キョン子「だから顔を近過ぎるんだ!」古泉「いいじゃないですか」


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21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:02:22.00 ID:WhQ66KJX0

書いていいかい?
前にどっかに投下して途中落ちしたやつの続きだけど

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:08:09.36 ID:WhQ66KJX0

まぁダラダラやる

「大丈夫?」

キョン(……ん)

「保健室行こうか?」

キョン(……ああ、授業中に寝ちゃってたのか)

「……ふぅ」
キョン「……いや、保健室とか大袈裟なもんでもないぞ」

朝倉「そうなの? それならいいんだけど……」

キョン「眉毛っ!?」(ガタタッ!
朝倉「い、椅子から転げる程驚かなくてもいいんじゃない? それに眉毛って……」
キョン「……なんでお前がここにいるんだ」
朝倉「なんでって、私とキョンちゃんはクラスメイトでしょ?」
キョン「いや、お前は確かに長門に、って」

キョン「……キョンちゃん?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:09:47.79 ID:WhQ66KJX0

キョン(声が高い。明らかに高い)
キョン(頭が重い。髪の量が多い)
キョン(股が寒い。スカートかよ)

キョン「なぁ眉毛よ、一つ聞いてもいいか?」
朝倉「いいけどさ、眉毛って呼ぶのやめてもらえるかな」
キョン「どうしてだ?」
朝倉「……」
キョン「オーケイわかった。よくわからんが光の速さで納得した」
朝倉「よろしい」
キョン「ここじゃなんだし、昼休みでもいいか?」
朝倉「? いいけど……」
キョン「すまんな」
朝倉「あと、長門さんに、ってどういうこと?」
キョン「そのあたりのことも含めて、長門と三人で話す」
朝倉「……うん、わかったわキョンちゃん」
キョン「それとさしあたってだな」

キョン「“ちゃん”付けはやめてくれ」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:11:10.94 ID:WhQ66KJX0

キョン(多分、いやきっとコイツのせいなんだろうな)
ハルヒ「何?」
キョン「いや、なんでもない」
ハルヒ「相変わらずキョンは変わってるわね」
キョン「そうかい」
キョン(まさかお前にそんなことを言われる日が来るとは思わなかったよ)
ハルヒ「今日はポニーテールでいい?」
キョン「……好きにしてくれ」
ハルヒ「あら、今日はやけに素直じゃない?」
キョン「たまにはそんな日もあるさ」
ハルヒ「やっぱりキョンって変わってるわ」
キョン「……」

キョン(ここで面倒事を起こすのは得策じゃない)
キョン(長門に相談したらなんとかなるだろう、きっと)

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:12:39.98 ID:WhQ66KJX0

ガチャッ

キョン「おい長門、話がある」
朝倉「お、お邪魔しま〜す……」
長門「……」(チラリ
キョン「どうして朝倉がいるんだ?」
長門「……あなたが連れてきたから」
キョン「いや違う。そういう意味じゃない」
朝倉「どうしてって言われても……」

キョン「朝倉はお前がやっつけたはずだろう? 有機なんちゃらを解除して」

長門&朝倉「!?」
朝倉「……もっとスマートにやろうと思ってたんだけどな」
長門「……何故朝倉涼子が対有機体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス
だと知っているの?」

キョン「それと、もう一つ」

キョン「……どうして俺は女になってるんだ?」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:17:19.77 ID:WhQ66KJX0

朝倉「……よくわからないんだけど、生かしておくわけにはいかないかな」(スッ
キョン「冗談じゃないこともわかってるし、笑えない」
朝倉「へぇ、わたしがあなたを殺すって本気で思ってる?」
キョン「思ってる、というか知っている。とりあえず長門は本を読むのをやめてくれ」
長門「……」

キョン「朝倉も、ナイフなんて危なっかしいものはどっかに置いてくれ」

朝倉「っ!?」
朝倉(まだナイフを出してもいないのに……?)

朝倉『……彼女を危険と判断。消去を推奨』
朝倉『消去は保留。彼女が言った事項の確認を優先』
朝倉『拘束は?』
長門『必要ない』
朝倉『了解』

長門「……」(パタン
朝倉「……」(カランッ

キョン「よし、とりあえず二人共真面目に話を聞いてくれるみたいだな」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:18:50.06 ID:WhQ66KJX0

キョン「……というわけだ」
朝倉「じゃあさ、もしかしてわたしは近日中に退場することになってたったこと?」
キョン「ああ、ご丁寧に手紙で俺を教室に呼び出してな」
朝倉「ふぅん……確かにこの状況には飽きてきてたけど」
キョン「それで殺される方の身にもなってくれ、頼むから」
朝倉「わたしには有機生命体の死の概念ってよく理解出来ないんだけど」
キョン「ああ、それも言ってたな。そういえば」

長門「状況は把握した」

キョン「おお、さすがは長門だ! それでどうすれば……」

長門「しかし、原因がわからない以上どうすることも出来ない」

キョン「なるほど、そうすればいいのかっておい!?」
長門「原因の究明が不可欠」
朝倉「うん、何が涼宮ハルヒをこうさせたかがわからないとね」
キョン「じゃ、じゃあ今すぐ原因とやらを見つけてくれ!」

長門「原因究明には時間がかかる」
朝倉「うん、それ無理♪」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:20:13.14 ID:WhQ66KJX0

キョン「ということはつまりあれか?」
長門&朝倉「?」
キョン「しばらく女のままで生活しなきゃならんってことなのか?」
長門「理解が早くて助かる」
朝倉「それに、楽しい状況になったしね」
キョン「調子にのるな眉毛!」
朝倉「だ、だから眉毛って呼ばないでってば!」


長門「……あなたのサポートとして朝倉涼子についてもらう」
朝倉「うん、それが妥当な線かな」
キョン「はぁ……まじかよ」
長門「まじ」
朝倉「さ、もう教室に戻らなくちゃ」
キョン「もうこんな時間か」
朝倉「それに、SOS団への入部希望も出さなきゃだしね」
キョン「……やれやれだ」
長門「涼宮ハルヒの観察と、あなたのサポート兼観察を同時に行うには必要な処置」
朝倉「これから部活でもよろしくね、キョンちゃん♪」

キョン「だから“ちゃん”付けはやめろっての」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/25(日) 18:21:33.68 ID:WhQ66KJX0

朝倉「涼宮さん、機嫌悪そうね」
キョン「ああ、入団表明は後回しにした方が良さそうだ」
朝倉「それじゃ、放課後に」


ハルヒ「あんた昼休みどこ行ってたのよ?」
キョン「どこだっていいだろう」
ハルヒ「む、生意気ね! 団長に逆らう気?」(グイッ
キョン「あたた! おい、髪を引っ張るな!」
ハルヒ「ポニーテールなんて引っ張ってくださいって髪型してるキョンが悪いわ」
キョン「これはお前がやったんだろうが!」
ハルヒ「……とにかく、明日はちゃんと昼休みはここにいなさいよね」
キョン「そりゃまたどうしてだ?」
ハルヒ「はぁ? 一緒にお弁当食べようって言ってたじゃない」
キョン「……お、おお、確かにそうだったな」
ハルヒ「なんていうか大丈夫? 今日のあんたちょっと変よ?」
キョン「……いや、ハルヒに比べたらまだまださ」

キョン(昼は一緒に食べてたのか)

キョン(……そういやハルヒが女子とメシ食ってるの見たことないな)

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:28:02.77 ID:WhQ66KJX0

ガチャッ

キョン「こんにちは〜」

みくる「ふぇ?」

キョン「あっ、すすすっすすみません朝比奈さん今すぐ出ていk」

みくる「あっ、キョンさん」
キョン「まさか着替え中だったとは……って、へ?」
みくる「古泉くんじゃなくてホッとしました〜」
キョン「いや、そのリアクションは違うと思いますよ」
みくる「ふぇ?」
キョン「着替え中に誰か入ってきたら、ひょええええっ! っていうのが朝比奈さんです!」
みくる「も、もう!/// 何言ってるんですか?」
キョン「いえ、何も間違ったことは言ってません! 断言できます!」
みくる「い、いいから早く中に入ってドアを閉めてください〜」
キョン「なんと!? な、なげかわしい……!」

朝倉「キョン“ちゃん”は女の子なんだから、問題はないでしょ?」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:29:43.10 ID:WhQ66KJX0

みくる「そ、そうですよぅ! キョンちゃんは女の子じゃないですか」
キョン「は、はは! ちょっとからかってみただけです」
みくる「あ、あんまり先輩をからかうもんじゃありませんよ?」
キョン「はい、朝比奈さんの胸の谷間より深く反省します」
みくる「も、もうっ!///」
キョン(……忘れてた。今は女だったな)
キョン(考えてみたら、これってかなりおいしい状況なんじゃないか?)

みくる「ところで……その人は……」

キョン「ああ、入団希望でクラスメイトの……」
朝倉「朝倉涼子です。よろしくお願いします朝比奈センパイ」
みくる「朝倉さんがここに……はい、わかりました」
キョン(やけにあっさりしてるな)
みくる「多分、これも既定事項なんでしょうね……」
キョン(……どうやら朝比奈さんも俺の状況を全く知らないらしいな)
みくる「……あの、朝倉さん」
朝倉「はい、なんですか?」

みくる「も、もう一度センパイって呼んでもらえませんか?///」

キョン(知らないどころか、全く役に立ってくれそうもないな)

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:31:38.21 ID:WhQ66KJX0

キョン(事情を知ってる長門は視線を向けただけ、か)
キョン(しかし、この状況は)

朝倉「やっぱりそう思います?」
みくる「はい、わたしもそう思ってたんですよぅ〜!」

キョン(女三人寄れば姦しいとは言うが、俺は中身が男なんだぞ?)
キョン(正直、会話についていけん)

ガチャッ

古泉「すいません、遅れました……おや?」

キョン(む? こいつもしかしたら何か知って……)
古泉「あなたは?」
朝倉「はじめまして、古泉くん」
古泉「どうして僕の名前を? それとこの部室に何か御用でも?」
朝倉「名前はさっきセンパイから聞きました。あと、一応入団希望です」
古泉「なるほど、歓迎します。それと、敬語は使わなくて結構ですよ」
朝倉「うん、わかった」

キョン(……まぁ、コイツに期待なんかしてなかったしな)

キョン(あとはハルヒだけか)

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:41:24.08 ID:WhQ66KJX0

ガチャッ!

ハルヒ「おまたせっ!」

みくる「あ、涼宮さん」
古泉「今日は少し遅かったですね」
長門「……」(チラリ
キョン「おう、掃除当番お疲れさん」
朝倉「こんにちは、涼宮さん。それとも団長って呼んだ方がいいのかな?」

ハルヒ「……なんで眉毛がここにいるわけ?」

朝倉「ま、まゆっ!?」
キョン「あ〜、喜べハルヒ。記念すべきSOS団の新団員だ」
ハルヒ「……そうなの?」
朝倉「ゴホンッ……ええ、よろしくね涼宮さん♪」
ハルヒ「ふ〜ん? まぁ、やる気があれば誰でも歓迎するわ」

キョン(ふむ、案外すんなりと受け入れたな)

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:48:23.31 ID:WhQ66KJX0

ハルヒ「……さ、はやくキョンはメイド服に着替えてちょうだい!」
キョン「はぁ!? マジで言ってるのか?」
ハルヒ「マジよマジ、大マジよ! ほらほら、文句言ってないで!」

キョン(ふむ……これまでの俺は素直に着てたのかもしれんな)
キョン(ここで拒否しても面倒なことになりそうだ)
キョン(……やれやれ)

キョン「それじゃあ、着方をド忘れしちゃったので朝比奈さん、手伝ってもらえますか?」

ハみ古「へ?」
長門「……」
朝倉「?」

キョン「おいおいどうした。皆して鳩が豆鉄砲くらったような顔して」

ハルヒ「……あんた、本当にに着るの?」
キョン「? 何か問題でもあるのか?」
ハルヒ「いや、ないけど……なんか今日のキョンってやっぱり変」
キョン「わけがわからん」

キョン(言う通りにしたってのに何が不満なんだ……)

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/25(日) 18:59:50.41 ID:WhQ66KJX0

部活終了後

キョン「……ふぅ、なんとか一日目が終了したな」
朝倉「おつかれさま」
キョン「ありがとよ」
朝倉「ふふっ、メイド服を着た感想はどうだった?」
キョン「どうもこうもない。俺は朝比奈さんやお前が着た方が似合うと思うぞ」
朝倉「どうも。……っていうかさ、それって嫌味?」
キョン「なにがだ」
朝倉「キョン“ちゃん”、すっごく似合ってたわよ」
キョン「ははは、中々ステキな嫌味だな“眉毛”よ」
朝倉「むぅ〜……」
キョン「お、やるか? やるのか?」

長門「あなたはミスを犯した」

キョン「……いきなりどうした」
長門「……」
朝倉「ミス?」
キョン「いや、自分で言うのもなんだが完璧に近かったと思うぞ」
朝倉「そうね。私には見ててもわからなかったわ」

長門「……いつものあなたはメイド服の着用を頑なに拒否していた」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 13:35:32.21 ID:SkooOAZL0

スレ立てたんだから頑張れ
>>44続き

キョン「そうか……失敗したな」
朝倉「う〜ん、つまりさ、これからもこういうことが起きるかもしれないってことよね」
長門「……」(コクリ
キョン「なんとかしないといかんな。あ〜、めんどくさい!」
朝倉「でも仕方ないわよね。涼宮さんに不信感を与えると……」
長門「……」(コクリ
キョン「何が起きるか分らない、ってんだろ」
朝倉「これは早急に対策が必要かな」
長門「案としては、教育を施す」
朝倉「やっぱりそれしかないか」

キョン「教育って……どういうことだ?」

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 13:43:30.52 ID:SkooOAZL0

キョン「あ〜、もしもし」
キョン「ああ……そう、それで、今日友達の家に泊まるから」
キョン「はぁ!? 男じゃないって! 女の子、それも美少女二人だっての」
キョン「え、何? 電話代われ?」
キョン「……あ〜……ちょっと待ってて」

長門「……任せて」(コクリ
朝倉「え、代わるの?」

キョン「……じゃあ、朝倉さんに代わるから」

長門「!!?」
朝倉「うん、わかった……お電話代わりました、朝倉と申します」

キョン「やれやれ、俺が女だと両親は心配性なんだな」
長門「……そう」
キョン「ん? どうした長門、具合でも悪いのか?」
長門「……別に」
キョン「なぁ、何故だかわからんが怒ってないか?」
長門「……わりと」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 13:59:52.56 ID:SkooOAZL0

505号室

キョン「相変わらず殺風景な部屋だな」
朝倉「あれ、来た事があるの?」
キョン「ああ、男の時に……って、“こっち”ではどうなんだ?」
長門「ある」
キョン「そうかい」
朝倉「それじゃあ、早速色々説明するね」
キョン「……やっぱり覚えなきゃ駄目か?」
長門「……」コクリ
朝倉「私は教室でのあなたの行動を」
長門「こちらは部活内」
朝倉「涼宮さんの周辺情報として記録してあるだけだけど、結構多いわよ?」
長門「……全部覚えて」
キョン「はぁ……マジかよ」

キョン「女とは言え、自分のことを勉強する日がくるとは……」

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 14:10:45.80 ID:SkooOAZL0

朝倉「……そして次にクラスでの交友関係ね」
キョン「やっとか」
朝倉「頑張って」
キョン「おう、話してくれ」
朝倉「クラスの人間に対しては、大抵の場合が距離を置いてるわ」
キョン「それはハルヒみたいに、ってことか?」
朝倉「いいえ、涼宮さんは自発的に遠ざけてるし、周りが引いてるってのもあるの」
キョン「まぁ、わかる気がする」
朝倉「あなたの場合は“面倒だから”っていうのが適切かな」
キョン「面倒? いや、いくら俺だって交友関係を面倒に思ったりはしないぞ」
朝倉「それはあなたが男子だったときのことでしょう?」
キョン「そうだが……女子の場合は違うのか?」
朝倉「そうね、ドロドロしてて面倒臭がるのもわかるかも」
キョン「ストップ!」
朝倉「どうしたの?」
キョン「俺は今、理想というか幻想みたいなものを無残に打ち砕かれようとしている」
朝倉「それが?」
キョン「それがじゃないぞこの“眉毛”! 思春期を舐めるな!」

朝倉「……仲が良いと思ってた女子が、その子がいなくなった途端……」

キョン「や、やめろっ! やめてくれええっ!!」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 14:19:23.15 ID:SkooOAZL0

朝倉「……っていう感じね」
キョン「こ、これがレイプされた時の気分か……!」
朝倉「そんな女の子の実態を聞かされた感想は?」
キョン「脳がはちきれそうだぜコンチクショウ!」
朝倉「でも、そんなあなたが話す人は少ないけどいたわ」
キョン「ああ……それがハルヒとお前か?」
朝倉「ううん、私はどちらかと言えば話さない方だったの」
キョン「は? それじゃあ誰が」
朝倉「谷口くん」

キョン「ゲエエーッ! あいつが!? お、おぞましい!!」

朝倉「あ、そういうのじゃないみたいよ」
キョン「……何?」
朝倉「確かに今のあなたは美少女だけど、」
キョン「……もうツッコムのも疲れたよ」
朝倉「“色気も胸もねぇお前を女としてなんか見ねーよ!”……だってさ」
キョン「あ〜……つまりどういうことだ?」
朝倉「男女で友情が成立するとしたら、っていうのの理想って感じだったわ」
キョン「おお、それはありがたい。しかし、お前モノマネ下手だな」
朝倉「ほ、ほっといてもらえるかな!?///」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 14:34:15.48 ID:SkooOAZL0

長門「部活での動向説明にはいる」
キョン「おう、どんとこい」
長門「基本的に、あなたは涼宮ハルヒへの抑止力として機能している」
キョン「抑止力?」
長門「……」コクリ
キョン「具体的にはどんなことをしたんだ?」
長門「コンピュータ研究部部長への脅迫写真の撮影の阻止、
   バニーガール衣装でのビラ配りの阻止、この二つ」
キョン「おお、女の俺は中々やるじゃないか!」
長門「……」コクリ
キョン「それで、いったいどんな魔法を使ったんだ?」

長門「涼宮ハルヒの肩に手を置き、微笑んだ」

キョン「……は? それだけか?」
長門「……」コクリ
キョン「優しく微笑んだだけであのハルヒが納得するか? 全く想像できんぞ」
長門「違う」
キョン「?」

長門「……あの笑顔は優しいものではなかった」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 14:46:03.90 ID:SkooOAZL0

長門「最後に古泉一樹との関係」
キョン「俺が奴に惚れてるということだったら今すぐ首吊って死ぬからな」
長門「安心していい」
キョン「ほう、聞かせてくれ」
長門「あなたは古泉一樹を嫌っていた」
キョン「……長門にもそうわかるくらいだったのか」
長門「……」コクリ
キョン「まさか所謂ツンデレ的なやつじゃないよな?」

長門『イケメンぶっててイラっとする』

長門『顔が近いんだよ気持ち悪い。調子に乗るなどっか行け』

キョン「今の、俺の声か?」
長門「そう」
キョン「なんていうか……ひどいな」
長門「聞いていてスッキリした」
キョン「お前もひどいな!?……ってかモノマネ上手いな」
長門「眉毛とは違う」
朝倉「ちょっと、あなたまでそう呼ぶの!?」

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 14:58:54.16 ID:SkooOAZL0

朝倉「とりあえず、これである程度の傾向と対策はわかったよね」
キョン「ああ、面倒かけてすまんな」
朝倉「こっちも楽しんでるからさ、気にしなくてもいいよ」
キョン「人事だと思って……」
朝倉「だってさ、新鮮なんだもの♪」
キョン「ああ、そうかい」

長門「とりあえず、一つだけ今すぐ出来る修正がある」

キョン「ん? 俺はもうほとんど完璧だと思うが」
朝倉「……ああ、確かにね」
長門「……」コクリ
キョン「おい、二人だけわかってても意味がないだろう? 教えてくれよ」
朝倉「一人称がさ」
長門「“俺”ではなく“わたし”」
キョン「ま、まてまてまて! その位は許容範囲内じゃないのか!?」
朝倉「ほら、言ってみて」
キョン「おい、ちょっとま……」
長門「わたし」

キョン「……わ、わた……わたし……///」

キョン(俺、どうなるんだろ)

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 15:14:21.16 ID:SkooOAZL0

キョン「……」
朝倉「あ、お風呂あがった?」
長門「……次はわたし」
キョン「……」
朝倉「やっぱり髪が長いと洗うの面倒だよね。好きで伸ばしてるんだけどさ」
長門「わたしは楽」

キョン「……チチもませろコラーッ!!」

朝倉「はぃ!? 何をとち狂って……頭バグったの!?」
長門「朝倉バリアー」
キョン「いい乳ですね、そうですね!」

もにょもにょもにょもにょ!

朝倉「ちょっと二人共やめうひゃああああぁぁぁっ!?」
キョン「唐揚げ美味しく作るなら!」
長門「もみもみ〜」
キョン「もみっもみ〜!」
朝倉「あぅい、いい加減にしてってば!」

スパーン!

朝倉「……っていうかさ、いったいどうしたの!?」
長門「今の行動は良くない」
朝倉「あなたも同罪だからね!」
長門「……そう」

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 15:20:51.76 ID:SkooOAZL0

キョン「……駄目だっ!」
朝倉「は?」
長門「?」

キョン「全く、何も、こみ上げてくるものがない!」

朝倉「ちょっと、それって失礼じゃないかな?」
キョン「黙れ眉毛! 縮めて言うと、眉毛っしゃい!」
朝倉「理解出来ないんだけど!」
長門「朝倉涼子に性的魅力を感じないというだけの可能性がある」
キョン「……む」
長門「ためしにわたしの胸をもんでみるといい」
キョン「……」チラリ

キョン「……うわあぁん! 男に戻りたいよおおおぉ!」

長門「……そう……そう」
朝倉「なにがなんやらさっぱり……」

キョン「情熱の塊のマイサンに会いたいよおおおぉぉぉ!!」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 15:33:49.08 ID:SkooOAZL0

翌朝

谷口「おっすキョン。どうしたショボくれて」
キョン「……あ、谷口か」
谷口「ほんとに元気ないな? 調子悪いのか?」
キョン「お前ほど能天気じゃないだけだよ」
谷口「なんだそりゃ」
キョン「そのまんまの意味だよ」
谷口「まあ、今日こそは朝倉と一緒に弁当を食べるセッティングをしてもらうぜ!」
キョン「いや、今日はお……わたしはハルヒと一緒に食べるから」

谷口「だったら、そこに俺と朝倉、ついでに国木田も誘ってくれよん♪」

キョン「あはは! なんだその動き! すごく気持ち悪いぞ! あはははっ!」
谷口「よんよん♪」
キョン「わ、わかった! わかったからその動きを……くぁははははっ!」
谷口「あ、涼宮と俺の席はちょっと離してもらえるか?」
キョン「ああ、さすがに振られたから気まずいのか」
谷口「のおわっ! な、なんでそのことを知ってるんだ!?」
キョン(あ、やべぇ。女の俺にはそのことを言ってなかったのか)
キョン「あ〜……あれだ」

キョン「……女のカンってやつだ」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 16:25:52.11 ID:SkooOAZL0

昼休み

ハルヒ「……」

谷口「おおっ! 朝倉の弁当美味そうだな!」
朝倉「あ、ちょっと食べる?」
谷口「マジか! 谷口超感激……うめー! なんじゃこりゃ!」
朝倉「あ、ありがと」
ハルヒ「……」
キョン「おい、ハルヒ」ヒソヒソ
ハルヒ「なによ」
キョン「さっきからムスっとしてどうしたんだ?」ヒソヒソ
ハルヒ「今日は二人で食べるって約束したのに」
キョン「え、もしかしてまずかったか?」ヒソヒソ
ハルヒ「涼子はいいのよ、大歓迎」
朝倉「呼んだ?」
ハルヒ「あ、なんでもないわ」
朝倉「そう。それならいいんだけど」
朝倉(……本当は聞こえてるんだけどさ)
キョン「なら、何が問題なんだよ?」ヒソヒソ
ハルヒ「せっかく女の子だけでお弁当食べられると思ったのに……しかも三人で」ボソボソ
キョン「なら何が問題……って、聞くまでもないな」

谷口「唐揚げうめぇwwwwww舌とろけちゃうwwwwwwwwwwwww」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 16:36:10.16 ID:SkooOAZL0

ハルヒ(何よ、あたしが女の子だけでお昼ご飯食べちゃいけないってわけ?)
ハルヒ(しかも今日は、さ、三人で食べれたかもしれないのに!)
ハルヒ(それなのにこの馬鹿は……!)

谷口「ほっぺwwwwwwwww落ちちゃうwwwwwwwwwwwwwww」
国木田「さ、さすがにリアクションしすぎじゃないかな」
朝倉「よ、喜んでもらえて嬉しい、かな」
谷口「ぽろっwwwwwwwとれちゃったwwwwwwwwwwwwwww」

ハルヒ(〜〜〜っ! うざい!!!!!!!!!)
ハルヒ(あたしのささやかな夢くらいかなってもいいじゃないの!)
ハルヒ(べ、べつに夢とかそんなんじゃないけど!)

キョン「おい、谷口」
谷口「ん、なんだキョン?」

ハルヒ(これはまさか……谷口追放フラグ!?)
ハルヒ(さっすがキョンね!)
ハルヒ(あたしの気持ちをよく理解しt)

キョン「お前の真の実力を見せてやれ」

ハ朝国「は?」

キョン「朝のあれを……見せてやるんだ!」

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 16:45:11.74 ID:SkooOAZL0

谷口「しかしあれは……」
キョン「はっきり言うぞ谷口、今のお前はかなりうざったい」
谷口「なん……だと……?」
キョン「だがしかし!」
谷口「!」
キョン「“あれ”をやれば汚名返上……は無理だけど」
谷口「無理なのか!? なぁ、キョン!」
キョン「ちょっとした名誉挽回にはなるかもしれん!」
谷口「っ! しかし俺は……」
キョン「わたしが認める、やっちまえ!」
ハルヒ(どうせヘタレの谷口はやらないわよ)
ハルヒ(ん、喉渇いたわね)

ごくっ

谷口「やらないよん♪よんよん♪」

ぶほあっ!!

キョン「あははははっ! ヤバイ! マジヤバイって!!」
ハルヒ「ゴホッゴホ……な、なんなのよそれぷくく……あははは!」
朝倉「な、なんなのそれ……! ぷくくくく!」
国木田「プギャーwwwwwwwwwwwwww」

谷口(俺、今ものすごく輝いてる! 輝いてるよな!?)

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 16:59:55.18 ID:SkooOAZL0

ハルヒ「……くふふっ!」

キョン「どうした、思い出し笑いでもしてるのか?」
ハルヒ「だ、だってあの動きは反則よ……!」
朝倉「あの動きは宇宙的って感じだったわよね!」
ハルヒ「そうそう! ぷふっ……駄目、思い出すと笑いが止まらない」
朝倉「ちょっと、やめてって、つられちゃうから……! あはは!」
キョン「ま、明日の昼休みはもっとすごいことをやらかしてくれるんじゃないか?」
ハルヒ「あ、明日?」
朝倉「明日もこんなに笑ったら私死んじゃうかも……」

キョン「まぁ、ああいうのに男女差ってないよな」

ハルヒ「うん?」
キョン「馬鹿やって笑い合ったりするのに男女で違いはない、ってことだ」
ハルヒ「……うん、確かにそうね」
キョン「仲良くなった先に、感情次第で違いはあるけどもな」

ハルヒ「どういうこと?」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 17:10:06.63 ID:SkooOAZL0

キョン「例えば、お……わたしと谷口が付き合ったとする」
ハルヒ「はぁ!? あんた正気!?」
キョン「だから例えばだっての!」
朝倉「ちょっとその例えに興味あるな」
キョン「……もしそうなったら、多分ハルヒ達と会う時間が少なくなるだろう」
ハルヒ「うん、それはわかるわ」
朝倉「二人で会いたい、ってことかな」
キョン「まぁ、想像するのも嫌だがそうだな」
キョン「……そういう風になりたい時はどうする、ハルヒ?」
ハルヒ「え? えっと……」

キョン「確かに女子同士の方が仲良くなりやすい」

キョン「でも、そこで怖がらずに一歩踏み出すのが大事なんだよ」

ハルヒ「うん……わかる」
キョン「それだけだ」
朝倉「あ、そういえば涼宮さん掃除当番じゃなかったっけ?」
ハルヒ「そうだったわ! 二人共、先に行ってて!」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 17:17:57.12 ID:SkooOAZL0

朝倉「あなたって、実はものすごく卑怯よね」
キョン「なにがだよ」
朝倉「今のってさ、かなりずるいと思うな」
キョン「どこがだ?」
朝倉「だってそうでしょ?」

朝倉「男の俺と仲良くなりたかったらもっと積極的にきやがれ、って意味でしょ、あれ」

キョン「……あ〜……」
朝倉「うん、でも今のってかなり効果的かもしれないわね」
キョン「そうか」
朝倉「もしかしたら、何かの拍子に男に戻ってるかも」
キョン「ほんと、そうだとありがたいんだがね」

ガチャッ!

キョン「ちわっす」
みくる「……ひぃ」
キョン「まったく、朝比奈さんったらまた鍵をかけ忘れたんですか?」
みくる「ひ、ひ、ひ……!」
キョン「あ、今日のブラはピンクですか? 可愛くて似合ってますよ!」

みくる「ひょえええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 17:27:22.36 ID:SkooOAZL0

キョン「はっは、なんで照れてるんですか」
みくる「出て行ってくださあああい!」
長門「!」
キョン「何も恥ずかしがることはn」

ぐいっ!

キョン「おい、なんで引っ張るんだ朝倉」
朝倉「……今の自分の姿を確認してみたら?」
キョン「……おおおおおおおおぉぉぉっ!」
朝倉「それが理由、かな」
キョン「ない!……いやそんなになかったが。そして……ある! あるぞ!」
朝倉「ふふ、良かったわね」
キョン「……チチもませろコラーッ!!」

もにょもにょもにょ!

朝倉「ちょっと何すんんうあっ!?」
キョン「おお……おおおっ! こみ上げてくるぞ情熱が!」
朝倉「ちょっと、やめ……ふうんっ!」

キョン「ただいまマイサン! 会いたかったぞぅっ!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/26(月) 17:34:42.89 ID:SkooOAZL0

ハルヒ「なっ……何やってるのよあんた達!!」
キョン「ほとばしる熱いパトスで神話になっているところだ!」
ハルヒ「神話じゃなくて犯罪者になってるわよ!」

げしっ!

キョン「うごあっ!」
朝倉「……あ、ありがとう涼宮さん」
ハルヒ「あんたもされるがままになってるんじゃないわよ!」

ぐりぐりぐりぐりっ!

朝倉「ま、眉毛をグリグリしないでーっ!」
ハルヒ「こういうことは駄目なんだからね!」
キョン「わ、わかったからもう蹴らないでくれ! 洒落にならん痛さだ!」
朝倉「ま、眉毛なくなってない? なくなってないよね!?」
ハルヒ「……わかったらとっとと部室に入りなさい!」

ハルヒ「全く、二人共先に行っててって行ったのは、あ、ああいった意味じゃないんだからね!」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/26(月) 17:41:30.32 ID:SkooOAZL0

キョン「なぁ、もしもの話なんだけどな」
ハルヒ「何よ……あ、涼子その唐揚げちょうだい」
朝倉「うん、どうぞ」
ハルヒ「ありがと。……んで、なに?」
キョン「もし、俺が女だったらどうする?」

谷口「キョンが女だったら、さしずめキョン子ってとこだな!」

ハルヒ「そんなこと考える意味なんかないけど、谷口は馬鹿ね」
朝倉「う〜ん、それはちょっと否定できないかも」
国木田「バカハケーンwwwwwwwwwww」
キョン「お前には失望した」
谷口「な、なんだよ!? 俺が何言ったってんだよ!?」

ハルヒ「あだ名なんだから、男でも女でも“キョン”は“キョン”でしょ」


おわり



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