キョン「…ハルヒ…話がある…」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 19:04:37.46 ID:Go/ceLfzO

ハルヒ「なに?」
キョン「俺…お前のことが好きなんだ!」
ハルヒ「…私は…百合よ?異性には興味ないわ!」
キョン「…知ってる…でもッ!…でも諦めきれないんだよ!」
長門「…おまたせ」
ハルヒ「…じゃあね…キョン…良いお友達でいましょう…有希、行くわよ!」
長門「…」コクッ チラッ
キョン「…?」
長門「私は涼宮ハルヒを愛している…誰にも渡さない…絶対に!」
キョン「!」
ハルヒ「有希!早く来なさい!」
長門「…」タタタッ

キョン「…うぅう…くそ…っ…」
みくる「キョンくん…」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 19:22:56.57 ID:Go/ceLfzO

みくる「(やっぱりキョンくんは涼宮さんのことを…)」

その夜
ハルヒ「(まさか…キョンに告白されるなんて…キョンが女の子だったら………って何を考えてるのかしら……寝よう…)」
キョン「(ハルヒ……くそっ!…おれが男に生まれなければ!俺が女だったら…!)はぁ…寝るか…)」

翌日
キョン妹「朝だよー!起きてー!」
キョン「…もう朝か…(顔洗ってくるか)」

ジャー キュッキュッ

キョン「(…ん?誰だ?鏡に映ってる女は?」
キョン妹「なにボーッとしてるの?」
キョン「この鏡に映ってる女は誰だ?」
キョン妹「キョンちゃんに決まってるじゃない」
キョン「…は?」
キョン妹「だから!キョンちゃんでしょ!?自分のお顔忘れちゃったの?」
キョン「…うえぇええ!?」
キョン妹「うわぁっ!?いきなり叫ばないでよ!びっくりしたぁ!」
キョン「(落ち着け…素数をry)」
キョン「学校に遅れちゃうよ?」
キョン「…今日は休む」
キョン妹「具合悪いの?」
キョン「いや、そういう訳でもないような…あるような…」
キョン妹「ズル休みはダメだよ!ちゃんと学校いきなさい!」
キョン「…はい」
キョン妹「よろしい!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 19:36:34.89 ID:Go/ceLfzO

キョン「(なんで女なんかに?…ええい、考えても始まらん!)よしっ!支度するか!………ああぁああ!?」
キョン妹「ど、どうしたの!?キョンちゃん!?」
キョン「(ブ、ブラジャー…)」
キョン妹「…ブラジャー?」
キョン「(どうすりゃ良いんだ…ブ、ブラジャーの付け方なんて知らんぞ…)」
キョン妹「キョンちゃん?」
キョン「…ブラジャーの付け方わかるか?」
キョン妹「知らないよ?キョンちゃんいつもブラジャー着けてたっけ?」
キョン「ん?ああ…!そうだったな!忘れてた!」
キョン妹「変なキョンちゃん」
キョン「(なんでこんなことに…)」
キョン妹「早くしないと遅れちゃうよ!」
キョン「(…学校行くか)」

学校
キョン「(…帰りたいな)」
ハルヒ「なにしてんの?キョン美?」
キョン「!(ハ、ハルヒ…!)え?えっと…」
ハルヒ「早く教室入らないと授業始まるわよ?」
キョン「あ、うん…」
ドサッ

キョン「ハ、ハルヒ…昨日はその…ゴメン…」
ハルヒ「?…昨日なんかあったっけ?」
キョン「!?…ほらっ、昨日俺…ハルヒに…言ったこと…」
ハルヒ「は?なんのこと?」
キョン「だから、こくh(待てよ?これはチャンスだな…)ううん、何でもない…」
ハルヒ「変なキョン実」
キョン「(なんでハルヒは忘れてるんだ?…そもそも、なんで俺が女に…まさかっ!?)」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 19:51:32.20 ID:Go/ceLfzO

ニコニコのネタと被った…だと…?


放課後
ハルヒ「キョン美!早く部室に行くわよ!」
キョン「…ああ(この異常現象…原因は…)」
古泉「涼宮さんですね…」
キョン「!(もう部室に着いてたのか…)」
古泉「キョンくんも大変ですね…同情します」
キョン「…お前…わかるのか?」
古泉「ええ…これでも超能力者ですから」ニコッ

キョン「やっぱりハルヒが原因なんだな…でもなんで皆俺が男だったことを忘れてるんだ?」
古泉「まだわかりません…推測ですが、昨日あった、なにか大変な出来事が原因だと…」
キョン「……あれが原因かもしれん…」
古泉「心あたりが?」
キョン「実は………」
古泉「なるほど…そんなことが…おそらくそれが原因ですね。涼宮さんはキョンくんが女だったらと思い、それと同時に、友達だったキョンくんに告白されたことがショックでその事実をわすれたかったんでしょう…」
キョン「なるほど…」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 20:07:16.09 ID:Go/ceLfzO

キョン「で、これからどうすればいい?」

古泉「涼宮さんは女になったアナタに告白されることを望んでいるはずです…とりあえずは告白することが先決ですかね…」
キョン「またハルヒに告白しなきゃなのか…」
古泉「ただ、告白してからが大変ですよ…」
キョン「?」
古泉「いいですか?涼宮さんと付き合っているのは?」
キョン「…長門…!」
古泉「……そのとおりです…」
キョン「でも、長門だったら事情もわかってるし…」
みくる「それは難しいです…」
キョン「朝比奈さん!朝比奈さんも解るんですか?俺が?」
みくる「一応未来人ですので」ニコッ

古泉「朝比奈さんが言ったとおり、長門さんには期待しない方が良いかと…」
キョン「何でだ?」
みくる「長門さんは自分でもびっくりするくらい涼宮さんを、あ、愛、愛してるんです…///」
キョン「それに涼宮さんとの関係を拒絶したら閉鎖空間が出来てしまいますからね…今までの比じゃないくらいの…」
キョン「…強敵すぎるぞ…長門が相手なんて…」
みくる「それに、キョンくんを狙ってる人もいると思います…」
キョン「俺を狙ってるやつ?」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 20:25:10.99 ID:Go/ceLfzO

古泉「こういうとまた誤解されるかも知れませんが…キョンくんは涼宮さんと同じレベルくらい可愛くなってます」
キョン「やめてくれよ…気持ち悪い」
古泉「…」
みくる「キョンくんと付き合おうと大勢の人が迫ってくるかもしれません!…男女関係なく…」
キョン「へ?」
古泉「とにかく、敵は大勢います…覚悟して掛かりませんと、大変なことに…」
キョン「大変な…こと?」
古泉「……長門さんに殺されるかも…という可能性です」
キョン「!」
古泉「正直に言いますと、長門さんの涼宮さんに対する想いの寄せかたは異常です」
みくる「それと比例して涼宮さんに裏切られる、涼宮さんを誰かに盗られるといった行動があったときの怒りボルテージは半端ありません」
キョン「…どうしろっていうんだよ…」
古泉「大丈夫です!僕たちも全力でサポートします!ね?、朝比奈さん」
みくる「……え?あ、あの、もちろんです!…」
キョン「…二人ともありがとう…」
ハルヒ「そこの三人!ちゃんと話聞いてた!?」
キョン「あ…すまん…」
ハルヒ「もう!今日は不思議探索をやるわ!ペアはいつものペアね!探索開始よ!」
キョン「いつものペアって?」
みくる「涼宮さん長門ペアと、その他ペアです」
キョン「なるほどな…」
古泉「涼宮さん…すみませんが今急にバイトが入りまして…今日は帰らせていただきます」
ハルヒ「…そう…わかったわ」
古泉「では失礼します」
ハルヒ「じゃあ時間になったらそのまま解散で、なにか不思議を見つけたら携帯で連絡して!?改めて、探索開始よ!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 21:14:28.95 ID:Go/ceLfzO

お待たせ保守ありがとう

長門「…」トコトコ
キョン「!…な、なんだよ」
長門「…変なことは考えないで…あなたには悪いけどわたしは涼宮ハルヒを渡さない…もし…彼女を奪おうとしているのなら…」
キョン「わ、わかってるよ…(生まれてはじめて、殺される側の気持ちが解った…)」
みくる「とりあえずキョンくんいきましょう!」
キョン「…はい」
ハルヒ「…キョン美…」チラッ
長門「…あなたは私のもの…」チュッ

ハルヒ「!有希…私も好きよ…有希///」チュッ

長門「…///(絶対に渡さない)」


キョン「どうしたらいいんだ?下手したら長門に殺される…くそッ!一体どうしたら…」
みくる「…キョンくん…大丈夫!私も精一杯サポートします!だから元気出してください!」
キョン「…ありがとう、朝比奈さん」
みくる「告白さえすれば、元の世界に戻るんだから!ね?」
キョン「(逆にプレッシャーが…)頑張ってみます…」
みくる「そのいきですよ!キョンくん!」チュッ
キョン「え?」
みくる「い、今のは元気づける為のスキンシップです///」
キョン「はぁ、そうですか(スキンシップって…ま、いいか)」


鶴屋「え?今みくる、キョン美にキスして…た…?ううん、違う違う!…そんなはずない…よね…?みくる…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 21:40:12.83 ID:Go/ceLfzO


キョン「…どうすればいい…どうすれば…」
キョン妹「あ!そう言えば、お友達に電話しないとだったんだ!」
キョン「あんまり長く話さないようにしなさい?」
キョン妹「はぁ〜い」
キョン「(…ん?…そうか!電話だよ!)なんで今まで気づかなかったんだ!」
キョン妹「キョンちゃんうるさぁい!」
キョン「(そうと決まれば、さっそく携帯で!)……あれ?そんな馬鹿な…!登録しておいたはずなのに、消えてる!」プルル

キョン「!(もしかしたらハルヒからか?)もし…もし?」
古泉「こんばんわ。」
キョン「…お前かよ」
古泉「涼宮さんからと思いましたか?」
キョン「…切るぞ」
古泉「ま、待ってください!重要なことがわかったんです!」
キョン「なんだ!?」
古泉「先ほど組織の者がアナタになりすまして涼宮さんに電話したのですが…」
キョン「ああ…」
古泉「攻殻機動隊でいう攻性防壁というんですか?頭が吹き飛んで…」
キョン「マジかよ…」
古泉「まだ他の方法は試していませんが、SOS団全員の携帯には涼宮さんの家の電話番号だけではなく、携帯の電話番号とメアドも登録できないように細工されているみたいです…」
キョン「…長門か…」
古泉「おそらく…」

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 21:55:11.90 ID:Go/ceLfzO

キョン「打つ手なしかよ…」
古泉「こちらでもあらゆる方法を試してみますが…」
キョン「サンキューな…」
古泉「いえいえ…ではおやすみ…」
キョン「ああ…」

ガチャ

キョン「…まいったな…」プルル

キョン「(今度は誰からだ?)もしもし?」
みくる「キョンくんですか?」
キョン「朝比奈さん…」
みくる「…古泉くんから聞きました?」
キョン「ええ…参りましたよ…長門がここまでやるなんて…」
みくる「…元気出してください!きっとなにか方法がありますよ!」
キョン「…無理かもしれませんよ?相手が相手だけに…」
みくる「諦めたらダメです!キョンくんらしく有りません!きっと…きっとなにか方法があります!」
キョン「朝比奈さん…一喝感謝します…俺が諦めたらダメですよね!」
みくる「あの、それでですね…明日休日じゃないですか?それで、古泉くんといっしょにキョンくんを励まそうということで、遊園地に行きません?」
キョン「(息抜きしないと死んじまいそうだしな…)はい!喜んで!」
みくる「やったぁ!待ち合わせ場所はry」
キョン「分かりました。では明日」
ガチャ
キョン「…よし!明日は遊びまくるぞ!」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 22:15:02.31 ID:Go/ceLfzO

その頃
ハルヒ「(キョン美……あんなに可愛かったかしら?あの今日の教室での戸惑った顔…)」
長門「…」モミモミ
ハルヒ「!有希っ…いきなり…っ…んっ」
長門「…他のことは考えないで…私だけを見て…」クチュクチュ

ハルヒ「あ…あんっんっ!…有希…ハァハァ……あたりまえでしょ…ハァ…わたしはあなたっ…のものよ…だからもっと触って!揉んで!舐めてぇ!」
長門「…把握(渡しはしない…)

翌日
ピピピ…
バンッ
キョン「…ん…ふわぁあぁぁ…!…寝坊した!早く支度せねば!」
キョン妹「キョンちゃん出掛けるの?」
キョン「ああ!お前は今日友達の家に泊まりに行くんだろ?迷惑かけないようにしなさい?」
キョン妹「はぁ〜い」
キョン「じゃあ行ってくる!」
キョン妹「迷惑かけないようにねぇ〜!」
キョン「はいはい!」
キョン妹「返事は一回!」
キョン「はい!」
タタタッ
…………
キョン「…はぁはぁはぁ!遅くなって…スイマセン」
みくる「いえいえ、大丈夫ですよ」
キョン「償いはちゃんとしますから…あれ?古泉は?」
みくる「あ、えっと、バイトが入ったみたいで…」
キョン「付き合いの悪いやつだ」
みくる「それで、二人で遊ぶことになるんですけど」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 22:28:48.23 ID:Go/ceLfzO

キョン「かまいませんよ!寧ろ、二人で遊びたいし!」
みくる「よかったぁ…」
キョン「じゃあ行きましょうか」

………………
みくる「キョンくん…大丈夫ですか?」
キョン「朝比奈さん…よくあんなジェットコースター乗って平気ですね…」
みくる「私は鶴屋さんと何回も乗って慣れてますから」ニコッ
キョン「なるほど…」
みくる「あっ、飲み物買ってきますね?」
キョン「…すみません」
みくる「気になさらずに」ニコニコ
キョン「…はぁ……何だかんだでもう昼か…(さっきから視線を感じるなぁ…まさか長門…なわけないか…)
?「…」ジッー
みくる「おまたせしました。はいどうぞ」
キョン「ありがとうございます」

プシュ
ゴクッゴクッ

キョン「プハァッ!うめぇ!…あれ?朝比奈さんのは?」
みくる「あ、わたしはいいんです。喉乾いてないし…」
キョン「そのわりには俺がこれ飲むの見てましたよね?」
みくる「え!えっと…その…」
キョン「どうぞ」
みくる「!」
キョン「遠慮しないでください。あ、間接キスになっちゃいますね…新しいの買ってきまs」
みくる「いえ!それを飲みたいです!飲ませてください!」
キョン「え?でも…」
みくる「大丈夫です!」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 22:48:00.71 ID:Go/ceLfzO

キョン「そうですか…じゃ、どうぞ」
スッ
みくる「…いた、頂きます…」
ゴクッゴクッ
みくる「…美味しかったぁ」
キョン「お昼食べますか?」
みくる「はい!お腹ペコペコです」
…………………
キョン「いやぁ、今日は楽しかったです!」
みくる「私も楽しかったです!」
キョン「じゃあ、また明日!」
みくる「ま、待って!」
キョン「え?」
チュッ

キョン「へ?」
みくる「…今までずっと我慢してきました…でも、もう限界なんです!言わせてください!私!キョンくんが大好きなんです!好きで好きでたまらないんです!」
キョン「…朝比奈さんも…レズなんですか?」
みくる「…いいえバイです…」
キョン「…あの、えっと…」
みくる「あの!勝手かも知れませんが、今日言ったことは忘れてください!さよなら!」タタタッ

キョン「朝比奈さん!…行っちゃった…どうすんだよ…この状況…」

自宅
キョン「ただいまぁ…って今日はあいつ泊まりにいってんだっけか…飯どうしよう……外で食うか…」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/16(金) 23:00:01.98 ID:Go/ceLfzO

Dinner
キョン「在り来たりなラーメン屋に来てしまった…」
ガラッ

店主「へい!らっしゃい!」
キョン「ニンニクラーメン大盛りで」
?「彼と同じのを」
キョン「古泉…」
店主「ニンニクラーメン大盛り二つぅう!」
キョン「なんでお前がここに?」
古泉「ここ僕の行きつけなんですよ」
キョン「…へぇ」
古泉「…どうしました?深刻な顔をして」
キョン「…今日なry」
古泉「……そんなことが…」
キョン「信じられるのは悔しいがお前だけだ…」
古泉「悔しいがっていうのが気になりますが…信じていてください。必ず涼宮さんに告白できる状況を創ってみますよ」
キョン「頼むぜ…古泉」

店主「ニンニクラーメン大盛りお待ちどぅお!」
ドンッドンッ!
古泉「しみったれた話はこれくらいにして食べますか!」
キョン「…ああ!いただきまぁーす!」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 00:21:09.69 ID:WzOSTz6cO

保守ありがとう
登校日
キョン「(あぁ…学校か…行きたくないなぁ)」
キョン妹「…キョンちゃんなにか悩み事?」
キョン「え?」
キョン妹「つらそうな顔してる…」
キョン「(こいつに心配されるようになっちまったか…うれしいやら、悲しいやら…)」
キョン妹「なんで今度はニヤニヤしてるの?」
キョン「…いや、なんでもない。心配してくれてありがとうな」ナデナデ
キョン妹「へへー」ニコニコ
キョン「学校行くか!」

学校
キョン「おはよう、ハルヒ」
ハルヒ「…おはよう」
キョン「昨日、朝比奈さんと遊園地に行ってきたんだ」
ハルヒ「!」
キョン「すごく楽しかったぜ…」
ハルヒ「ふぅ〜ん(なんでこんなやつの顔みて私、安心してるのかしら…)」
キョン「…話聞いてたか?」
ハルヒ「!(顔をのぞき込まないでよ///)」
バンッ
キョン「ど、どうしたの?」
ハルヒ「と、トイレ行ってくる!」
タタタッ

キョン「なんなんだ?一体…」
ハルヒ「はぁはぁはぁ…(なんで私はドキドキしてるの!?私には有希がいるのに……でも……キョン美…可愛すぎるわ……キョン美のこと考えると…胸が熱い…)」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 00:38:14.16 ID:WzOSTz6cO

お昼休み
キョン「(飯も食ったし、散歩にでも行ってくるか)」
テクテク

鶴屋「キョン美ちゃん」
キョン「鶴屋さん。」
鶴屋「率直に聞くけど、あなたはみくるをどう思ってるの?」
キョン「!……どういう意味ですか?」
鶴屋「しらばっくれないで…知ってるのよ…みくるがあなたに告白したこと」
キョン「…知ってたんですか」
鶴屋「で、どうなの?好きなの?」
キョン「正直、恋愛対象としては見れません…朝比奈さんとは友達として、これからも付き合いたいです…」
鶴屋「…よかったぁ…キョン美ちゃんがみくるのこと好きって言ったら私………まあ、それはそうと、みくるにはちゃんと言っておいたほうがいいわ。あの子、きっと悩んでると思うから…」
キョン「(朝比奈さんも俺がハルヒに告白したときと同じ気持ちッてわけか…)わかりました…」
鶴屋「よし!そうと決まれば屋上にみくるいるから言ってきちゃいなさい!」
キョン「今から!?でも、心の準備が…」
鶴屋「善は急げよ!ほら行った行った!」
キョン「ちょ、押さないで…!」
……………
キョン「(屋上にきちまった…)」
みくる「…」
キョン「朝比奈さん…お話があります」
みくる「はい…」
キョン「この前の告白の返事ですが…」
みくる「あのことは忘れてください…」
キョン「いいえ。告白された以上、ちゃんと筋を通さなければなりません。」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 00:52:44.88 ID:WzOSTz6cO

みくる「…」
キョン「こう言うのは中途半端が一番ダメなので、はっきり言います。」
みくる「…」
キョン「すみませんが…朝比奈さんを恋愛対象としては見れません…」
みくる「!」
キョン「でも…友達としては最高の友達です!これ以上にないほどの!……だからこれからも最高の友達として付き合っていきましょう!」
みくる「…なんか、はっきり言って貰えてスッキリしました!昨日の夜からずっと心のモヤモヤが気になってたんですけど…ありがとうキョンくん!そしてこれからもよろしくね!」
キョン「…もちろんですよ!」
みくる「じゃあ私はこれで…」
キョン「今日の放課後また会いましょう!」
みくる「うん!…」タタタッ


鶴屋「……みくる」
みくる「鶴屋さん…」
鶴屋「…がんばったね…みくる」
みくる「う、うわぁあああん!フラれちゃったよおおぉお!」
鶴屋「みくる…」ギュッ ナデナデ
みくる「うわぁあああん!鶴屋さぁあん!」
鶴屋「あんたが泣いた時は私も一緒に泣いてあげる…」
みくる「ヒックヒック…鶴屋さ」
チュッ
みくる「!」
鶴屋「元気にする為のスキンシップよ///」
みくる「…鶴屋さん…」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 01:10:20.47 ID:WzOSTz6cO

キョン「(…ハルヒに告白したときに中途半端に引き下がった俺が今回の大惨事の原因かもな…)」
スタスタスタ
キョン「ん?」
長門「…」
キョン「!長門…」
長門「…忠告しにきた」
キョン「…なんだ?」
長門「…涼宮ハルヒの中であなたに対する好意が大幅に増大している」
キョン「…おれにとってはいい報告だな」
長門「…これ以上涼宮ハルヒが貴方に対する好意があがったら、涼宮ハルヒのなかにある、私に対する好意が消えるかもしれない」
キョン「(狙うなら今…か…)」
長門「…もし私に対する好意が消えそうになったら…覚悟しておいたほうがいい」
キョン「…ああ」
長門「…じゃあ」
スタスタ……
キョン「…いよいよヤバくなってきたな…でも…ハルヒが俺に対して好意を抱いているというのは驚きだな…」
古泉「チャンスを見逃すわけにはいきませんね」
キョン「!」
古泉「驚かせてすいません」

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 01:28:01.41 ID:WzOSTz6cO

古泉「あなたに残念な知らせと、良い知らせがあります」
キョン「…ベタなパターンだな…残念な知らせってのは?」
古泉「涼宮さんに想いをぶつけるには直接言うしかないようです…様々な方法を試したのですが…」
キョン「…体を張るしかない…か…良い知らせは?」
古泉「後2日でGWですよね」
キョン「ああ…そうだな」
古泉「…皆で別荘に行きませんか?」
キョン「…なるほど!その手があったか……その計画、のせてもらう!」
古泉「よし、これでGWは別荘に決まりですね」
キョン「もう皆に聞いたのかよ」
古泉「長門さん以外はOKです」
キョン「!長門来ないのか?」
古泉「残念ながら涼宮さんはいく気まんまんですので、渋々ついてくるでしょう…」
キョン「………だよな」
古泉「後、鶴屋さんもきますよ」
キョン「…経緯が手に取るようにわかる」
古泉「妹さんはどうします?」
キョン「…連れてくしかないな…」
古泉「危険な目に合わないようにみくるさんたちに面倒をみてもらいましょう」
キョン「無論だ」
古泉「では日時はry」

そしてGW

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 01:51:49.16 ID:WzOSTz6cO

みくる「キョンく…キョン美ちゃんおそいですよ〜!?」
キョン妹「キョンちゃんが寝坊したりするからぁ!」
キョン「はぁはぁはぁはぁ…すまん」
鶴屋「これじゃあ団長もご立腹じゃない?」
ハルヒ「……行くわよ」
鶴屋「ありゃ?どうしちゃったの?」
みくる「色々事情があるんです」
古泉「チャンスはこの別荘にいる時間だけですよ?別荘は特別に組織が造ったところで、長門さんの力を弱らせることができます」ボソボソ

キョン「……弱らせるって具体的にどのくらいだ?」
古泉「…まぁ、あの呪文みたいのは使えないと思います…身体的能力はわかりませんが」
キョン「…呪文が使えなくなるのは相当たすかるな…」
長門「…」
数時間
キョン妹「うわぁ〜!お城みたい!でぇっかぁ〜い!」
鶴屋「たいしたもんだねぇ……」
みくる「すごく…大きいです!」
キョン「ほおぉ…」
長門「…」
古泉「とりあえず中に入りましょうか」

ガチャ ギィィィィ

キョン妹「天井たかぁい!」
キョン「ほぉお…」
鶴屋「これも中々の」
みくる「高いですねぇ!」
長門「…」

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 02:10:29.76 ID:WzOSTz6cO

古泉「部屋割りを決めましょうか」
キョン「どうなるかは予想できるがな…」

ハルヒ「私は有希と同じ部屋」
キョン「おれは古泉と同じ部屋か」
みくる「鶴屋さんと妹ちゃんと同じ部屋」
キョン妹「やったぁ!」
鶴屋「妹ちゃん可愛いねぇ〜…食べちゃいたいにょろ…」
キョン妹「?」

キョン「(オイオイ…同じ部屋で大丈夫かよ…)」

古泉「では、Dinnerまでそれぞれ自由に過ごしましょう」
キョン妹「あそぼー!」
みくる「あそぼー!」
鶴屋「あそぼー!」ジュルリ

ハルヒ「有希!散歩に行きましょうか!」
長門「…」コクッ
古泉「さてこれからの作戦を立てますか」
キョン「だな」

Dinner
キョン妹「お肉おいしー!」
みくる「ホッペにご飯粒付いてますよ?妹ちゃん」
鶴屋「みくるのホッペにもついてるにょろ」ペロリ
みくる「///」
キョン妹「赤くなってるぅ〜」

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 02:32:22.94 ID:WzOSTz6cO

長門「…はいアーン」
ハルヒ「有希…こんなところで…」
長門「…アーン」
ハルヒ「し、しょうがないわね!」パクっ
長門「…美味しい?」
ハルヒ「…うん///」
キョン「ぬっ!…おら!」ガチャガチャ

古泉「…キョンく…美さん……」
ハルヒ「ちょっと!うるさいわよ!キョン美!」
キョン「仕方ないだろ!これの食いかたが分からんのだから…」
古泉「これはですn」
ハルヒ「仕方ないわね!貸してみなさい!」
長門「!」
古泉「(…ほぉ)」
キョン「(いやに積極的だな)」
ハルヒ「はい!終わったわよ?」
キョン「ありがとな、ハルヒ」ニコッ
ハルヒ「!〜〜〜///」
バッ
スタスタ
キョン「(便所にいっちまった…」
古泉「キョンくんこれは予想以上に期待大ですよ」
キョン「長門に殺される確率も増えてるがな…」
ハルヒ「(キョン美…キョン美…胸が熱い…有希助けて…」
長門「…私をみて」
ハルヒ「!」
長門「…眼を見て」
ハルヒ「…有希」
長門「私だけのもの」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 02:55:35.52 ID:WzOSTz6cO


古泉「おもった以上に巧くいくかもしれませんよ」
キョン「長門に殺されなければな…」
古泉「…気をしっかり持ってください。あなたならできますよ」
キョン「……寝る」
古泉「…」
翌日
キョン「(今日を入れてリミットは2日か…)」
キョン妹「また難しい顔してる…」
キョン「ん?大丈夫だ。心配すんな」ナデナデ
みくる「キョンく…美ちゃん……」
キョン「まあなんとかなるでしょ。やってみます」
みくる「いつものキョン美ちゃんですね…よかった。その時が来たら言ってください。出来うるかぎりのことはサポートします」
キョン「ありがとう」
古泉「今日は時期外れですが夜に肝試しをやりますので体力を残しておいてください」

キョン妹「肝試し!やったぁ!」
みくる「き、肝試しぃ…」
鶴屋「肝試しなんて小学生以来だなぁ…」
ハルヒ「…」
長門「…散歩に」
ハルヒ「え?あ、うん…」
キョン「チェスでもやろうぜ」
古泉「チェスですか?良いでしょう」
ハルヒ「(キョン美…)」
長門「…」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 03:12:39.34 ID:WzOSTz6cO


古泉「くじでペアを決めましょう」

長門古泉ペア
みくる鶴屋キョン妹ペア
ハルヒキョン美ペア

鶴屋「最初は私たちみたいだねぇ」
キョン妹「しゅっぱぁつ!」
鶴屋「おーっ!」
みくる「お、おー…」…………
古泉「戻ってきましたね…」
キョン妹「楽しかったぁ!ちょっぴり恐かったけど…」
鶴屋「あっはっはっ!みくる泣きすぎでしょ!あっはっはっはっ!」
みくる「すごく恐かったです……」グスッ
古泉「では長門さん…行きますか」
長門「…」
ザッザッザッ
長門「…変な行動はしないほうがいい」
古泉「キョンくんに頼まれたんです…捨て身の覚悟ですよ…」
長門「…無駄死にするだけ」
古泉「キョンくんを甘く見ない方がいいですよ」
長門「…そう」
ザッザッザッ
キョン「戻って来たみたいだな」
古泉「最後はキョン美ちゃんペアですね」
キョン「行くぞハルヒ」
ハルヒ「ええ」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 03:25:08.53 ID:WzOSTz6cO

ザッザッザッ
キョン「結構暗いな…」
ハルヒ「歩くの早いわよ!もっとゆっくり歩いてよね…」
キョン「すまんすまん…」
ハルヒ「ねぇ…キョン美…キャッ!」
ドンッ
サッ
キョン美「危なかった…大丈夫か?」
ハルヒ「…ありがとう(ドキドキ)」
キョン美「ハ、ハルヒ…(ドキドキドキドキ)俺、」
ヒュッ!
キョン「!」
ドドンッ!
キョン「うわぁっー!!??」
ハルヒ「だ、大丈夫!?」
キョン「(いつでも見張ってるって訳か…」
ザッザッザッ
みくる「そのケガは!?」
キョン「転んじまってな…いててっ…!」
キョン妹「ダイジョブ?」
キョン「何とかな…」
古泉「とりあえず別荘に戻りましょう!…」
別荘
古泉「…するといきなり空気の塊のようなものが…」
キョン「ああ…あんなの偶然で現れないし、風もあの時は吹いてなかったし…」
古泉「今日は早めにお風呂に入って寝たほうがいいですね」
キョン「そうするよ…」

寝室
キョン「(疲れてる筈なのに…寝れない…。)」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 03:39:54.65 ID:WzOSTz6cO

キョン「(客間のほうにでも行ってみるか…)」
ヒタヒタヒタ
キョン「(誰かいる)」
ハルヒ「…!キョン…」
キョン「ハルヒか……
ハルヒ「…ケガ大丈夫?」
キョン「まだ痛いな…肋骨が軋む」
ハルヒ「……」グスッ
キョン「ハルヒ!?」
ハルヒ「なんか勝手に涙が出てきちゃったのよ…」
キョン「ハルヒ…!」ギュッ
ハルヒ「え!?ちょ、ちょっと!?」
キョン「俺はお前が…!」
長門「…忠告はした」
キョン「長門…」

長門「…日本人が大好きな包丁で殺してあげる」
ハルヒ「有希!ちょっ」
長門「あなたは邪魔」
シュンゥゥン
キョン「(ハルヒが…消えた?)ハルヒをどうした!」
長門「別空間へ隔離した…私かあなた…どっちかが死ねば涼宮ハルヒを解放できる…」
キョン「!」
長門「…死ね」ヒュォン!
キョン「あんな切れ味すげぇ包丁があるはずねぇだろ…当たったら重症どころじゃないな…」
長門「…刺殺」
ヒュッ!
キョン「(くっ!速い!殺られる!)」

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 03:55:07.32 ID:WzOSTz6cO

>>121キョン美ってやるの忘れたwww

古泉「キョンくん!」
ズシュ…ズブブブ

古泉「ウぐァアアァアア!!」
キョン「古泉ぃい!」古泉「…後はたのみまし…」
長門「邪魔」
グシャッ グチャ

キョン「う!(吐くな!吐くな!吐いたら隙ができる!)」
長門「死に際の断末魔の顔は醜い…」
グチャグチャ
キョン「うぼぉあぉえ(古泉!古泉!)」ビチャビチャ

長門「次こそあなたの番…」
みくる「やぁああ!」キョン「朝比奈さん!来ちゃダメだ!」
長門「…うるさいやつ」
スパッ ブシュゥウゥ

みくる「あ…かっは…はっ…」
長門「邪魔」
スパッ ゴトッ

キョン「く、首、首をぉおぁあっ!」
長門「邪魔なゴキブリはいなくなった」
キョン「(殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される殺される)」

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 04:15:29.54 ID:WzOSTz6cO

キョン「…逃げられない」
長門「…さよなら」

古泉(キョンくん…君ならできますよ!信じてますよ…君が僕を信じたように)
みくる(キョンくん!私たちの仇をうってとは言わないわ…でも私も信じてる…キョンくん…)
キョン「(大切なことを忘れてたよ…古泉、朝比奈さん…)ああぁあぁああああっ!!!!!!来いよ!バケモノ!っ!」
長門「さよなら」
?「殺させない」
長門「!」
キョン「!」
?「もう好き勝手はさせない」
キョン「な、長門…?」
長門「遅くなってすまない…隔離空間と閉鎖空間…さらに時…」
キョン「とにかく…お前は本物の…長門なんだな?」
長門「…ええ」
キョン「…じゃあそいつはなんなんだ!?」
長門「私の姿を真似たエイリアン…」
キョン「…なんで!エイリアンが長門の姿になって俺たちの生活に入り込んでたんだ!?」
長門「…恐らく、涼宮ハルヒを操って世界を我が物にするため…こいつは自分と同性の者を引き付ける特有のホルモンを出せる…それによって涼宮ハルヒはナスガママの奴隷的存在になっていた…」
キョン「…要はハルヒがレズになったのは…」
長門「こいつのせい」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 04:31:30.94 ID:WzOSTz6cO

偽長門「まさか、こんなにも早く出てくるとは…」
長門「(呪文詠唱中)」
偽長門「は、速い…!」
長門「(呪文詠唱中)さよなら」
偽長門「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

長門「…」
キョン「やっと終わったか…サンキュ長門」
長門「…礼はいらない…」
シュウゥ
ハルヒ「あれ?ここはさっきの…あ…うあぁぁぁぁあ!!みくるちゃん!古泉くん!イヤァアアアアアァァァァッ!」
キョン「落ち着け!ハルヒ!」ギュッ
ハルヒ「イヤァアアアアアァァァァッ!みくるちゃん!古泉くん!みくるちゃん!古泉くん!…」
キョン「ハルヒ!ハルヒ!」バシィンッ
キョン「落ち着け…ハルヒ」ナデナデ
ハルヒ「キョン美…」
長門「彼らを生き返らせることが出来るかもしれない」
キョン「ホントか!」
長門「当初の目的を達成すれば、あるいは…」
キョン「(…よし!)ハルヒ…」
ハルヒ「こんなときにいうのも、あれかも知れんが…」

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 04:44:00.53 ID:WzOSTz6cO

偽長門「(長門も空間から出てくるので力をつかっちまっていたようだ…最期のイタチッペ……」ヒュッ

長門「!(体がうごかない!)逃げて!」

キョン「え?」ブスブス
ハルヒ「キョン美?…」

キョン「うぐぅああぁ!」
ハルヒ「いやぁ!キョン美いやぁ!死なないで!キョン美!」
キョン「ハルヒ…泣かないで聞いてくれ…俺は…お前が…好きだ…大好きだ…」
ハルヒ「!こんなときになにいって…」
キョン「…頼むから俺の眼をみて俺のこと…好きか嫌いか言ってくれ…」
ハルヒ「キョン美…」
キョン「ハルヒ…俺の目をみてくれ…頼むよ…ハルヒ目を見てくれ…」
ハルヒ「…わかった………」ボヤァ
ハルヒ「…?キョン?」
キョン「!…わ、解るのか!ハルヒ!俺が解るのか!?」
ハルヒ「うん…うん…解る!解るよぉ!…キョン!あなたは私が大好きなキョンよ!」
キョン「…ホントか?」
ハルヒ「ええ!私はあなたを愛してる!大好きよぉ!キョン!」
キョン「…俺も好きだ…ハルヒ」
ハルヒ「キョン!死なないでよぉ!お願いよ!死なないで…うぅうう…」ポロポロ

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 05:00:41.06 ID:WzOSTz6cO

キョン「…キスしてくれハルヒ…」
ハルヒ「もちろんよ!」チュッ
キョン「…じゃあなハルヒそろそろ…逝かなきゃ…」
ハルヒ「やだ!やだよぉ!キョン!死なないでよぉ!…死なないで」
キョン「……泣くなよ…こっちまで泣いちまうじゃねぇか…おれはお前の笑顔が見たいんだよ…」
ハルヒ「キョン……」
キョン「笑顔でいってらっしゃいっていってくれ…」
ハルヒ「…いってらっしゃい!キョン!」ニコッ

キョン「…愛してる…」
ハルヒ「キョン!?…イヤァアアアアアァァァァぁあああぁあああ!キョン!キョン!キョン!みんながいない世界なんて!キョンがいない世界なんて、イヤァアアアアアァァァァッ!」
ピカァアァアア
長門「…このひかりは…」

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2008/05/17(土) 05:05:44.51 ID:WzOSTz6cO

…………
……
ハルヒ「で、キョン話ってなによ」
キョン「あれ?俺…死んだんじゃ…」
ハルヒ「なにいってるのよ?馬鹿キョン!」キョン「…ハルヒ?ハルヒ!」ムギュウ
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!なによ!いきなり///」ドキドキ
キョン「ハルヒ!会いたかった!大好きだ!ハルヒ!俺はお前を愛してる!」
ハルヒ「ちょ、悪ふざけはやめなさ…んっむ!」チュ〜
キョン「…ハルヒ、大好きだ…」
ハルヒ「…キョン…私も大好きよ///…キョン!」チュッ
キョン「ハルヒ///」
ハルヒ「えへへ///…もう一回…」

チュ〜

ハルヒ「(キョン大好きだよ…)」

終わり


ここまで見てくれたひと感謝です

途中でグダグタになってしまってすんませんwww
今日の九時頃からまたなんか書くんで、良かったらみてください

ノシ



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