キョン「待ってくれ!!意味がわからん」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 19:35:22.34 ID:dpoToydT0

キョン「これは…どういうことか説明してもらおうか?」

長門「あなたをここへ呼んだのは私。あなたは選ばれた人間。」

キョン「今更どうしたっていうんだ長門?」

古泉・みくる「!!」

長門「…あなたとは初対面のはず、何故私の名前を?」

キョン「…なんだって?」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 19:44:19.81 ID:dpoToydT0

キョン「冗談だろ?世界が崩壊するかもしれないっていう時に悪い冗談はよしてくれ」

古泉「そこまで知っているのですか?」

キョン「??そこまでもなにも、俺にそういったのは古泉、お前じゃないか」

古泉「!!…あなたとこうして接触するのは僕も長門さんも
     そしてこちらの朝比奈さんも初めてのはずです。少なくとも”僕たちは”」

キョン「待ってくれ!意味が分からん!一体どういうことなんだ?」



長門「あなたは私たちが存在している世界とは別の世界の住人。
   ある人物の望みによってこちらの世界に迷い込んだ」

キョン「…それがハルヒだっていうのか…?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 19:50:01.32 ID:dpoToydT0

みくる「…涼宮さんのことも知っているんですね」

キョン「朝比奈さんまで…同じSOS団のメンバーじゃないですか?」

古泉「SOS団のメンバーにあなたは入っていません。
   正確には、”あなたの存在そのもの”がこの世界にはないのです」

キョン「…そんなバカな」

長門「私たちは涼宮ハルヒがそれぞれ望んだ特殊な存在。そして、あなたもその一人」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 19:56:32.17 ID:dpoToydT0

キョン「じゃあ…今まで俺がいた世界はなんだったんだ?」

古泉「そちらの世界に関しては一切情報がない状態です。なにしろ別世界の話ですから」


キョン「…よし、待て落ち着け、お前らの言う事が正しいと仮定して話そう。
    じゃあ、今まで俺が一緒に過ごしてきた長門や朝比奈さん、古泉そのほか
    の学校の連中はなんだってんだ??」

長門「そちらの世界の情報については一切把握出来ていない。でも、可能性はいくつかある」

キョン「可能性?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:03:14.14 ID:dpoToydT0

みくる「つまり…あなたのいた世界は私たちのいた世界のパラレルワールドだった可能性です」

キョン「パラレル…よく漫画とかである、別次元の違う世界のことですか?」

長門「簡単に表現すればそれが一番近い答え。」

古泉「ただ一つ、厄介な事はあなたはそちらの世界で我々と同じような
   生活をしてきたということです」

キョン「…どういうことだ?理解出来ん」


長門「…涼宮ハルヒの存在」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:09:27.79 ID:dpoToydT0

長門「あなたはさっき、私たちが話してもいないのに世界の崩壊の危機を知っていた。
   同じくSOS団の存在や私たちに関する情報も全て知っている。
   そこから考えられる答えは一つ


   あちらの世界にも涼宮ハルヒは存在していたということ」

キョン「…それがどうかしたのか?お前らの話じゃ世界を構成しているのが
    ハルヒなんだからハルヒが存在していない世界はないんじゃないのか?」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:15:10.28 ID:dpoToydT0

古泉「彼女、涼宮さんが世界を創生していることはこちらも同じですが、問題なのは
   ”別世界のあなた”が”こちらの世界”に来ることによって”あちらの世界”
   つまり、あなたが元いた世界が崩壊しないかどうかということです」

キョン「!!」

みくる「もし、あなたのいた世界にも私たちと同じような存在がいたら、
    あなたが別世界に行く事を止めるはずです…心当たりはありませんか?」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:25:12.08 ID:dpoToydT0

キョン「…なんてこった」
    (心当たり所か、俺はなんて事をしちまったんだ)

みくる「…あるんですね」

キョン「…ええ、でもなんだって急に…みんなそろって
    転校して行っちまったと思ったら急に現れて世界の危機だって…」


長門「…恐らく何らかの涼宮ハルヒの影響からあなたの存在を守る為一時的に
    距離を置いた可能性が高い、でも、そのせいであなたの情報操作に隙ができ
    こちらの世界の涼宮ハルヒの標的にされてしまった」

キョン「つまり…俺のまわりから宇宙人やら未来人やら超能力者が
    いなくなったからこっちのハルヒの毒電波を受けちまったと?」

長門「表現は正しいとはいえないけど、だいたいあってる」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:41:34.68 ID:dpoToydT0

キョン「…じゃあ俺がいた元の世界ってのは崩壊しちまったのか?」

長門「さっきもいった通り、そちらの世界の情報は一切こちらには把握出来ていない
   そもそも、私たちの力では別世界に直接干渉する事は出来ない」


キョン「そうなのか?異次元やら閉鎖空間やら色々やってるじゃないか?」

古泉「閉鎖空間は”こちらの涼宮さん”の作り出したものですから。
   あなたのいた世界は”あちらの涼宮さん”が作り出したものです。
   似ているようですが、全く別のものなので、僕たちに干渉する事はできないんですよ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 20:49:42.81 ID:dpoToydT0

キョン「…じゃあ帰る事は無理なのか…
    そもそも何故俺がこっちのハルヒに呼び出されたんだ?」

長門「涼宮ハルヒは異世界の住人の存在を強く望んだ
   願わくば自分と友好的な関係を結べるような存在。それが偶然あなただった」

古泉「まさか別世界で涼宮さんと関わりのある人物が現れるとはおもってもみませんでしたが」

みくる「きっと涼宮さんとすごく強い縁のある人なんですね」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:01:07.29 ID:dpoToydT0

キョン「…ていうかちょっと待て!一体いつ俺は別世界に迷い込んだんだ?」

長門「あなたがこの図書館にくると決めた時世界は交じり合うように入れ替わった。
   あなたに近いところ程入れ替わるのが遅いから分からなかったのも当然」


キョン「…おれはこれからどうしたらいいんだ?」

長門「しばらくは何もしなくてもいい。ここではあなたは存在していない。
   故に住居や身分証などなにもない。迂闊に動くのは危険。
   しばらくは私の部屋に居候するといい」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:10:02.72 ID:dpoToydT0

古泉「涼宮さんの影響を受けている以上、いつ存在が消えてしまうか
   分かりませんからね。しばらくは行動を共にしたほうがいいでしょう」

キョン「見慣れた風景なのに別の世界だなんて…未だに信じられん…」

みくる「その気持ち…よくわかります」



23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:19:48.55 ID:dpoToydT0

キョン「そうだ!ハルヒなら俺を元の世界に戻せるんじゃないか?」

古泉「それは限りなく不可能に近いですね」

キョン「どうしてだ?」

古泉「涼宮さんにどうやってあなたを元の世界に戻すように思わせるんですか?
   仮に出来たとしてもあなたが元いた世界とは違う世界に飛ばされるだけです」

長門「現状ではこの世界に留まる事が最良」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:27:35.62 ID:dpoToydT0

キョン「…仕方ない、長門、しばらく世話になるが…いいのか?」

長門「問題ない」

古泉「おやおや、随分立ち直りが早いですね?」

キョン「怪奇現象、超常現象、大概のことはハルヒのおかげで慣れちまったよ」

みくる「なんか苦労してきてるんですね」

キョン「朝比奈さんのあんなことやこんな事に比べたらまだまだ大丈夫ですよ」

みくる「ふえ〜っ、向こうの私そんなことされてたんんですか??」

キョン「いえいえ、まだ他にもナンタラカンンタラ」

みくる「ふえ〜っ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:36:04.12 ID:dpoToydT0

キョン「ハルヒにはいつ会えるんだ?」

長門「今はまだ早い」

古泉「まずはファーストコンタクトをどうするかですね
   うまく打ち解けてくれればいいんですが」

キョン「ハルヒの性格なら真新しい転校生なんかにはすぐ食いつくだろう?」

古泉「あちらの涼宮さんはそうなんですか?」

キョン「…?」

みくる「涼宮さん極度の人見知りなんです。私たち以外の人に心を開いてくれるかどう…」


キョン「…はい?」






30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:45:18.16 ID:dpoToydT0

長門「…こちらの涼宮ハルヒはひどく臆病で内向的な性格。異世界の住人と友好的
   な関係になりたいと望んだのも、一人でいる時の孤独感が生み出したもの」

キョン「な…ハルヒが大人しいだと?信じられん、いや、奇跡だ」

みくる「そこまでいわなくても…色々と大変なんですよ、人が近づくたびに後ろに隠れられたり
    人ゴミの中歩くときなんかずっと服の裾掴まれていたり…」

長門「朝比奈みくるはそのせいでお気に入りの服の裾が全部伸びてしまった」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:51:10.12 ID:dpoToydT0

古泉「僕は未だに面と向かって話をしてくれません。
   最近やっとドア越しなら少しは話てくれるようにはなりましたが…」

キョン「お前の場合はただ単に嫌われているんじゃないのか?」

古泉「この調子だといつ部室に入れてもらえるのか分かりません」

キョン(部室に入れてもらってもないのかよ)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:58:30.44 ID:dpoToydT0

キョン「おどろいたな…ハルヒの性格は全く逆じゃないか」

長門「涼宮ハルヒの社交性及び人間不信を正常にする為に結成されたのが私たちSOS団」

キョン「S涼宮ハルヒの社交性
    O及び人間不信を
    S正常にする
    団…」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:04:48.39 ID:dpoToydT0

キョン「それはひょっとして…」

古泉「僕たちは大真面目ですよ」

長門「涼宮ハルヒの異常とまでいえるマイナス思考はある程度の基準を超えると
   現実世界にも影響を及ぼしだす。
   それがさっきあなたが行っていた異次元や閉鎖空間というもの。」

みくる「端からみれば遊んでるように見えても真剣なんです、場合によっては
    未来がなくなってしまうことも十分あり得るんです」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:09:14.90 ID:dpoToydT0

キョン「…わかった、ある程度状況は理解できた、が」

長門・古泉・みくる「…」

キョン「そんなマイナス思考で超人見知りの独裁者にどうやって近づくんだ?
    下手したら一瞬で世紀末だぞ」

長門「それなら心配ない」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:15:47.24 ID:dpoToydT0

長門「涼宮ハルヒは内向的なので滅多に敵意を見せない。
   よほどのことをして怒らせない限り現実世界への影響はほぼ0」

キョン「なんだか…お前がいうとものすごく説得力というか、圧力があるんだが…」

長門「…?」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:24:21.21 ID:dpoToydT0

古泉「どちらにせよ、すこし時間がかかるのは間違いないでしょう」

キョン「はあ…どうやらそうみたいだな」

古泉「とりあえずあなたの転校の手続きを機関に頼んでおきました。
   涼宮さんとのコンタクトは早いほうがいいので、明日にしましょう」

みくる「お願いします、早く涼宮さんと仲良くなって下さいね。
    でないと私、またコミケでコスプレとかしないといけなくて…」

キョン(内向的でも朝比奈さんにコスプレさせてるのか…しかも大衆の面前で!)

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:35:07.72 ID:dpoToydT0

キョン「とりあえずおれは頭がパンクしそうだ…」

長門「深く考えても意味はない。ここはあなたのいた世界とは違う」

キョン「ああ、そうだな…夢なら早く覚めてほしいところだ」

古泉「今日はゆっくり休んで明日からに備えてください」

キョン「ああ…」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:50:39.27 ID:dpoToydT0

キョン「じゃあ、明日学校でな。朝比奈さんも気をつけて帰ってくださいね」

古泉「それでは」

みくる「じゃあ、また明日」

キョン・長門「…」





キョン「なあ長門、俺はお前らの事を前から色々知っているが、
    あ、もちろん向こうの世界での事だが、いきなり初対面の男を
    部屋に居候させるなんてしていいのか?仮にも男だぞ?」

長門「問題ない。涼宮ハルヒに選ばれた人間なら至って安全」

キョン「どうしてそういいきれるんだ?」

長門「涼宮ハルヒの理想は現実離れした妄想の域。
   この世界のどんな誠実な人間より信頼できる」

キョン(…深く考えるのはよそう)

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 22:56:35.97 ID:dpoToydT0

長門「それに…」

キョン「??」

長門「なにかあったとしても、それは涼宮ハルヒの監察の情報の一部に過ぎない」









キョン(いかんいかん!一瞬魂が飛び出して行った!カムバック!)

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:00:27.39 ID:dpoToydT0

長門「…どうしたの?」

キョン「ああ、いや、なんでもない」

長門「…お茶をいれてくる」



長門「どうぞ」

キョン「ああ、どうも」

長門・キョン「…」

長門「…おいしい?」

キョン「ん?あ、ああ」

長門「そう…」








キョン(なんなんだ、この気まずい空気は?)

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:12:49.41 ID:dpoToydT0

長門「…」
キョン「…」





キョン(結局朝まで長門の出してくれるお茶を
    啜っていたか…何gのんだんだろうか?)


長門(3.4g…面白い人)

                          続く?

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:31:57.39 ID:dpoToydT0

キョン(まさか昨日まで転校する予定のなかった俺が転校するハメになるとは…
    しかも別世界の同じクラスに転校とは…正直めんどくさくてたまりません)

「おう、転校生よろしく、谷口だ」
「よろしく、国木田だよ」
「小泉なのはだよ、よろしくね」

キョン「ああ、よろしく」

ハルヒ「…」



キョン「ああ、えっとよろしく、キョンって呼んでくれ」

ハルヒ「…」

キョン(なんてこった…ウワサ異常の人見知りだな…
    放課後の古泉たちに期待するしかないか)

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:39:49.98 ID:dpoToydT0

キョン「あ、あはは、まあ好きに呼んでくれ。前の学校のあだ名なんだけど、
    みんなはもう使ってくれてるみたいだし」

ハルヒ「…ぁ、ぁの…す…涼宮…ハルヒ…」

キョン「…ハルヒか、ヨロシクな」
   (まあ、最初にしては上出来かな?
   そういえば初めてハルヒにあった時は衝撃的だったな…今もある意味衝撃的だが)

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:43:37.17 ID:dpoToydT0

キョン(初めは本当にうるさい、バカ、黙れしか
     返事がかえってこなかったからなあ)


ハルヒ「…」

キョン「ん?どうした?俺の顔に何か付いてるか?」

ハルヒ「!!」ブンブン

キョン(大人しいはいいが…なんか調子狂うな)

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:48:24.24 ID:dpoToydT0

谷口「キョーン、お前一体どんな魔法使ったんだ?
   あの涼宮が初対面の奴と話してるのなんて見たことないぞ」

キョン「ん?そうなの…か?」

国木田「なんかキョンって不思議だよね。ちょっと話ただけで
    まるで何年も前から知ってるみたいに話が出来てさ」

キョン「そうか?」
   (実際俺は何年もお前らと一緒に過ごしてきたからな)

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 23:57:48.31 ID:dpoToydT0

谷口「だけどキョン、涼宮に近づくのだけはやめとけ。
   見た目は美人だけど超が付く人見知り&不思議ちゃんだからな」

国木田「谷口は涼宮さんに相手にしてもらえないからすねてるんだよ」

キョン「そうなのか谷口?」

谷口「WAWAWA〜!なにいってんだ国木田!ちげーよ」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:03:01.57 ID:LzVXlCtL0

なのは「でも私も気になるな」

キョン「ん?」
   (この小泉なのはってのは朝倉のかわり見たいなもんか…
     よく見れば眉毛はソックリだな)

なのは「涼宮さんにどんな魔法をかけたのかってとこ
    彼女クラスじゃちょっと浮いちゃってるから、
    同じ女子として心配してたの」

キョン「いや、別にこれと言って特別なことはしてないが…」

なのは「その調子で仲良くしてあげてね」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:09:45.10 ID:LzVXlCtL0

キョン(不思議なもんだ…俺は転校生で本来
   一番浮いてる存在のはずなのにいつも道理の教室だ
   違うところといえばハルヒが大人しいことくらいか)





古泉「ようこそ、SOS団に」

キョン「…何で廊下に突っ立てるんだ?入らないのか?」

古泉「まだ入室までは許されてないもので」

キョン(こいつはこいつで毎日廊下に立って
   ドア越しに会話しているのだろうか?)

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:14:36.19 ID:LzVXlCtL0

みくる「あ、キョンくん」

キョン「あれ?朝比奈さんだけですか?てっきり長門とハルヒもいると思ったのに」

みくる「きっといまキョンくんの事を長門さんと話しているんじゃないかと思います」

キョン「おれのこと?」

みくる「SOS団に入部してもらうかどうかの話です」

キョン(そうか…頼むぞ長門)

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:21:43.50 ID:LzVXlCtL0

長門「………」ボソボソ

ハルヒ「………」ヒソヒソ




キョン(なんてやり取りしてるんだろうか?)

古泉「ところで、涼宮さんとのファーストコンタクトはどうでした?」

キョン「ああ、名前自己紹介されたくらいで会話って言う会話はなかったな」

みくる「涼宮さん自分の名前声に出して言ったんですか?」

キョン「え?ええ…」

古泉「これは驚きですね、僕らでさえ長門さんがいないときは滅多に
   涼宮さんの声をきくことはないんですよ」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:26:08.66 ID:LzVXlCtL0

キョン「…なんだかドンドン朝比奈さんが気の毒になってきました…」

みくる「私はいいんです…少しでも長門さんや涼宮さんの役にたてれば…」

古泉「朝比奈さん、僕も一日も早く部室に入る事を許可されて役に立てるように頑張ります」



キョン「お前は多分無理だ、うん」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:33:33.46 ID:LzVXlCtL0

長門「…おまたせ」

キョン「長門…ハルヒは?」

長門「…後ろ」

ハルヒ「…」

キョン「お…おお、いやあなんか面白そうな部活ないか探してたらここにたどり着いてさ」

ハルヒ「………する?」

キョン「ん??」

ハルヒ「……入部…する?」

キョン「ああ、許可してもらえるんなら、是非」

ハルヒ「…」

長門「…許可するらしい。」

みくる「やりましたね、キョン君」

キョン「ええ、よろしくな、ハルヒ」

ハルヒ「…よろしく」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:40:52.52 ID:LzVXlCtL0

古泉「おめでとうございます。これで冬の寒い廊下で
   一人寂しくハーモニカを吹く日々から前進できる訳ですね」

長門「…彼は部室に入ってもいいらしい」

古泉「………」

キョン「おいおい…古泉もそろそろ入れてやってもいいんじゃないか?」

ハルヒ「…」

長門「…もう少し慣れてからにしてほしいって」




古泉「い"え"がま"い"ま"ぜんよ"…」



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:45:08.92 ID:LzVXlCtL0

キョン「ところで、いつもは主にどんなことやってるんだ?」

ハルヒ「…オセロ」

長門「トランプもやってる」

みくる「後はお茶入れて漫画読んだりのんびりしてます」

キョン「…ここはメイドカフェですか?」


古泉「なんと…温かいお茶を飲みながらゲームまで出来るんですか?知らなかった…」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 00:51:54.23 ID:LzVXlCtL0

キョン「…どうだろう?今度の日曜日に散歩がてらみんなで不思議探検なんてのは?
    毎回毎回インドアじゃあ、新鮮さがないだろうしな」

みくる「面白そうですね」

長門「それはとてもいい案。最近はゲームにも飽きてきていたところ」

キョン「…どうだろう、ハルヒ?」

ハルヒ「…うん、いい」

キョン「よっし、じゃあ決定だな。古泉、遅刻すんなよ?」

古泉「もちろんです。日曜が楽しみですね、新しい目覚ましを買いに行かなくては…」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:00:59.25 ID:LzVXlCtL0

古泉「そうと決まれば一足お先に失礼します」

キョン「…あいつ集合時間も決めてないのに…」

みくる「あの…今日は私もこれで失礼します」

キョン「朝比奈さんもですか?じゃあ続きはまた明日決めましょうか?」





キョン「ところでハルヒ、古泉と話すのがそんなに苦手か?」

ハルヒ「………」

長門「…本当の理由はもう一つある」

キョン「??」

長門・ハルヒ「…」ボソボソ



キョン「…古泉が朝比奈さんとイチャイチャするのが見ててつらい?」

長門・ハルヒ「…」コクッ


127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:12:25.70 ID:LzVXlCtL0

〜そしてなんだかんだで日曜日〜


キョン「…えらい早いな、まだ30分前だぞ?」

古泉「ええ、遅刻は許されませんからね。朝5時から待っていました」

キョン「…」(こいつばっかりはわからん…)

古泉「それにしてもあなたが来てきら驚きの連続です。
   涼宮さんが心を開いていくのが目に見えて分かりますよ」

キョン「俺は何もしてないんだがな…」

古泉「またまた御謙遜を。今日の不思議探検の案だってすごい発想ですよ。
   何しろ涼宮さんは人ゴミを嫌いますからね」

キョン「…ついな、いつもはハルヒが俺を引っ張りまわしていたのに
    あんなに大人しくちゃ調子狂っちまってな」

古泉「…すいません」

キョン「なにも謝る事ないじゃないか、ほら、女性人の御登場だ」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:20:01.86 ID:LzVXlCtL0

ハルヒ「…ごめんなさい、ちょっと遅れた…」

キョン「気にするなよ、俺たちも今来たところだし、な?」

古泉「ええ、ほんの5時間くらいしか待っていまs
キョン「さて、まずはどうするかな?」

長門「天気は良好、のんびり散歩もいい」

キョン「散歩か…どうするハルヒ?」

ハルヒ「えっ…!ぁぁ、ぅん、…散歩でぃぃ…」

キョン「よし、じゃあいこうか?」




古泉「…おや?」

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:28:08.96 ID:LzVXlCtL0

キョン「ちょっと空気が冷たいけどたまには散歩もいいな」

ハルヒ「…うん///」




古泉「…置いてけぼりですか…」




長門「…はぐれた…」

みくる「ふえ〜ここどこですかぁ?」

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:35:00.89 ID:LzVXlCtL0

キョン「おかしいな…みんなどこいったんだ?」

ハルヒ「…///」

キョン「まいったなぁ…どうする?もう少し探すか?」

ハルヒ「…ちょっと、つかれた…かな?」

キョン「じゃあちょっと休憩していくか?」

ハルヒ「…ぅん///」

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:39:11.30 ID:LzVXlCtL0

古泉「…帰ってきませんね…だんだん曇って寒くなってきました…」




長門「…一生の不覚…」

みくる「ふえ〜っ!間違って人ごみにでも入っていったら大変です」

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:49:08.27 ID:LzVXlCtL0

キョン「じゃあ、これとこれと、あとこれも好きだったよな?」

ハルヒ「え…う、うん!」

キョン「じゃあ、以上でお願いします」

ハルヒ「…全部好きなのばっかり…なんでわかったの?」

キョン「え…?」
   (しまった、ついいつもの調子で…なんとか誤魔化さないと)

キョン「ハルヒの好きそうな物は大体わかるさ」

ハルヒ「…本当に?///」

キョン「ああ、本当に」
   (好きな物から嫌いなものまでイヤでも覚えちまったからな)

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 01:55:33.00 ID:LzVXlCtL0

古泉「あ、長門さん、朝比奈さん!」

長門「…涼宮ハルヒは一緒じゃない?」

古泉「!!僕はてっきり長門さんと朝比奈さんと一緒にいると思ってましたが」

みくる「と言う事は…キョン君が危険です」

古泉「!!急いで二人を探しましょう。手遅れになったら大変だ」

長門「…大変…あれを見て」

古泉・みくる「!!!」

古泉「閉鎖空間??」


153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:01:08.19 ID:LzVXlCtL0

古泉「いや、閉鎖空間なんて規模じゃない…まるで…」

長門「…驚異的な規模とスピードで次元が入れ替わってる…あれはもはや閉鎖空間ではない」

みくる「ああ…こんな…こんな…」

古泉「…夢と現実が裏返ってしまう…」

長門「…涼宮ハルヒ」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:08:26.92 ID:LzVXlCtL0

キョン「…はっ!」

ハルヒ「…よかった…気が付いた…」

キョン「??ハルヒ、どうしたんだ?そんな泣きそうな顔して?」

ハルヒ「気が付いたらここに倒れてて…」

キョン「…まさか」
   (マジか?ここは…閉鎖空間!!)

ハルヒ「…ここ…ヒック…どこだろぅ…ヒック」

キョン「…わからん…でも、ちょっと調べてみよう。立てるか?」

ハルヒ「…うん」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:14:14.30 ID:LzVXlCtL0

キョン(前にも一回だけハルヒと閉鎖空間に迷い込んだ事があるが
   あの時は学校の敷地内だけの限られた空間だった…
   今回はなんだっていうんだ…???)


キョン「どうなってんだ…見渡す限り終わりが見えない…」

ハルヒ「…怖い…何も音がしない…生き物もいない」

キョン「…ハルヒ、離れるなよ?」

ハルヒ「…うん」

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:19:51.89 ID:LzVXlCtL0

キョン「だめだ、どこまでもこの空間が続いてそうだ…」

ハルヒ「…」ギュッ

キョン(やはりここは閉鎖空間…しかもかなりのでかさ…何故急に??)

キョン「古泉たちはどこいっちまったんだろうな…」

ハルヒ「どうなってるの?誰もいないしなにも動いていない」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:25:07.95 ID:LzVXlCtL0

キョン(今は古泉たちがこっちに駆けつけてくれるのを待つしかないか…)

ハルヒ「…私たち以外みんな消えちゃったの?」

キョン「バカな…そんなことあるわけないじゃないか」

ハルヒ「…私は…それでもいい…」

キョン「何バカなこと言い出すんだ?落ち着け。きっとどこかに誰かいるさ」

ハルヒ「…キョンがいてくれるなら…他の人間はいらない」

キョン「!!」

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:32:03.26 ID:LzVXlCtL0

キョン「ハルヒ?どうしたんだ?」

ハルヒ「私のこと分かってくれるのはキョンだけだもん…他の人たちといてお息苦しいだけ」

キョン「…ハルヒ」
   (まさか…)

キョン「ハルヒ、落ち着くんだ。いいか?
    他の人間はいらないなんて考えるんじゃない。
    元の世界に帰れるように考えるんだ」

ハルヒ「…こんな時でも私の考えてること一語一句違わず当てちゃうんだもん
     キョンがいてくれたらそれでいい。二人でずっと一緒に…きっとシアワセになれるよ」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:36:02.06 ID:LzVXlCtL0

ハルヒ「他の人たちは私の事なにもわかってくれなかったし

    理解しようともしてくれなかった、でもあなたは違う。

    私の事を理解してわかってくれる。楽しませてくれる。


    私 を シ ア ワ セ に し て く れ る





170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:41:46.95 ID:LzVXlCtL0

キョン「ハルヒ!おれはお前の世界の人間じゃない!」

ハルヒ「そうだよ、私、お願いしたんだよ、
    私の事を理解してくれないこの世界以外の別の世界から
    私の事を理解してくれる人を私の前に現せてって」


キョン「俺はおまえとここで二人で暮らすわけにはいかない。俺は帰りたい!
    自分が元いた世界に!お前じゃないもう一人のハルヒに会いに!」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:46:57.72 ID:LzVXlCtL0

ハルヒ「もう一人の…私…??」

キョン「そうだ!俺の世界のハルヒだ!お前じゃない
    わがままで、好奇心の塊で、いつも誰かに迷惑かけて…
    俺の知ってるハルヒはそういう奴だ、
    お前みたいに大人しくて女の子らしい感じの奴じゃない」



ハルヒ「………い…ない……さない………るさない!!!」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:50:03.84 ID:LzVXlCtL0

ハルヒ「許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない
    許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 02:54:28.88 ID:LzVXlCtL0

ハルヒ「私にないものを全部持っているのに!!
    常に誰かそばにいて独りじゃないのに!!
    なのになのに…!!

    キョンは絶対に渡さない!!!!
   そんなシアワセな奴の世界なんか滅んでしまえばいいんだ!!!!!」

キョン「!!!ハルヒ!!!やめろ!!そんなこと望むな!!!」

191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:00:19.59 ID:LzVXlCtL0

キョン「!!神人!!」


ハルヒ「あははははははは!!!!
    みんな!!みんな滅んでしまえばいいんだぁぁ!!!」

キョン「ハルヒ!やめろ!バカなことを考えるな!」

ハルヒ「…キョンはやっぱりもう一人の私の方がいいんだぁ…
    私がこんなにも思っているのに、やっぱり私じゃダメなんだ…」


キョン「ハルヒ!」




ハルヒ「お前も他の人間と同じだ!!!」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:08:46.21 ID:LzVXlCtL0

「ハルヒが好きそうなものは大体分かるさ」

     「もし、あなたのいた世界にも私たちと同じような存在がいたら、
      あなたが別世界に行く事を止めるはずです…心当たりはありませんか?」

「あなたをここへ呼んだのは私。あなたは選ばれた人間。」


        「涼宮さんとなにかあったんですか?」






    「あんたなんか異次元でも異世界でも迷いこんじゃえばいいのよ!!」



     そうか…  あのとき…  俺が原因だったのか…

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:16:45.20 ID:LzVXlCtL0


  あのときおれは…

          ハルヒとつまらない事で喧嘩になって…



  「少しは女らしく大人しくなったらどうなんだ?俺の理想はお前の正反対のタイプだ!」


  なんてつい言っちまって…


   「もういい!!顔も見たくないわ!!
    あんたなんか異次元でも異世界でも迷い込んじゃえばいいのよ!!
    それが無理なら転校してでもあんたの近くになんていたくないわ!!」


  どうせいつもの喧嘩だと思ってたら…

          次の日SOS団みんなそろって転校して行って…

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:21:57.48 ID:LzVXlCtL0


孤独に心が折れそうになってる時に古泉や朝比奈さんから連絡があって…


  そしたらいつの間にか別世界に迷いこんでいて…


           そこはいつもとは全く逆のハルヒがいて…


   ああ…

       俺は結局…

            何も分かってなかったんだな…


        「ハルヒが好きそうなものは大体分かるさ」



     ゴメンな…

             ハルヒ…





                            END

215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:28:06.93 ID:LzVXlCtL0

キョン「………」

ハルヒ「我ながら最高傑作だとおもわない?」

キョン「…で、こいつをどうするつもりなんだ?」

ハルヒ「決まってんじゃない!映画よ!映画!!
    この涼宮ハルヒ監修のもと世界にヒットするに間違いなしよ!!」

キョン「はぁ…付き合いきれん」




                    おしまい チャンチャン

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/06(金) 03:34:41.59 ID:LzVXlCtL0

見ててくれた人たちありがとう

こんなひどいオナニーは久しぶりだwwwwwww



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