐々に徐々に私の中の何かが高まっていく
高く高く、私を飛ばすために

「はぁ、ふぅ……
 ―――ふあぁ!」

突然、痴漢がクリトリスを摘み上げた
なんとなく、痴漢の考えていることが分かった
そして、私が何をされるかも

――ああ、そうか
――もうすぐ、イカされるのか

それはある種の寂しさを感じさせると同時に
多大な期待も私に与えた

痴漢が摘み上げていた乳首を一旦離し、乳首の縁をなぞるような愛撫に切り替え
クリトリスへの愛撫も触った直後のような激しいものではなく緩やかなものにした

私は、今か、今かと思いながら震えて待つ

そして―――

321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 22:49:53.18 ID:fYE8hylsO

痴漢の手が動いた
胸の方にあった手はいつの間に下に降りていたのかクリトリスを押し潰し
元から女性器の方にあった手は愛液で濡れそぼっていたその中に中指を突き刺し、膣中を掻き乱した

「――――かっ、あっ、はっ」

目の前をバチバチと火花が散る
全身を快楽という名の電気信号が這い回る
意識が遠い遠い所へ飛んでいく
何も考えられず、頭の中が真っ白になる

―――私は達したのだ

今までに行ったどんな自慰でもたどり着けないような所に

そのまま真っ白なままで立っているとバランスが崩れて後ろの痴漢に倒れ込んでしまった
すると、ふとももに熱い何かが当たる
それは、多分―――


おわり

322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/13(金) 22:50:55.95 ID:fYE8hylsO

ごめん、携帯じゃ、キツイ



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