涼宮ハルヒの密室劇


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/26(木) 23:50:36.91 ID:qoJobP8p0

ハルヒ「昨日映画を見たのよ! 十二人の怒れる男って映画だったんだけど、密室劇ってとっても興奮するのね!」

 ハルヒがまた何かを言い出した。
 やれやれ。おかしなことを始めなければいいのだが…

小泉「ああ、その映画なら僕も見たことがあります。
   簡単に言ってしまうと、アメリカの陪審員達が一人の少年を裁くっていう話ですよね」

ハルヒ「はぁー、密室劇、憧れるわー。キョン! 出来る限りの人を部室に集めなさい!」

キョン「はぁ…。それで、お前は何をする気だ」

ハルヒ「決まっているじゃない! 密室劇よ!」

キョン「密室劇って、ハルヒ、別に俺たちは陪審員でもなければ役者でもないぞ。
    いったい人を集めてどうするつもりだ?」

ハルヒ「まあ、いいからいいから」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/26(木) 23:52:05.65 ID:qoJobP8p0

 こうして、俺はハルヒに背中を押され、部室にヒマそうな人、谷口そして国木田を集めた。
 部室にはかび臭い匂いが立ち込めている。

キョン「はぁ…。やけに暑いな…」

国木田「今日は今年一番の猛暑らしいよ」

谷口「おいおい、いったいなんだってんだよ。俺だってヒマじゃないんだぜー」

ハルヒ「今日は、皆で話し合いたいことがあるの」

長門「……」

小泉「あの…もしかして…、朝比奈さんのことですか?」

ハルヒ「そうよ! みくるちゃんこと、朝比奈みくるが一週間も学校をサボり、その上部活までサボっている事実についてよ!」

 おいおい…、そんなことのために俺たちは呼び出されたのか…
 FUCKしてやろうか!? コンチキショウメ!?


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/26(木) 23:54:15.05 ID:qoJobP8p0

キョン「その件についてはだな、朝比奈さんが風邪だって言うから…」

ハルヒ「だけど私たちは風邪を引いているみくるちゃんを見た訳じゃないわ!
    みくるちゃんはきっと何らかの事件に巻き込まれているのよ!」

古泉「……何らかの、事件とは?」

キョン「おい、古泉、相手にすることは無いぞ。どうせただの与太話だ」

古泉「いえいえ、やはり何事も疑ってかかるというのは大切でしてね、十二人の怒れる男たちもそういう始まり方なんです。
   涼宮さんが望んでいるのは、そういうことなんですよ。
   それでは改めてお聞きします、なんらかの事件とは?」

ハルヒ「そうよ! 古泉君! ちゃんと乗っかってきてくれなくっちゃ!
    …そうね………何らかの事件……
    何らかの事件は何らかの事件よ! 今決め付けてしまうことは無いわ! 例えば、事件Xとしましょうか!」

谷口「おいおい、俺はバイトとかで忙しいんだ! こんなことに付き合っている暇はないんだよ!」

 このときばかりはクソの谷口にも同意せざるを得ない。同意グソだ。同意グソ。

ハルヒ「谷口、バイトなんかしてたっけ?」

谷口「………あ、ああ、まあな。最近始めたんだ。割のいいバイトでな」

ハルヒ「ふぅん。…ま、いいわ。続けましょう」

長門「……」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/11/26(木) 23:56:11.32 ID:qoJobP8p0

ハルヒ「とにかく! 朝比奈みくるは事件Xに巻き込まれた可能性が非常に高いのよ!」

キョン「あのな、何度も言うようだが、朝比奈さんは風邪で休んでいるってメールが来ただろう?
    なんだったら見せようか? ほら!」

 俺はハルヒに朝比奈さんの愛らしいメールを見せ付けてやった。
 この文面に何回出したと思っているんだ! PCに移してプリントアウトして抱き枕まで作ったんだぞ!
 その抱き枕を股間になすりつけながら寝るのが最近の日課だというのに…

ハルヒ「メールくらいみくるちゃんの携帯を盗んでしまえば簡単に打てるわよ!」

 一蹴された。

キョン「おいおい、それじゃあ何か? 朝比奈さんは、何らかの事件、ああ、事件Xか。に巻き込まれていて、
    そして犯人は朝比奈さんの携帯でメールを打っている? ……はっ、馬鹿馬鹿しい」

ハルヒ「だって証拠が無いじゃない! メールの文体さえ真似してしまえば誰が打ったか分からない
    みくるちゃんが事件に巻き込まれている可能性だって十分にありえるわよ!」

 全く…俺が自慰に使っている文面が朝比奈さんが打ったものじゃない?
 そんな馬鹿なことがあってたまるか!

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/26(木) 23:58:13.05 ID:qoJobP8p0

国木田「確かに、涼宮さんにも分はあるよね」

キョン「おいおい国木田、お前まで一体何を言い出すんだ…」

 おいおい……実はお前が打ったとかじゃないだろうな……
 国木田が打つ……? 以外とありか? 今日の自慰で試してみるか!? 国木田VS俺、開戦だ!!

国木田「でも、キョンだって涼宮さんの考え方も理解は出来るでしょ?」

キョン「まあ、そういえば、そうなのかもしれんが…」

ハルヒ「みくるちゃんが無事に存在することを証明するまでこの会議は終わらないわよ!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:03:56.46 ID:qoJobP8p0

谷口「そういえばさぁ」

キョン「どうした、谷口?」

谷口「キョンと涼宮って付き合ってるのか?」

 冷や汗が背中を滴り落ちる。この汗が愛液だったら素晴らしいことなのだが。
 そして、谷口の暇つぶしに軽く遊んでやろうって顔が腹立たしい。

キョン「何を馬鹿なことを! 俺とハルヒが付き合っている? そんな話があるわけがないだろう!」

ハルヒ「そ、そ、そうよ! 馬鹿キョンなんかと付き合うわけ無いでしょ?」

谷口「へぇーん」

 おい、これ以上掘り下げるな! お前には何のプラスも無いだろう!?

国木田「でもさ、最近何時も以上に一緒にいる時間が長いからさ、皆勘ぐってるよ」

ハルヒ「そ、そんなこと無いわよ? 別に、い、一緒にいるなんてこと…」

谷口「怪しいな。ますますこれは、怪しいな」

 俳句にするな。七五調にするな。するでない。七五調に、するでない。


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:06:26.22 ID:qoJobP8p0

ハルヒ「はぁー。何かつまんないわね。ほかに何か無いのかしら…」

キョン「おいおいハルヒ、もう十分だろ? そこそこ時間はつぶれただろう?」

ハルヒ「うーん、そうねえ、あ! 有希、何か気づいたことは無い?」

長門「谷口を見た」

谷口「?」

ハルヒ「それはどういうこと?」

長門「昨日の夜、谷口を見た」

谷口「そ、それがどうしたってんだよ? 別におかしな話じゃないだろ?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:00:32.50 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「じゃあアレだ! 朝比奈さんがいるのかどうか電話で確認しちまうのが簡単なんじゃねえか?」

ハルヒ「……それもそうね! 谷口もたまにはやるじゃない!」

谷口「全くうれしくねえな!」

キョン「それじゃあ、電話か。電話すればいいんだな?」

 国木田or朝比奈……3pという考え方もある。妄想だ。好きにやればいい。ファイト、俺。

ハルヒ「ええ、そうね。電話での確認なら変声機を使っていない限りは確実ね!」

国木田「それじゃあ僕が電話しようか? 番号知ってるし」

古泉「あ、そういえばこの部屋は電波がほとんど届かないんです。
   僕、丁度のどが渇いていたんで飲み物を買ってくるついでに電話しますよ」

国木田「そうかな。それじゃあ古泉くんに任せるよ」



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:02:19.70 ID:Mq8Tm0Gt0

 古泉は席を立って部室を出て行った。
 この場から離れられるとは羨ましいやつめ。どっかでサボるなよ。

キョン「お前は朝比奈さんの声を確認しなくていいのか?」

ハルヒ「あたしはいいの! あたしがここの部屋から出たら密室劇じゃなくなっちゃうじゃない!」

キョン「古泉が嘘をついている可能性だって否定できないぞ? 本当は電話していないって事も…」

ハルヒ「古泉君は嘘なんてつかないわよ! あんたと違ってね!」

 はぁぁっ!! FUCK!! FUCK!! FUCK!! fuck祭だ! この世は正にfuck祭!!


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:04:37.16 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「それを言うなら谷口! 谷口とキョン、なに教室の隅でいっつもこそこそしてるのよ!
    気持ち悪い! ホモなんじゃないの!?」

谷口「ホモなわけないだろ!」

キョン「そんな身の毛のよだつ事をいわんでくれ…」

 さすがに谷口だけは無しだろう……。
 でも谷口の顔を潰して誰だか分からなくしたら……アリだな。

古泉「お待たせしました。皆さんの飲み物もお持ちしました」

ハルヒ「気が利くじゃない! 古泉君!」

古泉「いえいえ、人に気を使っていると人に気を使われる人間になりますから。
   この世は全て跳ね返り。跳ね返りの精神で出来ていますから」

国木田「あはははは、面白いことを言うね。古泉君は」

古泉「いえいえ。あははは」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:05:25.82 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「それで古泉君、朝比奈さんは何って?」

古泉「はい、風邪声でしたが、回復に向かっている、と」

ハルヒ「発信履歴を見せて頂戴?」

古泉「はい、どうぞ」

 ハルヒは古泉の携帯をまじまじと見つめ、嘘偽りが無いことを確信したのか席に着いた。


17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:07:47.15 ID:Mq8Tm0Gt0

長門「走って逃げていた」

谷口「!」

古泉「どうしました? 少々顔色がよろしくない様で…」

ハルヒ「ねえ、有希、谷口は、何から逃げていたの?」

長門「警察から」

キョン「…………!」

国木田「谷口…」

古泉「谷口さん……」

 部屋が一気に凍りつく。不穏な空気が室内に流れ込む。


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 00:09:06.29 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「ねえ、谷口」

 ハルヒの口調が心なしか強張っている。

ハルヒ「何をしたの?」

谷口「……」

長門「ドラッグ」

皆「!?」

長門「谷口は、ドラッグのディーラーを勤めていた」

キョン「おいおい、長門、冗談きついぜー、今日はエイプリールフールじゃないんだからさ」

長門「冗談ではない」

ハルヒ「本当なの? 谷口?」

谷口「……それは、嘘っぱちだ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:09:54.79 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「有希は嘘なんて絶対つかないわ。それが嘘だって言う証拠はあるの?」

古泉「それでは谷口さん、昨日の夜? ですよね、長門さん?」

長門「そう」

古泉「谷口さんは昨日の夜、何をしていましたか?」

 谷口は俺のほうを見て助けを求める。
 止めろ! 馬鹿! こっちを見るな!

谷口「あ、ああ、キ、キョン、と一緒に…あ、違う、違った。誰だったかな…くに、く、国木田も、違った…」

 谷口は一人でぶつぶつとつぶやいている。
 俺の名前をいの一番に出しやがって……


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:10:36.94 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「本当のことを言って。谷口、あなたはドラッグのディーラーなの?」

谷口「ち、違う、ちが、」

古泉「そろそろ、本当のことを言ったほうがよろしいのでは」

 谷口は黙り込んだ。そして小さく口を開いた。

谷口「………売ってたのをつけられてて、それで、逃げた」

 そして部屋に沈黙が訪れる。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:11:27.97 ID:Mq8Tm0Gt0

古泉「あなたは、最低です」

 古泉が言葉を放つ。

古泉「クスリは、良くない。人間性を破壊します。
   そもそもクスリなんか快楽を求めているようでは駄目です! 天国へ行けませんよ!?」

ハルヒ「そうよ! クスリなんかやってる奴にろくな人間はいないわ!
    さ、キョン! さっさと110して頂戴!」

 馬鹿! 馬鹿野郎! 何で俺に時間を止める能力が無い!?
 時間を止める能力があればこの馬鹿女の喉を潰して声を出させなくするというのに…

キョン「待てハルヒ! あまり人を攻めるのは良くないぞ。谷口も反省していることだし…」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:12:13.06 ID:Mq8Tm0Gt0

 落ち着いてくれ、落ち着いてくれ。頼む。
 あんまり谷口をイラつかせるな…。穏便にー! 穏便にー!

ハルヒ「駄目よ! 何を言っているのよキョン! 悪は罰せられて当然なんだから!
    こんなクズ以下の生き物、死刑にされるべきだわ!」

キョン「おい! ハルヒ!」

谷口「お前達も…………!!!」

 それ以上は言うな!!!
 俺は谷口に殴りかかろうとした。しかし、長門によって止められてしまう。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:13:19.86 ID:Mq8Tm0Gt0

長門「何故、殴ろうとした?」

 長門の鋭い目線が俺に刺さる。

キョン「それはこいつが……」

長門「何?」

キョン「な、何って……」

長門「………」

キョン「あ、は。アハハハハ」

長門「…………暴力は、よくない」

キョン「あ、ああ。悪かった…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:14:09.85 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「そんなことどうだっていいわよ! キョン! このゴミをさっさと通報しましょ」

谷口「キョンはしないぞ?」

ハルヒ「え?」

古泉「?」

国木田「?」

谷口「キョンは、俺のことを通報しない。絶対にな」

キョン「…………」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:15:04.12 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「流してやってるんだよ。こいつに。クスリを」

 とうとう言いやがった……。こいつ……。
 信じていたのに…。もうこいつからは何にも買わん!
 迫害されていた頃のユダヤ人になれ! クソの谷口!

谷口「なあ、キョン? おクスリ、俺から買ったよな?」

キョン「………………………………ああ」

谷口「さっき……国木田だっけ? 俺とキョンが教室の隅でこそこそしてるって言ったのは?」

国木田「あ、ああ……」

谷口「ドラッグ渡してたんだ! 教室で!」

ハルヒ「なんでそんなことを……」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:19:34.93 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「おいおい涼宮! お前だけ他人みたいな面しているけどよ、お前もだぞ?」

ハルヒ「なんの事……?」

 おいおい、何のことだよ……谷口?

谷口「あるときな、キョンが何時もより多目の量を注文したんだよ」

ハルヒ「それがどうしたのよ! たまにはそんな日だってあるでしょうに!」

谷口「錠剤。錠剤でくれって言われたんだ」

 その事か……!!
 お前は本当に信用ならん奴だ! 死ね!
 迫害されていた頃のユダヤ人になってアンネフランクと共に石鹸にされてしまえ!

ハルヒ「だから何よ。そもそもドラッグに錠剤タイプがあったのね。始めて知ったわ」

谷口「緑のやつだ」

ハルヒ「え」


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:24:02.08 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「これくらいの大きさの、緑のやつだ」

ハルヒ「もしかして……」

 そのとおりだ! ハルヒ! お前はクスリを飲んで、俺とセックスしていたんだ!
 どうだ! 参ったか! ハッハッワロス!

谷口「俺は怪しいなと思ってこっそりキョンの後をつけてみた……
   するとな? 涼宮と人気の無いところに入っていくんだ
   ビンゴだったよ! 涼宮! お前にクスリを飲ませてセックスしてた!」


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:30:15.93 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「キョン…! でもあれは合法で誰だって使っている奴だって……!」

キョン「俺は一言も合法とは言っていないぞ。
    誰だって使っている、今巷でもっともポピュラーな精力剤だ。って言ったんだ」

ハルヒ「どっちも同じよ………」

キョン「いいや、だまされたお前が悪い。反省しろ」

ハルヒ「…………キョン……」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:33:15.58 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「誰がクズ以下の生き物だ! 何がゴミだ! お前も同類なんだよ! この淫乱メスブタがよ!!」

ハルヒ「っ…………あぁあ…………」

 ハルヒは泣き崩れた。やれやれ。ハルヒとの性交の現場を見られていたとは…
 あ。それ。そそるなー。そそる。素晴らしい。
 この場を切り抜けることが出来たら谷口も絡ませて3Pでもやってみるか。

谷口「キョンはな、別にお前のことなんて何一つ好いちゃいなかったんだ。
   ただシャブセックスがしてみたかっただけ。
   だからキョンに気があるお前を適当に引っ掛けた。爆笑だな。ハハッ!」

 なんでお前は俺の心を読んでしまうんだ。よし、3pしたい3pしたい……くっ…念じても駄目か…

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:37:07.25 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「おい! 涼宮! 違法者! 犯罪者!
   お前の親もかわいそうだな! おい! こんな犯罪者育てちまってな!」

キョン「おい、谷口、それくらいにしておけ。ハルヒが不憫だ」

谷口「何一つ感情が動いていないくせによくそんなことが言えるな!」

 おいおい…。感情が動かないだ? 腹が減ったら飯を食いたいと思うぞ!? 俺は!
 これは立派な感情だろ? 違うか? 違うのか?
 ……全く……俺に感情が無いなどとよく言えたものだな。

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:39:14.18 ID:Mq8Tm0Gt0

古泉「警察に、行きますか?」

キョン「は?」

古泉「今ならまだ間に合いますよ! 警察に行きましょう!」

谷口「おいおいおい、キョン、何か言ってやってくれよ…」

古泉「自分の侵した罪は、それ以上の善を持って償わなくてははならないのです! さあ! 早く!
   僕たちはそれを見届けなくてはならないのです!
   そして悪をさばくこと、それこそが僕たちの成せる最大の善なのです! さあ! 早く自首しましょう!」

 おいおい……何とかしてくれよ。このキチガイをよ……。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:43:00.28 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「……神の犬…」

 ナイス! ハルヒ!

古泉「え!?」

ハルヒ「知ってるわよ。古泉君。あなたが新興宗教にはまっていること」

キョン「お前は隠しているつもりなのかもしれんがな。ここにいる人間はみんな知っているぞ」

 さっきから気持ち悪い事ばっかり言いやがって。
 どうせ神の犬の教本にでも書いてあったことを暗記してるだけだろうが。

古泉「いやだな…僕はそんな…」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:45:38.34 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「あなたは自分の信仰する宗教もおおっぴろけに出来ないの?
    あなたがはまっている宗教なんてそんなものなのね」

古泉「涼宮さん……神の犬だけは馬鹿にしないでください…」

 どうやら小泉は怒りを押し殺しているようだ。
 全く。気持ち悪い宗教にはまりやがって。死ね。

ハルヒ「神の犬? 馬鹿馬鹿しい!
    そんなの創価学会とか幸福の科学と変わらないわ!
    カモどもが教祖様にべったりへばりつくだけの糞宗教じゃない!」

古泉「違う!!! 神の犬は素晴らしい宗教だ!!
   決してほかのボッタクリみたいなことはしていない!! それに教祖様は信頼できるお方だ!!」

 叫ぶな。汚い唾が飛ぶだろうが!


38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:51:58.45 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「そんなことよく言えるわね!! アタシ調べたのよ!?
    団員が変な宗教には待っているってなれば団長が道を正さなきゃって!
    まずは軽くインターネットで調べてみたの!
    まあ出てくるわ出てくるわ悪い噂に黒い話! 別に他の文献とかに当たる必要も無かったわ!
    信者は金づる! 信者は食い物!
    質の悪い判子をン十万で買わされて! きったない壺をン百万で買わされて!
    いい女が入ってくればまず間違いなく幹部たちにバカスカやられる! いい男が入ってくれば男色家たちのいい獲物!
    古泉君! あなたもヤられたんでしょ? 何人に? どんな風に!?」

古泉「うぅっ…………」

ハルヒ「ほら御覧なさい! 教団はあなたの体とお金目当て。
    今は体でしょうね。いい顔しているもの! 小泉君は!
    そんな事で私達をよく通報するだなんていえたものね!
    この性奴隷が! 太った色情ジジイにケツでも振ってやればいいのよ!」

古泉「違う!! 性交は神への導きであっていやらしい意味ではなく! 性を生につなげるべく!僕は! 日々性交を……」

ハルヒ「ただの金づるじゃない! 金(カネ)をむしられて、さらには金(キン)まで毟られる! 爆笑だわ!!」

 上手い事言ったつもりか。お前は。菓子パンか何か無いのか。腹が減ってきたぞ。


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:57:05.65 ID:Mq8Tm0Gt0

古泉「うるさい!!!! お前も朝比奈みたいに…………」

ハルヒ「ん?」

キョン「え?」

谷口「お?」

国木田「あ」

小泉「え?」

ハルヒ「みくるちゃんがどうかしたの? 古泉君」

古泉「い、いや、なんでも…」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:02:45.15 ID:Mq8Tm0Gt0

キョン「おい、古泉。話せよ」

 俺は思わず古泉に掴み掛かっていた。
 ヤりたかった女が変な宗教と絡んでいるかもしれないのだ。それは怒るだろう!?

古泉「ぼ、僕は…別に…」

キョン「おい!!!」

古泉「何もしていない…」

 シラを切る気か古泉!? 俺の頭はフル回転!

キョン「……怪しい。そもそもだ。
一番最初ハルヒにここの部屋に集められた時にお前は真っ先に朝比奈さんのことかと聞いたな?
    それがオカシイ。
    あのハルヒだぞ? あのキチガイが考えることを先に探り当てようなんて何時ものお前がすることじゃねえ!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:07:46.74 ID:Mq8Tm0Gt0

古泉「いや、あの、いひ、い、」

キョン「話せよ! 朝比奈さんをどうしたんだ!?」

古泉「ひっ、せ、せ、先生に、き、教祖様に、さ、ささげる為に、」

 うわー。マジでかー。絶対に食べられちゃってるなー。逆にそそるって? そんなの言いっこなしだ
 ……デブ親父(仮定)……に食べられている朝比奈さ……

キョン「馬鹿野郎!!!」

 めちゃくちゃそそるじゃねえか!!

古泉「ひ、ひ、ひ、警察だけは、け、警察だけは、駄目、て」

 古泉は部屋の隅でガタガタ震えている。心が壊れかけているのだろうか。
 そんなに警察が怖いのかこいつは。……さては神の犬の教えでそんなのがあるんだな?
 っていうか捕まりたくないんならやらなきゃいいのに。
 それしてもガタガタ震えている。ハムスターだ。ハムスター。煮て皮を剥げば食えるんじゃないか?


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:13:13.18 ID:Mq8Tm0Gt0

キョン「ハルヒ? どうする?」

ハルヒ「通報するわ。やっと心が落ち着いたの。馬鹿宗教じゃないけど、やっぱり罪は償わなきゃ」

キョン「…………俺も通報するのか?」

ハルヒ「あなただけは通報しないわ。」

キョン「何でだ?」

ハルヒ「そんなの、あなたを愛しているからに決まっているじゃない」

 目が怖いんだこいつは、完全にイっちまってる。愛に狂った化け物だ。
 だから好きになれなかった。冷めていくんだよ。お前の目を見ていると。
 セックスのときもお前の目だけは一度だって見たことが無いんだぜ? これ、豆知識な。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:18:28.24 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「おいおい! 止めてくれよ! 俺も捕まっちまうじゃねえか!」

長門「どっちにしても同じ話」

キョン「長門…、それは一体どういう意味だ?」

長門「谷口が売っているドラッグは新興宗教団体神の犬から流れている。
   だからどちらかがつかまればどちらかがつかまる。芋づる式」

キョン「…………、嘘だろ…」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:21:01.19 ID:Mq8Tm0Gt0

 そんな事って……ってことは…小泉がつかめれば、結果谷口がつかまる。そして俺が捕まる……
 馬鹿な……これじゃあ……逃げ道が無い……
 ヤバイ、ヤバイよ!!

キョン「つかまりたくねえよぉ…… 俺はぁ!!
ハルヒならまだいい!! 根っからのクズだからな!! そもそも狂ってる! キチガイ女だ!
    だけど俺は違うだろ……長門ぉ……俺は違うよな……俺だけ助かるように何とかしてくれよ……
    そ、そうだ! ハ、ハルヒに俺の罪を全て、な、擦り付ければいい! 長門ぉ……愛してるからさぁ…
    愛してるよ…愛してる! だから俺だけは助かるようにさ…そしたら一緒に暮らそう…? 結婚しよう…?」

 嘘まみれでもいい。助かりたいんだ。泥まみれになったって絶対に助かってやる!

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:23:54.48 ID:Mq8Tm0Gt0

長門「あなたが一番クズ」

 何でだ…。長門……俺の何が駄目だったんだ……。意味が分からない……意味が分からない……

ハルヒ「キョン……」

キョン「ハルヒ……」

 涼宮ハルヒはナイフを持っていた。やめろ。止めてくれ。俺を殺す気だな。
 普通長門だろ? 憎き恋敵をザクッといっちゃうものだろ? な? な?

ハルヒ「刺すわね。キョン」

キョン「なんで俺なんだよ……」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:25:29.38 ID:Mq8Tm0Gt0

ハルヒ「アタシのこと、嫌いなんでしょ?」

キョン「嫌いじゃない! 嫌いじゃない! 好き好き! 大好きだよ! 愛してる!
    高校卒業したら一緒に暮らそう? そして大学でたら結婚して子供もつくって、それで」

 ああっ!! いきなり胸が熱くなってきた。これは、もしかして本当にハルヒのことを好きにな…………

ハルヒ「それじゃあアタシも死ぬわ。キョン、恋人の横で死ねること、これほど幸福なことは無いわ…………」

ハルヒは自分の胸もナイフで何度も刺した………と、思う。もう、視界が…………

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:27:37.37 ID:Mq8Tm0Gt0

   ガチャッ!!!!

ドアの音が聞こえ…………

みくる「はぁ………はぁ………はぁ………」

谷口「朝比奈さん・・・ボロボロじゃないですか・・・」

みくる「近づかないで!!」

国木田「朝比奈さん・・・・」

 突然部屋に飛び込んできた朝比奈みくるは全身がボロボロで精液だらけだった。
 顔にも何箇所か暴行された後が残っている。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:30:15.68 ID:Mq8Tm0Gt0

みくる「国木田!!!!! 今警察がここを包囲しているわ!! あなたに犯され続けた一週間!!! 死んでも忘れるものですか!!」

谷口「………どういうことだ?」

みくる「国木田は………神の犬の教祖の息子…………わ、わたしを、あ、あんなめに…………うわああああああ!!!!!」

 朝比奈みくるは発狂した。いままで精神的に耐えてこられたことが奇跡だったかのように叫びまくった。
 そんな叫び声のなか、国木田はニヒルな笑みを浮かべ、こう言う。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:32:26.45 ID:Mq8Tm0Gt0

国木田「あっはっはっはっ、ばれちゃったか!! それじゃあまあいいや、僕も死ぬよ」

谷口「おい! 国木田! 何いっていやがるんだ!?」

国木田「いいんだ。朝比奈さんが逃げてきたって事は神の犬が警察に取り押さえられたって事だろう?
    僕も親父の陰に隠れていろんなことをやってきた。警察に捕まって長い間不自由するより、
    今死んだほうが楽だ。………小泉くん?」

古泉「…………あー?」

 呂律が回っていない。時間の経過と共にどんどんと頭がおかしくなっていっているようだ。
 国木田は自分の親の事ながら宗教団体として神の犬は最高峰のレベルにあったんじゃないかと自慢に思った。

国木田「虚ろな目をしているね………楽にしてあげるよ……
    …僕が出来る最後のことだ………神の犬の教祖の息子としてね…………」

国木田は銃をどこかから取り出した。これも国木田が行ってきた神の犬の悪行の一つなのだろう。

古泉「…………ああ! うーあ! あー!」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:35:26.42 ID:Mq8Tm0Gt0

 古泉は嬉々としている。
 朝比奈みくるの叫び声で埋め尽くされている部室に銃声が二発部室に響く。
 国木田が倒れた瞬間、朝比奈みくるは歓喜の奇声をあげ、そのまま黙り込んでしまった。

長門「………」

谷口「おい、長門」

長門「…………」

谷口「お前が喋りださなきゃ何にも無かったんじゃないか?」

長門「…………」

谷口「善意か? 正義感か?」

長門「…………」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/11/27(金) 01:38:19.67 ID:Mq8Tm0Gt0

谷口「けっ、くだらねえ……
   …もう駄目だわ。俺は。
   …………こんな光景見て生きていける奴のほうがどうかしてる……………………
   飛び降りるか………密室劇だしな………外の世界は劇じゃねえ………飛び降りたらもしかして生き残れるかもな………」

 谷口はキョンの死体とハルヒの死体、国木田の死体、古泉の死体を綺麗に部室の端に並べた。
 その姿はまるで死体の卸売りのようだった。死体を並べながら谷口は語る。

谷口「なんか、この中だと俺が一番シアワセだったんじゃないかって思うよ。まともだし。
   変な愛に狂っても無い。宗教にも嵌ってない。仲間も裏切ってない。
   そう思って死ぬとさ、天国にいけるんだぜ。そういう気がする」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:45:20.73 ID:Mq8Tm0Gt0

 そういって谷口は窓を飛び越えて真夏の中へ飛び込んでいった。
 部室はかび臭い匂いが立ち込めている。少しの血の匂いも混じって。
 そうして部室には無表情のまま突っ立った長門と、気が狂ったみくるだけが残るのであった………



 長門は懐から本を取り出した。
 本の背表紙には『神の犬教本〜神へのススメ上級編〜』と書いてあった。
 長門はその本を、さっき谷口が飛び降りた窓から、そっと放り投げた。


    fin



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