ハルヒ「キョン、ちんちん出しなさい」


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1 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:06:02.10 ID:pD4YzKUn0

キョン「なっ・・・!」

よく晴れた平和な放課後。
俺は今日もこのSOS団の部室で何をするでもなく、椅子に持たれていた。
そこへ突然彼女、涼宮ハルヒがやってきてスットンキョーな事を言うのである。

キョン「おい、ハルヒ!?なんだって?」
ハルヒ「ちんちん出せって言ったのよ!ち・ん・ち・ん」
ハルヒ「オナニーしたくなったから、あんたのちんちん見せなさい!」

6 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:12:36.85 ID:pD4YzKUn0

何を言い出すのだこの女は。
兎に角そんなことを大声で言うもんじゃない。
奥にはさっきから読書に耽っている長門も居るのに。
しかしその長門自身はハルヒの言う事など気に留める様子も無く、ただただ目の前の文字の序列を目で追っているようだ。

キョン「お、オナニーって・・・っていうかそんなもん、俺が協力するもんじゃないだろう!?」
ハルヒ「もう妄想じゃイケなくなったのよ!実物を見てやりたいの!」
キョン「さっきからよくもそう恥ずかしい言葉を並べられるな・・・」
キョン「とにかく俺は見せないぞ!そんなもん古泉にでも頼め!」
ハルヒ「古泉君にそんな下品な仕事頼めるわけないでしょ!?」
キョン「・・・・・・」

8 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:15:43.67 ID:pD4YzKUn0

ハルヒ「これは団長命令だから!ほら、早くベルト外す!」
キョン「分かった分かった」

カチャカチャ・・・

長門「・・・・・・」

長門の視線を感じたような気がしたが・・・きっと気のせいだろう。

ハルヒ「早く脱いでよ」

12 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:20:00.38 ID:pD4YzKUn0

まさかトイレや体育の着替え意外で学校でスラックスを脱ぐことになるとは思わなかった。
しかも女の前で。
今までで一番きつい仕事だ。

ハルヒ「・・・パンツも!」
キョン「分かってるよ・・・」

キョン「これでいいのか?」
ハルヒ「へぇ。中々じゃない」
キョン「何の話だ?」
ハルヒ「何でも無いわよ!それより今度は私が脱ぐから!」
キョン「おいおい、服着たままじゃ駄目なのか!?」

16 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:24:32.97 ID:pD4YzKUn0

ハルヒ「それじゃ、あんまり気持ちよくないでしょ!?」
キョン「・・・」

普通はこんな所で自慰なんかしない、そして服は脱がん!
・・・そう言いたいが、今まさに自分が下半身を露出しているのだ。
今は何を言っても説得力が無い。
何より格好が付かない。
それにハルヒが脱ぐと言っているのだ。
別に俺にとっちゃ悪いことじゃない。

・・・ただこの光景を長門はどう思っているのだろうか?
本のページをめくる音だけが聞こえる。


18 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:29:01.96 ID:pD4YzKUn0

キョン「・・・・・・」
ハルヒ「な、何で脱ぐとこ見るのよ!?」
キョン「いやいや!それ今更怒るとこじゃないだろう!?」
ハルヒ「冗談じゃないわ!何で私があんたに裸を見せなきゃいけないの?」
ハルヒ「あんたは私のオナニーのおかずになるためだけにここに居るの!目を瞑ってなさい!」

納得は行かないが従ってやった。
まあ薄目くらいバレないだろう。
ハルヒのスカートがバサッと床に落ちる音が聞こえた。


21 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:33:52.23 ID:pD4YzKUn0

次はショーツか?と思ったが思いのほか重いものが落ちる音が聞こえた。
セーラー服・・・?こいつ全裸になるつもりか!?

しかしその頃、俺の息子は完全に天井を向いていた。
蛍光灯と睨めっこでもするかのように。

ハルヒ「よしっ始めるか」
キョン「ん?脱ぎ終わったのか?」
ハルヒ「脱ぎ終わったわ。今から始めるから目、瞑っててよ?」
キョン「はいはい・・・」

26 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:38:16.79 ID:pD4YzKUn0

ハルヒの指が局部に入っていくな音が聞こえた。・・・あくまで推測だが。
しかし奇妙な状況だ。

ハルヒ「ん・・・」
キョン「変な声出すな」
ハルヒ「仕方ないでしょ?耳も塞いでなさい!」
キョン「無茶苦茶言うな」

俺はハルヒの局部を見てやろうと、目を0,01ミリくらいずつ開いていった。
ハルヒに悟られないように・・・。
しかしそこでアクシデントは起こったのだった。

32 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:47:11.49 ID:pD4YzKUn0

バタッ

部室のドアが開いた。
この事を予想できなかったのは愚かだった。
綺麗なロングヘアーの朝比奈さんがいつもと変わらぬ笑顔で入ってきた。

みくる「こんにち・・・」

しかしそこにはいつもとは違う光景が広がっている。
粗末に置いてある俺とハルヒの制服と下着。
右手で股間を弄るハルヒ。
しして下半身を出したまま突っ立っている俺。
いつもの笑顔はすぐに天へと消えた。
今までに無いような怯えた顔をした朝比奈さんが下あごを震わせながらこちらを見ている。

キョン「・・・・・・」
みくる「・・・・・・・・・」
キョン「・・・・・・・」
みくる「・・・・・ごめんなさい!」

バタン!

キョン「あ・・・朝比奈さん待って!これはっ」


36 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:51:43.96 ID:pD4YzKUn0

朝比奈さんは顔を真っ赤にして走り去って行った。
その間に俺の息子は萎えていた。
そんな事など気にせずハルヒは右手で股間を弄り、左手で乳房を撫でている。
何てデリカシーの無い奴・・・。
俺は突然の出来事に狼狽しつつも朝比奈さんを追った。


しかしと言うべきかやはりと言うべきか、この時の俺は相当パニックだったのだろう・・・。
何とパンツをはき忘れたまま部室の外へ飛び出してしまった。

ハルヒ「あ、キョン!まだ終わってないわよ!待ちなさい!」


38 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 00:56:31.66 ID:pD4YzKUn0

俺に少し遅れてハルヒも飛び出したようだ。
・・・・・・全裸で。

幸運な事に、廊下の壁に自分の等身程の鏡が俺が取り付けられていたので、俺は愚息を振りながら走っている自分の姿を確認する事ができた。
朝比奈さんには明日話そう、そう思って俺は自分の下半身を覆いに部室に戻った。

44 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:02:19.71 ID:pD4YzKUn0

ドアを開けると、長門が本を読んでいた。
特にあの後何か「変わった事」は無かったようだ・・・一箇所を除いて。

キョン「済まないな、長門。変なもん見せちまって」
長門「・・・」

長門は何も言わない。それどころかこちらを見ようともしない。
そりゃそうだ。普通の女の子ならこんな物見てどんな反応していいのか分からないのが当たり前だ・・・。
俺は股間を手で隠しながらスラックスが放り出されてるところまで歩いて、服を着ようとした。
そこで、その「変わった事」に気付いてしまう。

47 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:04:48.08 ID:pD4YzKUn0

パンツが無いのだ。
俺が確かにこの当たりで脱いだはずのパンツが。パンツだけが。
不自然すぎる。
しかし長門の前で自分の下着をウロウロ探すのも格好が悪いのでスラックスを直にはくことにした。
そこでまたアクシデントが起こる。

キョン「いてっ!」

48 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:07:39.89 ID:pD4YzKUn0

チン毛がファスナーに絡まった。
こうなってしまうともう前にも後ろにも進めない。
もがけばもがくほど痛みが増す。
どうしようか考えているときに古泉の奴が入ってきた。

古泉「・・・何をやっているんですか?」
キョン「今は何も訊かずに助けてくれ。毛がファスナーと融合した・・・」
古泉「それは大変ですね。待っててください」

50 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:10:42.25 ID:pD4YzKUn0

そう言うと古泉はハルヒの机の上に置いてあったハサミを持ってきた。

古泉「じっとしててください。動くと棒まで切れてしまいます。僕は構いませんが」
キョン「・・・・・」

古泉はハサミで綺麗に俺の下腹部とスラックスとを分離してくれた。
ドサクサに紛れて俺の股間を撫でたような気もしたがそれは、まあ大目に見よう。

キョン「助かったよ古泉」
古泉「ごめんなさい、やはり1つだけ質問させてください」
キョン「・・・なんだ?」

51 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:12:06.22 ID:pD4YzKUn0

古泉「さっき涼宮さんが全裸のまま生徒指導質に呼ばれていったのですが・・・何かありました?」
キョン「・・・・・・禁則事項です」
古泉「そうですか。それでは僕はこれで」

あいつ、捕まったのか・・・。

52 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:14:41.14 ID:pD4YzKUn0

俺も早いとこ帰ってしまいたいが、いったいどうやって帰ろうか。
肌の上に直接スラックスをはくのはとても危険だ・・・。
かと言って俺のパンツは行方不明である。
ある物が目に留まった。


涼宮ハルヒのパンツ・・・。

55 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:18:22.04 ID:pD4YzKUn0

キョン「・・・ゴクリ」

正直、はいてみたい。
そんな欲望と、やってはいけないという道徳心とが俺の頭の周りをぐるぐると回っている。
しかし「この場を何とか凌ぐための正当な手段である!」という欲望君の言い分は、とうとう道徳心を圧倒してしまった。

ハルヒのパンツに片足を入れる・・・。
今までに無い感覚だ。

59 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:21:39.78 ID:pD4YzKUn0

もう片方の足も通す・・・。
俺はとうとう他人の、女の子のパンツをはいてしまった。
この感覚は最早呪いのようなものに近かったかもしれない。
装備したら二度と外せない・・・そんな気分にさせてくれた。
俺の息子はまた背伸びを始め・・・、その頭は少しパンツから飛び出た。

62 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:23:24.86 ID:pD4YzKUn0

その後は何事も無かったようにスラックスをはく。
俺は長門にじゃあな、と挨拶するとすぐに部室を、学校を後にした。
家に帰ってやらなければいけないことができた。

65 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:26:01.16 ID:pD4YzKUn0

家に帰ると妹が待ってましたと言うように俺に近寄ってくる。
そんな実妹を払いのけて俺は自分の部屋へ入り、鍵をかける。
部屋に入ったらまず鍵をかける、今日の教訓だ。

俺はベッドにもぐり、先ほどの事を思い出していた。

67 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:30:11.49 ID:pD4YzKUn0

ズボンを脱いで、ハルヒのパンツと対面した。
フヒヒ・・という不気味な笑いがこみ上げてくる。
俺はハルヒのパンツの上から息子を擦り、自慰を始めた。

キョン「うっ・・・」

「変な声出さないでよ!」ハルヒの声を脳内で再生する。
ついでにさっき見たハルヒの裸をより鮮明に思い出しながら。

70 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:33:21.07 ID:pD4YzKUn0

しかし、どうも物足りないオナニータイムだった。
と言うより、何かピントがずれている気がした。
馬鹿な・・・ハルヒの裸は鮮明に覚えている!
狂ったように右手を動かす様子も覚えているはずなのに・・・。

71 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:35:58.92 ID:pD4YzKUn0

子一時間ほど悩み、気付く事ができた。
ハルヒの裸で抜こうとするから駄目なのだ。
本当に美しいのは、俺じゃないか。

76 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:38:47.87 ID:pD4YzKUn0

俺は内側が鏡になっている洋服タンスを開けた。

キョン「やっぱりな。よく映えてる」

ハルヒのパンツは俺の魅力を最大限に引き出していた。
俺は鏡を見ながら息子を愛撫し、やがて果てた・・・。



77 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:40:31.99 ID:pD4YzKUn0

・・・夢枕ならぬ夢パンツ。
俺は心地よく眠ってしまった。
朝まで。

キョン「・・・・・・・・」

妹「キョン君キョン君〜開けてよー。寝ちゃったのー?」

79 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:43:38.65 ID:pD4YzKUn0

ハルヒ「ちょっとキョン!」
キョン「どうしたんだ?」
ハルヒ「昨日、あの後私のショーツ見てない?」
キョン「・・・!さあな」
ハルヒ「おかしいわねぇ・・・ショーツだけ無くなってたのよね・・・」
ハルヒ「それよりあんた何だか機嫌いいわね。いつも朝はもっとダルそうにしてるのに」
キョン「ふふん」

80 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:45:37.39 ID:pD4YzKUn0

確かに気分はいい。
明白な目的があって学校に来てる日というのはな。
そわそわしながら放課後を待った。

81 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:49:12.25 ID:pD4YzKUn0

谷口「やっと放課後になったぜ!キョン、しょんべん行こ?」

授業中は殆ど寝ていたはずの谷口が疲れた顔で伸びをしている。
だが俺は今日、こいつの誘いに乗るわけには行かないのだ。

キョン「いや、俺はいい」
谷口「いいじゃねーか。行こうぜ」
キョン「行かないったら行かない!1人で行け」
谷口「・・・ちぇ、分かったよ」
キョン「じゃあな」

邪魔者は居なくなった。
俺は部室へ向かった。

85 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:54:01.19 ID:pD4YzKUn0

今日もいつも通りの、落ち着いてるのか落ち着かないのかよく分からない部屋だ。
俺は鼻歌なんか歌いながら、椅子に座った。

みくる「・・・こ、こんにちは」

朝比奈さんが入ってきた。
恐る恐るドアを開けている様子だった。
無理も無いだろう、昨日あんな光景を見てしまっては。

みくる「キョン君・・・」

86 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 01:56:58.73 ID:pD4YzKUn0

キョン「朝比奈さん、昨日は済みませんでした・・・見苦しいものを・・・」
みくる「いえ、キョン君と涼宮さんがそういう関係だったの、知らなくて・・・」
キョン「それは誤解です!あれはハルヒの団長命令で!」
みくる「はぁ・・・」
キョン「それより、朝比奈さんに見てもらいたい物があるんです」


89 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:00:18.41 ID:pD4YzKUn0

今朝からずっと考えていた。
朝比奈さんに見てもらいたい。
美しくも変態的な俺の姿を。
奥では長門が本を読んでいるが、気にせずに計画を実行する。

みくる「何を見せてくれるんですか?」
キョン「驚かないでください」

ガチャガチャ・・・ スルッ

みくる「え?やめて!キョン君!私は別に誰にも言わないから・・・!」
キョン「違うんです。見てください!これです。下着です!」

91 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:03:22.77 ID:pD4YzKUn0

みくる「・・・!どうして?」

俺がショーツをはいていることに驚いている朝比奈さん。
自身はいくらコスプレしているとは言っても、これには絶句だ。
しかしそれも最初だけ、すぐこの芸術に気付きますよ、朝比奈さん。

みくる「これ・・・涼宮さんのですよね・・・?」
キョン「今は俺のです」
みくる「下着泥棒じゃないですか・・・」

93 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:06:37.64 ID:pD4YzKUn0

キョン「そんな事無いです。見てくださいこの美しさ!」
みくる「・・・」
キョン「ハルヒが着けてるよりよっぽどセクシーだ・・・」
キョン「あなたも美しいが、今の俺はそれ以上です」
みくる「・・・・・・」

朝比奈さんの目に涙が浮かんでいる。
俺がかもし出す芸術性が、彼女の琴線に直撃したのだろう。
しかし、感受性の強い人だ。
芸術を見る目がある!

キョン「もっと!もっと見てください!!」

102 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:10:01.06 ID:pD4YzKUn0

キョン「ハハハ!」
みくる「やめてキョンくん!来ないで!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・。


そこからは暫く記憶が無い。
気が付くと俺は保健室に居た。

古泉「目、覚めました?」

103 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:12:06.70 ID:pD4YzKUn0

キョン「何で俺はこんなとこで寝ているんだ?」
古泉「これから話しますが、まず服を着てください」
キョン「服!?」

今気が付いたが、俺は下半身素っ裸だった。
幸い布団を被っているお陰で俺の陰部は見えないようになっているが・・・。


104 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:14:29.43 ID:pD4YzKUn0

キョン「俺はパンツをはいていたはずだが・・・」
古泉「・・・後で話しますから。長門さん」

古泉が長門の名を呼ぶと、横からひょこっと彼女がやってきた。
手には昨日、俺がはいていたパンツを持っていた。
やはり犯人はお前か。可愛い奴め!

長門「・・・はいて」


107 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:16:19.27 ID:pD4YzKUn0

言われるままパンツをはく。

古泉「もう歩けますよね?来てください」
キョン「どこへ?」
古泉「いつもの部室です」

110 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:18:55.10 ID:pD4YzKUn0

古泉「簡単に話しますよ」
古泉「キョンさん、貴方は呪われていました」
キョン「なんだって!?」

この超能力者はまた訳の分からないことをおっしゃる・・・。
だがそれよりも不思議なのは、長門が真剣に古泉の話を聞いているということだ。
いったい何なんだ?



111 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:21:23.34 ID:pD4YzKUn0

古泉「安心してください。もう呪いは解けてますから」
キョン「何を訳の分からん事を・・・」
長門「涼宮ハルヒのショーツ・・・・・」
キョン「なっ!?」

そうか、こいつは色々と見知っているんだった。
だが今言う事じゃないだろ!

113 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:24:44.76 ID:pD4YzKUn0

古泉「どうやら、涼宮さんがはいていたショーツに少々問題があったようでして・・・」
キョン「問題などあるか!あれは素晴らしい・・・・・・」
キョン「!そうか」
古泉「分かりましたか?あのショーツははいた者の性欲を何倍にも膨れ上げるんです」
キョン「し、しかしそういうレベルじゃなかったぞ!特に俺の場合は。昨晩は鏡見ながら自慰してた」
古泉「それはキョンさんが変態だからです」


118 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:27:30.77 ID:pD4YzKUn0

キョン「しかしどこでそんなオカルティックな下着を販売しているんだ?」
古泉「気付いているんじゃないですか?」
長門「あの下着は元々普通の下着。涼宮ハルヒによって奇妙な念が宿った・・・・・」
キョン「やっぱりそうなるのか・・・」

120 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:29:40.36 ID:pD4YzKUn0

古泉「勿論意識的な出来事ではありません。涼宮さん自身、自分が呪われていたなんて思っていないでしょう」
キョン「そうだろうな」
古泉「今、何が問題なのか分かりますか?」
キョン「・・・・・・?」
古泉「いったい何が、涼宮さんにそんなことをさせてしまったのかということですよ」

122 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:32:46.74 ID:pD4YzKUn0

長門「涼宮ハルヒに途轍もない性欲が溜まっていたのは確か・・・」
キョン「そうなのか・・・昨日だけ特別なわけじゃなくてか?」
古泉「確かに、普段全くそういうことには関心が無さそうですが、どこかで我慢を強いてきたのでしょう・・・」
キョン「我慢なんかしなくても、あの涼宮ハルヒなら彼氏の1人や2人、すぐに作れるだろうに」

ガチャ・・・

みくる「あ、キョン君、お帰りなさい」

123 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:36:40.27 ID:pD4YzKUn0

キョン「朝比奈さん! ・・・・・・」
みくる「古泉君から全て聞きました。キョン君の事、怖い人だと疑っちゃって、ごめんなさい・・・」
キョン「いえ、それより・・・やっぱりハルヒの異常性欲を解決しない事にはまた同じような事が起こるかもしれない・・・」
古泉「それはキョンさんが涼宮さんの下着を盗んだからいけないんです」

126 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:38:35.60 ID:pD4YzKUn0

みくる「私、思うんですけど・・・」
みくる「涼宮さんを助けてあげられるのはキョン君だけだと思うんです」
キョン「・・・ハ?どういうことですか・・・」
長門「・・・」
古泉「・・・」
みくる「キョン君・・・頑張って察してはくれないですか?」

130 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:43:00.20 ID:pD4YzKUn0

キョン「俺には何とも・・・」
みくる「キョン君・・・どうして涼宮さんは昨日、あんなことをキョン君にお願いしたの?」
キョン「ただ男性器を見ながら自慰がしたかったようです。別に俺じゃなくても良かったそうですよ・・・」
古泉「本当ですか?」
長門「よく思い出して・・・」



お、オナニーって・・・っていうかそんなもん、俺が協力するもんじゃないだろう!?
もう妄想じゃイケなくなったのよ!実物を見てやりたいの!
とにかく俺は見せないぞ!そんなもん古泉にでも頼め!
古泉君にそんな下品な仕事頼めるわけないでしょ!?


キョン「・・・・・」


133 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:45:43.83 ID:pD4YzKUn0

古泉「分かってくれましたか?別にキョン君は下品だからという理由だけで涼宮さんの自慰を手伝わされたんじゃないんです・・・」
キョン「下品だってとこは否定しないんだな・・・」
古泉「しません」
みくる「キョン君に、頼みたかったんですよ・・・」
キョン「・・・・・」

136 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:50:23.36 ID:pD4YzKUn0

みくる「涼宮さん、可哀想・・・呪われてたから好きな人にそんな形でしか告白できなくて・・・」
古泉「・・・」
長門「・・・もう一度告白させればいい・・・・・・」
キョン「・・・!?」
みくる「涼宮さん、今日は部活来ないで帰りましたよ」
古泉「色々モヤモヤしてるはずです。涼宮さんの家へ行ってきてあげてくれませんか?」
キョン「でも、それで解決できるか?俺には自身無いぞ」
みくる「大丈夫です。きっと涼宮さんは嬉しいはずです!」

137 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:52:33.36 ID:pD4YzKUn0

キョン「分かった・・・行ってくるよ」
キョン「ただあの涼宮ハルヒ様だ、そう簡単に懐いちゃくれないだろうな」
古泉「キョンさんを信じてますよ」
みくる「頑張って」

138 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:55:02.21 ID:pD4YzKUn0

ピンポーン

キョン「ハルヒ・・・俺だけど」
ハルヒ「・・・・・・・・・開いてるから、入れば?」

キョン「おじゃまします・・・っと」
ハルヒ「・・・・・・どうしたの?」
キョン「ハルヒ、今日来なかったからさ」
ハルヒ「心配してくれたの?」
キョン「そうだ!団長がしっかりやらなきゃだめだろ?」
ハルヒ「・・・分かってるわよ」


139 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:56:53.23 ID:pD4YzKUn0

ハルヒ「・・・・・・」
キョン「・・・・・・」
ハルヒ「そんな事を言うためだけに来たの?」
キョン「そうだよ。もう帰る」
ハルヒ「待って、私だって客にお茶くらい出すわよ」
キョン「そうかい」
ハルヒ「すぐ淹れるから」

141 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 02:59:34.82 ID:pD4YzKUn0

ハルヒ「・・・はい」
キョン「サンキュ」
ハルヒ「・・・・・・昨日は、悪かったわ。変な事させて」
キョン「お前も十分変だったぞ?俺はそれなりに楽しんだからいいけど・・・」
ハルヒ「馬鹿・・・」
キョン「なあハルヒ、やっぱりああいうのは、友達どおしでやるもんじゃないよな」
ハルヒ「分かってるわよ・・・」


142 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 03:02:04.95 ID:pD4YzKUn0

キョン「でも、俺はお前があえて俺に頼んでくれたのが嬉しかったよ」
ハルヒ「あえて、じゃないわよ。ただあんたがそこに居ただけよ」
キョン「そっか。俺の勘違いか・・・。」
キョン「もうそろそろ行くよ。ご馳走様」
ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・あのさ」

143 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 03:04:27.16 ID:pD4YzKUn0

谷口「おい、キョン!お前なんだか今日嬉しそうだな・・・」
キョン「ふふふ、そう見えるか?じゃあ、そうなのかもな!」
キョン「あ、そうだ谷口、トイレでも行くか?」
谷口「お、おう・・・(よく分からん)」

146 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 03:05:46.25 ID:pD4YzKUn0

キョン「うぃーっす」
古泉「こんにちは・・・どうでした?昨日は」
キョン「無事に、解決したよ」
古泉「それは、おめでとうございます」
キョン「どういう意味だ?それは?」
古泉「色々です」
キョン「・・・・・」

147 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 03:10:07.02 ID:pD4YzKUn0

キョン「なあ、1つだけ訊きたい」
古泉「なんです?」
キョン「俺からハルヒのショーツを脱がして呪いを解いてくれたのは、長門か?それとも朝比奈さん?」
古泉「・・・ああ、それですか。それなら、僕がやらせていただきましたよ」
キョン「んなっ!?」
古泉「キョンさんは涼宮さんのものになるから、と2人とも脱がせたがらなかったんですよ」
キョン「・・・・・・」
古泉「中々でしたよ」
キョン「何の話だ?」
古泉「いえ・・・何でも」

                                                                     fin

158 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/08(月) 03:18:28.07 ID:pD4YzKUn0

キョン「もうそろそろ行くよ。ご馳走様」
ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・あのさ」
キョン「うん?どうした?」
ハルヒ「やっぱり私の事、もう嫌ってるでしょ?」
キョン「どうして?」
ハルヒ「あんなこと・・・しちゃうような女の子は、変でしょ?」
キョン「そうだなー。・・・でも俺は、昨日のハルヒと今日のハルヒは、別人な気がするんだ」
キョン「だから昨日の事は、もういい」
ハルヒ「・・・・・・」
ハルヒ「じゃあ、今日の新しい私として、言うわ・・・」
キョン「ん?」
ハルヒ「あんたの事・・・好きだから・・・・・・」



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