ドレイク「涼宮ハルヒとやらをオーラバトラーに乗せてみればよい」


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1 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:53:05.00 ID:vZJIJCRg0

バイストンウェルの物語を覚えている者は幸せである。心豊かであろうから。
私たちはその記憶を記されてこの地上に生まれてきたにも拘わらず、思い出すことのできない性を持たされたから。
それ故に戦いを見たもの達が語る次の物語を伝えよう。



レス殆どなしを想定してのさるさんを考えて五分感覚
それでもサルされる時があるのでそんときは三十分ぐらい落ちるかも

2 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:53:35.82 ID:vZJIJCRg0

              ヴーン
ショウ 「逃げるばっかりしかできないのか!? チャム邪魔だ!」

チャム 「無茶言わないでよ!」

ショウ 「ここは……もう西日本まで飛んできてるのか。オーラバトラーが速くなっている?」

ガラリア「ショウ! 逃げ回るばかりしかできないか!?」

ショウ 「やめろガラリア! 人の住んでいる所で戦いたくない!」

ガラリア「戯言を!」
          ギィーン

3 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:54:18.44 ID:vZJIJCRg0


ハルヒ 「あれってニュースでやってた……? 写真を」

みくる 「涼宮さん、早くキョン君たちを探しましょうよ!」

ハルヒ 「待ちなさい!」

     ドン!

みくる 「キャッ」

一般人A「止まってるなよ!」

      ワーワー

警官  「早く避難してください、早く!」

みくる 「あのロボットはナパームを撃つって…逃げましょう!」

ハルヒ 「…わかってるわよ!」カシャカシャ

4 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:54:56.29 ID:vZJIJCRg0


キョン 「先輩達はまだか!」

古泉  「逃げてくれている事を期待しましょう!」

キョン 「しかしな」

長門  「そもそもこの事変が涼宮ハルヒによるものかもしれないと考えれば」

古泉  「涼宮さんに危険が及ぶはずはないですよ」

キョン 「ハルヒが望んだ……? 東京であったっていう爆発もか? 人が死んでるぞ!」

古泉  「僕の仲間が何人死んでると思ってるんです!」

キョン 「そんな!?」

長門  「こちらはこちらで避難するべき」

5 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:56:53.82 ID:vZJIJCRg0

        ガキィーン

ショウ 「ガラリア、やめるんだ!」

ガラリア「私は貴様を倒せればそれでいい!」

チャム 「ガラリア! ショウはお母さんを捨ててまでバイストンウェルに帰ろうって言ってるのよ!」

ガラリア「フェラリオがぁ!」

ショウ 「出来るだろう!?」


    バラ バラ バラ バラ
     バラ バラ バラ

ヘリパイロット「止まれ!」

ガラリア「こうして仲間を呼んで!」

ショウ 「クッ、そこのヘリコプター止まれ!」

ヘリパイロットA「こっちが言ってるんだよ!」

ヘリパイロットB「ミサイル!」

ショウ 「やめろ!」

ガラリア「撃つぞ!」

6 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 16:58:19.79 ID:vZJIJCRg0

    ギューン

ヘリパイ「上に回り込まれた!」

     カチリ
   ゴォォォォォォォォォ

ショウ「フレイボム……!」

チャム「ダメだよ、ショウー!」


キョン「おいあんな」

古泉 「長門さん!」

長門 「……」
   「!? 力場を張る事が出来ない」

古泉 「涼宮さんだから!? でもあなたがここにいるのに」

キョン「知るかよ…」


みくる「きゃあああ!」

ハルヒ「なん……」

9 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:03:02.78 ID:vZJIJCRg0

ショウ 「クソッ! 今なら海に逃げられる。チャム舌を噛むなよ!?」

チャム 「あああ……おかしいよ。羽が見える!」

ショウ 「何言ってるんだ、口を閉じろ!」

チャム 「でもショウ! 羽が伸びてるよ!」

ガラリア「フレイボムが弾かれている? なんだあれは」

     カァァァァァァァァ

ガラリア「光の羽が見える? リーンの翼伝説とかではないだろうに!」

     スゥゥゥゥゥゥ

ショウ 「消えるぞ…」

チャム 「全部なくなっちゃった……」

ガラリア「何が起こった? 焼けた跡はある……」

11 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:07:21.47 ID:vZJIJCRg0

キョン 「zzz……」

?   「起きろ!」ゲシ

キョン 「……? いてえ」

?   「起きた?」

キョン 「くっそけっ飛ばしやがって……何すんだ」

?   「何すんだは無いでしょう折角起こしてやったんだから」

キョン 「 」
    「お前誰だ」

?   「あーっ、いけないんだ。折角呼んであげたのにそんな失礼言っちゃってさ」

キョン 「呼んで? 俺生きてるのか?」

?   「生きてなきゃこうしてないでしょ?」

キョン 「長門と古泉は…」

?   「その人たちは」

13 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:13:28.91 ID:vZJIJCRg0

??  「お下がり」

?   「あっ、ジャコバ様だ」
キョン 「ジャコバ様? あっ、待てよ」
?   「後の事は全部ジャコバ様が教えてくれるよ!」

キョン 「……? あんたがジャコバ様?」

ジャコバ「あんたとは失礼なやつだね。郷に入っては郷に従うものじゃないかい?」

キョン (…訳のわからない事を)
    「ジャコバ様、ここはどこなんです? 俺と一緒にいた人がいたはずだ。それとなんで俺は生きて」
ジャコバ「聞こえてるよ」
キョン 「何がだ」

ジャコバ「……まず、ここはバイストンウェルのワーラーカーレーンだ。あんたと一緒に居た者は一足先にコモン界に向かったよ」

キョン 「……? いや、じゃあ俺が生きてるのは」

ジャコバ「バイストンウェルがそう望んだという事」

キョン 「バイストンウェルが? ハルヒじゃなくて……?」

ジャコバ「バイストンウェルを形作るものがある意味において涼宮ハルヒの力の大本でもあるとも言えよう。当然だろう?」

キョン 「ハルヒの事、わかってるのか? じゃなくてわかってるんですか?」

ジャコバ「あの者が与えられている力もまた時代が望んだ物であるかも知れぬ」
    「であればこそ翼の形になって貴様達をバイストンウェルに誘ったと思えるな?」

14 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:17:33.87 ID:vZJIJCRg0

キョン (またか)
    「なんですか、そのバイストンウェルってのは」

ジャコバ「コモン界に行けば分かるだろうよ、行け」

キョン 「なんだ、竜巻? うわ」

     ゴォォォォォォォ

16 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:23:08.94 ID:vZJIJCRg0

      パチパチ

ハルヒ 「……どこなのかしら、ここ」

みくる 「さあ、少なくとも日本にこんな場所があるとは思えませんけど」

ハルヒ 「見渡す限り山と荒野だものね。不思議っちゃ不思議だけど」

みくる 「いつも不思議を探しにいってるのに」

ハルヒ 「そりゃ、でも。興奮してはいるわよ。でも、そうしてばかりもいられないでしょ?」

みくる 「夢なら一生懸命枯れ木を集める事も無かったでしょうね」

ハルヒ 「そうね」
     「これからどうしよっか」

みくる 「さあ…この近くに村とか無いんでしょうか。そうでなければどこかもっと広く見渡せる場所に」

17 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:27:30.21 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ 「さっきも思ったんだけど結構落ち着いてるわね?」

みくる 「……い、いえ?」

ハルヒ 「。」
    「あれ、何かしら」

みくる 「どれです?」

ハルヒ 「空の、何か飛んでる」

みくる 「カメラでズームしてみたらいいんじゃないですか?」

ハルヒ 「そうね」
    「……」
    「東京のロボット?」

19 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:34:04.45 ID:vZJIJCRg0

トッド 「この辺りだったか? プレッシャーを感じたのは。おい!」

ジェリル「わかってるさ、この辺で間違いないはずだ」

トッド 「プレッシャーばかり馬鹿にでかかったからな。目が眩んでる感じだ」

ジェリル「あんたはそうなのかい? さすが聖戦士様だよねえ」

トッド 「そっちもそうだろう」
    「焚火をしてるやつがらいるな…あれだと思うか?」

ジェリル「そりゃそうだろう? ガロウランなら穴倉に籠ってるはずさ」
    「まあ、あんなに堂々と火を焚かれりゃあそのガロウランだってどうかね」

トッド 「行くぞ!」

18 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:32:44.92 ID:vZJIJCRg0



ガロウランA「へへ、お前はコモン人の女かよ?」

ハルヒ (コモン…?)
    「何の事!?」

ガロウランB「松明でビビると思ってんのか?」
      「とっ捕まえるぞ!」
みくる   「!」
     ゴォォォォォォ

ガロウランA「なんだ!?」

ジェリル  「そこまでだガロウラン共。コインぐらいくれてやるからさっさと立ち去りな!」

ガロウランA「オーラバトラーか…」

ガロウランB「ちっ、女!」
みくる   「きゃっ!」

      ザクッ

ガロウランB「グッゥ、腕が!」

トッド   「貴様らが人質なんて小賢しいだけなんだよ。さっさと行きな」

ガロウランA「逃げるぞ!」

ガロウランB「ま、待てよ!」

22 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:40:40.39 ID:vZJIJCRg0


    タッ タッ タッ
     タッ タッ

トッド   「さて、大丈夫かいフロイライン」

みくる   「は、はい」

ジェリル  「かっこつけてんじゃないよ、トッド。そいつらを連れて帰るのが任務だろ?」

トッド   「そうさ。だがジャップってのはめんどくさい。いい印象は与えときたいもんだろ?」

ジェリル  「まあ、ショウさえ帰ってきてなけりゃあアレンだってね」

トッド   「帰ってきてくれればこそ俺の手で討ち取れるってもんだ。そして地上の家に帰る事だって」

ハルヒ   「さ。サンキューベリーマッチ」

トッド   「日本語でいい。わかるからな」

ハルヒ   「日本語、わかるんですか?」

トッド   「そんなことは無い。俺だってさっきから英語を使ってるつもりだぜ?」

ハルヒ   「つまり?」

トッド   「オーラ様様だな」

23 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:46:43.80 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ   「なにそれ。じゃなくてなんなんですかそれ」

ジェリル  「アタシたちについてきてくれれば説明するよ」

ハルヒ   「ロボットに乗れる? それなら」

みくる   「涼宮さん、この人たちがいい人かどうかってまだ」

ハルヒ   「…失礼でしょ」

トッド   「構わないさ。俺だってここに来たばっかりの時は失礼をやったんだ」

みくる   (来たばかり…)

ジェリル  「でもね、お嬢ちゃん。こんな禿山のど真ん中であんた達に一体何が出来るんだい?」

みくる   「それはそうですけど」

トッド   「ジェリル、あまりいじめるなよ」

ジェリル  「あんたもかっこつけてんだろ。レディーファーストのつもりか、その女にマザーコンプレックスでも見たかい?」

トッド   「何を言うんだ!」
      「俺はな、子どもには興味が無いぞ?」

ジェリル  「とり合う事じゃないだろ?」

24 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:51:15.80 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ   「それで、どこに行くんです?」

トッド   「まあ、まずは俺が身を寄せてる戦艦に向かう事になる。前線ではあるが」

ハルヒ   「戦艦? 戦争をしてるの?」

ジェリル  「それでもここよりはマシだろ。さっきからガロウランが物陰でこそこそしてるからね」

トッド   「そういうことだ」

ハルヒ   「わかった、行くわ。みくるちゃん?」

みくる   「わかりました」

トッド   「オーラバトラーのコクピットは小さいからな。一人ずつ乗ってもらおうか」
      (しかし…髪の短い女からプレッシャー……敵意があるわけじゃないが)
      (ずいぶんとオーラ力があるって事か? それにしても……)
        クイクイ
      「ん?」

みくる   「あの」

トッド   「ああ、なんだい?」

みくる   「遅れてすまないんですけど。その、助けてくれてありがとうございます」

トッド   「ああ、気にしないでくれ。こっちだって事情があってやってるんだ」

26 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 17:58:59.18 ID:vZJIJCRg0

キョン   「zzz……」

?     「起きろー!」ゲシ

キョン   「いてえ! 蹴りやがったな」

?     「起きた?」

キョン   「……フェラリオとかいうやつか? またここは」

古泉    「ああ、やっと起きましたか」

?     「私の事呼んだ!?」

キョン   「古泉か。長門も居るのか?」

長門    「ここにいる」

キョン   「そうか」
      「今度は変な所じゃないみたいだな」

古泉    「変なところでしょう? 軍艦の中らしいですよ。ゼラーナですって」

キョン   「へえ。でも水の中で呼吸出来たりとかってわけじゃないだろ?」

27 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:05:33.92 ID:vZJIJCRg0

古泉    「夢を見てたんですか?」

?     「でも私の事わかったんだったらただの夢じゃなかったんじゃないの?」

古泉    「そうなんでしょうか。チャムさんはそういう夢を見せたり出来るんですか。妖精ですから」

チャム   「ミ・フェラリオだ!」
      「お姉さまだったら夢を見せたり出来ると思うけど」
      「ここに来たって事はオーラロードを通って来たんだからもしかして夢じゃないかも」

長門    「……」

29 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:13:11.31 ID:vZJIJCRg0

         ガチャ

?     「そうそう理解できるものでもないものな」

チャム   「ショウ、あいつが私の事フェラリオって!」

ショウ   「ほんとか? チャム」

チャム   「私がうそついてるって言うの!?」

ニー    「フェラリオだからな」

チャム   「ニーまで! もうしらない!」

ショウ   「具合は如何ですか?」

古泉    「ええ。なんとか」

キョン   「……助けてくれたみたいで。ありがとうございます。俺の名前は」

ショウ   「キョン君だね。座間ショウだ。よろしく」

キョン   「    」
      「よろしくお願いします」
      「座間ショウって…宇宙人騒ぎの?」

ショウ   「ああ…」

30 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:14:28.63 ID:vZJIJCRg0

長門    「その宇宙人騒ぎは起こったばかりの筈。当事者の座間ショウがここに居るとすれば」
      「ここと近畿地方は短時間で行き気の出来る場所と言う事になる?」

古泉    「ですね。でも長門さんでもここがどこだかわからないんでしょう?」
      「閉鎖空間のようにも行きませんし」

ショウ   (あっちにも事情があるようだな)

キョン   「宇宙人じゃないのか?」

長門    「先程説明を受けた。東京で暴れた二機の内一機に乗ってもう一機の暴走を止めようとしたと」

キョン   「暴走、か。あんな火炎放射だもんな」

チャム   「フレイボンムは火を吹くだけのはずなのにね」

ショウ   「地上で使った事に関係があるんだろうな。バイストンウェルにはオーラの強制力みたいなのがある」

長門    「地上? バイストンウェル?」

キョン   「そうだ。ジャコバのおばはんもバイストンウェルとか言ってたな」

チャム   「ジャコバ様に会ったの!?」

キョン   「あ、ああ」

31 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:19:29.18 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「オーラロードであったって事……そうか。君が持っていた水晶の剣はジャコバ・アオンが持たせたのか」

キョン   「水晶の?」

ショウ   「ああ、倒れていた君の傍らに落ちていた」

キョン   「そんなものが…」

ショウ   「きっとわけがあって渡したんだろうな。君には持ち続けてもらった方がよさそうだ」

キョン   「わかりました」
      「それで、ここが?」

長門    「ここはバイストン・ウェル?」

ショウ   「そうだ。魂の修練場、というところかな。詳しい事はまた後にでも話そう」
      「こっちも任務中なんだ。俺も日本から来た口だから混乱はわかるさ」

キーン   「ショウ! オーラコンバーターの調子はどうかって!」

ショウ   「わかってる!」

       バタン

32 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:25:21.68 ID:vZJIJCRg0



キョン   「情報統合なんたらと連絡とれないのか?」

長門    「そう」

古泉    「邪魔する何かがうごいているという事でしょうか」
      「どうであれ長門さんを当てにできないのはつらいですね」

キョン   「普段からどれだけ長門を当てにしてるかがよくわかるな」
      「ハルヒと朝比奈さんは大丈夫だろうか」

長門    「あの炎の範囲から考えて涼宮ハルヒと朝比奈みくるも巻き込まれたと考えるのが自然」
      「しかし、涼宮ハルヒの能力が引き起こした事象かもしれないと考えると」

キョン   「あー、その事なんだけどな」

古泉    「何かわかってるんですか?」

キョン   「さっき言ってたジャコバのおばはんだよ。気絶する前に俺は光る羽を見た」

古泉    「僕も見ましたが、幻覚かなにかでは?」

キョン   「涼宮ハルヒに与えられた力が翼の形で現れた、とかなんとか言ってたぞ」
      「バイストンウェルを作ってるものがハルヒの力の元だとか」

34 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:27:34.38 ID:vZJIJCRg0


古泉    「チャムさんも『様』だとおっしゃいますし…特別な方のようですね。ジャコバという人は」

長門    「涼宮ハルヒの引き起こした事象という可能性と関係が?」

キョン   「えーっと、なんつーのかな。あのロボットがなんなのかはわからんけど」
      「ハルヒがなにもかもやってるって言い方じゃあ無かったかな」

古泉    「それもひっくるめて涼宮さんが創造したのでは?」

キョン   「だったらなんなんだよ」

長門    「深刻な情報不足」

古泉    「……ですか。涼宮さんがやったことだと思うんですが」

キョン   「ハルヒだけが世界を動かしてるんじゃないだろ?」

古泉    「涼宮さんがこの世界を作ったと見ているんですから」

キョン   (宗教じゃないだろうにな……)

35 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:32:20.65 ID:vZJIJCRg0


ショウ   「妙だな。ニー?」

ニー    「わかってる。誰かに呼びこまれたならもうちょっとマシな場所に出るだろうな」

ショウ   「ああ、荒野のど真ん中に呼び出されるのはちょっと無いだろう」

チャム   「それにジャコバ様に会ったって言うし」

ショウ   「オーラマシンを全部つぶす約束もまだ果たしてないのにな」
      「助け舟か何かか?」

チャム   「わかんないよ」

ニー    「とにかく、要注意人物だな。彼らが自力でバイストンウェルにたどり着いた可能性もあると言う事になるんだろう?」

ショウ   「そうなる」

チャム   「でもさ、お姉さま言ってたよ。お姉さまはただ来てくれないかなっておもっだだけで地上人を呼ぶほどの力なんて無いって」

ショウ   「俺はここに居るだろ?」

チャム   「…わっかんない」

36 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:37:12.71 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ   「それであなたがその王さまですか?」

ドレイク  「そうなるな」
      (確かになんらかの力は感じるが……この娘に巨大なオーラ力がある?)
      「黒騎士、どう思う」
黒騎士   「確かにオーラの様なものは感じます。ですが彼女自身が持っている感じがしないのです」
トッド   「同感だな」

ドレイク  「客将はどう思うか?」
トッド   「俺が鞍替えしたって言っても同盟軍ですよ。そこまで邪見にしないでください」
      「涼宮ハルヒが持っているオーラの中に分離しているものを感じると言うか」
      「巨大な分厚いボールで色のついた小さいボールを包んでるような感じでしょうか」

ドレイク  「どういう事だ?」

黒騎士   「彼女本来の持つオーラ力とそれに付随する何かがある、か」

トッド   「そうかも知れん。彼女本来のオーラ力もそう低くは無いと見ますね」
      「大きい方にはバカみたいなプレッシャーがありますけど」

ドレイク  「もういい。わかった。ハルヒとやらをオーラバトラーに乗せてみればよい」

トッド   「そうではありますが」

ドレイク  「ハルヒと言ったな。貴公、あのオーラバトラーに乗ってみる気はないか?」
      「何も戦えと言う訳ではない」

ハルヒ   「いいんですか?」

ドレイク  「なに、余興だよ」

38 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:41:18.89 ID:vZJIJCRg0


ハルヒ   「それならぜひお願いします!」

みくる   (いいんでしょうか……)

ドレイク  「そっちのミクル・アサヒナはどうする?」

みくる   「……私はああいうのはあまり好きではないので」

ドレイク  「そうか? 黒騎士、ハルヒ・スズミヤを格納庫へ」

黒騎士   「わかりました。どの機体がよろしいでしょうか」

ドレイク  「ライネックの量産計画がもう少し進んでいればよかったのだがな」
       「ドラムロでいいだろう。任せたぞ」

黒騎士   「わかりました」
        「こちらへ!」

ハルヒ   「はい!」
     タッ タッ タッ
      タッ タッ

ドレイク  「バーン・バニングスか。仮面をかぶっても騎士の名を捨てない気概は買っているのだぞ……」

40 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:47:18.88 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ   「あの」

黒騎士   「……なんだ」

ハルヒ   「なんて呼べばいいんですか?」

黒騎士   「黒騎士でいい」

ハルヒ   「でも、名前はあるんでしょう?」

黒騎士   「今は捨てている」

ハルヒ   「何でです?」

黒騎士   「……戦いで、顔に醜い傷を負っている」

ハルヒ   「でも、立派な騎士なんでしょ? 名前はあった方が」

黒騎士   「騎士、か。立派な騎士に見えたのか?」

ハルヒ   「そりゃ、振る舞いとかから漂ってくる力強さって言うのかしら? ありますよ」

黒騎士   「……そうか」

42 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 18:57:22.82 ID:vZJIJCRg0

整備員   「オーラコンバーターの修理終わりました!」
ジェリル  「よくやった!」
       「その子をもうオーラバトラーに乗せるのかい?」
黒騎士   「そうだ。お前は出るのか」

ジェリル  「ゼラーナを落としてくるさ」

黒騎士   「せいぜいショウに邪魔されてくるのだな」
ジェリル  「言ってな。出るよ!」
        ヴーン
        ゴォォォォォォォ
ハルヒ   「ショウ? トッドさんも気にしてたけど」
黒騎士   「ショウ・ザマ。私も必ずや」

ハルヒ   「宇宙人のショウ・座間?」
黒騎士   「宇宙人?」
ハルヒ   「ええ、地上の日本で『俺は宇宙人だ』って。オーラバトラーに乗ってたみたい」
黒騎士   「ダンバインか。今は違うらしいが…まあいい。そのショウ・ザマだろうな」
       「……あれがドラムロだ」
ハルヒ   「ドラムロ? イマイチ冴えないけれど」

黒騎士   「試しで乗れるオーラバトラーなどそんなにはないな」

ハルヒ   「わかってます。操縦方法は」
黒騎士   「オーラ力があるのならば、わかるだろう」

45 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:01:21.79 ID:vZJIJCRg0

後アニメのリーンの翼は詰め詰めでなかなか見づらいが、勢いというのは健在。
しかしブレンとかに近い感じだから、最近の富野が嫌いな人には微妙かもしれない。大好きだけど力を入れてはお勧めしない。
富野が「尺足りんかった」と根を上げるのはなかなか無い事だと思う
小説の方はまだ読み切ってないからあれだけど、なかなかどうして面白いものですよ

みくる   「じゃあ、今はそのラウの国との戦争を?」
      (面倒な所に出て来てしまっている? なんで…)

トッド   「そうなる。だがナの国が出てくるかも知れないからな」

みくる   「そうですか。どう言えばいいのかわかりませんけど」

トッド   「そりゃそうだろう。身柄を握られてたたかわされたからこそ俺だって戦争をやっている」
      「ハルヒだって駆り出されるだろうな」

みくる   「でも、王様は」

トッド   「そういう王様だよ、ドレイク王は。賢い王様だと思ってたんだがな、最近焦り過ぎて」

みくる   「私も?」

トッド   「あんたは向いてなさそうだからな。だがハルヒが使えるとなればあんたの身柄は保護してもらえるだろう」

みくる   (重荷になると言う事?)

トッド   「それより、あんたの仲間がこっちに来てるかもしれない事が気になるな」

みくる   「そうかもしれないというだけですけど」

47 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:10:30.56 ID:vZJIJCRg0

トッド   「いや、オーラロードが開いたんだ。あの状況であんた達が来た」
      「それであんた達とその仲間には何か事情があるんだろ?」

みくる   「ええ、まあ。そうですけど」

トッド   「その事情ってのは、ハルヒから感じる妙な力に関係があるか?」

みくる   「妙な力? わかるんですか?」

トッド   「……やっぱりそうかい。なにか特別なんだな。どう特別かは」

みくる   「あ……」
      「あの、それは」

トッド   「……今これ以上は聞けないな?」
      「しかし特別な事情があってみくる達がここに来ているならまとめてこっちに呼ばれている可能性はある」
      「その事情とやらの質にもよるがな」

みくる   「そうでしょうか」

トッド   「バイストンウェルってのはな、そういう事も起こる。あんた達には妙な事もあったしな」

みくる   「?」

48 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:15:34.69 ID:vZJIJCRg0

長門    「つまり、東京に座間ショウが出てきてからもうずいぶん時間がたっていると言う事?」

ショウ   「そうなる」
       「事情が違えば違うだけ召喚される時間も別になる」
       (今のタイミングに来たことには意味があるか?)

キョン   「じゃあ、どうすれば」

ニー    「それは自分で考えてもらいたいな」
       「こっちにはそちらを助けている余裕は無い」

ショウ   「残念だが、そういう事だ。こちらとしても猫の手を借りたいぐらいだからな」

古泉    「私たちで手伝えることがあるんですか?」

キョン   「それより、戦争を手伝うなんてなあ」

古泉    「しかし、私たちは安全を確保したいでしょう」

長門    「涼宮ハルヒだってこちらに来ている可能性がある」

キョン   「そうか。ジャコバの言っていたことが本当なら、ハルヒ自身がこっちに来てない事はないのか。なら今すぐにでも」

ショウ   「探しに行けるほどバイストン・ウェルは狭くないさ」

50 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:19:11.27 ID:vZJIJCRg0

キョン   「チッ、だったらどうしろってんですか」

ニー    「君たちが地上人なら手伝ってもらいたいな」

キョン   「でも俺達に出来る事は」

ニー    「あるな。オーラマシンさえあればどうにかなるかもしれない」
      「向き不向きはあるだろうが、三人いれば一人ぐらいは」

ショウ   「待てよ。今の日本の高校生がなんなのか説明はしただろう?」

ニー    「猫の手も借りたい、と言うのだったか? そういう状況だ。なんでもする」

マーベル  「日本の、争いとは無縁な学生がどこまでやれるか、はわからないけどね」
      「でもショウのように格闘技をしていれば高いオーラを発揮出来たりもするわ」
      「あなた方にそういう経験は?」

長門    「……」

キョン   「無いな。長門なら」

古泉    「無理でしょう。長門さんが可能にさせてもらえるのは動作だけです」
      「僕も」

キョン   「あの閉鎖空間の力は?」

古泉    「集中はしますが……それでいいんでしょうか」

マーベル  「相談は終わって?」

52 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:24:06.80 ID:vZJIJCRg0

古泉    「……僕がやってみます」

ショウ   「ああ、助かる。他の人たちは整備班とか警戒班に仕事を教わってほしい」
       「機銃ぐらいなら撃てるかもしれないしな」
       「危ないと思ったらすぐにここに避難してくれてもいい。一番安全だ」

長門    「わかった」

キーン   『ニー!』

ニー    「キーンか? どうした」

キーン   『オーラバトラーの編隊が来る! 戦闘の用意をして!』

ショウ   「ビルバインに向かう!」

ニー    「頼む!」

53 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:31:08.53 ID:vZJIJCRg0


古泉    「僕も行きます!」

ショウ   「乗った事も無い人間を出せない、ここにいてくれ!」

キョン   「勝手に連れてこられて、こういうのかよ!?」

ショウ   「俺に言われたって知らない!」

キョン   「なんだと…!」

長門    「機銃座がある?」

マーベル  「あるけど、あなたそんなの使った事無いでしょう?」

長門    「出来るかもしれない」

54 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:37:14.83 ID:vZJIJCRg0

ジェリル  「見つけたよゼラーナ! グリネイドを使う、あんたらは奴らを引き付けな!」

ドレイク軍兵士「し、しかしそれではグリネイドに」
ジェリル  「あたしに落とされたいのかい?」

ドレイク兵B「おい!」
ドレイク兵 「……行きます!」

        ゴォォォォ

キーン   「やらせるもんですか!」

ジェリル  「オーラシップもどきかい! さっさと出な!」

ドレイク兵A「挟み撃ちなら!」

ドレイク兵B「落とすぞ! …なに?」

        ヒューン
        ゴーン

キーン   「オーラキャノン? ショウ!」

ジェリル  「不甲斐ないね…落ちな!」ヒュッ

ショウ   「グリネイド!? あれ一発でゼラーナが落ちるぞ!」

キーン   「止めなきゃ!」

ショウ   「俺が止める! キーンは離脱しろ!」

55 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:38:22.11 ID:vZJIJCRg0


ドレイク兵A「させるかよ!」

キーン   「くっ」

ショウ   「間に合わない!」



砲手    「グリネイド? レプラカーンのか?」

ニー    『狙えないか? ショウならどうにかできるかも知れんがゼラーナでは』

砲手    「そんな小さなもの狙えませんよ!」

長門    「どいて」

砲手    「誰だ!」

長門    「どいて」

砲手    「何!?」

長門    「私が撃つ」
      (落ち着いて、狙うだけなら情報統合思念体とアクセス出来なくても)
      (通常よりは上手くできるはず)
      「……」カチッ

57 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:43:53.52 ID:vZJIJCRg0

プレステ3もブルーレイ再生機も持ち合わせておりませんぞしかし
それに十月はVガンダムのボックス優先なんだよね。しかしボックス出すのはええな

      ヒューン

ショウ   「間に合わないのか!?」

チャム   「ショウ、無理よ!」

ショウ   「黙ってろ!」

      ドーン

ショウ   「くっ!」

ジェリル  「ショウ・ザマ! あんたはアタシが直々に殺してやるからさ!」ガギィン

ショウ   「邪魔をするな!」

ジェリル  「追っかけてばっかりもいらんないだろう!?」
      「そろそろゼラーナも」

       バキューン
           ドカーン
       ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ショウ   「グリネイドが…ゼラーナが狙撃した? そんなこと出来るのか!?」

58 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:50:22.73 ID:vZJIJCRg0

長門    「……ほっ」

砲手    「すごい……ここ、任せていいですか? 下の砲座に行きますので」

長門    「わかった。任せてほしい」


        ゴゴゴゴゴゴゴ

古泉    「この爆発……」

キョン   「おいおい、大丈夫なのかこの船」

古泉    「! 無責任な事言ってる場合ですか!」

キョン   「わかってるよ、怒るなよ古泉。でも俺に何が出来る?」

古泉    (そんな場合ですか!)
      「行きます!」

キョン   「行くって、どこへ」

古泉    「出来るかもしれないでしょうが!」

60 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 19:56:53.65 ID:vZJIJCRg0

古泉    「僕に出来る事、無いんですか!?」

整備員   「あなた……さっき狙撃した人の?」

古泉    「そう、そうです! ですから、僕に出来る事は」

整備員   「地上人の人なら、聖戦士の素養ってのは…」

古泉    「やれます」

整備員   「組み立てたばかりのカットグラが行けます、どうぞ!」

62 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:00:40.85 ID:vZJIJCRg0

ジェリル  「なんだい! 後続は前に出な!」
ドレイク兵C「了解!」ガギィン
ショウ   「チッ、一機程度……」
ドレイク兵D「二機なら!」
ショウ   「それでも!」ジジジジジ

ジェリル  「二刀流かい、結構なことだねえ」
ショウ   「ジェリル・クチビ!」

ジェリル  「これなら避けられないだろう?」

        ズブッ

ショウ   「味方ごと!?」ザクリ
      「クッ」

ドレイク兵C「ジェリル様……!」
      ドカーン

ショウ   「貴様は!」ズバッ

ドレイク兵D「うわあ!」
      ドカーン
ジェリル  「あたしの! 部下だよ。何が悪いかい!?」

チャム   「ショウ、やっちゃえ!」

ジェリル  「出来やしないよ!」ガギィン

66 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:50:05.14 ID:vZJIJCRg0

カットグラにツッコミが無いと言う事はダンバインのみの人はまだ居ないと言う事か

マーベル  「今なら!」

ドレイク兵E「やらせん!」ガギィン

ジェリル  「たかだか3・4機の部隊であんた達を落とせるとは思ってないからね。行きな!」

ドレイク兵G・D「了解!」

ショウ   「クッ!」ガギン

ドレイク兵G・D「クッ!?」

ジェリル  「手負いでせいぜいがんばりな!」
      「残りはついて来い、ゼラーナを落とす!」


古泉    「動かし方は!?」

整備員   「オーラ力のある方ならわかります!」

古泉    「オーラ力、どういう事です?」
      「でも、確かにわかる…足止めぐらいはして見せます!」
         バガン
      「羽は開けた? 飛べる!」
         ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

整備員   「艦の外に出ました!」

69 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:55:03.17 ID:vZJIJCRg0

        ガガガガガガガガ
古泉    「機銃が敵を止めてくれる?」
ジェリル  「フラフラしてさ、沈め!」
         ボォォォォォォ
古泉    「火……!」スッ
ジェリル  「避けられた!? ええい!」ブゥン

古泉    「格闘戦! コレ、剣で!?」ガギィン

ジェリル  「止められた!? カットグラごときが!」

古泉    「押される!」
      「じゃあ、オーラバルカンって…!」
        ババババババ

ジェリル  「なんだ!?」ゴォン
      「当てられた!」

古泉    「はあっ、はあっ……まだ……」

ジェリル  「こんな旧式に……」

ショウ   「ジェリル!」
ジェリル  「ショウ・ザマめ、オーラ力が上がっているのか!」
       「くっ、撤退……旧式にやられて撤退だと? 糞、退け!」
            バババババ

70 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 20:59:09.01 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「あのカットグラには誰が乗っている!」

キーン   「知らないわよ、ニー!」

ニー    『知らんぞ!?』

古泉    「……」クタ

        ヒューン

ショウ   「落ちるぞ!」

マーベル  「ジェリルが逃げるわよ!」

ニー    「待て、一機だけじゃないんだ、追うな」

マーベル  「ニー!」

ニー    「この事をエレ様に伝えるのが先だ!」

        ドーン
古泉    「……」

ショウ   「パイロット、無事か? おい!」


キョン   「音が止んだ」
       「終わったのか……?」
       「長門と古泉は」
       「……いや、俺は普通なんだ。別に、腰抜けと言う訳じゃあ――」

71 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:05:47.56 ID:vZJIJCRg0

         ※
シーラ   「よし、通せ」

ベル    「シーラ様、いいの?」

シーラ   「大丈夫です。エルはわかるでしょう?」

エル    「うん。嵐の球の時の感じ。でもそれだけじゃないよ」

シーラ   「そうですね」

        コツン

ニー    「入ります」
        ギィ
        コツ コツ コツ
         コツ コツ
        コツ コツ コツ

ニー    「ニー・ギブンです。こちらは聖戦士の」

シーラ   「よい。わかっている。ショウ・ザマ、ビルバインはどうだった?」

ショウ   「はい、良いオーラバトラーです。必要オーラ係数が若干高いようですが」

シーラ   「だから聖戦士に預けました。期待しています」

ショウ   「はい」

73 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:14:58.69 ID:vZJIJCRg0


キョン   「 」ボーッ

カワッセ  「……」

古泉    (何やってんです、膝をついてください)

キョン   (いやだって、嘘臭いだろ。女王様)

古泉    (それは敬意を示さない理由になりません。言うでしょう、ホラ)

長門    (郷に入れば郷に従え)

キョン   (あ、ああ……)

古泉    (……)

キョン   「す、すいません……」

シーラ   「ふふ、良い。地上とは風習も違う。戸惑ってもいるでしょう」
      「この三人の方が報告にあった地上人ですね。マーベル・フローズン」

マーベル  「はい」

74 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:16:55.31 ID:vZJIJCRg0


シーラ   「その者、剣を持っているようだが戦士か?」

キョン   「い、いや」

チャム   「ジャコバ様にもらったんだってさ。戦えそうにないけど」

エル    「あら」

ショウ   「チャム、静かにしてろ」

シーラ   「エル、ベル、あちらへ行っていなさい」

エル・ベル 『はあい』

チャム   「じゃあね、ショウ」

ショウ   「後で戻ってくるんだぞ」

エル    「あの地上人、ジャコバ様にあったって?」

チャム   「だって、地上人なのにフェラリオの事知ってるんだもの。嘘ついてるようには見えないな」

長門    「ジーッ」

ベル    「ゾーッ」

75 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:23:37.08 ID:vZJIJCRg0

キョン   「あの」

シーラ   「済まない、地上の人」

長門    「まず、自己紹介をさせて欲しい」

シーラ   「どうぞ」

長門    「長門雪希」

古泉    「古泉一樹と申します。以降、お見知りおきを」

キョン   「俺は――」

古泉    「彼はキョンと皆に呼ばれています」

キョン   「おい古泉」

シーラ   「あだ名、という事か?」

古泉    「敬意を表しましてね?」

シーラ   「わかりました。私も、敬意を表しましょう」
       「貴公がジャコバ・アオンに会ったと言う事、まさか意味の無い事ではあるまい」
       「キョンとやら、その事、どうか我々に教えてはいただけまいか」

キョン   「ちょっ……」

76 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:24:26.90 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「信じられない事があるのがバイストンウェルだ。ありのままに話せばいい」

キョン   「いや、あの」

古泉    「……」

長門    「知っている事を全て話すべき」

古泉    「ですね」
       「ジャコバ・アオンは涼宮さんの事を言っていたのでしょう?」

キョン   「……」
       「ああ」

古泉    「だったら、我々の事情も含めて話すべきです。無関係でないのならば」

キョン   「でも」

ショウ   「ならば尚更聞かなきゃならない。俺たちはジャコバ・アオンとは約束をしているから」

キョン   「……わかりました」

77 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:27:22.23 ID:vZJIJCRg0

           ☆

シーラ   「バイストン・ウェルを形作るものがハルヒ・スズミヤの力を作っていると」

キョン   「はい。俺が聞いた限りはそう思いました」

古泉    「……」

ショウ   「しかし、長門さんの話は本当なのか?」

古泉    「はい」

マーベル  「なんでもできる、ねえ」

ショウ   「あの時羽は長門さんが?」

長門    「先程も言った通り、その時から情報統合思念体にアクセス出来なくなっている」
       「私ではない」

マーベル  「なんなのかしら」

古泉    「長門さんは涼宮さんの力に逆らう事が出来ませんでした」
       「バイストンウェルを形作るものが涼宮さんの力の源ならば、その源に逆らえない」
       「現に、ここでは彼女は何も出来なくなってしまった」

ショウ   「バイストンウェルを形作る力場、か。それでバイストンウェルに近ければ力が使えない」
       「フレイボンムの時は」

79 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:34:59.36 ID:vZJIJCRg0

古泉    「あの光の羽が涼宮さんによるものなら」

ショウ   「しかし、羽を形作るような作用は今まで無かったんだろう?」

古泉    「そうですがね」

マーベル  「別次元を形作るほどのもの、という事でしょう? それは」
        「本当かしら」

ショウ   「本当だろう。ジャコバ・アオンが嘘をつくとは思えない」
       「何より、オーラ力というものがある」
       「マーベルはバイストンウェルにはオーラを抑えるなにかを感じた事は無いか」

マーベル  「圧迫感? そりゃあ、いつだってあるものでしょ?」

ショウ   「そうじゃない。力をセーブさせようと言う風向きみたいなものだ」
       「俺もガラリアも、地上に出たときに歯止めが無くなってはしゃいじまったんだ」

シーラ   「どういう事ですか?」

ショウ   「バイストンウェルにはオーラを抑える何かがあるから、地上に出たときオーラが抑えられなくて異常な威力が出たと思うんです」
       「そもそもオーラの概念は地上ではバイストンウェルほど具体的じゃない」
       「バイストンウェルにはオーラを抑える何かがあると感じます」

80 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:36:56.93 ID:vZJIJCRg0


長門    「生体オーラの存在がバイストンウェルでは明確すぎる」
      「それは不自然に思える」

ショウ   「そういう事です」

シーラ   「そうですか」
      「我々にとってオーラは身近だからそうは思えませんが」
      「しかし地上でオーラがより強く作用するのに、オーラが地上で認知されていないと言うのは異常ですね」

ショウ   「僕にはそうとしか思えません」

シーラ   「なればこそ、スズミヤさんのお力は確かめなければならないものです」
      「その捜索、こちらでも力を入れましょう。それに当たっては」

古泉    「ありがとうございます」

キョン   「そ、それなら俺たちは」

ショウ   「残念ながら降りてもらう訳にはいかない」

キョン   「古泉がカットグラとかいうのを使えるからか?」

マーベル  「そういうのもあるけど」

古泉    「正直ですね」

ショウ   「戦争をしてるんだ。そういうものさ」

81 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:39:54.57 ID:vZJIJCRg0

シーラ   「今バイストンウェルに安寧の地は少なくなりました。今艦を降りれば流浪の民にもなりましょう」
      「また、観察の意味でも貴君らには聖戦士と共にいてもらいたいのです」

キョン   「観察、ですか」

ショウ   「慮ってくれてるんだろ」

シーラ   「地上人である聖戦士ならば、そなたらに失礼をする事も無いでしょう。承知していただけませんか?」

長門    「……少なくとも情報は必要」

古泉    「ですね。受けなければ、どうにもならない話かもしれません。あなたはどうですか?」

キョン   「わからんよ」

83 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 21:42:14.86 ID:vZJIJCRg0

             ☆
ジェリル  「ちくしょうめ!」

トッド   「安心したよ、貴様にショウを討たれたら俺も黒騎士の旦那もする事が無くなっちまう」

ジェリル  「言ってなよ」

黒騎士   「……」

みくる   「あ、あのう」オドオド

トッド   「なんだいお嬢さん」

みくる   「は、はい。またその、迷ってしまって」

ジェリル  「花摘みかい?」

トッド   「お上品な口を聞くじゃないか?」

ジェリル  「あわせてんのさ」

みくる   「あ、ええと」

トッド   「しょうがねえな。お付きの兵士はどうした」

みくる   「それが、涼宮さんを連れてまた王様の所に」

黒騎士   「あの娘を戦場に出すつもりなのか。ドレイク王は」

トッド   「……らしいな。俺は反対だがね」

84 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:00:53.64 ID:vZJIJCRg0


トッド   「……らしいな。俺は反対だがね」

ジェリル  「その子がかわいそうだからかい?」

トッド   「何を根拠に言うんだ」

ジェリル  「マザコンだろ? そういうおやさしい子が好みなんじゃないかと思ってね」

トッド   「言ってろよ」
      「ついてきな」

みくる   「すいません……」

トッド   「いいさ、出撃もまだ無いんだ」

黒騎士   「聖戦士トッド・ギネスが非戦闘員にご執心となれば私の目は増えると言う訳だ」

トッド   「馬鹿な、そりゃあないぜ旦那」
      「しかしね、あのハルヒ・スズミヤのオーラには不可解なところがあるし、見た所モラトリアムの真っ最中だ」
      「真面目な話このまま戦闘に出していいのか疑問だな」

ジェリル  「あたしも小娘だよ」

黒騎士   「冗談だろう?」

ジェリル  「傷つくねえ」

黒騎士   (騎士というものは、戦場に行く小娘を黙って見てなどはいないものだ)
      (見誤ったな、ハルヒ・スズミヤ)

86 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:05:41.71 ID:vZJIJCRg0

ドレイク  「協力してはもらえないか?」

ハルヒ   「こういうの、協力を求めてるって言うのかしら」

ドレイク  「言うな。為政者というのは時には汚い事もせねばならぬものだ」

ハルヒ   「立派な事が言えるのに、馬鹿の様な戦争をするのね」

ドレイク  「気が強いな、小娘。であればこそ初めて乗るオーラバトラーをああも動かせるのだろうが」
      「ジャパニーズにはこういう気質は珍しいらしいな?」

ハルヒ   「ジャパニーズ? 異世界だってのならジャパニーズもなにも」

ドレイク  「私の側近の言ったことだよ。ジャパニーズは腑抜けだとな。しかし気概があるのならばそれは利用したい」

ハルヒ   「人質をとってでも?」

ドレイク  「お前だけを牢に入れていてもいいのだぞ?」

ハルヒ   「……」
      「みすみす死なせるような事をしやしないでしょうね」

ドレイク  「当然だ。戦力増強に焦るからこそ強いオーラを持つ地上人は味方に引き入れなければならない」
      「これまでの行いが無駄にならんためにもな。なればこそ貴君にはライネックぐらいは与えよう」

ハルヒ   「……わかったわ」

88 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:15:56.29 ID:vZJIJCRg0

エロ画像を貼る。投下をする。ゲームをする。他スレの支援をする。全部やらなきゃいけねーのが>>1の辛いところだぜ

        ヴヴヴ ヴ ヴ
ニー    「やはり駄目か?」

長門    コクリ

ショウ   「長門さんにはオーラが無い?」

マーベル  「そうじゃなくて?」

ショウ   「オーラが人が正しく持つ感情の力なら、長門さんが多少動かせても何の不思議もない」
       「そうなんだろう?」

キョン   「はい。長門だって、動かせていい筈です」

長門    「……」

古泉    「そういいますがね。彼女は端末ですよ」

キョン   「それでも、今まで一緒にやってきたんだ。わかるだろ?」

古泉    「……知りませんよ」

キョン   「長門だってな!」

ショウ   「待ってくれ。理由が考えられないわけじゃないだろ」

古泉    「長門さんはまだ生まれて間が無い、という事になっている」

89 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:20:40.22 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「そう、さすがに赤ん坊にオーラバトラーを恣意的に動かす力があると思えないな」
      「それに長門さんはあくまで感情を持つ可能性を持っているにすぎない、という話なんだろう?」

キョン   「だから――」

マーベル  「待ちなさい。ショウは長門さんに心がある、という話を否定してるわけではないわ」
      「ただ、長門さんはどう感情を持とうと人間とまったく同じになれないと言ってるのよ」

キョン   「そうかよ、大事なのは」

ショウ   「思想の話と現実の話は別だ」

古泉    「ですね」

長門    「……」シュン

ショウ   「長門さんは機銃座を使う事だって出来るし、そもそももしもの時を言ってるにすぎないんだから」

チャム   「でもさ、そんなもしもって起こるんじゃないの?」

キーン   「戦争なんだから、つまんない事言ってられないでしょ、使えないのは使えないのよ!」

90 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:25:10.76 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「しょうがないだろ。事情があるんだ」
       「しかし、キョン君にはオーラバトラーを攻勢に使う気概は無いか」

マーベル  「でも、ジャコバがわざわざあなたに話してその剣を持たせた意味はまだはっきりしてないんだから」

キョン   「俺はこんなのを持たせられる人間じゃないんだぞ」

古泉    「そうですね。情けない人ですから」

キョン   「……うるさいな」

古泉    「言われたくなければ、何かやろうと見せてくれればいいんです」

キョン   「普通の学生に何が出来るんだよ。お前も長門も普通じゃあ」

古泉    「……たしかに普通は何もできませんけど、希望として気概を見せて欲しかったんですよ」

ショウ   「イライラしてるな」

古泉    「すいません……すいません」

マーベル  「初陣がああだもの。怖がるわよ」

キーン   「なっさけないの」

チャム   「キーンの最初はどうだったのよ」

キーン   「そんなの、どうでもいいでしょ!」

93 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:28:06.06 ID:vZJIJCRg0



シーラ   「急ぎすぎなければいいのだけれど」

エル    「でも、急がなきゃならないんじゃないの?」

シーラ   「それはそうです。なんとしてもドレイク・ルフトを討たねばなりません。そのためのグラン・ガランです」

ベル    「これ、いけない事なんだよね」

シーラ   「そうです。でもそれをしなければならない時もあります」
      「聖戦士ショウ・ザマ。あなたの奇襲が成功してくれさえすればこの戦争も……」

カワッセ  「……」


カワッセのセリフが思いつかないんだがwww

94 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:32:21.18 ID:vZJIJCRg0

            ☆
ニー    「総員配置につけよ! いつ敵に見つかるかわからんのだからな!」

ショウ   「古泉君は待機だけしてくれればいい」

古泉    「しかし……」

ショウ   「君が超能力者だとするなら、君がああまでオーラを出してジェリルを食い止められたのは理解できる」
       「強化もされてないカットグラでそれが出来るってのはすごい事だ」

古泉    「だったら、出ます」

ショウ   「でもさ、最初っから前線に出るのはそれとはわけが違う」
古泉    「もしもに備えるんですか? 長門さんも」

ショウ   「長門さんにも言ってある。身を守るのを最優先に動いてくれて構わない。それとキョン君も守る事」

古泉    「……わかってます。なんとか出来るのがおかしいんですから」
ショウ   「おかしいと言う事は無いさ、ところで」

古泉    「?」

ショウ   「その涼宮ハルヒっていう人、ドレイクに捕まってる可能性がある」

古泉    「なんですって!?」

95 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:37:58.49 ID:vZJIJCRg0

ショウ   「君たちがこちらに召喚された時だろうが、巨大な気配が動く感じがあった」
       「なにかあると思って、俺達は君達を見つけられた」
       「もしかしたらドレイク達が別の何かを見つけてる可能性というのはあるな」

古泉    「そうか、それなら朝比奈さんも向うにいるかもしれないんですね?」
       「ならば尚更」

ショウ   「まだ駄目だ」

古泉    「……ですよね。戦争をやらされるなんて事は」

ショウ   「ドレイク王ならやりかねないな。荒い気性を持った子なんだろう?」

古泉    「脆い部分もありますけど」

ショウ   「それでも出る可能性はあるな。こちらでも出来る限りの通達はしておくが」

古泉    「判断材料に入れておきます」

ショウ   「そういう事だ。無理はしないように」

古泉    「わかります」

96 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:39:24.30 ID:vZJIJCRg0


キョン   「おい、長門!」

長門    「心配無い。出来る限りの事をしたい」

キョン   「でもなあ」

砲手    「客人、何をなさっておられるので?」

キョン   「ああ、長門が機銃座につくって」

砲手    「……困りますよ」

長門    「私はあなたよりうまくやる自信がある」

キョン   「おい!」

砲手    「それだけじゃないです。あなた方は守られる立場にいるのです」
      「もしもの時まで出ないでいただきたい。砲座は危険です」

長門    「でも」

砲手    「でもも何もありませんよ」

ニー    『ウィル・ウィプスが近いぞ!』

97 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 22:45:33.12 ID:vZJIJCRg0

      ☆
エイブ   「エレ様、我らも陽動を仕掛けるのですから……」

エレ    「良い、わかっている」

エイブ   「はっ!」

エレ    「私にはわからない事ばかりです。頼りにしていますよ、艦長」

エイブ   「もったいなきお言葉」

ゴラオン兵 「オーラバトラー隊、展開します!」

エレ    「この一戦でこのバイストンウェルのオーラバトラーを一掃します!」
      「皆様のお力添えを!」


ゴラオンAB隊パイロット「ボチューン隊ABC、出ます!」

整備員   「コンバーターの調整急げ! すぐに敵が来る!」

99 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:00:32.71 ID:vZJIJCRg0

ドレイク  「小賢しい。先に見たオーラ砲の船とナの国の船は陽動であろう。あの聖戦士が通り一遍の方法で来るわけはない」

黒騎士   「そうでしょう。ならば」

ドレイク  「そうだ。あちらにはジェリルを行かせた。こちらには奇襲が来るな。ハルヒ・スズミヤを囮に使ってもかまわん」

黒騎士   「……」
      「出撃を致しましょう」

ドレイク  「そうなるな。強いオーラを見せてくれた貴様とトッドでかかるのだ。落として見せてくれなければ困る」

黒騎士   「了解です。ズワァースで出ます」

ドレイク・ルフト(ショット・ウエポンめ。この時にどこへ行った)
           ☆
ビショット 「あくまで私達を盾代わりにしますか」

ルーザ・ルフト「それはそうでしょう。そういう男ですから」

ビショット 「あまり悪くいうものではありません。それに、ここで持ちこたえて見せれば信頼を見せる事が出来ます」
      「トッドも上手くやってくれる」

ルーザ   「そうでしょうか? それでは私は」

ビショット 「気をつけてお帰りになってください。ドレイク様によろしく」

ルーザ   「ごきげんよう」

ビショット 「ごきげんよう」
      「……全軍、オーラバトラー部隊展開! 我が国がアの国の腰ぎんちゃくではない事を見せてやれ!」

101 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:03:25.20 ID:vZJIJCRg0

違った警察が来たのかあれは? GIFスレ止まっちまったい


みくる   「…涼宮さん、無事でいてくれれば……あれ、牢屋?」

見張り   「何をなさっているのか。部屋に戻っていただかなければ困ります」

みくる   「許可はもらっています。連絡ありませんでしたか?」

見張り   「戦時下ってこういう事があるな。面倒な」

みくる   「誰が入ってるんです?」

見張り   「お答えしかねますね」

?     「だれ?」

みくる   「女の人?」

?     「始めて聞く声、誰ですか?」

みくる   「地上から来た――」

見張り   「いけません。お帰りになってください!」

リムル   「……」
      (地上? また人を呼んだの?)

104 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:09:47.99 ID:vZJIJCRg0

ハルヒ   「……」

トッド   「ビビってんのかい嬢ちゃん」

ハルヒ   「ビビってなんか!」

トッド   「ビビるのが当然ってもんだろ。年は」

ハルヒ   「……16」

トッド   「俺は22でここに来た。これだけ違えば感じ方も違うし、こんな状況じゃな」

ハルヒ   「……みくるちゃん、大丈夫かしら」
トッド   「さあな」
黒騎士   「おそらくは大丈夫だろう」

ハルヒ   「保証できるの?」

黒騎士   「そうだな。ドレイク王はまるで義の無い男かな? トッド」

トッド   「俺は知らんよ。旦那の方が詳しいんじゃないかい?」

黒騎士   「私はここに来たばかりの男だ」

トッド   (そんなのをあんなに近くに置くものかよ)

107 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:15:28.58 ID:vZJIJCRg0


黒騎士   「それよりそろそろ出撃だ」

ハルヒ   「まだ何も」

黒騎士   「奇襲を警戒している。貴様達もライネックで出ろ」

ハルヒ   (古泉君、雪希、キョン……)
      (あんた達はあんな火で死んじゃったりしてないでしょ?)
      (それならここで探せば会えるんじゃないの?)


ショット  「ミュージィ、今回はまだ前に出る気はない。気を張らなくてもいいのだぞ?」

ミュージィ 「はい、わかってはいるのですが」

ショット  「いいさ、そういう所もお前の可愛いところだ」
      「さて、オーラシップが二隻ずつ。都合良く相討ちになってくれればいいのだがな」

108 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:21:58.84 ID:vZJIJCRg0



ニー    「ウィル・ウィプスが見えてきたぞ、ショウ!」

ショウ   『ショウ・ザマ。ビルバイン出る!』

キーン   「いいの? 私が後で」

ニー    「ああ、ダンバインでは追いつけないしフォウでは力不足だ」
      「ビルバインというのは大したものだよ」

キーン   「あーあ、うらやましいわ」

ニー    「カットグラはもう旧式過ぎて実戦に耐えられる代物じゃない」
      「技術研修用のものではな」
      「しかしそんなカットグラであの赤いやつを止められた」

キーン   「怖いな」

ニー    「地上人にはそういう事もある、か」

110 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:25:29.58 ID:vZJIJCRg0


キョン   「赤いオーラバトラーが出るみたいだ」

古泉    「ショウさんですね」

キョン   「あの人、ずいぶん重用されてたな」

長門    「対ドレイク軍のシンボルと聞いた」

キョン   「ふぅん。どういう事情か良く知らないけど」
      「日本人だなんてな。宇宙人騒ぎなんて起こしてどうすんだ」

古泉    「他人事、言ってられませんよ」
      「涼宮さんが……」

キョン   「ハルヒが?」

古泉    「……いえ、見つかればいいな、という話ですけど」
      「ここに来たのがもし涼宮さんの力なら帰るのもきっと」

長門    「……」

113 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:31:22.70 ID:vZJIJCRg0

          ゴォォォォォォ
ショウ   「なんとかブリッジをつぶせば降伏を迫れる……」

チャム   「でもさ、そんなにうまくいかないよオ」

ショウ   「出来ればいいとは思うだろ」

チャム   「それはそうだけどさ」

黒騎士   「ショウ・ザマ、先発でくるか。いい度胸をしているな。なぜこうも……」

トッド   「黒騎士の奴め、前に出過ぎだ。どういうつもりで……」
      「抜け駆けだけしようってのか?」

ショウ   「ばれていた!? 直営のオーラバトラーが来る!」

黒騎士   「ショウ・ザマ! 私に落とされろ!」ブゥン

ショウ   「新型か、早い?」ガキィン

チャム   「こいつ、後ろと離れてるよ!」

ショウ   「チャム黙ってろ!」
      (自信がある?)
      (しかし、この巨大なオーラと後ろの気配はなんだ?)

114 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:38:45.32 ID:vZJIJCRg0


チャム   「ショウ!」

黒騎士   「聖戦士ショウ・ザマ、その首はもらった!」

ショウ   「誰だ貴様は!」

黒騎士   「名乗る必要は無い!」

ショウ   「奇襲は失敗だ、マーベル、キーン来るなぁ!」

チャム   「聞こえないよォ!」

黒騎士   「本気を出して私と一対一で戦え!」

ショウ   「一対一? 戦場で何を言うんだ!」

黒騎士   「『騎士』であればこそ!」

ショウ   「なんだと!?」

マーベル  「ショウ!?」

ショウ   「マーベル、来たのか!?」

キーン   「圧されてるじゃないの!」

117 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/10(土) 23:45:25.65 ID:vZJIJCRg0


トッド   「旦那、抜け駆けはさせないぜ!」

ショウ   「トッド・ギネスか!?」

トッド   「だったらどうだってんだよ!?」

黒騎士   「トッド、邪魔をするな!」

トッド   「そういうなよ、当てにならない素人を抱えてんだ。チーム戦と行こうじゃないの」

黒騎士   「後ろに下がらせればいい!」

トッド   「そうだが、向うさんはそのつもりじゃないぜ?」

マーベル  「邪魔はさせない!」ブゥン

           スカッ
トッド   「へっ、甘いんだよ!」


ハルヒ   「怖くない、怖くないわよ。怖がったらみくるちゃんはどうするの……」

119 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:01:10.44 ID:onynOLeE0

ショウ   「なんだ、残りの一機は突っ込んでくる?」

キーン   「ゼラーナ、ゼラーナ、減速しなさい!」
ニー    『なん――聞こえ――』
キーン   「ほらさ……!」

ハルヒ   「やあ!」ブゥン

ショウ   「単調な動きで!」

ハルヒ   「どいてよ!」

ショウ   (怯えてるのか、しかし妙なオーラ? 色がかすんでるような)

チャム   「いけるよ、ショウ、やっちゃえ!」

ショウ   (やっていいのか?)
      「いや、お前は誰だ!?」

ハルヒ   「どきなさい、どきなさいよ!!」

ショウ   「女!? もしかして」ガィン

チャム   「ショウ、何で圧し負けるのさ!」

トッド   「興奮してやがる、さがれよ嬢ちゃん!」

ハルヒ   「なにさ、向うの船を落とせば終わりなんでしょ!?」

マーベル  「やらせない!」

120 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:07:21.97 ID:onynOLeE0

トッド   「どっちがだよ!」バババババババ

マーベル  「くっ…」


ニー    『近づいてくる機体があるだと!? 砲座の展開急げ!』

キョン   「なんだよ」

長門    「……」

古泉    (もしかして)

キョン   「どうした?」

古泉    (僕を信頼して涼宮さんがあちらにいるかもしれない事を話してくれた)
       (しかし)
       「行きます」

キョン   「おい、まだ出る事は――」

古泉    「いいえ、気になる事がありますから」

キョン   「……死なないでくれよ」

古泉    「あなたこそ」

キョン   「お前が生きてるようなら、大丈夫だろ」

121 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:14:21.26 ID:onynOLeE0


キーン   「落ちなさいな!」バババババババ

トッド   「チィッ、マーベルめ、待て!」

ショウ   「マーベル、ゼラーナに回れ!」

マーベル  「わかったわ!」

黒騎士   「トッド、放っておけ! その蝿をさっさと落とさなければ」

トッド   「邪魔をするな!」

ショウ   「早く、早くしなけりゃあ!」


ジャコバ  「もう、時間が無い。はやく、なんとしてもオーラマシンをバイストンウェルから追い出さなければ」
      「もう、こちらでやるしかないのかねえ」

?     「ジャコバ様、良くない事をするつもりじゃないでしょ?」

ジャコバ  「バイストンウェルのためだよ」
      「出来る事をしなけりゃあ」
             

123 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:21:15.68 ID:onynOLeE0

          ババババババ
エイブ   「迎撃に集中しろ、どの道聖戦士殿にお任せするつもりなのだ!」

エレ    「しかし、ここから狙撃が出来るのならば」
エイブ   「狙いが定まりません。出来ないのですから、しょうがありませんよ」
エレ    「はい。でも嫌な予感がするんです。シーラ様……」



シーラ   「戦線は後退させるな、怖気づけば後は無いと思え!」
ベル    「怖いよぉ」
エル    「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ! お手伝いしなきゃ!」
カワッセ  「対空砲火薄いぞ!」


ハルヒ   「あの戦艦を落とせば……」


整備員   「気をつけて!」

ニー    『何をしている! イツキにやらせるぐらいなら俺が!』

古泉    「ニーさんは艦長です。後は頼みます」

整備員   「わかってます。お気をつけて」

古泉    「……」バクン
      「やれるんでしょうか、いや……オーラの原理が説明された通りなら」
      「いつも閉鎖空間でやる感じで――」

126 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:28:26.12 ID:onynOLeE0


ハルヒ   「……!?」
      「変な感じ……」

        ババババババ
      「対空砲なんかに……」

古泉    「動きが止まってる? 今なら!」
      「何……?」
          フワァ
ハルヒ   「動きづらい感じ……」

古泉    「当てられる……」
         バババババババ


ハルヒ   『! や、やめて!』


ニー    「なんだ、スピーカーか?」

兵士    「ですか? 捉えられるんじゃ」

ニー    「イツキに落とさせろ!」

古泉    『で、出来ません!』

128 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:38:59.17 ID:onynOLeE0

ショウ   「トッド・ギネス!」

トッド   「うるさいんだよ! 貴様を倒せれば俺はそれでいい!」

黒騎士   「ショウ・ザマ! 貴様の相手は私だ!」ブゥン

ショウ   「クッ」ガィン

トッド   「持ちこたえるな!」

黒騎士   「トッド、邪魔をするな!」

トッド   「あんたに落とされちゃあたまらないな!」

黒騎士   「貴様如きが何を!」

ショウ   「やめろ! 何か妙だぞ。キーン、援護してくれ!」

キーン   「おかしいのよ! 水の中にいるみたいに動きづらい!」

チャム   「スピードが出てないよ、ショウ!」

ショウ   「わかってる!」

129 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:44:06.12 ID:onynOLeE0


シーラ   「どうしたのですか、先程から砲火が鈍っています!」

兵士    「なにやら妙なのです、動きづらいと将兵が……」

シーラ   「何が起こっている! ……オーラロードか!」


エレ    「エイブ艦長、近くのものに掴まってください」

エイブ   「は?」

エレ    「揺れるでしょうから」


キョン   「おい、今の声!」

長門    「。」コクリ

キョン   「気になると言ってたか? 古泉は」

古泉    『涼宮さん!』


ハルヒ   『ヒ、ヒウッ!』ブワアアアアア

130 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 00:49:37.30 ID:onynOLeE0

ショウ   「オーラロードが開くのか!? 時間切れだと……!」
トッド   「なんだァ、お嬢ちゃんの機体から羽?」
黒騎士   「白い……あれは小娘のオーラ力か!?」
           ※
ショット  「チッ、何が起こっている!」
管制員   「分かりません! 機器が正常に動きません!」
ショット  「ドレイクめ。いや、ショウ・ザマ? シーラ・ラパーナか」
ミュージィ 『ショット様……』
ショット  「今、出ても何も出来まい。様子を見る。ただ待つのみと言う訳にはいかなくなるだろうがな」
      「姿をくらました事が裏目に出たか……?」


ドレイク  「貴公が地上で見た羽とはあれの事か?」

みくる   「は、はい……」
ドレイク  「成程、光の翼と聞いて思い至ったがリーンの翼伝説そのものの様だな。しかし翼の靴があるわけではないか?」
       「奇妙なオーラ力とはこの事か? 時代が望み、顕れたか?」

みくる   (涼宮さん、どうか無事で……)

          オーラロードへ抜けようとする戦闘空域のマシン全てが、散らばってしまわないように巨大な羽に包まれていく
                       ☆
ジャコバ  「おお、お」

?     「水晶玉が割れる……ジャコバ様!」

ジャコバ  「私がバイストンウェルに出来る事はもう、これで……」バタリ

?     「ジャコバ様!」

2 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:10:08.86 ID:onynOLeE0

バイストンウェルの物語を覚えている者は幸せである。心豊かであろうから。
私たちはその記憶を記されてこの地上に生まれてきたにも拘わらず、思い出すことのできない性を持たされたから。
それ故に戦いを見たもの達が語る次の物語を伝えよう。

ttp://www.youtube.com/watch?v=ypi7pOoDELU

3 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:11:55.91 ID:onynOLeE0

              地上

ハルヒ   「うっ……うう、古泉君……キョン」

トッド   「寝言か?」

みくる   「なにかあったんでしょうか」

トッド   「さあな。どっちだ?」

みくる   「何がです?」

トッド   「寝言がさ?」

みくる   「ええっと、さあ」

トッド   「なんだ、教えてくれたっていいんじゃないか?」

             ガチャ
黒騎士   「くだらない話をしている場合ではないな」

トッド   「そりゃそうだ。何かわかったのかい?」

黒騎士   「ああ、ここは地上だ」

トッド   「なんだって?」

4 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:13:09.77 ID:onynOLeE0

黒騎士   「付近を見た事も無い船が通っていてな。少し事情を聴かせてもらった」
       「ショット・ウエポンから多少の事情は聞いているからな」
トッド   「少しですんだのか?」
黒騎士   「さてな……しかしショウがオーラロードがどうのと言っていたか」
トッド   「そんな事があるか?」
黒騎士   「あるかもしれん、というのが現状だろう」
       「ドレイクに与するオーラマシンが一所に集まっているのだからな」
       「離れていたはずのゲア・ガリングまで隣接している」

トッド   「そうか。グランガランは近くにいるんだろうな」

黒騎士   「そうらしい。偵察行動をしなければならんな」
                ☆
ニー    「ショウ、ここは地上じゃないのか?」

ショウ   「確証は持てないが……約束を果たせなかったと見るべきかな」

チャム   「じゃあ、どうするの?」

ショウ   「今から考えるんだよ。でも、バイストンウェルの感じで無いのは確かだな」

ニー    「押さえつけられてる感じという奴か?」

ショウ   「そうだ」

マーベル  「ううん……」

ショウ   「マーベル、大丈夫か?」

マーベル  「なんとかね」

5 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:13:56.25 ID:onynOLeE0

        ガチャ

古泉    「水、持ってきましたよ」

ショウ   「ありがとう。古泉君は大丈夫か?」

古泉    「何がです?」

ショウ   「オーラロードを通った感覚。キョン君はまだ寝ている。長門さんはともかくとして」

古泉    「仕事柄浮遊感には慣れてまして」

ニー    「実際に飛んだ事があるんだったか。どんな感じなんだ?」

古泉    「思っていたほどいい気持じゃありませんね。さっきのは気持ち良かったですか?」

ニー    「確かにな」

キーン   『グランガランと連絡はついた?』

ニー    「キーンこそ。この辺の偵察は」

キーン   『一面の海よ。なんだかフォウの調子がすごくいいってのは報告できるけど』

ニー    「了解だ。帰還してくれ」

キーン   『一休みしたらもう一度出るわ』

ニー    「頼む」

6 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:14:59.18 ID:onynOLeE0

ショウ   「嫌にはっきりしてるんだな」

ニー    「だな。ショウ、ここが地上だとして、どの辺にいるか心当たりはあるか?」

チャム   「ショウは広い海があるって言ってなかったっけ?」

古泉    「大西洋か太平洋、とかそんなところでしょうか」

ショウ   「そうだな。あまり寒い海でもないし、陸も遠そうだ」

マーベル  「どうなってるの?」

ショウ   「どうやら地上に出てしまったらしい」

マーベル  「なんですって?」

ショウ   「俺たちはジャコバとの約束を果たせなかったんだ」
      「離れていたグランガランやゴラオンとまで固まってる」
      「何かの力が俺達を一所に固めたと思えるな」

チャム   「そうよ、ショウの時は故郷に帰れたのに」

7 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:16:15.96 ID:onynOLeE0

                      ☆
シーラ   「そうですか。エレ・ハンムにもその事は」

管制員   「伝わっているはずです」

シーラ   「ここが地上である可能性ですか」

ベル    「えーっバイストンウェルに帰れないの!?」

エル    「うるさいのよアンタ!」

シーラ   「ベル、エル。安心なさい。きっと帰れますよ」

            グーン

ショウ   「聖戦士ショウ・ザマです」

チャム   「エルゥ、ベル!」

エル    「無事ね?」

シーラ   「わざわざすいません。直接意見を聞きたかったのです」

ショウ   「いえ、マーベル」
マーベル  「私もショウの感覚には賛成しています」
シーラ   「そうですか。オーラを抑えるものが無い」
ショウ   「ええ、ですからオーラの力を使った兵器はより強力になります」

早めに選挙すましてくるわ

8 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:19:31.80 ID:onynOLeE0

シーラ   「どの程度ですか」

ショウ   「ガラリア程の力さえあればフレイボンムだけで小さな国が焼き尽くせるでしょうね」
      「もっともそれ程の戦士などそう居ない筈ですが」

シーラ   「そんなにですか……それでは、ゴラオンのオーラノバ砲は」

ショウ   「ええ、使わない方が良いと思います」

シーラ   「あの空域にいた我が方のオーラマシンがこうも集まったのなら」
      「ドレイク軍もそうなのかもしれません」

ショウ   「ですね。何か妙です」

シーラ   「地上人がオーラの縁がある場所に向かう事もままならなかった……」
      「何か、芝居の筋書きを操られているような」

ショウ   「それはわかりかねますが」

マーベル  「誰かがドレイクとの正面対決をさせたがっていると言うの?」

シーラ   「余裕はありませんが、新型のオーラコンバーターとボチューンをそちらに回します」
      「励んでください」

ショウ   「はい。では失礼します」

10 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:36:58.41 ID:onynOLeE0

         ギィ
         バタン
エル    「ねえ、シーラさま。ショウ・ザマと二人っきりで会わなくてよかったの?」
シーラ   「今はこんな状況でしょう。それに、私は女王ですから」
                ☆
エレ    「オーラノバ砲を使うな、と?」
エイブ   「そのようで」
エレ    「道理ですか。ウィル・ウィプスですら直撃の一つで落とせる武器は使うなと」
エイブ   「はい」
エレ    「了解したと伝えなさい」
管制員   「了解」
エレ    「……お父様はこのような武器だけを残して」
エイブ   「エレ・ハンム女王、それを言ってはなりません」
エレ    「女王、女王? 私が」
エイブ   「そうでしょう。戦いに向けた激励、そのようなものでした」
エレ    「しかし」
エイブ   「血筋の問題だけではありません。ああ言ってくれる御方は必要なのです」
エレ    「……」

11 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:42:08.44 ID:onynOLeE0

ドレイク  「ルーザと共に来たかと思えばそのような……」
ビショット 「若輩者の勝手と存じております、しかしながら私も一国の王なのです」
ドレイク  「まあ良い。私の一人で地上を統治しきれるとも思っていない。しかし随分と先の事を考えておられる」
       「誰か良い参謀でもおられるのかな?」
ルーザ   「……」
ビショット 「おほめにいただき光栄です」
ドレイク  (せいぜい、使ってやらねばならんか)
ビショット 「それより質問があります、閣下」

ドレイク  「なんだ」

ビショット 「こちらの兵に光の羽に戦場が包まれるのを見た者がいます」
       「あれが我らを地上に導いたのでしょうか」

ドレイク  「さてな。なにか別の動きだったのかも知れんぞ」

ビショット 「あの翼伝説の様な輝き、ドレイク王がわからぬとは申しますまい」

ドレイク  「フフハ、わからぬな。伝説は伝説だ。伝説にしか無い輝きをどうそれと見極めるのか」
       「あれが妖しいのは同感だが、あれがなんであるか、どう作用したのかはわしにはわからんよ」

ビショット 「……」

ドレイク  「……」

ルーザ   「……」

ビショット 「戯れが過ぎたようです。それでは御武運を」

ドレイク  「そちらこそ」

12 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:44:43.99 ID:onynOLeE0

みくる   「逃げるって……どうしたんです」

ハルヒ   「ここが地上なら、戦う事無いじゃないの」

みくる   「そりゃあまあ、そうかもしれませんけど。でもどうやって」

ハルヒ   「オーラバトラーを借りればいい」

みくる   「敵前逃亡って後ろから撃たれるかもしれませんよ」

ハルヒ   「戦い続けるよりマシよ。それに――」

みくる   「それに?」

ハルヒ   「相手の船に古泉君が居るわ」

みくる   「! じゃあ」

ハルヒ   「ユキやキョンもいるかもしれない」

みくる   「尚更、どうするんですか!?」

ハルヒ   「しっ、声が大きいわよ!」

みくる   (すっ、すいません!)


黒騎士   「さて、立ち聞きをしてはしまったが」

13 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:50:14.35 ID:onynOLeE0



ジェリル  「生きてたか」

トッド   「そっちも。しかし、地上とはな」

ジェリル  「なんだい、うれしいのかい?」

トッド   「少しはな。もう帰れないと思っていた」

ジェリル  「だから嫌いなんだ。ここでいい思いが出来たことなんてありゃしないんだからね」

トッド   「それはアンタの話だろう? バイストンウェルでだって大していい思いはしなかったな?」

ジェリル  「チッ」

14 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 10:55:42.69 ID:onynOLeE0

          ☆
キョン   「地上? 帰ってこれたのか?」

古泉    「確証は持てないようですが」

キョン   「なら、すぐに日本に」

古泉    「待ってください。ここがどこかもわかって無いんですよ?」
       「なんとか機関と連絡を取れればいいんですが」

キョン   「長門、地上ならわかるんじゃないのか」

ニー    「そうか。アクセスとかいうのが出来る?」

長門    「。」コクリ
       「今しがた情報統合思念体へのアクセスを確認した」
       「しかしなにかの妨害を受けている。情報の改変の可能性は望めない」

キョン   「バイストンウェルとやらよりは地上に近いどこか、か?」

古泉    「いや…バイストンウェルではなぜアクセス出来なかったんです?」

長門    「何らかの波に疎外されていたと思われる」
       「今アクセスを阻害しているのも同様のもの」
       「しかし層が格段に薄いと感じる」

古泉    「感じる、ですか」

15 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:04:30.49 ID:onynOLeE0

ニー    「バイストンウェルに常識の様にあって、今もある何か」
      「なんだ?」

キョン   「顕在化したオーラ、とか?」

古泉    「常識のようにバイストンウェルにあるものですか」
      「涼宮さんに逆らえない、というのとは関係は無いのでしょうか」

ニー    「ハルヒか。バイストンウェルを成すものと同様の力は。ジャコバ=アオンは確かに言っていたんだな?」

キョン   「俺はそう聞いた」

古泉    「決まり…ですかね」

キーン   『ニー、戦闘準備よ!』

ニー    「なんだって!?」

キーン   『ウィル・ウィプスが居た!』

シーラ   『ニー・ギブン、聞こえますか?』

ニー    「は、はい!」

シーラ   『すぐに攻撃を仕掛けます。申し訳ありませんが先陣を』

ニー    「しかし……」

シーラ   『ドレイクに仕掛けられる前に仕掛けねばなりません!』

17 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:08:20.42 ID:onynOLeE0

ショウ   「古泉君は急ぐなよ、まだ待機だ!」

古泉    「さっきだって」

ショウ   「確実な動きをしてもらわなきゃ困る。それにオーラコンバーターの交換だって済んでないんだぞ」

古泉    「コンバーター?」

ショウ   「エンジンさ。空気を吸って動くジェットとは違う、オーラを吸って動く」

古泉    「動きやすくなる?」

マーベル  「そういう事。お先!」

ニー    「俺もいざという時にボチューンで出る!」

ショウ   「了解だ、死ぬんじゃないぞ!」

ニー    「当たり前だろ!? またリムルに会えないで死ねるかよ!」

18 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:14:46.06 ID:onynOLeE0


キョン   「結局何もできやしないのかよ?」

長門    「そんなことは無い。まだその剣の意味もわかって無い」

キョン   「そういったってな、長門」

長門    「わかっている。私も進んで戦える程の体力が無い」
      「アクセスも出来ない」

キョン   「す、済まない」

長門    「心配はいらない。ただ、あなたはきっと必要になる時が来ると思う」

キョン   「ジャコバに会えたのは意味があることだって言うのか?」

19 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:21:52.78 ID:onynOLeE0

ショット  『スプリガンの不調ですぐに出向けなかった事は詫びるしかありません』

ドレイク  「良い。貴様がその分の結果を見せてくれればな」

ショット  『分かっています。この機動性ならば出来る事もありましょう』
      『敵の位置もこちらの偵察部隊でつかみました』

ドレイク  「さてな。自分の艦にだけ性能のよいレーダーをつけたのではないのか?」

ショット  『これは異な事を』

ドレイク  「まあよい。オーラバトラー部隊展開せよ! ……オーラボンバーさえ完成していれば良かったがな」

ショット  『その事ですが、面白いオーラバトラーをそちらに送らせていただきました』
      『是非お使いになっていただきたく思います』

ドレイク  「名は?」

ショット  『ズワウス。使うつもりは無かったのですがね』

ドレイク  (……)
      (ビショットも、ルーザも、ショットでさえも敵になりかねぬか)
      (急ぎ過ぎたか?)
      (しかし、今さら後にも戻れぬなら、この力試すまでよ)
      (謀をした者、憎いのならばいずれ八つ裂きにしてカオスに堕としてくれる)

20 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:27:39.23 ID:onynOLeE0


ビショット 『この戦が我らの対抗勢力との最後の戦となる!』
      『各員励めよ、先発隊出撃!』

ニェット  「大将、張り切ってるぜ?」

ダー    「そうだろう、やつらさえ倒せば地上の連中にはどうとでも言える」

ガラミティ 「落ちるなよ二人とも」

ニェット  「分かってる。ニェットのビアレス、出るぞ!」

ガラミティ 「赤い三騎士が先陣を切る!」

ショット  『全軍に告ぐ、フレイボンムを撃つ時は三位一体の陣形を取れ!』

ダー    「うってつけじゃねえか」

ガラミティ 「トリプラーでやれる。ガラミティは出るぞ!」

21 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:33:15.26 ID:onynOLeE0



マーベル  「ショウ、先行し過ぎては駄目よ!」

ショウ   「正面からぶつかるものな。出過ぎは叩かれるだけだ」

チャム   「こんな海の上じゃあ隠れるところも無いじゃない!」

ショウ   「これじゃあ最終決戦になりそうだな。ゼラーナは出過ぎじゃないのか?」

ニー    『ゼラーナの運用には俺が慣れてるんだ。任せてもらえないか?』

ショウ   「ニー……」

ニー    『リムルに会いたい一心と言う訳じゃないさ。この戦には勝たなきゃな』

ショウ   「ああ!」

キーン   「敵も出てくるわよ!」

22 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:37:54.64 ID:onynOLeE0


ゼット   「ズワウス、か。俺にこれほどのものは作れるか?」

黒騎士   「整備は進んでいるのか?」

ゼット   「ああ、黒騎士か。大丈夫だよ。あんたにはこの特製のマシンに乗ってもらう事になっている」

黒騎士   「特製の? ズワァースでも新型だろう?」

ゼット   「そのテストタイプらしい。趣味の悪い形はしてるが、内部構造は大したもんだよ」
      「必要オーラ係数は高いが限界値もダンチだ。ショットが隠し玉にしようとしたのもうなずけるし」
      「前回あそこまでズワァースを動かせたあんたぐらいしか使えないんじゃないかな」

トッド   「おいおい、それは俺が旦那より弱いって言ってんのかい?」

ゼット   「相手を立てる気持ちが入って無い訳じゃないが、黒騎士の気持ちはわかる」

黒騎士   「お前に私の何が?」

ゼット   「なんとしてもショウ・ザマを落としたいんだってさ」
      「俺だってなんとしても一流の技術屋でいたかったんだ」

黒騎士   「……」

ゼット   「オーラボンバーが使えなくて済まないが、これを完璧な形で出す事で許しちゃくれないか」

黒騎士   「……いいだろう」

23 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:46:23.21 ID:onynOLeE0


ゼット   「それと」

黒騎士   「なんだ」

ゼット   「俺も出撃したい。口添えを頼みたい」

黒騎士   「なんだと?」

ゼット   「世渡り上手なショットに勝てる気はしていないからな。せめて自分の女を殺した相手ぐらいは」

黒騎士   (こいつもショウ・ザマか……しかし)

ゼット   「頼む。並の兵よりは働けるはずだ」

トッド   「いいのかい? こいつぐらいが戦列に加わったってそうそうショウは落ちやしないし俺は構わねえけどな」

ジェリル  「アタシは反対だね。アタシをコケにしたあのゼラーナのクルーは全員アタシが殺すんだ」

黒騎士   「全員が貴様のようでは無い」
       「ゼット、ライネックは動かせるな?」

ゼット   「あ、ああ!」

24 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:47:16.98 ID:onynOLeE0

ジェリル  「チッ」
        タッ タッ タッ
         タッ タッ

みくる   「大丈夫なんですか?」

ハルヒ   「あんまり目立った動きは出来ないから」

みくる   「それはわかりますけど……」

ハルヒ   「みくるちゃんは自分の安全優先ね」

みくる   「出来ませんよ、涼宮さんも」

ハルヒ   「そう、出来たらね。でも出来ないかもしれないから」
黒騎士   (さて……)

ジェリル  「お嬢ちゃん方、ここは戦場だよ」

ハルヒ   「だから、来たんでしょうが」
ジェリル  「おお怖い」

トッド   「ドレイクはお構い無しだな。この戦いで覇権を握れるとなれば何でも利用したいか」

ハルヒ   「前回ほどには……」
トッド   「ジャップの女学生のメンタルは知れてる。そっちのお嬢さんについてた方が安全だろうよ」

ハルヒ   「どういう事情か想像ついてるんでしょ?」

トッド   「まあな」

25 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:48:19.96 ID:onynOLeE0

みくる   「あの、みなさんもお気をつけて」

ジェリル  「面白くないね。事情もわからずそういう事を言う奴ってのはさ」

黒騎士   「ジェリル、みっともないな。それにお前はもう出撃のはずだ」

ジェリル  「そうかい。せいぜい見てるんだね。アタシをコケにした新入り諸共ショウを殺して見せる」

みくる   (新入り、それが古泉君だった?)

ジェリル  「レプラカーン、出るよ!」ヴヴヴヴヴヴヴヴ

トッド   「あいよ……なんだい?」

みくる   「あの、ジェリルさんとトッドさんは地上の出なんですよね?」

トッド   「ああ、それがどうしたんだ」

みくる   「じゃあ、故郷に近いって事でしょう? あんな訳のわからない所で戦ってたのなら…」

トッド   「……そうだな、ジェリルはどうか知らないが、俺はボストンに帰りたい。ママンが待ってるからな」

みくる   「ママ…お母さんですか。きっと良い方なのでしょう?」

トッド   「何でそう思う?」

みくる   「トッドさんが、悪い人だとは思えませんので。心配でしょうから」

トッド   「……ありがたいが、あんたは人の田舎を心配できる身分かよ」

26 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:48:53.43 ID:onynOLeE0


シーラ   「エル、ベル、あなた方は隠れてなさい」

ベル    「やだ、お手伝いする!」

エル    「今さら何言ってんの!」

カワッセ  「お前達、あまり困らせるな」

シーラ   「良い。通信を」

管制員   「どうぞ」

27 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:49:45.95 ID:onynOLeE0



シーラ   『これが最後の戦になる。全将兵に伝えよ、総掛かりである!』

古泉    「出られないんですか!?」

整備員   「もういい、様子を見て出撃してくれ!」

古泉    「様子? いいや、出ます!」


マーベル  「あの陣形、何?」

ショウ   「何か来るぞ、フレイボンムの威力も増している!」
      (三位一体のトリオコンビネーション? オーラの作用を考えているのか?)

キーン   「そんなのこけおどしよ!」

ショウ   「不味いぞ、キーン上にあがれ!」

       グワアアアアアア

キーン   「な、何!? 避けられた!」

ナの兵士  「威力が違う……!」ドゴーン

ショウ   「それ見た事か! マーベル、左へ回れ!」

マーベル  「了解、キーン! 先発部隊を半分に割ってコンビネーションを組むわよ!」

28 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:50:52.50 ID:onynOLeE0

ジェリル  「分散した? 好都合だ!」ゴォォォォ

ショウ   「何!?」

ジェリル  「ショウ・ザマ、因縁は終わりさ!」

ショウ   「そっちの勝手を言うな!」

ジェリル  「ド素人は出てないのかい!?」

ショウ   「古泉君の事か…?」

ジェリル  「まあいい。先にあんたを血祭りに上げる!」


マーベル  「ショウ、数が足りない! これじゃあ抜かれるわ……」

キーン   「第一波で全部ってわけじゃない! 後方も当てにすればいいでしょ」

マーベル  「ドレイクだってそうでしょうが!」


シーラ   「ここまで届く。これがフレイボンムの威力? 各員、コンビネーション隊形に気をつけよ!」

カワッセ  「グランガランと言えど出過ぎれば……ナベンの艦が盾になってくれています!」

シーラ   「総掛かりと言ったはずだ、突撃をも辞さぬ覚悟である!」

カワッセ  「はっ!」

29 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 11:52:40.66 ID:onynOLeE0

キョン   「長門、書き換えが出来ないんだったな?」

長門    「そう」

キョン   「なら、ただ策を講じるだけならどうだ。予測でも引っ張り出せないか」
       「このままやられるのを見てるだけは」

長門    「わからない。アクセスが依然としてうまくいかない。データ不足でもある」
       「通常であればこの場合――」

キョン   「震えてるのも普通、何かしようってのだって普通だろ?」

長門    「……了解した。再アクセスを試みる」


エレ    「エイブ艦長」

エイブ   「はい。オーラノバ砲が使えないわけです」
       「フレイボンムであの威力なら……」

エレ    「そうではありません……」

エイブ   「では?」

エレ    「見えるのです」
       「オーラバトラーと…赤い…赤い髪の女が…力が強く、危険な力を」

30 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 11:54:15.84 ID:onynOLeE0

          ☆
ショウ   「何だ!」

ジェリル  「あたしはねえ、新兵にまでコケにされたんだ! 聖戦士にそれがわかるかい!」

ショウ   「わかりようも無い! そんなオーラ力を振りまわして、死ぬぞ!」

ジェリル  「ダブリンの鼻つまみ者がここまで来てもまだ馬鹿にされる、許せないんだよ!」

チャム   「そんな根性してるからでしょ!」

ジェリル  「言ったね、フェラリオがあ!」ブゥン

ショウ   「くっ……」

ジェリル  「三位一体攻撃でじきに艦も落ちる、終わりだよ!」

ショウ   「終わらされてたまるものか! マーベル、キーン、ゼラーナは守れ!」

キーン   「レプラカーンの威力の桁がおかしいよ!」

ショウ   「そんなこと……」

ナの兵士  「行ってください、私達が持ちこたえます!」

マーベル  「ありがとう、御武運を」

ナの兵士  「こちらもフォーメーションをとる!」

ジェリル  「来たかい、ダンバインも! 八つ裂きにでもなんでもしてやるよ!」

31 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 11:55:29.22 ID:onynOLeE0

マーベル  「させるものですか!」

古泉    『ショウさん!』
ショウ   「古泉君!? 駄目だ、来るな! この敵は」
ジェリル  「来る、来るね!? アタシをコケにした素人までも……アタシは!」
マーベル  「なに……おかしいわよ!」
       ヴヴヴヴヴヴヴヴ
ショウ   「憎しみのオーラがこういう力も呼び起こすのか!?」

ジェリル  「アタシはさ!」
        ヴヴヴヴヴヴヴ
マーベル  「レプラカーンが大きくなっている?」

ショウ   「そんな事あるものか!」

ジェリル  「あるんだよ!」
チャム   「怖いよ、ショウ……」

ショウ   「馬鹿言うんじゃない、これはまやかしだ!」

ジェリル  「敵が小さく見えるって事は、ダンバインやビルバインにアタシが勝つという事さ!」

古泉    「大きい……!?」

ショウ   「来るなと言っただろう!」

古泉    「言ってられませんよ!」
      (オーラというのだけでこうも大きく見える? そんな事)

32 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:56:32.76 ID:onynOLeE0

                   ☆
キョン   「ここからでも見える? ただのオーラバトラーがあそこまで大きいのか?」

長門    「アクセスができた。観測出来る限りオーラバトラーの全長、全幅は同型の物よりも巨大になっている」

キョン   「大きさが? 重さはどうだ?」

長門    「実際の質量は変わっていないと思われる」

キョン   「思われる?」

長門    「観測したが、私自身としてその結果は奇妙に思う」

キョン   「そうか……でも観測された数値としては変わって無いんだな?」

長門    「そう」

キョン   「大きくなっただけ? 密度が変わったという事は」

長門    「わからない。しかし密度が変わったようには見えない」
       「少なくとも視覚情報においてはただそのまま大きくなったようにしか見えない」

キョン   「オーラのせいでそういう事は起こるのか」
       「ハルヒのもオーラバイストンウェルもオーラ、大きくなるのもオーラ?」

33 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 11:57:32.12 ID:onynOLeE0


ジェリル  「こうしてハイパーにもなって――」ブゥン

ショウ   「ぐうっ!」ガツン

チャム   「ショウ、逃げようよ!」

ショウ   「どうやって!」

古泉    「大変な所に出たようで……」

ショウ   「古泉君にも怨みを持ってるぞ!」

ジェリル  「カットグラ、見つけた!」

古泉    「受け止めちゃだめ? オーラショットなら……」ババババ

       ドドドドド
ジェリル  「効いちゃいないねえ。ショウ・ザマ、今日こそはってやつさ!」

35 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:06:09.58 ID:onynOLeE0

トッド   「なんだ、あれはジェリルか?」

黒騎士   「そうだろう」

ハルヒ   「オーラってああいう事も出来るの?」

黒騎士   「そうなのだろうな」
      (貴様も似た事をしでかしたように見えたが)

トッド   「オーラでハイパーしたっていうのか」
      「危険じゃないのか?」
      (あれならばショウに勝てる?)

黒騎士   「どうかな」
      「しかし、ジェリルの醜悪なオーラは聖戦士にふさわしくはない?」
      (憎しみのオーラは騎士の持つにふさわしいものではない……)
      (騎士である事を捨ててまでと考える私は、騎士としての所作を捨てきれないでいる)

37 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:15:23.54 ID:onynOLeE0

エレ    「あれです! 赤い機体が……」
エイブ   「恐ろしい力? オーラバトラーが」

通信兵   「ゼラーナから通信です!」
エレ    「は、はい! なんですか?」

ニー    『エレ様、地上人からお願いがあると!』
エレ    「地上人? 剣を持っていた?」

キョン   『どうだっていい、早くしなきゃ不味いだろ!』

ニー    『何だと言うんだ!』

キョン   『そのでかい大砲は撃てないんですか!?』

エレ    「地上でこれほどのオーラの武器を使う事の意味がわかりますか」

エイブ   「火炎放射期でさえあれほどの兵器になるのだぞ!?」

長門    『威力を絞って撃てばいい』

エレ    「そんな事……」

キョン   『あの大きいのがショウさん達を狙ってる!』

エレ    「聖戦士を? しかしオーラノバ砲ではあのような早さで動く的を正確に撃つ事など」

長門    『掠めるだけでも構わない。あの大きさは見かけだけのものと思われる』

エイブ   「見かけ?」

38 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:21:52.40 ID:onynOLeE0

長門    『観測した結果、物体自体が大きくなっていても質量は変わっていないように思える』
      『加えてあの機体は異常なオーラの流れに包まれて詳細な観測が行えない』

キョン   『結論だけでいい!』

長門    『オーラの流れを乱せればあの機体は大きさを保てなくなるはず』

エレ    「オーラが見かけの威力だけを高めている、と?」

長門    『そう』

エレ    「オーラノバ砲の貫通力ならばオーラの流れを乱せる?」
      「……本来ならば察知していた私があのオーラを抑えるべきでしたが」
      「エイブ艦長」

エイブ   「は!」

エレ    「対空砲火に回しているエネルギーを一時的にオーラノバ砲に」
      「出力は20%で撃ちます」

エイブ   「了解いたしました」

長門    『撃つまでにどれだけの時間がかかる?』

エレ    「最大出力ではありません」
      「それでもどれだけの威力が出るのか分かりませんが」
      「撃たなければならないのならば……将兵に伝令! 60秒後にはオーラノバ砲の射線より離れるよう!」

39 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:26:06.87 ID:onynOLeE0


キョン   『これで』

ニー    『役立たずかと思っていたが……よくも』

           ☆

ショウ   「なんだ……オーラノバ砲を撃つ?」

チャム   「馬鹿言ってるんじゃないの!?」

ショウ   「いや、本気みたいだ。射線が開き始めている」
      「マーベル、古泉君!」

マーベル  「了解、後退するわ!」

古泉    「そうしたいんですけど……」

ジェリル  「気に入らないんだよ!」

古泉    「パワーが違いすぎます、オーラコンバーターが不調!」

ショウ   「急に前に出るからだ!」
      「掠めるだけでいいと言っている! とにかく射線から離れろ!」

古泉    「了解!」
      (なんだ……この機体、神人のような重さ?)

ジェリル  「アハハハハハハ!」

40 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:26:48.68 ID:onynOLeE0


管制員   「出力20%!」

エイブ   「オーラノバ砲、発射!」


トッド   「なんだ……地上であんなもの使うのか?」


      ドドドドドドドドドドド

ニー    「20パーセントでこの威力か……先発隊のほとんどが消し飛ぶぞ?」

キョン   「地上で強くなるって、こんなにか」

長門    「……」

      ドドドドドドドドドド


ショウ   「完全な第一射よりも強い……ゴラオンは保つのか!?」

マーベル  「心配をしてる場合ではないのでなくって?」

古泉    「よ、避けられますが…」

ジェリル  「どっちに撃ってんだい、当たらないよ!」
      「……!?」

41 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:33:01.84 ID:onynOLeE0

ショウ   「戦場のオーラが乱されている! こっちもコンバーターの不調!?」

古泉    「お、落ちます!」

ショウ   「浮いてろ! コンバーターの調子が治るまで様子を見ろ!」

古泉    「分かってます!」

ジェリル  「な、なんだ? 体が動かない」

マーベル  「レプラカーンが揺らいでいる」

チャム   「あれ……オーラバリアなんじゃないの?」

ショウ   「オーラバリア? そうか、オーラバリアがみせかけの威力だけを」
       「それだけ大きなオーラがノバ砲で乱されれば」

マーベル  「ショウ、今なら!」

ジェリル  「く、来るな! アタシの憎しみのオーラが……」

ショウ   「抜けろぉ!」グォォォォォ

マーベル  「貫けた?」

チャム   「中、スカスカじゃなかった?」

ショウ   「大当たりか……? まん中だけやれたぞ」

ジェリル  「く、うあぁあぁぁ!」

42 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:34:48.25 ID:onynOLeE0

               ☆
兵士    「9番消化の手が足りない!」

見張り   「今行く!」

リムル   「今の揺れは何……!?」

黒騎士   「オーラノバ砲です。地上であのようなものを使えばどうなるか分かっていたでしょうに」

リムル   「何か!?」

黒騎士   「手榴弾を。今船は混乱しています。如何様にも出来ましょう」

リムル   「何故私に渡しますか」

黒騎士   「私は仕えているのです」

リムル   「誰に?」

黒騎士   「今も昔もドレイク様で御座います。このままあなたを捕えておくのはドレイク様のためにならない」
       「もし抜け出すのならば二等客室にいるミクルという少女も連れてお逃げ下さい」
       「彼女にはハルヒ・スズミヤは出撃した、と」

リムル   「……昔ですか」
       「わかりました。覚えておきましょう」

黒騎士   「では」

44 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:45:36.89 ID:onynOLeE0


トッド   「ジェリルも第一波も殆どやられちまった。そろそろ出番かね」
      「黒騎士の旦那は?」

ゼット   「さあね。俺は黒騎士を待つ。トッドは」

トッド   「子守りだよ」

ハルヒ   (……古泉君を見つけられれば)

トッド   「随分考え込んでるじゃねえか? 出撃はやめとくかい?」

ハルヒ   「そうはいかないわよ」

トッド   (何か理由があるか? 探し人でもいたかね……)
      「まあいい、出るぞ!」

ハルヒ   「わかった」

トッド   (ハイパーできれば勝てる)
      (それでも地上に出たのにママに会えないのは)
      「ショットはどうした、あのオーラクルーザーはまだ動かないのか!」


シーラ   「オーラエンジンの不調? 構いません。可能な限りの速度で前進してください」

カワッセ  「今の内に破損個所は修復しておけ、すぐに第二波が来るぞ!」

46 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:47:51.41 ID:onynOLeE0

エレ    「ノバ砲が撃てない?」

エイブ   「はい。次撃てばゴラオンが持ちません」

エレ    「ゴラオンのみですか?」

エイブ   「それは、そうですが……よもや今撃とうとは思いますまい?」

エレ    「そう…ですね」


ショウ   「マーベル、調子はどうだ?」

マーベル  「なんとかね。古泉君はゼラーナに戻りなさい!」

古泉    「情けないけど、すいません」

ショウ   「謝るな。君が囮になったから俺が助かった。感謝してる」

古泉    「助かります。飛べるようになったらすぐにでも」

ショウ   「……次に来るのは何だ? 黒騎士か、トッドか? それとも羽のやつか」

47 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:48:40.25 ID:onynOLeE0

         ☆
ドレイク  「ふん。二度はあれは撃てまい」
      「だろう?」

ショット  『そうでしょう? 撃つつもりであれば最初から撃てばよいのです。それだけで我が方は落ちますからな』

ドレイク  「正直に言う。だがその通りだ。フォイゾン王はあれほどの物を良く作ってくれたよ」

ショット  『ですがあれは私でも作れるものではあります』
      『その艦のような目標でなければ到底使いものにならない砲で御座いますし』
      『先程の様な出力に耐えられるようなもの、出来ようはずもありません』
      『もっとも、想定していないつかわれ方はしましたがね』

ドレイク  「成程」
      「ジェリルのお陰で脅威が減った訳か」
      「将兵に告ぐ、あの砲は来ない。想定外の使用であったからである!」
      「恐れるな、もう敵に我が方に抗するほどの力など無い!」
      「第二波出撃!」

ショット  『時にあのバイストンウェルから出る時の翼、どう見ます?』

ドレイク  「貴様も言うか。ブリッジからは良く見えなかったがな」
      「あれは我が方で捕えた地上人のものと見ている」
      「……しかし、あれが我々を導いたとは思えんな」

48 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:49:17.96 ID:onynOLeE0


ショット  『何故です?』

ドレイク  「考えても見るがいい。何故我らに抗する者共はオーラマシンを渋っていたのか」
      「そしてオーラマシンが広がれば広がるほど戦乱も広がっていく」
      「その上に地上に出ればこの威力」
      「この争いを知っている我らを恐れぬ者がいるか?」

ショット  『いないでしょうな。そのための力で御座いましょう?』

ドレイク  「フ、ビショットといい貴様といい、若いな」
      「時代はこの力を望まぬだろう。ならば時代が望み生まれるリーンの翼伝説が我々を助けるはずが無かろう?」

ショット  『迷信です。力は使い様があります』

ドレイク  「我々は地上にあっては粛清されなければならぬ存在となるだろう。そうであってももう止まる事は出来ぬ」
      「ならばリーンの翼伝説などに頼る事は出来ぬな。あれは大した問題ではない」
      「むしろ、あの翼は我々を粛正するため地上に呼んだやもしれぬな?」

ショット  『これは……お戯れを』
                 ☆


下げとかあげとか良くわかんねえけどとりあえず下げといたらいいんだよな?

49 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:50:27.54 ID:onynOLeE0

トッド   「ゼット、あんたは第三波だ。今の内に覚悟を決めるんだぜ」
ゼット   「ああ、トッドも死ぬな」

トッド   「当然だろうが」
      (そうだ。ショウ・ザマを倒してボストンにも帰る)
      (そうじゃなきゃ、なんで地上に帰って来たのかわかりゃしねえ)
      「ハルヒ、全速力だ。根っこに近い奴らの陣の方がオーラが乱れている」
      「上手く行きゃ動けない奴らを落とせるぜ」
ハルヒ  (直接の人殺しをやる?)
      「わかった」
トッド   「出るぞ、ついて来い!」
        ゴォォォオオオオオ
             ☆
ショウ   「もう第二波が来る? マーベル、先に行くぞ!」

マーベル  「ショウ、出過ぎないでね!」
            ☆
ニー    「戦力が足りない? 俺が出る!」

通信兵   「待ってくださいよ、まだ長いんです。まだ」

ニー    「古泉君だって帰ってこないんだぞ!?」
       「途中からわけもわからずやらされた人間が死んで俺が何もしてないってのは……」

キョン   「何もしてないわけ無いでしょう!」
      「それに……古泉が死んだわけじゃないんだ」
ニー    「くっ……そうだ、そうだな」
キーン   『ニー、第二波が来る。フォウは一旦着艦するわ!』

ニー    「了解」

50 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:51:51.24 ID:onynOLeE0

               ☆
トッド   「ショウ、よくもジェリルを捌いたな!」

ショウ   「トッドか? もうやめろ、今さらどうなる!」

トッド   「止めてどうなるってんだよ!」
      「お前のお陰で死ぬ思いをした俺のやり場は」
      「地上に出たオーラマシンのやり場はどうなる!」

ショウ   「!? そうまで考えられるのにまだ戦うのか!」

トッド   「聖戦士! 死ぬ気で戦ってオーラマシンを排除しようってんだろ?」
      「それなら戦争が終わった時、オーラマシンの力を知ってる俺たちはどうなる!」

ショウ   「死ぬしかないってのか!?」

トッド   「そうだ、ならばやれるとこまでやらなけりゃならないだろうが!」

マーベル  「ショウ、惑わされないで!」

ショウ   「惑う!? わかってるけど……」

トッド   「ちっ」

ハルヒ   「わ、私は……!」
       (緑色のカットグラっていう奴が浮いてる…?)
       「古泉君……」

51 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:52:45.21 ID:onynOLeE0


トッド   (カットグラ、探し人の方か? まあいい。ど素人は物の数じゃない)
      「ハルヒは好きにしろよ!」

ハルヒ   「!?」

トッド   「いけってんだよ、ショウ、あのライネックに手を出すな!」

ショウ   「なんだと?」

ハルヒ   「こ、古泉君!」

古泉    「涼宮さんですか?」

マーベル  「何ですって?」
       「とにかく、ゼラーナへ……」

トッド   「さあ、仕切り直しと行こうじゃないか!」

52 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:53:30.36 ID:onynOLeE0

ショット  「ドレイク王はああ言うが伝説の力、我らを地上に導いた力なら意味はある」
      「妖しい地上人は捕えろ!」

ミュージィ 「出るのですか?」
ショット  「まだ、兵を増やすのみだ、第三波に合わせる!」
           ☆
エレ    「前に出られないのですか!?」

エイブ   「既に全速です!」

管制員   「前方にフレイボンム、避けられません!」
       ドォォォォォン

兵士    「エレ様!」ドン

エレ    「あ、あなたは!」

兵士    「ぐ、ぐう……」

エレ    「衛生兵を! 安静にしてください!」

兵士    「ご心配無く……元より命をかけているのです」

エレ    「命をかけてはいけません! 世界を救うまでは、死ぬのは無責任です!」
             ☆
シーラ   「艦橋に穴が開いたとて、止まってはなりません!」

カワッセ  「お下がりください!」

シーラ   「出来ません、士気を下げるわけにはいきません!」

53 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2010/07/11(日) 12:54:17.25 ID:onynOLeE0

            ☆
トッド   「俺は、俺はなあ!」ブゥン

ショウ   「クソ!」ガィン

マーベル  「当たれ!」バババババ

トッド   「舐めるなよ、オーラ力は上がっているんだ!」

ショウ   「マーベル、油断はできない!」
      「……上の方から何か来る?」

トッド   「なんだ、邪魔するのか?」

ダー    「ちっ、大砲を避けるのに手間取っちまって……」

ニェット  「ダー、オーラが不安定になっている、気をつけろよ!」

ガラミティ 「行くぞ!」

ショウ   「何だと!」

マーベル  「下がりなさい!」ババババ

55 名前:天丼[] 投稿日:2010/07/11(日) 12:55:36.36 ID:onynOLeE0

ガラミティ 「当たるものかよ……ダー、ニェット、トリプラーをかける!」

トッド   「赤い三騎士の連中か、消耗させてやれ!」

ダー    「客将は黙ってな!」

ガラミティ 「トリプラーで落ちろ!」

ショウ   「クゥッ、俺だって!」ブワァ

チャム   「行けぇッ!」

       ガツン!
ガラミティ 「踏み台にされたあ!?」

ダー    「聖戦士、落ちろお!」ブゥン

ショウ   「誰が!」バババババ

ダー    「ナニィ!」ガガガガ…

ニェット  「ダー! よくも」

ショウ   「お前もだ!」ズキューン

ニェット  「……!」バコーン

ガラミティ 「ダー、ニェット!?」

57 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 12:57:21.45 ID:onynOLeE0

トッド   「ちっ、役立たずめ!」
ガラミティ 「トッド・ギネス! やられっぱなしの聖戦士が!」
トッド   「目の前をどうにかして見せな!」
ガラミティ 「貴様!」ブゥン

ショウ   「邪魔をするなあ!」ガキィン

トッド   「マーベル、貴様はゼラーナに逃げなよ!?」

マーベル  「馬鹿にして!」

ショウ   「トッド、よくもよくもやっていられるな!」

トッド   「そう言うなよ。ボストンに帰るまでは死ねないからな!」

ショウ   「ボストン……! 故郷に帰りたいだけならば俺達が戦う事は」

トッド   「貴様はチキンかよ! そこにショウ・ザマがいるならば俺は戦わなきゃならん!」ヴヴヴヴヴ

ショウ   「トッドの力まで高まっている? またハイパーになる!」
トッド   「力……力がハイパーだと!? 大きくなるってのか!」

チャム   「そんなのダメでしょ! 帰れなくなっちゃう!」
トッド   (帰る……ここまできてママンに会えない?)

ショウ   「迷いが来た!?」

チャム   「いけぇー!」

59 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 12:59:37.84 ID:onynOLeE0

               ☆
ニー    「白旗を上げるライネックだと? あれは、カットグラか?」
操舵手   「そのようです。通信入ります」
ハルヒ   『そっちに着艦出来るの、古泉君!?』

古泉    『涼宮さんは落ち着いて!』

ハルヒ   『ケガ人は黙ってなさい!』

古泉    『ケガはカットグラだけです!』

キョン   「ハルヒ!? 無事なんだな?」

ハルヒ   『キョン、キョン!?』

長門    「無事のように見える」ホッ

キョン   「長門……古泉は大丈夫か?」

古泉    『大丈夫です。それよりも涼宮さん』

キョン   「朝比奈さんは?」

ハルヒ   『そう、みくるちゃんがまだあっちにいる、行かなくっちゃ!』

ニー    「ドレイクの所に? しかし君を行かせる訳には……」

ハルヒ   『オーラバトラーは動かせるわ!』

ニー    「勢いでものを言うな!」

61 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:00:52.84 ID:onynOLeE0

キーン   「まってよ! このままじゃあどの道ゼラーナだってジリ貧でしょうが。隠密ならフォウとオーラバトラーの方が向いてるわ」

ニー    「キーン、どういう事だ?」

キーン   「今のグランガランの戦い方を見てるでしょ? ニーは」

長門    「突進をかけるグランガランとゴラオンにウィル・ウィプスとゲア・ガリングは波状攻撃を仕掛けている」

キョン   「それに数が相手の方が多く見えるか……」

ニー    「しかし、なんとしてもドレイクは止めなければならない。戦乱をこれ以上広げては」

キーン   「それよ。わかるでしょ、ニーは。私たちは命を捨てるのが馬鹿なことだってわかりながらそれをしているのよ」
       「フォウとドッキングしたカットグラならば戦場から逃れる事だってできる」

ニー    「! そりゃあ古泉達を特攻に巻き込むかもしれないのは無念だが、しかし」
       「オーラバトラーを残す訳にはいかない!」

キーン   「バラバラにして海に捨てるなりなんなりしてもらえばいいじゃないの!」

ニー    「そんな事で……しかし」

キーン   「ショウやマーベルならなんて言うかしらね。リムルだって!」

62 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:02:00.32 ID:onynOLeE0

ニー    「ッ、そうか」
       「……戦場にはオーラが渦巻いているな?」

長門    「オーラの概念がまだ完全に理解できてはいない」

キョン   「戦場ってそういうものなんでしょう?」

ニー    「そうだ。キョンがジャコバに貰った剣。ウィル・ウィプスの朝比奈みくる」
       「それにリーンの翼の涼宮ハルヒか」

キョン   「リーンの翼?」

ニー    「例え、伝説だよ。ハルヒの機からの翼のな」
       「人々が望んだ時、戦乱を納めるとかのための力を発揮するという」

キョン   「でも地上に出てオーラバトラーは強くなったんじゃあ。戦いは大きくなる」

ニー    「あれ以上バイストンウェルで戦う事が問題だったんだろう」
       「それに、ショウが地上に行った時は故郷に呼び出された。魂のだぞ?」

キョン   「そういう引力があるって?」

キーン   「もしその引力があるなら、私達の戦乱はもっと広がったはずだわ」
       「なのに、オーラマシンは太平洋だか大西洋に集められた」

63 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:03:26.04 ID:onynOLeE0

ニー    「導きなのかもしれん…そうとなれば、よりオーラの高まるマシンに乗る事には意義がある」

キョン   「よくわからんが」

ニー    「ジャコバ・アオンがその水晶の剣を授けたのならばそれはオーラ的な意味があるはずだ」
       「リーンの翼と共にオーラバトラーに乗れば何かあるかも知れん」

キョン   「俺たちに前に出ろと?」

ニー    「そうは言っていない。オーラバトラーに乗るだけでいい。フォウとドッキングしたカットグラならば何人も乗れるだろう」
       「お前たちの仲間ならば信用するが、心配はある。長門には機銃を使ってもらいたいが……アドバイザーとして連れて行け」

キーン   「ニー!」

ニー    「後は好きにしろよ」

キョン   「……いいのか?」

ニー    「ゼラーナの艦長命令だ!」

ハルヒ   『着艦していいの、悪いの!?』

64 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:04:25.95 ID:onynOLeE0

         ☆
ドレイク  「第二波は敵と接触しているな?」

通信手   「ハッ! わが軍が攻勢にあります!」

ドレイク  「フレイボンムのフォーメーションが功を奏しているか」
       「流れが変わらぬ内に畳みかけねばなるまい!」

ショット  『ドレイク様、第三波を?』

ドレイク  「そうだ。ビショットにも伝えよ。総がかりで来られたとあらば、こちらも総がかりで行かねばな」
       「この戦に勝ちさえすれば。コモン界の領地の半分でもくれてやる」

ショット  『これはもったいなきお言葉。そう言うからには地上界を統べる自信がおありで』

ドレイク  「そうであろう? そう出来なければ我々は滅びるのみであろうからな」
       (自信、自信など……姦計に阻まれ仇敵に睨まれ、この上での感情の決着を見定めるのみよ)

65 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:13:42.50 ID:onynOLeE0

                ☆
        ガチャガチャ

みくる   「な、なんですか?」

リムル   「静かにしてください。今お出ししますから」

       ガチャリ

みくる   「あ、あの……あなたは?」

リムル   「リムル・ルフトと申します」

みくる   「リムルさん、ルフト?」

リムル   「そう。ドレイク・ルフトの妻、ルーザ・ルフトの連れ子。王女です」

みくる   「……色々、あるんですね」

リムル   「え? ああ、そうですね。父が貴女を閉じ込めたのですから」

みくる   「でも、どうして?」

リムル   「申し訳ありませんけど説明してる暇はありません。とにかくここからお逃げになってください」

みくる   「逃げるって言ったって、涼宮さんが」

リムル   「ハルヒ・スズミヤは出撃した、と伝えるように言われました」

みくる   「え?」

66 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:23:35.80 ID:onynOLeE0

リムル   「貴女のお友達がその人なら、どうもできないという事でしょう」
      「とにかく逃げてください。私も後を追いますから」

みくる   「後を、どういう事です?」

リムル   「やらなければならない事があるんです」

みくる   「何をですか?」

リムル   「父以上に許せぬ輩を討たねばなりません……」
            ☆
ゼット   「黒騎士、出るのかい!?」

黒騎士   「そうだ、このズワウスで、騎士としての剣の戦いをして見せる! 続け!」

ゼット   「了解だ!」

黒騎士   (騎士として、騎士としてだ。私は騎士の出の私以上に戦士であったショウ・ザマに嫉妬した)
       (しかし、このズワウスのオーラソードで私は騎士としてショウ・ザマに勝つ)
       (騎士の剣に醜悪なオーラなど必要が無い……)
                      ☆
トッド   「次が動いている……悠長に一騎打ちをしている場合じゃないか!?」

ショウ   「なんだ!」

トッド   「ショウ、ハイパー化も出来ない俺では満足すまい!」

ショウ   「退け!」

67 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:31:01.85 ID:onynOLeE0

                  ☆
ショット  「ミュージィ。出てもいいぞ」
      「この戦に勝てばバイストンウェルの統治を私がする事も出来る。ドレイクを討ちとればさらなる女王の座と言うのがあるぞ!」

ミュージィ 「はい!」
      (ドレイクを討ち取る、この乱戦で? やって見せる事がショット様のため……)
                   ☆
古泉    「ドッキング、出来てるんですか?」

キョン   「風は入ってこない、行けるんじゃないのか?」

長門    「関節部の固定は確認した」

ハルヒ   「キョン、無事!?」

キョン   「それはこっちが言いたいんだ!」

ハルヒ   「そりゃ……その剣は?」

キョン   「話は後だ。朝比奈先輩は?」

ハルヒ   「うぃる・うぃぶ…ぷすの……えっと」

長門    「ウィル・ウィプス」

ハルヒ   「言いにくいわね。その二等客室だって」

キョン   「それじゃわからん。こっからでも見えるぐらいでかいんだぞ」

ハルヒ   「いいわよ、王様に聞けばわかる!」

68 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:41:18.09 ID:onynOLeE0


キョン   「突撃するのか!?」

古泉    「まだそれが一番楽そうですけど?」

キョン   「本気かよ」

長門    「成功確率は限りなく低い」

キョン   「それ以外無いのか?」

ハルヒ   「飛ばすわよ」

古泉    「カットグラ、出ます。お元気で!」

ニー    『上手くやれよ。キーンは塗装を終えたライネックで出ろ!』

69 名前:ゼットまじごめん[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:47:28.39 ID:onynOLeE0

ゼット   「ビルバイン、覚悟!」ババババババ
ショウ   「なんだ、単調な動き?」
黒騎士   「やはり技術屋か……しかし、その意気は!」

ゼット   「うわあああああああ!」

ショウ   「おおおっ!ガギィン

ゼット   「ガラリアー!」

ショウ   「ただのオーラじゃないのか!? それでも!」

ゼット   「落ちろお!」

ショウ   「誰が!」ズバッ

ゼット   「!?」

黒騎士   「足止めにもならんか……ショウ・ザマめ!」

トッド   「最後だからってなあ!」ブゥン
ショウ   「黒騎士も来ているのにっ」
チャム   「ショウ、さっさとやっちゃえ!」
ショウ   「うるさい!」

マーベル  「落ちなさい!」

ガラミティ 「貴様はこっちだぜ!?」

マーベル  「くぅっ」

70 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 13:51:15.82 ID:onynOLeE0

ミュージィ 「……」

トッド   「ん、ショットの部隊が前に来ている? ミュージィか。援護しろ!」

ミュージィ 「了解」

トッド   「おおおっ!」ブゥン

ショウ   「南無三!」ガキィン

トッド   「貴様が倒れればドレイクの勝ちになる、生きていればボストンに帰れる!」

ショウ   「そんなものは嘘だ!」

トッド   「追い立てられて考え事も出来ちゃいないんだろ? お前に出来るのは死ぬだけだ!」

黒騎士   「トッド!」

ミュージィ 「今ならば」ドドドドドゥッ

トッド   「! 上昇をかける!」

ショウ   「なんだ…トッドの後ろから撃ってきたのか?」

72 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:00:32.04 ID:onynOLeE0

ミュージィ 「外したか」
トッド   「なんだ今のは!」

ミュージィ 「不意を突くためだ!」

トッド   「いい加減な事を言うな! ……オーラコンバーターの不調だと!?」ヴヴ ヴ ウ ゙ ヴ ウ ゙ ウ ゙
ミュージィ 「援護はして見せたぞ?」
トッド   「あれが援護だと! ショットの愛人風情が!」

黒騎士   「トッドは下がれ、私が先に戦わせてもらおう!」

トッド   「くっ」

黒騎士   「故郷に帰るならば生きていなければな?」

トッド    「…あれはなんだ?」

      ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

チャム   「ショウ、カットグラとフォウがウィル・ウィプスに飛んでくよ!」

ショウ   「なんだって!? 誰が乗ってるんだ!」

黒騎士   「ショウ・ザマ。貴様の相手は私だ。決闘はしてもらうぞ」

ショウ    「戦争だ、決闘なんて」

黒騎士   「決闘だ。騎士の名にかけて!」

ショウ    「騎士だと?」

73 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:06:03.11 ID:onynOLeE0

                      ☆
ビショット 「ええい、ここで手柄を見せられなければ信用すらしてはもらえんのだぞ!?」

操舵手   「分かっております!」

ビショット 「出遅れとは……ドレイク王、お許しを!」

ドレイク  『よい。出来る事だけしていればよい』

ビショット 「それは私を見限ると言う事ですか!」

ドレイク  『バイストン・ウェルの統治はショットに任せても良いのだぞ?』

ビショット (私は煽られている、ドレイク王、ルーザ様…?)
      「ゲア・ガリングは前に出よ、ウィル・ウィプスの盾となる!」

ドレイク  『わが軍が押し切ろうという時に盾になった所でな』

ビショット 「クッ」
                       ☆
エレ    「素早い戦艦がいる、どういう事ですか?」
ニー    『はい。おそらくはショット・ウエポンかと思われます』
エレ    「ショット、オーラマシンの?」
ニー    『そうです。そのショットならば規格外のオーラシップを建造していても不思議は無い』
エレ    「つまり、敵は旗艦が三つ……?」

ニー    『そうですが、キーンが出撃しました。私ももう』

エレ    「しかし、それでは」

75 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:12:25.54 ID:onynOLeE0

               ☆
黒騎士   「私は貴様を倒してこそ!」ガキィン

ショウ   「俺は貴様なんて知らない!」

黒騎士   「そうか? 私は知っているがな!」

ショウ   (なんだ……このオーラを知っている)

チャム   「ショウ、圧されてる!」

黒騎士   「甘いな!」ザッ

ショウ   「尻尾だと!? ライフルが…」

黒騎士   「剣での決闘をしろというのだ、ショウ・ザマ!」

ショウ   「遊んでいるのか!」

黒騎士   「違う! 黒騎士、騎士としての矜持だ」
       「何としても貴様を倒す!」

ショウ   「何をそこまで憎む!」

黒騎士   「貴様は騎士である私をコケにした。そうであれば私は貴様を倒さなければならぬ!」

ショウ   「何だと!?」

黒騎士   「ォォォォ!」

76 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:16:33.85 ID:onynOLeE0

           ☆
エレ    「オーラノバ砲の準備を」

エイブ   「は? オーラノバ砲はもう撃てぬと」

エレ    「撃つのです……今ゲア・ガリングを落とさねば我が方に勝ちはありません」
       「あのようにウィル・ウィプスの盾になるのならば」

エイブ   「しかし、この艦は」

エレ    「死ぬのは無責任だとは言いました。ですが、シーラ様にでも責任はとっていただきます」
       「このような考え、甘いものと思いますが……」

エイブ   「そのような事、御覚悟があるのならば。エネルギーの充填を開始します!」

エレ    (先程の赤い機体と同じ波動? またハイパーが来る?)

77 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:21:33.86 ID:onynOLeE0

ハルヒ   「古泉君、上、上よ!」

古泉    「分かってますけど」

キョン   「黄色いのにぶつかるぞ!?」

長門    「フォウから操作する」

       グーン

ハルヒ   「ふう……なんでもっと早く気がつかないのよ」

古泉    「そう言われましても」

キョン   「俺何かすること無いか?」

古泉    「対空監視をお願いします」

キョン   「ええっと?」

ハルヒ   「もういいわよ。それより――」

長門    「ゴラオンから緊急信号」

古泉    「退避?」

78 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:26:59.00 ID:onynOLeE0

          ☆
黒騎士   「貴様が!」

ショウ   「黒騎士、知らないぞ俺は!」

黒騎士   「忘れたとは言わせん!」

チャム   「しつっこい!」
           ☆
シーラ   「全艦衝撃に備えよ!」
           ☆
エイブ   「照準固定できません!」

エレ    「良い、前に撃てればどうとでもなる!」

クルー   「撃ちます!」
         ドドドドドドドドドドドドド
              ☆
黒騎士   「貴様……!」ヴヴヴヴ

ショウ   「我を忘れているのかコイツ!? ハイパーする?」

チャム   「ショウ、何か後ろから来る!」

ショウ   「退避信号が出たろ!」

79 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:32:32.75 ID:onynOLeE0

               ☆
トッド   「あれはさっきの大砲か? ゲア・ガリングを狙っている……焦ったか?」
                 ☆
ビショット 「な……? もう大砲は無いとドレイク王はおっしゃったろうが!」
      「私は盾なのだぞ!?」

操舵手   「あ、当たります!」
       ドドドドドドドドドドドドド
                  ☆

ゴラオン乗組員「消火に当たれ!」
       「砲が火を吹いてる!」

操舵手  「舵が効きません!」

エレ    「……前が見えますか? エイブ」

エイブ   「はい。ゲア・ガリングに直撃です。加えて敵のオーラバトラー部隊の数も激減」

エレ    「そうです。ハイパーの気配も無くなっている。今ならば」
       「グランガランに通信! 後はお任せすると」
       「この戦いが終わるまでに沈まないでいられるか。我が艦の戦いです」
                   ☆
シーラ   「私に任せる? ゲア・ガリングを沈めてくれたのならば」

ベル    「エレたま死んじゃったの?」

エル    「縁起でもない事言わないの!」
シーラ   「まだ、まだエレ・ハンムのオーラは消えてはいません。そうであれば決着は今つけます!」
       「ウィル・ウィプスに全速突撃せよ!」

80 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:35:32.23 ID:onynOLeE0

                      ☆
ショウ   「黒騎士はハイパー出来なかった? ノバ砲か!」

黒騎士   「ふふ、ふはははははは!」
       「忘我の境地にあっても、ハイパーになる事を圧しとどめるものがあった!」
       「私が騎士としてある事を望むものがあると言う事だ!」

ショウ   「騎士として? 貴様は……」

黒騎士   「そうだ、真に騎士の決闘であるならば顔を隠す必要などない。わが名は騎士、バーン・バニングス!」

チャム   「うっそぉ!」

ショウ   「バーン!?」

黒騎士   「騎士の出である私よりも貴様は戦士であったのだ。ならば私は貴様に剣で克たねばならん!」

ショウ   「決着をつけるのか!」

黒騎士   「おうさ!」

81 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:40:46.28 ID:onynOLeE0

                  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
                     ☆
ショット  「ゲア・ガリングが落ちたか……無理はするなよ、シーラ・ラパーナさえ落とせれば戦いは終わる!」

マーベル  「アアアッ」

ショット  「なんだ……三騎士か?」

ガラミティ 「クッゥゥゥゥ」ゴーン
      「貴様あ!」

マーベル  「もう落ちなさい!」ブゥン

ガラミティ 「くそぉっ!」ズバァ
       ドカーン

ショット  「ダンバイン、マーベル・フローズンか。全砲門ダンバインを狙え!」

キーン   「そうはさせない!」

ショット  「アの国の? 拿捕されたか、蝿のようにちょこまかと」

ニー    「どっちが蝿だ、艦ならば艦らしく後方支援をすればいいものを」

ショット  「それがこのオーラクルーザーだ、ミュージィ!」

ミュージィ 「はい!」ブゥン

ニー    「なに?」

82 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 14:46:12.75 ID:onynOLeE0

マーベル  「隠れていた!」ガキィン

ショット  「そうだ、貴様達だけでこのスプリガンが落とせるものか!」

ニー    「俺たちだけのものか、ゼラーナ!」

ゼラーナクルー「了解、全砲門前方の敵艦!」

ニー    「撃て!」

ショット  「このスプリガンに当たるものかよ! 撃ち返せ!」ガガガガガガ

ゼラーナクルー「我々の覚悟というものは!」ドドドドドドド

ショット  「直撃させたはずだぞ…バリアーが強力すぎる!?」

ミュージィ 「ショット様!」

ショット  「スプリガンには当たらん!」

ゼラーナクルー「これが避けられるものか!」ゴォォォォォォォォ

ショット  「と、特攻だと…!」
      ゴォォォォォォォン

83 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:00:09.60 ID:onynOLeE0

ショット  「き、機関部がやられたか!?」

スプリガンオペ「出力上がりません、高度も……」

ショット  「戦えんのか!?」

マーベル  「そうさせます!」

ミュージィ 「ショット様!」

キーン   「あんたの相手はこっちよ!」ガギィン

ミュージィ 「くっ、どいて、どきなさい!」

キーン   「落ちろっ!」ドドドドドドド

ミュージィ 「ショ…」ゴゴゴゴ ドーン

ショット  「ミュージィ! くそっマーベル・フローズンめ! くそぉぉぉぉ!」

ニー    「俺達のゼラーナが……」

85 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:08:09.22 ID:onynOLeE0

                    ☆

キョン   「ブリッジはあれか!?」

ハルヒ   「砲火はかわして!」

古泉    「飛び込みますよ、掴まって!」
       バリーン

キョン   「くうっ!」

長門    「ハッチを開ける」

ハルヒ   「わかってるわ、キョンもついてきなさい!」

キョン   「なんでだよ」
      (……重要な局面になる? それならこの剣が)
      「わかった」

長門    「中に残る事も必要」

古泉    「僕と長門さんはカットグラの中にいます。手早く済ませてください」

                      ☆

87 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:13:11.07 ID:onynOLeE0

ドレイク  「なんだ! カットグラだと? 骨董品のようなオーラバトラーで来るのは誰だ!」

衛兵    「リムル様がルーザ様の下へ……」

ドレイク  「ええい、訳のわからぬ」

ハルヒ   「ドレイク!」

ドレイク  「この声、ハルヒ・スズミヤか! 何をしに来た!」
       「よもや翼の名のもとに私を裁こうなどとは言うまい!」

キョン   「翼?」

ハルヒ   「みくるちゃんは何処!?」

ドレイク  「知らぬな。客室に閉じ込めた後は感知しておらぬ」
       「貴様はこのわしにとって厄を呼びそうなものだからな」

ハルヒ   「厄? 何を……」

ドレイク  「笑止! 貴様が背中から生やした羽、我らを地上に呼びこんだ何かかもしれぬが」
       「伝承のリーンの翼に見える以上貴様を近づけるわけにはいかん!」

ハルヒ   「古泉君!」

古泉    『ブリッジの下に部屋? 様子を見ます!』

キョン   「剣が震えてる……抜けばいいのか?」

89 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:15:18.34 ID:onynOLeE0

リムル   「ここに母が居る……?」
みくる   「どうしようと?」
リムル   「知れた事。この戦いを起こした元凶ならば誅しなければなりません」
みくる   「そう言う事を……」
リムル   「それよりあなたこそ逃げなくても?」
みくる   「オーラバトラーが動かせると思えないんです。それならば一人でいるよりは」

リムル   「ここは渦中ですけれど……行きます」ガチャ

ルーザ   「何奴……!」

リムル   「お母様にはお覚悟をしていただきます!」

ルーザ   「リムルか。覚悟だと?」

リムル   「そうです。このナイフで私はお母様を殺します!」

みくる    「リムルさん……」

ルーザ   「ふふふ、客人を連れてよくもそのような事が言えたものよ。本気か?」

リムル   「本気でなければこのような事」

ルーザ   「何故子が親を殺すか!」

リムル   「お父様の妻でありながらビショット・ハッタを炊きつける……全ての混乱のもとは、お母様、貴方です!」

ルーザ   「手玉に取られた男どもが悪いとは考えぬのか」

リムル   「そのような言い訳!」ブゥン

90 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:19:32.64 ID:onynOLeE0

整備員   「コンバーター、交換するんですか!?」

ルーザ   『何だ?』

古泉    『誰です……朝比奈さん、居るんですか!?』

トッド   「嬢ちゃんが居る? それにどういう状況だ?」

整備員   「聖戦士殿! 早く……」

トッド   「待て。こっちも用がある」

古泉    『誰です!?』

みくる   『女王様と王女様です! あっ……』

        ガチャ

ルーザ   『ふふふ、運が悪かったなあ、リムル』

トッド   (前々から気に入らなかったご婦人に……)
      (人の田舎を心配する女なんてのは)
      「そういう事か…世話の焼ける!」グイ

整備員 「何を!」
          ガシャーン

91 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:26:04.97 ID:onynOLeE0

            ☆
          ドーン
ルーザ   「な、なに……」
       ブチッ

リムル   「お母様が!?」

みくる   「うっ…」

トッド   「つぶしちまったのか!?」
      「しかしこれ以上かき回すだけの事を考えるのならば、悪くは無かったか」

古泉    「敵、こんな近くに!」

トッド   「おっと、撃つんじゃない! お嬢ちゃんを助けたんだ。貸しがあるなら見逃してくれるな?」
      「コンバーターの補修が済んでないんでね」

みくる   「トッドさん?」

トッド   「あんた、やさしいようだからな。一度だけだ!」

古泉    「逃がして……くっ」

トッド   「一機も落とした事が無いんだろ? 無理はするな! ブリッジに用があるんじゃないのか!?」

古泉    「!」

92 名前:剣とか渡されてた事になっているのを忘れていた[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:32:29.83 ID:onynOLeE0

        ☆
キョン   「……抜くぞ」スラッ

ドレイク  「なんだ、小僧?」

ハルヒ   「……」ガクリ

キョン   「は、ハルヒ? どうした」
       「剣がハルヒに引っ張られる?」

ハルヒ?  「……ドレイクよ」

ドレイク  「オーラが変わった? 何だ」

キョン   「剣が光ってるのか」

ハルヒ?  「ドレイク・ルフトは何故争おうとする」

ドレイク  「何のつもりがあってそのような事を聞くのか!」

ハルヒ?  「チ・フェラリオの意思としてリーンの翼たるうる者の体を借りている!」

ドレイク  「何? そのものがリーンの翼でいいのだな?」

キョン   「ハルヒが……いや、ジャコバ・アオンなのか?」

94 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:36:29.92 ID:onynOLeE0

ハルヒ?  「そう思えばよい。答えよ、ドレイク」

ドレイク  「知れた事! 私の力を試すため、王としてだ!」

ハルヒ?  「王と言う事はどういう事か」

ドレイク  「王者であると言う事だ。より強い力を以てしてより多くを納める。オーラマシンなるものがあるのならば…」
       「しかし、我が納めるべき者達が我の行く手を阻もうとしているな」

ハルヒ?  「そのような行いをする者を王者と認めぬからであろうが!」

ドレイク   「私が王者で無いだと? それならば王者となって見せればよいのだろう!」

ハルヒ?  「踏みつけるものが王者ではあるまい!」

ドレイク  「それでリーンの翼が現れたと言うのか!?」

キョン   「願い事をかなえる翼だろ? そんなものが……」

トッド   「違うな。正しい民主主義を実行する翼だ」

キョン   「誰だ?」

トッド   「リーンの翼伝説というのは聞いた事があるな」

95 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:40:15.84 ID:onynOLeE0

ドレイク  「それが私を裁くと言うか!」
ハルヒ?  「リーンの翼が何を望むか。知った事ではない」
       「しかし、ドレイク・ルフトが今のままの王者で居ると言うのならば、裁かれなければなるまい?」
ドレイク  「ならば……ならばどうせよと言うのか!」
ハルヒ?  「オーラマシンなど使わなければよかった」
ドレイク  「馬鹿な事を! 使わなければガロウ・ランにでも攻め滅ぼされるのがコモン界だろうが!」
ハルヒ?  「そうであればなぜ停滞したまま一万年以上もの時をバイストンウェルは過ごしているのか」
ドレイク  「……」

古泉    「どういう話をしているんですか?」
みくる   「トッドさん?」
トッド   「さあな。わかる事じゃねえよ」
長門    「……」

ハルヒ?  「魂の修練場。悪行を積むガロウ・ラン、天の理を学ぶフェラリオ、そしてコモン界」
      「この情からなる世界のバランスが取れていたればこそのバイストンウェル、その王者であろう!」

ドレイク  「ならばなぜガロウ・ランは攻めてきた!?」
ハルヒ?  「地上から来る魂が調和をとらなければこそだろうがよ。身体性を無視した地上の民と表裏一体たるバイストン・ウェル」
       「この変容を考えなければならなかった」
ドレイク  「それならば聖戦士にやらせればよい。コモン界の民に出来る事ではない!」
ハルヒ?  「戦士は戦うものであろう……バイストン・ウェルが魂の修練場というのはなぜか!」

ドレイク  「何だと?」

ハルヒ?  「地上界の魂はバイストンウェルに招かれ、バイストンウェルの魂は修練の後地上界に招かれる」
       「そうするのならば貴様とて地上の民でもあろうよ」

ドレイク  「それで……なんとするのだと!」

96 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 15:41:20.92 ID:onynOLeE0

ショウ   「コンバーターをやったか!?」

チャム   「こっちのもやられてるよぉ!」

ショウ   「組みつくぞ。決着をつける!」
       ガシィン
       「ハッチ開けるぞ!」

バーン   「覚悟ォ!」ブゥン

ショウ   「早い!?」

バーン   「そうだ! 貴様がオーラバトラーを捨てるのならば私もそうしよう!」
       「正々堂々と貴様に勝つ!」

ショウ   「怨念だろうが!」

バーン   「これが怨念だと言うのならば人を活かすものすべてが怨念だろう!」
       「騎士の誇りが私にこうさせているのだ!」

ショウ   「騎士の誇りだと!? ドレイクの野望を手伝う事が」

バーン   「そうだ! ドレイク様の騎士たるこのバーン・バニングスであるならば!」

ショウ   「その一念のみだと言うのか……それでは、哀しいだろうが!」

バーン   「そうだ、このような想念が貴様に殺せるものか!」ブゥン

ショウ   「くっ! シーラ・ラパーナ、浄化をーっ!」

99 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:00:44.13 ID:onynOLeE0

           ☆
シーラ   「ウィル・ウィプスに接触出来るか!?」

操舵手   「もう少しです!」

シーラ   「しかし、この戦場には多くのオーラと魂が散った。ならばその力を借りる!」
       「人々よ、バイストン・ウェルへ帰還します……」
                   ☆
          ブワァァァァァァァァァァァ
                   ☆
トッド   「な、なんだ!?」

ハルヒ?  「見るがいい。あの光が全てを浄化するものである」

ドレイク  「馬鹿な事を! そのような事を望むものが居るのか」

ハルヒ?  「しかし、オーラマシンがあってはならぬ」

ドレイク  「コモンのあらがう力をも封じ、オーラマシンを使うなと言うか……」
       「我らが死したとし、地上に生まれるのは何時か」

ハルヒ?  「定められてはおらぬ……もう……」

キョン   「剣にヒビが入ってる、砕けるぞ!」
        パリーン

キョン   「この程度の事を言うために俺はこれを持たされた? これでいいのか?」

ハルヒ   「うっ……ううん、何が……みくるちゃんは」

101 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:06:51.90 ID:onynOLeE0

キョン   「気がついたのか? ハルヒ、お前が何とか出来るって……」

ドレイク  「定められていない、か」
       「……」
       (わかってはいたが……ここが引き際か。結局敵ばかりがいたか。しかし)
       「まあよい。こうもはっきり地上があるのだと知れただけでも収獲」
       「それならばこの私の魂がこのまま浄化されてしまえば野望などと言う訳にはいかんな。小僧」
キョン   「なんだよ」
ドレイク  「その娘はリーンの翼足り得るらしいな?」

キョン   「信じるならな」

ドレイク  「このまま、中途半端なまま全てを終わらす事など望んでは居らぬだろう?」

キョン   「中途半端? 当たり前だろ」

古泉    「涼宮さんを連れてこっちに、離脱しましょう!」

ハルヒ   「何? あの光……」

トッド   「オーラの渦ってのか……もう間に合わないか? 浄化されてバイストン・ウェルにいくってんなら、死ぬだけって事だろうがよ」

みくる   「そんなの、長門さん、何かわかりませんか?」

長門    「フォウが全速力で離脱しても今からでは間に合わない」
古泉    「それでは」
キョン   「もう助からないってのか!?」

105 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:12:42.95 ID:onynOLeE0

ドレイク  「まだ早い。リーンの翼がこのまま終わる事を受け入れなければ、我々は生き残れるだろう?」

キョン   「願い事ったって……」

ドレイク  「人の魂が帰る場所がバイストン・ウェルと認識すればこその浄化なのだろう! それならば、我々が休める場所を望む」

トッド   「何言ってる!」

ドレイク  「わからんか? ただ曖昧に死してバイストン・ウェルに帰るのではなく、今このままの想念を以てして我らの居るべき場所を見定めると言うのだ」
       「リーンの翼が認めるのならば、我ら自身の望むようにもなろう!」

キョン   「家に帰りたいと思えって?」

ドレイク  「バイストン・ウェルは貴様の故郷か?」

キョン   「あんなとこ……そんな訳無いだろ」

ドレイク  「今はまだそうだろう。ならば念じよ、リーンの翼に念じさせろ!」
       「トッド・ギネス、時間を稼げ!」

トッド    「助かるんだな!?」

ドレイク   「望みが無い訳ではない!」

107 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:18:50.69 ID:onynOLeE0

富野の会話ってそんなにおかしくないよな、と思う俺です

トッド   「それならあんな光はな!」ヴヴヴヴヴヴヴ

古泉    「バリアーが強化されている? 光を押し返して……」

トッド   「聖戦士ならばそれぐらいは出来るだろうが、行くぞ!」

キョン   「家に、帰る……」

トッド   「ボストンで、ママンに会って見せる!」

古泉    「誰にも別れを言えないっての、辛いでしょう?」

みくる   「わかりますけど」

長門    「家……」

みくる   「でしたら……部活をしている時とか、長門さんが楽しめた事を」

ドレイク  「そうだ。自らの執着を強引に捨てさせる事もまた愚かな事である!」

キョン   「ハルヒ、部活がまた出来るってさ」

ハルヒ   「部活……? 何言ってるのよ!」

キョン   「あの光が俺達を殺そうって言うんだ! そんなのは嫌だろ!」

ハルヒ   「なにを…怖い光?」
       「…当たり前でしょうが、勝手に決められて、そんなの嫌よ!」

111 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:26:54.54 ID:onynOLeE0

ニー    「バイストン・ウェルに還る? 俺はまだリムルに会っても居ないんだぞ!?」
マーベル  「せっかく地上で、何も言わないままで……」
キーン   「ニー!? どうなってるの?」
         ☆
ショウ   「バーン、俺は騎士じゃない!」
バーン   「なら、何だと言う!」

ショウ   「聖戦士なんて言う役割を圧しつけられただけだ!」
       「貴様の騎士の心意気のようなものは持っちゃいない!」

バーン   「騎士の心意気だと?」

ショウ   「そうだ! この戦いが騎士としての正々堂々ですらないと言っている!」
       「騎士としてならば既に俺は負けているだろうが!」

バーン   「私を愚弄しているのか!?」

ショウ    「俺を討てば楽になれるのか!?」

バーン   「騎士としての私を貫けばだ! それにはここで浄化される訳にはいかん!」

ショウ    「おおおおおおお!」

            光がウィルウィプスに触れる。
            光の翼が戦場の中心から顕れ、大きく広がっていく――

112 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:40:05.74 ID:onynOLeE0

        何が起こったのか、はっきりと知る者はいない




             数週後


          地上 北米




マーベル  「ふう、洗濯物はこれで終わりなの、母さん?」

マーベル母 「ああ、後はゆっくりしてなさいよ」

マーベル  「でも……」

マーベル母 「宇宙人に服を皺くちゃにされちゃあかなわないからね」

マーベル  「もう!」

      (……ショウ、あなたは今どこにいるの? オーラマシンごとバイストンウェルに帰ってしまっているの?)

114 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:40:50.89 ID:onynOLeE0

            バイストン・ウェル アの国

ドレイク  「オーラマシンの封印は厳重にな」

使用人   「はあ、しかし何故」

ドレイク  「ナの国のシーラ・ラパーナやあのエレ・ハンムも帰還した」
       「それならば今オーラマシンを使ってはまた戦乱を呼ぶだけとなろう?」
       「あのような勢力があるうちはオーラマシンは使えんな」
       「領地の平定に努める。幸い、ここしばらくは闇の者共はおとなしくしている」

使用人   「はっ」

ドレイク  「クの国はナの国との共同統治の状態を保て。無暗に押し切るような交渉はするな?」
       「戦うつもりがあると見られると厄介だ」

       コッコッ

ドレイク  「通せ」

リムル   「お父様……」

ドレイク  「リムルとバーンか。何の用だ?」

リムル   「まだお怒りなのかと……」

115 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:41:32.65 ID:onynOLeE0

ドレイク  「ワシがか? まさか。姦計に殺されることなくわが身がここにあるのだ、リムルには礼を言うべきなのかも知れんな」

リムル   「礼?」

ドレイク  「ルーザとの事は聞かせてもらっている。ただ、前のめりになるワシが怒りのみで何かをなせたとも限らぬ」

リムル   「そのような事を」

バーン   「その事について、私からもお詫びを」

ドレイク  「フン、顔を隠した事かリムルを逃がした事についてだろう。それも必要はあるまい」
      「今貴様を重用している事を考えても見ろ」

バーン   「ハッ、ありがたき幸せ」

リムル   「それで、お願いがあるのですけれども」

ドレイク  「何だ」

リムル   「留学をしたいのです。ナの国等も見て回りたいと」

ドレイク  「戦後の、と言う事か?」

リムル   「それもあります」

ドレイク  「……いいだろう、護衛は念入りにな。黒騎士」

バーン   「お戯れを」
ドレイク  「フフ、頼んだぞ?」
バーン   「承知いたしました」

117 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:42:21.61 ID:onynOLeE0

リムル   「それでは仕事を邪魔しても良くないので、続きは食事の時にでも」

ドレイク  「うむ……」

バーン   「……ドレイク様」

ドレイク  「何だ?」

バーン   「もうお止めになったのですか?」

ドレイク  「妙な事を言う。バイストン・ウェルと地上界で修練を繰り返すのが我らの魂ならば、今すぐに動く必要もない」
       「あのような方策をとるには今は敵が多過ぎるようでな」
       「良い国造りをすればガロウ・ランに抗する事も出来ると信じよう、焦っては全て水泡に帰す事になる」

バーン   「そうですか。しかしもし動くと言うのであれば」

ドレイク  「無論、期待しているぞ。騎士としての貴様にな」

118 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 16:43:13.53 ID:onynOLeE0

              ナの国

シーラ   「ドレイクはまだ動いてないと?」

ショウ   「はい」

シーラ   「警備は今のままにしてください。監視を怠ってはなりませんから」

ショウ   「そのように伝えておきます。それでは」

シーラ   「書簡を用意しますので少し外で待ってくださいね」

ショウ   「分かりました。チャム」

チャム   「うん。じゃあね」

エル    「またね」

シーラ   「あ、少し待ってください……」

ショウ   「どうしました?」

シーラ   「あなたは、何故ここに帰ってこれたと思います?」

ショウ   「どういう意味でしょう?」

シーラ   「私は全員がバイストン・ウェルに帰還するつもりでした」
      「ですが、私たちは私達のまま、それぞれの家に帰った事です」

122 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:00:07.55 ID:onynOLeE0

ショウ   「……そうですね」
       「涼宮ハルヒでしょう? ニーの言った通りに」

シーラ   「そう、でしょうか。まだ浄化の時では無かったと」

ショウ   「……バイストン・ウェルへの帰還は現在の自己への執着を捨てることにもなりますから」
       「そこまで私達が賢くなかったという事かも知れません」

シーラ   「成程」
       「それで、マーベル・フローズンは家に帰ったのに何故あなたは?」

ショウ   「私は……親を捨てた身です」
       「今となっては地上に還る所が思いつきませんでしたから、こうしてシーラ女王にお仕えさせていただいております」

シーラ   「……すいません」

ショウ   「謝る事ではないでしょう?」

123 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:03:41.64 ID:onynOLeE0


         リの国

キーン   「ニー、リムルから手紙よ」

ニー    「なんだって?」

キーン   「はい」

ニー    「ああ、ありがとう」
      「……留学?」

キーン   「へえ、どういう事?」

ニー    「戦後の状況を見るための留学をしたいってさ。会えるかもしれない」

キーン   「よかったじゃないの」

ニー    「そうだな。結局ずっと会えずじまいだ」

キーン   「……」

ニー    「しかしだからと言って仕事に手を抜く訳にもいかない」
      「シュンジ王には拾ってもらった恩があるからな」

※シュンジ王:シュンジ・イザワ。聖戦士伝説主人公。リの国に降りて王となりバイストン・ウェルのために働く。
         今回は自分とこだけオーラバトラー造らずに、まともに戦争に参加せず
         オーラバトラー組が全員地上に出た後、バイストンウェル随一の強国になるルートを想定

124 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:04:13.72 ID:onynOLeE0

          ラウの国

エレ    「お母様はまだお仕事で?」

エイブ   「はい。お忙しいご様子で。エレ様もお勉強にならなければならない事はいくらでもあります」

エレ    「それはわかっております。しかし……よもやまたバイストン・ウェルの地をこの目で見る事が出来ようとは」

エイブ   「思いもよらぬ事ではありましたな。お陰で、国に残された者をそのまま放っておく事にはならずに済んだ」
      「何が起こったのか私にはわかりませんが……」

エレ    「分かりますよ?」

エイブ   「どのような?」

エレ    「翼です。翼のお陰で……」

エイブ   「リーンの翼ですか? しかし、靴が見つかったと言う話は聞きませんが」

125 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:04:45.91 ID:onynOLeE0


       地上・ボストン

トッド   「さてと」

トッド母  「トッド、どこにいくんだい?」

トッド   「ああ、ママンは座っててくれよ。またもう少し出かける事になりそうだからな」

トッド母  「ああ、日本に行くんだったかい? 今から?」

トッド   「まさか、今はバイトだよ。空軍は首になっちまったからな」

トッド母  「ああ、でも私は少し安心したよ」

トッド   「そういうのはいいよ。うれしいけどな。何か帰りに買ってくるものあるかい?」

126 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:05:34.41 ID:onynOLeE0

       地上・日本

キョン   「何か見つかったって?」

古泉    「分かるものは殆どないようです。生き物の殻みたいなのが見つかっただけでコンバーターの破片は一つも」

キョン   「流されたんじゃないのか?」

古泉    「さあ、そもそも戦った場所が本当に太平洋だったのか」

キョン   「それは、ニュースで散々宇宙人がどうのって言ってるだろ?」

長門    「確かに太平洋での戦闘は地球上で観測されていた」

みくる   「結局何だったのかはよく分かりませんけど。リーンの翼でしたっけ?」

キョン   「ハルヒから出た羽みたいな奴の事でしたか?」

みくる   「そうです。トッドさんに聞いたんですけど」

古泉    「ああ、電話つながったんですか?」

みくる   「ええ、ボストンにいるって本当だったんですね」

古泉    「そりゃあ、調べましたから」

みくる   「疑った訳じゃないんですけど」

キョン   「リーンの翼がなんだって?」

127 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:06:52.95 ID:onynOLeE0

キョン   「リーンの翼がなんだって?」

みくる   「多くの人々が望んだ時に現れて戦乱を納める、バイストン・ウェルのおとぎ話だって聞きましたけど」

古泉    「おとぎ話ですか。しかしドレイク王はそのおとぎ話を随分と信用してましたけど」

長門    「バイストン・ウェルが想念の世界であるという仮定が正しいのならば」
       「御伽話や寓話がただ冗談として伝わっているとは考え難い」

キョン   「そうか? よくわからんのだが」

長門    「つまり」

キョン   「やめてくれ。頭が痛くなる」

長門    「……」

キョン   (あのばあさんは何を言ってた? ハルヒの力が時代の望んだものだって…?)
        ドタドタドタドタ
          バタン
ハルヒ   「皆いる!?」
キョン   「あいよ」
古泉    「今日はまた、どうしたんですか?」
ハルヒ   「今日はねえ――」

キョン   (そんな訳、ないだろ?)



  --------END--------

129 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:14:41.76 ID:onynOLeE0

終わり。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
これから読もうかな、と言う方、どうかよろしくお願いします。
良くわかんないところとかあったら質問受け付け升。
まるで理屈が無い状態で話組み立ててる訳ではないんで。一応。
以下今日の富野スレ。
十月のVガンBOXがほしい。

131 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[] 投稿日:2010/07/11(日) 17:21:09.23 ID:onynOLeE0

ああそうだ忘れてた
トッドが日本行くとかどうだって言うのは
親を捨てた(と一方的に思っている)ショウが結局帰ってこなかったので、
その事を直接伝えに行く、とか。
え? きょぬーを見に行く?
何のことやら



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