古泉「……二人っきりですね」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:16:19.49 ID:5ec6mpE30

古泉「涼宮さんは指導室。彼はそのお付き合い」

みくる「長門さんは図書室ですし、しばらく帰ってきませんね」

古泉「……」

みくる「……」

古泉「あ、お茶どうもありがとうございました。美味しかったです」

みくる「もう一杯どうですか?」

古泉「いえ……流石に、もう五杯目なので、お腹ががぼがぼです」

みくる「がばがばですか?」

古泉「がぼがぼです」

みくる「……」

古泉「……」



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:22:02.14 ID:5ec6mpE30

古泉(……正直、間が持ちませんね)

みくる(……)

古泉(しかし黙ったままというのも……)

みくる(……ドラマの録画、出来てるかなぁ)

古泉「……あ、やっぱり、お茶もらえますか」

みくる「はい」

古泉「……」ズズッ
   (やっぱり胸が大きいですね、朝比奈さんは)
   (彼ではありませんが、顔を埋めたくもなりますよ)

みくる「……」
   (鼻くそが、気になるなぁ……)
   (思いっきりほじりたい)
   (でも、古泉君がいるし……)

古泉(おっぱい……)

みくる(鼻くそ……)


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:26:52.78 ID:5ec6mpE30

古泉(見れば見るほど可愛らしい人ですよね)
   (彼がマイ・エンジェルとか言うのも分かる気がします)

みくる(股間が痒い……)
    (蒸れてるのかなぁ)
    (生理は一昨日、終わったから……)
    (今日の体育で汗かいたせいかな)
    (……痒い)

古泉(このまま無言は辛いですね)
   (世間話でも持ちかけますか)

古泉「……朝比奈さん」

みくる「はい?」

古泉「朝比奈さんは、普段何をされてるのですか?」

みくる「普段、ですか?」
    (鼻くそほじりたい……)

古泉「ええ。例えば団活の無い、日曜日など……」

みくる「ええと……」
    (股間が痒い……)

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:35:19.12 ID:5ec6mpE30

古泉「おっと。プライベートな質問でしたね。答えたくなければ宜しいのですよ」

みくる「いえ……別に特別な事はしてませんよ?」
    「鶴屋さんとショッピングに行ったり、お料理したりしてます」

古泉「鶴屋さんとは仲がよろしいんですね」

みくる「ええ。でも、鶴屋さんは忙しい人ですから」

古泉「鶴屋財閥のお嬢様ですからね」
   (鶴屋さんも綺麗ですよね)
   (美人系のお姉さん……)
   (正直、たまりません)

みくる「お稽古とか、大変そうですよ」
    (あれ?)
    (ブラのホック、もしかして外れてる……?)
    (やだなあ……後で、トイレではめ直さないと)

古泉「お稽古、ですか。僕とは住む世界が違いますね」
   (付き合ったりはできないでしょうね)
   (それに、彼女も彼に気がありそうですし)
   (彼、死ねばいいのに)

みくる「そんな事は無いと思いますよ?」
    (胸の谷間に汗が伝って気持ち悪い……)
    (手ぇ突っ込んで掻きたい……)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:36:21.07 ID:5ec6mpE30

>>7 毎日?

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:42:55.01 ID:5ec6mpE30

古泉「……」ズズッ

みくる「……」

古泉(早くも話題が尽きました)
   (彼と涼宮さんはまだ来ないでしょうね)

みくる(……何だか身体中が痒くなってきました)
    (トイレに行ったほうがいいですね)

みくる「あn」

古泉「それにしても遅いですね、皆さん」

みくる「……そうですねぇ」
    (出鼻を挫かれた……)
    (まさか、意図して?)
    (そんな事をして何の意味が?)
    (もしかして……)

古泉(……本当に間が持ちません)
   (何か、何か考えないと)
   (一発芸……おかしな空気になりそうです)
   (……少し、突っ込んだ話題を振ってみましょうか?)

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 02:56:47.60 ID:5ec6mpE30

古泉「……朝比奈さんは未来から来られたのですよね」

みくる「え? はい」

古泉「それって、どんな気持ちですか?」
   「寂しかったり、辛かったりしませんか?」

みくる「え……と」
    (身体痒い……ブラ直したい……)
    (何か、変な質問されてるし……)

古泉「不躾な質問でしたね。お気に触ったのなら申し訳ありません」
   (……もじもじしている。やはり話しにくいのでしょうか?)

みくる(何にしても、トイレに行かなくては……!)
    「あのっ、私ちょっとト」

古泉「僕は……できればSOS団のお仲間として、話せる事は話せる仲になりたいのです」
   「彼や、長門さんはもちろん、朝比奈さん、貴女とも」

みくる(うう……おしっこしたくなってきましたぁ……)
    「そ、それはわたしも良い考えだと思います」

古泉「それで、まずは朝比奈さんと……と考えたのですが」
   「せっかくの二人っきりですし」

みくる(……漏れそう)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:03:45.28 ID:5ec6mpE30

古泉(……尿意をもよおしてきました)
   (流石に六杯もお茶を飲めばこうなりますよね)

みくる(もう、我慢の限界です!)
    「あn」

古泉「すみません。ちょっとトイレに行ってきますね」
   「皆さんが来られるといけませんので、留守をお願いします」

みくる(!)
    「……行ってらっしゃい」



みくる「何? これ?」
    「古泉君は、わたしに何か恨みでもあるの?」
    「……とりあえず、ブラを直して」
    「胸の谷間を思いっきり掻いて……」ワシャワシャ
    「股間もごしごし、と」シャッシャッ
    「……も、漏れそう……」


古泉「……」ジョー
   (朝比奈さんの隣を通った時は、いい香りがしましたね)
   (もふもふしたいです、もふもふ)
   (ぱふぱふ、もふもふ)プルンプルン

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:08:14.73 ID:5ec6mpE30

古泉「……さて、部屋に戻りましょうか。あれ?」

長門「……」

古泉「長門さん、その大量の本は?」

長門「図書室で借りた」

古泉「人が持てる限界を超えていますが」

長門「私は大丈夫」

古泉「いえ……誰が見てるか分かりません。半分持ちましょう」

長門「いいの?」

古泉「ええ」ズシッ
   (重っ! 半分で人一人分くらいあるじゃないですか!)
   (どこの怪力自慢ですか貴女は!)

長門「……大丈夫?」

古泉「え、ええ。鍛えてますから」


みくる「お帰りなさい……あ、長門さんも」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:16:24.74 ID:5ec6mpE30

長門「……」

古泉「朝比奈さん、長門さんにお茶を」

みくる「あ、ひゃい」

長門「……」

みくる「ど、どうぞ」

長門「……ありがとう」

みくる(漏れる漏れる漏れる)
    「あのっ、」


ハルヒ「もうっ! あんなに怒る事ないじゃない!」

キョン「お前も反省しろ」

古泉「やあ、どうも」

ハルヒ「みんな揃ってるわね! みくるちゃん、お茶!」

みくる「はひぃ!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:23:48.20 ID:5ec6mpE30

みくる(我慢……我慢よ、みくる!)
    (このお茶を入れて配り終えたら、トイレ!)
    (そうよ! 明日って今さ!)

古泉「ああ。すみません、僕もお願いします」

みくる「はは、はいいっ」
    (絶対、古泉君、わざとだ!)
    (わたしをトイレに行かせない為に……)
    (でも、何で? それで古泉君に何の得があるの?)
    (……さっき、未来の話を聞こうとした)
    (もしかして、機関からの命令!?)
    (だとすると……)

ハルヒ「みくるちゃん! お茶早く!」

みくる「ふぁぁあいぃぃ!」

キョン「……朝比奈さん、何かおかしくないか?」

古泉「産まれ立ての小鹿みたいな歩き方をしてますね」

長門「……」ズズッ

みくる(ゆっくり。あせらず。すみやかに)
    (機関なんかに、負けるもんですかぁ……!)

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:37:22.74 ID:5ec6mpE30

みくる「どどうぞ!」コトッ
    「あっあの、わt」

ハルヒ「よし、みんな集まってー! ミーティングするわよ!」

みくる(何……ですって!?)

キョン「やれやれ。またおかしな事を言い出すんだろうな」

古泉「まあ、そう言わずに」

長門「……」テコテコ

みくる(……も、もう限界……!)

長門『jfskggjhhgjhfdhglhgsh……』

みくる(……あれ? おしっこが、したくなくなった?)
    (もしかして、長門さん?)チラッ

長門「……」コクッ

みくる(ううっ……今まで苦手だと敬遠してきましたが、わたしが間違ってました!)
    (ありがとうございます! 長門さん!)

ハルヒ「今日の議題はね」ズズッ
    「……みくるちゃん、このお茶、変じゃない?」

みくる「ふえ?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:44:02.85 ID:5ec6mpE30

キョン「ん?」ズズッ
    「そう言われれば、変わった味だな」

古泉「?」ズズッ
   「先程のお茶とは違うようですね……?」

みくる「え? え?」ズズッ
    「ぶおえっ!?」

ハルヒ「……ちょっとみくるちゃん。キュウス見せて」

みくる「は、はい……」

ハルヒ「くんかくんか……」
    「これ、おしっこだ」

キョン「何だって!」ズズッ

古泉「そんな馬鹿な!」ズズッ

ハルヒ「……みくるちゃん、あたしたちに何、飲ませようとしたのかしら?」

みくる「え、あの、そんな事は……」

長門(キュウスの中のお茶を私の胃袋に転移)ズズッ
   (そして空のキュウスに朝比奈みくるの尿を転移)ズズッ
   (……みんなに変態扱いされるが、いい)ズズッ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/27(火) 03:57:01.53 ID:5ec6mpE30

ハルヒ「なにか、申し開きはある?」
    「みくるちゃんしか尿を湯飲みに入れるなんて出来ないのよ?」

キョン「まあ、待てハルヒ」ズズッ
    「どうせ、飲んだお茶は小便に変わるんだ」ズズッ
    「だから、最初から小便を飲めば、楽でいいじゃないか」ズズッ

古泉「僕も同感です」ズズッ
   「確かに、アンモニアの匂いがキツイですが」ズズッ
   「それは我慢すれば良いだけの事」ズズッ
   「暖かさも、飲みやすくていいですよ」ズズッ

ハルヒ「……」
    「確かに、SOS団が普通にお茶を飲んでてもおかしいわよね」ズズッ
    「……ん。飲めない事はないわ!」ズズッ
    「みくるちゃん! これからは、おしっこをお茶として出しなさい!」ズズッ

みくる「正気ですか!?」

ハルヒ「正気なんて保ってたら、不思議は見つからないわ!」ズズッ
    「団長命令よ! 逆らったら校庭で放尿させるからね!」ズズッ

みくる「ふぇえええぇん!」

長門(失敗……? どうしてこうなった?)ズズッ

 【飲尿エンド】


29 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/27(火) 03:57:44.61 ID:5ec6mpE30

 はい、毎日書いてますがハルヒだけではありません。一日に二つ三つ書いてます。
 他のは無記名な場合が多いです。
 某蛸壺の同人誌、自分は大好きです。でも同じ展開にはしたくありませんでした。
 飲尿健康法ってまだやってる人いるんですかね。自分の尿を飲んで身体の異常がどうのこうのとかいうの。
 それでは皆様おやすみなさい。



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