長門「……一樹」


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243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:14:45.11 ID:zmzrKkcw0

保守代わりに投下してもいいかな
長門じゃなくてみくるだけど

246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:19:36.60 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「次のSOS団の活動が決まったわよっ!」
キョン「今度はなんだ、全く・・・」
ハルヒ「劇よ!中庭で、公開劇をするのっ!」
古泉「何を演じるんですか?楽しみですね」
キョン「なんでお前はそう気軽に構えられるんだ・・・」
ハルヒ「ふふ・・・日本にこれ以上の名作はないわね。竹取物語よ」

247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:23:10.17 ID:zmzrKkcw0

キョン「竹取物語って・・・かぐや姫のことか?」
ハルヒ「そうよ。この前、古典でやったときあたしはすごく感動したわ。それで、ちょっ
と脚色して台本を書いてみたの。」
キョン「台本って・・・あれやったのって昨日の古典だろ。もうできたのか?」
ハルヒ「あたしに不可能なんてないもの。授業中だろうとなんだろうと、やるって決めた
らやるのよ。」
みくる「かぐや姫・・・って、すっごく古いお話なんですよね?私、詳しくは知らないん
ですけど・・・」
ハルヒ「そうよ。有希は竹取物語、ちゃんと知ってる?」
長門「竹取物語は、日本最古といわれる物語。竹取物語は通称であり、竹取翁の物語ともかぐや姫の物語ともいわれた。成立年、作者ともに不詳。仮名によって書かれた最初期の物語のひとつでもある。」
ハルヒ「さすがね、完璧よ。」

249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:27:27.86 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「じゃあ配役を発表するわよ!」
キョン「ちょっと待て、それは全員強制参加なのか?」
ハルヒ「まず、総監督脚本演出あたし。異論なんて認めないわよ」
古泉「キョンくん、それは涼宮さんに聞かなくて分かってるでしょう」
キョン「・・・微かな希望というものが欲しかったんだ。ま、今回も雑用だろうしな・・・」
ハルヒ「副団長の古泉くんは、竹取りの翁よ。まぁ翁って言っても名前だけだから、深く考えなくていいわ。」
古泉「喜んで。」
ハルヒ「で、有希がかぐや姫をお世話するおばあさんね。翁の古泉くんと一緒に登場することが多いから、二人でちゃんと打ち合わせしておいてね?」
長門「・・・理解した。」

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:34:37.18 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「キョンは帝ね。」
キョン「ちょっと待て、そこは普通古泉で俺が翁だろう」
ハルヒ「在り来たりな展開なんてあたしは求めてないわ!意外性があるからこそ面白いのよ」
キョン「・・・」
ハルヒ「そして、かぐや姫がみくるちゃん。」
みくる「ふえぇぇえぇ!?わわわわわわ、私には無理ですううう!」
ハルヒ「大丈夫よ、『朝比奈ミクルの冒険』だってあんなに好評だったもの。みくるちゃん
が主役だとお客の集まりがすっごくいいのよねー♪とくに男子の」
キョン「おい!それって朝比奈さんを見世物にするってことにするだろうが!」
みくる「あんな衣装はもう無理ですよぅ・・・」
ハルヒ「大丈夫よ、今回は着物中心だもの露出が少ないわ。台詞を頑張って読めばいいの、
みくるちゃんならきっとできるわ。」

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:43:55.00 ID:zmzrKkcw0

キョン「朝比奈さん、ここまで確信を得たハルヒを止めるのは無理ですから・・・俺もで
きる限りサポートします、一緒に頑張りましょう。」
みくる「ふえぇ・・・分かりました。よろしくお願いします、キョンくん」
ハルヒ「じゃあ台本配るわよ!あ、それとキョン」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「かぐや姫に言い寄る5人の公立を調達してきなさい。明日までにね」
キョン「・・・なんとなく、予想はできたがな」

258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:48:56.21 ID:zmzrKkcw0

―かえりみち―
キョン「面倒なことになったな・・・」
古泉「おや、乗り気ではないんですか?さっきの朝比奈さんとの会話で、僕はてっきり貴
方も楽しんでいると思ったのですが。」
キョン「あそこで強引に却下したら、ハルヒの八つ当たりは朝比奈さんに及ぶだろうから
な・・・今回は着物だっていうし、そこまで大事にならないことを祈るよ」
古泉「苦労しますね、貴方も」
キョン「お前のその気楽さが羨ましいよ」
古泉「お褒めいただき光栄ですね」
キョン「いや、褒めてない」
古泉「そういえば、5人の公達はどうするんですか?」
キョン「谷口とかをあたってみるよ。朝比奈さんの名前を出せば尻尾振ってついてくるだろうしな。」

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 14:57:07.56 ID:zmzrKkcw0

みくる「おおおおおおじいさん、わわわわわわ私は実はつつ月のみみ都の住人で・・・」
谷口「谷口ですー!L・O・V・E・みっくっるー!みっくるんるーん!」
ハルヒ「みくるちゃん、ちょっと固すぎるわよ!もっとリラックスしなさいっ!それからキョン!あたしは騒がしい犬を連れて来いなんて言ってないわよ!?」
キョン「しょうがないだろう、使える人物がそれしか居なかったんだから。」
ハルヒ「あんたってばどれだけ友達少ないの!?まともなのなんてあれ一人じゃないっ!」
キョン「国木田は誘えば割と付いてくるからな。他の二人だってなんとかなるだろ」
ハルヒ「鶴屋さんはまだしも、妹ちゃんなんて台本の漢字も読めないじゃない!大体あたしは5人用意しなさいって言ったのよ!4人しかいないじゃないのっ!」
キョン「文句あるなら自分で用意するんだな」
みくる「はうぅ、やっぱり無理ですよぅ・・・・」

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:02:51.90 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「・・・少し休憩にするわ。キョン、あんたは妹ちゃんの台本に振り仮名でもふってなさい。」
キョン「はいはい」
妹「ハルにゃん、ご機嫌ナナメなのー?キョンくん何かしたのー?」
キョン「いいからほら、ちょっと台本読んでみろ」
妹「かぐやひめとするのはこのしかおらぬだろう」
キョン「かぐや姫と結婚するのはこの余しかおらぬだろう、な。読めない漢字を全部飛ばすんじゃない」
妹「てへっ、ごめんなさーい☆」
キョン「確信犯か・・・」

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:09:35.80 ID:zmzrKkcw0

古泉「長門さん、もう台詞を全部覚えたんですか?」
長門「私の台詞は少ない。昨日のうちに全て暗記した。」
古泉「僕も見習わないといけませんね。隣、いいですか?」
長門「・・・構わない」
古泉「今回の劇はこの前の映画撮影と違い、少し本格的ですね」
長門「同意する。しかし、配役に問題がある」
古泉「え?誰ですか?」
長門「かぐや姫が朝比奈みくるだということ」
古泉「長門さん、かぐや姫やりたかったんですか?」
長門「私が目立ちたいということではない。話の流れを読むと、涼宮ハルヒの描いたかぐや姫は5人の公達に無関心でも帝には本気の恋心を抱いている。」
古泉「竹取物語にもいくつか種類がありますが、帝を想うかぐや姫は少なくありませんよ?」

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:25:21.53 ID:zmzrKkcw0

長門「それは私も知っている。この流れ自体は無問題。だけど、その役を朝比奈みくるをやるのは問題があるという意味。」
古泉「やっぱり長門さんがやりたかったんで・・・」
長門「次は殴る。一番私が問題視しているのは、この台詞」
古泉「どれですか・・・あぁ、これは」
長門「少し、朝比奈みくるには荷が重い」
古泉「確かに・・・可哀想ですね。でも、ちゃんと考えている長門さんは優しいですね」
長門「ただ、思ったことを口にしただけ」
古泉「その発想は、優しい人にしかできないんですよ」
長門「・・・そう」
古泉「さて、どうなることやら・・・帝が帝ですしね」
長門「あの帝役の鈍さは異常。」
古泉「本当ですよ、全く・・・。とりあえず何も起こらないことを祈りましょう」

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:32:38.10 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「さぁ、練習再開するわよっ!」
キョン「ところでハルヒ・・・この衣装はどっからガメてきたんだ?」
ハルヒ「ガメてなんかないわよ、演劇部から貸してもらったの。ちょうど倉庫の鍵が開いてたし」
キョン「おい、それをガメてるっていうんだ。」
ハルヒ「細かいことを気にする前に、あんた台詞全部覚えたの?」
キョン「ぐ・・・」
ハルヒ「早く覚えなさいよね。本番まで時間ないんだから!」
キョン「時間ないって・・・本番はいつなんだよ」
ハルヒ「明日。」
キョン「それはさすがに無理だろ、ちょっとは常識ってもんを・・・」
ハルヒ「善は急げっていうじゃない。それに、もう明日って日付で広告出しちゃったから変更は無理よ」
キョン「お前なぁ・・・」
ハルヒ「ちなみに前売り券はもう完売してるんだから」
キョン「金取ったのか!」
ハルヒ「なんでSOS団が無償で作り上げた作品を回りに見せなきゃいけないのよ。さぁ、ぐずぐずしないで練習再開するわよっ!」
キョン「・・・もう、どうなっても知らんぞ」

274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:35:00.08 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「みくるちゃん台詞全部覚えた?」
みくる「はい、なんとか・・・」
ハルヒ「よく頑張ったわ。あとはリラックスするだけよ!キョン、あんたもちょっとは見習いなさいよね」
キョン「へいへい・・・」
ハルヒ「じゃ、これからいったん全部通して・・・」
『最終下校時刻になりました。10分以内に校舎を出ないと校長が油っぽいヅラを被せに行きます。ただちに下校しましょう』
ハルヒ「やだ、もうこんな時間?しょうがないわね、ぶっつけ本番でいきましょう。」
キョン「いいのかそれで・・・」
ハルヒ「だってもうそれしかないもの。あんたと古泉くんの台詞暗記さえできればどうにでもなるわよ。」
キョン「しかしだな・・・」
ハルヒ「あんた、あのハゲの油ヅラ被りたいの?」
キョン「帰ろう」
ハルヒ「てことで今日は解散!みんな、明日は気合入れていくわよっ!」

275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:42:55.63 ID:zmzrKkcw0

みくる「あ、あのキョンくん・・・今日、一緒に帰ってもいいですか?」
キョン「いいですよ。家まで送ります」
みくる「ありがとうございます。」
―かえりみち―
キョン「まったく、あいつはいつ何を言い出すか分かったもんじゃないですね・・・」
みくる「でも、涼宮さんの思いつきはいつも楽しいものばかりですよ」
キョン「朝比奈さんがそう言うならそんな気もしてきますけど・・・でも、一番被害蒙ってるのは朝比奈さんじゃないですか。」
みくる「そうですね。でも、私はすごく楽しんでるんです。この前の映画も、ちょっと恥ずかしかったけどずっとワクワクしてたし・・・今の劇も、明日が楽しみなんですよ」
キョン(謙虚なお方だ・・・)
みくる「・・・それに、今までみんなで何かを作り上げるって、私経験したことないんです」
キョン「え?」
みくる「ほら、私ってドジだし物覚え悪いし、冗談のひとつも言えないでしょう?だからあんまり、ここから言う未来では親友とか仲間とかって呼べる人がほとんどいなかったんです」
キョン「・・・」

278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:48:57.80 ID:zmzrKkcw0

みくる「でも・・・この任務を始めてから、たくさんの人に出会えました。
    この任務を任されたこと、現代に来れたこと。SOS団に入って、たくさんの人と会って、話して、笑いあって・・・すごく嬉しいんです。
    だから、そのきっかけをくれた涼宮さんにはいくら感謝しても足りないくらいなんですよ」
キョン「朝比奈さん・・・」
みくる「あ、ここまででいいです。なんだか一方的に話しちゃってごめんなさい。
    でも、キョンくんに聞いてもらってすごくすっきりしました。」
キョン「そうですか・・・それは、よかったです」
みくる「じゃあ、また明日。頑張りましょうね」
キョン「あ、はい・・・」
キョン(なんか、予想できなかった過去を聞いたな・・・)
キョン「あ・・・朝比奈さんっ!」
みくる「・・・はい?」
キョン「明日・・・俺も楽しみです!」
みくる「ニコッ。キョンくん、帰り道は気をつけてくださいね」
キョン「はい・・・さようなら!」
みくる「さようなら」
キョン(なんか・・・すごく、年上に見えたな・・・)

279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:55:41.78 ID:zmzrKkcw0

―ほんばんとうじつ−
古泉「おはようございます」
キョン「あぁ、古泉か。台詞、暗記できたか?」
古泉「ええ、長門さんに手伝ってもらいました。」
キョン「そうか・・・」
古泉「もしかして、できてないんですか?」
キョン「いや、徹夜してなんとかな。」
古泉「徹夜なんて・・・珍しいですね。最初はとてもじゃないがやる気なんて全くでない、という風に見れましたが。」
キョン「あぁ・・・まぁ、な」
古泉「何か、ありました?口元が緩んでますよ」
キョン「・・・いや、なんでもない。なぁ、古泉。」
古泉「はい?」
キョン「劇・・・成功させような」
古泉「・・・言われなくても、そのつもりですよ」
キョン「頼りにしてるぞ」

280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:56:38.46 ID:zmzrKkcw0

(劇中)
みくる「おじいさん・・・私は、実は月の都の住人なのです。次の満月で、月に帰らなくてはなりません」
古泉「おぉ、かぐや姫・・・どこにも行かないでおくれ・・・」
ハルヒ「さすが・・・迫真の演技ね、二人とも。」(小声)
キョン「だな・・・」(小声)
ハルヒ「次はいよいよかぐや姫が去るシーンよ。しっかりやんなさいよ、帝」(小声)
キョン「任せろ」(小声)

281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 15:57:01.58 ID:zmzrKkcw0

(劇中)
キョン「翁から聞きました。姫は、月の都の住人だったのですね・・・だから、私は姫に惹かれたのかもしれない。」
みくる「はい・・・もう、次の満月には帰らなくてはなりません」
キョン「姫・・・私にも、難題をくださいませんか。あの5人の公達は無理でも、私ならきっとこなしてみせましょう。そのときは、姫・・・私に生涯寄り添うと誓ってください」
みくる「帝様・・・私は、この世界の住人ではないのです。」
キョン「それでも、私は姫が欲しい。それとも姫は、公達にはくれても私にはチャンスさえも与えられないのですか?」
みくる「・・・帝様、許してください。私は、貴方を公達のように危険な目にあわせたくないのです・・・」
キョン「ですが、姫・・・」
みくる「帝様、私と帝様では本当に住む世界が違うのです。それでも、帝様が私を必要としてくださるなら・・・公達のように、難題を出すことにしましょう」
キョン「どんなものでも、私に不可能などありませんよ。必ず、貴方を手に入れます」
みくる「・・・同じ世界の女性に生涯の愛を誓ってください。」
キョン「姫!私は先ほどから何度も申し上げてるではありませんか。私が今ほしいのは、姫が出す難題なのですよ」
みくる「ですから、これを条件とします」

282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:07:12.84 ID:zmzrKkcw0

キョン「・・・え?」
みくる「これが帝様にお出しする条件です」
キョン「姫・・・」
みくる「帝様、どうかご理解ください。世界が違う相手を思っても、お互いがお互いに辛いだけなのです。」
キョン「・・・」
みくる「条件を、飲んで、くださいますね?」
キョン(え、朝比奈さん・・・!?あんで、泣いて・・・)
みくる(私、なんで泣いてるの・・・!?)
古泉「・・・やっぱり、こうなってしまいましたか」
長門「朝比奈みくるは無意識のうちに自分の演じているかぐや姫に自分を照らし合わせている。」
古泉「未来からきた朝比奈さんは、帝・・・つまりキョンくんと結ばれることはありません。・・・僕は、これより残酷な物語を知りません」
長門「・・・それは、私も同じ」
古泉「え?長門さん、何か言いましたか?」
長門「何も言っていない」

283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:10:31.57 ID:zmzrKkcw0

キョン「朝比奈さん、大丈夫ですか?」(小声)
みくる「ごめんなさい、大丈夫です。劇を続けましょう」(小声)
キョン「分かりました」(小声)
みくる「帝様、私は帝様に会えたことを月に帰っても忘れることはありません」
キョン「姫・・・私は、もう姫にしか真の愛を誓うことができません。ですが、姫の幸せを祈るのならばその条件を飲むのが当然でしょう。きっと・・・こなしてみせますよ」
みくる「ありがとうございます、帝様」
キョン「姫、最後に誓わせてはくださいませんか。・・・私の最初で最後の真の愛を」

285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:13:16.85 ID:zmzrKkcw0

みくる「帝様・・・」
キョン「御手に、接吻ぐらいは許してくださいますね?」
みくる「・・・はい」
キョン「私は、今ここで誓います。私の真の愛は、あなただけに向けると。そして・・・誰よりも、姫の幸福を祈ると」
『そうして、かぐや姫は満月の夜に帰っていきました。』

288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:17:47.58 ID:zmzrKkcw0

ハルヒ「みんな、お疲れ様っ!ぶっつけ本番なのに最高だったわ!」
キョン「ホントによく成功したな・・・」
ハルヒ「それにしてもみくるちゃんすごいじゃない!さっきの涙、本物でしょ?」
みくる「あ、はい・・・」
ハルヒ「いつの間にそんな技身に着けたの?やっぱりあたしの目に狂いはないわ!かぐや姫をみくるちゃんにして正解だったわね!」
みくる「ありがとうございます」
キョン「朝比奈さん・・・大丈夫ですか?」(小声)
みくる「はい、途中で足引っ張ってごめんなさい。」(小声

290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:22:39.18 ID:zmzrKkcw0

古泉「無事に終わって何よりですね」
長門「同意する」
古泉「こちらの世界では、姫が元の場所に戻るとき帝はどう動くのでしょうか」
長門「その末路を、私は望めない」
古泉「それは僕も、というよりキョンくんも涼宮さんも同じ気持ちでしょうね」
長門「・・・その日は、遠くはない」
古泉「そうでしょうね。いつか、必ずやってきます。でも、今はとりあえず・・・」
ハルヒ「有希!古泉くん!打ち上げ行くわよーっ!」
古泉「打ち上げ、行きましょうか。」
長門「・・・同意する」

〜fin〜

291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2008/05/17(土) 16:23:23.70 ID:zmzrKkcw0

テキストに書きながら投下してたのでgdgdな部分が多いのですがそこは了承してください
では、ありがとうございました
保守



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