佐々木「キョン、もうすぐ日本シリーズ第四戦が始まるぞ!」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「ただいま」キョン「おかえり」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 17:56:07.54 ID:pvMyVPNT0

「ただいま」

「おかえり、キョン。ずいぶんと遅かったじゃないか。約束は五時だったはずだぞ?」

「佐々木、待たせちまって悪かったな。長門の読書がなかかな終わらなくて――って! なんだその格好は!」

 我が家の玄関で出迎えてくれた佐々木は、新婚さんがするようなエプロンを着けていた。もちろん純白でフリル付きのやつを……。

「なんでお前がそんなもん持ってるんだよ!」

「これかい? お義母様から借りたのだ。炊事の手伝いを申し出たら、喜んで貸してくれたのだよ。――それより、キョン」

 俺の常識的な疑問を些末事のように流しつつ、佐々木は嗜虐的な笑みを浮かべている。これから起こることが楽しみで仕方がない、そんな表情だった。

 なんだよ佐々木、ものすごくイヤな予感がするぞ……。

「ご飯にする? お風呂にする? そ、それとも……、ぼ、僕にするかい?」

「なっ!?」

「ふふ、軽い冗談だ。しかしキョン、この程度で顔を赤くされてしまっては、僕もリアクションに困ってしまうというものだよ」

 俺が赤面するのは仕方ないだろ。お前みたいなやつにそんな台詞を言われても平然としてる野郎は、間違いなくホモだ。

 しかしだな、佐々木。お前まで赤面してどうすんだよ。ったく、耳まで真っ赤じゃねえか……。

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 17:56:52.96 ID:pvMyVPNT0

 約束に遅れてきた俺が言うのもなんだが、これ以上佐々木の冗談に付き合ってたら野球が始まっちまう。

 佐々木だって、うちでの野球観戦を楽しみにしてるんだ。さっさとやるべきことを済ませないと申し訳ない。

「先にシャワー浴びてくる」

「えっ!?」

「すぐに上がるから、部屋で待っててくれ」

「わ、わかったよ……」

「悪いな。お前のために急いで帰ってきたから、汗でベタベタなんだ」

「そんな……、僕のためにだなんて言われてしまったら、拒めないではないか……」

 なんでまだ赤面してんだよ。お前の冗談はもう終わったんだろ?

 というか、さっきよりも佐々木の顔が赤らんで見えるのは、俺の気のせいか?

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 17:57:33.77 ID:pvMyVPNT0

 リビングで待たせていたはずの佐々木は、なぜか俺の部屋で待っていた。

 ベッドに腰をかけ、その小さな体を緊張で硬く強張らせながら。

「佐々木、待たせてすまん」

「……キョン、おかえり。ずいぶん早かったのだね」

「そりゃそうだろ、お前を待たせるわけにもいかないしな」

「そ、それじゃ、僕もシャワーを浴びてくる……」

「なんでだよっ!」

「えっ? だって、さっき言ってたじゃないか。『先にシャワーを浴びてくるから、部屋で待ってろ』って……」

 それはメシより前にシャワーを浴びたかったから『先に』と付けたのであって、断じて『お前に先んじて』という意味ではない。

 それに部屋で待っていろとは言ったが、それは俺の部屋ではなく、テレビのあるリビングを指していたんだよ。

「ええっ!?」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 17:58:14.42 ID:pvMyVPNT0

「キョン……、まさかとは思うが、その……リビングで、なのか?」

 なんでそんなに驚いてるんだよ……。なにか不都合でもあるのか?

「い、いや……、その……リビングでは、キ、キョンの家族に見られてしまうのではないだろうか」

「別に見られたって平気だろ?」

「平気なはずないだろ! キョンにはデリカシーというものが微塵も感じられないよ!」

 なぜこの場にデリカシーが引き合いに出されるのだろうか。それがわからない俺はどうしようもなく鈍感なのか?

「お前だって楽しみにしてたじゃないか。どうしたんだよ、急に」

「楽しみにしてただなんて、にべもない言い方をしないでくれ! これでも僕には人並みの羞恥心があるのだ!」

 羞恥心ってなんだよ……、俺はとんでもないことを佐々木にさせようとしてるのか?

「キョンは僕に何をさせたいんだよ!」

「何って……、日本シリーズを一緒に見るんだろ」

「………………え?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 17:58:55.96 ID:pvMyVPNT0

※このスッドレは『涼宮ハルヒの分裂』に登場した僕っ娘『佐々木さん』がファイターズを応援するスレです。
※原作『涼宮ハルヒの分裂』までのネタバレがあるかもしれません。アニメだけしか観ていない人はご注意ください。
※話の流れは実際の試合展開に順じます。
  → 日本テレビ系列の地上波などで視聴できるようです。

【主な登場人物】
 ・佐々木さん:北海道日本ハムファイターズファン
 ・キョン:読売ジャイアンツファン

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:03:09.15 ID:pvMyVPNT0

一回表 巨0−0公 一死 P:尚成
賢介 からさん

「先発は、尚成と八木か」

「……そ、そのようだね」

「成績は同じようなもんだが、尚成は交流戦で負けてんだよな」

「う、うん」

 佐々木、なんで顔真っ赤なんだ? 最近寒かったし、風邪でもひいたのかもしれないな。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:07:03.93 ID:pvMyVPNT0

一回表 巨0−0公 二死 P:尚成
森本 からさん

「二者連続三進か、尚成も上々の出来みたいだな」

「…………」

 佐々木、ボーっとしすぎだぞ。

 稲葉が出てるんだからもう少し応援してもいいんじゃないか?

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:09:50.40 ID:pvMyVPNT0

一回表 巨0−0公 チェンジ P:尚成
稲葉 みのさん

「よっしゃ! 三者連続三振だぜ!」

「えっ? あ、ほんとだ……」

 稲葉にも反応が鈍い佐々木なんてちょっとおかしいよな。 大丈夫なのか?

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:18:34.67 ID:pvMyVPNT0

一回表 巨0−0公 一死一二塁 P:八木
坂本 よんたま
松本 左安
小笠原 一邪飛

「バントはできなかったけど、ヒット打ってくれたなら責められねえな」

「…………」

 放心する佐々木の額に手をやると、予想通り篤かった。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:23:48.54 ID:pvMyVPNT0

一回表 巨0−0公 チェンジ一二塁 P:八木
ラミレス 中飛
亀井 遊ゴ

「佐々木、風邪か? すごい熱じゃないか!」

「え? いや、僕は風邪なんか……」

「頭痛はないか? 寒気は大丈夫か? 薬でも飲むか?」

 心配する俺を前に、佐々木はにんまりと唇をくつろげる。

「キョン、僕は風邪ではないが、病気ではあるかもしれない。だから治療が必要なのだ」

「だから、試合が終わるまでこうしていることにするよ。――キョン、逃げたら怒るからね!」

 そう言い放った佐々木は、暖を取るように俺にしがみついた。

「ふふ、八木も抑えてくれたようだ。さぁ、しっかり応援しなくてはね!」

 こいつの機嫌に倣うように展開する試合もちょっと癪だ……。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:28:56.88 ID:pvMyVPNT0

二回表 巨0−0公 一死一二塁 P:尚成
信二 右飛
スレッジ よんたま
小谷野 左安

「ふむ、今日の尚成は調子が良さそうだ」

「さっきの三者三振は圧巻だったぞ。……って、フォアかよ」

「ここ最近の下位打線を鑑みるに、あまり期待をかけられないのだが、なんとしても先制して欲しいね」

「そうそう簡単に――って! なんでさっきと同じような展開になってんだよ!」

「こちらは抑えたが、そちらが抑えられるか見ものだね」

 くそっ! なんで元気になってんだよ。心配した俺が馬鹿みたいじゃねえか……。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:34:21.55 ID:pvMyVPNT0

二回表 巨0−0公 チェンジ二者残塁 P:尚成
ニ岡 二ゴ(二塁封殺)
鶴岡 からさん

「ふむ、後ろに投手が控えているというのに鶴岡と勝負とは」

「強打者ってわけでもないしな。いたずらに塁を埋めるわけにもいかないだろ」

「それに鶴岡を打ち取れば、次の回はピッチャーから始まるしな」

「キョン……、ご高説には感謝するが、なぜ鶴岡の三振でそこまで苦々しい表情をするのだい……?」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:39:19.16 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−0公 一死三塁 P:八木
谷 中二(フェンス直撃)
阿部 一ゴ(谷三進)
木村拓 二ゴ

「昨日はホームランでやられただけに、今日は……えっ!」

「よっしゃ! 伸びろ! 入れ! ――あー、くそっ!」

「ふぅ……。――しかし、二塁打でほっとできてしまう自分が悔しいよ……」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:43:29.07 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−0公 チェンジ三塁残塁 P:八木
尚成 遊ゴ

「ノーアウト二塁で無得点かよっ!」

「打順のめぐり合わせとはいえ、これはラッキーだね」

「キムタクがもっとマシなところに転がしていれば……」

「ふふ、キョン、野球に『たられば』はないのだよ」

 そんなことは百も承知なんだよ……。だからそんなにいい表情で諭さないでくれ……。


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:49:26.48 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−0公 一死一二塁 P:尚成
八木 投ゴ
賢介 中安
森本 二内安

「しかし、八木も尚成も同じようなタイプの投手だね」

「左で速球タイプじゃないしな。我慢比べって感じなんだろうな」

「なるほど、ではこちらと同じような展開なのだね」

 佐々木、お前が俺にしがみついている状況を指しているなら、言わせてもらうが、

 俺にはお前が我慢しているようには、全く見えないぞ……。寧ろ楽しそうだ。

「僕にもキョンが我慢しているようには見えないのだが、気のせいかな?」

 これでも我慢してるんだよ……。いろいろとな……。

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:51:00.80 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−0公 一死一三塁 P:尚成
稲葉 ジャンプ →  賢介三盗

「♪ラー ラララーラーラーラーラー(ぴょんぴょん)」

 俺がジャンプをしているのは、佐々木が離れようとしないから、仕方なくなんだ……・。



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:55:19.07 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−2公 一死一二塁 P:尚成
稲葉 よんたま
信二 左タイムリー!

「賢介が盗塁を決めたね! これは点をもらったも同然だよっ!」

「二塁ならまだしも、三盗かよ……」

「ふふ、こちらだって追い詰められているのだ。リスクだって承知の上さ!」

「ううむ、フォアボールか……。高橋だって不調なわけじゃないからな、厳しいぜ……」

「ふふ、CSでは稲葉さんがフォアボールで出たあとに信二が決めていたのだよ」

 不吉なことを言うな……「って、おい!!」

「やったやった! さっすがファイターズの四番だね! CS第二戦の岩隈を思い出したよ!」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 18:58:06.11 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−2公 二死一二塁 P:尚成
スレッジ みのさん

「ああっ!」

「よっしゃ! ナイスだぞ尚成!」

「ま、まだまだこの回が終わったわけじゃないんだからねっ!」

 偶然だろうが、ハルヒみたいな言い回しするなよ……、心臓が止まるかと思ったじゃねか……。

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:03:07.84 ID:pvMyVPNT0

二回裏 巨0−4公 チェンジ三塁 P:尚成
小谷野 右二タイムリー!(中継の間に三進)
ニ岡 二ゴ

「お―――――――――! さすがコヤノールだよ! ナイスヒット!」

「マジかよ……」

「ふふ、試合とキョンのおかげで、僕はあったかいよ」

 くそっ! あんまりベタベタすると暖房費徴収するからな……。

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:05:49.87 ID:pvMyVPNT0

三回裏 巨0−4公 無死二塁 P:八木
坂本 右二

「よしよし、坂本よく打った!」

「むぅ、よくない展開だね……」

 佐々木、神妙な言葉だが、猫みたいにソファーで丸くなって言う台詞じゃないぞ。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:08:18.74 ID:pvMyVPNT0

三回裏 巨0−4公 無死三塁 P:八木
松本 (WP坂本三進)

「今のは鶴岡を責められないね」

「まぁな、俺の鶴ちゃんが――松本に向かってなんて球投げやがる! 当てでもしてみろ! 即乱闘だ、乱闘パーティーだ!」

「キョン……」

「なんだよ、佐々木」

「キョンもその台詞がお気に入りだったのだね。知らなかったよ」

 うるさい、つい出ちまったんだよ……。

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:09:36.92 ID:pvMyVPNT0

三回裏 巨1−4公 無死一塁 P:八木
松本 右タイムリー!

「よしっ! さすが松本だな!」

「ううむ……、まだワンナウトも取れていないことも厳しいね……」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:11:57.30 ID:pvMyVPNT0

三回裏 巨1−4公 一死一塁 P:八木
小笠原 三ゴ(二塁封殺・小谷野好守!)

「よし、ボテボテだが最低限……ってマジかよ!」

「さすが小谷野だね、二塁でアウトにできるとは」

「一戦目からこいつにやられてる気がするぞ……」

「ふふ、キョン、今頃気付くとはキミらしくもないね」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:15:25.88 ID:pvMyVPNT0

三回裏 巨1−4公 チェンジ一塁残塁 P:八木
ラミレス 二併殺

「ゲッツーかよ……」

「ここで小谷野の好守が活きてきたね。全員で盛り立てる野球を体現しているね」

「小谷野ってものすごくいい選手じゃないのか?」

「キョン! キミは鈍感だと重々していたつもりだったが、これほどとはね! 僕も驚きだよ」

 俺は、鈍感だって思われていたことに驚いてるよ……。

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:19:03.61 ID:pvMyVPNT0

四回表 巨1−4公 チェンジ P:尚成
鶴岡 中飛
八木 二ゴ
賢介 一ゴ

「よしっ! いいぞ鶴岡――そんな、あれを捕られてしまうのか……」

「坂田師匠には悪いがな、松本の守備は異常なんだよ」

「ふむ、打撃も守備も走塁もいいとは、なんというユーティリティープレイヤーだ」

「ま、隣の守備も異常だからな。がんばってもらわんと困るんだよ」

「キョン、歯に着せぬ物言いは嫌いではないが、肝が冷える思いを感じるのはなぜだろうね……」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:24:48.76 ID:pvMyVPNT0

四回裏 巨1−4公 一死一塁 P:八木
亀井 右安

「ここまで全て先頭打者と出しているとはね……」

「それで一点しか取れてないのかよ……」

「よく守っているといいたいところだが、このような展開を続けていると……」

 佐々木の体調が心配だ。

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:26:28.13 ID:pvMyVPNT0

四回裏 巨1−4公 一死一塁 P:八木
谷 二ゴ(二塁封殺・一塁悪送球)

「よし、二塁はアウト。一塁は投げられないだろう――ええっ!」

「よっしゃ! 谷! 二塁へ……ってさすが無理か」

「なんとも歯がゆいプレーだったね……」

「ああ、お互いにな……」

99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:31:52.02 ID:pvMyVPNT0

四回裏 巨1−4公 チェンジ P:八木
阿部 投併殺

「くそっ! また併殺かよ!」

「しかし、この打線は恐ろしいね……。常に上位打線と対戦しているようだ」

「まぁな、伊達に三割バッター揃えてないぜ」

「息のつく暇もないとはこのことだ」

 神経をすり減らす投球に、佐々木も疲れてきたみたいだ。

 やれやれ、応援に熱が入るのもいいが、少しは自分のことも考えろよな。

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:38:30.89 ID:pvMyVPNT0

五回表 巨1−5公 二死 P:尚成
森本 からさん
稲葉 二ゴ
信二 左ホームラン!

「尚成は立ち直ってしまったようだね」

「立ち直ったも何も、悪かったのは三回だけだからな。どうにも――ってまさか……」

「うそっ! 今のが入るなんて! 信二よく打ったね、さすがだよ!」

「昨日といい今日といい、ドームが味方になってないな……」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:41:53.79 ID:pvMyVPNT0

五回表 巨1−5公 チェンジ P:尚成
スレッジ みのさん

「スレッジ! 信二に続いてホームランを……むぅ、三振とはね」

「尚成の調子は悪くないんだが、どうにも抑えられないな」

「キョン、その気持ちはよくわかるよ。痛み入る思いさ」

 佐々木、慰めの言葉ありがとな。でもニコニコしながら言われても、悪意しか感じないぞ……。

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:44:11.68 ID:pvMyVPNT0

五回表 巨1−5公 無死一塁 P:尚成
木村拓 右安
尚成 → 大道

「また打たれてしまったか。これで5イニングも連続出塁されるとはね」

「大道頼むぞ!」

「八木、頼んだよ!」

「キョンくんと佐々木ちゃん、お祈りしてるみたいだけどなにかあったの?」

 愚妹よ、頼むから今の姿は見なかったことにしてくれ……。

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:48:59.18 ID:pvMyVPNT0

五回裏 巨1−5公 二死 P:八木
大道 右飛(ファール → 木村拓牽制死)

「キャー!」

「くそっ! ファールか!」

「よかった……って、あれ?」

「なにやってんだよ、キムタク!」

「大道も凡退してくれたようだね、まさに僥倖だ」

「緊張の糸が切れちまったかもな……」

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:51:33.06 ID:pvMyVPNT0

五回裏 巨1−5公 二死一塁 P:八木
坂本 よんたま(大ファール)

「ひぃっ!」

 今の反応だとファールか……。

「キョン、僕の気のせいだといいのだが、なにやら失礼なことを考えていなかったかい?」

 なんでわかるんだよ……。

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 19:57:42.62 ID:pvMyVPNT0

五回裏 巨1−5公 チェンジ二者残塁 P:八木
松本 左安
小笠原 一ゴ

「ここで上り調子の小笠原とはね……」

「坂本フォアで、松本がヒットだからな。昨日の再現と――ってマジかよ……」

「ふぅ、薄氷を履(ふ)みながらも、なんとか耐えているようだね」

「薄氷なんてそのうち割れるだろ」

「ふふ、その前に試合が終わってしまえばいいのだよ、キョン」

 佐々木、俺に抱きついて暖を取ってるような奴が、氷の話なんかしてもいいのか? すぐに溶けちまうぞ。

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:07:52.65 ID:pvMyVPNT0

六回表 巨1−5公 チェンジ P:豊田
小谷野 みのさん
ニ岡 からさん
鶴岡 二ゴ

大道 → 豊田(投)

「豊田のフォークはなんとも恐ろしい球だね……」

「小谷野には粘られたが、ニ岡も坂田師匠も合わせるのが精一杯って感じだったな」

「この回だけで代わってくれればいいのだが……」

「代わったところで、越智・山口が出てくるだけだしな。あんまり変わらんだろ」

「キョンはずるいよ……」

 佐々木、涙目で抗議されても困るぞ……。言うなら原に言ってくれ……。

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:12:04.10 ID:pvMyVPNT0

六回裏 巨1−5公 二死 P:八木 → 建山
ラミレス 三ゴ
亀井 右飛

「なんだよ、この建山ってピッチャーは……」

「ふふ、建山の球筋に驚いているようだね」

「右に左に、めちゃくちゃ曲がるじゃねえか」

「実にいい投手なのだよ。……まぁ勝ちも多いが負けも多いのだが……」

 なんつーか、イメージぴったりだな。

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:14:55.68 ID:pvMyVPNT0

六回裏 巨1−5公 チェンジ P:建山
谷 二飛

「うむ、建山はいい仕事をしたね」

「こいつが負けるところが想像できねえぞ……」

「それならばレギュラーシーズンを見るといい」

「意外と簡単に打たれてしまうから……」

 お前の上機嫌も簡単に消し飛んだな……。どんだけ嫌なイメージがあるんだよ……。

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:17:04.10 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−5公  P:豊田 → 金刃
建山 → 中田

「お、中田が出てきたか」

「経験を積ませる意味合いが大きいのだろうね。大舞台での真剣勝負は何物にも変えがたいよ」

「金刃とはファームでけっこう対戦してるっぽいな」

「それでは二冠王に期待するとしよう」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:18:22.77 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−5公 一死 P:金刃
中田 からさん

「こっちの期待通りだったな」

「キョンのバカ……」

 痛ぇ! 地味に関節極めるなよ!!

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:20:07.64 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−5公 一死三塁 P:金刃
賢介 右三塁打!

「おいおい、マジでか……」

「賢介さすがだね! ナイスバッティングだよ!」

「スタンディングツーは聞いたことあるが、スタンディングスリーって初めて見たかもしれんぞ……」

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:21:25.37 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−5公 一死三塁 P:金刃
森本 (スクイズ失敗!)

「うおっ!」

「ああっ!」

「くそ、ファールだったか……」

「ファールでよかったよ……」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:23:17.89 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−6公 二死 P:金刃
森本 スクイズ成功!

「ま、さすがにこれでスクイズは――って、おい!」

「おおっ! 稀哲、よく決めたよ!」

「むちゃくちゃじゃねえか……、お前のチームは――」

「♪ラー ラララーラーラーラーラー(ぴょんぴょん)」

「頼む! 話を聞いてくれ!」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:27:02.72 ID:pvMyVPNT0

七回表 巨1−6公 チェンジ P:金刃
稲葉 三ゴ

「稲葉が凡退したってのに、あんまり悔しそうじゃねえな」

「悔しくないことはないのだよ、キョン。でもね、今の僕は機嫌がいいのだ」

「そりゃそうだな、お前のチームが勝ってるんだから」

「ふふ、それだけではないのだよ、キョン。まぁキミには判らないだろうがね」

 そんな謎かけを言いながら、相変わらず俺を懐炉代わりにしている。

 ったく、俺にも上機嫌になる秘訣を教えてくれよ……。

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:32:40.99 ID:pvMyVPNT0

七回裏 巨1−6公 一死一塁 P:宮西
阿部 右安
木村拓 からさん
金刃 → スンヨプ

中田 → 宮西(投)
ニ岡 → 飯山(遊)

「よしっ! 先頭打者が出たな!」

「しかし、点差がある以上、送ることもできまい」

「まあな……、って三振かよ……」

「そしてスンヨプとはね……」

「頼む! スンヨプ打ってくれ!」

「宮西! お願いだから抑えてくれ!」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:38:59.97 ID:pvMyVPNT0

七回裏 巨1−6公 チェンジ P:宮西
スンヨプ 二併殺

「おいおい、また併殺かよ……」

「ふふ、ここは宮西の勝ちだったね」

 佐々木、俺も上機嫌になる秘訣を教えてくれ。今のままじゃやってられん……。

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:44:23.71 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−6公 無死二三塁 P:木村正太
信二 右安
スレッジ 右二(代走:紺田)

スンヨプ → 木村正太(投)

「しっかし、美形のダルに、悪人面の八木に、坂田師匠の鶴岡か。タレント揃いだな」

「キョン!」

 ああ、悪い。人のチームメイトの容姿をとやかくいうのは失礼だよな。

「稲葉さんを挙げないとはどういうことだ! 親友とはいえ怒るぞ!」

 お前の堪忍袋の構造がどうなっているか、頼むから教えてくれよ……。

172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:46:42.15 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 無死一塁 P:木村正太
小谷野 右タイムリー!

「やったぁ! 小谷野は今日大当たりだね!」

「くそっ! 四五六って三連打か……」

「ふふ、信二も好調をキープしているし、スレッジにも当たりが戻ったね! 明日の試合も楽しみだよっ!」

 佐々木、勝負はまだわからないからな……。

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:49:58.37 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 一死一塁 P:木村正太 → 野間口
飯山 からさん

「なんか美談が語られてるな……。八木って悪人面だが、いい奴じゃねえか」

「……うん、僕も……あの岩隈の涙が、忘れられないよ……(グスッ)」

 佐々木、今ので泣けるなんて、いい人すぎるぞ……。

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:53:25.54 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 二死一塁 P:野間口
鶴岡 中飛
宮西 → 坪井

「ふむ、鶴岡も悪い当たりではないのだが、飛ぶ方向がよくないね」

「さすが俺の鶴ちゃんだ。俺の気持ちを汲んでくれてるぜ」

「キョン、鶴ちゃんという呼称は止めて欲しい……。朝比奈さんの朋友である鶴屋さんが想起されるのだ……」

 佐々木、わかった! もう二度と鶴ちゃんなんて言わない! だから関節を極めるな!

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 20:54:44.92 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 二死一二塁 P:野間口
坪井 左安

「坪井って尻をプリプリさせて気持ち悪いフォームしてんな」

「キョン、僕だってツッコミを我慢しているのだよ……」

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:01:22.17 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 チェンジ二者残塁 P:野間口
賢介 二飛

「やっと終わったか……」

「ふふ、キョン。観念したまえ」

「まだ試合は終わったわけじゃないんだ。最後まで声援送ってやらないと可哀想だろ」

「ならば僕は応援するキョンを眺めるとするよ。応援で火照ってしまったからね」

 熱いならくっつかなきゃいいだろうと言いたいとこだが、言うのは憚られてしまった。

 ……俺だって、こうして佐々木の温もりを感じているのは嫌じゃないのだ。

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:04:04.77 ID:pvMyVPNT0

八回表 巨1−8公 一死 P:金森
坂本 右邪飛(稲葉好守!)

坪井 → 金森(投手)
紺田(左)

「捕るなよ! 捕るなよ!」

「稲葉さんがんばって! ――ああっ!」

「稲葉までスタンドインしちまったな。しっかし、よく捕ったぜ……」

「いいなぁ……、生稲葉さんに触れて……」

 佐々木、喜ぶポイントが間違ってるからな……。

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:07:19.30 ID:pvMyVPNT0

八回裏 巨4−8公 一死 P:金森
松本 遊エラー
小笠原 右安
ラミレス 右ホームラン!

「エラーとヒットか、少しはこっちに流れが向いてきたか?」

「不調のラミレスだからね、ここはしっかりと――ひぃぃっ!」

「よっしゃ! ナイスだラミレス!」

「ま、まだセーフティリードだからね……」

 お前の精神状態はセーフティと言い難いがな。

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:11:21.28 ID:pvMyVPNT0

八回裏 巨4−8公 一死一二塁 P:金森
亀井 よんたま
谷 左安

「うう、ここでのフォアボールはマズいよ……」

「谷は当たってるしな。……よし! 続いたぜ!」

「ノーアウト満塁を抑えた金森が嘘のようだよ……」

 上機嫌だったお前も嘘のようだ。

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:19:21.92 ID:pvMyVPNT0

八回裏 巨4−8公 二死一三塁 P:金森 → 林
阿部 右飛(タッチアップ三進)

「やだやだやだ、やめてよ! そんな、入らないで!」

「あー、よかった……。――あれ? キョン、どうしたんだい? 顔が真っ赤だよ?」

 佐々木、お前は俺以外の男と観戦するな……。天然なんだろうが、発言が危うすぎるぞ……。

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:22:14.68 ID:pvMyVPNT0

八回裏 巨4−8公 チェンジ二者残塁 P:林
木村拓 からさん

「やった! 林くん! よく抑えたよっ!」

「あと一回か、久で四点は厳しいな……」

「ふふ、あとアウト3つで札幌に戻れるよっ!」

「あそこは嫌なんだよな。応援がすごすごる……」

「それは褒め言葉として受け取るよ、キョン!」

 そんなに嬉しそうな顔するなよ……。

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:27:45.87 ID:pvMyVPNT0

九回表 巨4−8公 二死 P:野間口
森本 中飛
稲葉 一邪飛

「前の回は嫌な流れだったからね、ここは追加点が欲しいところだよ」

「こっちとしては、さっきの流れがあるうちに九回の攻撃に移りたいところだぜ……」

「ああ、稲葉さんが凡退してしまったか」

「この後は好調の高橋だからな、塁に出なくてよかったよ」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:31:10.07 ID:pvMyVPNT0

九回表 巨4−8公 チェンジ P:野間口
信二 からさん

「よし! 野間口よく抑えた!」

「ふむ……、四点差で久とはいえ、流れは巨人にある。なんとか勝ちをもぎ取って欲しいね……」

「ラミレスのホームランでわからなくなったからな。頼むぞ巨人!」

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:34:00.41 ID:pvMyVPNT0

九回裏 巨4−8公 無死一塁 P:武田久
野間口 → 古城 左安

「よっしゃ! ナイスヒットだ!」

「だ、大丈夫だよ……。久がランナーを出すことは珍しいことではないのだ……」

 お前の様子は大丈夫そうじゃないぞ……。

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:36:17.37 ID:pvMyVPNT0

九回裏 巨4−8公 一死一塁 P:武田久
坂本 三飛

「うん、まずはワンナウトだ……」

「まだまだ! あと二つある!」

231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:40:16.27 ID:pvMyVPNT0

九回裏 巨4−8公 試合終了 P:武田久
松本 遊ゴ(二塁封殺)
小笠原 右安(二塁タッチアウト)

「よし、このコースなら、松本はセーフ……おい! なんでセカンドでアウトになってるんだよ!」

「うん、ナイスプレイだ。次の小笠原は……ああっ!」

「よし、続いたな! ――って、なんでだよ……」

「二塁タッチアウトとはね……、なんとも表現し難い幕切れだ……」

 奇遇だな、佐々木。俺もなんて言ったらいいのか、コメントに困ってるんだ……。



235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:45:53.93 ID:pvMyVPNT0

「運に恵まれたとはいえ、勝ちは勝ちだ。これで二勝二敗の五分だよ!」

「ま、これでもタイなんだからな。明日からまた切り替えだ」

「これで札幌に帰れるよ。僕としては万々歳さ!」

「俺だって別に悔しくはねえよ」

「ふふ、負け惜しみとはキョンらしくもないね」

「負け惜しみじゃねえよ。本心でそう思ってるんだ」

 佐々木が不思議そうな顔でこちらを見ている。

 俺だってお前にやられてばっかりじゃないんだよ。少しは俺のことで悩んでくれ。

 ま、恋愛が病気だと思ってるこいつには、佐々木との野球観戦が増えたことを喜んでるなんて想像もつかないだろうがな。

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/04(水) 21:50:27.63 ID:pvMyVPNT0

お疲れ様でした!

一時はワンサイドかと思われた試合でしたが、巨人の粘りはさすがでしたね。
最終回の小笠原の当たりには、本当に肝を冷やしてしまいました。

連日いい試合を見せていただいている身としては、二勝二敗のタイが嬉しく感じられます。
このまま最終戦まで流れ込んでもらえれば最高ですね。

最後になりましたが、ご支援ありがとうございました。
また明日もスレ立てしようと思います。見かけましたらよろしくです。



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「エプロン姿の朝倉に優しく叱られてぇなぁ」長門「任せて」