キョン「オナニーなんかするわけないだろ」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:【艦これ】時雨「ホモ?」提督「ホモじゃねぇ」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 11:36:59.71 ID:48hynxoz0


先生「えー男子は精巣にたまった精子を定期的に外に出さないとならない」

先生「なので女子より必然的に自慰行為を行う回数は増えるものだ」

先生「思春期の悩みの一つでよく挙げられるが自慰行為は決して恥ずかしいものではないぞ」

キーンコーンカーンコーン

先生「では今日の授業はここまで」

昼休み
谷口「で、キョンはどれくらいオナニーやってんだ?」

キョン「は?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:38:41.61 ID:48hynxoz0

谷口「だからよぉオナニーだよオナニー!」

キョン「下品な言葉を連呼するな気持ち悪い」

谷口「ちなみに俺は毎日3回してるぜ」

国木田「えっ!本当に!?」

谷口「おう!国木田はどうなんだよ?」

国木田「僕は週に3回くらいかな・・・」

谷口「よくそんなんで我慢できるなぁ。
   で、キョンはどれくらいやってんだ?正直に言えよ!」

キョン「オナニーなんぞしたことない」

谷口・国木田「え?」


7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:41:10.96 ID:48hynxoz0

キョン「だからオナニーなんかしたことないって言ったんんだ」

谷口「またまたキョンさんようぉ、こっちは二人とも赤裸々に告白したんだぜ!本当のこと言えよ」

国木田「そうだよキョン。教えてよ」

キョン「だから事実を言ってるだけだ。オナニーなんか人生でしたことない」

谷口「マジかよ・・・」

国木田「じゃあいつも・・・精子とか・・・どうしてるの?」

キョン「うなもん夢精ってやつだ」

国木田「夢精かぁ」

キョン「月に1回くらい起きるな、本当に気持ちの悪い目覚めになる」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:42:35.60 ID:48hynxoz0

谷口「てことは!やっぱ夢の中でいちゃいちゃしてるの見てんだろ?」

キョン「俺は夢見ない人なんだ」

谷口「・・・」

国木田「その・・・キョンは女性に興味は無いの?」

キョン「そんなことはないさ。朝比奈さんを見ると素直に可愛いのと思う」

谷口「それじゃあ朝比奈さんのちょっと破廉恥な姿を妄想してオナらないのか?」

キョン「それとこれと話はまったく別問題だ。ていうか谷口!朝比奈さんで変なことしてないだろうな」

谷口「へへへ」

国木田「でも可愛い女の子3人に常に囲まれてるのにね・・・」

谷口「どう考えてもオカズに困らないだろ」

キョン「お前ら最低だな」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:44:11.03 ID:48hynxoz0

谷口「正直に言うと俺なんて涼宮や朝比奈さん、長門有希、鶴屋さん、あまつさえキョンの妹でも想像してオナニーしたことあるぞ!!」

キョン「おい今妹と言わなかったか?」

谷口「言ったよ!あんな可愛い妹と一緒に住んでたら箪笥の引出しから下着盗んでちんこに被せながら5回はオナる!!!」

クラス「うわぁ・・・」

キョン「これからお前に妹は会わせられないな」

谷口「そんなこと言ったってほかの男子だって絶対クラスの女子想像して毎晩シコシコしてるぞ絶対」

女子達「サイテー」

谷口「キョン!おかしいのは絶対お前のほうだって」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:47:28.61 ID:48hynxoz0

SOS団部室

キョン「ウィース」

古泉「どうも」

キョン「なんだお前だけか」

古泉「どうやらみなさん遅くなるそうですよ」

キョン「そうか・・・それはいい機会だ。古泉、ひとつ尋ねたいことがあるのだが」

古泉「なんでしょう?」

キョン「お前はオナニーしてるか?」

古泉「んふっ、興味深い質疑ですね」

キョン「どうなんだ」

古泉「僕はしますよ」

キョン「はぁ・・・お前もか・・・」

古泉「むしろしない高校男児いるのでしょうか」

キョン「いるよ、目の前に」

古泉「ははっ!冗談はスパ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:50:13.08 ID:48hynxoz0

キョン「マジな話、したことない」

古泉「あんな可愛い妹さんがいるのにですか?」

キョン「妹をそんな目でみるハズがないだろ」

古泉「それは現実世界のブスで悲惨な妹をもった敗者のセリフです。どう考えてもあなたの妹さんは可愛い」

キョン「古泉・・・お前もしかして」

古泉「毎日おいしく頂いてます」

キョン「殺すぞ」

古泉「通報しました」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:51:38.17 ID:48hynxoz0

古泉「話を戻しましょう」

キョン「もう二度とお前とは口を聞きたくないがな」

古泉「怒らないでないでください謝りますから」

キョン「許さん」

古泉「では素敵なものをお貸しいたしましょう」

キョン「なんだ?」

古泉「ちゃん♪チャ・チャン♪チャ♪チャチャチャチャ〜ん♪」

古泉「AVです」

キョン「なにぃAVだと」

古泉「AVです」

キョン「ってなんだ?」

古泉「なんという奇跡」


20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:54:07.05 ID:48hynxoz0

古泉「このAVというのには女性の裸が写ってます」

キョン「・・・マジで?」

古泉「えぇ」

キョン「なんてもの学校に持ってきてるんだよ」

古泉「気にしないでください」

キョン「もしかしてそれを」

古泉「あなたにお貸ししましょう」

キョン「裸が裸体が見える・・・」

古泉「ええ」

キョン「アイタタタ、いきなり腹痛がー(棒読み)」

古泉「早退したらどうですか?涼宮さんには僕から言っておきます」

キョン「ありがとう友よ」

古泉(さっきまで口も聞きたくないって言ってたのに・・・んふっ)

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:56:48.12 ID:48hynxoz0

キョンの部屋

キョン「wktk」

キョン「再生っと・・・」ピッ

キョン「インタビュー?」

キョン「ちくしょー!!騙されたぁあああああ!!」

男優「では服ぬごっか?」

女優「はぁーい」

キョン「!!!」

アンッ!アン!アン!
ジュボジュボウジュボギュチュグチュチュ

キョン「・・・桃源郷」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 11:58:36.50 ID:48hynxoz0

ジーゴソゴソ

シコ…シコ…

シコ…シコシコ…

シコシコシコシコシコシコシコ

キョン「なんか出りゅううううううううううううううううううううううううう!!!」

ドビシャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



キョン「はぁはぁはぁ」

キョン「これが・・・オナニー!!」

のちの裏のオナニー界を震撼せしめる伝説のキョン・・・
これがその始まり・・・初めてのオナニー


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 12:00:59.93 ID:48hynxoz0

キョン「もう・・・でない・・・」

あれからキョンは25回自慰行為にふけっていた

すでにAVの再生回数は30回に及ぶ

キョン「オナニーってすごすぎる」


翌日昼休み
キョン「古泉!時間あるか」

古泉「おやおや、かまいませんよ」

キョン「別のAV貸してくれ!!」

古泉「構いませんが、少し声が大きいですよ」

キョン「すまん」

古泉「実はもう持ってきています」

キョン「ありがとう古泉!」

古泉「しかも無修正ものです」

キョン「無修正?」

古泉「見ればわかりますよ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 12:06:22.39 ID:48hynxoz0

あとは盛ったキョンが暴走する


もう元気ない

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 12:45:18.59 ID:48hynxoz0

だれか続き書いてください

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 15:05:48.45 ID:BBBAnBgIO

キョン「無修正・・・つまりモザイクが無いのか?」

古泉「そうです。いわゆる裏ビデオなどと呼ばれているものですね。今回はその中でも素人物ではなく単ピン女優の物を用意しました。」

キョン「色々あるみたいだな。そんなものどうやって手に入れるんだ?」

古泉「んっふ。機関のポストにチラシが入っていたので新川さん、田丸氏兄弟と一緒に買いました。まとめて買うと安くなるんですよ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 15:14:02.06 ID:BBBAnBgIO

キョン「ありがとう古泉、借りさせてもらうよ。」

古泉「いえいえ礼にはおよびません。あなたの平穏が涼宮さんの平穏、つまりは世界の安定に繋がるんですから」

キョン「俺のオナニーが世界を平和にするなんて壮大な話だな。・・・よし早速帰って世界を救ってくる。ハルヒによろしくな」

古泉「かしこまりました。涼宮さんにはうまくごまかしておきます。」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 17:02:31.32 ID:BBBAnBgIO

仕事終わったら書いてみます。裏とか単ピン女優とか詳しいことについて知らないので間違った認識などありましたらご容赦下さい

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 17:39:17.41 ID:BBBAnBgIO

キョン「ただいまっと」

キョン妹「あれ〜キョン君今日は早いね〜。SOS団は〜?」

キョン「・・・あぁちょっとな。悪いがしゃみせんを部屋から出しておいてくれないか。あと夕食の支度が出来ても呼びにこないでくれ。少し集中したいんだ」

キョン妹「ふ〜ん、変なの〜しゃみ〜おいで〜」



キョン(邪魔者は去った・・・さぁめくるめく新たな世界へ今こそ・・・再生ッ)

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 18:25:32.81 ID:BBBAnBgIO

キョン(さすが古泉セレクション・・・確かに可愛い、欲を言えばもう少し胸が大きい方が好みだな。大きさ的には鶴屋さんぐらいか)

キョン(しかしこんな可愛い子がAV女優だなんて。きっと然るべき理由があったんだな、世の中間違っている。)

キョン(いけない、これから世界を救おうってのにネガティブな考えじゃ・・・え〜と二宮沙○さん、あなたの行為、無駄にはしません)

※ここまで再生から0.1秒

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 18:42:20.17 ID:BBBAnBgIO

キョン(はぁたまらん・・・まだ前戯の段階なのに。とりあえずここで一回ぐらい)

コンコンガチャ
キョン妹「キョン君〜ご飯だよ〜」

キョン(・・・なん・・・だと)
キョン(釘は刺しておいた筈、にも関わらずこの仕打ち・・・我が妹ながらなんたる愚妹・・・まさに愚図)


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 19:04:01.59 ID:BBBAnBgIO

キョン「そうだな。今着替えて途中なんだ、着替えたら向かうよ。」(これはさすがに無理があるか?)

キョン妹「は〜い。じゃご飯よそっとくね。行こ、シャミ」

キョン(ふぅ・・・さすが我が妹、兄が全裸でも何ら疑いも持たないか)

シャミセン「・・・キミは自慰行為の際に全裸になるタイプのようだな。まぁ常に全裸の私が言うのもなんだがな。聞き逃しておいてくれ、それでは妹君が待っている失礼するよ」

キョン(この糞猫が)

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 19:13:57.16 ID:BBBAnBgIO

キョン「萎えたな・・・まぁ飯の後にするか。でも気になるから早送りで少し先まで見ておくか」

ウィィ・・・シュルシュルシュル

キョン(おぉ、男優がパンツをずり下げて・・・ここで再生っと)



キョン(えっ・・・黒ッ・・・グロッ、顔はこんなに可愛いのに。いや可愛いとかじゃなく女はみんなこんななのか?ありえないだろう。ってか毛が・・・ウェッ気持ち悪くなってきた)


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 19:27:49.01 ID:BBBAnBgIO

キョン「・・・ぶつぶつぶつ(アリエナイアリエナイアリエナイ)」

キョン妹「はいキョン君、ご飯大盛りだよ」

キョン「すまない、あまり食欲がないんだ。おかずだけ食べてよしにするよ。おかずは何だ?」

キョン妹「馬刺だよ〜半額だからいっぱい買ってきたって。たくさん食べてね」

キョン(馬刺?半額?なにこの色・・・まるでさっきのマンk、思い出したら気分がウェッ)


80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 19:37:43.40 ID:BBBAnBgIO

キョン「ごめん、やっぱり食べれない。・・・今日はもう寝ることにする」ガタン

キョン妹「キョン君〜大丈夫〜?」

キョン(こんなにあどけない顔をした妹も股ぐらにクリーチャーを飼っているのか・・・もう何も信じられない。)

部屋に戻り布団をかぶってみても寝れる筈もなかった。まだ現実を知るには早かったのだろうか・・・そうこうしているうちに夜は更け朝日が昇りとうとう一睡も出来なかった

キョン「古泉に聞いてみよう」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 19:50:42.83 ID:BBBAnBgIO

ハルヒ「キョンおはよッ・・・なによアンタ朝からしけた顔してるわね。昨日は具合が悪かったみたいだけ今日は来るんでしょうね?古泉君は明日には元気になるハズですよって言ってたけどとてもそんな風には見えないわね。まっ別にアンタがいなくたって」

キョン(この女、人の気も知らないで朝からギャーギャーと・・・黙ってれば少しは見れる顔なのに。でもやっぱり股ぐらには・・・)

キョン「ハルヒ、悪い。少しばかり静かにしてくれないか?体調が優れなくてな」

ハルヒ「あ・・・うん。ごめん。(やっぱ具合悪いのかな)」

キョン(糞ッ・・・何も知らなかったあの日に戻りたい)

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:03:03.54 ID:BBBAnBgIO

その日の授業はまるで身に入らなかった。ハルヒとも口を聞かず自分の殻に籠ったままそして放課後になった。

コンコン
古泉「どうぞ」

キョン「お前だけか?」

古泉「そのようです・・・おやおや予想以上にやつれてますね。さくやはおたのしみでしたね」

キョン(冗談じゃねぇぞ、あんなグロ・・・ウップ、いやいや古泉は悪くない。こいつは良かれと思って貸してくれたんだ)

キョン「悪い、ちょっと趣味に合わなかった。いや趣味って問題でも・・・」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:10:10.86 ID:BBBAnBgIO

古泉「えっ?僕のお気に入りの二宮沙kが何か問題でも?」

古泉から普段のしたり顔が消えた。本当に動揺しているようだ

キョン「いや、女優自体はとても可愛かった。胸はもう少し大きい方が好みだが問題ない。ただ・・・」

古泉「・・・ただ?」

キョン「その、なんと言うか想像以上にマ○コがグロ・・・」

最後まで言う前に古泉の拳が俺の顔面にめり込んだ。

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:18:03.54 ID:BBBAnBgIO

古泉「あなたは最低の人間だ。僕の好意を踏みにじり・・・そして最愛の彼女の事を侮辱した。」

いやどう考えても人の話の途中で顔面を殴る方が酷いだろ?というか最愛って何だよ。意味がわからん。それよりなんでこいつは泣いているんだ?

古泉「マン○がグロい?これだから童貞坊やは困る。あの可愛い顔であんな卑猥な○ンコ・・・そこに痺れる憧れるんじゃないですか」

キョン(お前は童貞じゃないのかよ)

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:29:47.21 ID:BBBAnBgIO

理不尽に殴られても頭はなぜか冷静だった。きっとそれは古泉が普段のしたり顔の仮面を取り本当の素顔を見せていてくれるからだろうか・・・俺はこいつを深く傷つけてしまったんだな。

キョン「古泉・・・すまなかった。でも最後まで聞いて欲しい。いいか?」

荒かった古泉の呼吸も徐々に落ち着きふと目が覚めたかのように俺の元に駆け寄った。

古泉「ハァハァすみません、僕としたことが。沙kちゃんを馬鹿にされたかと思いつい拳が」

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:36:31.63 ID:BBBAnBgIO

キョン(沙kちゃん?まだヤバいようだが触れないでおこう。そもそもの疑問点を聞かない事には解決しないしな)

キョン「俺はまだ一昨日オナニーを覚えたばかりの童貞坊やなんだ。だからいろいろ気になる点がある。」

古泉「そうでしたね。まだ無修正を勧めるには早計でした。申し訳ない。でなんでしょう?」

キョン「女ってみんなあんなにグロいのか?」

古泉「グロいって言うな」
バキッ・・・また殴られた。

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:44:27.80 ID:BBBAnBgIO

古泉「だいたい何ですかさっきから黙って聞いてれば。あなただって自分の母親から生まれてきたんでしょう。神聖な秘所をグロいだなんて」

キョン(母親の・・・?やべぇ想像したら立ち直れない)

古泉「いいでしょう・・・そんなに知りたいなら教えますよ。あなたの憧れの朝比奈さんも涼宮さんも鶴屋さん、そして長門さんもみんな同じ物が付いています。」

キョン「・・・なん・・・だと(やっぱりか、もうだめだ)」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:50:02.43 ID:BBBAnBgIO

長門「それは違う」

バンッという音と共に掃除道具入れから長門が現れた。

キョン「長門ッ!?いつからそこに?」

長門「一昨日の放課後・・・古泉一樹があなたにAVを貸したところから」

古泉「そういえば昨日も姿が見えませんでしたね。そこはまぁいいでしょう」

キョン(いや良くないだろ)

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 20:58:57.69 ID:BBBAnBgIO

古泉「違うとはどういうことでしょう・・・ご自分だけならまだしも他の方のを確かめた訳ではないでしょうに。」

長門「冬の合宿の際に浴場で確認した。先ほどの名前の中に二宮沙kほど××な陰部を持った者はいな・・・」

古泉「沙kちゃんを馬鹿にするなッ」

発言の途中で古泉が長門に殴りかかったが長門は瞬時に古泉の背後に廻り込み背中に強烈な蹴りを打ち込んだ。

長門「信じてほしい」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:05:02.07 ID:BBBAnBgIO

蹴りの勢いで先ほどのまで長門が入っていた清掃用具入れに古泉が収まり長門はそっと扉を閉めた。清掃用具入れからは音がしない

キョン「長門・・・助かった。いつもお前には助けられてばかりだな」

長門「構わない。でも古泉一樹を悪く思わないで欲しい。彼はサキ○タという一種の精神病が発症している。とても不遇」

キョン「あぁ・・・でさっきの合宿の風呂場の話だが」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:14:35.84 ID:BBBAnBgIO

長門「涼宮ハルヒは整った逆三角形の薄い陰毛、大陰唇、小陰唇ともに整った、まさに神に愛された秘部をしている。色も薄いサーモンピンク」

キョン(どうやって確認したのかわからんが長門が言うんだ間違いないだろう)
長門「鶴屋・・・彼女は正に健康的な陰毛、けっして薄くはないがしっかり手入れしてありある意味正しい女子高生とも言える。大陰唇、小陰唇、色も涼宮ハルヒまではいかないが素晴らしい秘部といえる」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:44:19.29 ID:BBBAnBgIO

長門「あなたの妹は・・・」

キョン「妹はいい。朝比奈さんはどうなんだ?」

長門「朝比奈みくるは・・・」

キョン「朝比奈みくるは?」

長門「覚悟して聞いて」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:50:46.90 ID:BBBAnBgIO

長門「自慢の巨乳は垂れ気味、十年後には見るも無惨。乳輪、乳首共にメラニン色素が沈澱。男性は興を削がれるだろう。脇の手入れも怠っている模様。大陰唇、小陰唇共に肥大、色素も沈着している模様。秘肉の色と合いまり不気味なコントラストを描いている。」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:52:39.49 ID:BBBAnBgIO

長門「陰毛は正に熱帯雨林、手入れの片鱗も見えない。肛門まで繋がっているそのさまは人呼んでケツ毛バーガ(ry」

キョン「嘘だろ」

長門「信じて」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 21:58:20.07 ID:BBBAnBgIO

キョン「・・・長門お前はどうなんだ?ゴクリ」

長門「北欧幼女並み」

キョン「ハァ、何を言っているんだ?」

長門「残念・・・あなたはまだその領域に辿り着いていない。だから・・・私と一緒に来て欲しい」

長門はそう言って俺に手を差しのべた。

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:05:18.41 ID:BBBAnBgIO

キョン「そこには何があるんだ?」

長門「あなたには三次元というカテゴリーはまだ重い。私と来ればより良い自慰を行える。情報統合思念体もそれを望んでいる。それが自立進化の鍵となる可能性もある。だから・・・」

キョン「あぁ行くよ。長門」

俺は長門の手をそっと握った。長門の手は柔らかく暖かい・・・これだけでご飯三杯はいけそうだ


161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:13:57.52 ID:BBBAnBgIO

と言って連れてこられたのは隣のコンピ研だった。

長門「彼にエロゲのイロハを教えて欲しい」

長門と部長氏がよくわからない会話をしている。例えるならクラスに何人かいるいわゆるオタクのような会話とでも言おうか

部長氏「なるほど。つまりより良い自慰の為に抜きゲを教えればいいんだね?いいだろう。」

長門「そぅ。でもその前にこれをやってもらいたい」
そう言って長門が渡してきたのはユニゾンシフトとかいうメーカーのソフトだった。

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:19:25.13 ID:BBBAnBgIO

長門「明日までにこれをクリアしておいて」

キョン「・・・これがより良いオナニーに繋がるのか?」

長門「いや、ネタ的に」

そしてSOS団に戻りノートパソコンを持ち家路についた。長門の言うには今回借りたソフトはいとうのいぢとかいう人気作家がキャラデザを手掛けているらしい。

キョン「ただいまっと」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:27:44.13 ID:BBBAnBgIO

夕食を食べ自室な籠りパソコンに電源を入れる

カチカチカチ

とりあえず長門に言われたとおりやってみよう。・・・

カチカチカチ

そして抜くこともなくゲームをやり続け朝がやってきた。

キョン「そういえば昨日も寝てないな」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:35:13.14 ID:BBBAnBgIO

ハルヒ「キョンおっはよ・・・今日も酷い顔色ね。昨日も部室に来なかったし・・・有希も古泉君も来なかったわね。あんた今日も来ないの?」

キョン(・・・古泉は清掃用具入れの中に居たよ。にしても二徹にこの声は響くな。しかし長門曰く神に愛された体・・・そう聞くと何故か許せるな)

キョン「大丈夫、今日は行くよ。」

そう言って俺は無意識にハルヒの頭を撫でた。

ハルヒ「バ、バカキョンなに人の頭勝手に触ってるのよ///」

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:41:39.07 ID:BBBAnBgIO

キョン「すまない、ついな」

ハルヒ「次触ったら×すわよ///」

キョン(照れてるのか怒ってるのかわからない表情だな)

徹夜が続くと自分でもよくわからないテンションになるなとぼんやり思いながら放課後になるのを待った。

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:49:37.25 ID:BBBAnBgIO

長門「感想は?」

キョン「古泉の裏ビデオほどじゃないが使えなかったな。だいたいなんで主人公が似たような冴えないキャラなのに可愛い女の子がほいほい寄ってきてみんな好意を抱いてアンアンな展開になるんだ?リアリティがないだろう。」

長門「それはフラグを折らないから」

188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 22:54:50.29 ID:BBBAnBgIO

キョン「フラグ?」

長門「その話はまた今度、コンピ研の部長がお勧めの抜きゲを用意してくれている。」

そう言って長門は隣のコンピ研部室に向かった。長門について文芸部の部室を出る時にふと清掃用具入れが気になったが・・・見てはいけない物が入ってそうなので足早にコンピ研に向かった。

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:01:20.70 ID:BBBAnBgIO

部長氏「待っていたよ。コンピ研一同で話し合った結果至高の抜きゲを用意出来たよ。」

長門「私はまだエロゲには詳しくない。だからこの部長の話を参考にして欲しい」

このまま受け取って本当にめくるめくGの世界を堪能出来るのだろうか?古泉の時を思い出せ。もしかしたら同じ過ちを繰り返すんじゃないのか?俺は呟いた

キョン「最初は自分で選ばせてくれないか?」

196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:07:08.49 ID:BBBAnBgIO

部長氏は一瞬目を見開いたが穏やかな顔でこう返した。

部長氏「そうだね、それが一番かもしれない。最初から至高の抜きゲを堪能したら後は出涸らしのお茶を飲むようなものだ」

まわりのコンピ研の部員達も頷いている。長門に目を移す。長門は小さく頷いた。

部長氏「近年の名作は揃っている。あまりないが同人ゲームもあるぞ。君のインスピレーションに任せる、選んでくれ」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:12:29.22 ID:BBBAnBgIO

部長氏「我々から情報を得ては楽しみが減る。キャラデザ、あらすじ、ゲームの種類も口を出さない。」

キョン(勇気を出して言って良かった。この人たちはみんなエロゲを愛してるんだな、俺もこの人たちのように愛し愛されたい・・・よ〜し選ぶぜ)

キョン「じゃあ明日は土曜で連休だし3本くらい借りて行きます。」


206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:19:20.18 ID:BBBAnBgIO

キョン「じゃあこのSchool Daysってのと」

コンピ研一同「!?」

キョン「この殻ノ少女ってのと」

コンピ研一同「!!!!????」

キョン「このマヴラヴ・オルタネイティブってのを」
コンピ研一同「馬、馬鹿な・・・この中から」

キョン「どうだ長門。学園物、ミステリー物、SFシュミレーション物なかなかのチョイスだろ?」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:41:47.09 ID:BBBAnBgIO

日曜日駅前、そこには涼宮ハルヒ、古泉一樹、ケツ毛の三人がいた。彼の姿はない

ハルヒ「ちょっと有希、キョンのことなんか知らない?あいつ電話にも出ないし・・・金曜も調子悪そうだったし。」

長門「・・・フルフル」

古泉「んっふ、きっと呪いですね」

先に古泉一樹に取り憑いている生霊から祓うべきかもしれないと思ったがあえて無視をした。

みくる「じゃあ〜今日は市内探索はお休みにしてキョン君のお家にお見舞いに行くのはどうでしょう」

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:49:16.98 ID:BBBAnBgIO

ハルヒ「そ、そうね。団員の体調を調べるのも団長の役目よね」

白々しい最初からそのつもりだったのだろう、涼宮ハルヒの手には洋菓子と思われる箱がある。朝比奈ケツ毛の手には可愛らしい花束が・・・古泉一樹は・・・?

『有希っこ☆アイ』キラッ

これは対象の物体を透過して見えるようにする技の一つ

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/16(木) 23:58:11.04 ID:BBBAnBgIO

どうやら古泉一樹の差し入れは二宮沙kの裏DVDらしい。愚劣にも程がある。やはり情報操作で・・・いや無粋な真似はやめよう。私には私の差し入れがある。そうこの『快楽天』が。

そうこうしてる間に彼の家に着いた。

古泉「いやはや・・・何が出てくるのか。んっふ、楽しみですね」

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:04:07.81 ID:nkzHjNZ8O

キョン妹「あ〜ハルにゃん、みくるちゃんに、有希ちゃんも〜・・・キョン君ね、金曜の夜からずっと部屋に籠りっきりなの」

古泉「体調が悪いのでしょうか?もしかして既に死ん・・・」

ハルヒ「ちょっと古泉君、冗談でもそんなこと言わないで」

古泉「これは失礼。あくまで最悪の話です。」

キョン妹「部屋の中から声はするんだけど・・・コトノハとかセカイとかなんとか」

251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:08:51.60 ID:nkzHjNZ8O

ハルヒ「ちょっとキョン開けなさい、団長命令よ」

涼宮ハルヒが乱暴に扉を叩いている。北風の太陽という童話を知らないのだろうか?涼宮ハルヒを制止して扉に語りかけた。

長門「ぼっしぃの新刊を買ってきた。この扉を開けてほしい」

ハルヒ「有希・・・あんたなに言ってんの?」


257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:15:18.03 ID:nkzHjNZ8O

カチャリ・・・鍵があく音がした。ぼっしぃ大勝利

ハルヒ「ちょっとキョン、何の臭いよ。臭いわね、換気しなさい換気」

古泉「これはこれは・・・他人の臭いはこんなにも最低な感じなんですね。」

自分の最愛の女性の股から同じ臭いがすることに未だに気付かない男はほっておいて朝比奈みくるに目を移した

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:22:54.60 ID:nkzHjNZ8O

朝比奈みくるはこの部屋に篭った臭いを嗅ぎ目をトロリとさせていた。何の臭いか知っていての反応だろう。淫売と言うに相応しい

ハルヒ「ちょっとキョン、どうしたの?なんで泣いてるの?」

涼宮ハルヒの呼び掛けに彼は抜け殻のような表情で呟いた

キョン「ま、まりもちゃんが・・・」




おしまい

273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:51:29.98 ID:nkzHjNZ8O

ハルヒ「ま、まりもちゃんって誰よ。人が心配してお見舞いに来たらわたしの知らない女の為に泣いてるなんて・・・馬鹿みたい」

実在の人物でなくエロゲのキャラだと知ったら世界は滅ぶのだろうか?

prrrrr・・・古泉一樹の携帯電話が鳴る。おそらく閉鎖空間が発生したのだろう。

古泉「・・・急遽バイトが出来たので失礼します。」
ハルヒ「私たちも帰るわよ。行くわよ有希、みくるちゃん」


275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 00:58:42.67 ID:nkzHjNZ8O

彼はいまだに涙を浮かべ放心状態だ。彼にそっと快楽天を差し出す。

長門「成人向け漫画はあなたを悲しませない。約束する・・・だから・・・読んで」

キョン「・・・俺は古泉を傷つけ、エロゲで傷付き・・・もうなにも信じられない。だから・・・読めない」

長門「あなたを信じる私を信じて」

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:04:06.18 ID:nkzHjNZ8O

キョン「長門・・・フフッくさいセリフだな」

長門(良かった、笑ってくれた。もう一押し。軽いジョークで)

長門「この部屋ほど臭くはない」

キョン「・・・」

長門「・・・失敗」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:10:54.40 ID:nkzHjNZ8O

キョン「・・・確かに臭いしな。風呂でも入ってくるか。ありがとう長門」

長門「推奨する」

ハルヒ「ちょっと有希、行くわよ」



その夜コンピ研の部長に聞いたところ彼の選んだゲームはいわゆる鬱ゲーと呼ばれる類いらしい。泣きゲー、抜きゲー、鬱ゲー・・・奥が深い。やはりわかりやすい成人向け漫画の世界に引き摺りこむべきだった。

284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:17:02.52 ID:nkzHjNZ8O

ハルヒ「キョンおはよッ・・・あら今日はスッキリした顔ね。(まりもちゃんって娘の話は触れないほうがいいよね)」

キョン「ハルヒ、心配かけたな。もう大丈夫だ。おっと・・・頭に触ったら×されるんだったな、危ない危ないハハハ」

ハルヒ「(良かった、元気になったみたい)べ、別にたまになら良いわよ///・・・あんたもなんか悲しいことがあったのよね?あ、あたしで良ければいつでも相談にゴニョゴニョ」

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:25:54.53 ID:nkzHjNZ8O

キョン「悲しい事?・・・忘れたよ、だからもう大丈夫だ。」

ハルヒ「ふ〜ん、まぁいいわ。先週からサボった分ミッチリ働かせるからね覚悟なさい」

キョン「あぁ任せてくれ。」(長門に渡された快楽天・・・これが俺の求めていた誰も傷つかない真の平和。成人向け漫画。)

ハルヒ(・・・なんかキョンってば大人になったみたい)

287 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:31:18.78 ID:nkzHjNZ8O

コンコン

古泉「どうぞ」

キョン「おぃ〜っす。またお前だけか?」

古泉「そのようで。あ、清掃用具入れの中も確認しました。今日はあなたにプレゼントがあるんですが」

キョン「なんだ?裏ビデオはいらんぞ。俺は二次元にしか興味ないからな。」


292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 01:41:35.33 ID:nkzHjNZ8O

古泉「違いますよ。これです」ジャン

キョン「なんだこれ?」

古泉「んっふ、これはいわゆる精肉機ですね。」

キョン「なんで精肉機なんて・・・いや、まさかお前知ってガチガチガチ」

古泉「さすがに僕はそこまでグロに耐性はないですからねニヤニヤ」

寝ますノシ

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 06:48:37.81 ID:nkzHjNZ8O

古泉「・・・二次元に逃げても解決はしないんですよ。待っているのは破滅のみです。」

キョン(もうやめてくれ)

古泉「だいたい人に言える趣味ではないでしょう?親御さん、御家族が知ったら悲しみますよ。」

キョン(長門・・・いや誰でもいい助けてくれ)

古泉「せっかく回りに可愛らしい女性がいっぱいいる・・・そんな状況で二次元に逃げる、愚の骨頂です」


321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 07:09:23.30 ID:nkzHjNZ8O

キョン「ガタガタ・・・フェイブル」ポツリ

古泉「?」

キョン「オルタード・・・フェイブルッ・・・俺は負けない、三次元の誘惑にもそしてBETAにも」

古泉「ふふっ・・・ご自分の力のみで立ち直るとは。ではこれはいかがですか?」

古泉はブレザーをまさぐると小さい達磨を取り出した。

324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 07:38:26.95 ID:nkzHjNZ8O

古泉「トゥルーエンドでヒロインにこの仕打ち・・・んっふ、クリエイターとは恐ろしいものです。」

キョン(トゥルーエンド?達磨?・・・何を言って)
キョン「・・・か、体が動かない」

古泉「トラウマを乗り切れた訳ではなさそうですね。このまま確保させていただきます。」

そういって古泉は携帯電話を取り出しどこぞに電話をかけた。数分後北高の制服に身を包んだ森さんと新川さんが現れた。

326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 07:49:34.86 ID:nkzHjNZ8O

運転席には新川さん、後部座席では俺を挟むように古泉と森さんが座った。

キョン「・・・どこに連れてかれるんだ?」
古泉「機関の所有する物件です。我々としてはあなたに二次元にハマって頂くと困る事になるのですよ。」

キョン「俺が何で抜こうと俺の自由だろうが」

森さん「わかって下さい」
凛とした声で森さんが呟いた。



328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 07:59:46.61 ID:nkzHjNZ8O

森さん「来るべき時にあなたが二次元にしか反応しなかったら・・・まさに世界は終わるのです。」

キョン「大袈裟です。世界が終わるって俺はそんな大した人間ではありません。だいたい来るべき時っていつですか?」

古泉「涼宮さんですよ・・・いつかあなたが彼女と行為に及ぶ時に二次元にしか反応しなかったら彼女はどう思います。今までにない規模の閉鎖空間・・・下手したら瞬時に世界は改変されるでしょう」

330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 08:09:03.19 ID:nkzHjNZ8O

森さん「今ならまだ戻ってこれます。私も昔は・・・この話はよしましょう」

新川「森は二日目の壁、シャッタークラスの実力でしたからね。いやはやあの頃のあなたときたら・・・」

森さん「む、昔の話です///」

よくわからない単語が出てきたりしたが頬を赤くした森さんは確かに魅力的な顔だった。

古泉「大丈夫です・・・あなたならきっと戻ってこれます。」

332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 08:17:03.11 ID:nkzHjNZ8O

長門「・・・彼は?」

みくる「キョン君ですか〜まだみたいです〜」

いちいち鬱陶しい口調だ。きっと胸にばかり血が回り頭に回る量が少ないのだろう

ハルヒ「あいつ、今日は来るって言ってたのに・・・古泉君もいないし。部室に来たら精肉機と達磨があったのよ。何の嫌がらせよモオッ」

長門「・・・迂闊」


336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 08:26:41.60 ID:nkzHjNZ8O

まさか機関が先に手を打つとは・・・私は瞬時に部室を飛び出そうとした。一刻も早く彼を取り戻さなくては・・・

ハルヒ「ちょっと有希あんたまでサボるつもり?そんなこと許さないわよ」

人の気も知らず涼宮ハルヒが呼び止めた。返答をシュミレートする。

長門「・・・今日は21日、LOの発売日。わかってほしい」

返事を待つことなく私は駆け出した。誰もが納得する最高の答えだろう


仕事なので空き時間があり次第投下します。

350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 10:09:11.03 ID:nkzHjNZ8O

しかし相手は機関の人間・・・いくら私でも一人では。こうなったら恥も外聞もない、頼みたくはないが増援を要請する。

trrr trrr ガチャ

朝倉「もしもし長門さん?どうしました?もしかして用もないのに電話したんですか?それはそれで嬉しいです///今日は晩御飯どうします?またおでん作りすぎちゃったんですけど・・・」

心底うざい。だが今は眉毛の手も借りたい状況

長門「彼が敵の手に落ちた。あなたの力が必要」

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:05:04.70 ID:nkzHjNZ8O

朝倉「彼ってキョン君ですよね?敵って誰ですか?まさか天蓋領域の・・・」

長門「違う。涼宮ハルヒを神と崇める機関の一派」

朝倉「敵なんですか?」

長門「決して相容れない存在、今までは見逃してきた。だがそれも今日で終わり」

朝倉「まぁ長門さんがそううなら・・・でも私にメリットなさそうだしどうしようかしら」

366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:21:09.62 ID:nkzHjNZ8O

この眉毛はどうやら見返りを求めているらしい。腸が煮えくり返りそうになったがここはグッと堪え・・・

長門「涼子・・・あなたしか頼る人がいないの。お願い、助けてグスン」

精一杯か細い声で言ってみた・・・さすがにこんな見えすいた手では無理か?

朝倉「な、長門さんが私を名前で・・・しかも泣きそうな声で助けを求めて・・・ハァハァいいわ、長tいや有希ちゃん。助けてあげるハァハァ」

虫酸が走る

369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:29:43.10 ID:nkzHjNZ8O

長門「ではコードネーム朝倉涼子のリミッターを一時的に解除する。一分以内に正面玄関に来て」

朝倉「もういるわよ」フッ

朝倉涼子が後ろから私の首筋に息を吹き掛ける・・・悪寒が

朝倉「冗談、冗談よ〜怒らないで///有希ちゃん」

思わず情報連結を解除するところだった。

長門「敵は車で逃走している。高速道路に乗られたら厄介、それまでに叩く」

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:38:48.73 ID:nkzHjNZ8O

長門「不可視シールドを展開、障害物の上を一直線に通り抜ける。」

私と朝倉涼子は目にも止まらぬ速さで一気に駆け出した。北高の長い坂も二、三度の跳躍で駆け降り商業ビルの上を飛び越えていく。朝倉涼子は私の少し後ろを着いてきているようだ。よく見ると若干呼吸が乱れている・・・久々にリミッターを解除したからだろうか。

朝倉「ハァハァ・・・有希ちゃん、クマさんパンツハァハァ」


374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:47:07.70 ID:nkzHjNZ8O

とりあえず振り向き様に顔面に蹴りを入れた。朝倉涼子はビルの谷間に消えたが放置して追跡を続ける、じきに追い付くだろう。そして目標の車を発見した。なんとか高速道路に乗る前に追い付きそうだ。

新川「まずいですな。どうやら追跡されているようです。」

古泉「組織・・・いや長門さんでしょうね。クッ、あと少しで高速道路というのに」

キョン「長門・・・来てくれるのか?俺はどうすれば」

376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 12:54:44.60 ID:nkzHjNZ8O

新川「ら、らめぇ・・・ですと?なんたる事でしょう」

異変に気付きフロントガラスに目をやると成人向け漫画の切れ端がくっついて前方の視界を奪っていく。ワイパーでは取り去ることは出来ないようだ。その数はどんどん増え遂にフロントガラスを覆い尽くし車は路肩に停まった。

長門「・・・彼を返してもらう。」

森さん「私が相手をするわ、この汚物をどけてあなた達はアジトに」

そう言って森さんは車外に出た。

378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 13:04:09.75 ID:nkzHjNZ8O

古泉「ですがあなた一人では・・・」

森さん「私は対TFFI端末を想定した訓練を受けています。だから・・・行って」

新川「切れ端は取り除きました、いつでも出れます。」

古泉「きっと・・・戻ってきて下さい。新品のローターを用意して待ってます。・・・出して下さい。」



387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 14:13:05.11 ID:nkzHjNZ8O

長門「森園生・・・あなたの事は聞いている。可能ならば戦闘は回避したい。」

森さん「なにを今さら・・・」

長門「あなたの作品で多くの腐女子が潤った。私はヤオイに興味はない。しかしその作品は大いに評価出来る・・・だから」

口を閉ざす前に森園生の拳が唸りを上げた。からくも回避するも息をつかせぬ連撃が飛んでくる。なるほどTFFI端末を想定した訓練というのは事実らしい。おそらくは喜緑絵美里だろう、あのワカメ・・・次に会ったらただではすまさない。

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 15:11:33.64 ID:nkzHjNZ8O

その気になれば彼女など一思いに捩じ伏せる事は可能だろう。だが彼女は常人より遥かに強い、手加減は出来ない。それが意味すること・・・一個体の生命活動を停止させること。しかし私には彼女の作家としての才能を散らすことなど出来ない。どうすればいい

あと朝倉涼子はさっきからビデオカメラで一部始終を録画しているのか・・・理解できない

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 15:14:26.71 ID:nkzHjNZ8O

こちらの視線に気付いたのか朝倉涼子がたった今来たかのように駆け寄ってきた。

朝倉「そこまでよ。」

長門「なぜ録画を?」

朝倉「だって・・・美少女同士のリアルバウトなんてそうそう見れるもんじゃないし///」

理解不能

400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 16:31:55.82 ID:nkzHjNZ8O

朝倉「ともかく私が来たからには長t・・・有希りんには指一本触れさせないわ///」

有希りん?とうとう変なあだ名まで付けられた。

朝倉「有希りん、ここは私に任せてキョン君を追って」

森さん「ふざけないで、誰一人追わせない」

朝倉「森園生・・・知ってるわ。男同士の行為が好きな変態ね。土下座しても免許証は返してあげないわよ」

410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 17:54:19.83 ID:nkzHjNZ8O

その瞬間二人に向けられていた敵意が朝倉涼子一人に絞られた。好機を逃すつもりはない、私は森園生の横を瞬速で駆け抜けるとハッとした表情で彼女が襲いかかってきた。しかし朝倉涼子が彼女と私の間に立ち塞がる・・・ただの眉毛ではない

森さん「どきなさいッ」

朝倉「うん、それ無理」

412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:02:42.93 ID:nkzHjNZ8O

朝倉「有希りん・・・全部片付いたらいっ、一緒にお風呂///」

あーあーあー聞こえない聞こえない。二人からどんどん遠ざかる。なんか流しっこだとか縁起でもない単語が聞こえてきたが気のせいだろう

朝倉「行っちゃった・・・でもお風呂の約束もしたしウフフ///」

森さん「誰が変態よ・・・あなたの方がよっぽどおかしいわ」

415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:20:01.47 ID:nkzHjNZ8O

バギィ

朝倉「キャッ」

激しい炸裂音と共に朝倉涼子は数メートル吹っ飛びビルの壁に叩き付けられた、森園生は追撃を入れるように飛び蹴りを放つ。すんでのところで朝倉涼子は避けた。

森さん「・・・全然相手にならないわね」

朝倉(くっ・・・あと少しなのにハァハァ)

418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:33:22.08 ID:nkzHjNZ8O

森さん「終わりにします」

さらに勢いをつけて森園生は連撃を放つ。受け流し続けていた朝倉涼子だったが鈍い音をたてて遂にハイキックが頸椎に決まり朝倉涼子は両膝をつき崩れ落ちた。その衝撃か両鼻から鮮血がほとばしる

朝倉「・・・紐か、意外ね」

森さん「なにを言って・・・ハッ!!」

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:42:16.41 ID:nkzHjNZ8O

朝倉「やだ、鼻血ブー助ね。恥ずかしい」フキフキ

朝倉「見て見て園生チャン・・・おパンツで鼻血をふくとなんか卑猥よね」

朝倉涼子は鼻血を拭いた布地を森園生の前で広げて見せた・・・それは紐パンと呼ばれる形状の下着だった

森さん「・・・まさか今までずっと受け続けてたのは」

425 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:51:26.61 ID:nkzHjNZ8O

朝倉「じゃあお待ちかねの反撃の時間ね。よっこいしょーいc(ry」

森園生は恐怖した。渾身の連撃を叩き込み対象は沈黙寸前と思い込んでいたら敵は自分の下着を確認する為だけに攻撃を食らい続けあまつさえ気付かぬうちにその下着を奪われていたのだ。

朝倉「大丈夫よ・・・女の子には優しくするわ。」

ナイフを取り出し鼻血を垂らしながら近寄ってきても説得力は微塵にも感じられなかった。

429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 18:57:59.01 ID:nkzHjNZ8O

長門「あまり離れてはいない筈・・・いた」

バックミラーに小さく映る長門の姿を確認すると新川は呟いた

新川「どうやら追い付かれたようですな」

古泉「そんな、森さんは・・・クソッ」

キョン(なぜみんな争うんだ?俺はただ気持ち良くオナニーをしたいだけなのに・・・長門、古泉教えてくれ)

新川「だが我々の勝ちです」

433 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:06:01.25 ID:nkzHjNZ8O

新川の運転する車が交差点を通過すると突如信号が赤に変わり辺りから装甲車、戦車、迷彩服に身を包んだ兵隊が現れ道路を封鎖した。異変に気付き長門は封鎖地点の数十メートル先で歩みを止めた。

田丸兄「そこまでだTFFI端末」

田丸弟「そこから一歩でも動いてみろ。一斉射撃を敢行する」

古泉達も車から降り長門の姿を確認する。

古泉「森さんはどうした」

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:12:06.64 ID:nkzHjNZ8O

長門「朝倉涼子に任せてきた・・・手酷い扱いはしていない筈、玄鉄糸旬的展開ほど」

古泉「なにを言っているんです」

長門「つまり少女セクトぐら・・・」

古泉「撃て、敵を殲滅しろ」

古泉一樹が激昂し辺りは銃声、爆撃音響いた。

キョン「なっ長門ーーーー」

438 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:18:04.62 ID:nkzHjNZ8O

古泉「撃ち方やめッ」

古泉の号令で兵隊は銃撃をやめ辺りを静寂が包みこんだ

キョン「古泉、なんで撃った?長門は同じSOS団の仲間だろ?どうして・・・ウッ」

古泉「最早それだけの話ではすまないのですよ。わかって下さい・・・悲しい事が沢山有りすぎました。早く一発抜いて楽になりたいです。」

砂煙が徐々に晴れていき爆心地が露になりつつあった

440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:24:35.95 ID:nkzHjNZ8O

オペレーター「大変です、パターン青。敵は沈黙していません」

新川「馬鹿な、あれ程の銃撃を受けてどうやって・・・貸しなさい」

新川さんは兵隊からスナイパーライフルを奪い取ると長門に照準を付け引き金を弾いた。俺は我にかえり新川さんに飛び掛かったが古泉に阻止され無様に転がった。

ドキューーーーーン

444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:31:20.81 ID:nkzHjNZ8O

長門「・・・無駄、既存の兵器ではこのフィールドは破れない。それが三次元崇拝のあなた達ならなおさら・・・中和することも不可能」

長門の顔の目前に八角形の赤い光の壁が生まれ弾丸を弾き飛ばした。

長門「迎えに来た、私と一緒に行こう」

447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:37:32.26 ID:nkzHjNZ8O

古泉「させません・・・彼は世界の平穏の為に二次コンにさせるわけにはいかないのです。」※二次コン=二次元コンプレックス

長門「決めるのは彼、あなたではない」

キョン「古泉ありがとう、俺は長門と行くよ・・・こんなになってまで俺を迎えに来てくれたんだ」

古泉「その選択が世界を破滅させるとしてもですか?」

長門「そんなことにはならない」

448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:44:18.05 ID:nkzHjNZ8O

古泉「なぜそんな事が言い切れます?多くの人間が二次元にハマり現実の異性に幻滅しています、彼とて普通の男子高校生・・・今から二次元に取り込まれれば三年後には同人誌を描く側の人間になりますよ」

長門「そんな事は杞憂に過ぎない・・・例えそうなっても全力でサポートする。」

長門「それに三次元にも幻滅させない・・・ずっと私が側にいるから」

451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:49:48.24 ID:nkzHjNZ8O

ハルヒ「みくるちゃ〜ん、お茶おかわり」

みくる「ハ〜イ」

ハルヒ「退屈ね〜・・・なんかないかしら、そう世界の鍵となる一人の人間を巡って敵対勢力が街中で銃撃戦を繰り広げるの。どう?次の映画に使えないかしら」

みくる「いいんじゃないですか?」

454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 19:56:31.18 ID:nkzHjNZ8O

新川「もういいでしょう・・・我々は負けです。」

古泉「しかし・・・」

新川「長門さん、彼を・・・世界を宜しくお願いします」

長門「善処する」

古泉「・・・これを持っていって下さい。お気に入りのホールをカスタマイズした特別仕様です。僕だと思い大事に使って下さい」

キョン「なんか嫌な名前だな。でもありがとう」

456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:01:28.19 ID:nkzHjNZ8O

古泉ホールと書かれた箱を受け取り長門の方に向かい歩いた

キョン「長門・・・行こうか?」

長門は小さく頷き俺の手を取ると一気に駆け出した、どういう仕組みかわからないが恐ろしい速さで・・・長門のマンションまで辿り着いた。


462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:09:12.52 ID:nkzHjNZ8O

長門「汚れが気になる・・・シャワーを浴びてくる。その辺りの本を読んでいて」

キョン「あぁ・・・そうするよ」ドキドキ(しかし凄い量だな。しかも全部成年向けって書いてある)

キョン「・・・なんか興奮してきたな。長門はまだ出ないだろうし」ゴソゴソヌギヌギ


ガチャバタン
朝倉「有希リ〜ン・・・涼子ね、キチンと言い付け通り・・・」

キョン「・・・」シコシコ

464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:12:53.03 ID:nkzHjNZ8O

キョン「・・・」キュポキュポブチュ

朝倉「・・・」

キョン「着替えてる途中なんだ、うん・・・だからナイフをしまってくれないか?」

朝倉「うん、それ絶対無理」

467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:18:36.29 ID:nkzHjNZ8O

ハルヒ「キョンおっはよ・・・なんか今日もやつれてるわね?大丈夫?」

キョン「・・・いや、寝不足で体調も良くはないが気分は悪くない。ハルヒ・・・今日の髪型可愛いな。うん」

ハルヒ「///・・・そう?気まぐれよ、深い意味は無いわ(やった)」

キョン(それにしても古泉ホール凄いな、名前は最悪だが・・・何回抜いたか覚えてないぜ)

469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:25:00.30 ID:nkzHjNZ8O

コンコン

古泉「どうぞ」

ガチャ

キョン「なんだ、お前だけか?」

古泉「そのようで・・・どうでした、マイホールは?」

キョン「マイホール言うな、・・・最高だったよ。名前は最低だけどな」

古泉「これは手厳しい・・・今日もプレゼントがあるのですが」

471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:30:34.65 ID:nkzHjNZ8O

キョン「なんだ?裏ビデオも裏DVDも精肉機も達磨もいらんぞ」

古泉「んっふ、違います。これです、裏BlueRay・・・毛穴までクッキリですよ」

キョン「・・・」

古泉「・・・」




おしまい

478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/07/17(金) 20:40:03.11 ID:nkzHjNZ8O

おまけ

長門「なぜ浴場に入ってくる?彼は?」

朝倉「なんか全裸で怪しい動きしてたから追い出しました。・・・約束したでしょ?一緒にお風呂に入るって」

長門「した覚えは無い。なぜボディソープを全身に付けて体を押し当てる?」

朝倉「だって洗いっこするって約束・・・」ニュポニュポ

長門「していない」

色々間違いなどありましたが最後までありがとうございました。1さん、乗っ取りすみませんでした。



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ『それじゃあ、二人組をつくりなさい』