キョン「あんたの乳首を吸わせなさいよ!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「おなかがすいたわ」上条「帰って」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:35:07.17 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「なーがとさん!」

長門「何?」

朝倉「一緒にPSPやりませんか?」

長門「今はNEXT PLUSモードの攻略が忙しい。あなたは早く夕飯を作るべき」

朝倉「そうなんですか……待っててくださいね!今ご飯作りますから!」

長門「できるだけ急いで」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:35:49.33 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「できましたよ長門さん!今日は煮込みカレーうどんです!」

長門「完全に私の好み。さすが朝倉涼子、あなたがブレンパワードだったら間違いなく私とアジャストしていた」

朝倉「何色のブレンなんでしょう?」

長門「いただきます」

朝倉「あ、はい。いただきます」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:36:55.54 ID:0Ccbxg7+0

長門「ごちそうさまでした」

朝倉「お粗末様でした」

長門「さて、朝倉涼子は少しゆっくりしていて欲しい。私は食器の片付けと風呂を沸かす仕事がある」

朝倉「そんな!長門さんこそゆっくりしててください、家事は私がやりますから!」

長門「では風呂を沸かしてほしい。食器の片付けは私がする」

朝倉「でも……」

長門「私たちは家族。家族は助け合うべき」

朝倉「な、長門さん……長門さーん!」ガバッ

長門「……」スッ

朝倉「ぐえっ!」ビターン

長門「そういうのはやめてほしい」

朝倉「は、はい……すみません……」

長門「わかったら早く風呂を沸かしてほしい。私は早く入浴がしたい」

朝倉「はい!がんばります!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:37:40.30 ID:0Ccbxg7+0

長門「いい湯だった。後はPSPをプレイして寝るだけ」

朝倉「長門さん!私も一緒にPSPをやってもいいですか?」

長門「あなたは早く風呂に入るべき」

朝倉「あ、はいそうですね……入ってきます……」

長門「わかればいい。ちなみに先ほども言ったように、今はNEXT PLUSモードの攻略が忙しいから、通信プレイをする暇はない」

朝倉「そうですか……わかりました……」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:38:40.89 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「あーすっきり!お風呂って最高ね!長門さん長門さん、PSPはどうですか?」

長門「……スースー」

朝倉「あ、寝ちゃってる……PSPもやりっぱなしなんて……」

長門「……ムニャムニャ」

朝倉「ああかわいいなあ……いやいやそうじゃなくて、とりあえずPSPは充電器に繋いで、電源はオフ。うーん、私も部屋に戻って寝ようかな。おやすみなさい」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:39:45.96 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「……うーん……あ、朝だ……アレ!?今何時!?」

10:43

朝倉「完全に寝坊した!目覚まし鳴らなかった!ああどうしよう、長門さんを起こさないと!長門さん!長門さーん!」ドタドタドタ

ガチャガチャガチャバタンッ

朝倉「長門さん遅刻です!完全に遅刻!……って、アレ?靴がない……制服もない、朝ごはんを食べた形跡はないけど鞄はない……」

スタスタスタガチャッ

朝倉「PSPもない。置いていかれた……」ガーン!

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:41:26.13 ID:0Ccbxg7+0

キョン「よう朝倉!お前が遅刻してくるなんて珍しいな」

朝倉「あ、キョン君……だってね、長門さんがね」

キョン「長門がどうしたんだ?」

朝倉「いつも私が起こしてあげてるのに、私が寝坊してもほっといて先に行っちゃうから、それで」

キョン「寝坊したお前が悪いだろ」

朝倉「うう……」

キョン「割り切れよ。でないと、死ぬぜ」

朝倉「ハイネさん……」

キョン「そういえば長門が今朝お前のことをなんだか話してたな」

朝倉「え!?なんてなんて!?」

キョン「なんか昨日の夜やたらうるさくて邪魔だったとか言ってたからしかっておいてやったぞ」

朝倉「そうなんだ……」ガーン!

キョン「割り切れよ。でないと、死ぬぜ」

朝倉「ハイネさん……」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:42:17.54 ID:0Ccbxg7+0

長門「ただいま」

朝倉「……お帰りなさい」

長門「今日は朝倉涼子が寝坊したせいで弁当もなくて大変だった。気をつけてほしい」

朝倉「……だったら起こしてくれればよかったじゃないですか……!」

長門「それは私の仕事では」

朝倉「昨日家族は助け合うものだって言ったのは誰ですか!わっ、私は、長門さんのために頑張って……」ポロポロ

長門「朝倉涼子」

朝倉「夕飯作ってありますから勝手に食べてください!」ダダダダダバターン!ダダダダダ

長門「朝倉涼子……」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:43:48.21 ID:0Ccbxg7+0

ピポパピポ
ソーラーハートベッナァイッケッドー
ピッ

キョン『俺だ』

長門「Iフィールド全開」

キョン『脱っ出!』

長門「トビアに相談がある」

キョン『なんだ。Jupiter empireでも動き出したか』

長門「そうではない。朝倉涼子を怒らせてしまった」

キョン『今朝のお前の態度なら、そうなって当然だと思うがな』

長門「しかし私にも自由が」

キョン『長門、お前は朝倉の気持ちを考えてやってるか?』

長門「……彼女は危険。同性愛。百合」

キョン『おいちょっと待て』ピッ

長門「相談すべき相手ではなかった」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:45:17.55 ID:0Ccbxg7+0

キョン「なんだったんだいったい……とりあえず朝倉に電話してみるか」

ピポパピポ
エレクトーリカルコミュニケーションヒキサカーレテル
ピッ

朝倉『グスッ……はい、もしもし……』

キョン「ここで終わりにするか続けるか!」

朝倉『そんな決定権がお前にあるのか……』

キョン「大丈夫かシャア。いや、今はクワトロ大尉だったか」

朝倉『大丈夫じゃないよ……長門さんたら、酷いのよ!?』

キョン「さっき長門から電話がかかってきてな。お前を怒らせちゃったとかなんとか」

朝倉『当たり前だよ……身勝手過ぎるよ……』

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:46:27.25 ID:0Ccbxg7+0

キョン「まあ落ち着けバジーナ。感情豊かって感じのお前と違って、長門は人の気持ちとかがよくわからないんだ」

朝倉『だからって、あんな態度許せないわ』

キョン「なあバジーナ」

朝倉『そのバジーナって言うのやめて』

キョン「あ、はいごめんなさい。あのな朝倉、長門はさ、子どもなんだよ」

朝倉『でも、私より年上なのよ?』

キョン「それでもさ。人の成長に、年齢は関係ないって、お前にもわかるだろ?」

朝倉『……まあ、わからなくはないけど……』

キョン「長門のわがままもさ、受け入れてやってくれ。そして、あいつを正しく導いてやってくれよ。クワトロ大尉、君がカミーユの父」ピッ


朝倉「しつこいのよ!」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:48:00.00 ID:0Ccbxg7+0

チュン……チュンチュン……

朝倉「ん〜っ!今朝は早起きできた!さて、長門さ……今日はいいか。一人で行こう」

カチャカチャ

朝倉「今日は食パンにハチミツを……」

パクパクモグモグ

朝倉「よし食べた!あとは歯を磨くだけね!」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:48:59.74 ID:0Ccbxg7+0

長門「……」ムクリ

11:51

長門「……もう学校に行っても無駄」

ゴソゴソカチッピロリロー

長門「今日はNEXT PLUSモードをクリアする」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:50:19.74 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

キョン「おっす。……なんだ、古泉だけか」

古泉「はい、そうなんですよ。今日は長門さんが学校をお休みされたみたいで」

キョン「サボりだな」

古泉「わかるんですか?」

キョン「まあ、ちょっとな。古泉、お前PSP持ってるか?」

古泉「あいにく僕はゲーム機は持ってないんですよ。オセロや将棋ならお相手できますが」

キョン「そうか。じゃあポーカーでもやるか」

古泉「何か賭けます?」

キョン「俺はポルナレフの魂を賭けるッ!」

古泉「Good!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:51:04.10 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

ハルヒ「はーい!おまたせ……あれ、有希がいないなんて珍しいわね」

キョン「学校をサボったっぽいな」

ハルヒ「へえ、有希ったらなかなかのワルねえ……あんたたち、それ何してるの?」

古泉「ポーカーですよ。ご一緒しませんか?」

ハルヒ「そうね、じゃあやるわ!あ、みくるちゃんが来たらババ抜きにしない?」

キョン「そうだな、4人もいればババ抜きも楽しそうだからな」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:52:14.83 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

ハルヒ「あら!さっそく来たみたいよ!」

朝倉「こんにちはー……」

キョン「あれ、朝倉じゃないか。珍しいな」

朝倉「あの、長門さんはいますか?」

古泉「今日は学校を休まれたみたいですよ?」

朝倉「え!?そうなんですか!?」

キョン「だと思うぞ」

朝倉「そんな……し、失礼しますっ!」

バタン!ダダダダダダ

ハルヒ「……なんだったのかしら」

キョン「さあ。臨界点突破したんじゃないか?」

ハルヒ「あんた何言ってんの?」

キョン「間に合え!間に合え!間に合えー!」

ハルヒ「うるさい!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:53:56.57 ID:0Ccbxg7+0

ダダダダダガチャガチャガチャバターン!

朝倉「長門さん!」

長門「朝倉涼子?」

朝倉「どうして学校に行かなかったんですか!」

長門「朝倉涼子が起こしてくれなかったから」

朝倉「私のせいにはなりません!普通の高校生は、ちゃんと一人で起きて学校に行くものです!」

長門「私は普通の高校生じゃないからそれは」

朝倉「長門さんも同じです!宇宙人だろうが未来人だろうが、学校にはちゃんと行くものなんです!」

長門「超能力者は?」

朝倉「同じです!」

長門「みさかはみさかは」

朝倉「ふざけないでください!」

長門「はい」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:54:46.63 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「いいですか、明日はちゃんと起こしてあげますから、ちゃんと学校に行ってくださいよ」

長門「了解した」

朝倉「まったくもう……じゃあ夕飯作りますから待っててください」

長門「今日は私も手伝う」

朝倉「いいです。座っててください」

長門「……わかった」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:55:46.69 ID:0Ccbxg7+0

ピポパピポ
ボークーターチハーマーヨーイーナーガラー
ピッ

キョン『俺だ』

長門「お前のために何人の人間が死んだと思っているんだ」

キョン『聞きたいかね?昨日までの時点では9万9882人』

長門「トレーズ・クシュリナーダ。よくわからないことになった」

キョン『なんだどうした。Jupiter empireか』

長門「怒っていると思っていた朝倉涼子が家に来た。夕食を作ってくれている」

キョン『よかったじゃないか』

長門「しかし不可解。態度を見る限りでは怒っているように見えるが、それでもここへ来るのは、やはり同性愛者であるとしか思えない」

キョン『長門、それは違うぞ』

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:57:00.70 ID:0Ccbxg7+0

長門「違うとは」

キョン『朝倉は同性愛だとか百合だとかってことじゃなくて、お前のことを愛してくれてるんだ。いわば母親だ』

長門「しかし私のほうが年上」

キョン『それでもお前は子どもなんだよ。長門、もっと朝倉のことを考えてやれ』

長門「何をどう考えればいいのか私にはわからない」

キョン『簡単なことでいいんだよ。彼らは決して無駄死にではなかった。そし』ピッ

長門「期待した私が馬鹿だった」


キョン「しまった……ついネタに走ってしまった……」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:57:45.17 ID:0Ccbxg7+0

長門・朝倉「「いただきます」」

長門「朝倉涼子」

朝倉「なんですか?」

長門「朝倉涼子は私のお母さんなの?」

朝倉「意味がわからないんですが……」

長門「違うならいい」

朝倉「はぁ……(どうしたのかしら?)」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:58:41.20 ID:0Ccbxg7+0

長門「ごちそうさまでした」

朝倉「お粗末様でした」

長門「朝倉涼子。私は食器を片付ける」

朝倉「では私はお風呂を沸かしたら帰りますね」

長門「入浴は」

朝倉「自分の部屋でします。お風呂を沸かす仕度はしてありますので」

長門「そう……」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 02:59:27.15 ID:0Ccbxg7+0

朝倉「では私はこれで」

長門「朝倉涼子」

朝倉「はい?」

長門「今日はNEXT PLUSモードの攻略が終わったから、通信プレイをする余裕がある」

朝倉「ああ、私今PSP持ってないんですよ。ごめんなさい。それでは」ガチャバタン

長門「朝倉涼子……」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:01:16.64 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

キョン「うっす。お、今日はちゃんと来てるんだな」

長門「昨日は仕方がなかった」

キョン「仕方なかったねえ……朝比奈さんこんにちは!」

みくる「キョン君こんにちは。お茶飲みますか?」

キョン「はい、お願いします」

長門「……」スッ

キョン「お、長門はどこまで進んだんだ?」

長門「NEXT PLUSモードの攻略が終わった。今はトールギスの練習をしている」

キョン「よっしゃ、対戦しようぜ!」

長門「望むところ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:02:09.39 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

古泉「やあ、遅れました!おや、今日はゲームですか」

キョン「よう古泉。お前もやってみるか?面白いぞ」

古泉「僕は遠慮しておきます……朝比奈さん、オセロのお相手、お願いできますか?」

みくる「はい、任せてください!」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:02:57.55 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

ハルヒ「ハァーイ!みんな揃ってるみたいね!あら、あんたたちPSPやってるの?」

キョン「よう。お前もやるか?」

ハルヒ「遠慮しとくわ。あたしが入ったら2対1になっちゃうじゃない。それに、あたしはやることがあんのよ」

キョン「そうか。がんばれ!」

長門「勝った」

キョン「あっ!しまった……余所見するんじゃなかった……」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:03:41.17 ID:0Ccbxg7+0

ハルヒ「さーて、やること終わったし、あたし帰るわ。戸締りしておいてね」ガチャ

みくる「はい。お疲れ様でした」

古泉「では僕も帰ります」バタン

キョン「ああ。またな」

長門「……」クイクイ

キョン「ん?どうした長門」

長門「……」

キョン「そうか、わかった。ちょっと待ってろ」ガチャバタン

みくる(なんでわかるの……)

長門「……彼はどこへ向かったのだろう」

みくる(わかってなかったんですか)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:04:34.34 ID:0Ccbxg7+0

タッタッタッタッタガチャ

キョン「待たせたな!ほら、クリームパンだ!」

長門「なぜこれを……」

キョン「腹が減ってたんじゃないのか?」

長門「違う……」

キョン「違ったかー」

みくる「なんだろうこの人たち……」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:05:16.14 ID:0Ccbxg7+0

キョン「それで、用事はなんだ?」

みくる「あの、私も聞いていいんですか?」

長門「かまわない。彼だけでは頼りない」

キョン「照れるぜ」

長門「実は昨日……」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:06:16.37 ID:0Ccbxg7+0

長門「ということがあった」

キョン「よくわからんな」

みくる「そうでもないですよ」

長門「どういうこと」

みくる「朝倉さんは長門さんとの距離感に迷っているんではないでしょうか」

長門「距離感?」

みくる「長門さんが朝倉さんに冷たくしていたせいで、嫌われたと思って、距離を取ろうとしてるんですよ」

キョン「Holly shit!」

みくる「黙っててください」

キョン「はい」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:07:08.04 ID:0Ccbxg7+0

みくる「長門さんから離れたい、でも世話はしてあげなくちゃいけない、そんな感じなんじゃないでしょうか」

長門「なるほど」

みくる「長門さんはどうしたいんですか?」

長門「私は……」

キョン「長門、お前は甘えてるんだよ」

長門「甘えてる……」

キョン「朝倉がお前の世話を焼いてくれるのが当たり前になっていて、その大切さに気付けてなかったんだ」

長門「大切さ……」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:07:58.45 ID:0Ccbxg7+0

キョン「傍に人がいてくれるってのは、いいもんだぞ。ベタベタしすぎてもよくないけどな!」

長門「……」

みくる(なんで急にいいことを……)

キョン「だからな、お前は自分の気持ちに素直になって、朝倉に思いっきり甘えるべきだ。あんたの乳首を吸わせなさいよ!ってな」

みくる「黙ってろお前」

キョン「あんたの乳首を吸わせなさいよ!」

みくる「殺すぞ」

キョン「すみませんでした」

長門(甘える……)

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:09:06.48 ID:0Ccbxg7+0

ガチャ

長門「ただいま……」

朝倉「あ、お帰りなさい長門さん。今日の夕飯はカレーですけど、いいですか?」

長門「あ……」

朝倉「?」

長門「……朝倉涼子」

朝倉「はい?」

長門「あんたの乳首を吸わせなさいよ」

朝倉「えっ」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:09:58.17 ID:0Ccbxg7+0

長門「……なんでもない。嘘。ごめん」

朝倉「えっと……」

長門「朝倉涼子」

朝倉「は、はい」

長門「私は、朝倉涼子に甘えていた」

朝倉「……」

長門「朝倉涼子のことを鬱陶しいとも思っていた」

朝倉「長門さん……」

長門「でもいないと寂しい」

朝倉「え……」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:10:42.90 ID:0Ccbxg7+0

長門「朝倉涼子に冷たくされて、朝倉涼子の気持ちがわかった。今まで申し訳なかった」

朝倉「いえ、わかってくれればそれで……」

長門「これからも傍にいてほしい。甘えさせてほしい」

朝倉「長門さん……グスッ……長門さーん!」ガバッダキッ

長門「あったかい」

朝倉「もー、わがままな甘えんぼの相手は大変です……」

長門「照れる」

朝倉「さあ、ご飯作っちゃいますから、待っててください!」

長門「私も手伝う」

朝倉「よーし、頑張りましょう!」

長門「うん」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/24(水) 03:11:38.03 ID:0Ccbxg7+0

古泉「……それで、こうなったんですか」

みくる「まあまあ、いいじゃないですか。みなさん楽しそうですから」

ハルヒ「あ!ちょっとキョン!あんた何先落ちしてんのよ!」

キョン「違うんだよ!長門のトールギスが強すぎるんだよ!」

朝倉「長門さん、エピオンあとちょっとです!」

長門「そっちは任せる、私はアカツキをもう一度落とす」

朝倉「わかりました!うふふ、楽しいですね」

長門「……私も楽しい。朝倉涼子と遊べてよかった」

朝倉「長門さん……」



朝倉(大丈夫です、ちゃんと傍にいてあげますよ……)

終わり



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