ハルヒ「彼氏?いるわよ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 01:49:31.61 ID:ksy8fG+40

キョン「え?」

ハルヒ「何よそんな顔して。私の可愛さで彼氏がいないほうがおかしいでしょ」

キョン「いや……お前恋愛は精神病って」

ハルヒ「そう思ってたけどやっぱり一人はさびしいなと思ってたらいつの間にかできてた
まあ年頃なんだしやっぱり恋くらい経験しとかないとね」

キョン「ほ、ほらお前俺のこと好きとかじゃなかった?」

ハルヒ「何気持ち悪いこと言ってるのよ。そりゃちょっとはあんたのこと気にはなってたけど、
飽きちゃった。女の子って飽きっぽいのよ」

キョン「あばばばばば」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 01:56:57.13 ID:ksy8fG+40

ハルヒ「それよりあんたのほうこそどうなのよ」

キョン「ど、どうとは?」

ハルヒ「彼女よ彼女。いないの?」

キョン「ま、まあ部活とかあるし」

ハルヒ「部活は言い訳にならないわ!
うちの部活はあんた以外みんな付き合ってるから」

キョン「え?

    え?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 02:05:41.23 ID:ksy8fG+40

キョン「こ、こ、古泉もか?」

ハルヒ「何かバイト先で年上のお姉さんと付き合ってるんだって」

キョン「あ、あ、朝比奈さんも?」

ハルヒ「みくるちゃんは鶴屋さんと一緒に合コン行ったりして遊んでるらしいわ
とっかえひっかえよ」

キョン「な、な、長門はさすがに冗談だろ」

ハルヒ「有希はパソコン部の人と付き合ってるみたい。前見たけどオタクっぽい顔してたわ
有希の趣味って変わってるのね」

キョン「じゃ、じゃ、じゃあ俺以外みんな……」

ハルヒ「ええ。彼氏、彼女もちよ。天下のSOS団で彼女ができないってのは恥だから
あんたもさっさと作りなさい」

キョン「う、うわああああああああああああああああああああああ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 02:15:28.72 ID:ksy8fG+40

ハルヒ「何ようるさいわね」

キョン「嘘だ嘘だ嘘だ……」ブツブツ

ハルヒ「嘘じゃないわよ。だいたい受身でいて彼女ができると思ってるのが間違いなのよ
あんたみたいに誰にもアタックをしないで彼女ができるって顔じゃ……」

prrrrrrrrrr

ハルヒ「あ、彼氏から電話だ。あ、もしもし〜はるはるだけど〜」

キョン「ハルハル!?」

ハルヒ「うん、今部活なの〜。分かった〜たっくんが来いって言うならすぐ行くね〜」

ピッ

ハルヒ「というわけで用事ができたから今日は帰るわ。じゃあキョン戸締りはちゃんとしといてね
今日はあんたしか来ないらしいから」

キョン「……何だ何だ何だ何だこの世界」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 02:30:11.80 ID:ksy8fG+40

キョン「……はあ、戸締り終わったか……ん?あれは国木田と谷口か」

国木田「あ、キョンがいる」

谷口「ようキョン。何してんだ」

キョン「お、おう。今日は部活が早く終わってな」

国木田「へーそうなんだ。珍しいね」

キョン「そ、そうだ良かったら今日は久しぶりに一緒に帰らないか」

谷口「悪い。今日は俺ら用事があるんだよ」

キョン「用事?どっか遊びに行くのか?なら俺も連れてけよ」

谷口「違う違う合コンがあるんだよ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 02:38:17.09 ID:ksy8fG+40

キョン「合コン?なら連れてってくれ。辛いことが今日あったんでな」

国木田「え?でもキョンって彼女いるでしょ?」

キョン「いねえよ。何でそう思ってるんだ」

国木田「部活であんなに楽しそうにしてるからもうとっくに誰かと付き合ったのかと思ってた」

キョン「はは……誰にも手を出してないさ。というわけで連れてってくれ谷口」

谷口「キョン。悪いがもう人数が決まってるんだ。というわけで今回はお前は呼べん。すまんな」

キョン「何……だと……」

谷口「なあにそう気を落とすな。お前が積極的になれば女の一人や二人すぐにできるさ。ということで
じゃあな」

国木田「じゃあねキョン。また明日」

キョン「……そういや。部活ばっかで最近あいつらとつるんでなかったな……帰るか。
……ん?外にいるのは長門?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 02:50:20.92 ID:ksy8fG+40

キョン「おーい、なが……」

コンピ研の男「ごめん。長門さん待った?」

長門「だいじょうぶ」

コンピ研の男「はは、ごめんね。ちょっと掃除当番だったから遅れちゃって」

長門「そう」

コンピ研の男「じゃあ帰ろうか。あ、あのさ」

長門「何?」

コンピ研の男「手、つないで帰っていいかな?」

長門「……」

コンピ研の男「あ、もちろん、嫌なら良いんだよ。ごめんね変なこと言って」

ぎゅっ

長門「……これで良い?」

コンピ研の男「え、あ、うん。もちろん。ありがとう。じゃ、じゃあ帰ろうか」

長門「分かった」

キョン「…………あー地球爆発しねえかなあ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:01:04.86 ID:ksy8fG+40

街中

キョン「いつの間にかクリスマス一色だな……今年のクリスマスは家でケーキでも食うか……
ん?あれは?」

鶴屋「いやー今日の合コンはいまいちだったね」

みくる「そうですね〜大学生というから期待してたんですけど」

キョン「(思わず隠れてしまった)」

鶴屋「うちらが女子高生だからってがっつきすぎさね〜」

みくる「年上だからもっとクールなんじゃないかと思ってたんですが」

鶴屋「そういやクールって言ったらみくるっちの部活のキョン君はどうなのかい?」

キョン「(お?)」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:17:32.03 ID:ksy8fG+40

みくる「え〜キョン君ですか?」

鶴屋「そうっさ。前みくるがちょっと気になるとか言ってじゃないか」

キョン「(まさかここで俺の名前が出てくるとは……)」ドキドキ

みくる「ん〜見た目は良いんですけど、グジグジ言ってるところがちょっと駄目ですね〜
私ああいう口だけの男って大っきらいなんですよ」

鶴屋「はっはっは。ちょっとそれはひどすぎるんじゃないかな〜」

キョン「……」

みくる「じゃあ鶴屋さんいります〜?」

鶴屋「ん〜童貞っぽいのはパスっさ〜。やっぱり男なら引っ張ってくれる人じゃないと」

みくる「そうですよね〜。そういや前の合コンでかっこいい人いたんですけど。また開けます?」

鶴屋「鶴屋さんに任せなさい」

みくる「きゃーさすが鶴屋さん」



キョン「……練炭ってまだ売ってたかな?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:33:07.30 ID:ksy8fG+40

自宅

キョン「……ただいま」

ガタガタ

キョン妹「あ、キョン君帰ってきたんだ?早いんだね」ハアハア

キョン「ああ、今日は部活がなくてな……ん?何でそんな顔が赤いんだ?」

キョン妹「え?き、気のせいだよ」ドキッ

キョン「怪しいな。ちょっとお前の部屋に入らせてもらうぞ」

キョン妹「あ、ちょっと駄目キョン君!」

ガチャリ

小学生の男「あ、は、はじめまして」

キョン「……何……だと……」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:42:23.21 ID:ksy8fG+40

キョン「こ、これはどういうことなんだ」

キョン妹「んっとね。一緒に家で遊ぼうって話になって……で、でもねHなことはしてないからね」

キョン「あうあう」

キョン妹「あ、あのねキョン君。このことはお父さんとお母さんには内緒で……」

キョン「うわあああああああああああああああああ」

バタンッ

キョン妹「キョン君がどこかに行っちゃった……」

小学生の男「一瞬すごいあせっちゃったよ」

キョン妹「ごめんね。キョン君はいつも遅いから大丈夫と思ってたんだけど」

小学生の男「まあ良いよ。それより続きしようか」

キョン妹「う……うん///」





52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:49:44.66 ID:ksy8fG+40

キョン「そ、そうだ。まだ佐々木がいたはずだ。うんきっと佐々木なら大丈夫なはず」

prrrrrrrr

キョン「よう久しぶりだな」

佐々木『キョンじゃないか。急にどうしたんだ?』

キョン「何となく電話がしたくなってな。それよりどうだ。久しぶりに会えないか?」

佐々木『え?今からかい?』

キョン「ああ、まあお前の都合のつく日にちなら」

佐々木『う、う〜ん』

男の声『誰〜?』

佐々木『中学校の時の友達さ』

キョン「!?」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 03:57:18.80 ID:ksy8fG+40

男の声『元彼?』

佐々木『いや、ただの友達だよ』

キョン「……」

男の声『またまた〜佐々木ちゃん嘘ついちゃ駄目だよ』

佐々木『ひゃあ!ちょ、ちょっと電話中にそんなこと……ん……』

プチ、ツーツーツー

キョン「……」

キョン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」



森「う〜最近暇よねえ」

古泉「やれやれ、以前はあれほど休暇が欲しい休暇が欲しいと言ってたじゃないですか」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 04:10:04.63 ID:ksy8fG+40

森「まあそうなんだけどね。でもいざ暇になったらやることなくて困る感じ」

古泉「やれやれ森さんらしい。でも良いじゃないですか。こうやって二人で時間を共有できる
ようになったわけですし」

森「ふふっ。まさか古泉とこんな関係になるなんてね」

古泉「これもすべて平和のたまものというやつですよ森さん」

森「そう考えたら平和ってのも悪くないわね。そういえば古泉」

古泉「はい?何でしょうか」

森「約束したでしょ。二人きりのときは園生って呼べって」

古泉「あ、すいません。普段の癖でうっかり」

森「ふふ。気にしてないわ。一樹」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 04:21:11.39 ID:ksy8fG+40

古泉「え、あ、はい。ありがとう……園生」

森「……ねえ一樹」

古泉「何でしょう」

森「さっきの罰として……私にキスしてよ」

古泉「え。でもここは街中……」

森「誰も知り合いがいないから大丈夫よ」

古泉「わ、分かりまし……」

キョン「うわああああああああああああああああああああああああああああ」
ダダダダっ

森「……ねえ今の走ってた人って」

古泉「ええ……」




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 04:36:49.53 ID:ksy8fG+40

喜緑「会長ありがとうございます。わざわざ買い物に付き合っていただいて」

会長「ふん。君一人じゃ頼んだ品物がちゃんと来るか不安だから付き添っただけだ」

喜緑「うふふっ。そうですね」

会長「……どうやら喉が渇いたようだな。良かったら喜緑君。あそこの喫茶店でお茶でもしないか」

喜緑「はい。お供します」

キョン「うわあああああああああああああああああああああああああ」

会長「……何か今見えたが」

喜緑「きっと気のせいですよ。さっ会長早く中に入りましょう」

会長「き、喜緑君。手をひっぱらないでくれ」





94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 04:47:15.97 ID:ksy8fG+40

キーコキーコ

キョン「……叫びながら走り続けているうちに見知らぬ公園へと来てしまった……」

キーコキーコ

キョン「はあ……しかし、俺以外みんな付き合ってるとはな……傑作だぜ」

キーコキーコ

キョン「確かに俺が優柔不断だったところが悪かったかもしれない……
だが、俺はあの距離感が居心地が良かったんだ。
……近すぎもせず遠すぎもしないくらいが丁度よかったのに……」

キーコキーコ

キョン「もうあの楽しい日々は戻ってこないのかな……」

?「そんなことありませんよ」

キョン「ん?あなたは……」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 04:57:02.94 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「お久しぶりですキョン君」

キョン「あ、朝比奈さん?」

みくる(大)「どうしたんですか。そんな貧相な顔をしてブランコなんてこいじゃって」

キョン「ははっ。貧相に見えますか」

みくる(大)「ええ。いつものキョン君らしくない」

キョン「いつもの……いつものかあ……。
人はなくなってその良さが分かるって言うけどまさにその通りですね」

みくる(大)「相談に乗りましょうか?」

キョン「ちょっと話は長くなるかもしれないけど良いですか?」

みくる(大)「もちろん大丈夫ですよ」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 05:07:40.05 ID:ksy8fG+40




みくる(大)「なるほど……涼宮さんに彼氏ができたと」

キョン「そしてSOS団で付き合ってないのは俺だけなんですよ。ははっ笑える話でしょ」

みくる(大)「キョン君はそれで満足してるんですか?」

キョン「これが満足してるように見えます?……俺はあわれな負け犬野郎ですよ」

パアンッ

キョン「痛っ!朝比奈さん何を!?」

みくる(大)「根性無し」

キョン「え?」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 05:27:08.61 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「涼宮さんも長門さんも古泉君も私も付き合ってる人ができた。
でもこれは行動した結果よ
キョン君みたいに俺のことだけを好きでいてくれたら良いなって思うだけじゃなくて実際に行動したの」

キョン「……でも」

みくる(大)「もちろん行動する前は誰でも緊張するわ。失敗したらどうしよう。嫌われたらどうしようってね。
でもその悩んだ過程があるからこそ結果がついてきただけ。
キョン君みたいに口だけで行動しなかった人とは違うの」

キョン「……そうですね……。でも今からどうしたら良いか」

みくる(大)「キョン君は涼宮さんが好きだったんでしょ?
ならばあなたの気持ちをちゃんと伝えてその彼氏から寝とるくらいの気概を見せなさい」

キョン「寝とるですか。……朝比奈さん一つ良いですか?」

みくる(大)「ええ良いわ。何でもどうぞ」

キョン「……実は俺……処女厨なんです」

みくる(大)「え?」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 05:37:44.01 ID:ksy8fG+40

キョン「昔から思ってたんです。初めて付き合うのは処女が良いって。ビッチなんかに俺の童貞は
渡したくないって」

みくる(大)「……」

キョン「昔から神経質なほうなんで、他人が使ったあとのコップは洗っても使いたくなかった。
こう言うと失礼かもしれないですけど、他人が使った後の女性と……Hする気になれないんです」

みくる(大)「……」

キョン「だから……今のハルヒも長門も失礼ですけど朝比奈さんも俺の対象外になるわけなんです」

みくる(大)「……」

キョン「ははっ……。こんなこと言ったら軽蔑されますよね。でも……自分の信念は曲げたくないんです」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 06:19:33.60 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「キョン君……」

キョン「はい」

みくる(大)「確かにキョン君の発言は正直ひきました」

キョン「……すいません」

みくる(大)「いえ。謝らなくて良いです。
でもキョン君の本音が聞けて私もキョン君のために手伝いたいと思いました。
そのためにわざわざ屑……いやキョン君と会いに来たんです」

キョン「でも……どうやって……もうハルヒは処女じゃないんですよ!」

みくる(大)「忘れたのですか?あなたはジョンスミス。
つまり涼宮さんが処女だったころに戻れば良いんです」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 06:26:32.30 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「調べたところ涼宮さんの処女が喪失したのは三年前の出来事。ならばそれより少し前に戻れば
良いんです」

キョン「そ、そうか……でも。確か朝比奈さんの時間移動はずっとはいれなかったはず」

みくる(大)「キョン君は処女の人とHができたら良いんですよね」

キョン「ま、まあそうですが……」

みくる(大)「なら話は簡単です。中学生のころの涼宮さんをレイプして
涼宮さんの処女を奪ったのはキョン君という事実を作ればいいんです」

キョン「朝比奈さん!?」

みくる(大)「……何ですか?(怒ったかな)」

キョン「ありがとうございます。本当にありがとうございます」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 06:40:00.09 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「お礼は無事に計画が終わってからにしましょう(この屑め……)」

キョン「分かりました。今からですか?」

みくる(大)「ええ。今からです。その前にこれを渡しときますね」

キョン「何ですか?これは」

みくる(大)「青い玉が催眠剤。赤い玉が催淫剤が入ってます。青い玉は涼宮さんの家族が起きた時に、
そして催淫剤は涼宮さんに使ってください。処女でもみさくらなんこつのように感じるくらい効き目があります」

キョン「分かりました。頑張ります」

みくる(大)「じゃあ移動しましょうか。……その前に」

キョン「?」

バンバン

キョン「っ痛〜〜!な、何で…」

みくる(大)「さっきのキョン君の発言にです。大人のレディーに中古とか言うのは大変失礼なことですよキョン君。ふふ」

キョン「す、すいませんでした」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 06:55:35.78 ID:ksy8fG+40




三年前

みくる(大)「着きました」

キョン「何回見てもどうやって移動してるか分かりませんね」

みくる(大)「ふふ。禁則事項ですから
ここが涼宮さんの家です。じゃあキョン君武勇を祈ってます」

キョン「あ、朝比奈さん」

みくる(大)「どうしました?」

キョン「やっぱりこの玉返しておきます」

みくる(大)「なぜですか?キョン君のテクじゃ涼宮さん抵抗するかもしれないですよ」

キョン「さっきのビンタで目が覚めたんです。
普段の俺はいつも受身で何か良いことがないかを待っていた。与えられた物事をブツブツ不平を言っていた駄目な奴だった
でもそれじゃ駄目ということが分かったんです。だから、俺は俺の力でハルヒをレイプしてやると決めたんです」

みくる(大)「キョン君……」

キョン「いや、すいません。変なこと言っちゃって」

みくる(大)「いえ……言ってることは最低ですけど、最高にかっこいいですよ」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 07:17:22.61 ID:ksy8fG+40

キョン「じゃあ行ってきます」

みくる(大)「キョン君。夢見がちな一人の少女に現実を見せてあげてやってください」

キョン「ええ。今日という日を一生忘れられないようにしてやりますよ」



みくる(大)「(学生時代かあ……そういえば昔はキョン君のことちょっと好きだったな)」

みくる(大)「(でも彼がずっと涼宮さんのことしか見てなかったから私が入る隙間がなかった)」

ミ・ミ・ミラクル☆ ミクルンルン☆
ミ・ミ・ミラクル☆ ミクルンルン☆

ガチャリ

ハルヒ(小)「すーすー」

キョン「はあ……はあ……」

素直に「好き」と言えないキミも
勇気を出して(Hey Attack!)
恋のまじないミクルビーム
かけてあげるわ

178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 07:29:51.53 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「(だからかな。いつまでも私を見てくれない彼をあきらめたのは)」

みくる(大)「(キョン君にかっこいいこと言ったけど、実は私もできなかったなあ)」


いつもみんなの夢を運ぶの
夜はひとり星たちに願いをかける
明日もあの人に会えますように

ハルヒ(小)「……ん……誰?」

キョン「おい静かにしろ。騒ぐなよ」

ハルヒ(小)「お父さん!お母さん!むぐっ!?」

キョン「良いか。良く聞け。今からお前をレイプする」

ハルヒ(小)「ん〜ん〜」

ビリビリッ

キョン「まだ中学生なだけあって体も成長してないな。……どれ味はと」

ハルヒ(小)「……ん」ビクッ

※Come On! Let's dance!(かもんれっつだーんす)
Come On! Let's dance! Baby!(かもんれっつだーんすべいびー)
涙をふいて走り出したら



186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 07:41:40.53 ID:ksy8fG+40

未来からやってきたおしゃまなキューピッド
Come On! Let's dance!
Come On! Let's dance! Baby!
宙(そら)の彼方へSpecial Generation(すぺしゃるじぇねれーしょん)

キョン「こんだけ舐めたら入るだろ」ガチャガチャ

ハルヒ(小)「ん〜ん〜!?」

キョン「おいハルヒ。覚えておけよ。俺の名前はジョンスミスだ」

ハルヒ(小)「ん!?……ううぅ…ひっく……痛いよう……」

キョン「はあ……初めてだけあってきついな……」

パンパンパン

ハルヒ(小)「……ん、んあ、……んん……」


みくる(大)「(あのときは早く大人になりたいって思ってたなあ)」

みくる(大)「(でも大人になった今はあのころに戻りたいとたまに思ってしまう)」



「いつになったら、大人になれるのかなぁ?」


192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 07:55:23.95 ID:ksy8fG+40

キョン「あ、ハルヒ。いくぞ、いくぞいくぞ!」

ハルヒ(小)「うっう……ひっくひっく」

キョン「はあ……はあ……。じゃあなハルヒ」



みくる「そろそろキョン君も終わるころかな?」

ガチャリ

ハルヒ母「ハルヒ〜さっきからうるさいわよ……え?あなた誰!?」

みくる「!?」

ハルヒ母「ちょっと誰か!むぐう……」

みくる「ふう……キョン君がああ言ってたけどやっぱり捕まったら大変なことになるから『禁則事項』の
用意しといて良かった」

キョン「あ、朝比奈さん終わりました」

みくる「あ、キョン君お疲れ様です。ちゃんとレイプできましたか?」

キョン「ええ、ばっちりです。一生あいつの記憶に残るようなレイプをしてやりましたよ」

みくる「ふふっ。じゃあ帰りましょうか」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 08:06:23.06 ID:ksy8fG+40

みくる(大)「涼宮ハルヒがこの時何者かによって強姦される。そしてこの時期から彼女は不思議な能力を身につけた
と言われてます」

キョン「そうなんですか……。じゃあハルヒが覚醒したのは……」

みくる(大)「ええ、キョン君のおかげですね。でもこの時から彼女はトラウマで
色々な男性と付き合うようになったと」

キョン「そんな……じゃあ結果は変わってないのですか…」

みくる(大)「いえ。一つだけ変わったことがあります」

キョン「何ですか?」

みくる(大)「彼女はあの日の強姦以来。セックスに対して恐怖心を持つようになった
そのため彼女は付き合っても性行為をすることはなくなったのです」

キョン「じゃ、じゃあハルヒは」

みくる(大)「ええ、涼宮さんの経験人数はキョン君だけですね」


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 08:14:45.40 ID:ksy8fG+40

キョン「何か考えられないですね」

みくる(大)「だからキョン君が戻って確かめてあげたら良いんですよ」

キョン「でもハルヒは性行為に恐怖心を持ってるのにどうやって……?」

みくる(大)「ふふ。私がキョン君にあげたものがあるじゃないですか」

キョン「あ、あの赤玉か」

みくる(大)「そうです。それでキョン君の気持ちを伝えてください……そろそろ着くころですね。
それじゃあキョン君。また会いましょう」

キョン「ははっ。過去の朝比奈さんによろしくと言っときますよ」

みくる(大)「ええ。分かったわ」





199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/28(土) 08:24:38.71 ID:ksy8fG+40




ガラリッ

ハルヒ「あらキョン。私今から用事があるから帰るとこなのよ」

キョン「そっかあ、丁度俺もお前に用があったんだよ」

ハルヒ「?」

キョン「なあハルヒ。ジョンスミスって覚えてるか?」


みくる(大)「二人はあの薬でラブラブに。それが正しい未来の形」

みくる(大)「彼が涼宮さん以外と付き合っても、涼宮さんが彼以外と付き合っても修正される」

みくる(大)「そこにその他の意思が入る予定はない。なぜならこれは既定事項だから」

みくる(大)「そう考えると長門さんも佐々木さんもかわいそうね。もちろん私も」

みくる(大)「どうせならこの好きだったって記憶もなくしてくれたら良いのに、そうさせない
涼宮さんって意地悪よね」

みくる(大)「ふふっまあいっか」

みくる(大)「恋のまじないミ・ミ・ミラクル☆ ミクルンルン☆」

終わり

205 名前:糞虫 ◆YEqAxToOVE [] 投稿日:2009/11/28(土) 08:32:25.46 ID:ksy8fG+40

以上純愛ものに定評がある糞虫が送りました


210 名前:糞虫 ◆YEqAxToOVE [] 投稿日:2009/11/28(土) 08:56:23.95 ID:ksy8fG+40

最近リアルが上手くいってないのからこんなss書いちゃいました
すいません
では



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