日下部みさおに消しゴム貸してもらいたい


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3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 12:06:34.53 ID:j+9cTyTKO

男「・・・・・・しまった。消しゴム忘れた。
  まいったなぁ、テストなのに・・・・・・」
みさお「おっす、男〜。どうかしたのか?」
男「いや、消しゴム忘れちゃって・・・」
みさお「え? ・・・馬鹿だなぁ男。これ使えよ」
男「あ、貸してくれるの?」
みさお「おう。終わったら返しに来てくれよな〜」
男「ほんとありがとな、日下部。助かったよ。」
みさお「んふふー///」


みさお(どうにかテスト中はシャーペンの消しゴムで間に合いますよーに・・・)

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 16:17:02.60 ID:j+9cTyTKO

みさお(んあっ、また間違えた・・・)ゴシゴシ

男(うー・・・難しいなぁ・・・
  ってあれ? 日下部・・・シャーペンの消しゴム使ってるのか?)

みさお「むぅー・・・」グシグシ
男(じゃ、じゃあこの消しゴムって・・・・・・)


キーンコーンカーンコーン・・・


みさお「ほえほぇ〜・・・なんとか・・・セーフ・・・」
男「あ、あのさ日下部・・・」
みさお「お、男〜。どうだった? 難しかったなー」
男「これ・・・返すよ。消しゴム、ないんだろ?
  ごめんな、迷惑かけちゃって・・・」
みさお「えっ? えっと、」
男「二つ持ってるやつから借りるからさ。・・・ありがとな。」
みさお「あっ、・・・あ、ちょっとたんま!
    これをこーして・・・」カチカチカチカチ、キュッキュッキュッ・・・
男「?」
みさお「ほら、カッターで二つにすればいいんだ。
    最初っからこうすればよかったのにな〜。
    あたしバカだから思い付かなかったぜ。へへっ////」
男「日下部・・・」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 17:09:58.65 ID:j+9cTyTKO

キーンコーンカーンコーン・・・


男「これ、お礼な」
みさお「おおっ、アイスじゃん! やったぜぇ!」
男「消しゴムも・・・弁償するよ」
みさお「な、何言ってんだよ〜。別にいいってヴぁ。
    好きでやったことだし」
男「そう・・・かな?」
みさお「そうそう。好きで・・・、・・・好意でやったことだから、な」
男「うん・・・とにかくありがとう。」
みさお「おーぅ! いつでも頼ってくれよな!」


あやの「なんだか嬉しそうじゃない?」
みさお「そうか〜? んふー♪」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 17:22:18.36 ID:j+9cTyTKO

先生「こないだのテスト返すぞー」


ガヤガヤ・・・
ザワザワ・・・


先生「日下部ー」
みさお「はぁーい・・・」

男「・・・・・・」

先生「どうしたんだ? この黒ずみは」
みさお「ちょっとまぁ色々と・・・へへ」
先生「消しゴムぐらいちゃんと持って来いよ。」
みさお「わかりましたってヴぁ」
先生「点数も結構危ないからな。次は頑張れよ?
   次、男ー」

男「あ、はい」ガタン、
先生「よし、この調子で頑張るようにな。」
男「はい」

みさお「・・・・・・」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:01:34.91 ID:j+9cTyTKO

みさお「・・・男ー、どうだった?」
男「う、うん・・・まぁまぁかな。
  日下部は?」
みさお「うぅ・・・・・・」
男「あ、・・・ごめん、俺が邪魔したからだよな・・・」
みさお「ちっ、ちがうって〜! もともと勉強してなかったし!」
男「ごめん・・・」
みさお「だ、だからぁー・・・・・・あ、そしたらさ」
男「・・・?」
みさお「今度、勉強教え────」

かがみ「あっ日下部ー!
    あんた私と峰岸があれだけ教えたのにこんな点とって!」
あやの「まぁまぁ、柊ちゃん・・・」
みさお「か、勝手に見るなよぅ!」
かがみ「どうせまた直前になって泣き付くんだろうから、今日からちゃんとやるわよ!」
みさお「あ・・・あぁ、・・・」

男「・・・・・・?」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:09:05.86 ID:j+9cTyTKO

かがみ「それでこれは中点連結定理で・・・・・・」
みさお「疲れたぁ・・・少し休憩しようよぅー」
かがみ「あんたねぇ・・・」
あやの「・・・でも今日はなんだか調子悪いみたいね」
かがみ「え? そうなの?」
みさお「むぅー・・・別にそんなことないけどさ」
かがみ「じゃあ一息入れたらさっさと続きやるわよ。
    あんたのためなんだからね!」


みさお「・・・・・・柊のバカぁ」ボソッ


かがみ「なんだとー!?」ガタン
あやの「ひ、柊ちゃん、図書室だよ図書館」

みさお「あーあ・・・・・・」グス

かがみ「えっ、ちょっ、なんで涙目になってんのよ!」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:25:56.01 ID:j+9cTyTKO

男(あ、そうだ。消しゴム買っとこう。

  ・・・・・・日下部って、誰にでもあんな優しいのかな・・・)


かがみ「な、なんだかわからないけど悪かったわよ・・・」
みさお「ん・・・別に・・・あたしもごめん・・・」
かがみ「(ちょっと、峰岸何か知らないの?)」
あやの「(うーん・・・)」

みさお「・・・・・・それで、ここどうやって解くのさ?」

かがみ「え、あ、そこはほら、この定理を使ってね? ここがわかるから・・・」
みさお「うん、・・・うん」
かがみ「そしたらここも一緒にわかるでしょ?」
みさお「うん・・・」

あやの「・・・・・・」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:34:22.58 ID:j+9cTyTKO

男(・・・あれ? コンビニなくなってる?
  ・・・・・・ちょっと戻らないとダメか・・・)


あやの「ねぇ、その問題終わったらちょっとどこか寄って行かない?」
かがみ「・・・そうね、もう結構やったし。」
あやの「ね? みさちゃん。」
みさお「ん・・・、・・・・・・うん。ありがと、二人とも」
かがみ「う、うん」
あやの「駅前に、美味しいクレープ売ってるの知ってる?」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:46:21.59 ID:j+9cTyTKO

男(・・・げ、ここも閉まってるのかよ。
  駅まで戻らないとダメだな・・・・・・)


あやの「ほら、あそこ」
かがみ「う・・・良い匂いしてるじゃない・・・」
あやの「あ、柊ちゃんひょっとして・・・?」
かがみ「まぁ・・・ちょっとぐらいなら、ね。
    そんなに変わらない変わらない・・・」
あやの「そんな自分に言い聞かせるように言わなくても・・・」
みさお「・・・・・・あ、先にコンビニ寄って来ていい?」
あやの「え? うん、じゃあ先に注文しておくけど、何がいい?」
みさお「二人と違うやつで、うまそうなやつ頼んでくれ」
かがみ「さてはつまみ食いする気だな?」
みさお「柊ぃ、その発想が柊だなー」
かがみ「なにをー!?」
あやの「うふふ、じゃあ行こっか、柊ちゃん」
みさお「あたしのまで食べるなよー!」タッタッタッタッ・・・

かがみ「ぬぅ〜・・・」


みさお(見間違い・・・じゃあないよな?)

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 18:57:45.57 ID:j+9cTyTKO

ウィーン、
店員「いらっしゃいま────」

みさお「男ーっ!」
男「えっ、うわっ、日下部!? なんでここに?」
みさお「男こそ、帰ったんじゃなかったのか?」
男「まぁそうだったんだけど・・・・・・その、消しゴムを・・・」
みさお「なるほどな〜。
    消しゴムなくすなんて、おっちょこちょいだなー男は」
男「はは・・・」
みさお「それで、あのさ、消しゴムの弁償とかほんと気にしないでいいから!
    で、でも、その代わりにさ・・・・・・」
男「?」


あやの「みてみて柊ちゃん、ミートボールだって」
かがみ「うわぁ・・・色々あるのねー」
あやの「みさちゃんはこれでいいかな。
    私は・・・シナモンってシンプルで美味しそう。
    柊ちゃんは?」
かがみ「・・・・・・ジャ、ジャンボチョコカスタード苺が美味しそうかなー、って・・・・・・」
あやの「・・・・・・」
かがみ「じょっ、冗談よ冗談!」

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 21:48:37.74 ID:j+9cTyTKO

みさお「うわっ! 柊なにそれでっけー!」
かがみ「う、うるさいっ皆まで言うなぁ・・・・・・」パクパク
あやの「はい、みさちゃんはこれ。」
みさお「なにこれありえねぇ! ミートボールじゃんか!」
あやの「落とさないようにね?」
みさお「ありがと、あやのー!
    はぁん〜むっ」パクッ

もぐもぐ、
ごっくん。


かがみ「おいしそうに食べるなぁ・・・」
あやの「お味はどう?」
みさお「最高だぜぇ〜!
    柊ぃ、口にクリームつけたまま物欲しそうな顔するなよぅ」
かがみ「なっ・・・」


男「・・・・・・消しゴムと、シャー芯も買っとこう。」

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 22:01:27.46 ID:j+9cTyTKO

みさお「じゃあな〜柊ぃ〜」
かがみ「・・・また明日ね。」
あやの「ばいばい、柊ちゃん」


みさお「きっと柊、また家で体重計とにらめっこしてるぜ」
あやの「あはは、そうかもね。
    ・・・ねぇ、みさちゃん?」
みさお「んー?」
あやの「・・・・・・今度一緒にクッキー焼いてみない?」
みさお「くっきー?・・・・・・
    ・・・・・・クッキーかぁ・・・」

あやの「今度の勉強会の時用に。」

みさお「・・・・・・うん、そーだな!」
あやの「沢山作って、柊ちゃんにも食べてもらおうよ」
みさお「あやの〜、柊のダイエット終わらせない気だなぁ?」
あやの「うふふ・・・」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 22:16:48.32 ID:j+9cTyTKO

〜〜♪ 〜〜、〜♪

男「おっ、とと・・・・・・」ピッ


7/18(金)18:32
from:日下部みさお
sub :やっほー

本文:日下部みさおです。
   届いてるか〜?
   無理なおねがい聞いてもらってありがと!
   よろしく頼むからな!


男「・・・・・・」


for :日下部みさお
sub :RE:やっほー

本文:ちゃんと届いてるよ。
   そんなことでお返し出来るなら、お安いご用だよ。
   日下部のおかげで出来たようなテストだし。
   また、細かいことは後で決めよう。


男「送信、っと・・・・・・
  ・・・・・・よしっ」

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 22:29:22.74 ID:j+9cTyTKO

あやの「と言うわけで、今から私の家に集合ね」
みさお「了解だぁー!」
かがみ「体重・・・・・・体重がぁ・・・・・・」
みさお「柊は走ればいいじゃん!」
かがみ「う・・・ど、どうせ峰岸の焼いたクッキー食べるなら同じでしょ・・・・・・」
みさお「柊ぃ、じゃあもうあんま気にすんなってヴぁー」
かがみ「悪魔の囁きだ・・・・・・
    それに負けるあたしって・・・・・・」
あやの「まぁまぁ・・・」


男(相変わらず、楽しそうだなぁ、あの三人・・・)

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 22:47:14.95 ID:j+9cTyTKO

あやの「今、冷たい紅茶も淹れるからちょっとまってね」
みさお「あたしも手伝うー」
かがみ「はぁー・・・・・・私にも働かせて・・・・・・」
みさお「焼け石に水、って知ってるかぁ?」
かがみ「この・・・っ!」
あやの「ふふ、はいお待ちかね。」

カタン、

かがみ「あれ? 今回はやけに凝ってるじゃない」
みさお「いいから早く食べてみ?」
かがみ「にやにやするなよ・・・・・・どれどれ、このマーマレード乗ってるやつを」
みさお「おっ、お客さん、お目が高い!」
かがみ「う、うるさいなぁ。」ひょい

ぱくっ

あやの「お味はどうかな?」
かがみ「へぇー、すごいおいしいじゃない。
    絶好調のつかさでも珍しいわよ、この出来栄えは」
みさお「だってさ! だってさ! あやの、聞いたかっ!?」
あやの「柊ちゃん、それ作ったのわたしじゃないの」
かがみ「へ?」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 22:54:38.67 ID:j+9cTyTKO

みさお「んふふー///」
かがみ「まさかこれ・・・日下部?」
みさお「さすが柊は味のわかるやつだぜぇ!
    頑張ったんだもんなぁー、あやの! へへへっ」
あやの「みさちゃんは飲み込みが早いからね?
    今度からはクッキーはみさちゃんに任せようかしら」
かがみ「てっきり鍋を爆発させるタイプだと思ってたのに・・・・・・」
みさお「残念ながら、柊じゃないんだよーだ」
あやの「これも食べてみて?」
みさお「これも、これも、こっちも自信作だぜぇ!」
あやの「わたしも一つ貰うわね。」
みさお「あたしも!
    自分で作ったものを食べるなんて調理実習以来かな〜」

あやの「みさちゃん、人のためにお菓子を作ったのは初めてじゃない?」

みさお「・・・そうだな〜。えへへ」
あやの「これを食べ終わったら、
    あ、食後の運動がてらちょっと買い物に行きたいんだけど・・・・・・」
かがみ「買食い以外ならいいわよ」モキュモキュ
みさお「えー? あのクレープまた食べたかったのにぃ〜」モフモフ
あやの「うふふ、また行きましょうね。」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 23:03:54.97 ID:j+9cTyTKO

ガヤガヤ・・・


かがみ「それで、何を見に来たの?」
あやの「服をちょっとね。」
みさお「服かぁ、服買うの苦手なんだよな〜」
あやの「大丈夫よ、わたしや柊ちゃんが居るんだから」
かがみ「そんなに当てにされても困るけどね・・・
    っていうか日下部の服を買いに来たの?」
あやの「わたしも買うけど、せっかくだしね」
みさお「たまにはあやのみたいな可愛い服も着てみたい・・・・・・かなぁー、ってさ」
かがみ「な、なになに? やけに可愛らしいこと言うじゃない」
みさお「う、うるさいってヴぁ///」

あやの「ほら、あっちにいいお店があるよ」
かがみ「どれどれ、つかさの分も見繕っておいてやるか・・・」

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/18(金) 23:22:06.30 ID:j+9cTyTKO

あやの「んー・・・みさちゃんは結構スタイルいいから、こう言うのも着れるかな?」
かがみ「ちょっとカッコいい感じのがいいかもね。」

みさお「え?・・・そう・・・?」

あやの「でも、ジーパンよりこっちのスカートの方が・・・」
かがみ「この長いやつ、もうちょっと短い版の無いかな?」

みさお「う?・・・え・・・?」

あやの「うーん、こっちのワンピースはちょっと髪型もいじった方が・・・」
かがみ「夏っぽいのにすれば、自然に合うかも・・・」

みさお「・・・?・・・?」

あやの「じゃあこっちのキャミに・・・・・・」
かがみ「それは露出がちょっと・・・・・・」
あやの「そこでこれを羽織れば・・・・・・・・・」
かがみ「ならこっちのスカーフでも・・・・・・・・・」

みさお「あぅ・・・・・・あやのー・・・柊ぃー・・・・・・少し休憩しようよぅ・・・・・・」

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:05:50.70 ID:1rt39waXO

あやの「結局、大人しめのに落ち着いたわね」
かがみ「雰囲気変わるもんだなー」
みさお「こ、これはいいのか?
    よ、よくわからないんだけど・・・・・・」
あやの「大丈夫大丈夫。ね、柊ちゃん?」
かがみ「少なくとも間違いはないはず・・・」
みさお「柊ぃー・・・駄目ならダメってはっきり言ってくれよぅ・・・」
かがみ「ないない! ダメじゃない。
    あんた表情が堅いのよ」
あやの「みさちゃん、笑顔笑顔。」
みさお「むちゃ言うなよぅ・・・」

175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:31:50.64 ID:1rt39waXO

あやの「みさちゃん、お疲れさま。」
みさお「なれないことしたから疲れた・・・・・・」
かがみ「まぁこんなに試着し倒すのも珍しいけどね」
あやの「次はこんなに時間かからないよ、大体の勝手は分かったし」
みさお「つ、次? まだ次があるの?」
あやの「そのうち、ね」
かがみ「せっかくだしそれ着て帰りなよ日下部」

みさお「で、でも・・・・・・なんかスースーするし・・・」

かがみ「それ女装した男の子のセリフ」
あやの「スカートぐらいはいたことあるでしょ?」

みさお「むぅー・・・・・・」

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:48:42.41 ID:1rt39waXO

男(参考書も買ったし、後は家で・・・・・・ってあれ?
  あれって・・・かすか・・・・・・べ・・・・・・!?)


あやの「じゃ、わたしの家でちょっと休みましょ」
かがみ「あー、私そろそろ・・・・・・」
あやの「あら、そう?
    じゃあ、今日は付き合ってもらってありがとね、柊ちゃん」
かがみ「まぁたまにはいいかもねー、こう言うのも。
    久し振りに買い物らしい買い物したし。」

みさお「なんか、使ったことない筋肉が筋肉痛になりそうなんだけど・・・・・・」

かがみ「あはは、お疲れお疲れ。
    ────でも、」

みさお「?」

かがみ「・・・・・・うん。日下部、あんた────」


男(か、可愛い・・・・・・!?)

182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 01:53:30.68 ID:1rt39waXO

かがみ「────だから、自信持ちなって。ね?」

みさお「うぅー・・・あやのー、柊がなんか優しいよぅ」
かがみ「悪いか!?」
あやの「うふふ、でもみさちゃん、ほんとに可愛いよ?」

みさお「な、なんかやめてくれ、このむずかゆい空気!」

かがみ「可愛い可愛い」
あやの「みさおは可愛い」

みさお「みゅー・・・・・・///」


男(し、私服だとあんなの着るんだ・・・・・・)

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:09:57.09 ID:1rt39waXO

あやの「はい、冷たいココアをどうぞ」
みさお「お、ありがとー」
あやの「うーん、やっぱり雰囲気変わったね」
みさお「変わったって・・・・・・柊も言ってたけどさ、その、どんな風に・・・?」
あやの「うーん、そうねぇ。
    一言で言うと、」

みさお「・・・・・・」コクン

あやの「女の子っぽくなった、かな?」
みさお「・・・・・・むむむ・・・」
あやの「そんなに難しい顔しなくていいのよ。
    クッキー焼いて、可愛いお洋服着て、好きな人ができて・・・・・・」

みさお「ヴぁっ!?、ごほっえほっ、げふんけふんっ」
あやの「ちょっとちょっと、大丈夫? 気管に入ったの?」さすさす

みさお「はぁ・・・けふっ・・・・・・
    ・・・あやのー・・・・・・」
あやの「・・・なぁに?」
みさお「あたし、がさつだし、バカだし、よく分からないし・・・
    怖いんだってヴぁ・・・・・・」
あやの「大丈夫、大丈夫よ。大丈夫だから、ね? みさちゃん」

ぎゅっ

あやの「わたしは、みさちゃんの味方だからね」
みさお「あやのー・・・・・・!」

ぎゅう・・・っ

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:18:02.23 ID:1rt39waXO

かがみ「へー・・・それで、今日は日下部はいないわけか」
あやの「うん。一回家に帰ってから、図書館に行くって」
かがみ「なるほどなぁー。日下部が・・・・・・ふぅーん・・・」
あやの「何か言いたげね?」
かがみ「いや、いやいや、別にそんな・・・・・・
    ただ、ちゃんとできるのかなぁー、って」
あやの「そうねぇ・・・・・・」
かがみ「────どこの図書館?」
あやの「駅前の。」

かがみ「・・・・・・。」
あやの「・・・・・・。」


男(財布、携帯、筆記用具、ノート、鞄、・・・
  ・・・髪型よし、服装・・・・・・多分よし、・・・・・・うぅ・・・もう一度確認しとこう・・・・・・)

ガサガサ、

男(日下部、どんなかっこで来るんだろ・・・・・・)

193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:26:04.64 ID:1rt39waXO

かがみ「なんかすっごい下品なことをしてるような・・・」コソコソ
あやの「この際仕方ないでしょ?
    どうせ気になって勉強なんか出来ないんだから・・・」ヒソヒソ


男「・・・・・・」ソワソワ


かがみ「あ、・・・ほら、あれ男?
    へぇー・・・なかなかいい感じじゃん」コソコソ
あやの「うん、かなり気を遣ってるみたいで・・・うふふ」ヒソヒソ

かがみ「でも、そろそろ時間よね・・・?」
あやの「の、はずなんだけど・・・・・・」キョロキョロ
かがみ「・・・・・・ねぇ、あれ・・・・・・」
あやの「え?・・・・・・えぇ!?」


みさお「・・・・・・」

195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:37:10.51 ID:1rt39waXO

男「あ、・・・日下部」
みさお「ごめんな、待たせて。ごめん。」ペコッ
男「い、いやいや! 今着いたところだから、ほんと。
  じゃあ、暑いし図書館入ろうか?」
みさお「うん・・・」

男(き、昨日より・・・何というか、普段着っぽくなってる・・・・・・
  ほっとしたと言うか、うーん・・・・・・)


かがみ「なんでっ!? あの服装って今日のためのじゃなかったの!?」
あやの「・・・・・・みさちゃん・・・・・・」


みさお「・・・・・・」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:51:42.39 ID:1rt39waXO

男「あ、こっちが空いてるみたいだね」
みさお「うん、・・・・・・うん」
男「く、日下部? 体調悪い? 熱射病とか・・・大丈夫?」
みさお「え、あ、だ、大丈夫、大丈夫・・・」
男「無理しなくていいから、とりあえず座ろう?」
みさお「あ、りがと・・・男」
男「すぐ飲み物買ってくるね?」ガタン、


みさお(あやの・・・・・・柊・・・・・・ごめん・・・・・・
    やっぱり、わかんないよぅ・・・・・・)


かがみ「ど、どうするの?」
あやの「・・・・・・」カチカチカチカチ、・・・
かがみ「・・・・・・」
あやの「・・・・・・みさちゃん、頑張ってるんだよ」
かがみ「・・・・・・うん。」
あやの「柊ちゃん・・・」
かがみ「・・・・・・」

ぎゅっ・・・・・・

202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 02:52:38.52 ID:1rt39waXO

7/25(金) 16:29
from:あやの
sub :件名無し

本文:みさちゃん、みさちゃんは、好きなペースで走ればいいんだよ
   わからなくてもいいから、苦しくない、ゆっくりした速さでいいんだよ
   みさちゃん、いつでも応援してるからね


みさお「・・・・・・」

206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:01:49.61 ID:1rt39waXO

みさお「・・・・・・あや・・・の・・・・」

ポッ、
ポツッ、ポツッ、


男「とりあえず、アクエリアス買って来たけど・・・・・・
  って日下部!? なななっ、泣いてっ・・・・・・!
  どっどこか痛いの!?」
みさお「ご、めん、ごめん、ごめんなさい・・・・・・っ」グスッ、ヒック、・・・

男(おお、お、落ち着け俺!
  俺が焦ってどうするんだ!
  そ、そうだ、落ち着いて考えろ、何が一番いいのか、・・・・・・
  ・・・・・・日下部といつも一緒にいる峰岸や柊なら、こんな時どうするかを考えろ────)


かがみ「・・・・・・」
あやの「・・・・・・」


7/25(金) 16:33
from:みさちゃん
sub :件名無し

本文:ごめん、あやの、柊
   なにも、なにもわかんないよ

211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:10:16.85 ID:1rt39waXO

男「・・・く、日下部、ハンカチ、ほら」
みさお「・・・・・・ん・・・ぁ、りがと・・・・・・」
男「・・・・・・」
みさお「・・・・・・」

男「・・・・・・、」

みさお「・・・・・・」

男「、・・・・・・あ、あのさ」
みさお「・・・?」
男「その、よかったら、そ、相談・・・
  ・・・・・・そんな、峰岸とか柊みたいには、何にも出来ないけど、────

  ────何にもわからないけど────

  ────相談に、のりたいんだ。」
みさお「・・・ぇ・・・・・・あ・・・」
男「ほ、ほら、俺みたいな第三者の方がその、ひょっとしたら、なにかこう、手助け出来る・・・かも・・・・・・」


みさお「・・・・・・相談、・・・のって、くれるか・・・?」
男「も、もちろん!」

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:16:59.36 ID:1rt39waXO

あやの「わたし、余計なことしちゃったかな・・・・・・
    いらないプレッシャーをみさちゃんに掛けて・・・・・・」
かがみ「そんなことない。
    ・・・・・・そんなことないよ、峰岸。」
あやの「でも、でも・・・」
かがみ「そりゃ分からないこともあるわよ、私たちは日下部じゃないんだからさ」
あやの「・・・・・・」

かがみ「でも、峰岸は、日下部を一番支えてあげられる・・・
    ・・・・・・親友でしょ?
    だったら、日下部が帰ってくるまで、・・・応援しようよ」

あやの「・・・・・・うん・・・」
かがみ「ね?」

220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:24:28.49 ID:1rt39waXO

みさお「あたしね・・・・・・」
男「う、うん」ゴクリ、・・・

みさお「好きな人が、できたんだ。
    ひょっとしたら、初めて、かもなんだけどさ・・・」

男「・・・・・・、・・・・・・うん」

みさお「それで、あやのとか柊とかに協力してもらって、
    着たことないような服買ったり、クッキーなんか作ったりして・・・・・・」

男「うん、・・・うん」

みさお「だけど、ほら、あたし、女の子っぽくないじゃん?
    ずぼらだし、なんかてきとーで・・・
    ・・・・・・きっと、好きになんてなってもらえないんだ、って。
    あやのみたいに、可愛くないし、女の子っぽくないし・・・・・・」

男「・・・、・・・・・・。」

みさお「それで、急に怖くなって・・・・・・
    こんな服着て、おまえは何になりたいんだ?って、わかんなくなって・・・・・・」

226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:33:51.51 ID:1rt39waXO

みさお「だから、きっと嫌われるから、
    ・・・嘘の自分を作っても、ほんとの自分でも、・・・・・・
    でも、すごい悲しくて、嫌で・・・・・・
    もう何がなんだか、わかんなくなって・・・・・・ごめんな? いきなりこんな話して・・・・・・」

男「・・・・・・日下部、この間このすぐ近くに、峰岸と柊と遊びに来てたよね?」
みさお「・・・・・・うん。」

男「あの時、日下部が着てた服・・・・・・すごく、似合ってた」


みさお「────!」


男「学校では、確かに男子っぽい、サラッとした感じで、楽しそうに笑ってて、
  はいどうぞ、って消しゴム貸してくれたり。」

みさお「・・・・・・」

男「だけど、あの時、思ったんだ。
  あ、こんなに・・・・・・はかないっていうか、・・・・・・
  ・・・とにかく、すごく魅力的で、学校とは違ってる、そんな雰囲気?・・・も、あるんだ、って」

229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:39:45.28 ID:1rt39waXO

男「だから、その・・・・・・日下部は、自信を持っていいと思うんだ。
  嘘の自分なんて言わなくてさ、無理しろって言うんでもなくて・・・・・・
  えと、・・・とにかく、日下部は日下部なんだよ、うん。
  可愛い・・・服を着た日下部も日下部だし、元気に笑ってる日下部も日下部だし・・・・・・
  俺は、うん。どっちでも、いいと思うな。」


みさお「・・・・・・」

男「・・・・・・」


みさお「・・・・・・ほんとに?」

男「うん。だから多分、その好きな・・・
  ・・・人にも、ちゃんと向き合えば答えてもらえると、思う。
  ちょっと・・・・・・ははっ、もう、なんか・・・・・・悔しいっていうか、そんな気もするけどね。あはは・・・」

235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 03:51:47.38 ID:1rt39waXO

みさお「・・・・・・」

男「きっと、好きな人と・・・あんな服を着て、並んで歩くのは・・・
  ・・・、・・・ほら、すごく絵になる?、し、その・・・・・・

  ・・・ほんとに、可愛いかったし・・・・・・」


みさお「・・・・・・ありがと、男」
男「う、うん。あ、あはは、なんか、相談に乗るとか言って、
  すごい余計なこと言って・・・・・・ごめん・・・・・・」

みさお「うぅん。ほんとに、ありがと。
    だから、お礼のお礼になるんだけどさ・・・・・・


    ・・・・・・じゃあこの、あやのに教えてもらったクッキー、食べてくれる?」


男「────へ?」


みさお「今度は・・・・・・あの服、来てくるよ。
    他の服もまたあやのに選んでもらわないと、だけど・・・・・・
    ・・・そのクッキー、男のために焼いたやつだから、さ」

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 04:05:35.67 ID:1rt39waXO

あやの「そうそう、破れないように、そーっと、そーっと・・・・・・」
みさお「う、うぁ・・・・・・ヴぁ! また破けたぁ!
    あやのー、もうダメだぁ・・・」
あやの「大丈夫大丈夫、誰だってロールケーキ巻くのは難しいんだから。
    はい、柊ちゃん。」
コトッ

かがみ「お前ら一体いくつ失敗作を私に食わせる気だ?
    このキッチン修行に付き合わされるようになってから、私の体重は・・・・・・体重はぁぁ・・・・・・」
みさお「柊ぃ、今度陸上部の朝練に来たらいいんだぜ」
かがみ「う・・・・・・ちょっと真面目に考えさせてもらうわ・・・・・・」

みさお「・・・・・・よぅし、あやの! もっかいチャレンジ!」
あやの「そうこなくっちゃ。」
みさお「んーと、なぁ、あやの。
    ・・・ありがとな。」
あやの「! ・・・・・・うふふ、どういたしまして。
    ねぇ、柊ちゃん?」
かがみ「なによー」パクパクパク

あやの「ありがとう、ね」
かがみ「・・・・・・どういたしまして。」


みさお「おっ、うわっ、みてみてあやの、これできてんじゃね!?」

おしまい

250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/07/19(土) 04:29:26.10 ID:1rt39waXO

携帯厨の遅漏オナニにこんな明方まで付き合ってもらえてほんとうにありがとう。
自分でも書いたり描いたりしてて楽しかった。
みさおもあやのもかがみんも、それと同じぐらいおまいら大好きだぜ。

おやすみ。



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