キョン「ハルヒは怖くない」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:42:46.99 ID:dS6aucEe0

昨日書いた『キョン「ハルヒが怖い」』の別パターンです。
やっとほのぼの系になりそうです。

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:44:29.53 ID:dS6aucEe0

 ガチャ

キョン「お、古泉だけか」

古泉「怖い怖い怖い後ろに目がある魚の魚の目」

キョン「?」

古泉「願いが叶うならわたしの髪の毛の電磁波は大きな直線距離で」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:45:25.89 ID:dS6aucEe0

キョン「おーい、古泉」

古泉「柱を逆さにして屋根を真上にした建築物の賞味期限は明日」

キョン「何を言ってるんだよ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:46:17.45 ID:dS6aucEe0

古泉「布団を枕に枕は掃除機にしたり顔で近づいてくるあの人たち」

キョン「お前、冗談もいい加減にしないと怒るぞ」

古泉「コンクリートを食べる時にはまず石鹸を右足首へ移植手術に」

キョン「……古泉?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:47:29.13 ID:dS6aucEe0

古泉「寝ぼけた頭を覚まさせる時覚まさせない時のバールはどこか」

キョン「おい、古泉」

古泉「座っていても立っていても瓢箪から駒が独楽が小間が」

キョン「ノックしてもしもーし」

古泉「広い狭い広くないところに敷き詰められたグリーンピースのお母さん」

キョン「……ハルヒに何かやらされてるのか?」

古泉「助けを求めてもいくら払えば近衛兵の絵を描いてもらえるのか」

キョン「?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:48:30.29 ID:dS6aucEe0

キョン「古泉ー」

古泉「恐ろしいものがくるかもしれないときには十円玉を十四本用意するはず」

キョン「……古泉」

古泉「悪魔のような天使のような神はいつからか糞便をこね始める」

キョン「くそっ、聞こえていないのか!」

古泉「目が目が口がたくさんの花束を担いで襲ってくる兵隊の軍勢」

キョン「しっかりしろー!古泉ー!」

古泉「長い長く伸びたホースの中から猫の群れが入ったり出なかったり」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:49:13.93 ID:dS6aucEe0

キョン「お前はよくやってるよ」
キョン「だから少しくらいおかしくなっても誰も責めたりしない」
キョン「俺はお前の味方だ!な!」
キョン「古泉、ハルヒなんか怖くないぞ!俺がついてる!」

古泉「怖い怖くない怖くなくても全部が怖いのは怖くない」
古泉「犬は歩く歩く気持ちの良い朝に昼が用事なくしての占いぶり」
古泉「いたぶっても殴っても何も出てこない自転車のサドルは今」
古泉「どんどん梯子をどんどん降りてゆくとそこには縫い針の塊を飲むために」

キョン「ちぃ……」

みくる「あ、あのキョンくん?」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:50:09.13 ID:dS6aucEe0

キョン「どうしました、朝比奈さん?」

みくる「古泉くん、少し変じゃないですか?」

キョン「少しどころじゃないですよ!」

みくる「はい、いつもの古泉くんはこんなじゃありませんよ」
みくる「目が血走ってたり焦点が合ってなかったり」
みくる「よだれが垂れててもきにしてないし、なんかガクガクしてるし」
みくる「それに全裸です」

キョン「でしょう!これはかなりヤバイですよ!

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:50:53.72 ID:dS6aucEe0

キョン「長門!長門はいないか!」

 スチャッ

長門「ここに」

キョン「うわ有希!どうやって現われた?」

長門「普通に読書していた」
長門「そして立ち上がっただけ」

キョン「そうか。すまんな、全然気づかなかった」
キョン「しかし今は古泉の問題が先だ」
キョン「こいつ、どうなっちまったんだ?」

長門「不明」
長門「しかし、発端は一週間前」

キョン「そんなに前から兆候が?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:51:44.14 ID:dS6aucEe0

長門「私が古泉一樹の異常を確認した時、彼は全裸だった」
長門「そして目が血走っていて、焦点も合っていなかった」
長門「よだれが垂れてても平気な様子」
長門「しかし、問題ないと判断し放置した」

キョン「放置するなよ!」
キョン「その時点で俺か朝比奈さんに教えてくれよ!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:53:02.88 ID:dS6aucEe0

長門「しかし彼の異常を貴方たちは一週間、気がつかなかった」

キョン「う」
みくる「は」

長門「続きを言う」
長門「古泉一樹の異常の原因は不明」
長門「しかしその発端は恐らく涼宮ハルヒと思われる」

キョン「まあ、それしか考えられんが」

長門「私の記憶によると」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:53:57.74 ID:dS6aucEe0

――
―――

 ハルヒ『古泉くんって完璧超人よね』

 長門『そう』

 ハルヒ『キョンと違って頭は良くて背が高くてイケメンでよく気が利いて』
 ハルヒ『でも、古泉くんの間抜けな姿も見てみたいと思わない?』

 長門『思う』

―――
――

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:55:00.84 ID:dS6aucEe0

長門「という会話が丁度、一週間前にあり」
長門「私の力と涼宮ハルヒの力がうまい具合に重なってこうなったと推測される」
長門「恐らく、その結果がコレ」

キョン「ほぼお前らの仕業じゃねぇかちくしょう!」

みくる「で、でも長門さんならすぐに元に戻せちゃいますよね?」

キョン「そ、そうか!早く元のニヤケ面に戻してやってくれ!」
キョン「こんな目が血走ってたり焦点が合ってなかったり」
キョン「よだれが垂れててもきにしないで、なんかガクガクしてて」
キョン「それに全裸なこいつなんかみたくねえ!元の古泉に戻してくれ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:55:59.85 ID:dS6aucEe0

長門「無理」

キョン「え」

古泉「スピーカーから聞こえてくる大人の出来事は誰にも関知されず」

長門「涼宮ハルヒの力と私の力が程よく混ざった結果」
長門「私という個体単独での修復作業は不可能」

古泉「椅子は食べれます机は食べれません食べれば食べれます食べられます食べて」

キョン「古泉うるさい!」
キョン「くそう!ハルヒのやつも一緒に元に戻れと思わなくちゃいけないということか?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:57:05.86 ID:dS6aucEe0

長門「そんな感じ」
長門「しかし問題がある」

キョン「まだあるのか」

長門「この一週間、貴方たちが古泉一樹の異常に気がつかなかったのは何故?」
長門「少なくとも私はそのような処置は行っていない」

キョン「……ハルヒか」

長門「そう」
長門「涼宮ハルヒはこの状態の古泉一樹を、恒常的にしておきたいと考えている節がある」

キョン「こんな古泉のどこがいいんだ」

古泉「まわり回ってやってくる美しい悪魔の咆哮が膀胱の破裂」
古泉「鉄柱の中には小さな小さな赤ん坊の胎児が宿り折れて折れる」

みくる「うえええええ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:57:54.17 ID:dS6aucEe0

長門「……涼宮ハルヒは日常を嫌い、非日常を好む」
長門「しかし同時に常識人でもあるため、無用ないさかいは避けたがる」

キョン「にしては今まで結構いさかいは起こしてきてるがな」

長門「彼女も変化、又は成長していると思われる」
長門「大人の階段を昇っている」

キョン「それ表現ちがくね?」

長門「大丈夫。彼女はまだシンデレラ」

キョン「何に影響を受けたんだお前は」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:58:37.98 ID:dS6aucEe0


 ガチャ

ハルヒ「ちょりーす!」

キョン「!」

みくる「!」

長門「……」

古泉「来たの来たのは北から大嶺の東へ西が」
古泉「在るがままに猿がその肛門の大小の比べあい」

ハルヒ「やー、古泉くん絶好調ね!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 16:59:31.22 ID:dS6aucEe0

ハルヒ「実はね、今、北高にTV局が取材にきてるのよ」
ハルヒ「これを全国放送させればSOS団も知名度がうんと上がるんじゃないかしら!」

長門「ナイスアイディア」

ハルヒ「じゃ、スタッフの人たち呼んでくるわね!」

 ガチャ ドタバタ

長門「ユニーク」

キョン「じゃねえよ!どうすんだよ!こんな古泉がTVに流れたら放送事故だぞ!」

みくる「というか古泉くんの人生が完全終了です!」

長門「私に任せて」
長門「貴方たちは先に帰宅して、私の家で待機」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:00:18.44 ID:dS6aucEe0

キョン「長門?」

みくる「ど、どうするんですかぁ?」

キョン「いや、ここは長門に任せましょう」
キョン「信じるぞ、長門」

長門「お任せあれ」

 ガチャ バタム


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:01:06.79 ID:dS6aucEe0

 【北高SOS団部室】

  ざわっ……

         ざわっ……


AD「こ、これは……」

ハルヒ「皆さん!コレが北高が誇るSOS団です!」

AD「ちょいちょいちょい!マイク返して!」

ハルヒ「お茶の間の皆さん!その目でSOS団をとくとみやがれぇ!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:01:49.42 ID:dS6aucEe0

 −放送事故中−

古泉(全裸)「せめてもの逸物は長い付き合いだからこそ謝罪しない」
古泉(全裸)「マンホールの上に下に横に中に希望の光の絶望が潜み」
古泉(全裸)「腐った指がポロポロ落ちても三秒ルールは適用されたのだから」

 オンセイトメロ! ガゾウモダ! テロップヨウイ! ナニスンノヨ、ツヅケサセナサイヨ! ムチャユーナ!

 −Nice boat−

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:02:38.03 ID:dS6aucEe0


【長門家】
 −TVー
 古泉『そうですね、SOS団は僕にとって大切な存在です』
 古泉『毎日を充実して過ごせてますよ』
 古泉『転校して早々に勧誘を受けて、本当に運が良かったと思っています』

みくる「あれ?古泉くん、ちゃんと服着て普通に喋ってる!」
みくる「アホが治ったんですね!」

キョン「いえ、これはTV放送の部分だけ長門が情報操作してるんです」

みくる「え、何でわかるんですか?」

キョン「ハルヒの制服に仕掛けてる盗聴器からは、阿鼻叫喚の声が聞こえてきてますから、ね」

みくる(キョンくん素でヤバイ)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:03:27.98 ID:dS6aucEe0

 【北高側】

 −ひどく怒られたー

ハルヒ「もう!世間ってなんでこう理解がないのかしら!」
ハルヒ「ねえ有希?」

長門「頭から丸かじりする鼠の死骸を食べる犬畜生の腹の中」

ハルヒ「有希……?」

長門「粘性の液体は燃えるのか萌えるのかどちらかといえば消えている」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:04:16.31 ID:dS6aucEe0

ハルヒ「なんで、全裸なの……?」
ハルヒ「なんで、目が血走ってて、焦点も合ってないし、よだれが垂れてるの……?」
ハルヒ「なんで、訳の分からないことを呟いてるのよ……?」

古泉「まったいらな世界での水平線は見えないのだから円形の猫の毛皮を」

ハルヒ「あ、あれ……古泉くんまで……?」
ハルヒ「な、なによこれ……?」
ハルヒ「こんなのやだよ……いつもの二人に戻ってよ……!?」
ハルヒ「イ、イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:04:57.31 ID:dS6aucEe0

 −次の日−

キョン「古泉、お前……」

古泉「いやはや、お恥ずかしい限りです」
古泉「どうですか、ちゃんと元の僕に戻ってるでしょう」
古泉「長門さんが『ありえない長門さん』を演技し」
古泉「涼宮さんの精神にショックを与えてくれたおかげです」
古泉「最も、そのショックのおかげで涼宮さんが……」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/11(日) 17:10:38.53 ID:dS6aucEe0


――

ハルヒ「出たい出たい出たくない檻から出してあげてと猿に呼びかけ」
ハルヒ「小さな小さい大名行列が襲い掛かってくるのをインド人を右に」
ハルヒ「やがて咲くのは大きな柘榴の実の種の欠片を食べたわたしの妹たち」


キョン「目が血走ってたり焦点が合ってないな」

みくる「よだれが垂れててもきにしないで、なんかガクガクしてます」

古泉「それに全裸です……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 17:11:23.04 ID:dS6aucEe0

長門「大丈夫」
長門「今回は私の力と同調したせいで後遺症が出た」
長門「一週間もすれば修復できる」

古泉「まあ、それくらいは僕がカバーしませんとね」

長門「よろしく」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/11(日) 17:12:13.71 ID:dS6aucEe0

キョン(それはまあいいんだが)

みくる(なんで古泉くんと長門さん)


キョンみくる(全裸のままなんだよーーーーーーーーーーーっ!!!!!)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/11(日) 17:12:54.59 ID:dS6aucEe0

長門「全裸の説明を言語化してみる」
長門「情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない」
長門「でも、聞いて」

長門「山奥に住む翁の財産には工場長の不満が溜まっており自己の意識が接客販売より田植えに向いている事を理解できないでいる日本の旧軍隊形式の劣悪な最期をレモン味にさわやかにまろやかに変更指定されたファイル文書をビニール袋に嘔吐完了」


キョンみくる「分かるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

【完】

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/04/11(日) 17:24:33.71 ID:dS6aucEe0

読んでくださった方がいれば、ありがとうございました。
南部十四朗でした。



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