佐々木「恋愛などしょせんは一時の気の迷いにすぎないのさ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:00:29.95 ID:Z6ymtR67O

佐々木「一種の精神病のようなものだよ――」



佐々木「――などと知った風な事をいって悦にはいるほど愚かではないつもりだよ」

佐々木「僕は決められた枠組から外れるような生き方をしたくはないだけなんだ」

佐々木はなおも語り続ける

佐々木「こう見えて僕は無器用な人間だからね。受験勉強と恋愛を両立させれるほどの器用さは持ちあわせていないのさ」

キョン「それが誰からの告白も受け入れない理由なわけか…」

まだまだあどけなさは残るものの、いわゆる美少女の部類に入るであろう――佐々木は俺を見て微笑みを浮かべていた



7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:03:35.41 ID:Z6ymtR67O

佐々木「だからね、キョン。僕は誰からも好意をもたれるようなことは何もしていないつもりだし、事実そのはずだ。君ならわかるだろう?」

キョン「いや、わからんが」

佐々木「そうかい?」

佐々木はくつくつと笑いを噛み殺しながらも言葉を続けた

佐々木「まぁいいさ。君がそう思うのならそういうことにしておこう」

佐々木が男に対してだけ男言葉を使うのは、恋愛事にかまけるつもりはない――と、異性に対しての無言の主張なのかもしれないな…などとこの時俺は考えていた



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:07:36.44 ID:Z6ymtR67O

佐々木「すっかり遅くなってしまったね」

いつもよりも少し時間は遅いものの、いつもと同じ道をいつもと同じように一緒に帰る

そう、なにもかわりはしない、いつも通りの事であった……ここまでは




9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:11:04.13 ID:Z6ymtR67O

佐々木「君が一緒にいてくれて助かるよ」

この辺りの道は、この時間ともなると人通りもすっかりなくなり、あまり一人で歩きたくはないものだった

キョン「男の俺でも一人で通るのには不気味に思えるところだからな」

佐々木「頼りにしてるよキョン」

佐々木はいたずらっぽく無邪気な笑顔を向けてそういった

キョン「お、おぅ」

美少女と呼んでもさしつかえのない佐々木の言葉に少し心が躍る。お姫様を護衛する騎士のような誇らしい気分だった



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:16:53.55 ID:Z6ymtR67O

月明かり以外照らすものは何もない、もっとも人通りの少ない河川敷のなかばを通りすぎようとしていたときのことだった

キョン「ッ!!?」

なにが起こったのかわからなかった。突然の激しい痛みを頭に感じ俺はその場に倒れこんだ

佐々木「キョン!!―――いきなりなにを――ちょっ!いや!離して!!!」

消えいりそうな意識のなか佐々木の叫ぶ声がきこえる――



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:22:01.38 ID:Z6ymtR67O

もうろうとしているものの意識を失いはしなかったのだが―――体が動かない

薄っすらと開く俺の目に映るのは何者かに覆いかぶされて激しく抵抗を続ける佐々木の姿だった

佐々木「いやっ!…さわらないで!!離して…キョン!誰か!!誰か助け――――」

バシイィィッッッッツ!

虫の泣き声以外なにひとつきこえない夜の河川敷に激しい音が鳴りひびく

佐々木「………」

暴れる佐々木を男は力の限り殴りつけたのだ。恐怖のあまりか佐々木は声を失っていた

男「騒ぐな。今度騒いだらこんなもんじゃすまないぞ」

佐々木の目から涙が溢れだす

大人しくなった佐々木に満足したのか男は笑みを浮かべているようにみえる

男はゆっくりと―――佐々木の胸元に手をのばす――――



14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:32:17.69 ID:Z6ymtR67O

エロとばしたほうがいい?

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:37:27.99 ID:Z6ymtR67O

佐々木「――!!!」

男は乱暴に佐々木の着ていた制服を破りすてた

やわらかな月明かりの下―――佐々木のややこぶりながらも形の整った乳房があらわにさらされている

男はむしゃぶりつくように佐々木の身体を持て遊ぶ

佐々木「いやぁーーー!!」

男「まだ殴られたりないのか?」

男の言葉に佐々木は恐怖で体がすくむ――

ねっとりと舌先を佐々木の乳房にまとわりつかせていた男はゆっくりとズボンを脱ぎはじめた




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:39:37.03 ID:Z6ymtR67O

男の指が佐々木のまだ少し未成熟な身体をはいずりまわる

佐々木「いやだ…こんなの…僕は…僕は……」

佐々木は涙まじりの消え入りそうな声でつぶやいた

男の舌が佐々木の脇から腰のくびれにかけてのラインをゆっくりとなぞる

佐々木「ん…っ……」

声にならない声をあげ、佐々木は少し汗ばんだ身体を大きくのけぞらせる

なおも男は休むことなく佐々木の身体を持て遊ぶ―――




19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:42:30.18 ID:Z6ymtR67O

男「そうだ。そのまま大人しく言う通りにしていればすぐに終る」

佐々木の凝り固まった乳首を舌でころがしながら男はいった

佐々木「うっうっ……」

涙に暮れながらも大人しくしている佐々木に身体を起こして座るよう命じる

男「わかるな?舌を使って丁寧に舐めまわすんだ」

佐々木「そんな…」

男は苛ついたのか乱暴に佐々木の口にそれを押し込む

佐々木「んぐっ!…ンッ…うぅっ!」

男「お前が自分でやるんだ。いいか、何度も言わせるなよ?」

よっぽど怖いのだろう。佐々木は男の言うがままにそれを扱きだした

男「…!そうだ…いいぞ…そのまま裏スジもだ」

佐々木「んっ!んっ!んっ!」

ゆっくりと丁寧な舌使いで佐々木はそれを舐め続けた

佐々木「ぷはぁ!!…ハァ…ハァ………」

しなやかな指先を絡めつつ――佐々木の行為はなおも続けられる

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:47:41.26 ID:Z6ymtR67O

男は佐々木を立たせ、ゆっくりと下着に指をかけて脱ぎおろす

上衣は無惨にも引き裂かれ、スカートの下には何も纏うことのない佐々木の姿がそこにあった

ニヤニヤと見ていた男は満足そうに指を佐々木の下腹部にもっていく―――

男によって左右に開かれたそれに男はゆっくりと舌をのばす――――ちゅぷっ

佐々木「ひゃっ!」

ねちゃねちゃと粘着性のある音がきこえたような気がする

男は無言でそれを愛撫し続ける

佐々木「あ…アン…ッ…あっ!んっ!んんっッッッッッッッ!!」

男の舌が糸をひくように佐々木のそれから離れる

佐々木「あっ……………」

硬直しながらも激しく体をくねらせていた佐々木の顔は恍惚としていた

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:51:39.29 ID:Z6ymtR67O

男「さて、ここからが本当のお楽しみだ」

仰向けに寝かせた佐々木の両足を開くように持ちながら男は言葉を続ける

男「やっぱりはじめてだったようだな」

佐々木「もうやめて…お願い……お願いします………」

佐々木は小さく震えた声で懇願する

男「それが聞きとげられると思うのか?」

男の顔が嬉しそうに大きく歪む―――ようにみえた

男「いくぞ」

男は強引にそれを佐々木に押し込んだ



26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 12:56:31.25 ID:Z6ymtR67O

佐々木「痛ぃ!!痛い痛い痛い!!!!」

男「大きな声をだすな!」

男が大きく手をふりあげると佐々木はビクッと体を震わせたのち小さく頷いた

男「ハァ!ハァ!」

佐々木「ンッ…アッ……アン!…アン!」

男の腰の動きに合わせて佐々木は小さく声をあげる

男の腰使いが激しさを増す―――

佐々木「アン!やんっ!んっ…ふっ!もう…ダメ…やめて……アッアッアアァァァァァァァンッ」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:00:15.56 ID:Z6ymtR67O

このときの俺は悔しさと己の無力さに激しい嫌悪を感じつつもだだそれを見つめることしか出来なかった

なにがお姫様を守る騎士だ!激しい怒りがわいてくる

男の姿はもうそこにはなかった。いまだ体を動かせず声も出せない俺と――――
光の消えた虚ろな瞳でどこを見ているともしれない佐々木だけがそこに残されていた





30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:06:58.19 ID:Z6ymtR67O

キョン「佐々木…」

どれぐらいの時間が過ぎたのだろうか…。ようやく体を動かせるようになった俺は佐々木に歩みよろうとした…

そのとき―――

佐々木「こないで…」

キョン「佐々木…」

佐々木「こないでえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

その瞬間――佐々木の体から光が放たれ―――それが世界を包みこんだ――――――





32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:13:05.19 ID:Z6ymtR67O

誰もいない夜の校庭―――

そこに髪の長い少女が夜空に手を伸ばすように立ちつくしている

???「どうかしたのか?」

傍らに立っていた学生服姿の男が少女に声をかける

???「別に…ただなにか………」

錯覚だろうか…少女の体が光に包みこまれたようにみえた―――




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:24:21.76 ID:Z6ymtR67O

これで…全てはうまくいきました……

キョン「朝比奈さん…」

みくる(大)「ごめんなさいキョン君…本当にごめんなさい……」

キョン「…あなたのせいではありませんよ。悪いのは…俺です」

みくる(大)「そんな!キョン君は悪くないわ!だってキョン君の意思ではないもの――」

キョン「同意したのは俺です」

噛み締めた唇に血がにじむ


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:30:07.10 ID:Z6ymtR67O

高校2年のあのとき。橘京子はこう言った

わたしたちは佐々木さんこそがその力の持ち主だと信じています―――と

なんらかの理由でそれが――佐々木からハルヒへと渡ってしまったのだと

よた話だと思っていた。だが、橘京子の言葉は真実であった

古泉が語った自分たちはハルヒからある日突然力を与えられたという話も本当のことだった

みくる(大)「キョン君…」

キョン「………」




38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:35:19.63 ID:Z6ymtR67O

今よりも未来の世界でとんでもないことが判明したのだと俺は朝比奈さんに聞かされた

このままでは取り返しのつかないことになる―――それを回避するためには…

みくる(大)「佐々木さんから涼宮さんへの力の譲渡が必要だったんです…」

キョン「誰の意思も関係ない。それが規定事項である以上さからうわけにはいかない…」

みくる(大)「………」




40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:43:41.67 ID:Z6ymtR67O

あのとき佐々木は…世界の全てを否定しようとして力を暴走させた

佐々木の想いをのせたその力は、同じくその所有者たる資格を持つハルヒへと時空を越えて受け継がれた

ハルヒが俺でなければならなかった理由……ジョン・スミスだけではなかった

佐々木の……俺に…守ってほしい…。一緒にいたい…その気持ちまでもハルヒは受け継いでしまっていた

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 13:55:58.47 ID:Z6ymtR67O

俺は…高校生のときからは考えられないほどに姿を変えていた

いくら40を超えているとはいえ、これだけの変化をとげる奴はそうはいないだろう

あのとき―――佐々木に手をかけたのは――――俺自身だった

俺や朝比奈さんの意思など関係はなかった。ただ、そうすることだけが規定事項としてあるのみで

佐々木が世界を改変させたおかげで『あの事件』はなかったことになっている

だが確実にあの事件のあった夜は存在した

エンドレスに繰り返したあの幾多の夏休みのように、長門が創り変えてしまったあの世界と同じように

時空を超えようとも決して世界が変わることはない。ただ全てをなぞるだけなのだ…そこには誰の意思も関係しない



fin

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:02:25.12 ID:Z6ymtR67O

長門有希―――俺的美的ランクA-のあいつが今回のターゲットだ

…え?お前誰だよって?

俺のことはそうだな……コードネーム『スネーク』―――とでも呼んでくれ

スネーク「長門有希…見せてもらうぞお前の全てを…」


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:09:09.44 ID:Z6ymtR67O

なにしろこの長門有希という女…学校において、存在をまるで感じさせないのだ

スネーク「ゆえに俺に指令が下されたわけだ」

スネーク「長門有希を――まるっとぬるっとお見通しにせよ…と」




51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:19:02.90 ID:Z6ymtR67O

完全オートロック完備の高級マンション―――侵入する為にはこのタイミングしかない

スネーク「長門有希が帰宅する…このチャンスを逃しはしない」

俺はプロのストーカ―――もとい傭兵だ。へまはしないさ

長門有希がロック解除の為に暗証番号を入力する…ロックが解除されドアが開く―――

スネーク「今だ」

俺は音もなく、しかし確実な歩みをきざみ背後から無防備の長門有希に襲いかかる




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:30:25.45 ID:Z6ymtR67O

突然の出来事に振り向いた長門有希は恐怖のあまり声を出すこともできない

スネーク「長門有希!お前を――――」









カァッッッットォォォ!!!!

ハルヒ「なにやってんのよあんたは!!」

谷口「す、涼宮…」




53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:35:03.92 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「なんで台本を無視すんのよ!?」

谷口「だってよぉ…」

国木田「駄目だよ谷口。涼宮さんのいう通りにしなきゃ」

谷口「だいたいなんで俺が川嶋亜美を狙うストーカー役なんだよ!?」

ハルヒ「なに言ってんのよ?あんたが出たいっていうからわざわざ役を用意してあげたんじゃないの」




54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:42:26.54 ID:Z6ymtR67O

文化祭に向けて新たに映画を撮る―――とらドラを題材に

それを聞き付けた俺は涼宮に涙ぐましい懇願のすえに出演の許可を得たのだ

だってそうだろう?長門有希に朝比奈みくるさん。それにこの涼宮――

誰と当たっても健全な男子高校生なら生唾ものの役得ぶりが期待できるってもんさ

谷口「なのになんだよこれは!?」

ハルヒ「あんたにお似合いの役じゃない」

こいつ殴ってもいいか?




55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 14:50:40.13 ID:Z6ymtR67O

谷口「せめて能登か春田にして――」

ハルヒ「あぁ〜もう!このシーンカットでいいわ」

ハルヒ「それから谷口。あんたは裏方にまわりなさい」



ふ…ふふふ…怒らせてしまったな、この俺を

プロのストーカーの力を目にものみせてやるさ




58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:00:12.71 ID:Z6ymtR67O

…おい、涼宮

ハルヒ「なかなかよく出来てるじゃないの」

文化祭で流す映画の先行予告編を視聴しおえた涼宮は満足そうな笑みを浮かべている

谷口「こんな編集するとはきいてねぇぞ!?」

ハルヒ「だからあんたにも見せてあげたんじゃない。感謝しなさいよ」

キョン「(無駄だ谷口。同情はするが自ら参加を求めた己の浅はかさを悔いるがいいさ)」

谷口「覚えてろよ!俺はプロのス(以下エンドレス」



おしまい

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:07:33.22 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「キョンって口笛ふける?」

キョン「むしろ吹けないやつはいるのか?」

ハルヒ「ふーっ、スーっ」

キョン「ウソだろ?」クスッ

ハルヒ「だ、だから吹きかた教えなさいよ!」////

キョン「こうだよ。〜♪」

ハルヒ「こ、こう?スーっ、スーっ」

キョン「違う!こうだって。〜♪」

ハルヒ「わかんない。もっと近くでやってよ」

キョン「あぁ。いいか?こう――」

ガチャ

みくる「遅れてすみませ―――し、失礼しましたぁ!!!」

バタンッ

ハルヒ「ちょっ!みくるちゃ――違――」////

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:15:16.41 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「キョン!雪だるま作るわよ!」

キョン「――よし、出来たな」

ハルヒ「ひとりじゃかわいそうよね。もうひとつ作りましょう」

キョン「ふぅ、さすがにふたつ作るのは大変だったな」

ハルヒ「………」スッ

キョン「そのカチューシャはお前のトレードマークだろ。いいのか?」

ハルヒ「いいの」////

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:21:23.45 ID:Z6ymtR67O

キョン「ジャージのファスナーがひっかかっちまった」

ハルヒ「どれ?あたしがあげてあげる」しゃがみ

キョン「すまんな」

ガラッ

谷口「WAWAWA忘れ物ー―――!!!」

谷口「俺はなにも見てないから!!」ダダダッ

キョン「なんだ、あいつ?」

ハルヒ「////」




73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:27:51.23 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「キョン!あたしにも一口ちょうだいよ」

キョン「ほら」スッ

ハルヒ「あんがと」チビチビ

朝倉「あ〜間接キスだぁ〜」クスクス

ハルヒ「////」

キョン「小学生か」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:34:24.35 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「あたしが勉強みてあげるわ。感謝なさいよ」

キョン「へいへい。感謝してますとも」

ハルヒ「あたしが教えてあげて成績悪かったら許さないんだから!」

キョン「お前が教えてくれるなら大丈夫さ」

ハルヒ「////」



谷口「あれ俺の教科書なんだが…」

国木田「言い出せる雰囲気じゃないね…」




82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 15:50:18.23 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「マツゲが目に入ったみたい…」

キョン「どれ?見てやるよ」

ハルヒ「またひやかされるわよ?」

キョン「いわせねえよ」

ハルヒ「////」

谷口「あーーキョンと涼宮がキスしようとしてるぞ!!」

キョン「////」

ハルヒ「…いわせないんじゃなかったの?」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:06:20.79 ID:Z6ymtR67O

我輩は猫である――――

名前は――もちろんある。シャミセンというみもふたもないものだが

ハルヒ「ちょっとキョン!そうじゃないってば…」

この口やかましく騒いでいる少女は名を涼宮ハルヒといい、端正な顔つきとは裏腹なとんでもない電波娘だ




94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:10:52.91 ID:Z6ymtR67O

キョン「なんでだ?ここがこうなるからここはこう――」

この少しさえない男が我が主人である。頭は弱いがなかなか面倒みのよい良き主人だ

ハルヒ「だーかーらぁー――――」

この電波娘は我が主人のことを好いている

猫の目から見ても美しく整った目鼻立ちをしたこの娘が、少ししおらしくしてみせでもすれば、我が主人などイチコロだろうに





96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:22:20.77 ID:Z6ymtR67O

ハルヒ「少し休憩しましょうか」

キョン「やれやれ助かった」

勉強を教えてもらっている身でありながら失礼な言葉をもらす主人はやはり頭はよくないように思えた

ハルヒ「あんたの妹ってみくるちゃんに似てるわよね?」

キョン「そうか?あいつが朝比奈さんのような愛らしくも美しいお方になるとは思えんが」

ハルヒ「人のこと言えんの?」

少女はいたずらっぽく主人に笑いかけている

ハルヒ「そうだ!あんたの小さい頃のアルバム見せなさいよ」

キョン「なんでだよ」

ハルヒ「いいから早く!」

弾けるような笑顔の少女の言葉にやれやれと少年は肩をすくめてみせた

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:34:22.60 ID:Z6ymtR67O

少女は主人の横に腰を降ろしアルバムを見て一喜一憂しながら感想を述べている

ふむ。なかなか良い雰囲気ではないか

ハルヒ「この頃はまだあんたにも可愛げがあったのね」

キョン「どういう意味だ」

ハルヒ「この可愛いらしい少年が高校生になる頃にはやる気のないさえない男になるだなんて誰に予想できたかしら?」

キョン「わるかったな」

ハルヒ「お陰でこうしてあたしがあんたの勉強を見てあげないといけなんだからいい迷惑だわ」

キョン「頼んでないぞ」

ハルヒ「ほっといたら留年しちゃうわよ?あたしは来年もあんたと同じクラスになり――――」

キョン「え?」

ハルヒ「!!」////




99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:45:35.58 ID:Z6ymtR67O

お互いに言葉を発することなく長い沈黙のときが流れる

…やれやれ。少しだけ手伝ってやるか

シャミセン「ふぎぃぃっ!」

ドンッ!

ハルヒ「きゃっ!!」

不意をつかれた少女はバランスをくずし少年に体を預ける形になる

ハルヒ「キョン…」

キョン「大丈夫かハルヒ?」

みるみる二人の顔が真っ赤になっていく

しばしの沈黙の後――ゆっくりとお互いの唇が近づき――――





102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/13(月) 16:57:24.74 ID:Z6ymtR67O

ガチャ!!

ハルヒキョン「!!!」

キョン妹「キョン君おやつ持ってきたよー…ってあれ?どーかしたー?」

驚くべき速さで二人は距離をとっていた

仕方がない…

シャミセン「ふにゃあごぅ〜」

キョン妹「あーシャミー待ってよー」

部屋の外に走る我が輩を予想通り主人の妹は追いかけてくる

我が輩にできることはこれまでのようだ。後は頑張るのだぞ我が主人よ―――



ごめん。ホントにおわり

uy


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