長門「あなたの子供が欲しい」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「な、長門?!こんなところで何してるんだ!!」

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9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/09/20(土) 15:07:13.02 ID:LivbIpO00

長門「違う・・・・ここを・・・こう」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 17:09:48.69 ID:u6Rqg0E+0

>>9からの分岐)


長門「… 」

長門「古泉一樹 あなたには失望した」

古泉「おやおや これは手厳しいですね テクニックにはそれなりに自信があったのですが」

長門「… それ以前の問題」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 17:10:49.05 ID:u6Rqg0E+0

古泉「と言われますと?」

長門「あなたはこの行為に集中できていない 集中力が著しく欠如している
    俗に言う『うわの空』な状態」

古泉「やはり見抜かれていましたか
    少しばかり気にかかることがありましてね・・」

長門「…  」

古泉「たぶんお察しの通りだと思います

    しかし少しばかり驚きました
   『失望した』とおっしゃるからには僕にも僅かながら期待を?」

長門「あれは言葉の綾というかお約束」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 17:30:20.92 ID:u6Rqg0E+0

古泉「もしそうだったら光栄だと思っていたのですが・・ 残念です」

長門「… それにあなたは最後の瞬間に外に出してしまった それでは意味がない

    中に出して欲しかったのに…」

古泉「それについては謝罪するしかありません
    僕も中に出すつもりでいたのですが つい・・ 」

長門「… もういい」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 17:40:19.63 ID:u6Rqg0E+0

古泉「やはり僕ではあなたを満足させることはできないようですね   (ピロリロリ〜)

     失礼、組織からです     ――はい わかりましたすぐ向かいます

     僕の悪い予感が当たっていました
    このままバイトに直行しますので これで失礼させていただきます」

長門「… (こくん)」

古泉「そうそう あなたを失望させたままというのも後味が悪いですから
    携帯を触ったついでに彼にメールを送っておきました 今すぐここに来るようにと ね」

長門「!! 」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 17:57:37.51 ID:u6Rqg0E+0

古泉「あ、忘れていました これを彼に   では」

長門「… これが所謂チェンジと言われるもの」

長門「… 」

長門「… ぁ」

長門「… これは古泉一樹が失敗したモノ」

長門「… 対象物の視覚情報を拡大」

長門「…(じー) 」

長門「… 元気そうに泳いでいる 活きが良いと言う事」

長門「… フレッシュ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 18:28:16.44 ID:u6Rqg0E+0

(数分後)

キョン「長門 待たせたな」

長門「… いい」

キョン「それでおれが呼ばれた用件ってのは・・

    まあここに来てわかったよ そういうことなんだな」

長門「… そう  あと古泉一樹がこれをあなたにと」

キョン「そうか・・  (って おい!)」

長門「?」

キョン「(こ、これは・・ なんかずいぶんと濡れて・・ まさか古泉の使用後とか?
     小泉が使ったヤツを使うのはおれの沽券にかかわるでわないか・・

     いや 先端部はまったく湿っていない ということは だ
    長門か? 長門がずっと握りしめてたから? 長門はほとんど汗を
    かかないはずだが・・ ううむ) 」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 18:45:04.18 ID:u6Rqg0E+0

長門「… はやく」

キョン「はっ! あ ああ・・ そうだな(考えてもしかたないか・・)」


長門に促されたおれはこの日この瞬間おれのために用意されたであろう四角いリングへと
向き直ることにした

 長門は一見いつも通りの無表情に見えるがこれから起こるであろう事に心を奪われているんだろう
特におれの手元 そう (少々気に食わないが)古泉からおれへと託されたモノに意識を集中させ
たいせつな瞬間を一瞬でも見逃すまいとでもするように瞳を輝かせている

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:00:14.28 ID:u6Rqg0E+0

長門「… やはりあなたは上手 手つきからして違う」

長門「…ぁ 」

長門「… そこ」

長門「… ん」

長門「… 違う そこを こう」

長門「…ぁ 」

長門「… あたま はいった」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:03:00.51 ID:u6Rqg0E+0

長門「… もっと」

長門「… そう」

長門「… 入ってる ぜんぶ」

長門「… そう いい そのまま」

長門「… はやく はやく 中に」

長門「… そこ そこで 古泉一樹は失敗した」

長門「… だめ あ…」

長門「!! 」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:06:07.36 ID:u6Rqg0E+0

長門「やっと中に出してもらえた 私という個体はうれしいと感じている」

キョン「・・・ 」

長門「あなたの子供は私の所有することとなった うれしい…」

キョン「な、長門・・ 」

長門「あ… 元気そうに泳いでる あたたかい… 」

キョン「ながとおおおおぉぉぉぉぉっ!!」(がしっ)

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:09:35.72 ID:u6Rqg0E+0

長門「… (もごもご)」

キョン「あのなぁ・・ なんでお前はいつもいつもこう・・」

長門「… (もごもごもご)」

キョン「いいか? とりあえずおれの話をきいてくれ それまではひとっ言も話すな

    わかったか? わかったら肯いてくれ それまで悪いが口は塞いだままだ」


長門「(こくん)」 

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:11:00.55 ID:u6Rqg0E+0

キョン「いいか? よく聞いてくれ

    おれが今やってたことが何かわかってるよな? そうだ金魚すくいだ
     日本の祭りとかには欠かせない健全な遊びだ

    お前がそれを見ながら感想というか描写をするのは一向に構わない だがな・・
     なぜか文字にしたらものすごく恥しいように感じるんだ これはおれだけなのか?
    おれが汚れきってるのか? そうかもしれん

     でもな 長門よ・・ 普通はそういう風には言わないもんなんだ・・」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:11:40.73 ID:u6Rqg0E+0

キョン「第一金魚に向かって話しかけたりはしない なんなんだよ『あなたの子供は〜』って

     確かに大きい 他のに比べて二回りほど大きいといえるだろうな お前の話相手の金魚

    でもな これはすくった金魚の親じゃないと思うんだ 親戚でもないと思う 第一種類が違う
     おれが掬って椀の中に入れたのとは色も形も全く違うだろう? な?

     あと『中に出す』っての表現は変だぞ 絶対変だと思う
    『椀の中に入れた』んであって「出した」わけじゃないだろう?

     それに最後の台詞・・ 元気で泳いでるのはいいよ 確かに元気そうだ うん
     あたたかい ってのもわかる 金魚を見てたら心が暖かいような気持に
    なったんだろう? わかるよ わかる でもな なぜそれを続けて・・(くどくどくどくど)」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:14:25.44 ID:u6Rqg0E+0

数分後 おれ達は金魚すくい屋の親父や周りにいた大人たちの好奇の視線を後に
その場を立ち去った

 今思えば 長門は息がかかるくらいおれの傍にいたし
あの抑揚の籠っていない調子の呟くような一連の声は
祭りの喧騒に紛れておれ以外の人の耳には届いていなかったんだろう

大人たちの好奇の視線を集めたのは 我を忘れていきなり長門に説教を
しだしたおれであり おとなしくそれを聞く物静かな少女は被害者だったってトコか

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:18:16.03 ID:u6Rqg0E+0

おれの説教が始まって以来 長門はずっとおとなしく口をつぐんでいたが
マンションの前で別れる時に一言だけ

『… ごめんなさい』

と言ってくれた
わかってくれたんだな うれしいぞ 長門よ


 おれは長門の髪の毛をわしわししたい衝動に駆られたんだが
ふと思うところがあり 今回は止めにしておいた

もしかしたら・・ これが原因かもしれないしな

いつもおれをたじろがせる『長門の突発的奇異発言症候群』ってやつの

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/20(土) 19:20:16.89 ID:u6Rqg0E+0

おれが持ち上げかけた腕を止め 静かに下した時

長門の眼の端に一瞬だけわずかに浮かんだ表情


おれの考えは当たらずとも遠からずってところなんだろうな


(続きません なんかいろいろ迷惑かけちゃったみたいですまん

                                     じゃあの )



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