古泉「僕があなたを正常に戻してさしあげましょう」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:02:57.91 ID:LXK9CJ77P

書き溜めているから投下するだけ,
途中ご飯とかで退席しますので,ご了承ください

☆注意事項☆

・このSSはTSを取り扱ってますので,お気を付けください.

・またいわゆる「らめぇ」みたいな,現実にはありえない喘ぎ声を書き手の
 趣味で使用していますので,苦手な方はご遠慮ください.

・書き手の陳腐な妄想や誤字・脱字がふんだんに含まれています.そういった
 ものに拒否感を感じる方は,見るのを控えられた方がよろしいかと存じます.

上の事項以外にも,様々なことがあると思いますが,基本的なところだけ書きました.
それでは数時間の間ではあると思いますが,お付き合いくださいますよう,お願い申し上げます.

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:03:42.38 ID:LXK9CJ77P

いきなりそいつは俺に向かって言いやがった.
まったく今日はなんて厄日だ….
このような出来事が起きるなんて,朝の俺に予想できたかねえ?
今日の朝も俺は妹によるボディプレスによって起こされ,
面倒くさいながらも,学校までの長い坂をしぶしぶ上っていき,途中で谷口と国木田にたまたま合流をしたので,
その後他愛もないことを,駄弁りながら登校をしてきた.そしていつものように,ハルヒからのシャーペンによる突っつき攻撃に
怯えながらも授業を受け,そして放課後となった.うん,まさに俺が求めていたのは,このような倦怠ライフである.

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:04:26.94 ID:LXK9CJ77P

そして,その日俺は掃除当番であったため,真面目にも掃除をしてからSOS団の本拠地である
文芸部室へ向かった.ハルヒには事前に掃除当番であるということを知らせていたので,
文句は言われるであろうが,言い訳は立つだろうと考えていた.しかしながら,そのような思惑は当然ながら,

「おっそーい!!!」

という団長様のいつもどおりのお声に消し去られてしまった.やれやれ事前に伝えていてもこれかと呆れてしまったね.

「キョンは気合が足りないのよ,掃除なんて5分もあればできるでしょ」

無茶をいうなハルヒお前とは違うのだ,誰もがお前のようにできるとは思わないでくれ.

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:05:11.46 ID:LXK9CJ77P

「ふん,だからキョンは駄目なのよ!」

とまさに意味の分からない理由で駄目呼ばわりされてしまった.本当にヤレヤレである.

「涼宮さんから聞いていましたよ,掃除当番お疲れ様です」

と労いの言葉をかけていただいたのは,言うまでもないであろう,我がSOS団のマスコットキャラクタであり,
SOS団唯一のオアシスである朝比奈さんである.
ありがとうございます朝比奈さん,あなたのおかげで俺の心の砂漠に水がしみていくようです.
という自分でも意味の分からないような答え方をしてしまったのは,俺が緊張していたからだと解釈しておいてくれ.

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:09:02.52 ID:LXK9CJ77P

そして部室の窓際では、長門がいつものように本を読んでいた。そう本当にいつもと変わらない日であった。
俺がいつものように自分の席に向かおうとしたときに、目の端に見慣れぬものを見つけるまでは…
えーと,どちら様でしたっけ?
そこには、スイート・マイエンジェルでいらっしゃる、朝比奈さんの笑顔にも負けないくらいの美女が座っていたのである。

「キョン君、何を言ってるんですか?」

と朝比奈さんが緑茶を入れつつも、笑いながら答えてくださったのであるが、
あいにくながら、俺の脳みそのデータバンクに問い合わせても、このような美人の知り合いに覚えがなかった。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:12:26.21 ID:LXK9CJ77P

「どうされたんですか?今日は何のゲームをしましょうか?」

とその女性がしゃべったときにまさかと思ったね、
お前もしかして…

「もしかしても何も、あなたの古泉イツキですよ?ご気分が優れないのですか?」

ああ、たった今気分が優れなくなったよ、というか『あなたの』って何だよ…やめてくれ気持ち悪い。

「おやおや、お気に召しませんでしたか。分かりました、今度からは『貴方様』と変えてみましょうかね」

とまるで、俺の言ったことを理解しようともせず、勝手に俺への呼び方を変えようとしていた。
しかしながら、俺は本気でそうしようとしていた、古泉に今一度にやめろと念を押しておいた。
それよりも、全く古泉が女になっているなんて、何の冗談だよ。フロイト先生もびっくりだぜ。
それよりも、こいつを少しでもかわいいと思って、胸をキュンとさせてしまった俺を誰か殺してくれ…

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:14:13.39 ID:LXK9CJ77P

「まあ冗談はここまでとして、どうですか、一局」

と古泉はまるで、そうするのが当たり前のように将棋盤を広げ、そして駒を並べていった.
しかしながら,当然俺はそのようなことに付き合うはずもなく,真っ直ぐに窓際に座っている文学少女のそばへ近づいていった。

「おい長門…またハルヒの世界改変か?」

そう、困ったときの長門頼みである。もしこれがハルヒによる世界改変であるならば、一刻も早くハルヒの不満を取り除いてやり、
そして、一刻も早くこのような気持ち悪い世界から抜け出したい。しかしながら、長門からの情報は俺の予想を遥かに上回っていた。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:15:33.86 ID:LXK9CJ77P

「? あなたが何を言っているか分からない。今この世界においては、涼宮ハルヒによる世界改変の影響を受けていない」

な・なんですとー!?
まさかの、NO世界改変である。なぜ?why?そんな馬鹿な昨日までは、あいつは間違いなく男であり、そしてそれは昨日一緒にトイレに
言ったことで確認済みである。そして今日になってあいつは女になっているのに、そこにはハルヒが関与していないのである。
俺は長門の言葉に絶望しながら、一時呆けていたのだが、


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:17:13.51 ID:LXK9CJ77P

「ちょっと!なに有希とないしょ話しているのよ!!」

というネットサーフィンをしていたはずの、ハルヒの言葉によって意識をとりもどしたのである。
俺が恐る恐る横を向くと、そこには眉を吊り上げた我らが団長さまがまさに仁王立ちをしていた。
この時,いつもの俺であれば,すぐに気づいたのであろうが、そのとき俺はまだ信じたくなかったのかそれとも焦っていたのか、
悪あがきにも、ハルヒにこう言ってしまった。

「なんでもねえよ。それよりハルヒ、古泉を見てどう思う?」

とな。ハルヒはすこし訝しげな顔をしつつも、古泉の方へ向きつつ何かを考えていたのであるが、

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:19:12.51 ID:LXK9CJ77P

「別に、いつも通りのイツキちゃんじゃないの?なんかあったの?」

と全然、俺の期待するような答えではなく、逆に俺の落胆を酷くしてしまった。
というかイツキちゃんって何だよ…とまあ、それだけですめば良かったのであるが、

「なによキョン!イツキちゃんのことが気になるの?いっとくけど、団内恋愛は禁止なんだからね!!」

とあらぬ誤解を受けてしまった。やめてくれハルヒ冗談でも笑えないぞ…

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:21:57.87 ID:LXK9CJ77P

「フンだ!!もう今日の団活は終わりよ!!!」

とハルヒはそういったかと思うと、パソコンの電源を消し、自分のかばんを持って,、バタン!!と扉を閉めて出て行ってしまった。
後に残された俺たちはポカンとするほかなく、俺においては、その数秒後には2人の女性の痛い視線を受けることとなった。

「まったくキョン君ったら。涼宮さんの目の前で他の女の子といちゃいちゃするなんて、どういうことですか!?」

ちょっと待ってください朝比奈さん。誤解ですから落ち着いてください。あなたのような方が、そのように怖い顔をされるのは,
いつも癒されている俺としては、とても辛いのですから.
と言いたかったのであるが、そのような戯言を言う暇を与えられるわけもなく、

「今回のようなことは、あなたが涼宮ハルヒとSOS団を設立させたときから数えて、既に64回を数えている。
 いい加減に学習するべき」

と長門からも言われてしまい、完全に言い訳をする機会を失ってしまった。だが、そのとき俺を救うひとつの声が挙がった。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:24:02.80 ID:LXK9CJ77P

「まあまあ、皆さんそれぐらいにしてあげてください。彼が可哀想ではありませんか」

そう、分かってはいたが…古泉のやつである。

「そんな!涼宮さんの機嫌が悪くなったら、一番困るのはイツキさんでしょう!!あなたが一番怒らないといけないのですよ!!」

と朝比奈さんが、直ぐに古泉の言葉に反論した。これだけでも、朝比奈さんの痛い視線から逃れられたという意味では、
古泉に感謝せざるを得ないと思い、心の中では「よくやった古泉」と古泉に対して拍手喝采をしていた。

「彼女の言うとおり。一番被害を受けるのはあなた。あなたがそのような態度であるから、彼は何回も同じようなことを繰り返している」

そしてそれは長門も同様のことであり、この瞬間において俺はマークをはずされたジダンであり、
俺の脳内ではすぐさま、この空間からの脱出のシュミレーションを行っていた。


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:25:23.16 ID:LXK9CJ77P

「ですから…」

「其れでも…」

どうやら古泉と長門&朝比奈さんの話し合いというよりも、意見のぶつかりあいが激化しているようである。
そして、このチャンスを逃す俺ではなく、脳内でシュミレーションしていた脱出劇を敢行するべく、行動をしようとおもったのであるが、

「ガンッ」

あー、なんということだ。あんなにも脳内でシュミレーションを重ね、3人が気づく頃には、すでに俺は家で牛乳を飲んで一息ついているという
まさに完璧な計画であったのであるが、それが机に足をぶつけるなんていうことで、最初から失敗するかねえ…


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:28:27.99 ID:LXK9CJ77P

「キョン君!!どこに行こうとしているのですか!!!まだお話は終わっていませんよ!!!」

「あなたはもう少し反省した方が良い。あなたのこの頃の行動においては目をつぶれないものがある。この機会に直すべきである」

はあ、なんていうか。いつも以上に2人からの責めがきついような気がするのは俺の気のせいか。しかし長門によればこの世界は
ハルヒの改変を受けていないというし、全くどうしたものかねえ。
と新たにこの場を、どのように収拾しようかと思案していたのであるが

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:31:13.22 ID:LXK9CJ77P

「分かりました皆さん。今回のことについては僕から彼に言っておきます」

「ですから、今日は皆さんこれでお帰りください」

と古泉においしいところをもっていかれてしまった。本当にいけ好かないやつである。

「分かりました。それでは今回はイツキさんにお任せしますね。イツキさんは女の子なんですから、ちゃんとキョン君に
 言わないといけないですよ」

朝比奈さん、こいつにそんなことを言う必要はありませんよ、こいつは本当は男なんですよ、分かってますか。

「古泉イツキ。あなたが彼に対して今のような態度を取っていれば、いずれあなたが痛い目を見る。そのことを分かっておくべき」

長門もそんなに気を使わなくていいぞ、こんなニヤケ顔のやつの顔が苦痛にゆがむなんて想像どころか、思いつきもしないぞ


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:32:03.43 ID:LXK9CJ77P

「分かりました。お二人ともありがとうございます。彼には僕からきちんと言い聞かせますので」

というか古泉…お前もずいぶんと偉くなったもんだ。男だったときは一歩下がったものの考えだったと俺は思うんだが…

「それではお願いしますね」

「そう」

と2人のSOS団員は、それぞれの反応をしながら、部室を出て行った。
さて、それではこいつに聞きたいことが山ほどあるのだが、いったい何から聞けばいいのやら…

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:32:45.96 ID:LXK9CJ77P

「ずいぶんお困りのようですね、それほど驚かれましたか?僕がこのような姿に変わっているのは?」

とまるで、自らの姿がおかしいと認識しているような言葉を言いやがった。
てめえ古泉、知っててやってたのか!?

「おやおや、あまり怒られると血管が破裂しますよ」

「全部話しますから、まずは落ち着いてください」

本当に食えないやつである。
ここからの説明は長いので古泉から聞いたことを、俺なりに解釈した形で話そうと思う。
別にこれは書き手が、このSSを書くので、疲れているから割愛させてほしいとか、面倒くさくなったからというわけでは断じてない。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:33:39.61 ID:LXK9CJ77P

古泉の言うところによると、今の古泉の状態は機関で開発された薬によって性別を逆転させているということらしい。
そしてそのことに関しての矛盾においては、なんと機関お抱えの催眠術師(ってなんだよこの非科学的なものは…)で疑問を
持たないように操作し、書類上の問題でも機関の圧力によって変更させたらしい。まったくとんでもない集団である。
それよりも…

「よく長門に対して催眠術なんかかけることができたな?」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:35:31.86 ID:LXK9CJ77P

そう一番疑問におもっていたのがそれである。ハルヒや朝比奈さんはそれぞれ、神と未来人ということがあるのであるが、
それ以外は至って普通の女子高生である。ところが長門においては情報統合思念体と呼ばれる宇宙の親玉みたいなやつが作った
対有機生命体用コンタクトヒューマノイドインターフェースである。機関の、それも催眠術師と呼ばれるような非科学的なものに、
あいつがやられてしまうというのは、どうにも想像がつかないのである。

「ああ、彼女ならここ数週間においての有名な製菓メーカーの新商品を、市場に出る前にあげますと言ったら、簡単に了承してくれました」
おい長門、それはちょっとないんじゃないだろうか。と俺はこのとき今日一番のため息をついたのである。
ということはさっきのやり取りも、あいつは分かっててやっていたということであろう。
いくら最近になって人間らしくなってきたからといって、このような嫌なところまで人間らしくならなくても、良いのではないかと、
さながら父親のように思ってしまう自分がいてしまった。

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:36:23.27 ID:LXK9CJ77P

「ではここからが本題なのですが…」

そうだな、一番聞いておかなければいけないことが残っているな…

「なぜ、お前が女になる必要があったんだ?」

そう、一番の疑問はそれである。こいつは、そしてこいつの所属している機関は、ハルヒのような思いつきに対しても、
綿密な計画を立てそれを実行し、何か問題が発生したら直ぐに対処できるようにと、お遊びでやっているものではない、
なにせ、失敗したら世界が崩壊してしまうからな…(まあいざという時には、俺がジョン・スミスを使うと思うが…)
そしてその行動の裏には、何かしらの理由ないし裏があるのである。それを聞かないことには、俺は油断もできない。


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:39:17.24 ID:LXK9CJ77P

「分かりました説明しましょう」

「あなたは今SOS団と呼ばれる、私たちがいるこの部活に所属されていますね?」

当たり前だ。今更なにを言っているんだ?

「そしてそこには、涼宮さん、朝比奈さん、長門さん、そして名誉顧問として鶴屋さんがいらっしゃいます」

そうだ。後、一応谷口と国木田も準団員としてハルヒに認められているからな

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:41:08.37 ID:LXK9CJ77P

「そうでしたね」

と古泉は一瞬苦笑しつつも、また元の顔に戻り、

「そして貴方のクラスには委員長である朝倉さん(この世界では転校していません)と坂中さんがいらっしゃいます」

うんうんと俺は頷き、古泉に先を促した。

「そして家にはあなたの妹さんがいらっしゃり、最近になっては佐々木さんを中心とした橘さんと九曜さんを中心とした
 グループも出てきました」

確かにそうだな、うん。ところで、さっきから男性陣をハブっているのには何か理由があるのか?

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:42:11.33 ID:LXK9CJ77P


「良いところに気が付かれましたね!?」

とまるで、世紀の発見でもしたかのような、興奮の仕方で古泉が言ってきた。お前のやることはいちいちわざとらしいんだよ…。

「そうここからが重要なのですが、貴方の周りには美人…つまり、谷口という方の言葉を借りるのであれば、ランクの高い方が
 非常に大勢いらっしゃいます」

おお谷口良かったな、初めてじゃないか?お前が作ったランクが役に立ったのは…
などと自分には無関係だと思いながら、悠長なことを考えていたのだが、古泉の次の言葉には思わず、開いた口が閉じれなかったね。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:45:03.09 ID:LXK9CJ77P

「そこで私たち機関が考えたのは、あなたが性的欲求を感じられているのではないかとうことでした」

あまりに突拍子もないことを言われてしまった。

なるほど、俺はどうやら俺は機関のことを良く理解できていなかったらしい。
だがそれと同時に、俺は古泉の言ったことに違和感を持っていた。

確かに俺の周りには谷口でいう高ランクの女性が多いであろうが、それは外見だけの話である。
一回でも親しくなったら、分かると思うが、

ハルヒにおいては、まさに天上天下唯我独尊という言葉が似合うわがままっぷりであり、
長門でも最近になって、ようやく何とか分かるぐらいの感情の起伏しか感じられず、
朝比奈さんにおいてはまさに、目の保養という意味以上の魅力は感じられないのである。

そのほかの女性に対しても、確かに美人ではあるが、その…下世話にいうなら
ヤリタイと思うような女性は俺にとってはいないのである。
という趣旨のことを古泉に伝えたところ、

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:46:31.29 ID:LXK9CJ77P

「あなた…もしかしてあっちの人ですか?」

と古泉はまるで、風呂に入る時に服を着たまゝの人を見るような目で、言ってきた。
おい、やめろ古泉、まるで俺が2丁目によくいらっしゃる人達と、仲良くなりたがっているような描写をするのは…

「何を言っているんですか!?これは由々しき事態ですよ!?」

とこちらの反論も聞かずに、古泉は自分の中で勝手に話を進めていきやがった。落ち着け古泉、血管が破裂するぞ

「ええ、大丈夫です。分かってますよ。今私が何をするべきかもね」

とは言っているものの、古泉は部室内をせわしなく、ウロウロとし始め、そのうち床に座り始めて、うんうんと何かを考え始めた。
そしてやつは、本当に訳の分からないことをいい始めた。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:47:16.23 ID:LXK9CJ77P

「僕があなたを正常に戻してさしあげましょう」

ってな、これがスレタイにつながってくるわけだ。全く書き手があほすぎて、ここまでくるのに270行も使っているなんて…
すまないな皆…文才のない書き手に代わって俺があやまるから、ここは俺に免じて許してやってくれ。

というよりも、おい古泉。おれを正常に戻すとはどういうことだ?

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:48:45.42 ID:LXK9CJ77P

「簡単なことです、今のあなたは青少年特有である性への欲求が、あまりにも少ない状態です」

「この理由として考えられるのは、貴方が女性の魅力について理解されていないということが挙げられます」

「そしてその女性の魅力とは…」

もういい分かった古泉、そこまで言われたらお前が何をしようとしているかも…

「少し我慢してくださいね」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:50:09.14 ID:LXK9CJ77P

そう古泉が言ったと同時に、俺はいきなり近づいてきた古泉に注射をされてしまい、
その後、俺はそのまま、椅子に縛り付けられてしまった。自分がされていたとはいえ、
何かのショーを見ているような、鮮やかな手並みだったね

「おい、古泉どういうことだ、俺にいったい何をしやがった!?というより悪い冗談ならやめろ!!」

なぜ自分がこのような扱いをされるのかも分からないまま、なんとか縄をはずそうと四苦八苦していたのだが、
あろうことか古泉は、いきなり制服を脱ぎ始めた


36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:52:16.51 ID:LXK9CJ77P

やめろ古泉。いくらお前が男とはいえ、今のお前は女なんだから、自分を粗末にするのは
と言おうとしたのであるが、媚薬の効果かどうかは知らないが、なんだが体が熱くなってきやがった。

「大丈夫ですよ。あなたが打たれたのはただの媚薬ですから、心配なさらなくてもいいですよ」

と古泉は言っていたのであるが、いかんせん心臓がバクバクと早鐘のように鳴り響き、
今にも俺の意識は第3世界へ飛び立とうとしていた。

しかしながら、そういう状況であっても、俺の目は次々に露となる古泉の肢体に釘付けとなってしまい。
こういってはなんだが、やつの肌には以前にハルヒが教室で脱いだときに見たときのものよりも、
白く、そして艶やかなイメージを持った。


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 20:58:15.92 ID:LXK9CJ77P

「フフ、どうされたのですか?もしかして脱がす方が好きでしたか?」

のんきなやつである。そんなことは言いつつも古泉のやつはどんどんと脱いでいき、
とうとう残りは下着を残すのみとなってしまった。

「おい古泉。学校でそんな姿でいるところをみられたら、停学どころのさわぎじゃないんじゃないのか?」

と古泉を思いとどまらせようと、言ってみたのであるが

「平気ですよ、今この空間は黄緑さんによって、現実と切り離された状況ですので、外からばれる恐れはありません」

と鼻にかかったような笑いをしつつ俺の方へ近づいてきた。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:00:14.53 ID:LXK9CJ77P

そのとき俺は、この部室が閉鎖空間であるということに、
軽く絶望感を感じてはいたのであるが、

俺のマイサンに至ってはすでに臨戦状態となっており、
今か今かと自分の出番を待っていた。節操がなさすぎだろ我が息子よ…

というか古泉に欲情している点でどうなんだと、俺は今更ながらに思ってしまうのである。

「お恥ずかしがる必要はありませんよ。それもクスリの効果ですから」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:08:05.09 ID:LXK9CJ77P

そういいつつも古泉はそのまま、俺の息子に対して手を伸ばしてきた。
普段の俺であるならば、気持ち悪いの一言で済ましてしまうのであるが、
いかんせんクスリによって正常な判断ができる状況ではなかった。

「まずはあなたを気持ちよくしてさしあげますね」

そういうとズボンの中からマイサンを取り出し、手でしごいてきた。

「フフ、おち○ちん、ビクビクされてますね。そんなにも僕の手は気持ちいいですか」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:08:59.54 ID:LXK9CJ77P

馬鹿やろう
といってやりたかったのであるが、まるでシルクではないかと錯覚するような、
古泉のやわらかい手でしごかれるのは、俺が思わず黙ってしまうほど、とても気持ちが良かった。

「それにこんなにカウパー液を出されて…もう僕の手がベタベタになってしまいましたよ」

と小悪魔っぽい笑顔をすると、そのまま古泉は俺の前に跪き、あろうことかそのまま
「いただきまーす」なんて言いながら口に咥えやがった。

ちょっとは躊躇するとかしろよと、冷静な俺が客観的に状況を判断してしまったのは秘密だ。


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:09:55.39 ID:LXK9CJ77P

「ちゅぱ…ちゅぽ…はぁ、ペロッ…ぷはぁ」

古泉はまるで、そこが俺の弱点であるかを、あらかじめ知っているかの様子で吸い付いてきた。

それも単調な動きではなく、鈴口を重点的に攻めてきたと思えば、
そのまま玉のほうまで舌を使って何度もなめてきたり、
時には尿道口へ舌を入れてきたりと、様々な技を次々と披露してくれた。
時々口の端から落ちる唾液がとてもエロかったのが印象に残った。

「ちゅば…ちゅるる…んふふふ、ひょうへすか、じゅぱ…ふぉくのフェラは?」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:10:54.82 ID:LXK9CJ77P

くそ、しゃぶりながら喋るんじゃねえ、お前の口内が不規則にあたって、気持ちよすぎるんだよ。

「んふふ、んー、じゅぱ…じゅる…ひゃわいらしいでひゅよ…じゅぽ…じゅるる…ヒョン君…じゅぱあ」

俺の意見を無視しながらそうするため、何とか耐えようと、

「くっ…お…前こんなこと…を…くはっ…いった…いどこで…」

息も絶え絶えに聞いてみたら、またしても悪戯っぽい笑みを浮かべ、

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:14:12.53 ID:LXK9CJ77P

「ひゃい?」

と俺の愚息を咥えたまま、少しの間考え込み、

「ふぃみつでふ」

なんて言いやがった。しかし、そうこうしている内に本格的に、俺の限界が近づいてきたようである。

それを感じ取ったのか、古泉は強烈に吸い付いてき、いわゆるバキュームフェラと呼ばれるものをしてきた。
そのとき本当に意識が飛ぶかとおもったね、なにせ下半身には強烈な快感が走るうえに
目の前では美人の女の子(男だとはすでに思えなかった)がジュポジュポ言わせ、
そして、頬をすぼませることによって、可愛い顔がゆがんでいるのをみるのに、とても興奮したからである。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:15:50.45 ID:LXK9CJ77P

「うわっ!!…もう駄目だ!!…で、出る!!」

と叫んだら、「いいですよ、たっぷりと出してください、フフフ」何て言いながら、
いっそう強く吸いてきた。

「じゅぽ…じゅっぽ…んふふふ…じゅるるる、じゅるるる」

なんて古泉がニコニコしながらフェラを続行していき、俺はそのまま古泉の口の中へ、己の欲望を吐き出してしまった。
今から考えれば、すでにこの時俺の心の中には、理性というものは残っておらず、
一刻も早く目の前の女を犯したいという気持ちで、一杯だったのであろう。


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:16:32.72 ID:LXK9CJ77P

「フフ、濃いのが一杯出ましたね。さすがの僕でも全部飲むことはできませんでしたよ」

と口の端からは精液をたらしつつも、悪びれもなくいいながら、

「さて、今度は僕を気持ちよくしてもらいましょうか」

といきなり俺を縛っている縄を解き始めた。
俺にとってはまさに僥倖であった。そして全ての縄が解けるかどうかというところで、俺は古泉に襲い掛かった。


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:19:56.52 ID:LXK9CJ77P

「きゃっ!?」

古泉が驚いたような声をあげたが、俺はそんなこともお構いなしに、
やつをいわゆるまんぐり返しと呼ばれる体制にして、
のしかかった。そこでふと気づいたのだが

「濡れてる…」


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:20:51.72 ID:LXK9CJ77P

そうあろうことか、俺の目の前にある白い下着には、外から見ても分かるぐらいに湿っていたのである。
チラッと古泉のほうを見てやると、プイッと顔を逸らして頬を赤く染めていた。可愛いやつめ。
しかしながら、逆にそういった態度をとられたのが、俺に冷静さを取り戻し、逆にもっと古泉をいじめてやろう
という嗜虐心がムクムクと俺の心の中から鎌首をもたげてきたので

「なあ古泉、どうしてここはこんなに湿ってるんだぁ?」

と少し嫌味っぽく言ってやった。あいつのことだから何かうまく言い返してくるだろうと思っていたのだが


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:22:11.10 ID:LXK9CJ77P

「キョン君のを舐めてたら、僕も感じじゃって…濡れてきたんです」

なんて目を潤ませながら言ってきやがった…。反則だろ古泉、それは。
その一言によって、ようやく落ち着いてきたと思っていた、
俺の心の中の濁流は堰きったかのようにあふれ出し、
俺は、むしゃぶりつくかのように、古泉の秘所を嘗め回してやった。すると古泉は

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:42:42.99 ID:LXK9CJ77P

「んにゃあぁあん!!ちょ、ちょっと…激しすぎ…です…きゅうん」

なんて可愛いあえぎ声聞きながらも、俺は嘗め回すことをやめなかった。

そして当たり前のことだが、いくら舐めてもというより、
舐めれば舐めるほどどんどん古泉の下着のしたからは
透明な液体が出てきて、下着がぐっしょりとしてしまったのである。

ああ、これはもう今日は穿けないな。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:43:37.66 ID:LXK9CJ77P

「ふにゃああぁぁ!!、あん、本当にやめ、やめてくださいぃぃぃ!!!」

と言ってきたので、その通りに俺はやめてやった。

すると古泉はさびしそうな顔をしたのである。
俺に余裕があれば、焦らすということもしたのであろうが、
そのようなものはなく、一刻も早く下着を脱がしたいという欲望に駆られていた。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:45:00.18 ID:LXK9CJ77P

そして俺はそのまま古泉の下着に手をかけて脱がそうとしたのであるが、

「ま、待ってください!!僕にも心の準備というものが」

と息も絶え絶えながら古泉がいうのであるが。もちろん、そのような意見を俺が聞くはずもなく、
そのまま一気に足首まで脱がしたのは、言うまでもないことである。

あの時の古泉のりんごのような驚きと恥ずかしさが入り混じった真っ赤な顔は、
俺の脳内写真フォルダに大事にとっておくとしよう。

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:47:22.10 ID:LXK9CJ77P

そして俺は、そのまま古泉の大事な場所を、これでもかというぐらい見つめてやった。
そこはぴっちりと閉じていつつも、さっきまでの行為によって、しとどに濡れていた。

「恥ずかしいから…あまり見ないでください」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:48:13.73 ID:LXK9CJ77P

と俯き加減でいう古泉はまたしても可愛らしく、
俺の脳内フォルダに、また新たに写真が加えられたのはご存知の通りである。

そしていつまでも見ているわけにもいかず、割れ目を親指と人差し指で広げてやった。
するとそこには、サーモンピンクのような綺麗な色をしたものをみることができた。

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:49:56.17 ID:LXK9CJ77P

まだ誰にも汚されたことがないという、うれしさがこみ上げてきて、
俺は思わずその上にある肉芽をぺロリと舐めてやった。
「ひゃっ!?」なんて可愛い声を上げてくれたのがとても嬉しかった。

「古泉…指、いれるぞ」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:50:54.55 ID:LXK9CJ77P

そう確認したあと、俺は人差し指を割れ目へと埋没させていった。

途中「くっ」とか「んっ」と古泉が声を上げたので、
俺は傷つけないように、慎重に、それでも確実に、そこへ指を進入させていった。

古泉のそこは俺の指をギュウギュウと締め付けてき、進入させるにも一苦労であった。

それに焦った俺は思わず、無理やりにも指を進入させようとしてしまい、
「痛いっ!」と古泉からお叱りを受けてしまった。

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:52:38.56 ID:LXK9CJ77P

そして、とうとう指の根元まで入ってときには、感動をしてしまい、
おもわず、古泉にキスをしてしまったね。すると古泉は

「やっとキスをしてくださいましたね」

と本当に嬉しそうな顔で言い、お返しとばかりにキスをしてきた。

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:56:05.34 ID:LXK9CJ77P

「動かすぞ」

と言うと、俺はコクンと古泉が頷いたのを確認した後、ゆっくりと指を動かした。

「あはぁ!…あっ!…」

と古泉が官能的に喘ぐので、もっと喘がしてやろうと、
指のスピードを上げることにしたところ、
中から大量の愛液が一気に染み出してきたので、よりスムーズに抽送することができた。

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:57:36.42 ID:LXK9CJ77P

すると、可愛らしくも

「ひゃあぁぁぁあぁ!!ちょ、ちょっと…いきなりは…くぅうん…駄目…にゃぁあ!!…駄目ですってばぁ…」

喘ぐのでもっともっと喘がしてやろうと、そのままの勢いを保ったまま、
中のGスポットと呼ばれる場所を集中的に責めてやると、


65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 21:59:44.27 ID:LXK9CJ77P

「らめぇえ、もうひゃめだよぉぉお!!わらひ…いっひゃうよぉぉお!!ヒョンきゅんに…
 んぐ…いかひゃれ…いかひゃれひゃうひょぉおぉぉお!!!」

といきなり古泉が体をピンとさせ、指を「ギュウッッ」と締め付けてき、
そして、勢いよく「ぴゅっ、ぴゅっ」とそこから、液体が出てきたのである。
なるほどこれが潮吹きというものか…って、なんで俺は冷静に分析してるんだよ…。


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:00:54.70 ID:LXK9CJ77P

その後、指を抜いてやると、ようやく俺から開放されたというのに、
息も絶え絶えに「くたっ」と古泉は床に寝そべってしまった。
おいおい古泉そんなところで寝そべると、風邪を引くぞと言ってやったら、

「ひゃれの…ひぇいでゃと…んはぁ…ほもって…」

といまだに呂律の回らない口調で文句を言ってきたので、
何?俺はホモではないぞと、からかってやったら、
またしても「プイッ」と顔を赤らめながらも、そっぽをむいた。

ああもう、可愛らしいなぁ…もう…。

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:01:44.39 ID:LXK9CJ77P

しばらく古泉が元の状態に戻るまで、俺は肩を貸してやることにし、
そのままの状態で座っておくことにした。

このとき俺は、古泉が元々男であるとう事実は思い出していたのであるが、
横を向いたときの古泉の「んふふ」っという屈託のない笑顔を見ていたら、
もういいや、と考えることを放棄してしまっていた。


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:03:15.05 ID:LXK9CJ77P

さていくらか休んだので、次にすることは決まっている。もちろん本番である。
しかしながら、いくらクスリで古泉が女になっているとはいえ、初めてのはずである。

それを裏付けるかのように、古泉はとまるで小動物のように震えていた。
それを見た俺は、つい守ってやりたくなってしまい、

「大丈夫だ。優しくしてやるからな」

と古泉を抱きしめて、耳元とささやいてやった。
すると古泉が「はい」と頷き、そして抱きしめ返してくれた。


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:04:55.45 ID:LXK9CJ77P

いよいよそのときである、既に古泉のそこは、先ほどの行為によって十分濡れており、
準備万端となっているはずである。

しかしながら、俺も古泉もどちらも初体験なわけで、そううまくいかないものである。
一応正常位でしようと、古泉を長机の上に寝そべらせて、俺は何度も挿入をしようと、
試みたのであるが、そのたびに失敗してしまい、ついには

「僕が誘導してさしあげますよ」

なんて古泉に言われてしまった。全く面目丸つぶれである。
そして古泉の誘導のおかげで、ようやく、後は腰を突き入れるだけという状態になった。

その時の俺の心情は、早く挿入したいという急進派と、古泉のことを考えて、
ゆっくりと挿入するべきだという穏健派が派閥争いをしていた。

そして、急進派が穏健派を飲み込もうとしたとき、

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:57:36.93 ID:LXK9CJ77P

皆さんいろいろとすみません、他の方々の言われている通り、
背伸びをしすぎていたようです。
ただ文章は最初の宣言通り、最後まで投下します。


「また、キスしてください」

とねだるような声で古泉が体を起こしてきた。そのとたん俺の中では穏健派が一気に逆転をし、
晴れて決着はついてしまった。

そして、俺は「分かったよ、古泉」と古泉に対して答えたると、

「イツキって呼んで下さい」

なんて顔をフルフルと振りながらのたまいやがった。
くっそー本当に可愛いぜ。そして言われた通りに「分かったよ、イツキ」と言い直した。
そして、さっきよりももっと長い口付けを、俺たちは交わした。

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 22:59:00.14 ID:LXK9CJ77P

「痛かったら、言うんだぞ」

そういって、挿入をしようとしたのであるが、

「うっ!、くっ!」

と古いず…イツキのそこはあまりにもせまく、先っぽすら入れることができなかった。
さすがにこのような状態になるとは、俺も思っておらず、だんだんと焦りが出てきてしまい、
これ以上はイツキに、負担をかけてしまうのではないかと考え始めたとき、

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:00:06.40 ID:LXK9CJ77P

「大丈夫ですから、一気に来てください」

と言われてしまった。本当にさっきから面目がたってないなと、
いつものように「ヤレヤレ」と思ってしまった。
そして俺は「じゃあ行くぞ」といった後、一気に俺の剛直を、
イツキのそこへ挿入した。

「くぅうぅぅう!!ぁうぅうぅう!!」

とイツキが苦しそうに叫んでいるのであるが、挿入が遅れれば遅れるほど、
逆にイツキが苦しんでしまうと思い、
心を非情にしつつも、なんとか最後まで入れることができた。


97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:00:41.17 ID:LXK9CJ77P

「やったぞイツキ、全部入ったぞ…よく頑張ったな」

と俺は涙目になっているイツキの頭をなでてやりながら、そういってやった。
なでているときに気づいたのだが、イツキの髪の毛からはとても良い香りがし、
こいつも女なんだなと悔しくもおもってしまった。


98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:01:49.47 ID:LXK9CJ77P

「ん、もう動いても…大丈夫ですよ…」

と見た目にも大丈夫でないことが分かるのに、イツキが気丈にもそういってきた。

しかし、ここで俺が躊躇してしまったら、せっかくのイツキの行為を無駄にしてしまうと考え、
俺は頷くと同時に抽送を始めた。

しかしながら、イツキの中は本当に狭く、思わず俺のマイサンが千切られてしまうのではないかと、
思うほどギュウギュウと締め付けてきて、油断をすれば、直ぐにでもイってしまいそうであった。


101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:03:32.88 ID:LXK9CJ77P

だが、その間でもイツキは

「うっ!…はぁはぁ…ひゃう!」

ととても苦しそうな様子であり、イツキのために早くイクべきか、
それともこの快感をもっと味わうために、頑張り続けるかというジレンマに陥っていた。
ところが、何度か抽送をしていく内に、イツキの様子が段々と変わってきたのではないかと、気付いた。
なぜなら、イツキが吐く苦しげな吐息の中に、どこかしら艶の入ったものが徐々に入ってきたからである。

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:04:31.87 ID:LXK9CJ77P

「イツキどうだ?」

と試しに聞いてみたところ、

「はい…まだ…痛いのですが…」

「なんだか…あはぁ…痛みの中にも…はふぅ…快感というか」

「体が…はぁ…ふわふわ…ぁくぅ…してきました」

どうやら、俺の考えは間違っていなかったようである。そして俺はそれを確認できた後、
さきほどまでの、考えは捨て、イツキをもっと気持ちよくしてあげようと、
徐々に抽送のスピードを上げることにしたのである。

「ぁひぃぃい!!そんな…いきなり…くひぃぃぃ!!」

とイツキの声が、完全に快楽に飲まれたことを確認した後、俺は気合を入れ直し、
パンパンとリズミカルに腰を打ちつけ始めた。

「ぁひゃあぁぁあ!!!あふぅ、そんな本当に…激しすぎます…こんなの…やらぁぁぁあ!!」

とイツキが言うので、抽送を止めてマイサンを抜いてやった。するとみるみるイツキの目に涙が溜まっていき、

「ふぇぇえん…どうして抜くのぉぉおお!!」

って言ってきたので、意地悪く、やめろっていったじゃないかと言い返してやった。


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:05:19.70 ID:LXK9CJ77P

「そんなぁあ!分かっているくせにぃぃ!!」

と駄々をこねてきたので、耳元で「じゃあ、ちゃんとおねだりしてみろよ」とぼそっと囁いてやった。
するとイツキは「ボンッ!」という擬音が聞こえてきそうな程に、顔を真っ赤にして、

「ちゃ…と、…かして……さい」

と途切れ途切れにおねだりをしてきた。もちろんこれだけでも、今の俺にとっては悶絶ものであるが、
これだけではまだ足りない、そしてどこにどうするのかを、はっきり伝えろということを、伝えてやると、
ますますイツキは顔をこれ以上ないくらい真っ赤にし、そして俺の期待通りの言葉を言ってくれた。

「だからぁ!!僕のオマ○コに、キョン君のオチ○チンを入れて、僕をイかしてください!!!!」

って大声でな。もしこの空間が黄緑さんによって閉鎖されていなかったら、たぶん学校中に聞こえていたのではないだろうか…。
これ以上苛めてやると、本当に泣きそうだったので「良くできました」と頭を撫でてやり、イツキの中へまた挿入してやった。

「あはぁん!!」

とイツキは待ち構えてたかのように喘いだ。そして俺は「ご褒美だ」と言った後、
これでもかというぐらい、腰をガンガンと打ち付けてやった。

「きもちぃいいぃよぉおおぉお!!キョン君。僕…んひゃぁぁあ…幸せだよぉおおおぉ!!」

「きもちよすぎてぇぇぇええ!!うひぃぃいぃい!!…死んじゃいそうだよぉおおぉお!!」

とまるで狂ったかのようにイツキが喘ぎ始めた。そして俺もまた本日2度目の射精がすぐそこまで迫っていた。

「ひぃぃん!!また…いっひゃうよぉぉおお!!!また僕いっひゃうよぉおおぉお!!!」

とイツキも限界が近いのか、呂律が回らなくなってきた。そして、俺は最後のラストスパートを駆けることにした。

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/10(水) 23:06:52.06 ID:LXK9CJ77P

「キョン君!!キョン君!!キョン君」

とイツキは俺の名前を、愛おしそうに読んでくれたので俺も、

「イツキ!!イツキ!!イツキ!!」

と応えるかのように、イツキの名前を呼んでやった。

「もぅ、らめぇえええぇえ!!ぼきゅ…本当にいっひゃう!!ヒョンきゅんのオチ○チンで…本当に…あひっ!いっひゃうぅぅうう!!」

「ヒョンきゅん!いっひょにイこう?いっひょに…いっひょにイきひゃいよぉぉおお!!」

とイツキがボロボロと、泣きながら頼んできたので、俺はより一層強く、腰を打ち付けてやった。

「いくぞぉ!!イツキぃぃ!!」

「うん!!いっひぇぇえ!!ぁひぃぃいん!!ぼきゅん中で…いっぱい!!あへぇえぇ!!
 ドクドクって、いっぱい!!おひんぽみるきゅ、出ひてぇぇえぇ!!」

とまさに誰が聞いても、顔を真っ赤にしそうな卑語をイツキは叫びながら

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:15:03.09 ID:6UFlyAd9P

1です。さるさんくらいました。

みにくくなると思いますが、日付けが変わる前に終わらせます。

「あぁぁああ!!!イク!!!」
「ぁひゃあぁあん!!出てりゅぅううぅ!!ドクドクって…んはぁ!!ヒョンきゅんの…おひんぽみるきゅ!!
 ぼきゅん中に…くひぃい!!いっぱい!!」

と同時に俺たちは果てたのであった。
その後のことについては、あまり思い出したくもない。一日に2度も射精をした俺は、いわゆる賢者モードという状態に陥ってしまい、
そして、自分が何をしたのかということを思い返し、約10分間の間、部室内を悶えながら転がり回っていたらしい。

113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:16:47.43 ID:6UFlyAd9P

古泉のやつは古泉のやつで、そんな俺の姿を微笑みながらも、見つめていたらしく、こいつには一生頭が上がらないなと
思ってしまったのは、果たして正しい判断だったのであるかは、今となっては分からない。
「んで、これからどうするんだ」
俺はいまだに、自分がしたことに若干の後悔を覚えながら、そう古泉に聞いてみた。
「そうですねえ、どうしましょうか?」
なんて古泉が、悪戯っぽい笑みを向けてきた。全く本当にいけ好かないやつだ。

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:19:22.95 ID:6UFlyAd9P

すいません訳あって、携帯から書き込んでます


「まあ、それでも涼宮さんにばれるのは、僕としても避けたいところですねえ」

「何せ勢いだけで、やってしまったというのがありますから」

とかトンでもないことまで、カミングアウトしやがった。おいおい、いつもの古泉らしくないぞ…だが、

「でもどうですか?女の子の魅力というのが良く理解でき、
かつあなたの性欲処理も、できたのではないかと思うのですが?」

なんて寂しいことを言いやがった。

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:21:03.78 ID:6UFlyAd9P

確かに当初の目的はそれだったのであるが、事が終わった今となっては、
それだけでは済まされない、古泉とのつながりを意識せざるを得なかった。

だから俺は、

「お前はそれで良いのかよ!…古泉!!」

と叫んでやった。すると、古泉のやつは人差し指を俺の唇に当て、

「僕のことを心配してくださるのでしたら、そのような他人行儀な呼び方は、やめていただけると嬉しいのですが?」

と、どこ吹く風のような感じで言ってきたので、思わず俺は、大きな悲しみを覚えながら、

「イツキ……、俺は…お前みたいに…割り切って、考え…られない…」

と俯きながら、言い直してやった

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:22:50.12 ID:6UFlyAd9P

すると部屋の中にもかかわらず、俺のもの前の床には「パタパタ」と水滴がこぼれてきた。

はっとして顔を上げると、そこには、さっきまでのような悪戯っぽい笑顔を浮かべる超能力を持った子はおらず、
顔をぐしゃぐしゃにした、少しの風に吹かれただけでも壊れてしまいそうな、

儚い一人の女の子がいた。

「僕だって…別に…グスン…、割り切っている…ヒック…わけじゃ…ありません」

「もし…ヒック…涼宮さん…がいな…グスン…いなければ…、あなたと…恋人に…なりたいって…ヒック…
思うに決まっているじゃないですか!!!」

と、まるで、今までの自分の心のなかの思いを、俺にぶつけるかのような告白であった。

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:26:19.78 ID:6UFlyAd9P

ヤレヤレまったく今日は、どれだけ俺の面目が潰れればいいのかねえ…

「すまんな…イツキ…気付いてやれずに…」

そういって俺は気がつくと、いつのまにか、イツキを抱きしめていた。
すると途端にイツキは堰をきったかのようにワンワンと、俺の胸の中で泣き始めた。

俺はイツキが泣き止むまで、ずっと頭を撫でてやり、

「落ち着いたか?」

と優しく声を掛けてやった。

「えぇ、取り乱してしまいまして…すみません」

あの後イツキは、俺の胸の中で20分もの間泣き続け、まるで朱肉で色づけしたのではないかと疑うぐらい、目を真っ赤にした。

余談だが、その様子をまるでウサギのようだな、とからかってやったのは、
言わなくでも分かっていただけると思う。

118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:27:47.19 ID:6UFlyAd9P

その後、俺とイツキは先程のように、隣同士に座り、そしてイツキは様々な話をしてくれた。

自分が男であったときから、俺を好きであったということ、
そして今回の計画が当初、別の女性を使って行おうとしたこと、
それが嫌で機関の中でも、まだ実験段階であったクスリの実験台をかねての計画の遂行を、自分に任せてもらえるように、
森さんへ注進したこと…

きっと昨日までの俺が聞いたら、気持ち悪い、の一言で済ましてしまったんであろうが、不思議と今ではそのような気持ちはわかず、
むしろ、嬉しいと感じてしまう自分がいてしまった。

あー…いっておくが、俺はホモではないぞ。断じて違うからな…。

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:28:37.67 ID:6UFlyAd9P

結局のところ、俺たちだけではどうすることもできず、その日は帰ったのである。

そして、この日の出来事が、俺の高校生活における最大の事件へのつながっていくのであるが、

それはまた別の話。


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/03/11(木) 01:39:18.87 ID:6UFlyAd9P

はい、これで一応完結です。

最後の方に続くとか書いていましたが、
恥ずかしくて、そんなことできません。

途中で様々な方から、貴重な意見を頂き有難う御座いました。
ほぼというか、全体的に勢いで書いたため、稚拙な文章がたくさんありました。

特に比喩表現とか、台詞の前後等挙げればきりがないと思います。

しかしながら、そのようなSSでも支援してくださる方がいらっしゃり、
本当に感謝の念が絶えません。

今後、無いとは思いますが、もし書くとするならば、
文章の基本から学んで再度挑戦したいと思います。

それでは、このような一介の凡夫が作った
SSにお付き合いくださいまして、
有難う御座いました。



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