朝倉「あたしが満足するまでやめないんだから♪」


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1 名前:ひつじ[] 投稿日:2009/10/24(土) 20:55:41.55 ID:vs2nLecg0

朝倉「〜〜♪」

朝倉「今日のお昼ご飯何にしようかな〜♪」

朝倉(長門さんの機嫌がいいから好きなもの食べられるわぁ♪)

朝倉(これもキョン君が遊びに来てくれたおかげね)

朝倉「あ、そうだ、キョン君以外にも誰か来るって言ってたけど……」

朝倉「その人の分も用意したほうがいいのかしら?」

朝倉「……ま、いっか♪」

ハルヒ「はぁ〜、暇ねぇ……」

ハルヒ「何か面白そうなことでもないかしら……?」キョロキョロ

ハルヒ「ん? あれは……?」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 20:56:46.29 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「朝倉さん!?」

朝倉「へ?」

ハルヒ「なんで朝倉さんがここに…!?」

朝倉「………」

朝倉(な、なんで涼宮さんがここにいるのよっ!?)

朝倉「あ、えっと…ひ、久しぶり…ね?」

ハルヒ「朝倉さん…カナダに行ってたんじゃ…?」

朝倉「え? あ…っと、その……い、今こっちに帰ってきてるのよ」

ハルヒ「へぇ、そうなんだ、一人で帰ってきたの?」

朝倉「う、うん…休みを利用して帰ってきてるの……」

朝倉(どうしよう……涼宮さんに対して情報操作をする権限なんてないし……)

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 20:58:01.61 ID:vs2nLecg0

朝倉(いったいどうすればいいのよぉっ!?)

ハルヒ「びっくりしたわ、何も言わずに急に転校しちゃうんだもの」

朝倉「え、ああ、ごめんなさいね、急なことだったから…」

ハルヒ「ううん、別にいいのよ…」

ハルヒ(あの後、あなたのこと調べまわったのよ、なんて言えないわよね……)

朝倉「………」

朝倉(キョン君殺そうとしたから急にいなくなったなんて言えないわよね……)

ハルヒ「………」

朝倉「………」

ハルヒ&朝倉(気まずい……)

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:00:21.53 ID:vs2nLecg0

朝倉(あぁー、早くどこかへ行ってくれないかしら……)

ハルヒ「あ、そういえば朝倉さんって今どこに住んでるの?」

朝倉「へ?」

ハルヒ「こっちにいる間、住む家ってどうしてるの?」

ハルヒ「知り合いの家? それともホテルに部屋借りてるとか?」

朝倉「…え、えっと、知り合いの家に泊めてもらってるの」

ハルヒ「へぇー、そうなんだ」

ハルヒ「………」

朝倉「………」

朝倉(え、なに? この雰囲気……?)

ハルヒ(これは、この機会に調べておこうかしら…?)

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:02:11.70 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「ねぇ、これから朝倉さんの家に行ってもいいかしら?」

朝倉「え゙?」

ハルヒ「朝倉さんがどんな所に住んでいるのか気になるのよ」

朝倉(うわぁ……、どうしよう…)

朝倉「えっと、さすがに勝手に友達を家に呼ぶのはちょっと……」

ハルヒ「あ、そうよね……」

朝倉「ごめんね」

ハルヒ「ううん、いいのよ、あたしが無理を言ったんだから」

朝倉(さっさと会話を終わらせて帰ったほうがいいわね…)

朝倉「でも、今日は涼宮さんと会えてよかっ――」

ハルヒ「じゃあ、家の前まで一緒に行っていい?」

朝倉(…はい?)

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:07:06.94 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「朝倉さんがどんな家に住んでるのか見てみたいのよ」

朝倉(…どういうつもりなの、この娘?)

ハルヒ(簡単には引き下がらないわよ…!)

朝倉「あ、あたしこれから買い物しないと……」

ハルヒ「じゃあ、待ってるわ!」

朝倉「あ、でも長くなりそうだから……」

ハルヒ「大丈夫よ、あたし今日は暇だから」

朝倉「………」

朝倉(うそでしょ……)

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:15:13.57 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「さあ! 買い物も終わったしさっそく朝倉さんの家に行きましょう!」

朝倉「そ、そうね…」

ハルヒ「あ、そうそう、あなたがいなくなった後なんだけどね……」

朝倉(どうしよう…このままじゃ長門さんに怒られる……)

朝倉(もし、このまま連れて帰ったら……)

朝倉(……確実に怒られるどころじゃ済まない…!)

ハルヒ「……それでね、キョンの奴ったら…って聞いてる朝倉さん?」

朝倉「え? ああ、うん、聞いてるわ」

ハルヒ「でね、キョンの奴ったら……」

朝倉(こっちはそれどころじゃないのよぉぉっ!!)

朝倉(やばい、このままじゃ下手すれば長門さんに消される……!)

朝倉(何か策を考えなくちゃ……)

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:22:31.90 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「へぇ、ここが朝倉さんの家……って前と住んでるとこ同じじゃない!?」

朝倉(はい、何も思いつきませんでしたー)

ハルヒ「知り合いって同じマンションに住んでる人だったの?」

朝倉「う、うん、そうなの」

朝倉(長門さんが気付きませんように、長門さんが気付きませんように……)

ハルヒ「そっかぁ、またここに住んでるんだ」

ハルヒ(これならいつでも来れるわ!)

朝倉「そ、それじゃあ、涼宮さんまた今度……」

ハルヒ「あ、そうだ、丁度いいからあたしも知り合いに会ってくるわ」

朝倉「!?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:27:23.64 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「ここまで来たんだし丁度いいわ」

ハルヒ「暇だったし、みんなが普段何しているのか調べるのもいいわね」

ハルヒ「突然訪ねたら、きっとびっくりするわよ!」

朝倉「あの、涼宮さん? …知り合いって……?」

ハルヒ「SOS団のメンバーよ、このマンションに住んでるの」

朝倉「………」

ハルヒ「長門有希っていうんだけど知ってる?」

朝倉(oh……)

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:35:38.87 ID:vs2nLecg0

朝倉「あ、うん、一応……」

ハルヒ「そう! じゃあ、あたしは有希の所に行くわ」スタスタ

朝倉「あ、ちょっと待ってあたしも行くわ…」

ハルヒ「? ああ、そうね、途中まで一緒に行きましょう」

朝倉(終わった……あたし終わったわ)

朝倉(…何だかんだで、今まで楽しかったなー)

朝倉「ふふふ……」

ハルヒ「?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:40:54.40 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「そういえば朝倉さんって何階に住んでるの?」

朝倉「ふふ、7階よ……」

ハルヒ(急にどんよりしちゃったけど、どうしたのかしら?)

朝倉「…ふふふ……」

ハルヒ「……あ、着いたわね」

朝倉「そうね」

ハルヒ「それじゃあ、有希の部屋はここだから……」

朝倉「たっだいまー」ガチャ

ハルヒ「!?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:49:30.02 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「え? ここ有希の部屋……ただいまって…?」

キョン「よう、やっと帰ってきたな」

ハルヒ「!!?」

朝倉「あ……」

キョン「ん?」

ハルヒ「………」

キョン「………」

朝倉「………」

朝倉(あー、キョン君のこと忘れてたわ……)



古泉「閉鎖空間!?」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:54:01.04 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「………」ゴゴゴゴゴ

キョン「いや、待てハルヒ! 落ち着くんだ!」

長門「……?」トテトテ

朝倉「あ、長門さん」

長門「………」

朝倉「……あはは…」

長門「……状況の説明を…」

朝倉「……はい」



古泉「かなりの大きさですね……」

古泉「これは覚悟を決めなければ…」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:55:38.21 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「さてと、どういうことか説明してもらうわよ?」

キョン「……はい」

ハルヒ「朝倉さんが有希の家にいることは、この際いいわ」

ハルヒ「…なんでキョンがここにいるのかしら?」ゴゴゴ

キョン「い、いや、それは……その…」

キョン「そうだ! 長門に本を借りにきたんだ!」

ハルヒ「……本? あんたが有希に本を借りるの?」

キョン「あ、ああ、そうさ! 俺だってたまには本くらい読むさ」

ハルヒ「……ちなみにどんな本を借りるつもりなの?」

キョン「え……? いや、それは……まだ決めてない」

ハルヒ「………」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:57:47.79 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「まあ、百歩譲ってあんたが有希の家に本を借りに来たとして」

ハルヒ「なんであんたは、朝倉さんがいることに驚かないのかしらね?」

ハルヒ「朝倉さんはつい最近こっちに戻ってきたみたいだけど?」

キョン「え? ああ…っと、それは……」

長門「私が教えた」

ハルヒ「…有希が?」

長門「そう、彼は朝倉涼子のことを今日知った」

キョン「そ、そうなんだ、俺もさっき長門に聞いて驚いたんだよ」

ハルヒ「……ふーん」

キョン「だから朝倉が帰ってきたら驚かしてやろうと思ってな」

キョン「俺が出迎えたというわけだ」

ハルヒ「なんか怪し――」

朝倉「へぇー、そうだったんだー! ありがとうキョン君、優しいのね!」

ハルヒ「………」ビキ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:59:09.39 ID:vs2nLecg0

キョン「へ? あ、ああ、そうか?」

朝倉「うん! 私すごくうれしかったわ」ニコ

キョン「そ、そうか」ドキッ

ハルヒ「………」

長門「………」

ハルヒ「…ずいぶんと仲がいいのね」

長門「……朝倉涼子、あなたは少し黙るべき」



古泉「神人が増えた!?」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 21:59:55.50 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「…ねぇ、キョン? 何故か無性にあんたを殴りたいんだけど……」

キョン「な、なんでだよ!?」

ハルヒ「殴っていいわよね? 殴るわよ?」

キョン「ちょっと待――」ドゴ

キョン「ぐはっ!」

朝倉「ふべっ!」バチーン

朝倉「……ひ、ひどい…」ガクッ

長門「あなたが悪い」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:01:32.47 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「あら? なんで朝倉さんまで倒れてるのよ?」

長門「気にしないで」

ハルヒ「?」

朝倉「………」ピクピク

キョン「……なんで俺がこんな目に…」

長門「……無事?」

キョン「あ、ああ……大丈夫だ」

長門「……そう」

ハルヒ「………」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:04:27.95 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「キョン、あんたもしかして、よく有希の家に来てるの?」

キョン「……な、なんだ突然!?」

ハルヒ「別に……」

ハルヒ「ただ、団長の私を除け者にして皆で会ってるんじゃないかって思って……」

キョン「そんなことするはずないだろう」

ハルヒ「そ、そうよ――」

  ピンポーン

ハルヒ「…ね……って、お客?」

キョン「?」

朝倉「………」ピクピク

長門「………」

ハルヒ「誰かしら? 有希、早く出なさいよ?」

長門「………」ピッ

みくる「あ、長門さんですか〜? 約束どおりきましたよ〜」

ハルヒ「………」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:11:56.34 ID:vs2nLecg0

キョン「………」

長門「………」

ハルヒ「………」

長門(忘れていた……)

キョン(なんで朝比奈さんが……?)

ハルヒ「………」

長門(確かに今日来ると朝比奈みくるは言っていた……)

長門(それにしても……)

キョン&長門(タイミングが悪い……)

みくる「ふぇ〜? 長門さ〜ん?」



古泉「ぐあぁっ!」

森「古泉ー!!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:15:25.17 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「……有希、みくるちゃんを入れてあげなさい」

長門「………」

ハルヒ「………」

ハルヒ「……みくるちゃん、さっさと入ってきなさい」ピッ

みくる「は〜い」

みくる「♪」

みくる「…?」

みくる「……あ…れ? ……涼宮さん…?」

キョン「………」

長門「………」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:21:32.38 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「よく来たわね、みくるちゃん」

みくる「あ、あの〜、これはいったい…?」

ハルヒ「いいからそこに座りなさい」

みくる「は、はい」

ハルヒ「……みくるちゃん、これからする私の質問に正直に答えるのよ?」

みくる「ふぇ? はあ、わかりました?」

ハルヒ「……みくるちゃんは、よく有希の家に来るの?」

みくる「長門さんの家にですか? う〜ん……」

みくる(…よくっていうほどきてるかなぁ?)

みくる「………」

ハルヒ「……質問を変えるわ、最後に有希の家に来たのはいつ?」

みくる「最後ですか? えーと……確か2日前です」

キョン&長門「………」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:30:09.16 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「……ふーん、2日前、ね」

ハルヒ「その前は?」

みくる「えっと…そのまた2日前です」

ハルヒ「…結構頻繁に来てるのね」

ハルヒ「………」ジー

長門「………」

キョン「………」

ハルヒ「………」

ハルヒ「……みくるちゃん、その時キョンは来てた?」

みくる「ふぇ? キョンくんですか?」

キョン(頼みます朝比奈さん、余計なことは言わないで)

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:36:32.03 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「………」ゴゴゴ

みくる(あれ? なんか正直に言っちゃいけない雰囲気…?)

キョン(…頼みます朝比奈さん!)

みくる「…えっと、キョンくんはみてません」

キョン&長門「!」

ハルヒ「…そう」

キョン&長門(助かった……)

ハルヒ「ところでみくるちゃんは何しに来たの?」

みくる「わたしは長門さんに借りていた本をかえしにきました」

ハルヒ「みくるちゃんも? キョンの奴もそんなこと言ってたわ」

みくる「そうなんですか〜?」

キョン「え、ええ、まあ…」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:40:39.91 ID:vs2nLecg0

朝倉「ねえ、涼宮さん、これだけ人数が集まったんだから何かゲームでもしない?」

キョン(朝倉!? 目が覚めたのか!?)

キョン(頼むからこれ以上余計なことをしてくれるなよ…?)

ハルヒ「まだ納得できないん――」

朝倉「さっすが涼宮さん!」

ハルヒ「………」

朝倉「さぁて、みんなで楽しいゲームを始めましょう!」

ハルヒ「……ゲームって何するつもりよ?」

朝倉「ふっふっふっ、ずばり王様ゲームよ!」

キョン&ハルヒ「王様ゲーム?」

キョン(何を言い出すんだこいつは…?)

ハルヒ「こんな朝っぱらから?」

朝倉「いいじゃない、前からやってみたかったのよ」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:45:56.26 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「うーん、でもねぇ……」

朝倉「涼宮さん達は前にやったことがあるんでしょう?」

朝倉「長門さんから聞いてるのよ」

ハルヒ「まあ、やったことあるけど……」

朝倉「あたしそういうことできる友達いなくて……」

朝倉「一度でいいからやってみたかったの……」

ハルヒ「朝倉さん……」

朝倉「……それに」

朝倉「キョン君にいろんなこと命令できちゃうのよ?」ボソボソ

ハルヒ「!」

朝倉「このメンバーで反対しそうなのはキョン君だけ…」ボソボソ

朝倉「あたしたちが組めばどんな命令だってできちゃうわよ?」ボソボソ

ハルヒ「!」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:49:43.57 ID:vs2nLecg0

朝倉「いろんな命令をできるのよ〜?」ボソボソ

ハルヒ「………」

朝倉「好きな人に好きなことをさせられるのよ?」ボソボソ

ハルヒ「!」

ハルヒ「あ、あたしは別にキョンのことなんか……」ボソボソ

朝倉「……過激な命令してみたくない?」ボソボソ

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:55:04.60 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「か、過激な命令……」

朝倉「そう…例えば……キョン君と抱き合うとか…」ボソボソ

ハルヒ「!!」

朝倉「キョン君と…キスとか……」

ハルヒ「!!!」

朝倉「もしかしたらもっと先のことまで……」ボソボソ

ハルヒ「………」

朝倉「これを機にもっと親密な関係になれるかも……?」ボソボソ

ハルヒ「………」

ハルヒ「……やるわ」

ハルヒ「みんな! 今から王様ゲームをやるわよっ!」

朝倉(ちょろいわね)

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:56:43.99 ID:vs2nLecg0

キョン「なっ!? どうしたんだいったい!?」

みくる「ふぇ〜!?」

ハルヒ「いいから、やるのよ!」

ハルヒ(キョンにいろんなことを……)

キョン「理由を説明しろ! それとこっちを見て喋れ」

ハルヒ「う、うるさいわね、あたしがやるって言ったらやるの!」

キョン「なんだそりゃ……」

朝倉「まあまあ、いいじゃないキョン君」

キョン「……お前ハルヒに何を吹き込んだんだ?」

朝倉「さあ、何のことかしら?」

キョン「………」

みくる「あの〜、涼宮さん…」

ハルヒ「ん? な〜にみくるちゃん?」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:58:40.73 ID:vs2nLecg0

みくる「実は、わたし午後から予定があって……」

ハルヒ「予定?」

みくる「はい、鶴屋さんと出かけるんです」

ハルヒ「鶴屋さんと?」

朝倉「えー、あなたが帰っちゃったら人数が少なくなっちゃうんだけど…」

みくる「ふぇ〜、すみません…」

ハルヒ「そうだ! みくるちゃん、鶴屋さんもここに呼んじゃいなさい!」

みくる「鶴屋さんをですか?」

長門「………」

キョン(おいおい、ここは長門の家だぞ? 勝手に呼んじゃまずいだろ)

ハルヒ「そうよ、そうすれば人数も増えるし丁度いいじゃない!」

みくる「そう…ですか?」

ハルヒ「そうよ!」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 22:59:53.98 ID:vs2nLecg0

キョン「長門、いいのか?」

長門「……かまわない」

ハルヒ「それと、キョン!」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「あんたは古泉君を呼びなさい」

キョン「古泉を?」

ハルヒ「古泉君だけ仲間外れにしちゃかわいそうでしょ」

キョン「……へいへい」

みくる「じゃあ、鶴屋さんに連絡してきますね」

ハルヒ「〜〜〜っ! 楽しみね!」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:06:08.00 ID:vs2nLecg0

みくる「鶴屋さんはOKだそうです」

キョン「古泉の奴は電話に出ない」

ハルヒ「どういうことよ?」

キョン「知るか、あいつも忙しいんだろ?」

ハルヒ「ふーん、ま、仕方ないわね」

ハルヒ「一応また後で連絡してあげなさい」

キョン「ああ」

みくる「それじゃあ、わたしは鶴屋さんを迎えに行ってきますね」

キョン「あ、じゃあ、俺も……」

ハルヒ「キョン! あんたには別の仕事があるわ」

キョン「……別の仕事?」

ハルヒ「買い出しよっ!」

キョン「………」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:10:35.02 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「人がいっぱい来るんだから当然でしょ?」

キョン「……代金は…」

ハルヒ「あんたが払うに決まってるじゃない」

キョン「………」

キョン「やれやれ、仕方ない、行ってくるか…」

長門「……私も行く」トテトテ

キョン「それじゃあ、行ってくる」

長門「………」

みくる「いってきま〜す」

ハルヒ「………」

朝倉「………」

ハルヒ(キョンにあんなことやこんなこと……)

朝倉(長門さんにあんなことやこんなこと……)

ハルヒ&朝倉「ふふふふふ……」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:20:15.34 ID:vs2nLecg0

キョン「そういや、長門」ヒョイ

長門「……何?」ヒョイ

キョン「王様ゲームをやるって言ってたが大丈夫なのか?」

長門「……?」ヒョイ

キョン「ハルヒが望めば、王様はハルヒばかり、ということにならないのか?」

長門「……心配ない」ヒョイ

長門「王様ゲームに関しては彼女の能力が作用しないようにプロテクトを掛けておく」

キョン「そうか、よろしく頼む」

長門「……まかせて」ヒョイ

キョン「……長門」

長門「……何?」ヒョイ

キョン「……買いすぎだ…」ズッシリ

長門「………」

長門「………」ヒョイ

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:27:15.00 ID:vs2nLecg0

みくる「ただいま戻りました〜」

鶴屋「おじゃましまーす!」

キョン「おかえりなさい、朝比奈さん」

朝倉「いらっしゃーい」

鶴屋「お? キミが朝倉さんかい? よろしくね!」

ハルヒ「さあ! さっそく王様ゲームを始めるわよ!」

キョン「いきなりかよっ!?」

鶴屋「いきなりだね〜」

ハルヒ「さあ、くじを引きなさい!」

キョン「落ち着け、とりあえず、皆席に着いてからでいいだろ?」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:32:06.55 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「……で?」

キョン「………」

長門「………」

ハルヒ「四つ角のコタツに六人」

ハルヒ「どこかに二人ずつ座らなければならないのはわかるわ……」

ハルヒ「みくるちゃんと鶴屋さんが一緒に座るのは納得できる」

ハルヒ「まあ、団長であるあたしが一人で座るのも当然よね」

ハルヒ「……だ・け・ど!」

ハルヒ「なんで有希とキョンが一緒に座ってるのよ!?」

キョン「いや、そんなこと言われても……」

長門「………」

ハルヒ「普通、有希と朝倉さんが一緒に座るべきじゃない!?」

キョン「いや、長門がここがいいって……」

ハルヒ「駄目よっ!!」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:38:27.31 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「有希、移動しなさい!」

長門「………」

ハルヒ「………」

長門「………」

みくる「あの〜、長門さん?」

長門「………」

キョン「……長門、移動してくれ」

長門「………」スクッ

朝倉(やった! 長門さんが隣に来てくれた!)

朝倉「さあ、長門さん、私の膝の上に……」

長門「………」プイ

朝倉「………」

キョン(閉鎖空間ができてなきゃいいんだけどな…)

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:44:06.37 ID:vs2nLecg0

ハルヒ「………」

みくる「…さ、さあ、はじめましょう!」

キョン「そ、そうですね」

鶴屋「うーん、こういうの久し振りだからワクワクするねー」

ハルヒ「……まあ、いいわ、じゃあ、みんなくじを引きなさい」

ハルヒ「この中に1〜5の数字が書かれたくじと王様のくじがあるわ」

ハルヒ「王様のくじを引いた人は1〜5の番号の人に指示を出すのよ」

朝倉「はーい♪」

鶴屋「了解!」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:46:18.57 ID:vs2nLecg0

朝倉「あたしこれ♪」

鶴屋「じゃあ、あたしはこれ!」

キョン「む」

長門「………」モグモグ

みくる「どきどきしますね〜」

ハルヒ「皆引いたわね?」

ハルヒ「それじゃあ、お――」

朝倉「王様だーーれだ!?」

ハルヒ「………」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:49:12.37 ID:vs2nLecg0

勢いで王様ゲームを始めたけど、たぶんすぐにネタがなくなると思う…

なので人がいれば途中から安価とかしてみたいんだけど……
人います?

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:50:09.03 ID:vs2nLecg0

長門「………」ムシャムシャ

キョン「……誰だ?」

みくる「ふぇ〜?」

鶴屋「…ふっふっふ、じゃじゃーん!」

ハルヒ「む、鶴屋さんが王様ね!?」

鶴屋「誰にどんな命令をしようかな〜?」

みくる「さ、最初なのでお手やわらかに……」

鶴屋「ん〜、じゃあ……3番の人が5番の人にあだ名をつけるってのはどうだい?」

鶴屋「ちなみに5番の人は、今日一日そのあだ名で生活してもらうよ?」

みくる「ふぇ〜、わたしは4番です」

キョン「俺は1番だ」

朝倉「あたし3番〜♪」

長門「……2」バリバリ

ハルヒ「………」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:53:24.84 ID:vs2nLecg0

鶴屋「おぉ〜! ってことは5番はハルにゃんかい!?」

ハルヒ「………」

みくる「ふぇ〜」

朝倉「涼宮さんか〜、どうしよっかな〜」

ハルヒ「…くっ」

鶴屋「ふふふ、観念するっさ、ハルにゃん」

長門「………」パリポリ

朝倉「ん〜、そうね……」

キョン「おい、あんまり変なあだ名をつけるなよ?」

朝倉(鶴屋さんはハルにゃんって呼んでるのね……)

朝倉(でも、正直涼宮さんがなんて呼ばれるかなんて興味ないのよね)

朝倉(…考えるのが面倒になってきたわ……)

朝倉「じゃあ、ハルにゃんで」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:00:40.69 ID:xrkIIzlC0

キョン「なんかずいぶん適当だな…?」

朝倉「そんなことないわよ?」

ハルヒ「まあ、これなら普段から言われてるし…」

みくる「よろしくお願いします、ハルにゃんさん」

鶴屋「あたしは普段と何も変わらないな〜」

長門「……ハルにゃん」パクパク

朝倉「よろしくね、ハルにゃん」

ハルヒ「な、なんか照れるわね」

朝倉「ほら、キョン君も……」

キョン「うっ……」

ハルヒ「………」ジー

キョン「……よ、よろしくな……ハルにゃん」

ハルヒ「! う、うん…///」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/24(土) 23:57:30.16 ID:vs2nLecg0

鶴屋「んふふ〜、じゃあ、次いこうか?」

みくる「そうですね」

朝倉「ハルにゃんったら赤くなっちゃってかわいい♪」

ハルにゃん「ぐっ……///」

鶴屋「さあ、みんな、くじを引くっさ!」

長門「………」モシャモシャ

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:02:36.35 ID:vs2nLecg0

鶴屋「あはは、またあたしが王様さ!」

朝倉「おー」

長門「………」バリボリ

ハルにゃん(今回は朝倉さんに仕返しがしたかったのに……)

鶴屋「う〜ん、どうしよっかな〜」

朝倉(王様が回ってこないわね……情報操作でもしようかしら?)

鶴屋「そうだね〜……」

鶴屋「4番の人……」

キョン「…!」ピク

鶴屋「…!」ニヤ

鶴屋「4番の人の上に1番の人が座る! とりあえずお昼までだよ!」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:05:33.75 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「ずいぶん変わった命令を出すわね、ちなみにあたしは2番よ」

みくる「わたしは5番です〜」

キョン「……4番だ」

ハルにゃん「!!」

鶴屋(キョン君わかりやすい反応してくれるなぁ♪)

朝倉「あったし1ば――」

長門「私が1番」ゴクン

朝倉「……え?」

鶴屋「ん? 朝倉さん何か言いかけなった?」

朝倉「…あっれ〜? あたし3番になってる……?」

長門「………」

朝倉「まさか……」

長門「………」チョコン

キョン「……///」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:08:44.31 ID:xrkIIzlC0

キョン(あぐら掻いてる上に座られて……)

キョン「な、長門、そんなにもたれかかってきたら……」

長門「……♪」

キョン(こ、これはいろんな意味でキツイ……)

ハルにゃん「………」プルプル

みくる「…あの……えっと…」オロオロ

鶴屋(面白くなってきたね〜♪)

朝倉「……ちょっと長門さん」ボソ

長門「……何?」

朝倉「あなた今情報操作したでしょ?」ボソボソ

キョン「!」

長門「……してない」

朝倉「嘘をついても無駄よ、くじの番号を変えたでしょ?」ボソボソ

キョン「本当なのか、長門?」

長門「………」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:12:24.87 ID:xrkIIzlC0

キョン「……長門、ハルヒも能力を使えないんだから、お前も使っちゃだめだ」ボソボソ

長門「………」

キョン「じゃなきゃ、フェアじゃないだろ?」ボソボソ

長門「………」コク

キョン「朝倉、お前も情報操作はするなよ?」ボソボソ

朝倉「わかってるわ」ボソ

鶴屋「おや〜? 何の話だい?」

キョン「いえ、なんでもありませんよ」

鶴屋「ん〜? あやしいな〜?」

ハルにゃん「……次…」

みくる「え?」

ハルにゃん「さっさと次始めるわよっ!!」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:15:21.37 ID:xrkIIzlC0

キョン「お、おいおい、何怒って――」

ハルにゃん「うるさい、馬鹿キョン! 怒ってないわよ!」

ハルにゃん(まさかこんなことになるなんて……)

鶴屋「さあ、次は誰が王様かな〜?」

ハルにゃん(朝倉さんに仕返しがしたいけど、キョンに命令したいし……)

ハルにゃん(いっそのこと王様に何かをするって命令に……)

ハルにゃん(でもそれじゃあ、あからさますぎるわ……)

キョン「おい、ハルヒ、さっさとくじを引け」

ハルにゃん(やっぱりキョンと何かをするのは難しいわね……)

鶴屋「駄目だよキョン君、忘れたのかい?」

ハルにゃん(過激な命令を出してくれそうなのは朝倉さんと…鶴屋さんくらいね……)

朝倉「ちゃんと、ハルにゃんって呼ばなきゃ」

ハルにゃん(とりあえず簡単なスキンシップから始めようかしら……)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:17:55.54 ID:xrkIIzlC0

みくる(あ、わたし王様だ…どんな命令したらいいんだろう……)

ハルにゃん(無難に肩をもめとか? でもそれくらいなら普段からできるし……)

キョン「そ、それなら別に俺が言わなくても……」

ハルにゃん(思えばキョンから何かしてくるってことがないのよね)

みくる(命令……命令……)

鶴屋「駄目だよ、キョン君が言わなきゃ」ニヤニヤ

朝倉「そうよ、ほら早く」ニヤニヤ

キョン「ぐっ……」

ハルにゃん(もうちょっとキョンから積極的に……)

キョン「おい! ハルにゃん!」

ハルにゃん「ひぇっ!? な、なななな何よ、急に!」

キョン「さ、さっさとくじを引いてくれ」

ハルにゃん「……へ?」

キョン(ホントにハルにゃんで振り向いたよコイツ……)

みくる(命令……)

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:20:33.86 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「あ、ああ、そうね、今引くわ」

朝倉「皆引いたわね? それじゃあ、王様だーれだ?」

キョン「………」

長門「………」

朝倉「………」

鶴屋「………」

ハルにゃん「………」

みくる(命令……命令……)

ハルにゃん「……え? 王様誰よっ!?」

鶴屋「あたしじゃないよ?」

キョン「俺も違う」

朝倉「ちがうわ」

長門「………」フルフル

ハルにゃん「…ってことは」

みくる「……ふぇ? どうかしたんですか?」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:24:29.89 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「みくるちゃん王様でしょ?」

みくる「な、なんでわかったんですかぁ!?」

ハルにゃん「話ちゃんと聞いてなさいよ〜っ!」グリグリ

みくる「ふぇ〜!!」

鶴屋「それでみくるはどんな命令をするんだい?」

みくる「え、えっと……」

安価>>83
誰が誰に何をする
鬼畜はなしでお願いします

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 00:26:55.89 ID:6mFFXW8p0

一番が三番に抱きつく

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:36:25.13 ID:xrkIIzlC0

みくる「じ、じゃあ、1番の人が……3番の人に抱きついてくださいっ!」

ハルにゃん&朝倉「!」

ハルにゃん(キョンは!? キョンは何番!?)

鶴屋「あたしが1番さっ! 3番は誰だいっ!?」

キョン(くそっ! 2番だ……)

ハルにゃん「あたしは5番よ」

朝倉「あたし4番」

長門「………」

キョン「まさか…長門か?」

長門「………」コク

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:42:27.20 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「へぇ、有希が3番ね!」

鶴屋「よーし! いくよ〜」

鶴屋「ふん!」ギュー

長門「………」ゴキ

鶴屋「あっ……」

長門「………」プラーン

キョン&ハルにゃん&みくる「………」ポカーン

鶴屋「あ、あはは……ちょっと力入りすぎちゃったかな…?」

長門「………」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:46:23.50 ID:xrkIIzlC0

キョン「な、長門、大丈夫か!?」

長門「……平気、肩が外れただけ」

ハルにゃん「外れただけって……」

みくる「つ、鶴屋さんっ!」

鶴屋「いや〜、……ごめんね…?」

長門「……かまわない……朝倉涼子…いれて」

朝倉「は〜い」

朝倉「……ふん!」ドゴン

長門「……っ!」ゴキン

ハルにゃん「ちょ、ちょっと、すごい音したわよ!?」

長門「……平気っ…」プルプル

ハルにゃん(プルプルしてるーっ!?)

朝倉(あぁ〜っ! 可愛すぎるわ、長門さん!)

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 00:57:29.19 ID:xrkIIzlC0

キョン「お、おい、本当に大丈夫なのか長門?」

長門「……平気」グイ

キョン「うわっ」ドサ

長門「……座って」

キョン「あ、ああ…」

長門「………」チョコン

みくる「あ、そういえば、キョン君の上に座るんでしたね」

ハルにゃん「………」ビキ

キョン「なあ、今の情報操作で何とかならなかったのか?」ボソボソ

長門「……王様ゲームの間は能力を使うなと言ったのはあなた」

キョン「いや、まあ、確かに言ったが……」

長門「……今の私は普通の人間と変わらない」

キョン「非常時は使ってもいいんだぞ…?」

長門「………」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:02:28.86 ID:xrkIIzlC0

長門「……少し肩が痛い…」

キョン「! 大丈夫か?」

長門「……さすってほしい」

キョン「わ、わかった」ナデナデ

長門「………」

キョン「………」ナデナデ

ハルにゃん「………」ビキビキ

朝倉「うまいこともってったわね……」

みくる「ふぇ〜」

キョン「大丈夫か長門?」ナデナデ

長門「……♪」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:05:50.90 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「いつまでやってんのよ馬鹿キョン!」

キョン「そうは言ったって長門が痛がってるんだ…」

朝倉「その辺にしておいた方がいいんじゃない?」ボソボソ

長門「………」

長門「……もう平気」

キョン「ん? そうか?」

鶴屋「それじゃあ、次いこうか?」

朝倉「そうね」

みくる「鶴屋さん……反省してますか?」

鶴屋「あはは、もちろんさ!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:09:03.03 ID:xrkIIzlC0

朝倉「それじゃあ、みんなくじを引いて!」

キョン「おう」

みくる「はい」

ハルにゃん「………」

ハルにゃん(次こそはあたしが王様に……!)

鶴屋「〜♪」

朝倉「王様だーれだ?」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:13:06.51 ID:xrkIIzlC0

みくる「……あの、えっと、わたしです…」

ハルにゃん「えっ? また?」

みくる「ふぇ〜、すみません〜」

朝倉「まあまあ、くじなんだから仕方ないわよ」

鶴屋「次はどんな命令をするんだい?」

みくる「え、えっと……その…」

みくる(どうしよう……思いつかない…)

みくる「……えっと、5番の人に……2番の人が……」

朝倉「5番の人に2番の人が?」

みくる「……あだ名をつけてくださぃ…」

ハルにゃん「またっ!?」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:16:11.84 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「いや〜、まいったね」

朝倉「まさか、同じ命令とは…」

ハルにゃん「まあ、みくるちゃんだし仕方ないか…」

みくる「ふぇ〜、ごめんなさい〜」

ハルにゃん「で? 誰なの2番と5番は?」

朝倉「あ、あたし2番」

鶴屋「私は3番だよ」

ハルにゃん「キョンは?」

キョン「1番だ」

ハルにゃん「あたしが4番だから……」

長門「………」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:21:31.49 ID:xrkIIzlC0

朝倉「え!? もしかして長門さん!?」

長門「………」コク

朝倉(やったぁぁーーーーーーー!!)

ハルにゃん「へぇ、有希のあだ名ねぇ」

みくる「どんなあだ名になるんでしょうね?」

朝倉(あぁ〜、何にしようかしら)

朝倉(可愛いのもいいし、ちょっと変わったのをつけて困らせるのもいいわね)

朝倉(ゆきりん、ゆきっこ、ゆきゆき、ユキにゃん、ゆっきーな……)

朝倉「……ふふ…ふふふ…」ブツブツ

みくる「こ、こわいです……」

ハルにゃん「ちょ、ちょっと朝倉さん…?」

鶴屋「あっちゃー、イっちゃってるね、あれは」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:28:37.65 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「朝倉さん!?」

朝倉「はっ!?」

ハルにゃん「どうしちゃったのよいったい!?」

朝倉「な、なんでもないわ」

みくる「……長門さんのあだ名きまりましたか?」

朝倉「え? えっと……」

朝倉(どうしよう…これ以上悩んでもいいのが思い浮かばなそうだし……)

長門「………」

朝倉「……それじゃあ…>>100

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 01:31:01.42 ID:ewTvqvIdP

hiroyuki

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:40:53.97 ID:xrkIIzlC0

キョン「誰だよ!? hiroyukiって!?」

ハルにゃん「最早原形をとどめていないわね……」

hiroyuki(長門)「………」

みくる「…えっと、よろしくお願いします…hiroyukiさん…?」

鶴屋「あはは……まあ、ルールだから……がんばってね」

ハルにゃん「そうね、ルールはルールだもんね」

キョン「かける言葉もない……」

hiroyuki「………」ズーン

朝倉(落ち込んでる長門さんもいい……!)ゾクゾク

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:45:26.22 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「さ、さあ、次いくわよっ!」

朝倉「王様だーれだ?」

鶴屋「……誰だい?」

hiroyuki「……私」

鶴屋「おぉう!? …hiroyuki…かい?」

hiroyuki「………」コク

みくる「………」

キョン「………」

ハルにゃん「………」

hiroyuki(朝倉涼子……!)

朝倉「………」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:48:15.85 ID:xrkIIzlC0

安価忘れてた

今度は名指しでいいです

安価>>109

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 01:49:30.64 ID:ewTvqvIdP

☆ゆっきー☆に変更

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 01:58:34.79 ID:xrkIIzlC0

hiroyuki「……4番」

hiroyuki「……王様のあだ名の変更を要求する」

朝倉「!?」

みくる「あ、あたし4番です」

ハルにゃん「お、みくるちゃんね! 可愛いのつけてあげなさいね!」

みくる「は、はい」

みくる「えっと……じゃあ、☆ゆっきー☆で♪」

鶴屋「お〜」

朝倉「えぇ〜、せっかく考えたのに……」

hiroyuki「あなたは黙るべき、王様は私、すなわち今は私がルール」

朝倉「ぶー……」

キョン「よかったな、ゆっきー」

hiroyuki「………」コク

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:03:33.90 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「よーし、再開するよ!」

朝倉「王様だーれだ?」

ゆっきー「………」

みくる「ふぇ〜、わたしです〜」

ハルにゃん「………」

キョン「朝比奈さん、すごいですね」

みくる「えっと、じゃあ……」

安価>>117

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:07:19.54 ID:qme3dR8CO

五番が二番にジャイアントスイング

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:18:28.56 ID:xrkIIzlC0

みくる「5、5番の人が2番の人にジャイアントスイングをしてください!」

一同「!?」

ハルにゃん「ちょ…みくるちゃん? 何言ってるかわかってる…?」

みくる「ふぇ?」

鶴屋「み、みくる……それは危ないんじゃないかな…?」

みくる「ふぇ? そうなんですか?」

みくる「わたしジャイアントスイングどんなものかしらないんです」

みくる「クラスの男子が話してるのを聞いたんです」

みくる「ジャイアントスイングは迫力があって面白いって……」

みくる「だから見てみたくて……」

ハルにゃん「まったく! みくるちゃんに変なこと教えるなんて…!」

朝倉(あ、あたし2番だ……)

朝倉「こ、これは、危ないからやめたほうがいいわよね!?」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:24:17.61 ID:xrkIIzlC0

ゆっきー「………」

ハルにゃん「うーん、そうね……」

キョン「さすがに……」

ゆっきー「…待って」

キョン「ゆっきー?」

ゆっきー「一度下された命令には従うべき」

朝倉「で、でもほら、危ないのよ?」

ゆっきー「朝倉涼子、あなたは何番?」

朝倉「………」

ゆっきー「………」

朝倉「……2番です」

ゆっきー「……そう、5番は私」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:29:39.91 ID:xrkIIzlC0

朝倉「………」ガクガクブルブル

ゆっきー「……加減はしない」ユラリ

朝倉「ひ、ひいぃぃぃ!」

ゆっきー「………」ガシッ

朝倉「た、助けてキョン君!」ズルズル

キョン「……すまん…」

朝倉「い、いやぁぁっ!」ズルズル

みくる「ゆ、ゆっきーさん…怖いですぅ……」ガクブル

ハルにゃん「あわわ…」ガクブル

ゆっきー「朝倉涼子、覚悟はいい?」

朝倉「よ、よよよよよよくないっ! よくないですっ!」

ゆっきー「……そう」グイ

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:36:00.59 ID:xrkIIzlC0

朝倉「ちょ、ちょっと待って! ドア近くない!?」

ゆっきー「……気にしないで」ブオン

朝倉「いや、気に――」

 バゴン

 ブオン ガシャン ドゴン

朝倉「い、痛――」メコ

 グシャ メキョ グチャリ

ハルにゃん&みくる「………」ガクガクブルブル

鶴屋「う、うわー……」

キョン(南無……)

ゆっきー「……仕上げ」ポーイ

 バリーン ドサ

朝倉「………」ピクピク

ハルにゃん&みくる「!!」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:40:20.34 ID:xrkIIzlC0

みくる「ふぇー」パタン

ハルにゃん「み、みくるちゃん! しっかりしてぇ!」

鶴屋「……ベランダに死体が…」

キョン「やりすぎだーっ!」

ゆっきー「……♪」

鶴屋「はっ! き、救急車…!」

ハルにゃん「み、みくるちゃんが白目向いちゃってるー!?」

朝倉「………」ピクピク

キョン「……どうすんだよこれ…?」

ゆっきー「………」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:48:24.98 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん&鶴屋「あわわわわ……」

ゆっきー「……ぶつぶつ…」

ハルにゃん「……はら…?」ドサ

鶴屋「……う〜ん…」ドサ

キョン「………」

ゆっきー「……情報操作は得意」

キョン「……そうですか」

朝倉「………」ピクピク

キョン「……で、あれは?」

ゆっきー「……放っておけば治る」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:52:13.90 ID:xrkIIzlC0

キョン「……本当に大丈夫なのか?」

ゆっきー「………」コク

朝倉「うぅ……」ムクリ

キョン「お、起き上った」

ゆっきー「………」

朝倉「ひ、ひどいわ……ゆっきー…」フラフラ

朝倉「もうちょっとで本気で死ぬとこだったわ……」

ゆっきー「……朝倉涼子」

朝倉「……?」フラフラ

ゆっきー「部屋を元通りに直して」

朝倉「………」

朝倉「……はい…」フラフラ

キョン(容赦ねぇー……)

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 02:57:39.94 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「……あれ? なんか記憶が飛んでるような…」

鶴屋「…ん〜?」

ハルにゃん「あれ? なんでみくるちゃん寝てるのよ?」

ハルにゃん「起きなさい、みくるちゃん」ユサユサ

みくる「う〜ん……」

朝倉「……終わりました…」フラフラ

ゆっきー「……そう」

みくる「あれ? わたしなにを……?」

ゆっきー「次のゲームを始めるべき」

キョン&朝倉「………」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:01:36.33 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「う〜ん、記憶がハッキリしないなぁ……」

みくる「なにか大変なことがあったような……?」

キョン(思い出しちゃいけません、朝比奈さん…!)

ハルにゃん「……まあ、いいわ、みんなくじ引いたわね?」

朝倉「……王様だぁれ?」

ゆっきー「……私」

朝倉「ひぃぃぃっ」

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:05:55.57 ID:xrkIIzlC0

キョン「ど、どんな命令にするんだ…?」

ゆっきー「……お菓子」

みくる「ふぇ?」

ゆっきー「……お菓子が切れた」

ゆっきー「3番、お菓子を買ってきて」

キョン&朝倉「ほっ……」

キョン「…ってもうないのか!?」

ハルにゃん「あんなに買ってきたのに!?」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:08:20.17 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「ちなみに3番は誰だい?」

みくる「あ、わたしです」

キョン「朝比奈さん一人じゃ大変ですし、俺も行きますよ」

ハルにゃん&ゆっきー「!」

ハルにゃん「だ――」

ゆっきー「やはり命令を変更する」

ハルにゃん「…へ?」

ゆっきー「……5番にも一緒に行ってもらう」

鶴屋「そっか、みくるだけじゃ大変だもんねっ!」

朝倉「5番は誰?」

ハルにゃん「……あたしよ」

鶴屋「ハルにゃんかい? それじゃあ、二人ともがんばるっさ!」

ハルにゃん(まあ、結果的にキョンとみくるちゃんを二人きりにしなくて済んだけど…)

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:09:47.62 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「ただいまー」

みくる「お、重いです〜」

キョン「おかえりなさい、朝比奈さん、持ちますよ」

みくる「ありがとうございます」

朝倉「ずいぶん買ってきたわねー」

ハルにゃん「まあね、何だかんだであたしたち全然食べてないし」

朝倉「まあ、ゆっきーが一人で食べちゃったしね」

ハルにゃん「今度は食べられないようにしなくちゃ」

朝倉「大丈夫よ、さっきキョン君が言い聞かせておいてくれたから」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:17:19.08 ID:xrkIIzlC0

朝倉「さあ、王様だーれだ?」

ハルにゃん「あたしよっ!」

鶴屋「おっ! ハルにゃんかぁ〜」

ハルにゃん「ふっふっふ、やっとあたしが王様ね!」

ハルにゃん(……とはいえ、どんな命令しようかしら?)

ハルにゃん「…そうね、買出しに行って疲れたから……」

ハルにゃん「2番と4番はあたしとみくるちゃんにマッサージをしなさい!」

ハルにゃん(これならキョンが当たる可能性が……!)

みくる「あのー、ハルにゃんさん…わたし4番なんですけど……」

ハルにゃん「えっ?」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:19:26.73 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「…じゃあ2番と3……いや、5番よ!」

鶴屋「2番と5番かい? あたしは2番さ!」

朝倉「あっちゃー、あたし5番だわ」

ハルにゃん「………」

みくる「よろしくおねがいします」

朝倉「まっかせなさい!」

朝倉(…背中思いっきり押したら潰れるかしら?)

鶴屋「さあ、ハルにゃん、あたしのマッサージを受けてみるっさ!」

ハルにゃん「あ、うん……」

ハルにゃん(あの時素直に3番にしておけば……!)

みくる「ゆっきーさんは何番だったんですかぁ?」

ゆっきー「……3」パクパク

ハルにゃん「………」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:24:51.36 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「………」

鶴屋「それじゃあ、次いこうか」

朝倉「はーい、みんなくじ引いてー」

朝倉「じゃあ、いくわよー」

朝倉「王様だーれだ?」

鶴屋「お、あたしだー!」

キョン&朝倉(王様なれない……)

安価>>145

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:26:46.44 ID:6Lgh1EF5O

ポッキー!

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:39:04.67 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「ふっふっふー、そろそろ定番のやついってみようか…!」

キョン「定番のやつ?」

鶴屋「ポッキーゲームさっ!」

キョン&ハルにゃん「!!」

朝倉「……ポッキーゲームって何?」

ゆっきー「……?」

みくる「ふぇ〜?」

ハルにゃん「…って知らないの?」

鶴屋「えーと、ポッキーはわかるよね?」

ゆっきー「………」コク

鶴屋「1本のポッキーを2人が端から同時に食べていくゲームだよ」

みくる「で、でもそれって……///」

朝倉「一歩間違ったらキスね」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 03:42:12.50 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「それが面白いのさっ!」

みくる「ふぇ〜///」

ハルにゃん(これは……キョンとキスするチャンス…!)

朝倉(これは面白そうね……)

キョン(やりたいような、やりたくないような……)

ゆっきー(……ポッキー…!)

鶴屋「さて、何番にしようかな……?」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:00:58.66 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「…じゃあ、3番!」

朝倉「あ、あたしだ」

キョン&ハルにゃん「!!」

ハルにゃん(キョンが当たりません様に……)

キョン(朝倉か……さっき血だらけの顔見てるし…したくないな)

朝倉「♪」

鶴屋「涼子ちゃんか〜、じゃあ、もう一人は……」

鶴屋(キョン君あたりを当てたいなぁ…)

鶴屋「4番!」

みくる「ふぇっ!?」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:03:33.77 ID:xrkIIzlC0

キョン「なっ!? 朝比奈さんですか!?」

みくる「はい……」

キョン(おのれ朝倉! 俺と変わってくれ――!!)

ゆっきー(……ポッキー…食べれない……)

朝倉「あら、よろしくね♪」

みくる「は、はい……」ビクビク

ハルにゃん(キョンじゃなかった…)ホッ

鶴屋(うーん、キョン君じゃなかったかぁ、残念)

朝倉「それじゃあ、さっさとしちゃいましょ?」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:09:10.99 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「じゃあ、二人とも準備はいい?」

朝倉「どんとこい♪」

鶴屋「それじゃあ、スタートの合図で食べ始めてね」

朝倉「おっけ〜」

鶴屋「それじゃあ……スタ――」

 カリカリカリカリカリカリカリカリ ヂュ〜

みくる「〜〜っ!!」バタバタ

キョン&ハルにゃん&鶴屋「………」ポカーン

ゆっきー「………」カリカリ

朝倉「ん〜〜〜」チュ〜

みくる「〜っ!」バタ…

朝倉「ん〜〜〜」チュ〜

みくる「………」

 ヂュ〜 チュポン

朝倉「ふう……」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:20:11.50 ID:xrkIIzlC0

みくる「………」パタン

朝倉「こんなもんでいいの?」

鶴屋「……はっ! み、みくるーー!」

ハルにゃん「ちょ…あんた――」

キョン「朝倉ぁぁっ!! なんてことをするんだ!?」

ハルにゃん「え? キョン…!?」

朝倉「どうしたのよ急に?」

キョン「朝倉貴様、なんて、うらやま…けしからんことを!」

ハルにゃん「………」ゲシ

キョン「痛い!?」

朝倉「え? あたしなんか悪いことした?」

ハルにゃん「悪いことって…みくるちゃんに…!」

朝倉「? ポッキーゲームってキスするゲームでしょ?」

ハルにゃん&鶴屋「………」

ゆっきー「………」カリカリ

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:23:37.69 ID:xrkIIzlC0

キョン「いいか、朝倉、ポッキーゲームってのはだなぁ…」

朝倉「?」

ハルにゃん「みくるちゃん大丈夫?」

鶴屋「う〜ん、たぶん……」

ハルにゃん「まさかこんなことになるなんて……」

キョン「わかったか?」

朝倉「う〜ん、なんとなく…」

キョン「ゆっきー、今起こったことの記憶を消してやってくれ」

ゆっきー「……了解した」

167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:30:22.22 ID:xrkIIzlC0

朝倉「さ、次いきましょう、次」

鶴屋「そ、そうだね、次の王様は誰かな?」

みくる「う〜ん、記憶が……」

朝倉「あ! あたしだ!」

鶴屋「お、涼子ちゃんかい?」

朝倉「やったーー!」

ゆっきー「………」モグモグ

朝倉「ええ! じゃあ、とりあえず、ゆっきーが――」

キョン「待て待て待て、名指しは駄目だぞ?」

朝倉「え? ああ、そうだったわね」

朝倉「……それじゃあ…」

朝倉(ちょっとくらい涼宮さんにいい思いさせてあげようかしら…)

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:36:18.89 ID:xrkIIzlC0

朝倉「………」チラ

ゆっきー(……お腹が空いた…)

朝倉「…じゃあ、1番が4番を後ろから抱きしめてI love youと囁くのよ!」

ハルにゃん「!」

キョン(どこかで聞いたことがあるな……って俺1番だ!)

ハルにゃん(まさか朝倉さん…あたしの為に!?)

朝倉(キョン君が1番なのは見えてたわ! がんばってハルにゃん!)

ハルにゃん(今まで過激な命令がなかったから……)

ハルにゃん(あたしがキョンともっと親密になれるようにと……!)

ハルにゃん「朝倉さん……」

朝倉「ふふふ…」ニコ

ハルにゃん(……でも、でも…)

ハルにゃん(あたし1番でも4番でもないのよぉぉーーーっ!!)

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:40:32.48 ID:xrkIIzlC0

みくる「え、えっと、どなたですか…?」

キョン「……1番は俺です…」

ハルにゃん&ゆっきー「!!」

朝倉(よし!)

みくる「ふぇ〜、キョンくんですかぁ///」

キョン「え? もしかして、朝比奈さんですか?」ドキドキ

みくる「ふぇ? わ、わたしはちがいます〜///」

キョン「……ってことは」チラ

ゆっきー「………」フルフル

キョン「……まさか、ハルにゃんか!?」

ハルにゃん「……違うわ…」

キョン&朝倉「え?」

鶴屋「あ、あはは…実は、あたしだったりして……」

キョン&朝倉「鶴屋さん!?」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:46:04.11 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん&ゆっきー「………」ズーン

キョン「…こ、これは、マジなのか?」

朝倉「あ、うん」

朝倉(まさかハルにゃんが4番じゃないなんて……あたしの勘が外れるなんて…)

朝倉(まあ、これはこれで面白そうだし……別にいいか)

みくる「ふぇ〜、鶴屋さん、うらや……じゃなくって! えと、がんばってください!」

鶴屋「う、うん」

鶴屋「にゃはは、緊張するね…」

キョン「そ、そうですね」

鶴屋「………」

キョン「………」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:50:44.21 ID:xrkIIzlC0

キョン「そ、それでは失礼します…」

鶴屋「……うん」

キョン「………」ギュッ

鶴屋「…んっ……!」

みくる「ぴゃぁ〜っ///」ジー

朝倉「しっ! 黙って!」ジー

ハルにゃん&ゆっきー「………」ジー

キョン「……ア、アイ…///」

鶴屋「……///」ドキドキ

キョン(えぇい、覚悟を決めろ、俺!)

キョン「…ア、I love you///」

鶴屋「〜〜っ///」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:55:20.55 ID:xrkIIzlC0

鶴屋「あ、あはははははは! て、照れるねー!///」バッ

鶴屋「な、なかなかやるじゃないかキョン君!///」

キョン「え、あの、つ、鶴屋さん…?」

鶴屋「あ! もうこんな時間だ///」

鶴屋「ほ、ほら! みくる、もう行かなきゃ!」

みくる「ふぇ?」

鶴屋「そういう訳だからあたしたち帰るね!」

朝倉「え? あの……」

鶴屋「ま、またねー、ハルにゃん、ゆっきー、涼子ちゃん」

ハルにゃん「え、あ、ちょっ……!」

みくる「ふぇ? あ、はい、みなさん、さようならぁ」

キョン「あ、つ、鶴屋さん!」

鶴屋「あ、えと……またね、キョン君///」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:57:34.08 ID:xrkIIzlC0

キョン「え、あ、はい……って帰っちまった…」

キョン「どうなってんだ、いったい…?」

朝倉「……はぁ…」

ハルにゃん「……まさか…こんなこと……」ズーン

ゆっきー「………」ズーン

朝倉「メンバーいなくなっちゃったわね……」

キョン「まあ、仕方ないさ、なあ?」

ハルにゃん「……ふん」プイ

ゆっきー「………」プイ

キョン「な、何なんだよ…長…ゆっきーまで…」

ゆっきー「……朝倉涼子、食事の用意をして」

朝倉「え? ああ、そういえば、そうね」

朝倉「じゃあ、作ってる間に他の人呼んでおいてね、キョン君」

キョン「なんで俺なんだよ!? てかまだやるの!?」

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 04:59:17.93 ID:xrkIIzlC0

朝倉「当たり前じゃない、ほら、そこのふてくされてる二人もよ」

朝倉「ちゃんと探しておいてね」

キョン「マジかよ……」

ハルにゃん「……まだ、まだチャンスは…」

ゆっきー「………」グウ

朝倉「あたしが満足するまでやめないんだから♪」


おわり

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 05:05:00.13 ID:xrkIIzlC0

とりあえず眠いので、ここらで終わっとこうと思います

一応、喜緑さんとか出そうと思ってたんですが、いかんせん眠くて…
古泉出したかったな……

こんな朝方まで付き合っていただきありがとうございました

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 05:11:06.79 ID:xrkIIzlC0

午後から続き書くかもしれない……

どんなに早くても2時か3時になると思いますが……

もし見かけたら支援でもしてやってください

今度こそ、おやすみなさい

217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 14:46:44.81 ID:xrkIIzlC0

朝倉「呼べそうな人見つかった?」

キョン「う〜ん、相変わらず古泉の奴は連絡が取れん」

キョン「暇そうな奴なら他に二人ほど心当たりがあるが……」

朝倉「この際誰だっていいわよ」

ハルにゃん「あたしは特に心当たりはないわね」

ゆっきー「………」

朝倉「ゆっきーも心当たりないわよね……」

朝倉「じゃあ、キョン君、お願いね」

キョン「ああ」ピッ

キョン「もしもし、国木田か?」

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 14:51:47.34 ID:xrkIIzlC0

  ガチャ

国木田「お邪魔します」

谷口「おっじゃまし――」

  バタン

朝倉「………」

ゆっきー「………」

谷口「……アレ?」

国木田「わあ、久し振り朝倉さん」

朝倉「えっと、国木田君よね? 久し振り」

谷口「………」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 14:55:52.29 ID:xrkIIzlC0

谷口「ちょ……なんで…?」

キョン「あれ? 谷口の奴はどうしたんだ?」

国木田「え? さっきまでいたのに……」

朝倉「ああ、彼なら急用が出来たって言って帰ったわよ」

国木田「え!? 来たばかりなのに!?」

朝倉「ええ、まあ、とりあえずあがって」

国木田「う、うん……」

朝倉「……ぶつぶつ…」

キョン「……朝倉、お前まさか…」

朝倉「何のことかしら?」

谷口「………」ドサ

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 14:58:09.02 ID:xrkIIzlC0

国木田「でもよかったの? 僕がお邪魔して」

キョン「ん? ああ、いいんじゃないか? 丁度人数が足りなかったし」

朝倉「あ、そういえば、結局一人増えただけなのよね」

朝倉「仕方ない、あたしが呼ぶか…」ピッ

キョン(当てがあるなら最初から呼べよ!?)

朝倉「あ、もしもし? あたし」

朝倉「うん、そう、今から来れる? うん、じゃあ、お願い」

朝倉「あ、そうだ、ドアの前にゴミがあるから処分しておいてね」ピッ

キョン「誰を呼んだんだ?」

朝倉「ふふ、内緒♪」

国木田(あれ? ゴミなんてあったかな…?)

222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 14:59:32.98 ID:xrkIIzlC0

喜緑「こんにちは」

キョン「喜緑さん!?」

朝倉「お、ようやく来たわね」

キョン「いいんですか? ハルヒの前に姿を現しても?」

喜緑「まあ、大丈夫でしょう」

朝倉「あ、ドアの前のゴミ処分してくれた?」

喜緑「ええ」

キョン「……まさか」

キョン「朝倉、谷口って――」

朝倉「何ソレ?」

キョン「………」

224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:04:03.23 ID:xrkIIzlC0

キョン「き、喜緑さん、まさか殺したりは……?」

喜緑「ふふ、大丈夫ですよ」

喜緑「今日の記憶を消して放り投げただけですから」

キョン「いやいや、放り投げたって……」

キョン(でもまあ、それぐらいで済んだんならよかったのか…?)

朝倉「さあ、始めましょう!」

喜緑「行きましょうか、キョンさん」

キョン「え、ええ」

キョン(……あれ? ここって確か7階……放り投げたって…)

キョン「………」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:13:02.97 ID:xrkIIzlC0

朝倉「ほら、早く座って」

キョン「あ、ああ……」

キョン「あ、あの、喜緑さん…放り投げたって冗談ですよね…?」

喜緑「………」ニコニコ

キョン「………」

キョン(気にしたら…駄目だな……忘れよう…)

国木田「キョン、隣失礼するよ?」

キョン「お、おう」

ハルにゃん「じゃあ、みんなくじ引きなさい!」

キョン(…さらば谷口!)

227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:26:44.48 ID:xrkIIzlC0

朝倉「王様だーれだ?」

ハルにゃん「あたしよ!」

キョン「お、ハルにゃんか」

喜緑&国木田「え?」

ゆっきー「………」モシャモシャ

キョン「ん?」

国木田「ハ、ハルにゃんって…?」

キョン「あっ!」

朝倉「そうだ、言い忘れてたわ」

朝倉「かくかくしかじか…」

喜緑「なるほど、了解しました」

国木田「わかったよ」

ハルにゃん「……そろそろ命令していい?」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:30:52.70 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「そうね、あだ名を少し増やしたいわね」

ハルにゃん「3番に1番があだ名をつける!」

朝倉「あ、あたし3番だ」

喜緑「あら、私は1番です」

朝倉「………」

喜緑「うふふ」

ゆっきー「………」パクパク

ハルにゃん「あちゃー、新しく来た二人にあだ名つけたかったんだけど……」

喜緑「さあ、どんなあだ名にしましょうか?」

朝倉(……いやな予感しかしない)

あだ名安価>>232

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:38:30.87 ID:6Mp6iD7K0

うりょち

234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:53:10.89 ID:xrkIIzlC0

喜緑「そうですね、じゃあ…うりょち、なんてどうでしょうか?」

ハルにゃん「……?」

キョン「……?」

国木田「……えっと…」

朝倉「………」

ゆっきー「………」ムシャムシャ

ハルにゃん「……うりょちって…何?」

キョン「……さあ?」

朝倉「………」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:55:38.11 ID:xrkIIzlC0

うりょち「……もうちょっと…こう…可愛いのがよかった……」

喜緑「喜んでいただけてうれしいです」

うりょち「……あんた覚えてなさいよ…!」

ゆっきー「………」モグモグ

キョン(宇宙人の考えることはよくわからん……)

喜緑「さあ、次を始めましょうか、うりょちさん?」

うりょち「………」ズーン

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:56:49.78 ID:xrkIIzlC0

喜緑「王様だーれだ?」

うりょち「………」

ゆっきー「……私」

ハルにゃん「あら、ゆっきーが王様?」

国木田(あ、今日初めて声聞いた)

ゆっきー「………」ジー

ゆっきー(……彼は…何番?)

キョン「ん? どうしたゆっきー?」

ゆっきー「………」ジー

キョン「………」

ゆっきー「………」ジー

キョン「……番号なら教えんぞ?」

ゆっきー「…っ!」ガーン

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:58:12.52 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「さあ、ゆっきー、命令しなさい!」

ゆっきー「………」

ゆっきー(……彼の喜ぶこと…)

ゆっきー「……4番と5番…ポニーテールになって」

ハルにゃん「!」

キョン「……!」

うりょち「………」

ハルにゃん(まさか、キョンの気を引くために!?)

ハルにゃん(……あれ? でもゆっきー自身はポニーテールにならないんじゃ…?)

ゆっきー(……盲点…)

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:00:05.90 ID:xrkIIzlC0

喜緑「4番と5番の方は…?」

ハルにゃん「……あたしは違うわ」

国木田「……えっと、僕5番です…」

ゆっきー「!?」

喜緑「あら、男の子が当たってしまいましたか」

ハルにゃん「あと一人は……?」

キョン「……俺だ…」

ゆっきー「………」ズーン

キョン「………」ズーン

国木田「………」ズーン

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:01:52.32 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「はい、あんたたち髪短いからこれつけなさい」

国木田「うぅ……、僕男なのに……」ズーン

キョン「どうして俺がこんなことを……」ズーン

ゆっきー(……どうしてこうなってしまった…)ズーン

うりょち「………」ズーン

喜緑「あらあら、みなさん、程よい感じに落ち込んでいますね」

ハルにゃん「だらしないわねぇ」

キョン(どうせなら、喜緑さんや朝倉のポニーテールが見たかった……)

ハルにゃん「さ、次いきましょう」

  ピーポーピーポー

国木田「…あれ? 救急車?」

245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:09:56.30 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「さ、くじ引きなさい」

ハルにゃん「…みんな引いたわね?」

喜緑「はい」

ハルにゃん「それじゃあ、王様だーれだ?」

キョン「………」

ゆっきー「………」

喜緑「あら、私ですね」

うりょち(くっ……江美里に復讐しようと思ってたのに…)

喜緑「それじゃあ……」

安価>>248

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 16:14:58.58 ID:I/C6m1Kk0

奇数番の人は服を一枚脱ぐ

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:26:47.11 ID:xrkIIzlC0

喜緑「それじゃあ……奇数番の人は服を一枚脱いでください」

キョン(よっしゃーー!!)

ハルにゃん「ちょっと、喜緑さん!」

ゆっきー「………」

キョン「ハルにゃん! 王様の命令は絶対だぞ!」

ハルにゃん「ぐっ……」

喜緑「まあまあ、こういう命令も1回くらいならいいじゃないですか」

ハルにゃん「ふん、まあいいわ、はい、脱いだ」スル

キョン「靴下かよ!?」

キョン(くそう……卑怯な…)

国木田「あ、僕も奇数だ」

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:35:45.67 ID:xrkIIzlC0

キョン(国木田が奇数か……となると、もう一人はうりょちかゆっきー…)

キョン(ハルにゃんが靴下で済ませちまったからおそらく……)

国木田「じゃあ、僕も靴下を――」

キョン「許せ国木田!」

国木田「へ?」

キョン「せい!」ガシ

国木田「へ!? うわっ…ちょっ…待ってキョ……」ドタバタ

キョン「耐えろ国木田! お前が上半身裸になればきっともう一人も…」

うりょち「はい、脱いだわよー」

キョン「……靴下…だと…!?」

国木田「うぅ……ひどいよ…キョン……」ブルブル

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:43:15.48 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「……馬鹿じゃないの?」

キョン「くそう……」

国木田「うぅ……寒いよ…」

喜緑「そうですね……確かに上半身裸では寒いでしょうね」

キョン「?」

国木田「?」

喜緑「ちょっとこちらに来ていただけますか?」

国木田「?」

 スー ピシャ

ゆっきー「………」モグモグ

ハルにゃん「……何やってんのかしら?」

国木田「うわぁあっ!?」

キョン&ハルにゃん&うりょち「!?」

国木田「え!? ちょ、待ってくだ、いや、やめ……」

国木田「アッーーー!!」

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:49:11.49 ID:xrkIIzlC0

キョン「な、なにが起こったんだ……?」

 スー

喜緑「お待たせしました」ニコニコ

キョン「く、国木田は…?」

国木田「うぅ……」プルプル

キョン「国木田!?」

ハルにゃん「な、何したの…?」

喜緑「うふふ」

うりょち「……何よ、その手に持ってるのは?」

喜緑「うふふ……パンツですよ?」

ハルにゃん&うりょち「………」

国木田「うぅ……キョン、僕全部見られちゃったよ……」

キョン(ちくしょーっ! 女子にノーパンになってほしかったーっ!)

262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:55:43.71 ID:xrkIIzlC0

喜緑「さあ、次のゲームを始めましょうか?」

国木田「キミドリサンコワイ……キミドリサンコワイ……」ガクブル

キョン「く、国木田……」

ハルにゃん「っていうか、このパンツどうすんのよ?」

国木田「! か、返して―!」バッ

国木田「うぅ……」

うりょち「今日一番大きなダメージを負ってるわね…」

ゆっきー「………」ムシャムシャ

喜緑「はい、みなさんくじを引いてください」

263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 16:58:17.01 ID:xrkIIzlC0

喜緑「王様だ――」

うりょち「あたしよーー!」

うりょち「ふっふっふっ、覚悟しなさい江美里!」

うりょち「………」チラ

うりょち(……ゆっきーが1番ね…!)

キョン「で、どんな命令にするんだ?」

うりょち「……2番と3番と4番と5番!」

うりょち「私があだ名をつけるわ!」

一同「………」

キョン(きたねー……)

ハルにゃん(きたない……)

国木田(朝倉さんってこんなキャラだったっけ……?)

ゆっきー(………)ムシャムシャ

うりょち「さあ、江美里! 何番!?」

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:01:33.29 ID:xrkIIzlC0

喜緑「……私は…4番です」

うりょち(よっしゃ――――!!)

キョン「2番は俺だ」

ハルにゃん「5番はあたしよ」

国木田「僕3番で――」

うりょち「あなたたちはどうでもいいわ!」

うりょち「あたしの狙いは江美里、あんただけよ!」

キョン&ハルにゃん&国木田(……どうでもいい…)

うりょち「あんたのあだ名は……」

安価>>267

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:03:09.45 ID:/UsQvjZHO

げろしゃぶ

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:08:38.16 ID:xrkIIzlC0

うりょち「げろしゃぶよっ!!」

喜緑「………」

キョン「………」

ハルにゃん「………」

ゆっきー「………」

国木田「………」

うりょち「……え? 何この反応!?」

喜緑「…だって、ねぇ?」

キョン「あんな方法であだ名つけても、なぁ?」

ハルにゃん「ちょっと、ねぇ?」

国木田「…うん」

ゆっきー「……卑怯」

うりょち「…そんな!?」

275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:14:37.38 ID:xrkIIzlC0

うりょち「うぅ……、いいのよ、どうせ、あたしなんか……」

キョン「お、いじけた」

げろしゃぶ「いい気味です」

ゆっきー「……みじめ」

ハルにゃん「……なんか扱いに慣れてるわね、あんたたち…?」

国木田(なんか僕、段々空気になってきてないかなぁ…?)

ハルにゃん「じゃあ、次いきましょうか」

277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:19:23.18 ID:xrkIIzlC0

キョン「さあ、くじ引いたかー?」

ゆっきー「………」モシャリモシャリ

ハルにゃん「王様だーれだ?」

うりょち「………」ズーン

安価>>285

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 17:23:49.51 ID:THNI2Z4C0

乳首当てゲーム
1と2

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:36:53.03 ID:xrkIIzlC0

キョン「お、俺が王様か……」

ハルにゃん「あら、そういえば初めてじゃない?」

うりょち「どんな命令にするの?」

キョン「ふっふっふ……1番と2番で乳首当てゲームをやってもらう!」

ハルにゃん「!! こんのエロキョン!!」ドゴン

キョン「ぐはっ…!」

げろしゃぶ「ちなみに私2番ですけど……」

うりょち「あたし1番……」

げろしゃぶ「………」

うりょち「………」

ゆっきー「……王様の命令は絶対」

うりょち&げろしゃぶ「!?」

294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:46:02.85 ID:xrkIIzlC0

ゆっきー「……さあ、やって」

キョン「……ちなみに1番が立ったままで2番が服の上から乳首の位置を当てるんだ!」

ハルにゃん「死ね、エロキョン!!」ゲシゲシ

キョン「ぐあっ!」

ゆっきー「回数は3回まで」

うりょち「え〜」

げろしゃぶ「わかりました、やりましょう」ニコ

げろしゃぶ「それではそこに立ってください」

うりょち「ここ?」

ゆっきー「……げろしゃぶは目隠しを…」

げろしゃぶ「はい、それではいきますよ?」

げろしゃぶ「…そいっ!」ビュン

 グサ

うりょち「ぐはっ!」

297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 17:55:35.00 ID:xrkIIzlC0

うりょち「ちょ……なんかゲームがちが…」

げろしゃぶ「せいっ!」ビュン

 グシャ

うりょち「うぎゃぁっ!」ドサ

げろしゃぶ「あら、倒れちゃ駄目じゃないですか」ポタポタ

ハルにゃん&国木田「……血、血が…」ガクブル

げろしゃぶ「ゆっきーさん押さえておいてくれます?」

ゆっきー「…まかせて」グイ

うりょち「…も、もう……やめ――」

げろしゃぶ「そいやっ!!」ビュオン

 メキョ

うりょち「………」ドサ

ゆっきー「……3回終了」

げろしゃぶ「ふう、なかなか楽しかったですね」

キョン「…そういうゲームじゃねえよ……」

298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:00:30.38 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「あ、朝倉さん…?」

うりょち「うぅっ……」

ゆっきー「・・…彼女なら大丈夫、心配しなくていい」

ハルにゃん「え、いやだって血が……なくなってる!?」

ゆっきー「…あなたの気のせい」

ハルにゃん「あ、あたし疲れてるのかしら……」

キョン「そういえば結構時間経ってるな」

ハルにゃん「そ、そうね、そろそろ休憩しましょう!」

299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:02:55.46 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「ちょっと小腹が空いてきたわね」ガサゴソ

ハルにゃん「あれ?」

キョン「どうした?」

ハルにゃん「お菓子がない…!?」

キョン&ハルにゃん「はっ!?」

ゆっきー「………」ゴクン

キョン「………」

ハルにゃん「………」

国木田(……僕何してるんだろう?)

300 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:05:55.16 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「ま、また……!?」

キョン「ゆっきー、さっき食べすぎないって約束しただろう!?」

ゆっきー「………」ケプ

国木田「あのー、そろそろお暇しようかと思うんだけど……」

ハルにゃん「キョン! あんたゆっきーに言い聞かせたんじゃないの!?」

キョン「わっ、待て、何も殴ることないだろう!?」

ハルにゃん「うるさいわよっ、お腹すいてんのよ!」

国木田「……あれ? 無視?」

301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:10:13.32 ID:xrkIIzlC0

国木田「それじゃあ、僕そろそろ帰るね…」

ハルにゃん「ギャーギャー!」

キョン「お、落ち着けハルにゃん!」

ゆっきー「………」

うりょち「……痛たた…」ムク

国木田「………」

国木田(……帰ろう)

げろしゃぶ「あら? お帰りですか?」

国木田「!」

302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:13:25.34 ID:xrkIIzlC0

国木田「は、はい」ガクガク

げろしゃぶ「そうですか、お気をつけて」ニコ

国木田「はい、ありがとうございます!」ブルブル

国木田(……コワイコワイ…)

げろしゃぶ「………」

げろしゃぶ「……ぶつぶつ…」

国木田「………」

国木田「……あれ? 僕何してたんだっけ?」

304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:21:47.07 ID:xrkIIzlC0

キョン「あれ? 国木田は?」

ハルにゃん「へ? そういえば……」

ゆっきー「……帰った」

うりょち「ええ!?」

ハルにゃん「あたしたちに何の断りもなく!?」

キョン「ほ、本当ですか?」

げろしゃぶ「ええ、先ほど帰られましたよ」

キョン「と、止めなかったんですか?」

げろしゃぶ「ご安心を、ちゃんと記憶は消しておきましたから」ニコ

キョン「いやいやいや……」

うりょち「あれ? 何このパンツ?」

305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:27:42.65 ID:xrkIIzlC0

うりょち「また人数が減っちゃったわ……」

ハルにゃん(まだキョンと何もしてない……)

ハルにゃん「そうよ、こんな時こそ古泉君よ!」

ハルにゃん「キョン! 連絡しなさい!」

キョン「やれやれ」

キョン「………」ピッ

キョン「……お、古泉か?」

古泉「……何のご用でしょう?」

キョン「……なんか声が随分疲れてるな?」

307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:32:24.54 ID:xrkIIzlC0

古泉「先ほどまでずっと閉鎖空間の中にいたもので……」

キョン「そ、そうか…大変だったな…?」

古泉「ええ、今日は朝からずっとでして……」

キョン(もしかしなくても王様ゲームが原因だよな……)

キョン「疲れてるみたいだし、ゆっくり休んでくれ」

古泉「……? 何か用事があったのでは?」

キョン「いや、いいん――」

ハルにゃん「キョン! 古泉君に連絡取れた?」

キョン「………」

古泉「……わかりました、今から行きます…」

キョン「……すまん、長門の家だ、よろしく頼む…」

308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:36:58.34 ID:xrkIIzlC0

古泉「遅くなりました」

ハルにゃん「やっと来たわね古泉君!」

古泉「申し訳ありません、朝から用事があったもので」

ハルにゃん「まあ、いいわ! さ、早いとこ王様ゲーム再開するわよ」

古泉「……その前に少し時間をいただいてもよろしいでしょうか?」

ハルにゃん「? いいけど…?」

古泉「…彼に少し話があるもので……」

キョン「………」

309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 18:41:12.73 ID:xrkIIzlC0

古泉「……で?」

古泉「今度は何をしてくれたんです?」

キョン「……俺は特に何もしてないんだが…」

古泉「…では何故涼宮さんの機嫌があれほど悪かったのですか?」

キョン「知るか」

古泉「…やれやれ、いったい僕が何度死にかけたことか……」

キョン「………」

キョン「……まあ、原因があるとすれば、朝倉だな」

古泉「朝倉さんですか?」

キョン「ああ、もとはといえば、あいつがハルヒに見つかったのが原因だ」

古泉「ふむ、そうですか、僕はてっきり王様ゲームで
   あなたが何かやらかしたのだと思っていましたよ」

キョン「やらかすもなにも、ハルヒとは何もしてないぞ」

古泉「それが原因では…まあ、いいでしょう」

313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:00:17.06 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「話は終わった?」

キョン「ああ」

古泉「長々とすみません」

げろしゃぶ「それでは始めましょうか」

キョン「そうですね、げろしゃぶさん」

古泉「!?」

古泉「………」

キョン「えーと、くじは……」

ゆっきー「……ここ」

キョン「お、ありがとな、ゆっきー」

古泉「………」

うりょち「どうしかしたの?」

古泉「い、いえ……少々呼び名に違和感が…」

ハルにゃん「ああ、そういえば古泉君には言ってなかったわね」

314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:05:48.71 ID:xrkIIzlC0

古泉「…なるほど、そういうことでしたか」

キョン「すまん、説明するのを忘れていた」

ハルにゃん「まったく……しっかりしなさいよね」

ハルにゃん「それじゃあ、古泉君はキョンの横ね」

古泉「わかりました」

うりょち「……ねえ、せっかくだから古泉君のあだ名も決めちゃわない?」

古泉「!?」

ハルにゃん「あら、いいわねそれ」

古泉「い、いえ、僕は遠慮を……」

うりょち「あら、駄目よ一人だけあだ名じゃないなんて」

古泉「うっ……」

げろしゃぶ「そうですね、全員あだ名で呼ばれてるわけですし」

ハルにゃん「それじゃあ、みんなで古泉君のあだ名を考えましょう!」

316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:17:11.91 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「それじゃあ、まずはキョンからよ!」

キョン「俺!?」

ハルにゃん「そ、ほらさっさと言いなさい!」

キョン「そうだな…じゃあ……」

キョン「……エセスマイル…とか」

古泉「…!」ガーン

うりょち「あら、意外にいいのが出たわね…」

古泉(彼はまともなあだ名をつけてくれると思っていたのに……)

ハルにゃん「じゃあ、次はげろしゃぶさんよ!」

げろしゃぶ「そうですね……では、便利君で」

古泉「…!」

317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:20:21.00 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「……なんか印象変わるわね…」

うりょち「そうね……」

ハルにゃん「じゃあ、次はうりょちよ!」

うりょち「シスコン……じゃないわね…」

ハルにゃん「…?」

うりょち「ん〜、じゃあ、園生ちゃんで♪」

古泉「ちょっ!」

ハルにゃん「へぇ〜、園生って誰よ〜?」ウリウリ

古泉「い、いえ……なんでもありませんよ」

ハルにゃん「怪しいわね〜? まあ、いいわ、次はゆっきーよ!」

ハルにゃん(どっかで聞いたことがあるような……?)

318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:23:04.64 ID:xrkIIzlC0

ゆっきー「………」

ゆっきー「……ガチホ――」

げろしゃぶ「その先は言ってはいけません!」ガバ

ゆっきー「……むぐ」

げろしゃぶ「人には言われたくない事実というものがあるんですよ?」

古泉「勝手に事実にしないでください」

キョン「………」 )))ススッ

古泉「ちょっと、なんで離れて行くんですか!?」

ハルにゃん「そう言われてみれば、たまにキョンに急接近してるわね……」

古泉(あなたが思い込むとシャレにならないんですよっ!?)

うりょち「なるほど、顔がいいのに彼女を作らないのはそういうわけか…」

古泉「違いますよっ!?」

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:29:22.77 ID:xrkIIzlC0

古泉「うぅ……何故僕がこんな目に…」

ゆっきー「……気にしてはいけない」

古泉「……長門さん…」

古泉「もとはといえばあなたのせいでしょうっ!?」

ゆっきー「!」ビク

ゆっきー「………」ヒシ

キョン「お、おい、ゆっきー、抱きつかれると…その……」

ゆっきー「彼は気が立っている…」ギュッ

ハルにゃん「………」ピキピキ

古泉「はっ!? ゆっきーさんすみませんでした」

ゆっきー「……わかればいい」

古泉「くっ……」

323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:34:33.86 ID:xrkIIzlC0

うりょち「そんなことより古泉君のあだ名どうする?」

古泉「いや、もう忘れてくださいよ、その話」

うりょち「ハルにゃんはどんなの考えたの?」

ハルにゃん「え? あたし…? あ、あたしのはいいのよ…!」

ハルにゃん(今更イケメン君とか言えないわよね……)

げろしゃぶ「それじゃあ、4人の中から選びましょうか」

うりょち「エセスマイルと便利君と園生ちゃんと……」

ゆっきー「ガチホモ」

古泉「………」ズーン

うりょち「……まあ、聞くまでもないわね」

女子一同「ガチホモで」

古泉「………」

キョン「………」 )))ススッ

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:42:15.12 ID:xrkIIzlC0

うりょち「じゃあ、再開しましょうか」

げろしゃぶ「そうですね」

ハルにゃん「じゃあ、みんなくじを引きなさい!」

ガチホモ「………」

げろしゃぶ「みなさん引きましたね?」

うりょち「王様だーれだ?」

327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:49:00.19 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「おや、僕ですね」

うりょち「あら、ガチホモね」

ガチホモ「………」

げろしゃぶ「初回から王様とはやりますねガチホモさん」

ハルにゃん「さっすがガチホモね!」

ゆっきー「………」

キョン「……なあ、ゆっきー、場所変わらないか?」

ゆっきー「……ガチホモの隣はイヤ」

ガチホモ(……死にたい…)

安価>>333

333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 19:54:38.69 ID:/UsQvjZHO

1が2のほっぺにちゅう

347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:05:23.97 ID:xrkIIzlC0

うりょち「で? どんな命令にするの?」

ガチホモ「そうですね……」

ガチホモ「では、最初ですし1番が2番のほっぺにちゅうをする、でお願いします」

ハルにゃん「!!」

キョン「最初にする命令じゃないだろっ!?」

ゆっきー「……1番は私」

うりょち「あっちゃー、3番かぁ……」

げろしゃぶ「私は5番です」

ハルにゃん「!!」

ガチホモ「……もしや…!」

キョン「……2番だ…」

ハルにゃん「………」ワナワナ

ガチホモ(これは……やってしまった…)

348 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:11:18.84 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「いや、ほら、ほっぺですから!」

ガチホモ「ほっぺにちゅうなんてあいさつ程度のものですよ!」

ハルにゃん「………」ビキビキ

ガチホモ「えっと……」

ハルにゃん「黙りなさい、ガチホモ…!」

ガチホモ「……はい…」

キョン「ゆっきーが俺にしてくれるのか?」

ゆっきー「……そう」

うりょち「いいなぁ…キョン君」

ゆっきー「……では、する」

キョン「…おう」

ゆっきー「……ん」チュ

キョン(おぉう……!)

ゆっきー「…ん……」チュー

ガチホモ「……ちょっと長いんじゃ…?」

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:16:39.28 ID:xrkIIzlC0

ゆっきー「……んー…」チュー

キョン「お、おい、ゆっきー?」

ハルにゃん「いつまでやってんのよ!?」

うりょち「ゆっきー、そろそろ離れなさい!」グイ

ゆっきー「んー…」チュポン

うりょち「はぁはぁ、キョン君のほっぺに赤くなってるじゃない……」

ハルにゃん「………」ピキピキ

ガチホモ(まずい……)

ゆっきー「………」トテトテ

キョン「ん? どうしたゆっきー?」

ゆっきー「……もう片方」

キョン「へ?」

ゆっきー「……じっとして」ヂュー

ガチホモ「な、長門さん!?」

351 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:24:18.24 ID:xrkIIzlC0

うりょち「はぁはぁ、あたしとげろしゃぶの二人でなんとか引き剥がしたけど……」

げろしゃぶ「……これは、しばらく拘束しておきましょうか…」

ゆっきー「……動けない」

キョン「……ほっぺが痛い…」

ハルにゃん「………」ワナワナ

ハルにゃん「ちょっとトイレ借りるわよ……」スタスタ

ガチホモ「あっ、涼宮さ――」prrrr

ガチホモ「………」

ガチホモ「……もしもし…?」

森「……あなた何やってるの? 死にたいの?」

ガチホモ「………」ガクガク

 ドコーン

キョン「な、何だ今の音!?」

ゆっきー「……大丈夫、家のトイレは鋼鉄」

ハルにゃん「……痛ったぁ…何でできてんのよこの壁…?」

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:32:02.40 ID:xrkIIzlC0

 ガチャ

ハルにゃん「………」

キョン「お、おい! どうしたんだその手!?」

ハルにゃん「……ふん、あんたには関係ないわよ!」

キョン「関係ないってお前…!」

ガチホモ「…これで涼宮さんの治療を」スッ

キョン「お、おう、わかった」

ハルにゃん「……ふん」

うりょち「安心して涼宮さん、長門さんは、もう暴走しないように縛り付けておいてから」

げろしゃぶ「悪いのはこのお口かしら〜?」ギリギリ

ゆっきー「いふぁい……」

キョン「まったく、もうこんな無茶するなよ…?」

ハルにゃん「わかってるわよ……」

357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:37:48.50 ID:xrkIIzlC0

うりょち「それじゃあ、ハルにゃんの治療も終わったことだし次いきましょうか」

げろしゃぶ「そうですね」

キョン「ハルヒ、大丈夫か?」

ハルにゃん「ええ、大丈夫よ」

ガチホモ(早くなんとかしないと森さんに殺される……)

ゆっきー「………」グイグイ

ゆっきー(……あとちょっと…)

うりょち「王様だーれだ?」

安価>>360

ちなみに名指しでもokです
番号の場合はこちらで勝手にキャラを選びます

360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:40:23.44 ID:Rd9+K4sG0

キョンとうりょちがセクロス

365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 21:46:08.90 ID:xrkIIzlC0

>>360
これは無理だ……

がんばってみるけど絶対無理だ…

たぶんセクロスしないと思うけどごめんね

368 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:03:23.47 ID:xrkIIzlC0

うりょち「って、あたしじゃない」

キョン「なんだ、うりょちか……」

げろしゃぶ「がっかりです……」

ゆっきー「……最悪」

ハルにゃん「死ねばいいのに……」

うりょち「ちょ…ええ!? 何この扱い!?」

ガチホモ「頼みますからこれ以上悪化させないでください……」

うりょち「あんたが勝手に悪化させたんでしょ? 知らないわよ」プイ

ガチホモ「………」ズーン

うりょち「そうね……ゆっきーにお仕置きがしたいわね…」

うりょち(裸にして……あんなことやこんなことを…)

ハルにゃん「やっちゃいなさい、うりょち!」

うりょち「変わり身早っ!?」

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:10:00.08 ID:xrkIIzlC0

うりょち「じゃあ……2番!」

ゆっきー「………」

うりょち「やっぱり3番!」

ゆっきー「………」ピク

うりょち「3番! 和室で私と二人っきりになった上で全裸になってもらうわ!」

ゆっきー(……単純)

キョン「………」

ハルにゃん「……誰? ちなみにあたしは1番よ?」

げろしゃぶ「私は2番です」

ゆっきー「……私は5番」

うりょち「!?」

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:17:41.86 ID:xrkIIzlC0

うりょち「え? ちょっと…!?」

うりょち「残ってるのって……キョン君と…ガチホモ?」

ガチホモ(背に腹は代えられません! こうなれば僕が身代わりに…!)

ゆっきー「……何番?」ヒョイ

ガチホモ「あ……」

ハルにゃん「……4番…」

キョン「………」

ガチホモ「せいっ!」ビシ

ハルにゃん「うっ…!」ドサ

ガチホモ「お願いします長門さん、涼宮さんの記憶を消してください、お願いします」

キョン「……頼むゆっきー」

ゆっきー「……了解した」

うりょち「じゃあ、いきましょうかキョン君?」

キョン「え?」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:21:53.34 ID:xrkIIzlC0

キョン「いや、ちょっと……!?」

うりょち「いいじゃない、どうせ涼宮さん寝てるんだし」

うりょち「王様の命令は絶対よ?」

キョン「こ、古泉、助けてくれー!」

ガチホモ「すみません、森さん…はい、何とかします! だから命だけは……」

キョン「な、長門!」

ゆっきー「……ぶつぶつ…」

キョン「…喜緑さん!」

げろしゃぶ「……うふふ」バイバイ

うりょち「さあ、脱ぎ脱ぎしましょうねー?」

キョン「だ、誰か、助け――」

 ピシャッ

382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:29:36.05 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「……音が聞こえなくなりましたね…?」

ゆっきー「……あの部屋の防音は完璧」

ガチホモ「涼宮さんはどのくらいで目を覚ましますか?」

げろしゃぶ「…少なくとも40分は眠ったままでしょうから…」

げろしゃぶ「たぶん終わらせられるでしょう」

ガチホモ「……そうですか、そんなに寝てますか」

ゆっきー「…あなたが手加減しなかったせい」

ガチホモ「機関の手伝いに行ってきます…目を覚ますころには戻ってきます…」

ゆっきー「……ばいばい」

げろしゃぶ「さようなら」ニコニコ

ガチホモ「……冗談にならないのでやめてください」

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:36:26.24 ID:xrkIIzlC0

 ―40分後―

 スー

うりょち「ふう、楽しかったわぁ♪」テカテカ

げろしゃぶ「あら、お疲れ様」

ゆっきー「……彼は?」

うりょち「向こうで寝てるわよ?」

ゆっきー「……見てくる」トテトテ ピシャ

げろしゃぶ「どうでした?」

うりょち「意外と楽しめたわぁ、もうちょっと時間があればよかったんだけど」

げろしゃぶ「そろそろガチホモさんも戻って――」

うりょち&げろしゃぶ「!!」

うりょち「なんであの娘、戸閉めてるのよ!?」

げろしゃぶ「止めましょう!」

うりょち「ちょっ、長門さんあなた何してるの!? こっち来なさいっ!」グイ

ゆっきー「………」ズルズル

387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:42:30.64 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「……何やってるんですか?」

うりょち「…躾のなってない娘にお説教してるところよ」

げろしゃぶ「長門さん、ちょっと調子に乗りすぎてますね?」ゴゴゴゴゴ

ゆっきー「………」ブルブル

ガチホモ「…彼は?」

うりょち「あっち」

ガチホモ「……大丈夫ですか?」

キョン「うぅ……古泉…? 助け――」

ガチホモ「んふ」

キョン「………」

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:45:04.32 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「う〜ん……」

げろしゃぶ「目が覚めましたか?」

ハルにゃん「あれ? あたし寝てたの?」

うりょち「朝からずっとだったもの、疲れたのよ」テカテカ

ハルにゃん「……そうね、ってもう1時間近く経ってるじゃない!?」

ハルにゃん「……不覚だわ…」

ゆっきー「…キスの記憶も消しておいた」ボソ

ガチホモ「ありがとうございます」

ゆっきー「……サービス」

げろしゃぶ「では続きを始めましょうか」

ハルにゃん「ええ! ……ん?」スンスン

ハルにゃん(なんか変なにおいするわね…?)

キョン「………」

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:51:21.05 ID:xrkIIzlC0

うりょち「王様だーれだ?」

ガチホモ「おや、また僕ですね」

ガチホモ(……しかし、これはチャンスですね)

ガチホモ(ここで涼宮さんの機嫌を取れれば……)

ガチホモ「……そうですね…」

ガチホモ「では、3番の人……」

キョン「………」

ガチホモ「……いえ、やはり2番の人…」

キョン「…!」ピク

ガチホモ「………」

ガチホモ(わかりやすいですね…)

394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:55:31.85 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ(しかし、涼宮さんの番号はわからないまま……)

ガチホモ(へたに他の女子と仲良くするような命令をすれば……)

ガチホモ「……では2番の人に買い物を頼んでもよろしいでしょうか?」

うりょち「買い物?」

ガチホモ「ええ、ちなみに2番の方は?」

キョン「……俺だ」

ガチホモ「おや、あなたでしたか」

うりょち&げろしゃぶ(しらじらしい……)

キョン「で? 何買ってくればいいんだ?」

ガチホモ「そうですね、アイスでも買ってきてもらいましょうか」

キョン「……了解、じゃ、行ってくる」

うりょち「この季節にアイス?」

ガチホモ「寒い時期に食べるアイスというのもいいものですよ?」

うりょち「ふーん」

395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:57:00.77 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「………」チラ

ガチホモ(涼宮さんは4番か……)

ガチホモ「そうだ、みなさんもどうです?」

うりょち「へ?」

ガチホモ「アイス食べませんか?」

ゆっきー「食べる」

ハルにゃん「あ、じゃあ、あたしも」

げろしゃぶ「それでは私も」

うりょち「じゃあ、あたしも食べるわ」

ガチホモ「ふむ、では4番の方に伝言を頼みましょう」

ハルにゃん「あ、あたし4番だ」

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:58:48.34 ID:xrkIIzlC0

うりょち「あたしガリガリ君」

げろしゃぶ「私は抹茶アイスを」

ゆっきー「……雪見だいふく」

ハルにゃん「はいはい」

ガチホモ「ハルにゃんさん、このメモを彼に渡してください」

ハルにゃん「何これ?」

ガチホモ「決して中を見ないでください」

ハルにゃん「?」

ハルにゃん「まあ、いいわ、それじゃあ行ってくるわね」

ガチホモ「……んふ」

397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 22:59:49.58 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「あ、いたいた、キョーン!」

キョン「ん? なんだハルヒか」

ハルにゃん「ちょっと、今日一日はあだ名でしょう?」

キョン「ああ、そうだったな、ハルにゃん」

ハルにゃん「ふふ、わかればいいわ!」

キョン「で、どうしたんだ?」

ハルにゃん「ああ、このメモを渡してくれって、はい」

キョン「なになに…?」

キョン「……他の人の分も買ってこいだと…?」

ハルにゃん「そ、みんなが何食べたいかは聞いてるから」

キョン「金が……」

キョン(ん? まだ続きがあるぞ…?)

399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:04:04.77 ID:xrkIIzlC0

手紙の続き安価>>405

ただし
ハルヒと二人でできること
さっきのセクロスみたいな過激なのはなしでお願いします

あまりにも過激なのが安価とってしまったら手をつなぐ程度のものを書きます

405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:06:00.28 ID:RJO3n1YVO

コビトダンス

411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:22:27.12 ID:xrkIIzlC0

キョン(……げ!? ハルヒと手をつないで行け!?)

キョン(しかもメモの内容ハルヒに話すなだと!?)

キョン(あの野郎……!)

ハルにゃん「…どうしたのよキョン?」

キョン「……ハルにゃん、手をつないでもらっていいか?」

ハルにゃん「!?」

ハルにゃん「な、ななな何言ってんのよ!?」

キョン「……頼む」

ハルにゃん「い、いいい…イヤよ!」

キョン「だ、だよな、悪かった、忘れてくれ」

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:25:54.06 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「………」

キョン「………」

ハルにゃん「……わよ…」

キョン「ん?」

ハルにゃん「いいわよ……あんたがどうしてもって言うなら…///」

キョン「え? あ、いや、無理しなくてもいいんだぞ?」

ハルにゃん「うるさいわね! いいって言ってんでしょ!」

ハルにゃん「つなぎたいのか、つなぎたくないのかどっちなのよ!?」

キョン「あ、じ、じゃあ、頼む」

ハルにゃん「……ふん…」ギュ

キョン「………」ギュ

417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:32:00.88 ID:xrkIIzlC0

キョン「……あー、ハルにゃん?」

ハルにゃん「な、なによ…?///」

キョン「古泉の奴のメモにはお前の食べたいアイスが書いてなかったが……」

ハルにゃん「…あたしは、キョンが選んでくれたアイスなら……///」

キョン「ん? すまん、よく聞こえなかった」

ハルにゃん「な、なんでもないわよ!///」

キョン「?」

ハルにゃん「キョンのお金がなくなるまで買ってやるんだからっ」ニコ

キョン「…やれやれ、1人1個までだぞ?」

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:35:13.72 ID:xrkIIzlC0

ハルにゃん「たっだいまー♪」

うりょち「おかえりなさーい」

ガチホモ「ご苦労様です」

キョン「近寄るなガチホモ」

ガチホモ「…ひ、ひどい言い様ですね」

キョン「ふん」

ガチホモ「いや、しかしあなたのおかげで閉鎖空間が消滅しましたよ」

キョン「………」

げろしゃぶ「おかえりなさい」

キョン「はい、げろしゃぶさんの抹茶アイスです」

げろしゃぶ「ありがとうございます」

419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:40:49.96 ID:xrkIIzlC0

うりょち「ガリガリ君どこー?」ガサゴソ

キョン「こらっ! 漁るんじゃない!」

うりょち「あった、あったー♪」

キョン「まったく……」

ゆっきー「………」ジー

キョン「ほら、ゆっきーの分の雪見だいふく」

ゆっきー「………」

ガチホモ「僕には何を…」

キョン「ああ、指定がなかったから、ほら」

ガチホモ「……えっと、これは…?」

キョン「何だ、見てわからんか? 氷だよ」

ガチホモ「………」

422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:45:38.38 ID:xrkIIzlC0

キョン「ああー、見てたら俺も食いたくなってきたな…」

ハルにゃん「ガリガリ君おいしいわよ?」

うりょち「あら、自分の分買ってこなかったの?」

キョン「ああ、所持金が不安になってきてな」

うりょち「あらそー♪」

キョン「………」

ガチホモ「僕の氷でよろしければ……」

キョン「黙れガチホモ」

ガチホモ「………」

423 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:50:09.43 ID:xrkIIzlC0

キョン「なあ、ゆっきー、それ一個くれないか?」

ゆっきー「……だめ」

キョン「…だよな……」

ゆっきー「………」

ゆっきー「……一口ならいい」

ゆっきー「……はい」スッ

キョン「お、いいのか? じゃあ、遠慮なく…」パク

ハルにゃん「!」

キョン「ありがとな」ナデナデ

ゆっきー「……いい」パク

ハルにゃん「………」

ハルにゃん(有希の食べかけを…しかも、あーんってして……)

ガチホモ(また、閉鎖空間が……)

426 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:53:08.33 ID:xrkIIzlC0

ガチホモ「……あなたは僕の仲間を殺すつもりですか?」ボソボソ

キョン「な、何だ突然!? 人聞きの悪いことを言うな!」

ガチホモ「いや、しかしあの行動は……」

キョン「? 何のことだ?」

ガチホモ「……無自覚だというなら僕はあなたに恐怖すら覚えますよ…」

キョン「……はぁ…!?」

ハルにゃん「何話してるのよ?」

キョン「こいつがわけわからんことを言ってるだけだ」

ハルにゃん「?」

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:56:57.52 ID:xrkIIzlC0

うりょち「さあ、そろそろ再開しましょう!」

げろしゃぶ「そうですね」

ハルにゃん「じゃあ、みんなくじを引きなさい!」

ガチホモ(なんとか涼宮さんのストレスを減らさなくては……)

うりょち「みんな引いたわね?」

げろしゃぶ「それでは」

うりょち「王様あーたし♪」

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/25(日) 23:59:27.31 ID:xrkIIzlC0

キョン「なんだ、うりょちか」

うりょち「なんだとはなによ」

げろしゃぶ「くだらない命令はしないでくださいね」

うりょち「ぐっ……」

ハルにゃん「で? どんな命令にするの?」

うりょち(万人うけしそうな命令……)

うりょち「……決まったわ!」

うりょち「席替えよ!」

ハルにゃん&ガチホモ「!」

431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:09:14.65 ID:DAdKHKSR0

ガチホモ(これは……嫌な予感が…)

ハルにゃん(キョンの隣に……!)

ゆっきー「……50点」

げろしゃぶ「まあまあですね」

うりょち「………」

キョン(ガチホモがすげーこっち見てる……)

ガチホモ(空気読んでくださいよ…?)

キョン(怖えー……)

ハルにゃん「さあ! さっそく席替えをしましょう!」

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:15:16.16 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「王様ゲームのくじをそのまま使いましょうか」

うりょち「じゃあ、ハルにゃんが座ってるところを王様として……」

キョン「時計回りに1番、2番としていけばいいか」

うりょち「それじゃあ、みんなでくじを引きましょー!」

       (3) (4)
       キ ガ
      _____
      |    |
   ゆ(2)|    |
      |    |げ(喜緑)(5)
う(朝倉)(1)|    |
      |    |
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ハ(王)

うりょち「みんなくじを引いたわね?」

435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:16:40.39 ID:DAdKHKSR0

……あれ?


上の図は気にしないでね

445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:25:09.24 ID:DAdKHKSR0

ハルヒ>>448
ゆっきー>>449
げろしゃぶ>>450
うりょち>>451
キョン>>452
ガチホモ>>453

かぶったらそいつらだけ再安価

448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:27:05.98 ID:/wNwN6yi0

5

449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:28:01.79 ID:w+mo7dil0

1

450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/26(月) 00:29:22.10 ID:BagTESUJ0

3

451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/26(月) 00:29:44.82 ID:7MnEa6Ex0

2

452 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:29:46.57 ID:22KXY6Ej0

4

453 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:30:30.02 ID:/wNwN6yi0


って全員分いらないだろう
最後の奴は余った席だ

456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:33:12.37 ID:DAdKHKSR0

ガチホモ「僕は王様ですね」

うりょち「あたし2番〜」

ゆっきー「……1番」

キョン「4番だ」

げろしゃぶ「3番です」

ハルにゃん「……5番」

ガチホモ「………」

げろしゃぶ「あら、キョンさんの隣ですね」ニコ

キョン「よろしくお願いします」

ハルにゃん「………」

ガチホモ(ああ……また閉鎖空間が…)

457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:35:56.41 ID:DAdKHKSR0

ハルにゃん「喜緑さんに変なことしたらぶっ飛ばすわよ…?」

キョン「し、しねぇよ! ったく…」

ガチホモ「さ、さあ、気を取り直して次のゲームにいきましょう!」

げろしゃぶ「そうですね」

うりょち「はーい、じゃあ、くじ引いてー」

げろしゃぶ「次は誰が王様でしょうか、楽しみですね、キョンさん?」ニコ

キョン「そうですね」

ハルにゃん「………」イラ

うりょち「はい、王様だーれだ?」

461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:38:29.42 ID:DAdKHKSR0

ゆっきー「……私」

ハルにゃん「あら、久々ね、ゆっきー」

ゆっきー「………」コク

キョン「どんな命令にするんだ?」

ゆっきー「………」

安価>>464

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:42:00.55 ID:Oa4iQF150

キョンとげろしゃぶで二人羽織

471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:50:56.15 ID:DAdKHKSR0

ゆっきー「……二人羽織というのを見てみたい」

ハルにゃん「二人羽織?」

ゆっきー「………」コク

キョン「まあ、いいけど誰がやるんだ?」

ゆっきー「1番が右隣の人の後ろについてやってもらう」

キョン「……俺1番だ」

ハルにゃん&ゆっきー&ガチホモ「!!」

げろしゃぶ「よろしくお願いしますね、キョンさん?」

キョン「は、はい!」

うりょち「で? 何させるの?」

ガチホモ「……テレビなどでは熱々の料理などが定番ですが…」

うりょち「そんなものないわ」

ゆっきー「……ポッキーで」

472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:58:26.86 ID:DAdKHKSR0

ゆっきー(…彼ならきっと誤って喜緑江美里の鼻に突っ込んでくれるはず……!)

ハルにゃん「ポッキーね、確かここら辺に……」ガサゴソ

うりょち「はーい、じゃあ、二人はこれ着て」

キョン「じゃあ、まず俺が先に……げろしゃぶさん来てください」

げろしゃぶ「はい、それでは失礼します」

キョン(前がまったく見えん……でもいい香りが…)

うりょち「キョン君ー、大丈夫ー? 見えてるー?」

キョン「見えてたら二人羽織の意味がないだろう」

うりょち「ああ、それもそうね」

キョン「まったく……」ゴソ

げろしゃぶ「……ん…キョンさん…あまり動かないでください…」

キョン「す、すいません!」

ハルにゃん「………」イラ

475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:05:46.05 ID:DAdKHKSR0

ハルにゃん「はい、キョン、手出してー」ポキン

キョン「痛っ、ポッキーが刺さった!?」

ハルにゃん「あら、ごめーん、つい力が入りすぎちゃった、はい、ポッキー」

キョン「気をつけてくれ、それじゃあ、いきますよ」

げろしゃぶ「はい、どうぞ来てください」

キョン(……ここらへんか?)

げろしゃぶ「キョンさん……もうちょっと右です…!」

キョン「え? こうですか?」

ゆっきー「…違う、少し上」

げろしゃぶ「!?」

うりょち「ああ、駄目ね角度が違うわ、もうちょっと立てて」

キョン「え? ……こ、こうか?」

げろしゃぶ「や、ちが……」

ハルにゃん「そのまま上よ!」

キョン「…?」ズボ

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:12:57.63 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「………」

キョン「……すいませんでした」

げろしゃぶ「まあ、キョンさんはいいです、わざとではないでしょうし」

げろしゃぶ「……そこの三人」

ハルにゃん&ゆっきー&うりょち「!」ビク

げろしゃぶ「スイカ割りじゃないんです、ウソ教えてどうするんです?」

ゆっきー「………」

うりょち「……盛り上がるかなぁ、と」

げろしゃぶ「黙りなさい」

うりょち「……はい」

ガチホモ「まあまあ、落ち着いて……」

げろしゃぶ「止めなかったあなたも同罪ですよ?」

ガチホモ「……すいませんでした」

げろしゃぶ「大体、乙女の鼻を何だと思ってるんですか…!?」

ゆっきー(そのあだ名で乙女はない……)

482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:19:00.60 ID:DAdKHKSR0

ハルにゃん「……ごめんなさい、悪ふざけが過ぎたわ…」

げろしゃぶ「………」

うりょち「ごめんね、げ……江美里」

ガチホモ「申し訳ありませんでした喜緑さん」

ゆっきー「……申し訳ない、げろしゃぶ」

げろしゃぶ「………」

げろしゃぶ「……長門さん、ちょっと来なさい」

ゆっきー「!?」ズルズル

 スー ピシャ

キョン「………」

ハルにゃん「………」

ガチホモ「……音が聞こえなくてよかったですね…」

キョン&ハルにゃん&うりょち「……うん」

484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:26:56.63 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「…まったく……あなたたちも二度とあんなことしないでくださいね?」

キョン&ハルニャン&うりょち&ガチホモ「はいっ!!」

ゆっきー「キミドリエミリコワイ……キミドリエミリコワイ……」ガクガクブルブル

げろしゃぶ「はら、長門さんも出て来てください」グイ

ゆっきー「ひっ……!」ズルズル

げろしゃぶ「さあ、それでは次のゲームを開始しましょうか?」

ゆっきー「…コワイ…コワイ……」ガクブル

キョン&ハルにゃん&ガチホモ(喜緑さんに変な命令はしないでおこう……)

うりょち「さ、くじを引きましょう」

ハルにゃん(それは置いといて…どうやってキョンに命令しよう……)

ガチホモ(なんとか彼と涼宮さんを……)

うりょち「王様だーれだ?」

485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:28:58.70 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「はい、私です」

うりょち「うわー、最悪ね……」

げろしゃぶ「…悪いのはこのお口かしら?」ギリギリ

うりょち「い、いふぁい、いふぁい! ほっへつねんはいへ!」

げろしゃぶ「それでは5番の方、私の肩を揉んでください」

うりょち「うぅ……」

ゆっきー「………」ガクブル

ガチホモ「5番は僕ですね」

げろしゃぶ「あら、ガチホモさんですか」

ガチホモ「………」

487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:31:11.11 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「なら安心ですね」

うりょち「? なんでー? 普通逆じゃない?」

げろしゃぶ「ガチホモなら女性に興味がないでしょうから」

げろしゃぶ「変なところを触られたりしないでしょう?」

うりょち「なるほど!」

ガチホモ「納得しないでください、それと僕にそういった趣味はありません」

ゆっきー「……誰にでも変なところはある」

ハルにゃん「気にしちゃダメよ?」

ガチホモ「……もういやだ…」

488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:36:29.36 ID:DAdKHKSR0

ガチホモ「それでは失礼します」

ガチホモ「………」スッ

げろしゃぶ「……んっ…」

げろしゃぶ「………」

げろしゃぶ「…あ…いっ…」

げろしゃぶ「……もうちょっと下…です……んっ…そこ……」

げろしゃぶ「………」

げろしゃぶ「…あ……そこ……」

げろしゃぶ「……んっ…気持いい…です……」

げろしゃぶ「………」

げろしゃぶ「……あんっ…くすぐったいですよ…」

げろしゃぶ「…どこ触ってるんですか? もうっ」クスクス

ガチホモ「す、すいません」

ハルにゃん&うりょち(なんか……エロい…)

キョン(ちくしょーっ! 俺と変われ古泉ーーーっ!)

490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:41:08.60 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「ふう、それでは次にいきましょうか」

キョン(くそう……古泉め…)

ゆっきー「………」

ハルにゃん(……キョンとなにか…なにか…!)

ガチホモ(閉鎖空間はないですし、このまま終わればいいのですが…)

うりょち「王様だーれだ?」

次の安価で最後です
安価>>496

496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:48:14.86 ID:CgUW0PdUO

キョン

497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:50:19.99 ID:DAdKHKSR0

>>496
キョンが王様

命令は?

>>499

499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:51:59.47 ID:m0kqUpsG0

一緒に歌う

504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 01:56:06.19 ID:DAdKHKSR0

キョン「よし、俺が王様か」

ハルにゃん「あんた少ないわね王様になるの…」

キョン「……ほっとけ」

キョン「よし、それじゃあ、命令するぞ」

キョン「……一緒に歌ってくれ!」

一同「……は?」

キョン「ほら、もう遅いし最後は歌って閉めようじゃないか!」

一同「………」

510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:03:34.70 ID:DAdKHKSR0

キョン「まぶた〜とじ〜れば〜」

一同「………」

キョン「ほら、みんなどうした? 歌うんだ!」

キョン「うかぶ〜けしきが〜まよいなが〜らいつかかえ〜る」

キョン「愛のう――」

げろしゃぶ「ふん」ゴス

キョン「ぐはぁっ!」

ハルにゃん「……ないわね」

ガチホモ「……ですね」

うりょち「……どうする?」

げろしゃぶ「……終わりでいいんじゃないですか?」

ハルにゃん「……そうね」

ゆっきー「………」ツンツン

キョン「………」ピクピク

513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:07:39.71 ID:DAdKHKSR0

ゆっきー「……起きて」

キョン「う〜ん、長門? 俺は何を……?」

げろしゃぶ「それじゃあ、私はそろそろ帰りますね」

うりょち「えーー!」

ゆっきー(ほっ……)

キョン「ああ、そうか、もう暗くなってきてるしな…」

ガチホモ「そうですね、僕もそろそろお暇します」

ハルにゃん「そうね、じゃあ、あたしも帰るわ」

キョン「……俺も帰るかな」

ゆっきー「………」

515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:11:13.50 ID:DAdKHKSR0

げろしゃぶ「今日は楽しかったです」

げろしゃぶ「それではみなさん、さようなら」ニコ

うりょち「ばいばーい」

うりょち(……鞄に国木田のパンツ入れといたけど気付くかしら?)

ガチホモ「では、ハルにゃんさん、ゆっきーさん、また学校で」

キョン「俺にはあいさつなしか」

ガチホモ「んふ、それではまた学校で」ニコ

ハルにゃん「それじゃあ、キョン、あたしたちも帰るわよ」

キョン「ああ」

ゆっきー「………」トテトテ

キョン「……ってゆっきー、なんでお前まで出てくるんだ?」

ゆっきー「……今日はあなたの家に泊まる」

ハルにゃん「!!」



ガチホモ「え!? 閉鎖空間!?」

516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:13:35.74 ID:DAdKHKSR0

ハルにゃん「……どういうことかしら?」ゴゴゴゴゴ

キョン「え、いや、ちょっと待て、聞いてないぞそんな話!?」

ゆっきー(一人で家にいたら喜緑江美里が夢に出てくる……)

うりょち「おまたせゆっきー! 準備できたわよ♪」

キョン「なんだその荷物は!?」

うりょち「? 何ってお泊まりセットよ?」

キョン「お前も来るのかよっ!? っていうか俺は許可していない!」

うりょち「まあまあ、気にしない、気にしない♪」

ハルにゃん「………」

ゆっきー「……あなたも来る?」

ハルにゃん「!」

ハルにゃん「と、当然よ! こんな面白そうなこと参加しないわけないじゃない!」

518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:15:14.79 ID:DAdKHKSR0

ハルにゃん「さあ、みんなでキョンの家に行くわよ!」

うりょち「おー!」

ゆっきー「……おー」

キョン「…俺は許可してないぞ?」

ハルにゃん「知ったこっちゃないわっ! キョンの家で続きをやるのよ!」

うりょち「おー!」

ゆっきー(一人では寝れない、彼の布団にどうやって潜り込もう……)

キョン「まだやる気なのか……?」

ハルにゃん「何言ってんのよ?」

うりょち「そんなの決まってるじゃない!」

ハルにゃん&うりょち「あたしたちが満足するまでやめないんだから♪」

キョン「……やれやれ」


おわり

525 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 02:22:23.69 ID:DAdKHKSR0

おわりです
…こんな暇人に付き合っていただき本当にありがとうございました

初めて安価やってみましたがやっぱり難しいですね……
グダグダになりっぱなしで…ホントすみませんでした

最後まで読んでくださった皆様、安価協力してくださった皆様、保守してくださった皆様、
どうもありがとうございました
おやすみなさい



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