長門「キョンくん、選んで」


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3 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 00:37:12.31 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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 ああ、一つだけ言い訳をさせてくれ。
 俺は中三の冬、違和感を感じた――特筆すべきことはそれだけだろう。
 今回、モノローグはお休みだ。誰かに千円くらいで売ってやろうか。

長門「ねえ、キョンくん。僕さっ」
キョン「どうした? 長門」
長門「ちえ。有希って呼んでくれなきゃいーだ!」
キョン「……有希。どうしたんだ?」
長門「うん。今日ね、僕ね、キョンくんに……」

 ――四ヵ月後。

4 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 00:39:30.33 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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ハルヒ「ただの人間に興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がい
たら、あたしのところに来なさい。以上」
キョン(ここ、笑うとこ?)

キョン「なあ、涼宮。自己紹介のアレ、どのへんまで本……」
ハルヒ「どこまでっでそりゃ……」
ガラッ
長門「キョーンーく〜ん!
   おべんとっ! 作ってきたよっ! ここも文芸部あったし、そこで食べよ
ねっ!」
キョン「おう、分かった。じゃ、一旦お前んとこ行くからな」
長門「はーいっ。キョンくん大好きー!」
ハルヒ「あっ……あんた……誰よ」
長門「えへへー。僕ねえ、キョンくんのおよーめさんっ!」
キョン「こっ、こらっ、有希っ!///」

5 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 00:44:20.45 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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朝倉(涼宮……さん?)
  「あ、あの……」
ハルヒ「何よ」
朝倉「えっ……えっとー……あ、あの自己紹介、どこまで本気だったのかなーって」
ハルヒ「何であんたに言わなきゃいけないのよ。それとも何、あんた、宇宙人なの?」
朝倉「……! ち、違うけど、ちょっと気になっちゃって」
ハルヒ「そうなの。じゃああんたに用はないわ。ばいばい」
朝倉(何で? 12月……いえ、4月の時点で私は……)

キョン(こえーなー)
谷口「あんな電波バカよかあの子の話だ! 長門有希……何でお前があの子とそんな関係に……」
国木田「ラブラブだったもんね、中学の時から」
キョン「国木田はいいとして、何でお前、そんなに馴れ馴れしいんだよ」
谷口「ん? それもそうだな。何でだろ。……まあいい。よし、キョン。俺にも可愛い女の子紹介しろ!」
キョン「…………」

8 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 00:58:38.52 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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長門「あれれー?」
古泉「こんにちは、長門有希さん」
長門「あれっ、僕の名前、知ってるっ!?」
古泉「ええ……お久しぶりです、ではなく――初めまして。古泉一樹です」
長門「うっ……うん、初めまして。よろしくねっ! あれえ? 部長さんとかい
ないの? 貸してもらえるか頼みに来たんだけど。もしか、一樹くんがそうなの?」
古泉(うう……吐き気が……。しかし、これを口に出すのはよろしくありません
ね)
  「僕は文芸部とは関係ありません。いえ、少なからず関係はありますが、しかし、部長でもなければ部員でもありません――ただの団員です。
   彼女から指令というか……何と言いますか、アプローチがあったので、僕からもあなたへ、メッセージを」
長門「メッセージ?」
古泉「はい。ああ、その前に確認を。あなた、本は読みませんよね? しかし文芸部室に来ている……」
長門「うん、そうだよっ。スポーツ大好きっ。でもね、キョンくんが本の虫だから、中学校では一緒に文芸部に入ってたんだ」
古泉(キョ……うっ……)
  「そうですか……いやはや、彼女の言ったとおりだ……」
長門「で、メッセージって何なの?」
長門「……」
古泉「手短に言うと――この世界は、涼宮ハルヒによって改変された世界です」
長門(キョンくんと一緒にいたあの子のことかな)

10 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:02:56.47 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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 簡単に説明すると――ふふっ、手短にしないと、彼に怒られてしまいますからね。
 簡単に説明すると、涼宮ハルヒには世界を思いどおりにする力があります。
 そうすると、我々のような存在が現象として起こり得る説明がつきます。
 我々――つまり、宇宙人、未来人、超能力者。
 この――便宜的にA´とする時空間内では違いますが、元々我々が存在していたA地点では、あなた、長門有希は宇宙人でした。
 そして僕、古泉一樹が超能力者で、きっと茶道部にいる――今は二年生の教室でしょうが――朝比奈みくるは未来人。
 嘘だと思うのであれば、そうですね、『TPDD』等といった単語を彼女に提示すれば、きっと分かるはずです。未来と連絡が取れるのならば、現実に過去や未来へ行けるかもしれません。
 僕が超能力者だという証拠はA´世界では立証不可能です。涼宮ハルヒの精神を探ることすら不可能です。
 あなたはA世界では無口で読書好きの――宇宙人でした。
 この一年半――いえ、このA´世界ではリセットされていますが、A世界での一年半です。
 一年半、僕たちはずっと、あなたを頼ってきました。そうですね、半年前のあの時くらいでしょうか、立場が逆だったのは。
 別に信じろなんて言うつもりはありませんが、しかし、覚えておいてほしい。
 この世界は、僕たちが存在していた世界とは別です。
 彼に伝えておいてください。

11 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:04:43.72 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「で、信じたのか?」
長門「ちょびーっとね。二限目の休み時間、教えてもらった教室に行ったらみくるちゃんいたし。
   タイムスリップは出来なかったけどね」
キョン「みくる……朝比奈か。ああ、先輩だからさん、か」
長門「あ、みくるちゃんと同じ教室に部長さんいたから、許可取れたよ。
   放課後、入部手続きとかしなきゃね。
   じゃ、文芸部室行こっか」
キョン「ん……分かった」
谷口「お前だけずるいぞー。俺は国木田の野郎と二人っきりかよー」
国木田「じゃあ僕も一緒に食べてあげないよ」
谷口「……」

13 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:09:10.47 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「古泉かー。なんかホモっぽい名前だな」
長門「ホモっぽいってどんなだよー。あはは」
キョン「で、さ。それ、本当なのかな。涼宮がねえ……そんで有希は無口読書少女もとい宇宙人……」
長門「キョンくんが本読まないで、僕が読書ねー。うふふ」
  (もし本当だとしたら、あの二人……っていうか、僕ら五人は帰れないんだよね。
   迷ってる……なんか怖いなあ)
長門「……」
キョン「おお、玉子焼き、美味そうだな」
長門「違うよ、美味しい、だよ。はい、あーん」
キョン「あー……」
ガラッ
部長「すまんが……ここにキョンという人物はいるかな? 用があるんだが」
キョン「俺っすけど。何すか?」
部長「変なメールが届いたんだ。ちょっと来てくれないか? ああ、長門という人がいたら、その人は連れてこないように、と……」
キョン「すまん、有希。ちょっと行ってくるわ」
長門「うん」

16 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:23:13.33 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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YUKI.N>あなたが判断して。あなたの未来はあなたが決める。

部長「君に見せて、彼女に見せるなというメッセージ付きで、こんなメールが送られてきたんだ。身に覚えはあるか?」
キョン「いえ、すみません、分かりません。それにしても部長さん、何で俺にこんなに親切にしてくれるんです?
    それに、いくら隣だからといっても、よく俺が文芸部室にいるって分かりましたね」
部長「それもそうだな、何でこんなことしたんだろう。それに文芸部室……捏造写真……射手座……」
キョン「? どうかしました?」
部長「いや、なんでもない。迷惑掛けてすまなかったね」
キョン「いえいえ、大丈夫です」
   (有希、怒ってないかなー?)

17 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:26:35.88 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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ガチャ
キョン「ういーす、ただいまー」
長門「むむっ。えっちなことしなかったー? 浮気駄目だかんね」
キョン「俺はずっとお前のことが好きだよ、有希」
長門「あ……えっ、あっ……///」
キョン「今日、俺んち来る?」
長門「うっ……うん、行くよっ!」
長門「……」

19 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:35:10.50 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「ただいまー」
妹「おかえりんこっ!」
長門「お邪魔しまん……。……///」
妹「おおっ。キョンくん、有希連れてきてるじゃん! えっちなことは感心しないぞ!」
キョン(もう少し、年配を敬ったり、そういう心はないのかな…)
長門「妹ちゃん。僕とキョンはね、実はもう■■■■■」
妹「/// ごゆっくり〜!」
キョン「おい、有希。今、何て言ったんだ?」
長門「秘密。ふふっ」

キョン「ほら、お茶だ」
   (お茶?)
長門「うん。ありがと」
  (お茶?)
キョン「で、さ。あれ、信じた? よく分からん電波話」
長門「それなんだけどさ、何だかさ、迷いこんじゃったみたいでさ、一樹くんやみくるちゃん、可哀想じゃない?」
キョン「迷う、か……。
    古泉が言った『A世界』って、本当に本物なのかな」
長門「ほんとにほんもの?」
キョン「ああ。もしか、俺らがいる、そいつに言わせると『A´世界』こそが本物じゃないかなって。
    まあ、俺は有希が何したって、一番好きだけどな」
長門(本物……)

20 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:42:27.71 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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 次の日。
キョン「ん? 何だこりゃ」
んだし
 放課後、一年五組の教室に来てください。

キョン「告白……のわきゃないよなー」
谷口「何してんだ、キョン。おおっ、なんだそれ。ラブレターか? お前には長門有希がいるじゃねえか」
キョン「うっせーな」
長門「……」

朝倉「涼宮さん。昨日のドラマ……」
ハルヒ「うるさい」
キョン(何もあそこまで拒まなくても……。
    もしかして、涼宮自身にも『A世界』での記憶があるとか?
    いや、でも、それなら何で自分の立ち位置をそんな不幸な場所に……)


23 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:51:09.26 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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 放課後。
キョン「有希。俺ちょっと用事あるから、先帰ってて」
長門「えっちなことは感心しないぞ!」
キョン「分かった分かった」

ガラッ
キョン「お前か……」
朝倉「久しぶり。いえ、初めまして、かしら。教室では会ってたけど。私からしたら、本当、懐かしい日々だったわ」
キョン「ってことは、その口ぶりからすると、お前も『A´世界』から来たのか?」
朝倉「何言ってるの? A´?
   私ね、もうこのまま生活を続けようとしたの。だって、楽でしょ?
   でもね、やっぱり駄目みたい。
   やらなくて後悔するよりも、やって後悔した方がいい。
   だから私はあなたを殺して、この世界を改編した者の出方を見る」
キョン(改編? 涼宮のことじゃないのか?)
   「ナっ……ナイフ!? 冗談はやめろ」
朝倉「冗談だと思う? 私も死の概念は分かるわ。
   暗くて、狭くて、冷たいの。
   そして――二度と長門さんには会えない」
キョン「有希?」

25 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 01:56:21.03 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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朝倉「キョンくん。そう、それよ、それ。私ね、ずっとそれにイライラしていたの。
   何で部外者のあなたがそうもぬけぬけと長門さんのことを呼び捨てにできるの?」
キョン「ああ。ああ、分かった。だからその、一旦ナイフを置いてくれ。意味が分からないし笑えない」
朝倉「うん、それ無理。
   だって私、あなたのことが憎いもん。無駄なの」
キョン「! ドアが開かない!?」
朝倉「だから無駄だって。無駄。二度も言わせないでよ。私は無駄なことが嫌いなの」
キョン「何でお前……そんな、ひっ、人殺して……えっ、俺、死ぬ? 助けっ……」
朝倉「うん、それ無理。死んで」
ガチャッ
キョン「!」
朝倉「なっ」

26 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:07:22.88 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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長門「一つ一つのプログラムが甘い。空間閉鎖、情報閉鎖共に不完全。この時空館内でエラーが発生した模様。あなたは動揺している」
朝倉「長門さん……!」
長門「何故泣く?」
キョン「有希? え? 帰ったはずじゃ?」
朝倉「ということは、長門さん、あなたが世界を改編したの?」
長門「そう。目的は二つ。
   一つは、あなたに言いたかったことがあったから」
朝倉「……何?」
長門「ごめんなさい。ありがとう。
   それだけが言いたかった。心残りだった」
朝倉「……もう一つ理由があるようだけど、私、どうせもうすぐ消えるんだし、聞かないわ。キョンくんに言ってあげて。
   ばいばい、長門さん」

長門「情報結合の解除を申請する。
   SELECTシリアルコードFROMデータベースWHEREコードデータORDER BY攻性情報戦闘HAVINGターミネートモード
パーソナルネーム朝倉涼子を敵性と判定。
   当該対象の有機情報連結を解除する」
朝倉「この数日間、本当に楽しかった。長門さん、ありがとう」
長門「あなたはとても優秀。
   だから――」

 好き。

27 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:12:23.63 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「……? な、何が? え?」
長門「私はあなたが現在存在している時空間とは別の世界から来た。
   朝倉涼子の言ったとおり、私が世界を改編した」
キョン「はは。宇宙人、か。こりゃ信じちまうわな。
    で、君は有希とは別人なのか?」
長門「正確に言うと別。でも、それは無視できるレベル。彼女と私は、殆ど同じ」
キョン「なあ、長門さん。
    俺、考えてたんだ。
    有希とさ、古泉と朝比奈さんは迷ってる、って。
    でも、俺はこの世界が好きだ。でも、彼らは違う、君がいた世界に戻りたいと思っている。
    そこでだ、長門さん。お願いがある」
長門「なに」

29 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:16:58.64 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「なあ、ハルヒ」
ハルヒ「何よ、キョン」
キョン「お前の編んでくれたマフラー、暖かいよ」
ハルヒ「ありがとう」
キョン(結局記憶があるのは俺だけか。
    向こうの世界――俺と長門は、幸せにしてるか?
    マフラーか。向こうで、長門が編んでくれたよな)
ハルヒ「どうしたの、ぼうっとしちゃって」
キョン「いや、なんでもない」
ハルヒ「変なキョン」

31 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:26:14.64 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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キョン「でさ、長門さん。
    君がその、世界を改編した理由って何なんだ?」
長門「一つは朝倉涼子に伝えたかったから――彼女に、会いたかったから」
キョン「うん」
長門「そして二つ目は、あなたと付き合いたかったから。
   元の世界であなたは、涼宮ハルヒと付き合っている。
   もし私が涼宮ハルヒのように活発ならば、果たしてあなたと付き合え、そして上手く行っていたのか。
   逆恨みだけど、彼女の存在が気に食わなかった。だから、あんなことをさせてしまった」
キョン「長門さん、心配しないで。俺と有希は仲良くやってる」
長門「そう。ならいい。
   では、次はあなたの望みを叶える」
キョン「ありがとう」
長門「別の時空間内にあなた達を存在させることは可能。
   影から私も一部始終見ていた。私にいい思いをさせてくれて、ありがとう。
   長門有希と、幸せに」
キョン「なんだか、変な気分だな。さようなら、長門さん」

 次の日。
キョン「おい、涼宮」
ハルヒ「何よ」
キョン「宇宙人、いたぞ。それも、すごく身近に」
ハルヒ「ふうん。誰よ」
キョン「聞いて驚け。何と有希が…………」

32 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:28:54.76 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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終わりです。

ラストが駆け足となってしまいました。

母親に「クソギチナイ」と言われながら腹を蹴られていたので、ラストが適当になってしまいました。

初めての2ちゃんで不手際がありましたが、最後まで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

学校があるのでもう寝ます。
おやすみなさい。

34 名前:うかり ◆2rPWxrbSIg [] 投稿日:2009/02/23(月) 02:33:08.86 ID:VknfcX1n0 ?2BP(0)

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あ、タイトルを出すのを忘れてました。

朝倉戦後に有希がキョンに言うはずだったのですが、あたふたしてたのでカットとなってしまいました。

現在ハルヒ×ジョジョ小説を書いています。
即興はこりごりです。
ほのぼの系ハルヒSSも書いているので、出来上がったらアップしたいと思います。
タイトルは、ジョジョの方が『涼宮ハルヒの失言』、ほのぼのの方が『日常茶番事』になる予定です。



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