長門「ミリオンゴッドを打ってきた」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「長門さんお昼お一人なんですか?」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 18:47:19.14 ID:cVmsrPNB0

ハルヒ「有希!アンタまた勝手にみんなのお金で・・!!」

みくる「あんな一発台打つなんて気がしれましぇんね」

キョン「で・・・どうだったんだ・・?」

長門「・・・・ごめんなさい」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 18:50:17.90 ID:cVmsrPNB0

キョン「まさか・・・・負けた・・・のか?」

ハルヒ「信じらんない!!なんで皆のお金勝手に使ってくるわけ?!」

長門「・・・・・・・・・・」

みくる「・・・・最低でしゅ」

長門「・・・・・・・・・・・」

ガチャ

古泉「いやー皆さんお揃いで。ゴッドの高確拾っちゃいましたよー。15万勝ちです。うふふ」

長門「!!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 18:53:54.62 ID:cVmsrPNB0

キョン「なんだよ、コッチは今それどころじゃ・・・長門・・どうした?」

長門「店は?」

古泉「え?あぁ、マル○ハンですが何か?」

長門「!!まさか・・・角3の286番台・・?」

古泉「凄いですね。何でご存知なんですか?見てたんですか?」

キョン「まさか・・・!」

ハルヒ「その台って・・・!」

長門「私が捨てた台」

古泉「へ、へぇーそうだったんですか・・・長門さんは・・・・負け・・たんですか?」

長門「10万負けた。返して」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 18:59:12.53 ID:cVmsrPNB0

古泉「?!い、いや・・・返して・・と、いうのは・・・一体どういう・・」

長門「私が高確に上げた台で貴方はお座り一発。卑怯。」

古泉「ちょ・・っと待って下さいよ。何かおかしくないでしょうか?なぜ長門さんが負けた分を補填しなくてはならないのでしょう?」

長門「盗人猛々しい」

ハルヒ「古泉君・・・実はそのお金って皆で集めた部費なんだけど・・・有希が勝手に・・」

古泉「・・・・・そんな」

キョン「・・・・まぁ・・・アレだ。諦めろ・・・」

古泉「・・・ゴッド揃い含めて6連・・・・楽しかった・・クソッ!」

長門「仕方ない」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:07:15.59 ID:cVmsrPNB0

キョン「長門ももう勝手にお金使い込むなよ。約束だぞ」

長門「コクリ」

ハルヒ「じゃあもうこの話はやめましょ!これにて解散!じゃーね!」

古泉「・・・・・・・・・」

そして翌日。学校に長門の姿は無かった。
落ち込んでいるのだろう。無理も無い。長門もまさかあそこまで大事になるとは思ってなかったんだろうな。

何とか無事に戻ってきた部費なわけだが、これはみんなで旅行に行くためにコツコツと貯めてきたものである。
その旅行の行き先やら日程を今日の放課後決めることになっていた。

そして放課後。

コンコン ガチャ

キョン「お?長門。来てたのか。まぁーアレだ。昨日のことなら気にするな。それより旅行の行きs」

長門「アラジンAを打ってきた」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:12:29.74 ID:cVmsrPNB0

キョン「な・・・・なん・・・です・・・と・・・?!」

長門「単チェの度に味わえる高揚感。演出が起きるたびに手に汗握る緊迫感。」

キョン「い・・いやいや・・・そんなこと聞いてないんだが・・・それより!お金は・・・どうしたんだ?!負けたのか?!」

長門「・・・・・・・」

長い、長い間を経て、長門はやっと口を開いた。

長門「左リールチェリー出現時は、順押しか挟み打つか迷う。順押しで7テンパイを楽しむも良し。挟んで最後までドキドキを持続させるもまた良し。」

キョン「な、長門・・・さん・・・?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:18:57.92 ID:cVmsrPNB0

長門「非常に楽しい時間を過ごせた。」

キョン「ま、待ってくれ!・・・スマン。意味がわからないし笑えない。結果はどうだったんだ?!」

長門「・・・・・・・・・・・・」

キョン「もし・・・・もし負けてしまったんなら今から対策を立てる必要があるだろ?幸いまだ他のヤツらは来てないんだ、な?教えてくれ」

長門「・・・・・・・高確中はアラチャン契機役を判別できる打ち方がある。下にチェリーがついている7を上段にビタ、そして中リールはラクダ・月・リp」

キョン「長門!!どうして・・・教えてくれないんだ!」

長門「・・・・・・・・・・」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:24:42.10 ID:cVmsrPNB0

ガチャ

ハルヒ「あら?まだ皆集まってないのね?ってどうしたのアンタ達。そんな真っ青な顔して」

キョン「実はな・・・」

長門「何でもない。二人で怪談していただけ。」

ハルヒ「そ、そう。暇なのね。」

キョン「・・・・・・・・(一体どういうつもりなんだ・・・長門)」

ガチャ

古泉「いやぁ皆さん。実は昨日に続き今日も・・・・・ハッ・・・いえ・・・何でも・・ありません」

長門「『昨日に続き今日も』・・・・」

キョン「まさかまた勝ったのか?ひょっとしてそれアラジンじゃないか?!」

古泉「ちっ違います違いますよ!打ってなんかないですよ、ははは」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:30:26.97 ID:cVmsrPNB0

ハルヒ「何よアンタ達、何か必死ね。まさかまた有希が散在してきたとかかしら?」

長門「ビクッ」

キョン「・・・・・・・・・・」

ハルヒ「ちょっと・・・・嘘でしょ?!本当なの?!」

長門「コクリ」

古泉「おっと、バイトが始まるんで、僕はこれで・・・・んおっ?!」

長門「させない」

キョン「すまん古泉・・・・勝った分の少しでいいから・・・・分けてくれないか?」

古泉「しかし・・・・」

長門「やはり勝っていた」

古泉「なっなんですか?!そんな誘導尋問みたいな卑怯な真似をして・・・貴方はどうしていつも負けるんですか?!しかも部費を流用してまで!」

長門「・・・・・・・・・」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:34:43.56 ID:cVmsrPNB0

ハルヒ「あぁーもう!!もういいわよ!やめましょ!お金のことでこんな言い争いなんて!バカげてるわよ!!」

長門「・・・・・」

古泉「・・・・・これは僕が勝った分です。全部で12万あります。これでいいんですね?!」バサッ!

長門「助かる」

古泉「クッ!それでは!もうここに来ることもないでしょう!失礼します!」

キョン「古泉!待てって!おい?!」

ハルヒ「・・・・・もう・・・・旅行も中止ね・・・・SOS団も・・・」

長門「じゃあコンチ打ってくる」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/12(日) 19:39:57.37 ID:cVmsrPNB0

「エーックス、エーックス、エーックス」

長門「きたきた。もうひとつ。お願い。」

「スリー!ツー!グリーン!」

長門「店員さん、ギガを。これで」チャリ

店員「はい、少々お待ち下さい!」

長門「総投資85本・・・まだまだこれから」

美少女スロッター長門有希の試練はまだまだ続くのであった!!

                             終



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