キョン「すがすがしいぜ…」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 21:30:10.99 ID:O616SHwNO

谷口「しかしお前もすごい奴だな」

キョン「いきなり何だ谷口?」

谷口「何だじゃねぇよ、ブレザーにパンツ一枚で登校してくるなんてどうかしてるぜまったく」

キョン「これのどこに問題があるんだ?」

谷口「逆に正解探す方が難しいわ、まぁこの学校にパンツ推薦なんてふざけた制度があるからいけないんだがな…ってかその推薦受けたのお前だけだったらしいぞ」

キョン「おかげで今は最高の学園ライフを堪能させてもらってるよ」

国木田「よかったねキョン、今日のブリーフも素敵だよ」

キョン「そうか、そう言ってくれると穿いてきた甲斐があるぜ、ハハハハハ」

谷口「(…クラス替えまで我慢だ俺…)」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 21:35:34.42 ID:O616SHwNO

ハルヒ「……」

キョン「よっ、また席近いな」

ハルヒ「うっさいわね、話しかけないでよ」

キョン「何だよ、やけにムスっとしてるな、何かあったのか?」

ハルヒ「その原因は目の前にいるんだけど」

キョン「…俺か?」

ハルヒ「他に誰がいんのよ?」

キョン「おいおい、俺が何したって言うんだよ?ちなみに今日のこのブリーフは3日前から脱いでない特注品だ、これをどう思う?」

ハルヒ「どうも思わないわ、っていうか洗いなさいよ汚いわねぇ!!」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 21:41:17.50 ID:O616SHwNO

キョン「汚いとはご挨拶だな、ブリーフに失礼だぞ」

ハルヒ「何が失礼なのよ、大体3日脱いでないってどういうことよ、お風呂入れないじゃない…まさかあんたお風呂も3日入ってないとか言うんじゃないでしょうね?」

キョン「アホか、俺はそんな不潔ではない。風呂は欠かさず毎日入るぞ。そしてまずブリーフをシャワーで清めるんだ」

ハルヒ「何でブリーフ穿いたまま風呂入るのよ!?あんたバカじゃないの!!」

キョン「わかってないな、俺とパンツは一心同体、いかなるときも離れてはいけないんだ。それにブリーフはこう見えて意外と繊細だぞ、洗濯機で洗うなんて論外だ」

ハルヒ「(…付き合いきれないわ)」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 21:47:15.23 ID:O616SHwNO

キョン「大体お前はただの人間には興味ないんだろ?だったら俺に興味を抱くはずなんだが、なぜそう毛嫌いするんだ?」

ハルヒ「あいにく変態に付き合う暇はあたしにはないの」

キョン「変態とはこれまた失礼だな、学校側に認められた俺の正装だぞ」

ハルヒ「ブレザーにブリーフのどこが正装なのよ!!そんな格好する奴なんか世界中であんた1人だけよ!!」

ガラガラガラ
岡部「はいはい席につけ〜、HR始めるぞ〜」

ハルヒ「……」

キョン「見ろ、あれがあるべき姿だ」

ハルヒ「あいつも変態よ!!ネクタイにふんどしの教師なんて!!!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 21:55:42.92 ID:O616SHwNO

キョン「まったくハルヒはまだまだお子様だな」

朝倉「ふふ、涼宮さん怒って出てっちゃったわね、あんまりいじめたらダメよキョンくん」

キョン「別にいじめてなどいないぞ、ちなみに顔やせはブリーフを一週間かぶり続けて生活すると効果は未知数だ、どうだ得したろ?」

朝倉「(何が"ちなみに"なのかしら…)まぁ仲がいいのは構わないけど、とにかくいたずらもほどほどにね」

キョン「わかってるよ、そういえば朝倉」

朝倉「何?」

キョン「国木田から聞いたんだが、お前自宅ではパンツ穿かないらしいな。ダメだぞそれは、パンツに失礼だぞ。お前がいるからパンツがある、パンツがあるからお前がいる、違うか?」

朝倉「…そうね、気をつけるわ(今すぐ殺しちゃいたいわ…)」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:02:56.55 ID:O616SHwNO

〜体育〜
体育教師「みんな早く着替えてグラウンドに集合しろ〜」

谷口「はいはい、わかってますよと」 ヌギヌギ

キョン「谷口遅いぞ、早くしろ」

谷口「お前はブレザー脱ぐだけでいいから楽だよなぁ、っていうかホントにブリーフ1枚でサッカーする気かよ?」

キョン「あぁ、そのつもりだが」

谷口「まったく…好きにしてくれ」

国木田「大丈夫だよ、僕なんか何にも着てないんだから」

谷口「何が大丈夫なんだ、早くそのタコさんウィンナーをしまえ」

国木田「いやん」

キョン「ハハハ、相変わらず国木田は無邪気だな」

谷口「(…俺が間違ってるのか?俺が異常なのか?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:10:15.26 ID:O616SHwNO

谷口「そういえばちょっと小耳に挟んだんことなんだが」

キョン「チャックに横チンを挟んでどうしたって?」

国木田「無事皮が剥けましたとさ」

谷口「勝手に話進めんな、涼宮が部活を作ったらしいんだよ」

キョン「ほぅ」

谷口「何でも文芸部室を占拠して活動しているらしいが、まぁどうせろくなことしてないんだろうがな」

キョン「文芸部室かぁ…文芸と言えば本、本と言えば紙、紙は白い、白いのはブリーフ…そういうことかハルヒ……よし、俺そこに入部するわ」

谷口「何考えてんのか知らんが、好きにしてくれ、俺は涼宮とは関わりたくないからな」

国木田「白い、白濁、精子、穴、挿入…エへへ」 ニヤニヤ

谷口「国木田、飯食いながら変な言葉もらすな、気分悪くなるだろが」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:18:37.58 ID:O616SHwNO

キョン「ここか…」

コンコン
???「…どうぞ」

ガチャ
キョン「俺とお前とトランクス!!!」

長門「…!?」 ビクッ

キョン「あぁスマンスマン、挨拶はいつもこんな感じなんだ、驚かせちまったな」

長門「…別にいい」

キョン「ところでここは今ハルヒが作った部なんだよな?」

長門「…」 コクッ

キョン「そうか、じゃあ入部希望だ、はい入部届」 スッ

長門「…なぜブリーフを差し出す?しかも名前が書いてある…」

キョン「何そんな怪訝な顔してんだ?あっそうか、年齢書くの忘れてたぜ、スマンスマン」 カキカキ

長門「…理解不能」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:25:10.40 ID:O616SHwNO

長門「…私に渡されても困る」

キョン「それもそうだな、ハルヒに直接渡さないとな」

長門「…そう」

バタン
ハルヒ「有希お待たせ〜、新しい部員を連れてきt…って何であんたがここにいるのよ!?」

キョン「おっ、ハルヒいいところに来たな」

みくる「ふぇぇ…こ、ここどこですk…きゃあああ!!へ、変態〜!!!」

ハルヒ「ちょ、ちょっとみくるちゃん落ち着きなさい!!!」

キョン「何、変態だと!?どこだ、どこにいるn……まさか…そこの文学少女、お前まさかノーパンか?ノーパンなのか!?」

長門「(…思考が追いつかない)」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:32:23.89 ID:O616SHwNO

ハルヒ「変態はあんたよバカ!!いいから早くズボンはくかここから出ていきなさい!!!」

キョン「ズボン、何それおいしいのか?それよりまだそこの可憐な女性に挨拶をしていない、そこをどけハルヒ」

ハルヒ「どかないわよ!!みくるちゃんに何かしたらタダじゃおかないからね!!」

キョン「ほぅ、みくるさんというのか、はじめましてみくるさん、おっとこれは失礼、ますはブリーフを手にこすりつけるのが礼儀でしたね」 スリスリ

みくる「ぷぎゃぁぁぁぁぁ!!!」

ハルヒ「キョ−ン!!言ったそばからあんたは何てことしてんのよぉぉ!!!」

キョン「え、俺何か間違ったことしたか?国木田直伝の紳士的挨拶なんだが」

長門「…カオス」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:42:00.09 ID:O616SHwNO

みくる「きゅぅぅ…」 バタリ

ハルヒ「み、みくるちゃん大丈夫!?」

キョン「これはいかんな…そんなことよりハルヒ、俺のブリーフを見てくれ、新品だぞ。さっきまで穿いてたのは飯食ってるときに小便漏らして真っ黄色になっちまってな、ハハハ」

ハルヒ「どうでもいいわよそんなこと!!」

キョン「どうでもいいとはこれまた素っ気ないな、この美しい白さがお前には伝わらn」 ジョロロロ

キョン「いかん、まだ出きってなかったようだ、また染みてしまった」 ヌギヌギ

ハルヒ「うわぁぁ!!ちょ、ちょっとキョン!!何いきなり脱ぎだしてんのよ!?」

キョン「何って漏らしたからまた新しいブリーフに着替えんだよ…あぁもう代わりのブリーフねぇか、仕方ない…文学少女、ちょっと本貸してくれ」 ビリビリ

長門「あ…」

ペタッ
キョン「う〜ん、少しスースーするけどまぁいいか」

長門「(…そのページまだ読んでなかったのに)」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:47:46.01 ID:O616SHwNO

ハルヒ「…どういうつもりよ、嫌がらせに来たの?」

キョン「どうしてそるなる?俺はお前の作った部に入部しに来たんだ」

ハルヒ「やっぱり嫌がらせじゃないの!!」

キョン「だから違うって。だってお前はパンツのための部を作ったんだろ?」

ハルヒ「…あんた何言ってんの?」

キョン「何も言うな、お前はパンツラヴァってことは容易に連想できたぜ、隠すな隠すな、あっ、今の俺の下半身はあまり隠れていないがな」

ハルヒ「(…意味わかんない)」

長門「(…ブレザーに紙一枚、誰が見ても変態そのもの)」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 22:54:27.93 ID:O616SHwNO

みくる「う、う〜ん…」

ハルヒ「あっ、みくるちゃん大丈夫!?」

みくる「…あれぇ、私どうして」

キョン「合い言葉は驚きの白さ、どうもキョンです」 ドドーン

みくる「ひ、ひぇぇぇぇ!!!」 バタリ

ハルヒ「みくるちゃん、しっかりして!!ダメだ、またのびちゃった…」

キョン「こりゃショック療法が必要だな、よし、さっき脱いだ俺のキレンジャーを彼女にかぶs」

ハルヒ「出てけぇ!!!」

長門「…これが彼がさっきまで穿いていたキレンジャー…ペロッ…しょっぱい」 ゾクゾク

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:00:07.19 ID:O616SHwNO

〜翌日〜
国木田「キョ−ン」

キョン「おっ、国木田おはよう、それと谷口も」

谷口「近寄るな、知り合いだと思われるだろうが」

キョン「ひどい言われようだな」

国木田「まだ寝ぼけてるんだよ谷口は」

谷口「朝っぱらブレザーにオムツはいて登校する奴の方がよっぽど寝ぼけてるぜ」

キョン「何を言う谷口、これは横漏れ防止だぞ」

国木田「よれずに」

キョン「漏れない」

キョン・国木田「ハハハハハハ」

谷口「(…転校手続きってどうやるんだっけ…)」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:12:15.15 ID:O616SHwNO

キョン「よぉハルヒ」

ハルヒ「……」

キョン「どうしたハルヒ、機嫌悪そうだな?そういうときは手のひらにブリーフと10回書いてその手を股にこすりつけるんだ、気分がスッキリするぞ」

ハルヒ「うるさい」

キョン「ちなみに歌詞に"ビリーブ"という言葉がある歌を全部ブリーフに変えて歌ってみろ、相当カオスになるぞ、たまらん」

ハルヒ「うるさいうるさい!!」

キョン「何なんださっきから?」

ハルヒ「あんたのせいでみくるちゃんが寝込んじゃったのよ、どうしてくれんのよ!!」

キョン「それはまずいな、お供えに俺の使用済みブリーフ100枚セットを」

ハルヒ「とどめさしてどうすんのよ!!しかもお供えってまだ死んでないわよ!!」

岡部「お前らギャーギャーうるさいぞ、朝比奈には俺の厳選ふんどし動画を50本送っておいてやったから安心しろ。ではHRを始める」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:22:16.15 ID:O616SHwNO

キョン「まったくハルヒは何を怒ってるんだか…」

ガチャ
キョン「うっす」

長門「……」 ペラッ

キョン「長門だけか…当たり前か、ハルヒは先に帰っちまったし、朝比奈さんはなぜか入院しちまったしな」

長門「(…彼女をあんなにした原因はあなたなのに…)」 ペラッ

キョン「さっきから何読んでるんだ?」
ジョロロロ

長門「……」 スッ

キョン「おもしろそうだな、俺も本は好きだぜ、パンツのカタログとか」 ジョロロロ

長門「…これ」 スッ

キョン「ん?」

長門「…新しいオムツ。さっきからだだ漏れ、はやく取り替えるべき」

キョン「うおっと、俺としたことが、悪いな長門」 ヌギヌギ


国木田「さ〜て帰ろうっと…うわっ、何だこれ、廊下に黄色い跡が続いてるぞ…ペロッ…何だキョンの仕業か、相変わらずだな」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:28:08.77 ID:O616SHwNO

キョン「さて、暗くなってきたしそろそろ帰るかな」

長門「…待って」

キョン「ん、何だ長門?」

長門「…今から私の家に来てほしい、大事な話がある」

キョン「悪いが今日は妹とふんどしプレイをしなければならんからまた今度に…」

長門「…うちには小野大輔の恥垢付きTバックがあr」

キョン「待たせたな長門、早く行こうぜ」

長門「……」 コクン

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:39:36.28 ID:O616SHwNO

長門「…この先のマンション」

キョン「そうか、しかしまさか小野DのTバックをかぶれる日が来るとは思わなかったぜ」

長門「(…とっさに嘘をついてしまった、どうしよう…まぁ何とかなるだろう)」

ババァ1『ちょっと何あの子…』 ヒソヒソ

ババァ2『ホント、頭おかしいんじゃないかしらね…』

長門「…すれ違う人たちが私たちを見てくる」

キョン「そりゃそうさ、みんな俺を見てるんだからな。この姿に感極まってるんだろう、今朝も子供が騒いでたのを母親が必死に止めてたぜ、きっとサインが欲しかったんだろうな」

長門「(…この人は色々と可哀想)」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:48:03.82 ID:O616SHwNO

〜長門宅〜

キョン「へぇ、いいトコに住んでんだな」

長門「…お茶」 スッ

キョン「おっ、スマンな」 ドバドバ

長門「…何をしているの?」

キョン「何って、まずはブリーフにお茶を飲ませないとイカンだろ、いかなるときもパンツを思いやる気持ちを忘れちゃいかんぞ」

長門「(…なぜカバンの中にブリーフ?そして彼のブリーフにカビが生えたみたいになった…)」

キョン「ん?美味しかったか、そうかそうか、長門、おかわりだ」

長門「…はい」 スッ

キョン「サンキュー、さぁポルナレフおかわりだぞ〜」 ドボドボドボ

長門「(…床がお茶まみれ…あとで朝倉涼子を呼び出して掃除させなければ…)」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/08(日) 23:56:45.84 ID:O616SHwNO

キョン「で、話ってのは何なんだ?」

長門「…あなたに関するとても重要なこと…」

キョン「俺に関するって…まさかお前俺が推薦入試でやったあの一発芸を教えてほしいのか?言っておくがあれはかなり修業が必要だぞ、血のにじむ…じゃなくてブリーフが染みるような努力が必要だからな」

長門「(…なぜ言い直した?)そのことではない…」

キョン「何だ違うのか、じゃあ何なんだ?」



長門「…あなたは普通の人間ではない」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:03:13.30 ID:EAIV4cNCO

キョン「いきなり何だ?」

長門「…あなたのパンツへの執着心は異常」

キョン「ふぅ…お前もハルヒと同じようなことを言うんだな」

長門「私たちにあなたの思考を理解することは不可能、涼宮ハルヒはここ数日あなたの鬼畜な言動に頭を悩ませている」

キョン「それは違うぞ長門、ハルヒは恥ずかしがってるだけだ、なぁベンジャミン、お前もそう思うだろ?」

長門「(…またブリーフがカバンの中から出てきた)」

キョン「そうかそうか、やっぱりお前は俺の味方だよな、よしご褒美だ」 ドバドバドバ

長門「…これ以上床をお茶まみれにしないで」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:07:16.95 ID:EAIV4cNCO

キョン「お前にはまだわからないかもしれないが、パンツには夢がある。だから俺はパンツに愛を捧げるんだよ」

長門「…夢?」

キョン「そうだ、夢だ。よく考えてみてくれ、ブリーフもトランクスもオムツもあんなにゆったりとした造りになっているだろ?なぜだと思う?」

長門「…わからない」

キョン「夢を詰め込むためさ!!」 ドーン

長門「(…この人は何を言っているのだろう…)」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:13:31.67 ID:EAIV4cNCO

キョン「よし、俺がパンツの素晴らしさを教えてやる」

長門「…何をする気なの?」

キョン「俺が推薦入試で披露した一発芸を特別に披露してやる、校長と岡部の太鼓判付きだぜ」

長門「…わかった」

キョン「よし、準備準備と…今日もよろしくお願いしますローザンヌさん、えっ!?は、はい、もちろんです!!」

長門「(…また新しいパンツ、しかも女物)」

キョン「お待たせいたしました、今から俺はパンツにいじめられます」

長門「…は?」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:20:26.44 ID:EAIV4cNCO

キョン「あひぃ!!そ、そんな大事な場所まで…うぅぅん!!!」

長門「……」

キョン「ぼぉぉぉむ!!も、もっとこすりつけてくださいぃぃ!!このふしだらなパンツの化身キョンにもっとぉぉぉぉ!!!!」 グリグリグリ

長門「(…パンツを体中に押しつけて床で暴れまわっている…理解不能)」

キョン「ひぇぇぇぇ!!!!」 プシャー

長門「…オムツ破損、せっかく替えたのに…」

長門「付き合いきれない、もう寝る…」
スタスタ


キョン「ふぅ…あれ、ここはどこだ?」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:28:08.06 ID:EAIV4cNCO

〜翌日〜
キョン「俺はなぜ昨日長門の家にいたのだろう…ダメだまったく記憶にない」

国木田「キョンおはよ−う」

キョン「おぅ、おはよ…おぉ!?どうしたんだ国木田その格好は?」

国木田「エへへ、この前のテストの成績よかったから、岡部が特別に許可してくれたんだ」

谷口「まったく情けないぜ、友達として恥ずかしいわ」

キョン「…まったくだな」

国木田「えっ…?」

谷口「おっ、そうかキョン、お前もついに真人間の道を歩んでくr」

キョン「水曜日にトランクスを頭にかぶるのは御法度だって何度も教えただろ国木田、かぶっていいのは火曜日と金曜日だけだ」

国木田「あっ、そうだったね、テヘッ」

谷口「\(^_^)/」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:37:36.36 ID:EAIV4cNCO

キョン「うっす、ハルヒ」

ハルヒ「……」

キョン「やれやれ、相変わらず不機嫌だな」

ハルヒ「…あんた、昨日有希の家に行ったんだって?」

キョン「あぁ、そうらしい」

ハルヒ「そうらしいって何よ、それはそうとあんた有希に何もしてないでしょうね?有希にまで変なことしてたらタダじゃおかないわよ?」

キョン「安心しろ、多分何もしてないはずだ、ブリーフたちは全部無事カバンの中だったし」

ハルヒ「ブリーフ!?あんたやっぱり有希に…」

岡部「お前ら、ブリーフの話はHRの後にしろ。ちなみにキョン、今日のお前のブリーフは卑猥でなかなかいいぞ、あとで職員室に来なさい」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:47:31.10 ID:EAIV4cNCO

〜文芸部室〜
ガチャ
キョン「うっす」

みくる「あっ…」

長門「……」 ペラッ

キョン「おや、あなたは確か朝比奈さん、退院できたんですね、おめでとうございます」

みくる「あ、ありがとうございます…(また入院する可能性が出て来ちゃったぁ…)」 オドオド

キョン「ハハハ、そんなにビクビクしないでくださいよ、大丈夫です、俺もあれから反省しましたから」

みくる「えっ?」

キョン「今思えば何であんなことしちゃったのか自分でも信じられないです、まったくダメな男ですね俺は」

みくる「い、いえ、そんなことは…でもそう思ってくれてうれしいでs」

キョン「何で使用済みのを押しつけなかったのか俺!!一晩寝かせただけでもブリーフは五臓六腑に染み渡るのに!!!

みくる「(…全然わかってない)」

長門「(…早く死ねばいいのに)」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 00:59:16.15 ID:EAIV4cNCO

バタン
ハルヒ「みんなお待たせ、待望の転校生よ!!」

キョン「おっ、やっと来たかハルヒ」

ハルヒ「(…またいるのこいつ、無視無視)紹介するわ、古泉くんよ」

古泉「古泉一樹です、どうぞよろしくお願いします」

みくる「よ、よろしくお願いしますぅ」

長門「……」 ペラッ

キョン「転校生か、こりゃまた変わった時期に転校してきたもんだな、まぁいいか、よろしく頼む」

古泉「こちらこそ、といいたいところですが、残念ながらあなたとは仲良くできそうもありません」

キョン「何?」

ハルヒ「さすが古泉くんね、こんなパンツ一丁の変態に関わる必要はないわ」

みくる「(よかったぁ…この人は普通の人だぁ)」

古泉「あなたの推薦入試でのインパクトが凄すぎたせいで僕は不合格になってしまったんですよ…おかげで華麗なるオムツ登校は夢と消えました、これは許せませんね」

ハルヒ「(゜Д゜)」

みくる「(゜Д゜)」

長門「(゜Д゜)」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 01:10:47.38 ID:EAIV4cNCO

キョン「そういうことか、それは悪いことをしちまったな」

古泉「まったくです、小学生のときから準備していたのに、あなたのせいですべてが水の泡になってしまいましたよ」

キョン「ハハハ、しかしお前は入試で何をやったんだ?」

古泉「ブリーフに騎乗位される男を演じましたが、それが何か?」

キョン「そりゃダメだ、それは俺が本ネタの前につかみネタでやっちまったからな」

古泉「そんな…すると僕が不合格だったのは二番煎じだったから…申し訳ありません、そんなこととは知らずにあなたを拒否してしまって…」

キョン「気にするな、ちなみに古泉、好きなオムツは?」

古泉「パンパースですが」

キョン「お前とはいいブリーフが穿けそうだな」 スッ

古泉「は、はい!!どうぞこれからよろしくお願いします!!」

ハルヒ「(…悪夢よ、これは悪夢だわ…)」

みくる(…あぁ、また目眩がぁ…)」 フラフラ

長門「…オワタ」 ボソッ

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 01:18:27.84 ID:EAIV4cNCO

キョン「転校生も来たことだし、だいぶ部活らしくなってきたなハルヒ」

ハルヒ「…そうね」

キョン「何だよ元気ねぇな、そんなときはブリーフ片手にキンタマを握ってみろ、とんでもないことになるぞ」

ハルヒ「私にキンタマはないわよこのバカ!!ブリーフも持ってない!!」

岡部「後ろが騒がしいな…まぁいいか。じゃあ続きだ、右手にブリーフ、左手にキンタマ、女子は乳首をつまめ、ハイ、1、2、3…ほ〜ら、いい気分だろ?」



〜つづく(?)〜

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 01:24:49.42 ID:EAIV4cNCO

勢いで書き続けてきましたが、やっぱり即興ネタは難しいですね…or2

読んでくれていた方、そして前回の作品から見てくれていた方、お付き合いくださいまして本当にありがとうございますor2
続きは…思いついたら書きますwそのときはよろしければ、また読んでやってください。

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/09(月) 01:26:44.21 ID:EAIV4cNCO

あっ、とりあえず第一部完ということで、今回はここまでにさせてくださいor2

明日ちょっと朝早いので…申し訳ありませんor2=зブー



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