佐々木「う〜〜ん 絶好の海水浴日和だね!!」 ハルヒ「ふんっ!」


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6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:09:32.08 ID:3EGVUOac0

キョン「いい加減機嫌直せよ…」

ハルヒ「うっさい!アンタはその辺で遊んでなさいっ」

キョン「佐々木も、頼むからコイツを挑発するような真似はやめてくれ」

佐々木「くつくつ…なんのことだい?キョン、ちょっと散歩でもしてきたらどうだい?」

キョン「はぁ…そうするよ…俺が戻ったらどっちか死んでたとかやめてくれよ…」

ハルヒ(死んでくれないかしら…この女)

佐々木(今日中に寿命尽きればいいのに…この女)



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:22:03.80 ID:3EGVUOac0

ハルヒ「…キョンはSOS団の団員なのよ…部外者にはお引き取り願いたいんだけど」

佐々木「キョンの 幼 馴 染 として言わせてもらうとね、キョンと私は最も気の知れた関係なんだよ」

佐々木「だから私といた方が、キョンも普段よりリラックスできると思うんだ…あなたが気を利かせるべきだね」

ハルヒ「はっ…お、幼馴染ねぇ…まぁあたし達とのほうが濃密な時間を過ごしたのは間違いないわ」

佐々木「ふ、ふぅーん…例えばどんな?」

ハルヒ「フフン、夏休みに無人島で、一つ屋根の下で一晩中…」

佐々木「ひ、ひとばんじゅう…?」

ハルヒ「ま…麻雀とか…ビリヤードだけど…したのよ」

佐々木「…そんなことか」ホッ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:31:47.30 ID:3EGVUOac0

キョン「やれやれ…何なんださっきのあの空気は…」テクテク

キョン「なんで初対面であんな険悪になるんだ?理解できん」テクテク

キョン「……」テクテク

キョン「…ん?あれ?もしかして森さんじゃないですか?」

森さん「えっ…? あっ!キョン君!」

キョン「今日は機関のお仕事はお休みですか」

森さん「はい♪」

キョン「…ぬぅ…」

森さん「や、やだキョン君、そんなに見ないでください…」////

キョン「はっ、い、いやすんません…」

森さん「もー…あ、キョン君、少し、お時間頂いてもよろしいですか?」

キョン「え?はぁ、いいですよ…丁度暇してたし」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:40:02.82 ID:3EGVUOac0

ハルヒ「ま、まぁそれはそれとして…その後色々あって、嵐の中を二人で散策したのよ」

佐々木「散策ねぇ」

ハルヒ「手を繋いで」

佐々木「ッ!」ピク

ハルヒ「固く手を握り合ってたらね、あたし、ちょっと高いトコから足を滑らせて落ちたのよね…」

佐々木(何でその時頭を砕かなかったんだろう)

ハルヒ「そしたらキョンのヤツ、あたしを庇って落下の衝撃から身を呈して守ってくれたのよ♪」

佐々木「なっ…」

ハルヒ「ふふん」

佐々木「h、へぇ…キョンの足を引っ張っただけの気もするけど」

ハルヒ「!」ピキ

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:45:33.98 ID:3EGVUOac0

キョン「サンオイル…ですか」

森さん「はい♪お願いしてもよろしいでしょうか…?」

キョン「……」

キョン「…わかりました!誠心誠意を持って塗らせて頂きます!」

森さん「じゃあ背中、お願いしますね♪」

キョン「は、はぁ…では、失礼します…」ヌリヌリ

森さん「……均等に…お願いします…」

キョン「はい…」

森さん「……」

キョン「……////」ヌリヌリ

森さん「……んっ」

キョン「!!」ビク

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 08:57:19.39 ID:3EGVUOac0

ハルヒ「あ…あ、あ、足を?キョンの?あたしが?何言ってるのかしら?理解できないわ!理解できないわ!」

佐々木「解らないかなぁ…あ、そうか、付き合いが浅いからキョンがどんな人なのか解ってないんだね」

ハルヒ「なっ」

佐々木「キョンはあれで男気がある人だからね…間抜けな人でも助けずにいられないんだよ」

ハルヒ「うぎぎ…」

佐々木「私はそういうキョンの気持ちをよく知ってるからね…なんせ付き合いが長いから」

佐々木「それにスキンシップなら僕だって、毎日キョンの自転車の後ろに載ってたしね」

ハルヒ「なによ…それくらいあたしだって…」

佐々木「キョンの背中に耳をそっと押しつけるとね、心臓の鼓動が速くなってくのがわかるんだよ…」

ハルヒ「ぐはっ!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 09:03:37.72 ID:3EGVUOac0

キョン「も、森さん…?」

森さん「……////」フルフル

キョン「あの、ど、どうかしましたか?」

森さん「だっ…大丈夫ですから…続けてください…」////

キョン「はぁ……では」ヌリヌリ

森さん「〜〜〜っ!」ピクンッ

キョン「ちょっ…森さん…」

森さん「大丈夫ですから…気にしないで…」////

キョン「……」ヌリヌリ

森さん「はっく…ふぅ…ぁ…」ピクッ ピククッ

キョン「……」ヌリヌリヌリヌリ

森さん「…っは、あ、まって、キョンく…あっダメ、だめぇっ」

キョン「森さん……」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 09:13:48.39 ID:3EGVUOac0

ハルヒ「ぐふぅ…」

佐々木「キョンの鼓動を聞いてると、私も同じように心臓が早鐘を打っているのに気付くんだ」

佐々木「あの時間は、今でも私の大切な

ハルヒ「あたしはねっ!」

佐々木「!?」

ハルヒ「あ、あたしは…真夜中の学校で…キョンと…」

ハルヒ「キス…した…(夢だけど)」

佐々木「…」

ハルヒ「あたしの髪型…似合ってたって褒めてくれて…(夢だけど)」

佐々木「……」

ハルヒ「舌も…ちょっと入ってた…(気がする…夢だけど)」

佐々木「ぶほっ!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 09:21:10.09 ID:3EGVUOac0

森さん「はぁ、はぁ…もぉ…キョン君…」

キョン「な、なんですか?塗り方、悪かったですか?」アセアセ

森さん「違います…そんなの解ってるくせに…いじわる…」ウルウル

キョン「も、もう十分塗ったことだし、そろそろ…」

森さん「そんな、ずるいです…キョン君…」

キョン「…ずるいって…何がですか…」

森さん「はぁ…はぁ…まだ、塗ってないとこ…あるのに…」

森さん「塗ってほしいとこ…いっぱいあるのに…」

キョン「森さん…」

森さん「ね…あっちで…人気の無いところで…続きを…」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 09:43:59.08 ID:3EGVUOac0

佐々木「げほっ、げほっ…」ゴシ…

佐々木「い、一時の気の迷いってやつじゃ…ないかな…」ペッ

ハルヒ「何ですって…?」

佐々木「キョンもまだ子供だったってことさ…シチュエーションに流されたんだよ」

ハルヒ「何を根拠に…」

佐々木「その証拠に、今、君達は付き合っていない!」

ハルヒ「!!」

佐々木「キスしてし、し、舌いれたら、普通はそのまま交際を始めるものだ!でも君達は付き合ってる訳じゃないんだろう!?」

ハルヒ「それは…クッ、それはSOS団の掟がっ」

佐々木「ぼk、わ、私だったら掟なんて関係ない!愛情はそんなものじゃ止められない!」

ハルヒ「ああ…」

佐々木「故にキョンがキミと行った一連の行動は若さゆえの誤り!Q!E!D!証明完了!!」

ハルヒ「げぶぁっ!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 12:28:51.66 ID:Em5UPY6R0

キョン「人気の無いとこって…だっダメですって!」

森さん「どうしてですかぁ?ヒドイですキョン君…今更…」

キョン「いやいやいや、こんなとこでそんなこと…いくら人気が無いってってあんた」アワアワ

森さん「だって、私…声…出ちゃうし…恥ずかしい…」

キョン「声とか恥ずかしいとかの問題ですか!?どうしちゃったんですか森さん!」

森さん「じゃ、じゃあ…ここでいいです…恥ずかしいけど、我慢しますから…」////

キョン「ウェーイ!ここ!?ここってアンタ、ちょ、もっとダメですよ!」

森さん「そんなぁ…ちゃんと最後まで塗ってくれなきゃ変な焼け方しちゃいます…」

キョン「…………!」

キョン「あっ、ああ、あ〜、ハイハイハイ、オイルね!オイルの話ですね!はは、そういうことでしたら…」

森さん「?」

キョン「コホン…俺がエスコート致しましょう」キリッ

森さん「わぁっ、ありがとうございます♪」

キョン「ははは…はぁ………やれやれ…」テクテク

森さん「………」クスッ

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 12:37:08.60 ID:Em5UPY6R0

ハルヒ「あがが…」ドシャッ

佐々木「ふぅ…ふぅ…勝った…?」

ハルヒ「………」

佐々木「やった…やったぁ、キョン、今迎えにいくからね…」ゼー ゼー

ハルヒ「…これ…ら…もん…」ズリ

佐々木「!?」ギクリ

ハルヒ「こっ…これから…なんだから…ね…」グググ…

佐々木「なっ!?」

ハルヒ「これから…もっとキョンと仲良くなる…」グググ…

佐々木「ううう…」

ハルヒ「だって…私達は…これから…長い間…」ユラリ

佐々木「や…やめ…」

ハルヒ「ずっと一緒にいるんだからぁあああああッ!!!」

佐々木「ぎやあああああッ!!」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 12:46:23.84 ID:Em5UPY6R0

キョン「……////」ヌリヌリ

森さん「んっ…ふぁっ…すご…そこぉ…」ピクンピクン

キョン「も、森さん…すこ〜し声、止められませんか…?」ヌリヌリ

森さん「だ、だってキョン君、凄く…上手くて…んあっ」ビクッ

キョン「!!」ビクッ

森さん「………やぁ…やめちゃ嫌ですぅ…」ヒクヒク

キョン「…ゴクリ……はぁ……はぁ……」ヌリヌリ

森さん「んっ♪ はぁんっ…あ…」ヒクッ

キョン「はぁ、はぁ、はぁ…」ヌリヌリ

森さん「は、はぁ、はぁ…キョン君…脇のほうも…もっと…」

キョン「はぁー…はぁ、はぁ…」ヌリヌリ

森さん「〜〜〜〜〜ッ!」ビクーン

キョン「も、森さん…」

森さん「もっと…キョン君…塗り込んで…いっぱい…」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 12:58:19.08 ID:Em5UPY6R0

ハルヒ「はぁ…はぁ…」

佐々木「」

ハルヒ「ふふ…ふふふ…やった…」

佐々木「」ピク

ハルヒ「勝った…キョン…どこ…今行くから…」

佐々木「そう」

ハルヒ「!!」ギクリ

佐々木「私達には時間がある…」

ハルヒ「あんた…」

佐々木「これから…一緒にいられなかった時間を埋めていけばいい…」

ハルヒ「……くぅっ」

佐々木「だって…わた…僕とキョンは…」

ハルヒ「やめ

佐々木「再び出会ったからッ!!」

ハルヒ「ひぃいいいいッ!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 13:11:23.44 ID:Em5UPY6R0

森さん「はぁ…はぁ…ねえ…キョン君…」

キョン「なん…ですか…」

森さん「もし…よろしかったら…」

キョン「……」

森さん「前も…お願いできないでしょうか…」

キョン「……くっ…ダメ…です…」

キョン「だって…俺達…お互いの事…殆ど知らないし…こういうことは…」

森さん「私はキョン君の事…よく知ってます…」

キョン「え?」

森さん「私、涼宮さんよりもキョン君のこと、知ってるんですよ?」ムクリ

森さん「いつも見てましたから…それで…私…」

森さん「キョン君…キョン君に…私の事…もっと知ってほしい…」

キョン「森さん…ッちょ、水着を…」

森さん「キョン君…」ギュ

キョン「森さんっ…」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 13:15:30.02 ID:Em5UPY6R0

ハルヒ「げほっ…」

佐々木「うぐぅ…」

ハルヒ「きょ、キョンは…おっぱい好き…」

佐々木「キョンは…尽くすタイプの女性が好み…」

ハルヒ「……」

佐々木「……」

ハルヒ「埒が明かないわね…」

佐々木「君が…分からず屋なんだよ…」

ハルヒ「そろそろ…決着…つけましょうか…?」

佐々木「望むところ…ッ」


ハルヒ・佐々木「キョンに選んでもらう…!!」

61 名前:かけた[] 投稿日:2010/06/11(金) 15:53:28.83 ID:T979DCx4O

キョン「森さん…これ、もしかして機関の指示なんですか…?」

森さん「どうして…そう思うんですか…?」チュッチュ

キョン「だって…こんなこと、ハルヒに知られたら…また…」

森さん「ふふっ…本当に鈍感なんですね…」ギュウ…

森さん「女がここまでしてるのに…」

キョン「答えてください…」

森さん「機関は関係ありません…私は今、世界を危険に晒してます」

キョン「じゃ、じゃあ…こんなこと…」

森さん「解って下さい…もう、理屈じゃないんです…どうしようもなく体が熱くて…」サスサス

キョン「うっ…く、森さん…!」

森さん「キョン君が愛しくて愛しくて仕方ないんです…!」

キョン「森さん…」

キョン「森さんっ」ガバ

森さん「あっ……」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 16:03:19.28 ID:T979DCx4O

ハルヒ「あたしはね、キョンの匂いが解るのよっ」ザッザッザッ

佐々木「私はキョンの体から発する超音波を感知できるんだよっ」ザッザッザッ

ハルヒ「面白いじゃないっ!先にキョンを見つけたほうが勝ちよっ!」ザッザッザッ

佐々木「いいともっ」ザッザッザッ

ハルヒ「着いてくるんじゃないわよっ」ザッザッザッ

佐々木「そっちこそっ」ザッザッザッ

ハルヒ・佐々木「うおおおおおっ!」ドドドドド…

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 16:25:13.31 ID:T979DCx4O

キョン「畜生…俺って奴は…くっ」パンパン

森さん「あっ、ん…んあっ、き、キョン君…悪いのは私…ふぁっ」

キョン「でも…こんなことが…機関に知られたら…森さんは…」スパンスパン

森さん「いいんですっ!わた、わたし、今、凄く…幸せだかっ……ら」

森さん「死んでもいい…くらい…」

キョン「森さんっ!お願いですからそんなこと言わないで下さいっ」バコバコ

森さん「キョン君っ!キス、キスしてぇっ」

森さん「キスしてるあっ、間は…ふぅっ…怖いこと…忘れられるから…」

キョン「…っ」ズッチョズッチョ

森さん「んっ…」クチュ


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 16:42:45.26 ID:T979DCx4O

幼女「まま〜っ怖いよ〜!」

海水浴客「みろ!また誰かはねられたぞ!」

ハルヒ「キョン!どこなのよっ!出てきなさい!」ドドドドド

佐々木「キョン!大事な話があるんだ!出てきてくれたまえ!」ドドドドド

ライフセーバー「警察を…いや、機動隊の出動を要請します!ヒィイ来たぁあああ!」

老人「龍じゃ…龍神様が怒っておられる…」

ハルヒ・佐々木「キョン!キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン…」ドドドドド


75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 17:51:19.85 ID:T979DCx4O

森さん「あんっ!あんっ!キョン君!キョンくぅん!」

キョン「うおおおおおっ!森さんっ、好きだっ!森さん!」バコバコバコバコ

森さん「キョン君!あああキョンくぅん!嬉しいっ」

森さん「でも、私は2番目でいいんですっ!私、それだけで満足ですからぁっ!」

キョン「馬鹿いいなさんなっ!森さんが一番に決まってるでしょうがっ!」パンパンパパパパ

森さん「いけませんっ!ああ、そんな、キョン君!もう、もう一生分の幸せ貰いましたからぁッ!」ハヒハヒ

森さん「キョン君は、だってキョン君は、涼宮さんと…!」

森さん「私、今日のことだけで満足ですからぁ!」

森さん「キョン君!嘘だと言って!私を一番好きにならないでぇっ!」

キョン「今証拠を見せますよっ森さんっ!」スパンスパンスパン

森さん「わああんっ!キョン君のバカ!分らず屋!来てっ!いっぱい出してえっ!」ギュウウ…

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 18:03:14.79 ID:Em5UPY6R0

佐々木「あぐっ」ズササササササササササーッ…

ハルヒ「!!」

佐々木「あ…足が…ここまで来て…」

ハルヒ「……」

佐々木「キョン…ごめん…僕は…ここまでみたいだ…」ジワ

佐々木「キョン…ごめんね…ごめんねえ…」ポロポロ

グイッ

佐々木「!?」

ハルヒ「しっかり掴まりなさい」

佐々木「なん…で…」

ハルヒ「そんなの…決まってるわ!キョンが選ぶのはあたし!それ以外無いからよっ」

佐々木「涼宮さん…」ジワ

佐々木「…」グシッ

佐々木「決着をつけよう!」

ハルヒ「望むところよ!」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 18:07:48.84 ID:Em5UPY6R0

ハルヒ「くんくん…キョンは近いわ!なんか甘酸っぱい匂いもするけど!」ドドドドドドドド

佐々木「そうみたいだね…なんか激しい運動してるみたいだけど!」ヒョコヒョコヒョコヒョコ

ハルヒ「かなり近いわ!」

佐々木「キョンを感じる!」

ハルヒ「あそこ!あの茂みの中に!」

佐々木「キョンが」

ハルヒ「いるっ!!」


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 18:21:31.00 ID:Em5UPY6R0

森さん「あふ…キョン君…・キョン君のがぁ…あ、あったかい…」ビクンビクン

キョン「森さん…いや、園生…高校を出たら…一緒に暮らそう…」ドクンドクン

奇妙な光景であった。彼はいた。だが、女もいた。

二人の性器はこれ以上ないほどに密着し、女の体からは彼の物と思われる精液が流れ出している。

二人の表情を見れば、互いに慈しみ合う眼差しを交わしている。

何が起きているのか、二人は理解できなかった。本能がそれを拒否していた。

そっと踵を返し、少し歩いた。海が広がっていた。二人は叫ぶ。

ハルヒ「あたしはジャガーよ!」

佐々木「サバンナに帰る!」

発狂であった。そして、ジャガーになり切った二人の少女は海へと走り出す。

目が覚めたのは病院のベッドだった。

ライフセーバーを18人倒したあたりで力尽きたそうだ。


ちなみにサバンナにジャガーは生息していないうえに、二人が向かっていたのは小笠原諸島だった。

                                               おし まい

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/11(金) 18:40:14.59 ID:Em5UPY6R0

IDとか色々と変な具合になって申し訳ない
これを機にジャガーネタは封印します

読んでくれてアリガト!じゃーね

・ω・)ノ バイチャ



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