キョン「今日も部室行くのか・・・」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 13:33:15.50 ID:RCFzhsVk0

国木田「え?どうしたのさ急に?」

キョン「なんかさ・・・疲れたんだよ。」

国木田「ふーん。まぁキョンはいつも涼宮さんの相手をしてるからね。あの人なんか変だからね。」

キョン「本当だよ。・・・まったく。じゃあ、行ってくるか・・・」


ハルヒ「・・・」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 13:40:48.29 ID:RCFzhsVk0

文芸部部

みくる「キョン君こんにちは。」

キョン「こんにちは。」

みくる「なんか。疲れてますね。」

キョン「まったくですよ。あいつが厄介ごとばかり起すので・・・」

ハルヒ「・・・」

みくる「あ・・・涼宮さん・・」

キョン「・・・」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 13:47:46.49 ID:RCFzhsVk0

みくる「え・・・と・・・お茶持ってきます!」

ハルヒ「いいわよ。みくるちゃん。自分で淹れるわ。」

みくる「あ・・・はい」

長門「私には淹れて。」

古泉「僕にもお願いします。」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 13:51:42.22 ID:RCFzhsVk0

古泉「あなたがあんな事言い出すなんて思いませんでした。」

キョン「そうか。」

古泉「閉鎖空間が広がって、僕のバイトの時間が増えてしまうので止めてほしいのですが。」

キョン「お前だって分かってるだろ?事実は事実だ。」

長門「あなたの言いたいことは分かる。けど我慢して。」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 13:56:16.96 ID:RCFzhsVk0

長門「あなたの行動しだいで世界が滅びることになる。」

長門「けど、私も疲れた。」

古泉「あなたまで疲れるとは・・・実は僕もです。」

みくる「私もです・・・」

キョン「そうか・・・みんな辛いんだな・・・」


ハルヒ「・・・帰ろうかな」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 14:02:35.57 ID:RCFzhsVk0

長門「時間。私は帰る。」

キョン「そうだな・・・帰るか。」

みくる「お腹も減ったのでどこかに寄りませんか。」

古泉「いいですね。では駅の近くのファミレスへ。」

キャン「そうするか。ハルヒはどうするんだ?」

ハルヒ「え・・あ、当たり前でしょ団長なんだから、行くに決まってるじゃない!」

長門「そう・・・好きにして」

ハルヒ「有希も元気ないわね。シャキッとしなさい!」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 14:08:29.31 ID:RCFzhsVk0

長門「やかましい」ボソッ

ハルヒ「え?何?聞こえないわよ。」

長門「やかま(ry」

キョン「とっとと行こうぜ。長門、あんまり気にするな。」

長門「あなたの言うとおり。相手にした私が馬鹿だった。」

みくる「そうですよ〜。あなたが馬鹿です〜。」

長門「雌豚は黙って。」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 14:12:10.27 ID:RCFzhsVk0

古泉「おやおや、どうやら殺伐としてますね。」

ハルヒ「まったくよね。まったく誰が原因かしら!」

古泉「あなたです。」ボソッ

ハルヒ「古泉君。何を言ってるか分からないからもっとはっきりと(ry」

キョン「ほれ、お前らもとっとと歩け。時間がもったいないぞ。」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 14:26:34.59 ID:RCFzhsVk0

ファミレス

長門「カレーを3つ」

キョン「そんなに食って大丈夫なのか」

長門「平気。育ち盛り」

みくる「あなたはそれ以上育たないと思いますよ〜」

長門「乳しか脳がないくせに・・・あなたは黙ってるべき」

ハルヒ「そうよ。有希だってまだ育つわよ。」

長門「あなたはある程度あるからそんなことが言える。黙って。」

古泉「あなたは、胸のない男に興味ないのですか。」

キョン「男に興味はないぞ、俺は。」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 14:34:33.05 ID:RCFzhsVk0

キョン「そろそろ帰るか。」

ハルヒ「会計ね・・・団長命令よ!キョンが全部払いなさい!」

古泉「あなたは何を言っているのですか。」

ハルヒ「何って・・・団長命令よ」

古泉「それです。アルバイトもしていない一高校生に食事代を全額払わせるなどおかしなことだと思いませんか。」

長門「同感。あなたには一般常識が欠けているように思える。」

みくる「ですよね〜馬鹿ですよね〜」

長門「あなたは言語能力が劣っているように思える。」

ハルヒ「なによ・・・よってたかって・・・」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 14:38:31.72 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「・・・分かった・・・私が全額払えばいいのね・・・」

キョン「何もそんなこと言ってないだろ。」

古泉「いいじゃないですか。いつも僕たちが払っているのですから。」

キョン「それもそうだな。じゃよろしく頼むぜ、ハルヒ。」


みくる「ざまぁwwww」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 14:43:32.78 ID:RCFzhsVk0

妹「おかえり〜キョン君」

キョン「ただいま。夕飯外で食ってきたから。」

妹「は〜い。お風呂入ってね。」

キョン「分かったよ。・・・・ん、ハルヒから電話か」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 14:46:39.30 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「もしもし、キョン?」

キョン「なんのようだ?今から風呂に入るんだが?」

ハルヒ「え・・・と・・・そうなんだ・・・じゃあいいや・・・」

ハルヒ「きられた・・・」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 14:52:06.32 ID:RCFzhsVk0

次の日

谷口「WAWAWA、おはよう。キョン。」

キョン「おはよう。谷口。お前はいつも元気だな」

谷口「まったくだ。聞いてくれ。昨日バイト先でな・・・」

ハルヒ「キョン!急がないと遅刻するわよ!」

キョン「そんな時間じゃないだろ。時計見ろよ。」

ハルヒ「・・・」

谷口「少し静かにしてくれ、涼宮。」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 14:57:49.43 ID:RCFzhsVk0

教室

ハルヒ「ねえ、キョン。教師てさ、生徒に時間を守らせるくせして自分は授業を時間に終わらせないじゃない。」

ハルヒ「そういうのって理不尽よね〜」

ハルヒ「キョン?聞いてるの?」

キョン「お前の命令のほうが理不尽だ。受ける身にもなれよ」

ハルヒ「ゴメン・・・」

キョン「お前本当に分かってるのか。分かってやってるんだったら最低な奴だぞ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 15:04:58.63 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「でも!みんな楽しんでたじゃない!」

ハルヒ「ねえってば、聞いてるの!キョン!」

朝倉「もうやめてあげて。涼宮さん。」

ハルヒ「え・・・」

朝倉「今は昼休みで、キョン君は疲れてるのよ。寝かしといてあげなさい。」

ハルヒ「だってさっきまで・・・あんなに・・・」

朝倉「じゃあ、あなたと話すと疲れるってことじゃない?」

ハルヒ「!!!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 15:09:16.64 ID:RCFzhsVk0

放課後

キョン「国木田、谷口帰るぞ。」

谷口「SOS団とやらは今日はいいのか。」

キョン「いいさ、あんなの。ほかの連中も用事がある見たいだしな。」

国木田「キョンは僕らといるほうが楽しいのさ・・・」

谷口「国木田・・・」


ハルヒ「国木田キモッ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:11:42.87 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「なんでみんな急に冷たくなったんだろ・・・」

ハルヒ「有希もみくるちゃんも古泉君も・・・キョンまで」

ハルヒ「みんな・・・なんで・・・」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 15:15:15.35 ID:RCFzhsVk0

長門「それはあなたが原因」

ハルヒ「有希!!いつから」

長門「ずっといた。誰もいない教室で涙を流すくらいなら、変わる努力をすべき」

ハルヒ「有希・・・」


みくる「長門さんの顔が・・・」

古泉「まるで新しいおもちゃを見つけた子供のようですね。」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 15:20:56.76 ID:RCFzhsVk0

次の日

キョン「眠いな。ゲームのやりすぎだ。」

国木田「谷口から借りた奴?あいつにあんな趣味があるは・・・」

キョン「まったくだ。ふられたからって二次元に走ったか・・・」

谷口「おいおい、人聞きの悪いことはいうなよ。」


ハルヒ「この時期にキャラ変えるのっておかしいけど・・・やるしかないのね」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:26:08.00 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「三人ともおはよう。」

キョン「あぁ、おはよ」

国木田「・・・なんか変」

谷口「なんであんなに笑顔なんだ。いつも仏頂面なのに・・・」

キョン「これは何かあるな・・・」


長門「(爆」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:30:49.06 ID:RCFzhsVk0

女子トイレにて

女子1「涼宮さん・・・壊れたね」

女子2「うん、おかしいってレヴェルじゃないよ。」

女子1「だって午前中ずっと笑顔だったよ。ありえないでしょ。」

ハルヒ「・・・ニコッ」

女子1,2「・・・どうも」


長門「ワロス」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 15:37:10.10 ID:RCFzhsVk0

放課後

国木田「今日はSOS団へ行くのかい?」

キョン「俺にもいろいろあるからな。今日は行っとくか。」

国木田「そうか・・・一緒に帰りたかったんだけどな」

キョン「あまり気持ち悪い子というな。谷口と帰れ。」

国木田「あれはもう僕の手には負えないよ・・・わけの分からんこと言い出すし。」

谷口「おいおい、誰がわけの分からんオタクだって?お前もこっちにこいよ。」

国木田「え、遠慮しとくよ。」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:41:47.10 ID:RCFzhsVk0

部室にて

みくる「キョンくん・・・今日の涼宮さん見ました?」

古泉「恐ろしい形相でしたね。」

キョン「お前とあんまり変わらないぞ。」

古泉「そうですか。僕とて一日中スマイルしているわけではありません。儲かるわけではないので。」

キョン「そうか。正直どうでもいいな。お茶ください。」

みくる「あっ、はい」


長門「空気」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:48:40.94 ID:RCFzhsVk0

古泉「どうでもいいとは?」

キョン「ハルヒがキャラを変えようが何しようがハルヒはハルヒだしな。」

みくる「どういうことですか〜」

キョン「ようするにあいつと接すると疲れるってことは変わらないわけです。」

長門「それでは面白くない。もっと煽るべき。」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 15:54:20.33 ID:RCFzhsVk0

キョン「長門・・・急に喋らないでくれ。驚いたぞ。」

長門「(何気に酷いことを)とりあえず褒めるべき。」

古泉「なかなか面白そうですね。具体的には?」

長門「とりあえず。きれいになったと言ってみる。」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:00:16.82 ID:RCFzhsVk0

キョン「急に言ったらおかしくないか、それ。」

古泉「それもそうです。もっとまともな意見を出したらどうです。」

長門「何もしないあなたに言われる筋合いはない。」

古泉「ずいぶんと言ってくれますね。では、こうしましょう。」

古泉「とりあえず、僕とキョンくんで仲良くしてみましょう。そうすればなんらかの反応を示すはずです。」

長門「意味不明。とりあえずで仲良くする理由が分からない。第一に私がそんなこと許可しない」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:08:46.82 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「こんにちは」

一同「!!!!!」

古泉「いつからそこに?」

ハルヒ「ええと、たった今ですよ。」

みくる「なんか涼宮さんきれいですね」

ハルヒ「え、本当?」

古泉「ええ、本当です。今日は一段とお綺麗。」

長門「これは真実、嘘偽りではない」


キョン「長門・・・少し俺から離れてくれ・・・」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:13:34.98 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「有希!!!!」

古泉「長門さん!ずるいです!!抜け駆けはなしとあれほど言ったのに・・・」

みくる「ステータスが貧乳しかない能無しはキョン君から離れてくださいでしゅ」

キョン「まあ、とりあえず離れてくれ。長門」

長門「それは許可できない。もう少しこのままでいさせて。」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:19:00.48 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「有希・・・」

古泉「長門さんいい加減にしないと、そろそろまずいかもしれません」

長門「・・・仕方ない」

ハルヒ「うん。二人とも仲がいいのね。仲がいいのは良いことだわ。」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 16:23:27.90 ID:RCFzhsVk0

長門(思ったより普通の反応・・・もっと嫉妬心むき出しの方が面白い)

古泉(今夜はバイトがなければいいのですが。)

みくる「あ・・・じかんですね。そろそろ帰りましょうか。」

ハルヒ「そうしましょう。ではまた明日。」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 16:28:29.52 ID:RCFzhsVk0

キョン自宅

プルルルル

キョン「もしもし。」

長門「話がある。来てほしい。」

キョン「あーすまん。今から朝日奈さんちへ行くことになったんだ。」

長門「そう、ならいい」

ガチャ・・・

長門「あの雌豚・・・そのうち養豚場に送りつけてやる。」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:34:53.56 ID:RCFzhsVk0

ハレグウは少ししか知らんがおもしろいよな。あれ


公園

キョン「朝日奈さん!」

みくる「キョン君。こんな遅くにごめんなさい。」

キョン「いえいえ、朝日奈さんの頼みならいつでも聞きますよ。」

みくる「ありがとう。そこのベンチに座りましょう。」

キョン「で・・・話って何ですか?」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 16:39:09.06 ID:RCFzhsVk0

みくる「実は・・・・」ガバッ

キョン「!!いきなり抱きついたりして・・・・ハルヒ・・・」

ハルヒ「・・・・あんたたち一体なんなのよ・・・」ダッ

みくる「計画通り」

キョン「あからさますぎますよ。」

みくる「そうでしゅか?」


長門「あの乳め・・・私のキョンを・・・」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 16:50:58.92 ID:RCFzhsVk0

次の日の放課後

ハルヒ「あの・・・キョン、昨日の事なんだけど・・・」

キョン「別にいいだろ。」

長門「私はよくない。しっかりと説明するべき。雌豚が」

古泉「そう・・・です・・・しっかりと説明をいただかないと僕の体の傷が納得しません。」

みくる「人に物を頼む態度じゃないでしゅよww」

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 16:56:42.77 ID:RCFzhsVk0

長門「それと、涼宮ハルヒ。あなたはいつまでそのような態度でいるつもり」

ハルヒ「だって有希が・・・」

長門「私は性格を変えろなんて一言もいってない。」

古泉「長門さん、飽きたからってその態度は酷いですよ。」

ハルヒ「どういうこと・・・私で遊んでいたの?」

みくる「とても面白かったでしゅよ。」

長門「爆笑物」

キョン「悪いが面白かったぞ」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:05:08.28 ID:RCFzhsVk0

ハルヒ「ひどい・・・みんな・・・ひどいよ」

長門「あなたの態度が原因。前にも言ったはず。」

長門「性格を変える以外にもなんらかの対処のしようがあったはず。」

みくる「ばーか。この時期にキャラ変えるなんておかしな事をするからでしゅ!」

ハルヒ「ゆるさない・・・。」

古泉「厄介なことになりましたね・・・」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:10:41.45 ID:RCFzhsVk0

キョン「どうした。古泉」

古泉「閉鎖空間が発生しました。三つ同時にです」

キョン「多いのか」

古泉「通常は、ひとつです。極たまに二つ同時にできることがあります。三つは異常です。」

古泉「戦力も分散してしまうので、単純に神人を倒す時間がかかりすぎてしまいます。」

古泉「かつてない危機です。」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:15:55.18 ID:RCFzhsVk0

古泉「では、僕はこれで帰ります。バイトが入りました。」

古泉「帰ってくることができたら。愛でも語りあ(ry」

キョン「断る」

古泉「・・・まあいいでしょう。」

キョン「生きて帰ってこいよ。」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:19:49.55 ID:RCFzhsVk0

バタッ!

キョン「!!!」

長門「涼宮ハルヒが倒れた。おそらく閉鎖空間を同時に複数作った反動。」

みくる「まったく厄介なお人で(ry)」バキッ

長門「いつまでそれを続けている。限度を知れ。」

みくる「すいません」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:27:07.41 ID:RCFzhsVk0

キョン「いままでの態度は例の計画の布石だったはず。」

キョン「やりすぎたよな。これ」

長門「分かっている。反省もしている。けど言わせて、全部この雌豚に責任がある。」

みくる「なんてこと言うんですか!あなたもノリノリだったくせに!」

長門「あなたに言われる筋合いはない。彼を呼びだしてまで彼を抱いた。」

長門「それを涼宮ハルヒに見せたのもあなた」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:36:27.58 ID:RCFzhsVk0

長門「責任の所在は朝比奈みくるにある」

みくる「わかりましたよ。もういいです。責任は私にありますー。」

キョン「長門」

長門「何?」

キョン「俺たちにできることはないのか?」

みくる「そんなものはありませんよ。きっと・・・」

長門「彼は私に質問している。あなたの答えなど不要。黙ってるべき」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:42:00.77 ID:RCFzhsVk0

長門「あの時のようにキスをすべき。」

キョン「あの時は閉鎖空間内だったから帰ってこられたんだぞ?」

キョン「ここは、普通の何もない部室だ。キスどうなる。」

長門「そう。ただのキスではどうにもならない。」

長門「あなたの粘膜が涼宮ハルヒの粘膜に触れることが必須条件である」

長門「その上、あなたの粘膜。つまり唾液にも手を加える必要がある。」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:47:34.98 ID:RCFzhsVk0

キョン「つまり・・・どうすれば?」

長門「簡単なこと。あなたが私とキスをする。」

キョン「なん・・・だと・・・。」

長門「そのあと、あなたは涼宮ハルヒとキスをする。」

みくる「そんなの認めません!」

朝倉「長門さん・・・そんなくだらない嘘をついてる暇があると思っているの?」

長門「雌豚共め・・・邪魔をするな。」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:52:44.36 ID:RCFzhsVk0

キョン「なんだ、嘘なのか。」

長門「嘘じゃない。」

朝倉「いい加減になさい。私たちも仕事よ。機関の人たちと共同戦線で神人狩りよ」

長門「わかった。ここはおとなしく下がる。でもあきらめない」

朝倉「さっさとしてよ〜。時間がないんだから。」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:55:37.91 ID:RCFzhsVk0

みくる「これでやっと二人きりですね。」

キョン「ハルヒがいますけど?」

みくる「寝てるので関係なしです。」

みくる「さて、お楽しみの時間です。」

キョン「時間がないんですよ。あまり遊ばないでください。」

みくる「そう・・・私の唇は要らないんですね・・・」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 17:59:40.28 ID:RCFzhsVk0

キョン「いや・・そんなこと言ってないじゃないですか・・・」

みくる「じゃあキスして。」

キョン「まずはハルヒにしないと、すぐにハルヒが目覚めて神人が消えるとも限らないし。」

みくる「うええええん・・・キョン君が、キョン君が〜」

キョン「泣かないでください。世界のためですから。」

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:03:39.42 ID:RCFzhsVk0

閉鎖空間

古泉「これは・・・まずいですね。」

古泉「こんなに大きいとは・・・」

古泉「あと一体だっていうのに・・・これでは・・・もう・・世界は・・」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:08:30.56 ID:RCFzhsVk0

続 閉鎖空間

長門「gthmが倒れてる。」

朝倉「そんなこといってないでとっとと戦闘開始よ。」

朝倉「絶対に生きて帰るのよ。長門さん」

長門「当たり前。でなければ例の計画の成功はありえない。」

朝倉「分かってるじゃない。そこのホモ。起きてるんでしょ。手伝いなさい。」

古泉「わかり・・ましたよ・・。僕も相当きついんですけど・・・ね」

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:13:32.73 ID:RCFzhsVk0

部室

キョン「ハルヒ・・・やっぱりさ・・・俺お前のことが・・・」

みくる「うわーん、キョン君に捨てられた〜〜。あんなにご奉仕したのに〜」

キョン「あんまり人聞きの悪いこと言わんでください・・・」

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:17:10.29 ID:RCFzhsVk0

閉鎖空間

古泉「なんとか。倒せましたね・・・けど悪い報告です。新たに数ヶ所、閉鎖空間が出現しました。」

朝倉「まだ・・・いるの・・・・」

長門「大丈夫・・・私たちならやれる。」

古泉「そうです。僕たちなら・・・あとは彼次第です。」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 18:21:25.76 ID:RCFzhsVk0

部室

キョン「いいかげんにしてください!気持ちが落ち着かないじゃないですか!」

みくる「そんなこと知りません!人目も憚らずにとっとと涼宮さんとキスでもセックスでもすればいいじゃないですか。」

キョン「朝比奈さん・・・もういい、ていっ」ドゴッ

みくる「ぐはっ。女の子相手なのに・・・・」バタッ

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:28:08.14 ID:RCFzhsVk0

キョン「・・・死んだか・・・まあ、よし。」

キョン「よし、覚悟はできた。いくぞ・・・」


閉鎖空間

朝倉「12体目!」

長門「こちらはすでに15体」

古泉「・・・人間じゃない・・・じゃなくて。」

古泉「各場所に出現した閉鎖空間が合体してひとつの空間になってもう一時間・・・」

古泉「彼はもうキスをしたんでしょうか・・・・」


古泉「僕もしたかったです。」

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:32:35.04 ID:RCFzhsVk0

朝倉「ヤヴァイぞ。囲まれた。」

長門「分かっている。対策を行う。13秒稼いで」

古泉「分かりました。行きますよ!朝倉さん」


13秒後

長門「解析完了・・・殲滅する」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:36:10.34 ID:RCFzhsVk0

長門「ふん・・・そんなものきかない」

朝倉「さすが長門さんです。」

古泉「そうです。ですがもうそのがんばりも必要ないようです。」

朝倉「あ・・・・神人が消えていく・・・」

古泉「彼はキスをしたようです。・・・うらやましい。」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:41:46.92 ID:RCFzhsVk0

エピローグ

一同「誕生日おめでとう!」

ハルヒ「みんな・・・ありがと・・・」

朝倉「ごめんね。涼宮さん・・・冷たくして・・・全部ね、これのためだったの。」

古泉「そうです。なんていうんですかね。要するにツンデレです。」

キョン「まぁすまなかった。」

長門「心から謝罪する」

みくる「ごめんなさいでしゅ」

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:46:32.73 ID:RCFzhsVk0

古泉「キョン君あなたにはまた感謝しなければなりませんね。」

古泉「あのままではいずれ全滅する可能性がありました。あの二人もよくがんばってくれました。」

古泉「あなたのおかげです。よくやってくれました。」

キョン「まぁ、するまでが大変だったけどな・・・」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/19(火) 18:51:14.62 ID:RCFzhsVk0

長門「私たちからプレゼント」

ハルヒ「なになに・・・ありがと・・・うれしい・・・」

古泉「僕からもです。」

ハルヒ「おいしそうなケーキね。ありがとう。後でおいしくみんなでいただくわ!」

キョン「あ〜俺からもあるんだが・・・」

ハルヒ「あんたはいいわ・・・」

ハルヒ「もう・・・もらったから・・・」




102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/19(火) 18:54:30.43 ID:RCFzhsVk0

SS初めてだったが書き終えたぜ

見てくれた人ありがと!



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