長門「暑い」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:こなた「かがみん何にする?」かがみ「メロンソーダ」

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5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 14:39:02.14 ID:Ed2sdNQOO

長門「暑い」
キョン「お前が暑がるなんて珍しいな」
ハルヒ「でもほんと暑いわよね……」
みくる「メイド服辛いですぅ……」
長門「この季節にしては異常」
古泉「…………」
キョン「どうした? 古泉」
古泉「あたま……いたい……」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 14:43:41.16 ID:Ed2sdNQOO

キョン「おいおい、大丈夫か? しっかりしろよ」
古泉「……う……うぅ……」
ハルヒ「ちょっと大丈夫? 熱中症?」
長門「涼しい所に連れて行くべき」
ハルヒ「この学校の事だし、クーラーどこもついてないと思うわよ?」
みくる「ど、どうしましょう……」
キョン「まだ5月だしな……、とりあえず応急処置だ、綺麗な雑巾持ってくる」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 14:47:46.77 ID:Ed2sdNQOO

長門「私の家にはクーラーがない」
ハルヒ「古泉くん、動ける?」
古泉「無理……です……」
みくる「あわわ……」


キョン「持ってきたぞ、これで良いかな」
ぺた
古泉「……すみません……」
キョン「頭痛薬って効くかな……」
ハルヒ「やっぱり冷やさないと……」
キョン「そもそも几帳面にネクタイ締めてジャケット着てるから駄目なんだって」
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 14:52:29.26 ID:Ed2sdNQOO

キョン「なんだよ全部脱がすわけないだろ」
ハルヒ「そ、そりゃそうだけど……驚いたわ」
キョン「朝比奈さん窓全開お願いします」
みくる「は、はい!」
キョン「古泉、机に伏せるより仰向けのが楽だろ? 保健室行こう」
古泉「……頭……ズキズキして、歩きたく……」
キョン「じゃあ俺が運んでやる」
ガシッ
古泉「!!?」
ハルヒ「!!!!」
みくる「!?」
長門「…………」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 14:55:33.02 ID:Ed2sdNQOO

ハルヒ「こらキョン!! 古泉くんお姫様抱っこで本館まで運ぶ気?」
キョン「しょうがねーだろ起きれないなら! 古泉、ちゃんと捕まってろよ」
古泉「…………(抵抗する気力も沸かない……)」
ハルヒ「ちょっとー!! 良いの!? 古泉くんあんたそれで良いのー!!?」
みくる「仲良しですねぇ」
長門「ユニーク」




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:05:20.92 ID:Ed2sdNQOO

キョン「保健室……まだ開いてて良かったな」
古泉「……」
キョン「体冷やした方が良いだろ、ここに居たら誰にも見られやしないし、脱いだ方が」
古泉「や、いいです……」
キョン「顔赤いぞ? 風邪……ではないよな」
古泉「……涼しくしたら、少し楽になりましたし……、熱中症かと……」
キョン「そうか……」
古泉「…………」
キョン「…………」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:09:27.48 ID:Ed2sdNQOO

キョン「……額に乗せれるようなもん他にないかな」
古泉「雑巾でいいです……」
キョン「わかった」


キュッ ジャー キュッ

キョン「ほら」
古泉「……」
キョン「下校時間までに治るといいが……」
古泉「……治らなくても、……頑張って、帰ります……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:12:48.28 ID:Ed2sdNQOO

キョン「新川さんは?」
古泉「……電話、したら……、……鞄……」
キョン「あ……、持ってくる」
古泉「待ってください……」
キョン「?」
古泉「……まだ、時間ありますし……一緒に……」
キョン「わ、わかった……」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:17:23.44 ID:Ed2sdNQOO

古泉「やっぱり……早く治った方が良いので……恥ずかしいですけど、脱ぎます」
キョン「……そうか、って、恥ずかしいなら俺出た方が」
古泉「良いんです、……あなたなら」
キョン「どっ……、どういう意味だよ、それ……」
古泉「……ふふ、ただ単に……信頼出来る、というだk」
ガラッ
長門「待つべき」
古泉「うわぁ!?」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:23:28.79 ID:Ed2sdNQOO

キョン「な……長門、今のは流石に驚いたぞ」
古泉「いたた……あ、頭が……」
長門「私が適切な処置をする。あなたはもう帰っていい」
キョン「何でだよ!?」
長門「独占は良くない」
古泉「あっ、あの……」
長門「早く脱いで」
古泉「でも……海とかの場所ならまだしも……」
長門「意識する必要はない」
古泉「うわっ!? ちょ、やめっ!!」
キョン「おい長門!」
スッ
キョン(あれ? 案外あっさり引いたな)

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/18(日) 15:26:44.54 ID:Ed2sdNQOO

ガラッ
ハルヒ「古泉くん! 携帯持ってき……た…………」
キョン「……あ」
古泉「…………」
ハルヒ「……何してんの、あんた達……」
キョン「い、いや違うんだ! 俺が脱がしてた訳じゃなくて」
ハルヒ「キョンの馬鹿ーっ!!!」バキィ
キョン「ぐはっ!!?」
バタ


長門「……ふぅ」


終了



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