オプティマスプライム「キョン、世界の運命は君が握っている」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門有希「……(お腹……痛い……)」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:08:13.90 ID:mDTrYUVk0

キョン「なあ、長門」

長門「・・・何」

キョン「長門って宇宙人だよなあ」

長門「世間一般的にはそういわれている」

キョン「そのさ、宇宙にはトランスフォーマーっているのか?」

長門「トランスフォーマーとは?」

キョン「ロボット生命体というかさ、変形する種族さ」

長門「・・・いないことはない」

キョン「マジか!!」

長門「会ってみる?」

キョン「そんな簡単に会えるのかよ」

長門「冗談」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:11:48.16 ID:mDTrYUVk0

キョン「冗談かよ・・・」

長門「・・・」

ガラッ

ハルヒ「キョン!ヘンなの拾ったのよ!」

キョン「なんだ?ゴミならゴミ箱に捨てておけよ」

ハルヒ「ゴミなんかじゃないわよ!これ見てよ!」

キョン「ん・・・?金属のかけらか?」

ハルヒ「なんか得たいのしれない文字が書かれているのよ!これきっと宇宙から降ってきたのよ!」

キョン「そんなわけ無いだろ。なんかの玩具か偶然の産物だろ」

長門「・・・!」

ガタッ!

長門「涼宮ハルヒ・・・それを捨てることを推奨する」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:15:25.05 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「有希まで何言ってるのよ」

キョン「(長門がえらくマジな顔で言っている。もしやハルヒのトンでも能力じゃ・・・)」

ハルヒ「こんな珍しいもの捨てられるわけないじゃない!」

キョン「あ、おいハルヒどこへ行く!」

ハルヒ「これ拾った場所に他に何か無いか見に行くのよ!あんたも来なさい!!」

キョン「やれやれ・・・」

長門「ついて行った方がいい。私も行く」

キョン「長門もか?珍しいな」

長門「あの金属片は非常に危険・・・ここから排除しなくてはならない」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:18:38.80 ID:mDTrYUVk0

キョン「長門、アレは何だ?」

長門「・・・宇宙からの飛来物」

キョン「マジかよ」

長門「それも、強大なエネルギーを持つ、非常に危険なもの」

キョン「エネルギーだと?」

キョン「・・・あれ、そういえばあれなんか見覚えが・・・」

ハルヒ「何ブツブツしゃべっているのよ!早く来なさい!」

キョン「おい待て・・・!」

長門「スキを見てあれを奪取し、私に渡して欲しい」

キョン「・・・なるべくやってみるよ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:21:38.13 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「ココに落ちていたのよ」

キョン「なんだこのミステリーサークルは・・・」

ハルヒ「すごいでしょ!ちょうどここの中心にあったのよ」

長門「強力なエネルギーを感知。この周辺にあった草木がすべてこの中央に流れている」

キョン「いつ頃からあったんだ?」

長門「わからない。ここ1週間何の異常も見られない」

キョン「ハルヒの力じゃないのか?」

長門「不明」

ハルヒ「他に何か落ちてないかなー」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:25:32.77 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「何も見つからないわ・・・」

ポロッ

ハルヒ「あ」

キョン「おいおい、落とすなよ・・・」

ひょいっ

ブブブブブブブブ!!!!

キョン「うわぁっ!?」

ドサッ

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!?どうしたのよ!」

キョン「こ、これさわった瞬間ビリッと来たんだが・・・おまえ何ともないのか!?」

ハルヒ「べ、別に何ともないわよ?」

ヒョイ

ハルヒ「ほら」

長門「・・・」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:29:25.61 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「あんたドジだから転んだだけじゃないの?」

キョン「いや、そんなわけない!確かにそれから電気が・・・」

ドドドドドド・・・

ハルヒ「何の音?」

キョン「なんか地響きが・・・」

長門「500m先から自動車がこちらに向かっている」

キョン「マスコミか何かか?」

ハルヒ「まずいわね。これを取られちゃうかもしれないわ!逃げましょ!」

キョン「おい!車と人間じゃ早さが違うぞ!」

長門「さらに速度を上げて接近中」

キョン「おい!ハルヒそれホントに危険なものかもしれないぞ!」

ハルヒ「ならなおさらあげるわけにはいかないわ!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:34:59.24 ID:mDTrYUVk0

ブウゥゥゥゥン!!!

キョン「うお!速っ!!」

長門「接触まであと5秒」

キョン「カウントしてる場合じゃないだろ!」

ハルヒ「なにこのかっこいい黄色い車!って、誰も乗ってないじゃない!」

キョン「嘘だろ!?」

ギゴガギゴゴ・・・!!

ハルヒ「なっ何!?車が変形してる!?」

キョン「ト、トランスフォーマー・・・!!」

長門「・・・」

ドザァァァァ!!

?『今手にしているものを渡してもらおう』

ハルヒ「だ、誰よあなた!」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:39:16.04 ID:mDTrYUVk0

?『それは危険なものだ。速やかに渡してくれたまえ』

キョン「お、おまえバンブルビーだろ!?」

?『!!』

ハルヒ「キョン!あんた知ってるの!?」

キョン「知ってるも何も、この間映画で見たばっかりだよ!」

バンブルビー『知っているなら話が早い。君は、彼女の持っているものがわかるんだろう』

キョン「まさかなとは思っていたが、それ、オールスパークの一部だろ」

バンブルビー『その通りだ』

キョン「ハルヒ、悪いことはいわない、それをそいつに渡せ!」

ハルヒ「ちょ、ちょっと!?どういうこと?説明して頂戴!!」

バンブルビー『話している暇はない。奴らが近づいてきている』

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:43:13.43 ID:mDTrYUVk0

キョン「やつらって・・・まさか!」

長門「上空からジェット機が接近中」

キョン「よりによって・・・!」

ハルヒ「どうなってるの!?ねぇ!!」

バンブルビー『危ない!伏せろ!』

ゴオォォォォォ!!!

ハルヒ「キャッ!!」

バンブルビー『』ドッドッドッドッ!!

キョン「うお!!銃ぶっ放すなよ!!」

ゴォォォォォ・・・ガギンッガギッ

?『オールスパークをよこせぇ!!』

ハルヒ「何あれ!?ジェット機も変形したわよ!!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:50:08.29 ID:mDTrYUVk0

バンブルビー『君たちは逃げろ!』

?『待てクソガキども!!』

グゥオン!!

ハルヒ「きゃあ!!」

長門「ブツブツ」

バリィィィィィィ!!!

?『!?』

長門「一時的に遮蔽シールドを張った。しかし相手の威力が強いため一時的にしかならない」

キョン「ハルヒ!逃げるぞ!!」

ハルヒ「たっ助けて・・・!」

バンブルビー『』ドッドッドッドッ!!

?『くっ・・・邪魔をするなぁ!!』

ガキィン!!ドゴォ!!

キョン「長門、おまえの力で何とかならんのか!?」

長門「涼宮ハルヒの能力の影響ではないため、攻撃の許可は下りない」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:51:23.56 ID:mDTrYUVk0

>>14

前作の終わりで一時的に機能は復活したけどうまくしゃべれないからラジオを使ってるらしいよ。

なので今回のもラジオの声だと思ってください。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:57:47.30 ID:mDTrYUVk0

キョン「おい・・・バンブルビーが劣勢だぞ!」

ハルヒ「がんばって!!」

?『手間を掛けさせやがって!くたばれ!!』

ゴガァ!!

?『な、なんだ!?』

グォォォォ・・・・ ギゴガギゴゴ・・・!!

?『くたばるのは貴様だ、スタースクリーム!!』

スタースクリーム『クソ!!増援か!!』

?『貴様の逃げ場はない!スパークごとすりつぶしてやる!!』

スタースクリーム『まだやられるわけにはいかない!』

ギゴガギゴゴ・・・!!  シュドォォォォ・・・!!

?『逃げたか・・・』

ガシュゥン

?『ケガはないか、地球の民よ』

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:01:57.12 ID:mDTrYUVk0

キョン「オ、オプティマスプライム・・・」

オプティマスプライム『私を知っているのか?』

バンブルビー『この星には我々と同じ名前が使われているものがあるようです』

オプティマスプライム『そうか、不思議な星だなここは』

ハルヒ「しゃ、しゃべるロボット・・・」

オプティマスプライム『君が持っているそのかけらは、危険なものなのだ。私たちに渡してもらえるか?』

ハルヒ「・・・」

キョン「ハルヒ、渡せよ。これ以上危険な目に遭いたくないだろ?」

ハルヒ「何言ってるのよキョン!素敵じゃないこんなロボットが存在するなんて!」

オプティマスプライム『・・・?』

ハルヒ「こんなスリル滅多にないわよ!」

キョン「お、おいまさか・・・」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:06:22.75 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「ねぇ、オプティマスプライムって言ったかしらあなた?」

オプティマスプライム『その通りだ』

ハルヒ「死んでも渡さないわ!」

キョン「おい!!」

オプティマスプライム『・・・今君がどんな状況に置かれているか、わかっているのか?』

ハルヒ「ええ、さながら私はとらわれの姫ね!」

キョン「何を言ってるんだおまえは」

ハルヒ「私はぜーったい渡さないわ!」

オプティマスプライム『冗談はやめろ。死にたいのか?』

ハルヒ「死ぬもんですか!」

オプティマスプライム『・・・そこの君、この子を説得してくれないか』

キョン「あー・・・一度言い出すと絶対変えないんです、こいつ」

オプティマスプライム『参ったな・・・』

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:17:18.90 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「キョン、あなたこいつらに詳しいみたいね。教えなさい!」

キョン「断固拒否する」

ハルヒ「なんでよ!!」

長門「彼らは宇宙からやってきたロボット生命体・・・」

キョン「な、長門!?」

長門「あなたが手にしているのはオールスパークのかけら。いわば彼らの命の元」

ハルヒ「へ、へぇ・・・」

長門「そのかけら一つでいろいろな機械に生命を宿すことが出来る、が非常に危険」

キョン「(長門も映画を見たのか?)」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:20:49.91 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『詳しいな。その情報も、この地球では流れているのか?』

キョン「あんたたちが活躍する映画があるぐらいだからな」

オプティマスプライム『まるで我々が監視されているみたいだな』

ハルヒ「なんであんたたちそんなに詳しいのよ」

キョン「おまえトランスフォーマー見てないのか?後悔するぞ」

ハルヒ「ふん!私がなんの映画を見ようと勝手でしょ!」

オプティマスプライム『ケンカはそれぐらいにして、かけらを渡してもらえないか?』

ハルヒ「い・や・だ!!」

オプティマスプライム『オオゥ・・・』

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:26:25.66 ID:mDTrYUVk0

バンブルビー『総司令、いかがいたしましょう』

オプティマスプライム『仕方がない、彼らを守った上で、ディセプティコンのやつらを叩くしかない』

ハルヒ「大根がなんだって?」

キョン「大根じゃない、ディセプティコンだ。ようはあいつらの敵だ」

長門「先ほど攻撃を仕掛けてきたジェット機。あれがディセプティコン」

ハルヒ「それって、私の持ってるこれを狙ってきているのよね?」

キョン「そうだ」

ハルヒ「私の取り合いってこと?」

キョン「バカを言うな!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:30:46.02 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『とりあえず地球の民を守ることが優先だ』

バンブルビー『仲間を呼び集めましょうか』

オプティマスプライム『いや、ここは最低限のオートボット部隊で行くべきだ』

キョン「確かに、あなたたちみたいな車は日本の道路事情には似合わんからな」

オプティマスプライム『むぅ・・・』

長門「他の自動車にプログラムを書き換えてみては」

オプティマスプライム『モーフィングには非常にエネルギーを使う。推奨しない』

長門「そう・・・」

キョン「(長門って実はトランスフォーマーファン?)」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:37:15.81 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『ところで君は、熱源反応がない。君は人間なのか?』

ハルヒ「ちょっと!失礼なこと言わないでよ!有希のどこが人間らしくないって言うのよ!」

キョン「(いや実際宇宙人だしな)」

オプティマスプライム『気を悪くしないでくれ』

長門「いい」

バンブルビー『総司令、3時の方向から複数のディセプティコンが接近』

オプティマスプライム『まずいな。ここから逃げるぞ』

ギゴガギゴゴ・・・

オプティマスプライム『乗るんだ!』

ハルヒ「乗るわよ!キョン!」

キョン「ったりめーだ!!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:40:46.36 ID:mDTrYUVk0

キョン「ハルヒ、そのかけらを渡すなら今のうちだ」

ハルヒ「いやよ」

キョン「あのなあ、おまえこいつらに迷惑かけているって自覚ないのか?」

ハルヒ「何よ!あたしのせいなの!?」

キョン「そういうことを言っているんじゃない!」

オプティマスプライム『二人とも舌をかみ切りたく無いなら黙るんだ!』

グオォン!!ドゴォン!!

ハルヒ「きゃぁ!!」

キョン「うおお!!」

ドザッ!

ハルヒ「いったぁ・・・ちょっとキョン!どこ触ってるのよ!!」

キョン「ふ、不可抗力だ!!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:47:22.90 ID:mDTrYUVk0

キョン「しかし、こんな町中で戦争を始める気かよ!」

長門「すでにここは閉鎖空間の中にはいっている」

キョン「なんですと」

長門「彼らと接触したときから徐々に始まっていた」

ハルヒ「ちょっとキョン!後からいっぱい来たわよ!」

キョン「うげ!!お、おいオプティマスプライム!仲間を呼んだ方がいいんじゃねぇか!?」

オプティマスプライム『先ほどから連絡しているのだが、連絡が取れない。まるで別空間にとばされたかのように』

キョン「(まんまとばされているわけだが)」

ハルヒ「増援しないとやられちゃうんじゃない?」

キョン「ナイスハルヒ!!」

ハルヒ「!?」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 22:52:44.96 ID:mDTrYUVk0

?『総司令、ディセプティコンの奴らはどこだ!?』

オプティマスプライム『アイアンハイドか!』

アイアンハイド『見つけたぞ!ディセプティコンめ、ぶっ○してやる!』シュドドドドド!!!

バンブルビー『』ドッドッドッドッ!!!

オプティマスプライム『君たちはここで降りるんだ』

キョン「ハルヒ、行くぞ」

ハルヒ「ちょっと!」

キョン「戦いの邪魔になるんだよ、俺たちは!」

ギゴガギゴゴ・・・!!

オプティマスプライム『さぁ来いディセプティコン!粉々にしてくれる!!』

キョン「(オプティマスプライム、戦闘になるとホント口悪くなるなぁ)」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:06:48.36 ID:mDTrYUVk0

キョン「逃げるぞ!」

タッタッタッ・・・

ガショィン!!

スタースクリーム『おっとそうはいかねぇ』

キョン「!!」

ガシィ!!

キョン「うおおお!!」

スタースクリーム『女。こいつを殺されたくなかったらそれを渡せ』

ハルヒ「!!」

オプティマスプライム『スタースクリーム!!』

スタースクリーム『来るな!こいつを引きちぎるぞ!!』

キョン「ぐああああああ!!」

ハルヒ「キ、キョン!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:11:41.97 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『欠片を渡してはいけない!』

ハルヒ「じゃあキョンに死ねっていうの!?」

長門「(情報操作ができない・・・万事休す)」

オプティマスプライム『・・・』

スタースクリーム『・・・バカめ』

オプティマスプライム『む!?』

ガシャァァァァン!!!

オプティマスプライム『ぬぅおああああああああああ!!!』

ドッシャァァン!!

?『隙だらけだぞオプティマスプライム!!』

スタースクリーム『さすがです、メガトロン様!』

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:18:25.85 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『ぬぅぅ・・・』

メガトロン『人間など守って何が楽しい?こんな小さい生命体のために身体を張るとはバカにもほどがあるぞ』

ハルヒ「ちょ、ちょっと大丈夫なの!?」

オプティマスプライム『に、逃げるんだ・・・』

ハルヒ「いやよ!逃げたらあんたもキョンも助けられないじゃない!」

メガトロン『はやくオールスパークの欠片をよこせぇ!』

ガシャッ

ハルヒ「い、いやああああああ!!!」

長門「(巨大な情報フレアが発生・・・!)」

メガトロン『ぬ!なんだこいつは!!』

ハルヒ「お願いオプティマスプライム!キョンを助けてぇ!!」

ガキィ!!

スタースクリーム『欠片をオプティマスプライムに差しやがった!!』

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:23:39.76 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『聞き入れたぞ、地球の民よ』

ゴゴゴゴゴ・・・

メガトロン『死に損ないが!!』

オプティマスプライム『それは貴様だ!メガトロン!!』

ドゴォ!!

オプティマスプライム『ぬぅん!!』

ギギギギ・・・バギィ!!

スタースクリーム『ぐおああああ!!』

キョン「腕がゆるんだ!!」

するっ

キョン「うおおおおお!落ちる!!」

ガシッ!

バンブルビー『大丈夫か』

キョン「た、助かった!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:28:27.67 ID:mDTrYUVk0

オプティマスプライム『地獄に堕ちろ!メガトロン!!』

ガキョッ!!ドゴォ!!

メガトロン『ごあああ!!』

スタースクリーム『メガトロン様、いったん耐性を立て直した方が・・・』

メガトロン『やむを得ん!ディセプティコン退却!!』

ギゴガギゴゴ・・・! ブウォォオオオン・・・!!

ハルヒ「か・・・勝ったのね・・・」

オプティマスプライム『君のおかげだ。感謝する』

キョン「ハルヒ、ケガはないか?」

ハルヒ「・・・あんたこそ大丈夫なの?い、一応心配してあげるわ!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:35:58.58 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「あと、それあげるわ!」

オプティマスプライム『そうか』

ハルヒ「あたしには荷が重すぎるわ!ずっとそれを持っていたんじゃSOS団の活動ができなさそうだし」

キョン「怖いから手放したんだろ?」

ハルヒ「ちっ違うわよバカキョン!」

オプティマスプライム『君の咄嗟の行動で私は助かった。君は実に不思議な力を持っている』

ハルヒ「え?」

長門「涼宮ハルヒとの力に、オールスパークが反応した結果、このような形になった」

キョン「そういうことだったのか・・・よくわからんが」

バンブルビー『総司令、次の欠片を探しに行きましょう』

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:42:04.80 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「もう行くの?」

オプティマスプライム『世界中にオールスパークの欠片が散らばっている。それを集めるのが我々の目的』

アイアンハイド『ディセプティコンのやつらに取られたら何されるかわからないしな』

ハルヒ「そっか・・・」

オプティマスプライム『・・・我々が地球で活動し続ける限り、また会えるだろう』

キョン「次会うときは、いざこざは持ってこないでくれよ」

オプティマスプライム『善処する』

バンブルビー『ターゲット見つけました。西へ560km先です』

オプティマスプライム『さらばだ、地球の民よ』

ハルヒ「ハルヒ!アタシの名前は涼宮ハルヒよ!」

オプティマスプライム『ハルヒ。小さき勇者ハルヒ、また会おう』

ドドドドドド・・・・

                        ─ 完 ─

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 23:43:56.70 ID:mDTrYUVk0

ハルヒ「ねえ、キョン」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「スレタイと本文、かみ合ってないわよね?」

キョン「・・・勢いまかせだ!」

                     ─ 本当の完 ─



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