もしもキョンが恐ろしくKYだったら


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:橘「へんしん!」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:08:52.23 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来じn」

キョン「ハーックシュン!!」

ハルヒ「…この中にに宇宙人、未来人、異世界じn」

キョン「先生、トイレ行ってもいいですか〜?」

ハルヒ「(イライラ)宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私のt」

キョン「ぬあぁっ!!弁当忘れたぁぁ!!」

ハルヒ「…以上」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:16:24.89 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「ちょっとアンタ」

キョン「ん?」

ハルヒ「今朝のアレ、どういうつもり?」

キョン「今朝のって?」

ハルヒ「とぼけないで!!」

キョン「何をそんなに怒ってるんだ…わかった、さてはお前あの日だな!!!」
ハルヒ「なっ!?何を大声でいきなり」

クラス中「ザワザワ」

ハルヒ「…もういいわ」

キョン「そうかい?(何なんだこいつ)」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:30:54.87 ID:bUvv1gSsO

キョン「そういえば、お前自己紹介のときただの人間には興味ないとか言ってたよな?」

ハルヒ「…それが何?」

キョン「人間に興味がないなら、何に興味があるんだ?」

ハルヒ「だから宇宙人とか未来人、超能力よ」

キョン「宇宙人ねぇ…おい、ちょっと人差し指出せ」

ハルヒ「は?」

キョン「いいから出せって」

ハルヒ「変なことしたら殺すわよ」 スッ

キョン「しねぇよ」 スッ

ハルヒ「何よこれ?」

キョン「ET」

ハルヒ「(…変な奴)」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:38:56.05 ID:bUvv1gSsO

谷口「もし涼宮に興味があるんだったら悪いことは言わん、やめとけ」

キョン「なぜだ?」

谷口「見てわからんのか?あいつの変人ぶりは常軌を逸しt」

キョン「はは〜ん、さてはお前あいつに惚れてるな?」

谷口「は?」

キョン「そうか、お前俺に嫉妬してるんだな?」

谷口「い、いや、そうじゃなくてだな」

キョン「そういうことか…おーい涼宮」

谷口「な!?お前何を!?」

ハルヒ「何か用?」

キョン「こいつがお前のことが好きらしい、付き合ってやってくれ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:47:04.42 ID:bUvv1gSsO

谷口「お前バカか!?何であんなこと言ったんだよ!!」

キョン「友人として、悩める子羊を助けるのは当然の義務だ」

谷口「余計なお世話だ、第一俺はあいつには一回振られてるんだよ、ったく蒸し返しやがって」

キョン「…それは事実か?」

谷口「あぁ、って何だよ急に怖い顔して」

キョン「何で一回であきらめるの!?もっとできるだろ!?頑張れよ!!熱くなれよ!!」

谷口「…国木田、こいつ昔からこうなのか?」

国木田「え?何?」

谷口「話聞いてろよ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 14:56:17.75 ID:bUvv1gSsO

キョン「えーと、新しい席はと…ラッキー、窓際GET」

ハルヒ「…」

キョン「おっ、また席近いな」

ハルヒ「そうね」

キョン「…お前、いつも怒った顔してんな」

ハルヒ「何か文句あんの?」

キョン「あぁ、ツンだけじゃ萌えん。デレを付け加えるべきだ」

ハルヒ「はぁ?」

キョン「だからデレだよデレ。ツンデレは男の心を震わせるんだよ、だからツンデレになってくれ」

ハルヒ「アンタ何言ってんの?」

キョン「ちがーう!!そこは『しょうがないわねぇ、い、言っとくけど今回だけだからね』だろうがぁ!!」

ハルヒ「(…もうやだこいつ)」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:04:44.41 ID:bUvv1gSsO

キョン「涼宮、お前部活とか入らないのか?」

ハルヒ「ダメね、この学校にはロクな部活ないわ、だから自分で作ることにしたの」

キョン「マジか?どんな部活だ?」

ハルヒ「アンタには関係ないでしょ」

キョン「そんなこと言わずに教えてくれよ、ホラ、俺のトランクス見せてやるから」

ハルヒ「汚いからやめなさい」

キョン「汚いとは失礼な、今日は夢精してないから匂いも無い!!」

ハルヒ「あ〜うるさい!!」 スタスタ

キョン「…あいつはどうやらブリーフ派のようだな、明日からブリーフ登校決定だ」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:12:15.60 ID:bUvv1gSsO

谷口「なぁキョン、お前涼宮と付き合ってんのか?」

キョン「いや、まだだ」

谷口「ほどほどにしとけよ、あいつと関わるとロクなことないからな、友人として忠告しておくぞ」

キョン「友人?お前とはまだ知り合いの域なんだが」

谷口「……」

国木田「気にしちゃダメだよ谷口、キョンは昔からこんな奴だから」

国木田「それよりもキョン」

キョン「何だ?」

国木田「ブリーフ一枚で寒くないかい?」

キョン「快適そのものだ」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:17:59.95 ID:bUvv1gSsO

キョン「なぁ涼宮」

ハルヒ「うるさい、話かけないで!!」

キョン「何をそんなに怒っているんだ?」

ハルヒ「パンツ一丁で登校してくる変態に関わる気はないわ」

キョン「お前がブリーフが好きだと言うからわざわざ履いてきてやったんだろうがぁぁ!!」

ハルヒ「言ってないわよ!!馬鹿じゃないの!?」

先生「お前ら、パンツの話は授業が終わってからにしろ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:26:56.37 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「…」 スタスタスタ

キョン「そういえば、谷…国木田の知り合いが涼宮が変な部活作ったって言ってたな、どんな部活なのだろう…」

朝倉「ねぇキョンくん」

キョン「誰だお前は」

朝倉「失礼ねぇ、同じクラスの朝倉涼子よ。委員長もやってるわ」

キョン「知らん、とりあえず眉毛を剃れ、太すぎる」

朝倉「随分涼宮さんと仲がいいみたいね」

キョン「まぁな、眉毛剃れ」

朝倉「涼宮さんなかなかクラスにとけ込めてないから心配してたのよ、けどあなたのおかげで何とk」

キョン「いいから眉毛を剃れ」

朝倉「(…もう殺しちゃおうかしら)」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:35:32.25 ID:bUvv1gSsO

キョン「ハルヒは放課後ここに来るらしいが、ここは文芸部室だよな…あいつ文芸部員になったのか?」

キョン「どれ、ちょっと覗いてみるか…お邪魔しま〜す」 ガチャ

長門「……」 ペラッ

キョン「あれ?ハルヒがいない…ねぇ君、涼宮ハルヒ知らないかい?」

長門「…彼女は気分が悪いらしく先に帰った」

キョン「そっか(あんなに俺のブリーフを間近で見せてやったのになぜ元気がなくなるんだ?)」

キョン「ところで、ここは文芸部だよな?ってことはハルヒは文芸部員なのか?」

長門「…彼女は文芸部員ではない、SOS団団長」

キョン「SOS団?何だそりゃ?」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:49:32.25 ID:Qfhrt0Xl0

長門「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団、略してSOS団」

キョン「世界を大いにって、規模がデカすぎだろそりゃ」

キョン「まぁそれはともかく、君名前は?」

長門「長門有希」

キョン「長門さんか、本が好きなのかい?それとも友達いないから本に逃げたのか?」

長門「……」

キョン「図星のようだな、イカンイカン、健全なる女子高校生がこんなところで一人で読書など」

キョン「本ばかり読んで体を動かさないから、そんなにペッタンコになっちゃうんだぞ」

長門「(…この男を敵性と判定)」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:00:00.44 ID:Qfhrt0Xl0

>>1です、PCにチェンジしました。
ご指摘のとおり、もうKYって感じじゃなくなってきてしまったんで
「もしもキョンが変人だったら」に変えて進めていこうと思います。


キョン「それで、そのSOS団ってのは、ハルヒと有希の二人だけなのか?」

長門「(もう呼び捨て…)違う、あと二人いる」

キョン「ほぉ、もうある程度部員は揃ってるのか」

みくる「ごめんなさぁい、遅くなりました…ってあれ?」

キョン「…これはこれは」

みくる「あ、あの〜…」

キョン「はじめまして、俺はハルヒと同じクラスの者です、キョンって呼んで下さい」

みくる「は、はぁ…はじめまして、朝比奈みくると申します」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:01:34.82 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「朝比奈みくるさんですね、いい名前だ。早速ですが朝比奈さん」

みくる「はい?」

キョン「その胸は本物ですか?本物なら今すぐ顔をうずめさせてください!!」

みくる「ふぇぇぇ!?」

キョン「あっ、偽物ならあなたには興味ないんで。顔だけの女とか価値ないですから」

みくる「(…ホントにこの人でいいのかな?)」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:08:59.15 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「さて、もう一人の部員はまだか?」

古泉「申し訳ありません、HRが長引きまして…おや?」

キョン「やっと来たか、待ちくたびれたぜ…ん?」

古泉「これは失礼しました。しかしながら、あなたとは初対面のはz」

キョン「お前からはホモの匂いがプンプンする!!!」

古泉「え?」

キョン「くっせぇ!!!何だその兄貴的スメル!?立ち去れぇ!!!」

古泉「いや、僕は別にそういう類の人種では」

キョン「(ガラガラガラ)みなさーん!!この男はホモです、下校のときは後ろの穴に注意してくださーい!!」

古泉「お願いですから、窓を閉めてください、そして叫ばないでください」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:12:00.54 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「いやぁスマンスマン、いつもの癖が出ちまった」

古泉「随分と変わった癖ですね…ところで今日は涼宮さんが不在ですね?」

キョン「あいつなら先に帰ったみたいだぞ」

古泉「そうですか…長門さん、朝比奈さん、今ならいいのではないでしょうか?」

みくる「え?こ、ここでですか?」

古泉「ええ、涼宮さんのいない今、彼に例の話をするのが賢明かと」

長門「…了解した。あなたに任せる」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:21:03.73 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「おい、何コソコソ話してんだ?俺も混ぜろ」

古泉「ご心配なく、あなたには今からとても大事な話をしようと思います」

キョン「大事な話…穴関係か?」

古泉「そちらの話はまた後日…ではなくて涼宮さんのことです」

キョン「ハルヒ?あいつがどうかしたのか?」

古泉「ええ、実は…」



古泉「…ということです、おわかりいただけました?」

みくる「あ、あのぉ…彼はもういませんよ」

古泉「あれ?い、いない!?いつの間に」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:29:06.14 ID:Qfhrt0Xl0

長門「彼はあなたが『実は』としゃべりだしてから6秒後に退屈を持て余し、朝比奈みくるにメアドを渡して帰宅した」

古泉「…ハハハ、困りましたね」

みくる「あのぉ…ホントに彼は涼宮さんのキーとなる存在なのでしょうか?」

長門「間違いない。彼は涼宮ハルヒに影響を与える無視できないイレギュラー分子」

みくる「そうなんですよね…ごめんなさい、私にはただの変態にしか見えなくて、その…」

長門「それも間違いない。彼は私たちにとってもイレギュラー分子」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:36:55.08 ID:Qfhrt0Xl0

妹「キョン君おかえり〜」

キョン「おう、今帰ったぞ」

妹「ねぇねぇ、今日はどうする〜?」

キョン「ん〜、今日はやめとくわ、さすがに二週間連続はちょっと体がもたん」

妹「あれ〜、珍しいね、いつも欠かさずやってたのに」

キョン「へへ、もっと面白いこと見つけちまったからな」

妹「へ〜、SM以上におもしろいこと?」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:41:03.34 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「まぁな、おもしろい奴らに会ってな」

妹「え〜何それ何それ?キョンくん教えて〜」

キョン「秘密だ」

妹「ブー、つまんないのぉ、いいもん、今日はシャミとするから」

キョン「そうしてくれ」スタスタ

妹「なんだかキョン君嬉しそうだったなぁ…まぁいいや」

妹「シャミ〜、このロウソクと鞭で遊ぼ〜♪」

シャミ「シャーーー!!!」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:46:05.18 ID:Qfhrt0Xl0

〜翌日〜

キョン「なぁハルヒ」

ハルヒ「話しかけないでって言ったでしょ」

キョン「SOS団だっけ?おもしろい部活作ったんだな」

ハルヒ「!?」

キョン「スマン、昨日文芸部室にお邪魔させてもらった」

ハルヒ「アンタ何勝手な事してんのよ!?」

キョン「そうイチイチ怒るなって、まだ生理なのか?」

ハルヒ「うるさい!!っていうか生理じゃないわよ!!」

先生「お前ら、生理の話は保健体育の時間にしろ」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:25:30.82 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「いい?二度と部室には来ないでよ、来たら死刑だから!!」 タッタッタッ

キョン「やれやれ、随分と嫌われたもんだな」

谷口「おいキョン」

キョン「よぉ、えーと、クラスメイトよ」

谷口「谷口だ、いい加減名前覚えろ」

キョン「そうだったな、すまん谷川」

谷口「…もういい」

キョン「国木田、あいつ何が言いたかったんだ?」

国木田「あぁ、谷口はきっと寂しいんだよ。キョン最近は涼宮さんにベッタリだから」

キョン「そんなもんかねぇ」

国木田「ところでキョン、今日はどうしてふんどしなんだい?」

キョン「あぁ、ハルヒの趣味を探ろうと思って色々試してるんだ、似合うか?」

国木田「うん、僕好みだね」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:36:33.76 ID:bUvv1gSsO

〜文芸部室〜

ハルヒ「みんな、昨日はゴメンね!!あたしがいない間に変な男の侵入を許しちゃったみたいで」

古泉「いえいえ、お気になさらないでください」

ハルヒ「まったくいい迷惑よ、あんな男と同じクラスだなんて、あっ、みくるちゃん、あなたあいつに変なことされなかった?」

みくる「あっ、ハイ、大丈夫です、ただ…」

ハルヒ「ただ何?」

みくる「彼からのメールの数がすごいんです、昨日教えてから200通以上来るんでs…ひぇぇ!また来たぁ!!」

ハルヒ「何なのよあの男は!?みくるちゃんちょっと携帯貸しなさい…何これ、ハァハァとしか書いてないじゃない?」

みくる「ハイ、全部こうなんです、しかも毎回画面いっぱいに…」

120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:45:51.09 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「もう許せないわ!!今すぐ捕まえて極刑よ!!」

ピンポンパンポーン
「一年五組涼宮ハルヒさん、担任の岡部先生がお呼びです。いらっしゃいましたから至急職員室までお越しください」

ハルヒ「岡部が?何よこんなときに限ってもう…ゴメン、ちょっと行ってくるわね」 タッタッタッタッ

古泉「どうやら彼女は彼に振り回されっ放しのようですね」

みくる「そうみたいですねぇ…でも涼宮さんを手玉にとれるなんて、やっぱり普通の人じゃないのかも」

長門「そう、彼は変態、多種な意味で」

ガチャ
キョン「う〜っす」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:52:27.92 ID:bUvv1gSsO

古泉「おやおや、これはまたタイミングを見計らったような登場ですね」

キョン「さ〜て、何のことやら」

古泉「フフ、まぁいいでしょう。早速ですが昨日の話の続きを」

キョン「まぁ待て。その前にやらねばならんことがある…朝比奈さん」

みくる「ひっ!!な、何ですかぁ?」

キョン「ハァハァハァハァハァ…」

みくる「ひぇぇぇぇ!!!」

古泉「どうやらメールだけでは物足りなかったようですね、直接攻撃ですか」

長門「…死ねばいいのに」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:00:12.10 ID:bUvv1gSsO

キョン「ふぅ…待たせたな」

古泉「はい、もう日が暮れてしまいましたね」

みくる「うぅぅ…」

キョン「で、話ってのは?」

古泉「そのことですが、僕の代わりに長門さんに話してもらうことにしました」

キョン「長門、いや有希に?」

古泉「えぇ、では長門さん、よろしくお願いします」

長門「…今から私の家に一緒に来て…それと下の名前で呼ばないで」

キョン「あぁ、わかったよゆきりん」

長門「……」 ピクピク

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:08:30.84 ID:bUvv1gSsO

バタン
ハルヒ「まったくどういうつもりよ!!頭に来るわ!!」

古泉「随分とご立腹のようですね、どうかされたんたんですか?」

ハルヒ「どうもこうもないわよ!!岡部の奴、いきなりズボン脱ぎだして『俺パンツは好きか?』って聞いてきたのよ!!」

みくる「えぇぇ、まるでキョンくんみたい…」

ハルヒ「そうよ、何かおかしいと思って問い詰めてみたから、キョンの奴岡部にあたしがパンツ依存症だからカウンセリングをしてほしいとかぬかしたらしいのよ!!」

古泉「おやおや、それは災難でしたね」

ハルヒ「災難なんてレベルじゃないわ!!あいつ明日会ったらギッタギタにしてやるわ…ってところで有希は?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:11:05.59 ID:bUvv1gSsO

すみません、誤字がかなり目立ってきちゃいました
あと書くスピードも遅いですよね…支援してくださってる皆さん、ごめんなさいorz

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:17:09.86 ID:bUvv1gSsO

〜長門家〜

キョン「お茶でいいぜ」

長門「…はい水道水」

キョン「素直じゃないところもなかなかだ」

長門「…本題に入る」
キョン「あぁ、その前に腹が減ったな、何かないか?」

長門「…カレーでいい?」

キョン「グリーンピース、ニンジン、タマネギ抜きでな、あと甘口で」

長門「…あなたはカレーが何たるかをわかっていない」

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:25:39.57 ID:bUvv1gSsO

キョン「で、話ってのは?」 パクパク

長門「…涼宮ハルヒのこと、そして私たt」

キョン「うわっ、これ牛肉じゃん!!カレーはポークだろJK!!おかわり!!」

長門「…私たちと涼宮ハルヒは普通の人間ではない」

キョン「ふんふん、それで?」 パクパク

長門「…通俗的な言葉を使用すると、私は宇宙じn」

キョン「ちょっと待て、大事なことを忘れてた」

長門「何?」

キョン「福神漬けないか?あとらっきょも必要だ、よろしく頼む」

長門「(…疲れる)」

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:34:59.28 ID:bUvv1gSsO

長門「…話は以上」

キョン「…なるほどな、大体わかったぜ」

キョン「まさか岡部もブリーフ派だったとはな」

長門「そんな話は一言もしていない」

キョン「ちなみに、お前は何派だ?意外とTバックとか好きそうだな」

長門「…帰って」

キョン「だがTバックは上級者向けだ、俺でさえあの食い込みの良さがわかるまで5年かかった」

長門「聞いてない、帰って」

キョン「ちなみに今の俺はふんどしだ、見てみたいか?いや、むしろ見ろ、ほれほれほr…ぐふっ!!」 ドスン

長門「…私はボクサーパンツ派」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:41:46.77 ID:bUvv1gSsO

〜翌日〜

ハルヒ「ちょっとキョン」

キョン「何だハルヒ?」

ハルヒ「何だじゃないわよ!!あんた昨日はよくも私をはめてくれたわね!!」

キョン「何!?お前岡部とハメハメしたのか!?」

ハルヒ「してないわよ!!そのハメるじゃないわよ!!」

キョン「そんな恥ずかしいことを大声で言うな、痴女ですか?」

ハルヒ「あんたが紛らわしいこと言うから悪いんじゃないの!!」

岡部「お前ら、ハメる話はHRの後にしろ。ちなみにみんな、俺はまだ童貞だ」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:49:31.79 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「あんた、昨日有希の家に行ったらしいじゃない?」

キョン「あぁ、そうだ」

ハルヒ「私の部員に手を出すなんていい度胸ね、変な真似してないでしょうね?」

キョン「まさか、でもなかなか美味かったぜ」

ハルヒ「!?」

キョン「あいつのカレー」

ハルヒ「か、カレー?な、何だそっちの美味しいね、安心したわ…」

キョン「…変なこと考えてたろ?」 ニヤニヤ
ハルヒ「うっ、うるさいわね!!」

谷口「ハァ、あいつらは相変わらずだな」

国木田「うん、今日のキョンのパンツは何だろうね?」

谷口「(…友達選び間違えたかな)」

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:59:13.65 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「で、いつまでついてくんのよ?」

キョン「そうだな、文芸部室の中までかな」

ハルヒ「あんたは永久立ち入り禁止よ」

キョン「まぁそういうなよ…おっ、あれは長門じゃないか、お〜い長門」 タッタッタッ

ハルヒ「あっコラ!!」

キョン「長、じゃなくて有希見てくれ、ホラ、お前の好きなボクサーパンツだ!!」 ズルッ

長門「見せなくていい、それとパンツもズボンと一緒に下がってる」

キョン「ぬぉ!!これは計算ミス…いや、嬉しい誤算だ、見てくれ有希、俺の可愛いらっきょがイレギュラー分子になっちまってるぜホラホラホr…げふっ!!」 ズドン

長門「…らっきょは見栄を張りすぎ。ピーナッツが妥当」

ハルヒ「(いったい何なのよコイツ…)」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:06:57.79 ID:bUvv1gSsO

キョン「…ハッ、ここはどこだ?」

古泉「おや、やっと目を覚ましましたね」

キョン「古泉か、ここは…文芸部室か」

古泉「名前を覚えていただき光栄です」

みくる「キ、キョンくん大丈夫ですか?」

キョン「あっ、朝比奈さんもいらっしゃったんですか。大丈夫です、パフパフさせてください」

みくる「ひっ、ひぇぇぇ!!!」 ダーッ

キョン「逃げちゃったか…SOS団の女は恥ずかしがり屋が多いな」

古泉「(どうやらこの方は真性のアホのようですね)」

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:13:33.88 ID:bUvv1gSsO

キョン「で、なぜ俺はここにいるんだ?」

古泉「掃除当番でゴミを捨てに行ったところ、あなたがお尻から焼却炉につまっていたのでこちらに保護したんですよ」

キョン「道理でケツの穴がヒリヒリするわけだ、心地よい痛みだが」

ハルヒ「あのまま燃えてればよかったのに…古泉くん余計なことしちゃダメじゃないの」

古泉「ははは、申し訳ありません」

キョン「何だハルヒいたのか、パンツ見えてるぞ、むしろパンツよこせ」

ハルヒ「いて悪かったわね、っていうかパンツのぞくな!!」

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:21:29.74 ID:bUvv1gSsO

キョン「そういえば、お前たちは普段何をしてるんだ?」

ハルヒ「あんたには関係ないでしょ」

キョン「つれない返事だな、下着を見せ合った仲じゃないか」

ハルヒ「あんたが毎日無理やり押し付けてくるんでしょ!?おかげで夢にまで出てくるようになったわ、悪夢よ!!」

キョン「お、俺がハルヒの中に…ハァハァハァハァ…」

ハルヒ「ハァハァすんな!!変な意味になってるじゃないの!!」

古泉「まぁまぁ、それはそうと涼宮さん、そろそろミーティングの時間では?」

ハルヒ「あっ、そうだったわね、じゃあこれよりSOS団ミーティングを開始するわよ!!」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:31:00.46 ID:bUvv1gSsO

キョン「おっ、部活らしくなってきたな」

ハルヒ「うるさいわね、っていうかあんたは団員じゃないんだからさっさと出ていきなさいよ!!」

キョン「まぁそう言うなよ、俺はもうこの団の一員みたいなもんだろ」

ハルヒ「何言ってんの、あんたが私の団員なんて冗談じゃないわ!!あんたみたいな部下、こっちからお断りよこのダメ人間!!」

キョン「…何だって?」

ハルヒ「だからダメ人間よ」

キョン「…もっとだ」
ハルヒ「はい?」

キョン「もっと言ってくれ」

ハルヒ「…ダメ人間」
キョン「あぁぁ、もっとだ」 ゾクゾク

ハルヒ「このダメ人間…」

キョン「もっとぉぉぉ!もっとだぁぁぁぁ!!」

ハルヒ「ダメ人間!!超ダメ人間!!!この豚野郎!!!」

キョン「はぁぁぁぁああぁぁぁ!!!」 プシャー

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:37:38.79 ID:bUvv1gSsO

キョン「ふぅ…なかなかやるなハルヒ、妹には劣るがな」

ハルヒ「(やっぱりコイツ変…)あっ、話の続きだけど、そろそろ私たちも本格的に不思議探しをする必要性があると私は思うのよ」

ハルヒ「そこで、今週の日曜日、この世の不思議を探しにみんなで街を探検よ!!」

キョン「はい!!バナナはおやつに入りますか?」

ハルヒ「あんたは黙ってなさい!!」

165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:47:32.31 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「ミーティングは以上よ、あとはいつものように各自好きに過ごしていいわ」

キョン「好きにねぇ…なぁ古泉」

古泉「何でしょう?」
キョン「暇なら一つ俺と勝負しないか?」

古泉「内容にもよりますが、何でしょう?」

キョン「そうだなぁ…ちなみにお前は縛るのと縛られるのどっちが好きだ?」

古泉「どちらかといえば縛られる方ですが、それが何か?」

キョン「よし決まった、古泉、俺の家に行くぞ!!」

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:59:41.47 ID:bUvv1gSsO

〜日曜日〜
ハルヒ「やっぱり有希が一番かぁ、今日こそは私が一番のりだと思ったのにぃ」

長門「……」

みくる「おはようございまぁす」

ハルヒ「おはようみくるちゃん、今日は珍しくいつもより遅いわね」

みくる「ごめんなさい、昨日キョンくんとのメールが長引いちゃって…」

ハルヒ「またあいつが!?もぉ何様のつもりなのかしら!?また変態メールだったの?」

みくる「は、はい…ただ今回のは…」 スッ

ハルヒ「…何よこれ?」

171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:05:19.18 ID:bUvv1gSsO

長門「亀甲縛り。SMでは常套プレイ」

ハルヒ「見りゃわかるわよそれくらい!!そうじゃなくて、あたしが言いたいのは」

古泉「やぁみなさん、遅くなって申し訳ありません」

ハルヒ「こ、古泉くん!?」

古泉「どうかなさったんですか?」

ハルヒ「な、何でもないわ、気にしないで…って何でアンタがいるのよ!?」

キョン「いやな、古泉がよかったらって言うもんだからさ、ハハハ」

173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:10:57.01 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「古泉くん、どういうこと!?」

古泉「まぁいいじゃないですか、人数が多い方が不思議もたくさん見つかるかめしれませんし」

ハルヒ「だからって、よりによってこいつなんで…ねぇ有希?」

長門「…私は別に構わない」

ハルヒ「え!?」

キョン「ふふん、どうやら俺の株は予想以上に上がってるみたいだな」

長門「空気と思うから別に構わないという意味、それに私の中ではあなたの株は常に暴落」

キョン「…そうか」 ゾクゾク

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:18:08.09 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「まぁ有希がそれでいいんなら…ったくしょうがないわね」

ハルヒ「いっとくけど、真面目にやんなさいよ!!遊びじゃないんだからね!!」

キョン「はいはい、わかってるよ」

ハルヒ「さてと、とりあえず喫茶店に言って今日の予定を決めましょう。あっ、あとキョン、あんたは特別に参加させてあげるんだから喫茶店はあんたの奢りよ」

キョン「了解、そういうわけだ、よろしくな古泉」 ポン

ハルヒ「だからあんただっていってn」

古泉「はい、お安いご用です」 ニコニコ

ハルヒ「!?」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:28:21.36 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「さてと、まずは班分けよ」

長門「……」 スッ

みくる「(キョンくんとじゃありませんように…)」 ドキドキ

古泉「(彼と一緒になれますように…)」 ドキドキ

ハルヒ「この組み合わせね」

キョン「よろしくお願いします、朝比奈さん」 ニコッ

みくる「は、はぃ…(そんなぁ…)」

古泉「そんなぁ…」

ハルヒ「(何、このよどんだ空気は…?)」

184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:44:24.15 ID:bUvv1gSsO

ハルヒ「わかってると思うけどキョン、これ以上みくるちゃんに変な真似したらただじゃおかないかわよ!!」

キョン「ハイハイ、以後気をつけます」

みくる「(…自覚あったんだ)」

キョン「さて、朝比奈さん」

みくる「ひゃ、ひゃい!!」

キョン「ハハハ、そんなに堅くならないでくださいよ、俺はもうカチンコチンですが」

みくる「……」

キョン「だから冗談ですってば、そんな困った顔しないでください」

みくる「あ、あのキョンくん」

キョン「何でしょう?」

みくる「長門さんから大体の話は聞いていると思うんですけど…」

キョン「あなたが未来から来たってことですか?」

みくる「は、はい!!」

187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:50:34.27 ID:Qfhrt0Xl0

>>1です。パソコン奪取したのでここからはまたPCから書き込みます。
ただ、締め切り間近のレポート書きながらになっちゃうので
投稿時間がもっと遅くなってしまうかもしれませんが
見てくれている人のために頑張ります。

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:59:45.96 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「未来からってことは、タイムマシンですか?」

みくる「いえ、そういう装置ではなくて…っていうかキョンくんは信じてるんですか?」

キョン「何をですか?」

みくる「私が未来人ってことを」

キョン「ええ、もちろんです」

みくる「…少しも疑ったりはしなかったんですか?」

キョン「いいえまったく」

みくる「どうしてですか?」

キョン「だって、そっちの方がおもしろいじゃないですか」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:18:51.78 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「確かに普通に考えたら宇宙人や未来人なんて夢物語です」

キョン「けど、そういう風に考えてしまったら結局はただの凡人」

キョン「俺はそんなつまらない男になりたくないんです、だから信じます」

キョン「それに、朝比奈さんが嘘をつくわけないじゃないですか」 ニコッ

みくる「キョンくん…ありがとう、それとごめんなさい」

キョン「あれ、何で朝比奈さんが謝るんですか?あなたは何も悪いことしてないですよ」

みくる「いえ、私はあなたに死んでほしいって何度も願い続けてたから、それだけでも罪です」

キョン「ハハハ、まいったなぁ」

197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:28:09.31 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「でも大変ですね、ハルヒの監視係なんて」

みくる「いえ、そんなことないです。長門さんや古泉君の方がもっともっと苦労してるはずですし」

キョン「古泉たちには古泉たちの、あなたにはあなたの苦労がある、みんな平等ですよ」

みくる「…そうね、ありがとう」

キョン「さて、そろそろ戻りますか、集合時間に遅れたらハルヒがまた暴れるかもしれませんからね」

みくる「ふふふ、そうですね。キョンくん、ありがとう。話のわかるいい人でよかった」

キョン「(…ニヤリ)」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:42:08.38 ID:Qfhrt0Xl0

ハルヒ「午後の探索は違う組み合わせで行くから、またくじ引いてね」

長門「……」 スッ

みくる「(またキョン君と一緒になれますように…)」 ドキドキ

古泉「(今度こそ一緒になれますように…)」 ドキドキ


ハルヒ「この組み合わせね…有希、気をつけるのよ」

キョン「失礼なこと言うな、よろしくな長門」

長門「……」 コクン

みくる「…はぁ、残念」

古泉「う…うぅぅ…うぇっ…」

ハルヒ「(何、さっきにも増して空気が重い…)」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:05:04.98 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「さて、長門、一つ聞きたいことがあるんだが」

長門「…何?」

キョン「お前、好きな人いるだろ?」

長門「…なぜそんなことを?」

キョン「いやな、この前部室にいて思ったんだが、お前ハルヒがいると読むスピードかなり落ちるのな」

長門「…」

キョン「だけど俺が初めてお前と会ったとき、お前の本を読むスピードは半端なかった」

キョン「さて、これはどういうことだろうなぁ?」

長門「…何が言いたいの?」

キョン「長門、お前ハルヒに惚れてるな?」

214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:15:09.78 ID:Qfhrt0Xl0

キョン「さてさて、これをハルヒに言ったらあいつどんな反応するだろうなぁ?」

長門「…すべてあなたの憶測に過ぎない」

キョン「そうかな?あ〜、そういえばこの前国木田からハルヒの生着替え写真集をもらったんだが」

長門「……」 ピクッ

キョン「あ〜これだこれだ、お〜すげぇ、こんなトコまでくっきりと」

長門「……」 チラッ

キョン「おっと、そうはいかないぜ」

長門「あっ…」

キョン「この写真が見たかったら俺に協力するこった」

長門「…別に欲しくない」

キョン「そうか、じゃあ谷口が欲しがってから売りつけるかな。一枚1000円でも買うって言ってたし」

長門「…一枚1500円」

キョン「もう一声」

長門「2000円」

キョン「ハイ売ったぁ!!!」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:24:08.09 ID:Qfhrt0Xl0

長門「…それで何に協力すればいい?」 ジーッ

キョン「今から説明するから、とりあえず写真から目を離せ。あとよだれ拭け」

長門「…不覚」 ゴシゴシ

キョン「いいか、俺にはある野望がある」

長門「…何?」

キョン「それはな、朝比奈さんの胸でパフパフすることDA!!」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:25:22.95 ID:Qfhrt0Xl0

長門「……」

キョン「そんな目で俺を見るな、今となってはお前だって俺と大して変わらんだろ」

長門「…私はあなたとは違う」

キョン「おっ、写真もう一枚あった。貴重なパンチラショット」

長門「…ナカーマ」

キョン「ありがとよ、んでそれを実現するにはお前の協力がどうしても必要なわけだ」

228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:34:04.10 ID:Qfhrt0Xl0

長門「どういうこと?」

キョン「仮に俺の夢が実現したとしよう、だがその後のリスクが高すぎる」

キョン「朝比奈さんがハルヒに告げ口するかもしれないし、心に深い傷を負って自殺してしまうかもしれん」

長門「彼女の場合、そのような行動に出る可能性は十分考えられる」

キョン「そこでだ、俺が一通り事に及んだら、お前に情報操作をしてほしいんだ」

長門「…どのような?」

キョン「何でもいいさ、存在を消してもいいし転校でも構わん」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:39:41.63 ID:Qfhrt0Xl0

長門「…できなくはない、ただ情報操作の私的な理由での乱用は禁止されている」

キョン「そこを何とか頼むよ」

長門「…あなた次第」

キョン「ハルヒのプライベート動画」

長門「ぬるい」

キョン「ハルヒの入った風呂のお湯!!」

長門「もう一声」

キョン「使用済みタンポン!!!」

長門「…あなたとはいいお酒が飲めそう」

キョン「感謝するぜ、長門」

長門「…有希でいい」

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:46:16.31 ID:Qfhrt0Xl0

長門「…しかし、当人の朝比奈みくるはあなたを警戒している」

キョン「安心しろ、その問題はすでに解決済みだ」

長門「?」

キョン「午前の探索のとき、俺は朝比奈さんと一緒だっただろ?」

長門「…理解した」

キョン「へへっ、俺は劇団四季にも通用する役者になれるかもな」

キョン「おっ、もうこんな時間か、そろそろ戻ろうぜ」

長門「……」コクン

238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:56:17.65 ID:Qfhrt0Xl0

ハルヒ「収穫は?」

キョン「何も。ちなみに俺のイチモツなら不思議いっぱい夢いっぱいだぞ」

ハルヒ「とりあえず死ね。ふぅ、仕方ないわね、今日は解散」

キョン「はいよ、とりあえずハルヒ、礼を言うぜ、今日はありがとな」

ハルヒ「な、何よ急に?」

キョン「いや、団員でもない俺を参加させてくれたことに感謝してるんだよ」

ハルヒ「べっ、別にあんたのためじゃないわよ!!古泉君がどうしてもっていうから…」

キョン「くくく、ハルヒ、それがツンデレっていうんだ、覚えとけよ」

ハルヒ「うるさいわね!!とっとと帰りなさいよ!!」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:05:01.25 ID:b0DtDv5t0

キョン「涼宮ハルヒか…ど偉い神様が存在したもんだな」

みくる「キョンく〜ん」

キョン「朝比奈さん、どうしたんですか?」

みくる「あ、あの…今度よかったら一緒に買い物に付き合ってくれませんか?」

キョン「(…ハイ、おっぱいGET)いいですよ、俺でよければ」

みくる「よかったぁ、じゃあまた連絡しますね、今日はお疲れ様♪」 タッタッタッタ

キョン「くくく、チョロいもんだな」

古泉「キョンくんお疲れ様です!!またあなたの家に行きたいんですがいいですか!?」

長門「…まだ刺激の強い写真を所有していたら購入を求める」

キョン「…ハハハ、ゆかいな仲間たちだなハルヒ」

古泉「キョンくん聞いてますか!?妹さんのハイヒールをもう一度!!ワンモアァァ!!」

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:20:09.53 ID:b0DtDv5t0

〜翌日〜
キョン「どうしたハルヒ、今日は元気ないな?」

ハルヒ「…別に、なんでもないわよ」

キョン「ふぅん、そうかい(まぁいつもの生理不順だろう)」

朝倉「涼宮さん、朝からずっとこの調子なのよ」

キョン「いきなり現れるな女ゴルゴ13め、海苔貼りつけるぞ」

朝倉「もう、朝倉だってばぁ」

257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:31:52.23 ID:b0DtDv5t0

朝倉「ふふふ、でも静かな涼宮さんっていうのも新鮮でいいわね」

キョン「ところで朝倉、この手紙は何だ?俺に何の用だ?」

朝倉「え?な、何のことかしら?」

キョン「とぼけるな、この手紙からお前の抜け眉毛が発見された」

朝倉「眉毛って…なぜそれが私の眉毛だってわかるのよ?」

キョン「あんな太くてコシのある眉毛はお前からしか生えん」

朝倉「そ、そんなの言いがかりよ!!」

キョン「それだけじゃない、手紙の最後にお前の名前がキッチリ書いてあった」

朝倉「(…やっちゃったぁ)」

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:41:09.99 ID:b0DtDv5t0

キョン「で、用件は何だ?言っておくが、俺はナイロン製の鞭じゃなきゃ悶えないぞ」

朝倉「う、うーんとね、ここじゃちょっと人が多いから、やっぱり放課後でもいい?」

キョン「人に聞かれたらマズイ話というわけか…わかった、じゃあ放課後な」

朝倉「うん、ありがと。じゃあ、またあとでね♪)」 タッタッタッタ

キョン「やれやれ、めんどくせぇな…」

266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:46:32.80 ID:b0DtDv5t0

ハルヒ「…アンタ、やけに朝倉と仲いいのね」

キョン「聞いてたのかよ、何だ妬いてんのか?」

ハルヒ「ちがうわよ!!そうじゃなくて…キョン、今日あの子には会わないほうがいいわ」

キョン「何でだよ?あぁ、やっぱり妬いてんじゃねぇか、可愛いトコあるな」

ハルヒ「だから違うっていってんでしょうが!!!」

岡部「お前ら、夫婦喧嘩は犬にでも食わせとけ。ちなみに先生は未だに生涯独身コースだ」

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:55:08.51 ID:b0DtDv5t0

キョン「で、どういうわけだ?」

ハルヒ「…何ていうのかな、あの子見てると不思議な感じになるのよ…」

キョン「百合フラグktkr」

ハルヒ「だからそういうんじゃなくて!!あの子って、何か異質な気がするの」

キョン「それはあの眉毛のせいだ、クロノトリガーでいったら、あれがコアだ。眉毛剃ればあいつは死ぬ」

ハルヒ「とにかく、あの子とは会っちゃダメ。何か嫌な感じがするの…いい、これは団長命令よ!!」

キョン「あれ、いつから俺を団員として迎えてくれていたんだ?」 ニヤニヤ

ハルヒ「う、うるさいうるさいうるさい!!!今のは癖よ癖!!」

谷口「やれやれ、あいつらは今日も元気だなぁ国木田よ…って何やってんだ?」

国木田「ん、これ?キョンとお揃いのふんどし履いてみたんだ、へへへ、似合う?」

谷口「(…マジで転校考えるべきかもな)」

272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:06:27.47 ID:b0DtDv5t0

〜放課後〜
キョン「(さてと、朝倉の件は後回しでまずは部室だな)」

古泉「キョンくん、ハァハァ…」

キョン「何だ古泉か、まず教室の前でハァハァすんな」

古泉「ハッ、す、すみません、つい…それはそうと、妹さんに例の件は話してくれましたか?」

キョン「あぁ、一応OKみたいだぞ」

古泉「うぉぉぉ!!!我が生涯に一遍の悔いなしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

キョン「おいおいそんな喜ぶなって、たかだかスカトロくらいで」

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:11:03.73 ID:b0DtDv5t0

〜文芸部室〜
キョン「こんにちんこ〜」

長門「……」 ペラッ

キョン「長門だけか…ハルヒは?俺より先に教室を出たはずだが」

長門「…彼女は今日用事があると言って先に帰った」

キョン「用事?そんなこと一言も言ってなかったんだがなぁ、まぁいいか」

長門「…ちっともよくない。私の一日の唯一の楽しみがなくなった」

キョン「本じゃないのかよ」

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:19:46.46 ID:b0DtDv5t0

ガチャ
みくる「こんにちは〜、あ〜キョンくん、いらしてたんですねぇ」

キョン「こんにちは朝比奈さん、今日も素敵ですね(胸的な意味で)」

みくる「クスっ、ありがとう♪今お茶煎れますねぇ」

キョン「ありがとうございます…あれ、朝比奈さん、手怪我してますね」

みくる「あ、これですか?昨日料理してたらうっかり包丁で手を切っちゃったの」

キョン「ハハハ、そんな朝比奈さんも可愛くていいですね(ボイン的な意味で)」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 18:26:19.15 ID:b0DtDv5t0

ハハハ…調べたらレポート締切日もう過ぎてたよ、ハハハ…
いくぜこの野郎!!!!!投下再開だぁぁぁぁ!!!!単位?知るかボケェェェェ!!!
……留年するかもorz


キョン「いやぁ、朝比奈さんの煎れてくれたお茶美味しいですね」

みくる「ホントに?ありがとう、味わって飲んでね♪」

キョン「ええ、もちろんです(茶はいいから早く母乳よこせこのホルスタインが)」

みくる「そういえば、古泉くん遅いですねぇ」

キョン「多分トイレですよ、奴のトイレは色んな意味で長そうですし」

みくる「でも、本人は早漏って言ってましたよ」

キョン「へぇ、そうなんですか(妹のシコシコに5秒もたなかったくらいだからな)」

385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 18:36:15.31 ID:b0DtDv5t0

???「(…ハァハァ…この固さとヒンヤリした感じがたまらねぇ…うぅ…うっ!!!……ふぅ…」

みくる「…何か部室の外から声聞こえませんか?」

キョン「えぇ、何やら興味深い声のようですね」

ガチャ
古泉「いやぁ、遅くなりました」 ニコニコ

キョン「やっと来たか、っていうか今の声はお前か?」

古泉「え?何のことですか?」 ニコニコ

キョン「そうか、いや、なんでもない、きっと聞き間違いだ」


谷口「さて、下校下校っと…ん?何だ?文芸部室のドアノブがベタベタじゃねぇか」

谷口「ペロッ…ちょっと苦いな」

390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 18:47:24.23 ID:b0DtDv5t0

キョン「(ん?もうこんな時間か…そろそろ時間だな)」

キョン「スマンコ、今日は俺も用事があるから今日はこれで失礼するわ」

古泉「そうですか、ではまた明日」 ハァハァ

みくる「さよならキョンくん、また明日ね」

長門「…バイニー」 ボソッ

キョン「では、お先に」 タッタッタッタ


キョン「さてと…何だかんだ言って、約束は守る義理堅い俺なわけだ」

キョン「まぁ、妹が新しく買った鞭の試し打ちをされるペットに抜擢されたのだ、文句などない、むしろGJだ」

キョン「何か忘れている気もするが、めんどくさいから忘れたままにしておこう」


朝倉「(…遅いなぁ)」

396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 18:59:59.73 ID:b0DtDv5t0

〜翌日〜
岡部「え〜、大変残念なお知らせがある、急なことだから先生も驚いてるんだが…」

キョン「(何だ?一人フェラのやり方でも開発したのか?まぁあれはコツさえつかめば簡単だがな」

岡部「委員長の朝倉が、昨日この教室でボコボコにされて倒れているのを俺が発見した」

キョン・ハルヒ「!?」

岡部「今は病院で、幸い命に別状はないようだが、安心できる状態ではないらしい」

キョン「(一体誰が…って待てよ、ってことは)先生、じゃあ朝倉のパンツ見ましたか!?」

岡部「な!?何をバカなことを言ってるんだ!?不謹慎なことを言うな!!」

キョン「す、すみません…どうしても気になって」

岡部「そういうことはHRが終わってから職員室に来て聞きなさい、教えてやるから」

404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:09:47.56 ID:b0DtDv5t0

ハルヒ「…ねぇキョン」

キョン「ちょっと黙っててくれ、考え事してるんだ(まさかノーパンだったとは…)」

ハルヒ「…なんで朝倉に乱暴なんかしたの?」

キョン「…何言ってんだお前?」

ハルヒ「とぼけないで!!アンタ昨日の放課後に朝倉と会う約束してたんでしょ!?」

キョン「…そうか、昨日忘れてたことはそれだったのか…」

谷口「おいキョン、今の話は本当か!?」

キョン「誤解だみのる」

谷口「あ〜いま〜いサンシャイン♪、ってバカ!!!谷口だっつうの!!」

409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:18:18.82 ID:b0DtDv5t0

谷口「お前、昨日朝倉と一緒だったってことは、まさかお前が…」

キョン「だから違うって。俺は放課後文芸部室に行ってから家に帰った」

ハルヒ「部室を出てから教室に向かったんじゃないの?」

キョン「あぁ、昨日は大事な用事があったせいですっかり忘れていたんだ」

谷口「…けど証拠がねぇよな、お前が昨日教室に行かなかったって証拠が」

キョン「何だよ、お前は俺がホントに犯人だって思ってるのか?」

谷口「俺だって信じたくねぇよ、けど朝倉とそういう約束してたって事実があるわけだし…」

420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:26:32.29 ID:b0DtDv5t0

キョン「やれやれ、話にならんな」 ガタッ

谷口「お、おい!?どこ行くんだよ!?」

キョン「決まってんだろ?朝倉のところにだよ」

ハルヒ「とどめをさしにいくのね、そうはさせないわよ!!」

キョン「アホかお前は、被害者の朝倉に直接犯人を聞いたほうが早いだろうが」

ハルヒ「誤魔化されないわよ、私もついていくわ!!妙な真似したら裁判所に代わって私がアンタを裁くからね!!」

キョン「そのときは無期アナルに大根責めの刑で頼む、国木田、俺たちは今日早退だ、あとは頼んだ」 タッタッタッタ

国木田「了解、朝倉さんによろしくね」

424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:43:59.00 ID:b0DtDv5t0

谷口「おいおい、いいのかよ国木田、あいつを行かせちまって」

国木田「アハハ、大丈夫だよ。キョンはただの変態だし」

谷口「なお悪いわ!!」

国木田「それに、ホントは谷口も信じてるんでしょ?犯人はキョンじゃないって」

谷口「…フン、あいつに女を殴れる勇気なんぞありゃしねぇよ」

国木田「アハハ、素直じゃないね谷口は」

谷口「うっせぇな!!いいから席戻れ、授業始まるだろが」

国木田「はいはい」

先生「え〜、では出席を…おや、涼宮たちがいないな?」

国木田「先生、キョンはお尻のローターの電池が切れて早退で、涼宮さんはクリトリ●スが疼くらしく早退です」

先生「そうか、じゃあ仕方ないな」

427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:53:48.31 ID:b0DtDv5t0

〜病院〜
ハルヒ「朝倉の病室はここね…」 コンコン

キョン「…返事がない、ただのしかばねのようだ」

ハルヒ「勝手に殺すんじゃないわよ、もしかして寝てるのかしら?」

キョン「なら勝手に入っちまおうぜ」 ガラガラガラ

ハルヒ「あっ、ちょっと!!」

朝倉「……」

ハルヒ「何だ起きてたんじゃない、ノックしても反応ないから寝てるのかと思ったわ」

キョン「俺はてっきりオナ」

ハルヒ「それ以上しゃべったら朝倉よりひどい目にあわすわよ」

キョン「冗談だ、許してくれハルニー」

ハルヒ「殺す!!!」

428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 19:56:05.60 ID:b0DtDv5t0

キョン「コラコラ、病室で暴れるな。スマンな朝倉、騒がしくて」

朝倉「……」

キョン「具合はどうなんだ?体はまだ痛むのか?ちなみに今日もノーパンなのか?」

朝倉「……」

ハルヒ「…朝倉?」

キョン「朝倉、聞いてるのか?」

朝倉「…ごめんなさい、あなたたちはどなたですか?」

キョン・ハルヒ「!?」

436 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 20:09:25.21 ID:b0DtDv5t0

キョン「やれやれ、まさか記憶喪失とはな」

ハルヒ「さっき医者に聞いたんだけど、頭を強く打ってるみたいで、それが原因で…」

キョン「さて、これで犯人が誰だかさっぱりわからなくなっちまったな」

ハルヒ「…そうね、唯一の望みだったのに」

キョン「アレ、お前俺のこと疑ってたんじゃなかったのか?」

ハルヒ「…病室で朝倉を見るあんたの目、すごく悲しそうだった」

キョン「……」

ハルヒ「あれは乱暴した相手を見る目じゃない、本気で朝倉を心配していた目よ」

ハルヒ「だから…何かしゃくにさわるけど信じてあげるわよ」

キョン「ありがとよ…しかし、何で俺じゃなくて朝倉だったんだろうな…」

ハルヒ「(…何よ、こいつ優しいトコあるんじゃないの)」

キョン「(あんな風に殴られたらどんな感じなんだろうか…ハァハァ)」

524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 21:30:18.31 ID:b0DtDv5t0

…理解したぜ、再開だ!!!
あと、これだけは言わせてほしい、ここにいるみんな大好きだ!!!

あっ、姉が風呂に入ったからPC取り戻しました。今頃風呂は豚汁だ。

534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 21:45:34.32 ID:b0DtDv5t0

〜文芸部室〜

キョン「…とまぁ、そんなことがあったわけですよ」

みくる「ふぇぇ…朝倉さん可愛そう…」

古泉「ふむ、この拘束具はなかなか…カチカチ、あれ?キョンくんいらしてたんですか?」

長門「…その件に関しての情報なら用意してある、ただしそれ相応の見返りを要求する」 ワクワク

キョン「(…こいつら、いつからこんな駄目人間になっちまったんだ?)」

541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 21:50:57.33 ID:b0DtDv5t0

キョン「長門、お前情報があると言ったな?」

長門「……」 コクン

キョン「…お前のことだ、この事件の真相をすべて知ってるんだろ?」

長門「……」 コクン

キョン「さすが長門だな、はじめからお前に聞いておけばよかったぜ」

キョン「じゃあ、聞かせてもらおうかな、あの日朝倉に何があったのか」

543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:00:34.82 ID:CP9D8uLRO

もうヤダ…また豚汁がPC占拠しやがったorz

また携帯です、さっきから何度もすみません。


長門「…ここでは場所が悪い、あなたの教室へ」

キョン「おっ、そうかい、すみません、ちょっと長門と出掛けてきます」

みくる「あ、は〜い、いってらっしゃい」

古泉「う〜ん、これは僕の穴には多少太すぎ…いやむしろもの足りないのか?」 ブツブツ


キョン「さて、教室についたわけだが」

長門「……」 スッ

キョン「何だその手は?」

長門「情報料は先払い」 ドキドキ

549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:08:07.02 ID:CP9D8uLRO

キョン「まったく現金な奴だな」

長門「…あの写真集による刺激には飽きが生じ始めた。使用済みタンポンからも何の味もしなくなった、よって新たな刺激的媒体が必要」

キョン「やれやれ…よし、一発目の商品はこちらぁ!!ハルヒの生陰毛、恥垢付きぃ!!!」

長門「…笑止」

キョン「今ならもれなく同じ物をもう一本プレゼントぉぉ!!」

長門「……」 ピクッ


キョン「さらにもう一本!!!」

長門「ハンマープライス」

キョン「毎度ありぃ!!」

553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:17:57.72 ID:CP9D8uLRO

長門「…それでは話す」 チュバチュバ

キョン「あぁ、よろしく頼む、しかし陰毛を加えながらしゃべるな、興奮してしまう」

長門「…了解した」

長門「…まず事件の真相の前に話すことがある」

キョン「何だ?」

長門「…朝倉涼子も、我々と同様普通の人間ではない」

キョン「それは何となくわかる、あれだけ卑猥な眉毛をしてるんだ、あいつも変態なんだろ?」

長門「…そういう意味ではなく……ん〜……まぁそれでいい」

キョン「説明めんどくさがるな、つまむぞ」

557 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:29:30.12 ID:CP9D8uLRO

キョン「…つまり、朝倉はお前たちの仲間だったってわけか」

長門「…正確には私のバックアップ的存在、もとい私の性欲処理」

キョン「お前にはハルヒの写真で十分だろ?」

長門「…ただ写真を見ての自慰行為は興奮度が著しく低下する」

長門「そこで私は朝倉涼子の顔に引き伸ばした涼宮ハルヒの写真を貼り付け自慰行為をさせた」

長門「これを見ることによる私の自慰行為は従来の行為の約6倍ほどの達成感を得た、まさに一度で二度と美味しい」

キョン「(…朝倉、なかなかできる女だな)」 ニヤリ

564 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:39:53.11 ID:CP9D8uLRO

長門「…そうした私の献身的な努力により、彼女は私が要求することは完璧にこなす非の打ち所のない優秀なバックアップ、そして優秀なオナペットへと進化を遂げた」

キョン「…まさに痴女の鏡だな」 ウルウル

長門「…しかし、それが今回の事件を引き起こしてしまったと言っても過言ではない」

キョン「…どういうことだ?」






長門「…ここからは回想シーンに突入する、許可を」

569 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 22:54:12.40 ID:CP9D8uLRO

長門「>>568、感謝する」


〜1年5組教室〜

ガラッ
朝倉「…やっぱりまだいないわよね、少し早すぎたわみたいねぇ、まぁいいわ待つことにしましょう」

朝倉「…フフフ、キョンくん私の話を聞いたらどんな顔するかしら」

タッタッタッ

朝倉「あら、噂をすれば、彼かしら?」

ガラッ

朝倉「…あなたは…」






キョン妹「あれ〜、キョンくんはぁ?」

575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 23:06:09.08 ID:CP9D8uLRO

朝倉「…お嬢ちゃんこんなところで何してるの?」

妹「えーとね、キョンくんの帰りが遅いから迎えにきたの〜」

朝倉「キョンくんって…あなたキョンくんの妹なの?」

妹「うん、そーだよ。お姉ちゃんキョンくんのお友達?」

朝倉「え、えぇそうよ。キョンくんとは同じクラスなの」

妹「ふ〜ん、そうなんだぁ」

朝倉「…ところで、それ何かしら?」

妹「ん、これ?新しい拷問具セットだよぉ、今日はこれでキョンくんと遊ぶ約束してたんだぁ、テヘッ♪」

朝倉「……ゴクリ」

581 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 23:20:17.88 ID:CP9D8uLRO

朝倉「…ね、ねぇ妹ちゃん」

妹「なぁに?」

朝倉「わ、私思うんだけどね、その道具は使い慣らしておいた方がきっとキョンくんはもっと楽しめるはずよ」

妹「これを?」

朝倉「うん、妹ちゃんもキョンくんが楽しんでくれれば嬉しいでしょ?」

妹「うん!!わたしキョンくんの喘ぎ声大好き!!」

朝倉「でしょでしょ?だから今のうちに慣らしておきましょ♪」

妹「うん♪あっ、でも今はいいモルモットがいないなぁ…古泉くんは飽きちゃったしー」

朝倉「…でどう?」

妹「ん?なぁに?」

朝倉「あ…あたしなんか、どうかしら?」

588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 23:30:48.50 ID:0HLruTlx0

>>1です、PC復活しました。これからはずっとこっちでいけそうです。


妹「お姉ちゃんで?」

朝倉「そ、そうよ、わたしでよければバンバン叩いてくれて構わないわ、むしろ…」

妹「むしろ?」

朝倉「い、いや何でもないわ、気にしないで」

妹「…ホントにいいの?」

朝倉「えぇ、遠慮しないで思う存分やっちゃっていいわよ・・・ハァハァ」

妹「・・・うん、わかったぁ、お姉ちゃんありがとう♪」

朝倉「ううん、こちらこそありがとう♪」

594 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 23:36:40.21 ID:0HLruTlx0

妹「えーとぉ、どれにしようかなぁ」 ガサゴソ

朝倉「(は、早くちょうだい、コンボをちょうだい・・・ハァハァ)」

妹「よぉし、じゃあまずはこの極太警棒からにしよっと♪」 スッ

朝倉「(・・・すごく、太いです)」 ゴクリ

妹「・・・・・・」

朝倉「ん?どうしたの妹ちゃん?私はいつでもOK・・・」

妹「さぁ、お仕置きの時間だよ!!せいぜい命乞いしな!!ヒャッハー!!!」

朝倉「!?」

603 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 23:48:00.09 ID:0HLruTlx0

妹「ホラホラホラ、もっと鳴けるでしょ、メス豚はメス豚らしく鳴きな!!」 ドコッ

朝倉「はぅぅん!!!!」

妹「この味付け海苔野郎!!!」 バキッ

朝倉「あぁぁん!!!!!!いぃぃぃ!!!!」

妹「もっとよだれを垂らしな突然変異眉毛!!!」 ドゴッ

朝倉「くぅぅぅぅん!!!!はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

妹「オラオラオラオラオラオラーーーーーー!!!!」 バキドカドゴドスッ

朝倉「あひぃぃぃぃぃ!!!痛いわ!!でも気もちいいぃぃぃ!!!!あぁぁぁぁぁ!!!」 プシャー

613 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:02:10.09 ID:WYvyu33I0

朝倉「エヘ…エヘへ・・・エヘへへへ…」

妹「だいぶいい顔になってきたねぇ、よしよし、じゃあとっておきのご褒美をあげるわ」 スッ

朝倉「あぁぁぁ…早く…早くお願いします…早くその鞭でこの汚いメス眉毛をぉぉ!!!」

妹「まったくいやらしい子だねぇ、そんな子にはたっぷりこの鞭をお見舞いしt」

朝倉「あぁぁぁ!!!もう我慢できぬぁぁぁい!!!鞭を!!!鞭をぉぉぉぉぉぉ!!!」 ダーッ!!

妹「コラッ!!誰が動いていいって言っ…」

ツルッ

朝倉「(ガンッ!!!!)ひでぶっっっっっ!!!!!!!」 グッタリ

妹「…お姉ちゃん?大丈夫?」 ユサユサ

妹「気をつけなきゃだめだよ〜、床中ローションだらけなんだからぁ…」

妹「…起きないや。何か飽きちゃったぁ。帰ってキョンくんで続きしよっと」 タッタッタッタ

625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:16:54.90 ID:WYvyu33I0

長門「…これがこの事件の真相…なぜ泣いている?」

キョン「…いや、妹が俺のために道具を慣らしておいてくれたのを知ってつい感極まってな…」

長門「…今話した通り、私が朝倉涼子にM精神を発生させたことが今回の事件の発端、謝罪する」

キョン「お前が謝る必要はないさ。それよりも、これで妹の腕が上がった理由がわかったぜ、むしろお前には感謝してる」

長門「…そう」

キョン「しかし、お前の話には一つ腑に落ちない点がある」

長門「…何?」

キョン「朝倉が足を滑らせたローション、あれは誰が処理したんだ?朝には床は綺麗そのものだったぞ」

長門「あのローションなら、あなたの担任の岡部がかき集めて彼のダッチワイフに塗りたくっていたという事実が観測されている」

キョン「なるほど、それなら納得だ」

635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:25:02.26 ID:WYvyu33I0

今まで書いてきたのを読み返してみたけど
>>599のいう通りどんどん統一性がなくなってるwww

多分直感で書いてるので統一性はどんどんなくなっていくと思うんですが
このままもこんな感じでいいですか?

649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:39:14.52 ID:WYvyu33I0

了解です、ではこのままの感じでいきたいと思います。

650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:40:25.58 ID:WYvyu33I0

〜翌日〜
岡部「みんな聞いてくれ。え〜、朝倉の件だが、あの犯人は俺なんだ」

クラス「!?」 ザワザワ

岡部「驚くのも無理はない、ただ俺はもうビニールを膨らませるのは飽き飽きしていたんだ」

岡部「そんなとき、教室にいた朝倉を見かけた。これをチャンスと言わずになんと言う?」

岡部「そんなわけで、先生は朝倉を犯した。ん?あぁ気持ちよかったさ、最高にな」

岡部「だがこんなことが世間にバレたら俺の人生は終了だ、それは困る。俺はまだ幼女を犯すという第二の夢を実現していない」

岡部「そこでだ、お前たちがこの事実を黙っていてくれたら、今期の期末テストは全員全教科100点にする」

岡部「それで手を打ってくれないか?この通りだ」

クラス「意義なーーーーーーーし!!!!」 パチパチパチパチ

岡部「ありがとう、先生はいい生徒に恵まれた、ホントに嬉しいぞ!!」

ハルヒ「やったわキョン!!これで今期は遊び放題よ!!!」

キョン「(一件落着だな、サンキュー長門)」

659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:49:49.79 ID:WYvyu33I0

さて、ネタが尽きた…orz
何も思い浮かばない…orz





休憩を要求する、許可を…

670 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 00:58:35.82 ID:WYvyu33I0

今日はまた徹夜でレポートしなきゃいけない雰囲気なので
これからの展開の模索をレポートやりながら考えようと思います。
あっ、今思いついたけど、とりあえずこれで第一部完ということでwww

675 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 01:02:04.49 ID:WYvyu33I0

あっ、あと眠い人は無理しないでゆっくり寝てくださいね。
保守は嬉しいけど、みなさんが元気な状態で俺の文章を見てくれることが
何より俺の励みになり、頑張れるエネルギーになるんで♪


1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 16:17:25.05 ID:0XmzKdrGO

前スレが落ちちゃったみたいなので、新しく立て直しました。

ちなみに、前のスレタイは「もしもキョンが恐ろしくKYだったら」でしたが、諸事情によりスレタイ変更しました。
前スレを読んでくれいた人ならこの事情がわかると思いますがwww

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 16:35:24.81 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「はぁ、なんか退屈だわ。朝倉の一件以来面白いことがないわねぇ」

キョン「だったら今度は俺がお前を襲ってやろうか?」

ハルヒ「どMのあんたにあたしを犯せる技量はないわね」

キョン「おっ、やっとお前も俺のことを理解してきたようだな、というわけでこの鞭で叩いてくれ」 ハァハァ

ハルヒ「やるわけないでしょ、このアホキョン!!」

岡部「お前ら、そういうことは教室以外でやってくれ。ちなみに先生の穴場スポットは体育館裏の物置だ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 16:50:25.12 ID:0XmzKdrGO

〜文芸部室〜
キョン「お前、いつPCなんて調達したんだ?」

ハルヒ「ちょっとしたツテがあったのよ、っていうかアンタが普通にこの部室に居ついてるのはどういうこと?」

キョン「そりゃ団員だからさ」

ハルヒ「言っとくけど、私はまだアンタを団員として認めたわけじゃないからね」

キョン「まだ?」 ニヤニヤ

ハルヒ「う、うるさいうるさいうるさい!!何よその顔は!?」

みくる「(…あの二人、最近仲いいなぁ)」
古泉「(フフフ…今夜はゴーヤを突っ込んでみましょうかね」

長門「(…あの陰毛から味がしなくなってきた、彼からまた新たな材料を仕入れなければ)」 ペラッ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 16:59:41.01 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「そうだわ、せっかくPCも手に入ったことだし、SOS団のホームページを作りましょう」

古泉「おや、それは大変素晴らしい考えですね、ねぇキョンくん」

キョン「よし、トップページには俺たちの芸術的な亀甲縛りの写真を載せよう」

ハルヒ「却下!!でも写真かぁ…いいこと思いついたわ!!みくるちゃん、ホームページにあたしとあなたの写真集を作るわよ!!」

みくる「ふ、ふぇぇ!?」

長門「…ワクテカ」 ボソッ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 17:10:59.95 ID:0XmzKdrGO

〜翌日〜
ハルヒ「みくるちゃん、この服を着てちょうだい!!」

みくる「な、何ですかこれ!?」

キョン「ほぅ…」

ハルヒ「メイドよメイド、可愛いでしょ?ホラ、着替えた着替えた〜!!」

みくる「あぁぁ、ちょっと待ってくだ…いやぁぁダメですぅ!!」

古泉「ハハハ、いい眺めですね。僕だったら脱がされたまま放置されたい気分ですが」

キョン「甘いな、俺はそれに加えてあの胸にはさまれたまま窒息死することを切実に希望する」

ハルヒ「コラァ!!アンタたちいつまでいるのよ、出てけぇ!!」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 17:28:19.11 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「はい、みくるちゃん、笑って〜」 パシャ

みくる「うぅぅ…」

ハルヒ「う〜ん、何か物足りないわねぇ…」

キョン「どれ、俺の出番のようだな、朝比奈さんちょっと失礼」 ビリビリビリ

みくる「ひ、ひぇぇぇ!!!」

ハルヒ「ち、ちょっとキョン何やってんのよ!!メイド服破るなんてどういうつもり!?高かったのよ!!」

キョン「まぁ見てみろハルヒ、名付けて血塗られたメイド、犯された感があって刺激的だろ」

古泉「あなたがホントの神だったんですね」

長門「(…涼宮ハルヒverをキボンヌ)」 ドキドキ

ハルヒ「…悪くないわね」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 17:41:45.09 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「OK、なかなかいい写真が撮れたわ、お疲れ様みくるちゃん」

みくる「うぅぅ…ひどいですぅ…」

ハルヒ「クレームならキョンにしなさい、服を破いたのはあいつなんだから」

キョン「その後ハイヒールを履かせたのはどこの誰だったかな?」 ニヤニヤ

ハルヒ「だ、黙りなさい!!雰囲気作りのためよ、他意はないわよ!!」

キョン「そうかい」

ハルヒ「さて、さっそくホームページにアップしましょう」 カチカチ

キョン「ん?何だもう他の写真がたくさんあるじゃないか?これはいつ取ったんだ?」

ハルヒ「さぁね、岡部を朝倉の件で脅して手に入れたパソコンだから、きっと岡部の趣味でしょ」

キョン「ふむ、幼女ものがメインか…やはり朝倉の盗撮写真も多いな…ん?国木田のトイレ写真か、これはどうでもいい…おっ、SMものがなかなか揃ってるな、奴とは友達になれそうだ(穴的な意味で)」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 18:03:08.42 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「よし、じゃあ次は私の写真ね、じゃあ写真は…有希、あなた撮ってくr」
長門「喜んで」 パシャパシャ

ハルヒ「ちょっと有希、自分のカメラで撮ってもしょうがないでしょ、こっちのカメラよ」

キョン「おい、お前は制服のままなのか?」

ハルヒ「いいの、私は自然体が一番いいのよ」

長門「…同意見、しかしそれではホームページの来客数の伸びない可能性が高い」 パシャパシャパシャ

ハルヒ「…それもそうね、じゃあ所々で悩殺ポーズでも入れてみようかしら…どう有希、こんな感じで?(雌豹のポーズ)」

長門「(…私が生み出された意味がわかった、私はこの日のために生きてきたんだ)」 パシャパシャパシャ

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 21:03:36.85 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「OK有希、それくらいでいいわ、ありがとう」

長門「……」 コクン

みくる「あ、あの長門さん、カメラ三つで撮ってましたけど、そんなに撮ってどうするんですか?」

長門「…これは鑑賞用、こっちは保存用、そしてこっちは朝倉へ貼付るために使用」

キョン「まだ朝倉使ってるのか?」

長門「あの一件以来、彼女は覚醒した。この前は彼女が入院していた病院の待合室で自慰をし始めた。彼女なりの病院に対するお礼だったらしい」

キョン「まさしくショック療法だな」

長門「…とてもいい傾向、あなたの妹のおかげ、感謝する」

キョン「いいってことよ、何ならたまに朝倉の調教を頼んでやろうか?妹なら喜んでOKすると思うぜ」

長門「…そうしてもらえると助かる、彼女が成長すれば私の楽しみが増える」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 21:28:27.24 ID:0XmzKdrGO

〜翌日〜
ハルヒ「ホームページも設立したし、なかなか団活っぽくなってきたわねぇ」

ハルヒ「あっ、そういえばキョン、朝倉ってもう退院したんだっけ?」

キョン「らしいな、むしろ入院前より元気になってるようだ。まだ大事をとって自宅で休んでるみたいだがな」

ハルヒ「彼女記憶喪失だったけど、それは大丈夫だったのかしら?」

キョン「あぁ、長門が二、三発殴ったら治ったらしい」

ハルヒ「さすが有希ね…ねぇ、学校終わったら朝倉のお見舞いに行きましょう!!」

キョン「お見舞いって、あいつはもう元気なんだから必要ないだろ」

ハルヒ「いいからいいから、どうせ一人で退屈してるだろうから、私たちが会いに行けばいい暇つぶしになるわよ」

キョン「はいはい、わかったよ」

谷口「やれやれ、あいつらはもはやカップルだな国木田」

国木田「そうだね、えーと…ゴメン名前何だったっけ?」

谷口「……」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 21:39:00.51 ID:0XmzKdrGO

〜放課後〜
ハルヒ「あったわ、あれが朝倉のマンションよ」

キョン「住所なんてどこで調べたんだ?」

ハルヒ「有希に聞いたのよ、知ってた?有希と朝倉って同じマンションに住んでるんだって」

キョン「らしいな、
さて、着いたはいいけどどうやって入るんだ?オートロックだから住人が来ない限り入れんぞ、窓でも割って侵入するか?」

ハルヒ「安心しなさい、有希に朝倉の部屋番号聞いてきたから、朝倉に開けてもらいましょう」 ピピピ

朝倉『…はーい、どちら様?』ハァハァ

ハルヒ「(何か息荒いわね…)私よ朝倉、涼宮ハルヒよ、ついでにキョンもいるわ」

朝倉『はーい、ちょっと待っててね…もういいトコだったのに…ボソッ」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 21:52:41.58 ID:0XmzKdrGO

ウィーン
朝倉「いらっしゃーい」

ハルヒ「こんにちは、元気そうね…って朝倉、すごい格好ね…」

朝倉「え、そう?ただの普段着だけど、変かな?」

キョン「いやいやいや、全然変じゃないぞ朝倉、むしろGJだ、ハァハァ」

朝倉「うふっ、ありがとう。あなたならそう言ってくれると思ったわ、お兄様♪」
ハルヒ「(お兄様?)ま、まぁいいわ、とりあえず上がってもいいかしら?」

朝倉「えぇ、もちろん、せっかく来てくれたんだからゆっくりしていってね」

ハルヒ「うん、ありがとう(…やっぱりスクール水着は変よ、しかも股間に穴あいてるし…)」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:03:59.53 ID:0XmzKdrGO

朝倉「さ、遠慮せずにあがって♪」

ハルヒ「お邪魔しまーす(うっ!!何この匂い…これってアソコの匂いそっくりだけど…まさかね…)」

キョン「お邪魔しま〜す(うおっ…この匂いは…あぁぁ、香ばしい、気絶しそうだ、さすが朝倉、毎日欠かさず特訓しているみたいだな)」

朝倉「座ってて、今お茶出すから」

ハルヒ「あ、うん、ありがとう(すごい、部屋中に蝶のお面があるわ…朝倉って生物マニア?)」

キョン「ほぉ、これはなかなかいいコレクションだな、妹には劣るがな」

朝倉「ゴメーン、今お茶きらしちゃってたみたい」

ハルヒ「あっ、それならいいわよ別に、気にしないで」

朝倉「ゴメンね、じゃあお茶の代わりに今からオナニーするから見ててね♪」

ハルヒ「うん…ってえぇぇぇ?」

キョン「(*´Д`)ハァハァ」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:13:13.90 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「……」

キョン「いや〜スゴかったなぁ、長ネギを使ったオナニーなんて初めて見たぜ、来てよかった、ありがとなハルヒ」

ハルヒ「……」

キョン「…ハルヒ、どうした?疼くのか?だったらしてもいいぞ、見ててやるから」

キョン「それとも生理痛か?バファリンは常備しておかなきゃダメだぞ」

ハルヒ「……あんた、自分がちっぽけな人間なんだって感じたことある?」

キョン「え?何だいきなり?」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:27:32.96 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「…私はある、認めたくなかったけど、認めざるを得なかった」

ハルヒ「私の両親はね、昔からすごく仲が良くて近所でも評判のおしどり夫婦だったの」

ハルヒ「父親は誠実で仕事をきっちりこなすサラリーマン、母親は美人で料理が得意な専業主婦、私はそんな両親の子に生まれてこれたことを心から誇りに思ったわ」

キョン「……(しまった、クラ●ドの録画予約忘れてた)」

ハルヒ「でもね、そんな両親でも、私は一つだけどうしても理解できないことがあったの」

キョン「……(あ〜、チン●コかゆいな)」

ハルヒ「それは、二人の下着に対する異常なまでの執着心なの」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:35:21.20 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「ある夜、私はトイレに行きたくなって目を覚ましたんだけど、トイレに向かう途中で父親の部屋の電気がついてることに気がついたの」

ハルヒ「仕事をする時間にしては遅い時間だったから、ちょっと気になって父親の部屋を覗いてみたの」

ハルヒ「そして私は見てしまったの…父親がふんどしを履き、母親がブリーフをかぶりながら自慰行為をしている光景を」

キョン「……」 ハァハァ


ハルヒ「私は目を疑ったわ、私は夢を見てるんだと思った、とびっきりの悪夢を、でも何回ほっぺたをつねっても目の前からその光景が消えることはなかった」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:43:13.75 ID:0XmzKdrGO

ハルヒ「私はもう何が何だかわからなかった、一秒でも早くその場から逃げ出したかった。だけど、なぜ二人がそんなことしてるのかが気になって…私は意を決して父親の部屋のドアを開けたの」

ハルヒ「二人はキツネにつままれたような顔をしていたわ、当然よね、実の娘にあんな恥ずかしい現場を目撃されちゃったんだから」

キョン「……」

ハルヒ「…だけど、次に私の耳に飛び込んできた言葉は、想像を絶するものだった」

ハルヒ「二人を睨んだ私を見て父親は言ったの、『何だ起きてたのか…それで、お前はどのパンツをかぶりたい?』って」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 22:56:25.57 ID:Qw5uxR3Z0

>>1です、姉(自称ぽっちゃりした菊川怜)からPC取り戻したので
これからはPCから投下します。

ハルヒ「私は耳を疑ったわ。あの真面目な父親からそんな言葉が飛び出してきたんだから」

ハルヒ「私は言ったわ、『何でそんなことをしなくちゃいけないの?』って」

ハルヒ「そしたら父親は『楽しいからだよ、ホラ、お母さんを見てごらん、楽しそうだろ』って」

ハルヒ「私は恐る恐る母親を見たわ。母親は、相変わらずブリーフに夢中で私のことなんか視界に入っていないようだった」

ハルヒ「中学に入ってからも、両親のパンツプレイがなくなることはなく、むしろどんどん過激になっていったわ」

ハルヒ「そんな光景を見ていくうちに、私はその行為が実は普通なんじゃないかって思うようになってきてしまったの」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 23:09:41.10 ID:Qw5uxR3Z0

ハルヒ「多分、見慣れちゃったせいもあるかもしれないけど、少なくとも以前より両親に対して変な気持ちを持つことはなくなったわ」

ハルヒ「でも、心のどこかでは『やっぱり普通じゃない』って思ってたのかな、だからある日クラスの友達に聞いてみたの、『あなたの両親ってパンツかぶったりする?』って」

ハルヒ「その日を境に、私はなぜかクラスから白い目で見られるようになったわ。そして思ったの、あぁ、やっぱり私の両親は普通じゃなかったんだって」

キョン「……(なぜだ、この上なくグレイトな両親じゃないか!!」

ハルヒ「でも、私を生んでくれた両親に代わりはなかった、だからみんなは間違ってる、両親が正しいんだって自分に思い込ませたの」

ハルヒ「不思議なもので、それからは両親の行為がとても素晴らしい光景に思えるようになったの」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 23:16:27.68 ID:Qw5uxR3Z0

ハルヒ「けど、そんな風に思えるようになった私にも許容できなかったことがあったわ」

ハルヒ「両親は私も一緒に参加することを何度も勧めてきたけど、私はその度にそれを断ってたの」

ハルヒ「見るならいい、やるのは嫌、それが私の本音だったのね」

キョン「……」

ハルヒ「それがわかったとき、結局私は両親の行為にどこかで疑問を抱いてることを改めて痛感したわ」

ハルヒ「そのとき思ったの、あぁ、私って薄っぺらい人間なんだなって」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 23:30:36.19 ID:Qw5uxR3Z0

ハルヒ「そんな風に思ってしまった自分がたまらなく嫌だった、猛烈に腹が立ったわ」

ハルヒ「こんな自分を変えたい、両親はいたって普通の人間なんだ、それを実感したかったから、私はSOS団を作ったの」

ハルヒ「この世の不思議をいっぱい探して、いかに両親の行為がとるに足らないことなのか証明してやりたかった」

ハルヒ「それに、自分の行動に自信が持ちたかったっていうのもあるわ…フフ、これはきっと両親の影響ね」

キョン「……」

ハルヒ「…ふぅ、あ〜あ、何でこんなことアンタに話しちゃったのかしらねぇ、バッカみたい」

キョン「(……つまりどっちがSでどっちがMだったんだってことでおk?)」

ハルヒ「でも、アンタがブリーフ一枚で登校してきたとき、一瞬だけどアンタと父親が重なったの」

ハルヒ「アンタ、どことなく父親に似てるのかもね、だから話せたのかも…」

キョン「?」

ハルヒ「…って何言わせてんのよ!!!殺すわよ!!!!」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/14(水) 23:41:36.82 ID:Qw5uxR3Z0

キョン「やれやれ、ハルヒがパンツの話なんかするから射精しちまったじゃねぇか、早く着替えないと」

古泉「お帰りなさいませ、マイブラザー」

キョン「…古泉か、人ん家の前で何の用だ?言っておくが、妹は今日はホワイトハウスに出張SMでいないぞ」

古泉「(…ブッシュ死ね)今日はそれ以上に重大な用事です」

キョン「…ハルヒのことか?」

古泉「ご名答です、申し訳ないのですが、少々突き合っていただけますか?」

キョン「何とも興味をそそる誤変換だが、いいだろう、ただし手短にしろよ」

古泉「ご心配なく、僕は早漏ですから」 ニコッ

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 00:00:54.36 ID:IRXV2xUf0

〜車内〜

古泉「さて、どこから説明しましょうか…」

キョン「何やらどこかで聞いたことのあるようなセリフだな」

古泉「僕が超能力者であることはご存知ですよね?」

キョン「そういやそうだったな、すっかり忘れてたぜ」

古泉「恐らく>>1も今の今まで忘れていたのでしょう」

キョン「で、それがどうかしたのか?」

古泉「今日はその能力を使用する機会がきたので、あなたにお見せしようかと」

キョン「涼宮絡みの件で超能力…つながりが見えんな」

古泉「フフフ、すぐにわかりますよ…さて、着いたようですね」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 00:26:35.20 ID:IRXV2xUf0

再開ですor2=3


キョン「…ここは…」

古泉「お察しの通り、東京に咲いた一輪のバラ、歌舞伎町です」

キョン「遊びの誘いだったのか、そうならそうと言え。で、どの店だ?ちなみに俺のお勧めの店は…」

古泉「そうしたいのはやまやまですが、今日は別の用事です」

古泉「脅しではありませんが、引き返すなら今のうちですよ?」

キョン「そう言われると無性にゾクゾクする、もっと言ってくれ」

古泉「フフ、さすがですね…すみませんが、しばし目を閉じていただけますか?」

127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 00:36:59.66 ID:IRXV2xUf0

キョン「変なことするんじゃねぇぞ、いいか、絶対だぞ!!」 ドキドキ

古泉「それはまた今度ということで……さぁ、もう目を開けて結構ですよ」

キョン「…どこだここは?」

古泉「申し訳ありませんが、細かい説明は後にさせてください、もうすぐ始まってしまうので」

キョン「始まる?何が…!?」

古泉「現れましたね」

ズシーン ズシーン

キョン「…なんだありゃ、すごく…大きいです」 ゴクリ

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 00:42:19.04 ID:IRXV2xUf0

古泉「驚きましたか?まぁ無理もないですが」

キョン「あぁ、頭にブリーフかぶった巨人が暴れてるんだ、興奮しない方がおかしいだろ」

古泉「それもそうですね、僕もドキドキしっ放しです、さてと…」 ズズズズズズ

キョン「…それがお前の能力か」

古泉「えぇ、それにしても、あなたは何を見てもまったく驚かないんですね、大したものです」

キョン「まぁな、そのかわり興奮具合はMAXだぞ」

古泉「フフ、ありがとうございます。では、ちょっと行ってきます」 ビューン

キョン「空も飛べるのか、便利だな」

キョン「頭が巨大な亀頭に変化する能力か…クソっ、なぜ俺にはないんだ!?」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 00:50:30.16 ID:IRXV2xUf0

巨人「ブルァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

古泉「もすもすもすもす!!!!!!」 ドゴーン

キョン「(おぉ…古泉の奴、頭から突っ込んでいきやがった)」

古泉「うらうらうらうらうらうーーー!!!!」 ズポズポズポズポ

巨人「ヌワァァァァァァァァァァァァァァァ…アハン」 ドシーン

キョン「(おぉぉ、古泉の体が大事な部分にめり込んでいく、鉛筆削りのようだ…あっ、巨人死んだ」

シュタッ
古泉「ふぅ…お待たせしました」

キョン「お疲れさん、とりあえず頭から出てる我慢汁拭け」 スッ

古泉「おっと、これはすみません、今日はいつも以上に締まりがよかったもので」 フキフキ

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 01:02:05.00 ID:IRXV2xUf0

キョン「で、あいつは一体なんだったんだ?そしてここはどこだ?」

古泉「では、順を追って説明しましょう。まずはこの場所ですが、ここは涼宮さんの性的精神が不安定になると発生する空間です」

キョン「なんだそりゃ?」

古泉「通常世界からは完全に隔離されたこの場所を、僕たちは閉鎖空間(パンツ的な意味で)と読んでいます」

古泉「そして先ほど僕が射殺したあの巨人は、涼宮さんの性的欲求が限界にまで達すると出現します」

古泉「パンツをかぶっていることから、僕たちは彼のことをムーニーマンと名づけました」

キョン「性的欲求って…あいつにもそんな欲望があるのかよ?」

古泉「もちろん彼女だって人間です、そのような気分になることはあるでしょう」

古泉「しかし、ここ最近のムーニーマンの出現率は異常と言ってもいいくらいです」

古泉「おかげで、僕はこのところ現実世界とこの世界と行ったりきたりです、精魂尽き果てそうです」

キョン「まさに言葉通りの意味だな」

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 01:15:51.88 ID:IRXV2xUf0

キョン「ハルヒにこんな能力があったとはな…まったく厄介な奴だ」

古泉「まったくもって同感です」

キョン「…しかし、お前の話にはおかしな点が多すぎる」

古泉「はて、それはどういうことでしょう?」

キョン「お前はハルヒの性的欲求が高まるとあの化け物が発生すると言ったな?」

古泉「はい、それが何か?」

キョン「バカ言うな、あいつは性的な経験にトラウマを持ってる人間だぞ。そんな人間に性的欲求があるわけがない」

キョン「第一、あの巨人がパンツかぶってるのだっておかしい。パンツこそハルヒにトラウマを作った原因そのものなんだからな」

古泉「…その点なのですが、ここ最近で少々面白い情報が観測されているんですよ」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 01:27:32.71 ID:IRXV2xUf0

キョン「どういうことだ?」

古泉「あなたは、涼宮さんは潔癖な少女である、性的な事柄は避けて暮らしたい、そう思ってる」

キョン「あぁ、それがどうした?」

古泉「それは違います、彼女は欲してる。彼女は欲に満たされたがっているんです」

古泉「いえ、もっと言ってしまえば彼女はパンツがかぶりたい、かぶりたくて仕方がないんです」

キョン「なぜそんなことがわかる?」

古泉「まず、涼宮さんが自宅でパンツをかぶりながら食事をしている姿をあなたのクラスの国木田くんの証言によって確認されています」

古泉「さらに、部室のPC、もともとあなたの担任の岡部先生の所有していたパソコンですが」

古泉「あのPCの中の隠しフォルダから、涼宮さんが学校のトイレで自分のパンツをかぎながらハァハァしている写真が発見されました」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 01:44:39.80 ID:IRXV2xUf0

キョン「あのハルヒが…バカな…」

古泉「受け入れられない気持ちは痛いほどわかりますが、よくよく考えてみると、彼女の行動には不可解な点が多すぎです」

古泉「まずこの前の写真撮影ですが、なぜ朝比奈さんだけでなく自分も撮影に参加したのでしょうか」

古泉「あれはホームページ用にと撮られた写真、そんな大衆の面前にさらされる写真に彼女が参加する、これはちょっとしたスペクタクルです」

キョン「……」

古泉「恐らく朝比奈さんの写真だけでもホームページは話題になるでしょう、しかし彼女はそれが気にくわなかった」

古泉「そして自分の魅力を確認するべく彼女は撮影に臨んだ…彼女に見られたいという欲望があることが見てとれはしませんか?」

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 01:56:58.79 ID:IRXV2xUf0

キョン「…まったく、なんて面倒な奴なんだ」

古泉「おやおや、まるで人事のようですね。このような事態になったことの最大の原因はあなたといっても過言ではないんですが」

キョン「俺に?なぜだ?」

古泉「あなたは涼宮さんの性的欲求を拡大させる導火線の役割を果たしてしまったんですよ」

キョン「わけがわからん」

古泉「あなたは意識的にしろ無意識的にしろ、涼宮さんに性的な行動を幾度となく繰り返してきた、ブリーフ登校がいい例ですね」

キョン「安心しろ、あれは無意識的行動だ」

古泉「涼宮さんもはじめはあなたのことを毛嫌いしていましたが、あなたの献身的な変態ぶりに心を動かされたのでしょう」

古泉「どの行動がスイッチになったのかはわかりませんが、あなたと出会ってからと今日に至るまで、彼女の性的精神は必ず夜になると不安定になるんです」

キョン「…夜?」

古泉「はい、しかも彼女が寝床に就くと」

キョン「それはつまり…」

古泉「お察しの通り、思い出しオナニーです。言うなれば、ここは彼女の妄想の世界の中なんです」

キョン「…ハルヒが俺であそこを濡らしていたとはな…」

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 02:10:32.70 ID:IRXV2xUf0

古泉「今日は無理を言ってついてきていただき、まことに感謝しています」

キョン「あぁ、変な話聞かされたせで変な気分だぜ」

古泉「フフフ、でも涼宮さんがあなたをおかずにしていたとわかったときのあなたの顔、ちょっぴり嫉妬しました」

キョン「気色悪いこというな、犯すぞ」

古泉「ばっちこいですね。しかしこれだけは覚えておいてください。先ほども話したとおり、あなたの行動一つで世界が変わってしまうかもしれないんです、十分ご注意を」

キョン「…あぁ、わかってるとも」

古泉「ありがとうございます、それではまた明日、部室でお会いしましょう」 ブォーン

キョン「…俺にふんどしをはいて登校するなってことか…クソッ、拷問だ!!…拷問?拷問かぁ…ウヘヘ」

174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 02:16:48.04 ID:IRXV2xUf0

ガチャ
キョン「ふぅ、やっと帰宅だ」

妹「キョンくんおかえり〜、遅かったねぇ」

キョン「あれ、お前帰国は明日じゃなかったのか?」

妹「うん、だけどつまんないから帰ってきちゃったぁ」

キョン「ハハハ、お前らしいな、さてテレビテレビと」 ピッ


テレビ『ここで臨時ニュースのお知らせです。これから行われる予定でしたアメリカ大統領演説ですが、ブッシュ大統領が身体の不具合による緊急入院のため急遽中止になりました。繰り返します。今日行われる…』


キョン「…妹よ、また加減を間違えたな?俺以外の人には手を抜きなさいっていつも言ってるだろ?」

妹「テヘッ♪」

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 02:21:19.49 ID:IRXV2xUf0

今日はこんなところで終了です。
読み返してみるとわかるけど、俺何書いてんだろうって気分になるw
でもしょうがない、思い浮かぶんだから書く、それだけだ。

というわけで、今日もお付き合いくださったみなさん、ホントにありがとうございますor2=3ブーッ
もうちょっとで第二部完なので、よかったら今後も読んでくれたら夢精するほど喜びます。
では、バイニー♪

198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 11:54:29.47 ID:cshCKATf0

>>1です、毎回保守本当にありがとうございますor2
もう少ししたら再開します。
多分、今日で第2章完になると思います…っていうか何章までやるつもりだよwww

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 12:23:43.99 ID:cshCKATf0

〜登校中〜
谷口「よっ、キョン」

キョン「・・・あぁ、谷口か」

谷口「お?初めて俺の名前呼んだな、こりゃ今日は嵐だな」

キョン「・・・ハァ」

谷口「どうした?何か元気ねぇぞ、変なもんでも食ったか?」

キョン「・・・谷口、お前俺でマスをかくことができるか?」

谷口「は?いきなり何言い出すんだよ!?バカかお前は!?」

キョン「そうか・・いいんだ、忘れてくれ」

谷口「何なんだよ、まったく(まさか昨日も二回抜いたとは言えねぇよ・・・)」


204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 12:33:12.71 ID:cshCKATf0

〜教室〜
ハルヒ「zzz」

キョン「(まったくこの女は呑気に眠りやがって・・・俺の気も知らずに)」

先生「え〜、ではこの問題を・・・涼宮」

ハルヒ「・・・ふぇ?」

先生「ん、どうした涼宮?」

ハルヒ「えっ、ハ、ハイ!!えーと・・・」

キョン「・・・騎乗位からの駅弁だ」 ボソッ

ハルヒ「き、騎乗位からの駅弁です!!!」

先生「正解だ、座ってよし」


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 12:49:40.07 ID:cshCKATf0

ハルヒ「キョン、さっきはありがとね」

キョン「・・・あぁ、別にいいさ」

ハルヒ「・・・何か顔色悪いわね、寝不足?」

キョン「少しな、妹がなかなか寝させてくれなかったもんでね」

ハルヒ「相変わらずお盛んねぇ、ほどほどにしておきなさいよ」

キョン「(・・・今のは妹に対する嫉妬だな、ハルヒ・・・やっぱりお前は)」

国木田「ねぇ谷口、今日のキョン何か元気ないね」

谷口「お前もそう思うか・・・ありゃ何かあったな」

国木田「そうなのかな、何かちょっと心配だな(・・・でも、キョンの困り顔もそそるな)」 ドキドキ

谷口「まったくだ、あいつが静かだと気味が悪いぜ(・・・今日は寡黙なあいつが覚醒したっていう設定で抜いてみるかな)」 ワクワク

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:06:46.32 ID:cshCKATf0

〜文芸部室〜
みくる「はいキョンくん、お茶です」

キョン「あっ、ありがとうございます、朝比奈さん」

みくる「…キョンくん、何かあった?」

キョン「え!?どうしてですか?何もないですよ、ハハハ、今日も乳首たってますね」

みくる「そうなんだぁ…ううんごめんね、気にしないで(今日はアソコの勃ち具合がいつもに比べてなだらかだったから、つい・・・)」

ガチャ
古泉「こんにち・・・どうしたんですか!?何かあったんですか!?」

キョン「それはこっちのセリフだ、入ってくるなり騒々しいぞ」

古泉「だって、全然勃ってないじゃないですか!!ここにいるときは机が持ち上がってしまうくらいビンビンなあなたのカマドウマが!!!」

長門「…私もさっきからそれが気になって写真観賞に集中できない、的確な説明を求める」

みくる「(やっぱり私の思い過ごしじゃなかったんだ、よかったぁ…)」

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:07:33.88 ID:cshCKATf0

みくる「そっかぁ、キョンくんあの場所に行ったんですかぁ・・・それならキョンくんが元気ない理由も納得できますね」

キョン「今でも信じられませんよ、ハルヒが俺のことをそんな目で見ていたなんて」

みくる「・・・でも、キョンくん、人には言えない秘密が一つや二つはあるものですよ、それを許容してあげるのも大人な男性の役目です」

キョン「・・・胸だけが立派な人じゃなかったみたいですね、ホッとしました。ってことは朝比奈さん、あなたも何か秘密を?」

みくる「禁則事項です♪」 ニコッ

キョン「いや、正直どうでもいいです」

216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:20:16.44 ID:cshCKATf0

キョン「長門、お前はこの事実を知ってどう思った?」

長門「・・・正直なところ、あなたに対して情報連結解除の申請をするかどうか迷うほど私は錯乱状態に陥った。何度も何度も自分を慰めた、毎晩お酒を飲んだ、朝倉涼子をベランダから突き落とした」:

キョン「そうか・・・俺が謝ってもしょうがないことだが、お前にはすまない思いをさせちまったんだな」

長門「・・・しかし、あなたは私に生き甲斐を与えてくれた人。生み出されてきてから三年間、私は涼宮ハルヒの観察だけにすべてを捧げてきた。そんな退屈な毎日に光を射してくれたのがあなた、だから私はあなたを憎んでなどいない」

キョン「・・・ありがどよ、長門」

長門「・・・言葉でのお礼はいい」スッ

キョン「何だこの手は?」

長門「そろそろ次の刺激的媒体を希望する、許可を」

キョン「・・・やれやれ、どこまでも貪欲な奴だなお前は、だがお前らしいよ長門」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:34:03.78 ID:cshCKATf0

ガチャ
ハルヒ「遅れてゴメンね、掃除が長引いちゃってさ」

みくる「お疲れ様です、今お茶煎れますね」

ハルヒ「ありがとみくるちゃん、それとキョン、あんたPCに詳しい?」

キョン「まぁそれなりにだが、それがどうした?」

ハルヒ「ダウンロードしたいゲームがあるんだけど、やり方がよくわかんないのよねぇ・・・だからアンタ代わりにやってくんない?どうせ暇でしょ?」

キョン「俺は今から帰って妹の新技のサンプルになる予定なのだが」

ハルヒ「そんなの古泉くんにでもやらせておけばいいわ、今はこっちが優先事項よ、さっ、さっさとやっちゃいなさい」

キョン「ハイハイ、わかったよ。じゃあ古泉、悔しいが代わりに頼むぞ、妹によろしくな」

古泉「まさに棚からぼた餅、いや穴からリアルぼた餅ですね、了解しました・・・ウヘヘ」

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:48:11.51 ID:cshCKATf0

〜キョン家〜
キョン「ふむ、キュウリはこの角度から挿入すると秘部に到達すしやすいのか・・・」 メモメモ

ガチャ
妹「ふんふんふ〜ん♪」

キョン「どうしたんだ?」

妹「はさみ〜♪古泉君に使うの♪」

キョン「あいつまだいるのか?もう深夜1時だぞ」

妹「テヘッ♪」 タッタッタッタッ

キョン「うらやましい限りだ、ホントは俺のはずだったのに」


古泉『アッーーーーーーーーーーーー!!!!!』

近所の岡部『うるせぇ!!何時だと思ってんだバカ野郎!!!おれも混ぜろ!!』



キョン「何て卑猥な断末魔だ・・・だがそれがいい」

キョン「さて、今日はもう寝るとするかな・・・」 パチン

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 13:59:05.63 ID:cshCKATf0

キョン「zzz・・・グヘヘ」

ハルヒ『(…ョン…キョン!!)』

キョン「zzz…あぁぁ、愛する妹よ、そこはまだ未開発だ、やっちまえ…ムニャムニャ」

ハルヒ『(早く起きてよ…起きないわね……ちょ、ちょっとだけなら、い、いいわよね…)』

キョン「zzz・・・おい妹よ、今日も手コキは一段と激しいな、兄はうれしいぞ」

ハルヒ『(へぇ…やっぱり男のコレって寝てても勃つんだぁ…よぉし、今のうちに)』

キョン「zzz…うわ何する妹、そこは開発済みだが少々荒っぽいぞ、やめろ、いや、やっぱりやめるなぁぁぁ!!!」 ガバッ

ハルヒ「うわっ!?」

キョン「…涼宮?」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 14:13:47.45 ID:cshCKATf0

キョン「……」

ハルヒ「お、起きるなら起きるって言いなさいよまったく!!」

キョン「…ん?」

ハルヒ「あ・・・あの、それはね、あ、アンタのファスナーが開いてたから閉めてあげようと思ったのよ、ホントよ!?」

キョン「何言ってんだ?俺はいつも開けっ放しだろが」

ハルヒ「そ、そうだったわね・・・それよりキョン、ここどこだかわかる?」

キョン「(…溢れんばかりの淫らなこの空気、間違いない、閉鎖空間だ)」

232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 14:23:23.57 ID:cshCKATf0

キョン「やれやれ」 ガバッ

ハルヒ「ちょ、ちょっとどこ行くのよ?おいていかないでよ!!」 タッタッタッタッ

キョン「(今回は学校バージョンかぁ…それにしても俺たちの学校じゃないなここは)」

ハルヒ「まったくわけがわからないわ、目が覚めたらこんなところにいて、おまけにあんたが横で倒れてるんだもの、最悪だわ」

キョン「(ハイハイ、ホントは嬉しかったんだろ?)」

ボフン
キョン「うおっ」

ハルヒ「な、何よこれ、これじゃ出られないじゃない!?」

キョン「(この白い弾幕が学校全体を覆っていたのか、柔らかくて張りがある…)」

キョン「(そしてこの黄色い染み、ペロッ・・・これはアンモニア、間違いない、ブリーフ生地だ)」

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 14:45:48.54 ID:cshCKATf0

キョン「ここにいてもしょうがない、とりあえず屋内に入るぞ」

ハルヒ「そうね…何なのよここ、気味が悪いわね」


キョン「驚きだな、文型部室だけはそのまま残ってやがる」

ハルヒ「学校の電話はつながらないし携帯もダメ、ホントに頭が来るわね」

キョン「そうカリカリするな、ちなみに俺のカリはこんなときでm」

ハルヒ「私はもう少しこの中を探検してくるから、あんたはここで待ってなさい!!」 タッタッタッタッ

キョン「まったく、少しはおとなしくしていられないのかよ……ん?」

〇〜 ヒュー

ガラガラガラ
キョン「…もしかして古泉か?」

〇〜「さすがです、よくわかりましたね」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 15:04:26.41 ID:cshCKATf0

キョン「今日はこの前とは違う姿だな」

〇〜「えぇ、今回はなかなか思うように力が発揮せず、息子の息子にランクダウンです」

キョン「そうか、なかなか似合うぞ」

〇〜「それはどうも、しかし、これは明らかに僕の能力が弱まりつつある証拠です」

キョン「どういうことだ?」

〇〜「涼宮さんは、とうとう世界を改変させることにしたようです」

キョン{!?」

〇〜「現在、機関は全力で原因の究明にあたっていますが、間に合うかどうかという非常に危険な状況です」

キョン「バカな・・・じゃあ俺はどうなるんだ!?おれはまだ妹に手ほどきを受けてないぞ!!」

〇〜「お気の毒ですがあきらめてください、それにあなたがここにいる今、僕が妹さんをモノにできる最大のチャンスです、このチャンスを逃すわけにはいきません」

キョン「残念だが、妹はお前のことをケツの穴が小さいつまらない奴と罵っていたぞ、両方の意味で」

〇〜「…困ったものです」

242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 15:19:06.86 ID:cshCKATf0

キョン「しかし、なんでまたハルヒの奴はいきなり…」

〇〜「あなただったら思い当たる節があると思ったのですが、何かわかりませんか?」

キョン「…そういえば、今日の部室でハルヒにダウンロードさせられたあのゲーム…」

〇〜「ゲームですか…そのゲームのタイトルは覚えていますか?」

キョン「えーと、確か『Nursery Rhyme』とか言ったかな」

〇〜「きしめんktkr」

〇〜「そういうことですかぁ・・・ハハハ、これはもう笑うしかありませんね

243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 15:26:05.02 ID:cshCKATf0

キョン「わかるように説明しろ」

〇〜「あなたには言っていませんでしたが、実はここ数日で彼女の性的精神にある変化が現れたんです」

キョン「何だ?」

〇〜「彼女の夜の妄想の中に登場する男性が、あなた以外になる場合が多くなったんです」

〇〜「あるときは国木田くん、あるときは僕、そしてあるときは岡部先生と、彼女の相手のバリエーションは着実に増えていきました」

キョン「俺だけじゃ不満になったってことか?贅沢な奴だ」

〇〜「批判したくなる気持ちはやまやまですが、これは覆しようのない事実です」

〇〜「彼女は結局のところ自分を満たすことができれば別にあなたじゃなくてもよかったんですよ」

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 15:36:03.31 ID:cshCKATf0

〇〜「そして、極めつけは今回のゲームです」

〇〜「恐らく、彼女は数本のエロゲをやりこんできたと思われます。二次元では自分の望みが叶いますからね、ヒロインと自分を重ねていたのでしょう」

〇〜「そして、現実世界でもその願望を叶えたいという気持ちが抑えきれなくなり…今にいたるというわけです」

キョン「…つまり」

〇〜「えぇ、ここはもうすぐエロゲの世界と化すでしょう。些細な行動にフラグが立ちまくる夢の、夢の世界に…ヘヘヘ」

キョン「何だか喜んでいるように見えるが気のせいか?」

〇〜「そ、そんなことは決してありません!!クルルたんハァハァなど!!」

キョン「しかし、ハルヒはすでに末期じゃないか、早く何とかしないと」

古泉「残念ですが、ほぼ手遅れです。彼女の願望実現能力の強さはもう僕たちでは抑え切れません」

248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 15:52:16.19 ID:cshCKATf0

キョン「それで、俺はこれからどうすりゃいい?」

〇〜「好きにしてください、正直もうどうでもいいです、あっこれは>>1がネタに困ったゆえのセリフではありませんよ」

キョン「だれにしゃべってんだ?」

〇〜「いえ、お気になさらず、では、またあう日まで」 シュゥゥゥゥゥ

キョン「お、おい、ちょ待てよ!!」

o〜「あっ、言い忘れてましたが、最後に長門有希と朝比奈みくるから伝言です」

o〜「朝比奈さんからは、『無事に帰ってこれたら谷口君を紹介してください』、長門さんからは、PCの電源を入れるようにと」

o〜「伝言は以上です、それでは」 シュゥゥゥゥゥ

キョン「……」

319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:57:07.81 ID:PsbbXaEC0

キョン「・・・こんなところで一生を終えてたまるかよ、俺にはやりたいこと、いや、やられたいことがまだたくさんあるんだ」 タッタッタッタッ

キョン「さぁ、教えてくれ長門、お前なら俺を助けてくれるはずだ」 ウィィィィン

PC「・・・・・・」

キョン「・・・何だ、何も起こらないじゃないか、どうなってやがる・・・ん?」ピロリン

キョン「何だ、メールが届いたぞ。写真が添付してあるな」 カチカチ

キョン「・・・こ、これは・・・」

カタカタカタ
Y.NAGATO>見えてる?

キョン「・・・待ってたぜ長門、あぁ、見えてるとも。朝倉のケツの穴って真っ黒だと思っていたが、意外とピンクだな・・・」


327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:17:42.53 ID:PsbbXaEC0

Y.NAGATO>まずはこの写真でも見て元気を出してほしい

キョン「・・・ありがとよ長門、しかし俺としては何かを刺した状態でアップしてほしかったぜ」

Y.NAGATO>そうするつもりだった、しかしもう冷蔵庫は空、床は使用済みの食材であふれかえっている、朝倉涼子は使い捨てでもいいとせがんできたが、それは私の意志に反するため却下した

キョン「お前は完璧主義者だからな、って今はそんな話をしている場合じゃないんだ」

Y.NAGATO>朝倉涼子がペットボトルを挿入し始めた、暴走モード突入、私の力ではもう阻止不可能、傍観モードに入る

キョン「そんなのほっとけ、ちなみに俺は二本でもいける、妹の調教の賜物だ」

335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:27:26.38 ID:PsbbXaEC0

Y.NAGATO>・・・本題に入る、私たち情報統合思念体は涼宮ハルヒの能力の軽視しすぎていた、よって今の状況が発生した、申し訳なく思っている

キョン「おまえのせいじゃないさ、遅かれ早かれきっとこうなる運命だったんだよきっと」

Y.NAGATO>どちらにせよ、今の私にあなたをこちらの世界に戻す力はない

キョン「・・・長門でも無理なのかよ、それじゃあもうホントにおしまいじゃねぇか」

Y.NAGATO>うん

キョン「うんじゃねぇよ、何とかしてくれよ」

Y.NAGATO>どうにもならないor2

キョン「あきらめないでくれ、それとこの非常時にケツを出すな、どっかの>>1じゃあるまいし」

337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:37:01.24 ID:PsbbXaEC0

Y.NAGATO>・・・・・・(V-V)b

キョン「顔文字で誤魔化すな、もっと他に言うことないのかよ、アレちょんぎるぞ」

Y.NAGATO>・・・私はあなたから数多くの神秘的媒体を授けられた、しかし私はまだ何もあなたに返していない、それはフェアではない

Y.NAGATO>今回しかこんなことは言わない


Y.NAGATO>・・・・・・お願い、帰ってきて シュゥゥゥゥ


キョン「長門!!!!」 ガタッ


Y,NAGATO>coming out プツッ


キョン「・・・待ってろよ長門、帰ったら俺のほしい拘束具しこたま買ってもらうからな・・・」

339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:46:12.01 ID:PsbbXaEC0

ハルヒ「・・・それにしても、何でここには誰もいないのよ?」

ハルヒ「こんなところにいる暇ないのに・・・私にはやりたいことが・・・ん?」

パァァァァ

ハルヒ「!?」


キョン「さて、ここから出る方法は後で考えるとして、まずは冷静にならないとな・・・」 シコシコシコ

キョン「うぅ・・・い、いいぞ岡部・・・ハァ・・・ハァァ・・・うぅ、で、出そうだ岡部・・・」 ハァハァ

パァァァァ
キョン「ふぅ・・・ん?俺何やってんだこんなところで・・・ってありゃなんだ!?」

(゜д゜#)「ブルァァァァァァァァァァァ!!!!!」

キョン「・・・出やがったか、ムーニーマン」

341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:04:43.34 ID:ttmmQlFD0

バタン!!
ハルヒ「キョン!!何か出た!!」

キョン「ハルヒ!!」

ハルヒ「何なのアレ?どこから来たの?何でパンツかぶってんの?変態なの?」

ハルヒ「・・・でも不思議、何だかアレ見てるとドキドキしてくるわ・・・」

キョン「(そりゃそうだ、あいつはお前の性欲そのものなんだからな・・・)」

キョン「・・・走るぞハルヒ」 グイッ

ハルヒ「あんっ、ちょっと!!そんなに強くひっぱらないでよ・・・ぬ、濡れちゃうじゃない…」 ドキドキ

キョン「(…ついに始まったか)」

342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:06:08.79 ID:ttmmQlFD0

(゜д゜#)「ヴァァァァァァァァァァァ!!!!」 ドゴーン

キョン「(何て奴だ・・・一本杉に膣突っ込んでやがる)」 ハァハァ

ハルヒ「ねぇ、キョン、私・・・この世界に来れてよかったかも」

キョン「・・・何でだよ?」

ハルヒ「何でだろう・・・ここならあたしの望むことすべてが叶いそうな気がするの、なぜかわかるのよ!!」

ハルヒ「ホラ見て、楽しすぎてもうグッショリ!!代えのパンツ持ってくればよかったわ、エヘッ♪」

キョン「(・・・こんなの、こんなのハルヒじゃねぇ)」

343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:08:10.22 ID:ttmmQlFD0

キョン「・・・ハルヒ、朝倉の家に行った帰りに俺に話したことを覚えているか?」

ハルヒ「・・・えぇ、もちろんよ・・・ハァハァ」 グチュグチュ

キョン「あの時お前が俺に話したことと今お前がやってることは矛盾しまくりだ。なぜあんな嘘をついたんだ?」

ハルヒ「・・・ホントのこと言ったら逃げるくせに」

キョン「あん?」

ハルヒ「どうせアンタは私がパンツかぶってみたいです、オナニーしてみたいです、SEXしてみたいですなんて公言したら、アンタは私を変人扱いするんでしょ!?わかってんのよそれくらい!!」

ハルヒ「ううん、キョンだけじゃないわ。みくるちゃんも有希も古泉くんも、みんなあたしのこと変態だ淫乱だと罵倒するに決まってるわ!!」

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「私はあんたたちみたいに自分のすべてをさらけ出せるほど性格開けっぴろげじゃないから、人の目気にして自分を慰めることしかできなかったのよ、それが悪い!?」

346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:18:43.64 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「私はアンタがうらやましかったわ、人生を100%楽しんでるって言ってもいいくらい自由なアンタが」

ハルヒ「私はアンタのようになりたかった、アンタみたいに自由に生きたかった、人に何て思われようと『私は私だ!!』って言える、そんな強い心が持ちたかったのよ!!」

キョン「・・・・・・」

ハルヒ「でもできなかった、どうしても自分の殻を破ることはできなかった、頑張ってもせいぜい帰り道に歩いていた谷口の金玉を後ろから握りつぶすことくらいしかできなかったわ」

ハルヒ「この世界では私は私でいられない、誰も理解してくれない、どこにも居場所がない・・・そんなことを毎日考えていたわ」

キョン「・・・だからこんな世界を作ったのか」

ハルヒ「私はここなら何でもできるのよ!!誰も私を咎めたりしないわ、むしろ私をわかってくれる人がたくさんいるはずよ、そうよ、そうに違いないわ!!!」

キョン「・・・言いたいことはそれだけですか?世間知らずのお嬢さん」

349 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:29:12.94 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「・・・何よそれ?」

キョン「さっきから聞いてりゃ、よくもまぁそんなくだらないことをピーチクパーチク言えるもんだ」

ハルヒ「何よ!?何がいけないのよ!?」

キョン「この世界ではすべてが叶う?アホカお前は?現実から逃げただけのお前に希望なんかありゃしねぇよ」

ハルヒ「…うるさい」

キョン「お前の心は、いじめられっ子を助けたくても自分もいじめられるのが怖くて何もできない奴の心を同じだ。一人じゃ何にもできないただの臆病者だ」

ハルヒ「うるさいうるさい!!!」

キョン「誰かに認めてほしいんなら行動しろ、自分を好きになりたいんだったら人を好きになれ、お前は誰も愛しちゃいない、そんな人間はだれも理解しちゃくれないんだよ!!」

ハルヒ「うるさいうるさいうるさい!!!!!!!!」

(゜д゜#)「ブルァァァァッァァァァァッァッァァッァ!!!!!」 ドーーーン

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:36:56.65 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「う・・・うぅぅ・・・ヒック…」

キョン「…俺が教えてやる」

ハルヒ「・・・?」

キョン「俺が本当の自由を教えてやるよ、お前のいう自由ってのがいかにちっぽけなもんなもんか思い知らせてやる」 ガバッ

ハルヒ「ちょ、ちょっと…何脱いでんのよ!?」

キョン「ホーラホラホラ、まだまだ脱ぐぞ〜、次はブラジャーだ」 スッ

ハルヒ「や、やめなさいよ!!何考えてるのよ、この、ひ、非常時に…チラチラ」

キョン「さぁ、あとはパンツとストッキングだけだ、これを脱げば俺はスッポンポンだぞハルヒ」 ヌギヌギ

ハルヒ「ちょ、ちょっと、やめなさってば!!」 ドキドキ

キョン「ホーレホレホレ、アダムキョン様の登場だぞハルヒ〜」 ドーン

ハルヒ「・・・ゴクリ」

361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:46:45.04 ID:ttmmQlFD0

キョン「まずはこんなことしちゃうぞハルヒ〜」 グイッ

ハルヒ「す、すごい、片足でブリッジしながらもう片方の足でオナニーしてる!!」

キョン「こんなことで驚いてもらっちゃあ困るぜハルヒさん、次はこいつだ」 ググーッ

ハルヒ「な、なんてこと!?エビ反りで自分のアナルを責めるなんて…これが噂に聞く秘技『禁断のシャチホコ』ね!!」

キョン「まだまだいくぜ〜」 ピーン

ハルヒ「あぁぁ!!!これがあの幻の名義『一本勃ち』、校庭とキョンが直角になってる、何て芸術的なの…」 ハァハァ

364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 00:55:49.33 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「も、もうやめてキョン…それ以上の刺激は私には耐えられない…所詮私には超えられない壁なのよ」

キョン「何をゴチャゴチャ言ってんだ、ちょっとこっちこい」 グイッ

ハルヒ「あっ、ちょっと何すんのよやめてよ!!!」

キョン「服などいらん、さっさと脱げ、俺と会話したいんだったら体でぶつかってこい!!」

ハルヒ「だからってこれじゃ…あぁ!!」 スポン

キョン「よし、次は下だ、早くしろ、こんなブリーフ邪魔だ、とっとと脱げ」

ハルヒ「いやぁ!!や、やめてよ、やめてったら…やめて…・・・あぁぁぁもう!!これでどうだ!!」 スポーン

キョン「よし、その調子だイブハルヒ、準備はいいか?」

ハルヒ「ばっちこーい!!!」 パンパン

370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 01:09:11.55 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「ハァ・・・ハァ…ハァ…」

キョン「ふぅ…どうだハルヒ、俺の妹直伝のケツスパンキングは?」

ハルヒ「も、もう死んでもいい・・・フニャー」

キョン「やれやれ、これで一件落ちゃ…」

(゜д゜#)「ヴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

キョン「・・・あれ、巨大化してる?」

キョン「そっか、あいつはハルヒの性欲の塊だったんだ…逆効果だったな、テヘッ♪」

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 01:15:08.00 ID:ttmmQlFD0

キョン「…ハルヒ、そろそろあの怪物を」

ハルヒ「キョ、キョ〜ン…もっと、もっと…ハァハァ」

キョン「(うっ…ダメだこいつ目が完全に逝ってやがる)」

(゜д゜#)「ガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」 ズシンズシン

キョン「や、やべぇ、こっちに来る!!どうすりゃいいんだ…」

キョン「(俺はハルヒを完全に覚醒させちまった、言わばこっち側の世界に引きずり込んじまったんだ)」

キョン「(そんなハルヒを現実に引き戻す魔法の言葉でもあるんなら教えてくれ、今すぐにでも勲章を贈呈してやる!!)」

374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 01:19:31.08 ID:ttmmQlFD0

キョン「(…ダメだ、今度こそ本当にお手上げだ、スマンな古泉、とてつもなく嫌だが妹はお前にくれてやる…)」

キョン「(はぁ…何かあっけない人生だったなぁ、こんな化け物に犯されるなんて末代までの恥だぜ)」

キョン「(おい化け物、俺の体は好きにしてもいいけどな、これだけは……!?)」



みくる『人には一つや二つ言えない秘密があるものなんですよ』

Y.NAGATO>coming out



キョン「…これしかないのか、もう・・・」

379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 01:29:36.17 ID:ttmmQlFD0

ハルヒ「キョ〜ン、じらさないでよぉ、早くもっといじめてぇ…ハァハァ」

キョン「…ハルヒ」

ハルヒ「ん〜?」



キョン「実は、俺はまだ童貞なんだ」



ハルヒ「あぁん…そんなことはいいから早く…ってえぇぇぇぇぇ!?」

キョン「俺は妹にありとあらゆる箇所は開発されたが、それだけは譲れなかった」

キョン「俺は本当はこの体を好きな子だけに捧げたい、しかしいつまでたってもそんな子は現れなかった」

キョン「そんな現実に絶望した俺は、自分を痛めつけることでその苦痛から逃げていたんだ」

ハルヒ「…何よそれ、バッカないの!?それじゃあたしと同じじゃn」

キョン「好きだーーーーーーーー!!!!」 ガバッ

ハルヒ「ちょ、ちょっと何すんのよ、離しなさ…んぷっ!!!」

(´д`)「ムァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・・・」 シュゥゥゥゥゥゥ

383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 01:36:30.63 ID:ttmmQlFD0

ズドン
キョン「いてぇ!!!」

キョン「…ここは、俺の部屋?」

キョン「…全部、夢?ハハハ、夢ですかそうですか…アハハハ」

キョン「あーーーーっ!!!何たる不覚!!!夢とはいえ自分のトラウマを公言しちまうなんて!!助けてザビエルさま!!!」

ガチャ
妹「キョンくんどうしたの〜?」

キョン「妹、俺を殴れ!!!」

妹「え?こんな朝早くから?」

キョン「いいから殴るんだ!!!手加減するな、いつものようにフルパワーでこい!!!」

妹「……オラァァァァ!!!!」 バチーンバチーン

キョン「アーーーーッ!!畜生!!アーーーーーッ!!!やっぱりこっちもいいぃぃぃ!!!!」

389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 02:01:20.77 ID:ttmmQlFD0

〜教室〜
ハルヒ「キョン、一つ聞くけどあんた昨日変な夢見なかった?」

キョン「あぁ、とびっきりの悪夢を見たぞ」

ハルヒ「ふ〜ん」 ニヤニヤ

キョン「何だその顔は、ムカつくな、おニューのふんどし見せるぞ」

ハルヒ「したければすれば?でもイヤだったら別にそんなことしなくてもいいのよ」 ニヤニヤ

キョン「うっせぇ!!俺の生き甲斐を奪うな!!」

岡部「そこの二人、ふんどしの話はHRが終わってからしろといつも言ってるだろ。ちなみにキョン、それは俺のとお揃いだ」


答えはいつもわーたしの胸に〜♪ チャンチャン

392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/16(金) 02:06:35.20 ID:ttmmQlFD0

一応これで第二章は終わりです。
正直、最後は微妙でしたね、なかなかうまくいかないものです。
今回が初作品ということもあり、不慣れな点が見え隠れする文章が目立ったと思いますが
そんな駄文に最後まで付き合ってくださったみなさん、本当にありがとうございます。

続きは多分書かないと思います、これ以上膨らませる自信がないし、みなさんを楽しませる自信もない(笑)
いないとは思いますが、もし続きが読みたいっていう方がいれば…考えますw
では、最後にもう一度お礼を言わせてください。
僕の処女作品に付き合ってくださって、本当にありがとうございましたor2



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:カツオ「メダロット・・・?」