長門「朝比奈みくるから母乳が噴出て止まらない」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:カツオ「誰にメンチ切ってんだ、コラ・・・!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:31:10.40 ID:21O0/umy0

現在、朝比奈さんは上半身裸だ。
普通の状況ならこんなに嬉しい出来事はないのだが、今は非常事態だ。
朝比奈さんの両乳の乳首からは大量の母乳がどんどん噴出している。

団室にあった、湯飲み、コップ等の容器は既に母乳で一杯だ。
この団室内は朝比奈さんの母乳の甘い匂いで満たされている。

一体、どうしてこんな事になったのか。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:33:14.79 ID:21O0/umy0

事の発端はこうだ。
団活の途中(といってもいつものようにそれぞれの暇を潰していただけだが)、
朝比奈さんが急にうずくまり、胸を押さえたかと思うと、
メイド服を突き破って白い液体が大量に噴射された。

最初は何が起こったのか分からなかったが、
剥き出しになった朝比奈さんの胸、いや両乳の乳首から、
その白い液体が出ている事実を実際に目で見ると、俺でも理解できた。

朝比奈さんの豊満な乳から、大量に母乳が噴出してるってな。
そして今現在のこの有様だって事だ。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:35:17.07 ID:21O0/umy0

既に団室には、容器となるものは殆どなくなっている。
ハルヒが叫ぶ。

「学校中のバケツを持ってきて!」

俺と古泉、そして長門は校内を駆けずり回って数十個のバケツを確保した。
これで暫くは安心だろう。

ふと見ると、朝比奈さんの顔色が悪い。

長門も察知したらしく、発言する。

「朝比奈みくるは脱水症状を起こしている様子」
「水分補給をさせないと、命に関わる」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:37:22.28 ID:21O0/umy0

ハルヒと俺は冷蔵庫の中にあったポカリを朝比奈さんに飲ませた。
このくそ暑い夏の為に、大量に購入しておいて、本当に良かった。

朝比奈さんは水分補給をしながらも、今だ母乳噴射を続けている。
まあ、朝比奈さんの意思ではないのだが。

古泉が、背中に大きなモノを持って現れる。
それはユニットバスのバスタブだった。

「これなら、結構な量の母乳が入ると思います」

ゴミ捨て場から拾ってきたという、そのバスタブは汚れてはいたが、破損は無く、
少なくとも急場は凌げそうだった。

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:39:51.43 ID:21O0/umy0

数十個のバケツはみるみるうちに満杯となり、ついにバスタブの出番がきた。
ポカリを飲み続ける朝比奈さん。
母乳を噴出し続ける朝比奈さんの乳。

この時点でハルヒは先を読んだらしく、提案する。

「確か、今日はプールの清掃日よね」

「そういや、そうだったな」

「水が抜かれてるなら、そこに行けばいいのよ!」

いつ終わるか分からない母乳噴出の前に、
ハルヒの提案を却下する者はいなかった。

母乳を噴出し続ける朝比奈さんをバスタブに入れ、それを俺たち全員でプールへ運ぶ。

すれ違う生徒達の目なんて、気にしちゃいられなかった。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:41:55.95 ID:21O0/umy0

プールに着いた時には、全員くたくただった。
何しろ、既にバスタブは母乳で溢れかえっていたからだ。

朝比奈さんをバスタブから出させ、乳首を水の無いのプールに向けさせる。
これなら大丈夫だろう。


それから数十分後には、俺たちの考えは浅かったと思い知らされる。
プールの水面(乳面と言うべきか?)は、どんどん上昇し、
真ん中まで来ていた。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:43:56.87 ID:21O0/umy0

ふと見ると朝比奈さんの顔色は真っ白だった。

「キョン! みくるちゃんに水分補給よ!」

ハルヒに言われるでもなく、俺はプールの横にある水道の蛇口にホースをつなぐ。
その先を朝比奈さんに咥えさせ、蛇口を思いっきり捻った。

「がぼぼ、ごくごくごくごくごくごく」

とりあえずは、朝比奈さんが脱水症状で命を落とす事はなさそうだ。

おい、長門。
ホースを踏むな。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:46:05.75 ID:21O0/umy0

三十分経たないうちに、状況は悪化していた。
プールの淵、ぎりぎりまでに母乳が溜まってたのだ。

ここを突破してしまえば、後は母乳で北高が埋め尽くされる。
朝比奈さんの母乳で死ねるのは嬉しいが、
俺にはまだやりたい事が山ほどある。

死にたくない!

SOS団員の思いが一つになった。

それが通じたのか、朝比奈さんの乳首が、ぴくぴくっと振るえ、
空に向かって勢い良く母乳を噴出した。

そして。

それを最後に、母乳はその異常な噴出をやめた。
朝比奈さんの母乳は、止まったのだ。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:48:10.21 ID:21O0/umy0

最後の母乳が上に噴射された事で、空には見事な虹が架かっていた。

「これはちょっとしたスペクタクルですね」

その表現はどうかと思うが。
しかし。
その虹の美しさは、朝比奈さんの美しさ、愛らしさと重なり合って見える気がした。

当の朝比奈さんは、ハルヒに抱きかかえられていて、二人も虹を見ていた。

「みくるちゃん。ほら、綺麗よ……」

「なんだか恥ずかしいですぅ……」

良かった。
朝比奈さんは無事なようだ。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:49:54.55 ID:21O0/umy0

ちゃぷん、と音がした。

見ると、長門がプールの母乳を手ですくって飲んでいる。

「……とても美味。栄養価も高い」

おいおい、何をやってんだと思いつつも、
他のメンバーと俺も飲んでみる。

確かに美味い。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:51:36.20 ID:21O0/umy0

全員、疲れていた。
みんなでプールに頭を突っ込んでがぶがぶ飲んだ。
だいぶ飲んだはずなのに、まだまだ母乳は残っていた。

そこでハルヒが、叫んだ。

「いい事を思いついたわ! これを校内で販売しましょう!」

長門が聞く。

「商品名は?」

「もちろん……『みくるミルク』よ!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:53:38.07 ID:21O0/umy0

――
鶴屋さんのつてで、牛乳瓶や母乳の殺菌処理等は滞りなく終わった。

我がSOS団は、『みくるミルク』定価200円(税込み)の販売業務に勤しむ事になった。

ラベルにはバストアップの朝比奈さんの写真が張られており、
その本人がメイド服(もちろんちゃんと修繕されている)で手売りするのだから堪らない。
朝比奈さんが、顔を赤らめて自分の母乳を売る。
これほどの破壊力は、無い。

はては、ハルヒ、長門、鶴屋さんまでがメイド服で接客する始末だ。
男の俺と古泉は、商品の補充を担当。
疲れるが、やりがいのある仕事だった。
途中でくすねて『みくるミルク』を飲んだりした。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:56:06.60 ID:21O0/umy0

口コミで、プールでの出来事を見ていた奴らは我先にと買いに来た。
また、純粋な味の良さでまとめ買いする生徒もいた。

長門もその一人だ。
団員割引で千本購入したらしい。

俺も古泉も、そしてハルヒもある程度の買い溜めをしてあった。

だが、在庫は多く、それこそ売るほどあったはずなのだが、
販売開始から三日ほどで売り切れてしまった。

手元に残った純粋な儲け金額は、なんと一千万を超えていた。
ハルヒは半分を朝比奈さんに渡した。
朝比奈さんは断ったが、『みくるミルク』の生産者なのだから受け取って当然だろう。
むしろ全額もらうべきだと主張すると、申し訳なさそうに受け取った。

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 18:58:22.09 ID:21O0/umy0

――
それから数週間後。

ハルヒはもう一度、朝比奈さんの胸から母乳が出ないかと騒ぎ始めた。
といっても金儲けの為ではない。
あのコクのある濃厚な『みくるミルク』の味の虜になっちまったようだ。

俺や古泉、長門も同じだった。
だからハルヒが朝比奈さんの胸を揉みまくるのを、止める事は無かった。

願わくば、また母乳が噴出してくれますように。

その、俺たちの願いが通じたのか、ある人物が仰け反った。

古泉だった。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 19:00:48.68 ID:21O0/umy0

股間が以上に盛り上がり、次の瞬間。
ズボンのチャックが弾け飛び、びんびんになった男の武器が出現した。
そして。
怒涛のように白い液体が噴出し始めたのだ。

「あああああああああああああああああああああああっ!」

「……古泉一樹の股間から精液が噴出して止まらない」

長門が小さく呟いた。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 19:02:50.60 ID:21O0/umy0

後はほとんど朝比奈さんの時と同じ道を辿ったのだが、
またしてもハルヒの提案した『こいずミルク』は全く売れなかった。

売り子の俺や古泉が笑顔で薦めても、誰も買わない。
それどころか、石を投げつけられる始末だった。

『みくるミルク』で儲けた金は『こいずミルク』の準備の補償の為に全額無くなった。
朝比奈さんも、自分の分の分け前を全て供出してくれた。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/22(木) 19:05:59.75 ID:21O0/umy0

本来ならハルヒが怒髪点を突くように怒り出してもおかしくないのだが、
その日から笑顔が消えた古泉を見ると、怒るより慰めムードに入ってしまった。
古泉のあだ名が『精液王子』になってしまったのだから。

古泉がぽつりと呟いた言葉が、耳に残っている。

「僕の心は、まるで神人を倒した後の閉鎖空間のようです」
「これはちょっとしたスペクタクルですよ……ははは」

古泉の心の傷は、とても深いようだ。
俺は奴の復活を心から祈る振りをして、また『みくるミルク』が飲みたい、と強く祈った。

すると。

ハルヒと、長門の胸から母乳が噴出した。
古泉、丸まってる場合じゃないぜ!

俺たちの青春はこれからだ!

 【完】

29 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/22(木) 19:06:53.26 ID:21O0/umy0

 個人的には『りょうこミルク』と『つるやミルク』が飲みたいです。
 しかし、実際の母乳は飲めたもんじゃありません。
 プリンにしても駄目。あれは赤ちゃん用です。では。



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